JP3905971B2 - レンジフードファン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はレンジフードファン、更に詳しくはグリスフィルタ交換の作業性の向上に寄与するレンジフードファンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、レンジフードファンは例えば実公昭63-15711号公報開示のように下面と前面を開放したフード体にその左右側板と背板とに亘って下板を略水平状に架設固定すると共に、その下板先部とフード体の天板先部に桟を取付け、その上下の桟にグリスフィルタを係脱可能に支持し、下板とグリスフィルタとで区画された区画空間にファン(多翼ファン)を有する送風機を設置し、フード体の前面を着脱可能な前板で覆った形態が主流を占めている。
このような形態の先行技術では油煙を含む燃焼ガスの捕捉空間がグリスフィルタと前板との間に制限されるフトコロが狭い構造のため、捕捉空間に向けて上昇する燃焼ガスはファンの吸引力で排気されるものの、下板に当たった燃焼ガスはその下板に沿ってフード体の左右側板を越えて室内に溢出し、排気効率が悪い。
そこで、特許登録第2502027号公報等のようにグリスフィルタを備えた送風機ユニットをフード体に着脱可能に取付けた技術が提案されている。
この先行技術では、送風機ユニット回りに広いフトコロが確保できることから、排気効率の向上を期待できると共に、設置現場で送風機とグリスフィルタとを個別に取付支持する必要がないことから、設置現場での据付施工が容易で、設置後の保守性の向上にも寄与することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような送風機ユニット据付式の場合、送風機を保守点検するに際し、送風機ユニットごとに取り外すことが必要となるが、送風機ユニットは鉄製のファン、ファンケーシング、モータ等で比較的重量化するため、高所での作業であることも相俟ってその作業が危険且つ面倒である。
そして、送風機カバーを清掃するに際し、グリスフィルタが抜き差し可能であるにしても、同カバーから送風機を外さなければ送風機カバーの内部が隅々まで洗浄できず、前作業が非常に面倒である。
また、レンジフードファンの送風機は、ファンケーシングの胴部の湾曲側を前板側に向けた状態で縦型にしてフード体の天板に開口した接続口にその吐出口を取り合わせて設置するのが一般的である。
そして、接続口に屋外に連絡する接続ダクトに接続して、グリスフィルタで油脂分を吸着除去したクリーンな空気を屋外に放出する。
ところで、接続口は排気ダクトとの接続作業や基端に形成されている鍔部の影響で、設置壁から50mm程度離間して据付られ、結果としてファンケーシングの胴部とフード体の背板との間にもそれと同様な50mm程度の空間が残置される現実がある。
【0004】
本発明は、従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は送風機カバーのみを送風機とは個別に外して清掃できるレンジフードファンを提供することにある。
他の目的とする処は、送風機カバーが軽量で、しかも隅々まで簡単に清掃できるレンジフードファンを提供することにある。
更に他の目的とする処は、前記ファンケーシングとフード体の背板との空間を収容部として有効利用するレンジフードファンを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じる技術的手段は、請求項1は、前方開放部が係脱可能な前板で被蓋されるフード体内に、両面吸込式の送風機を設け、前記送風機は、ファンケーシングの湾曲側を、前記前板側に向けた状態で縦型にして前記フード体内に設置され、かつ、左右一対のグリスフィルタを支承するとともに前記フード体内に着脱可能に取り付けられる送風機カバーでカバーされてなり、前記送風機カバーは、下面板部と、この下面板部から起設される前面板部と、を有するL形状を呈し、かつ、前記下面板部と前記前面板部との左右の開放縁には前記左右一対のグリスフィルタをそれぞれ支承させるための抜き差し桟を形成し、前記左右一対のグリスフィルタは、前記左右の抜き差し桟に前縁と下縁とをそれぞれ支承させるとともに、残置する2縁を前記フード体の天板、背板に当接状にしていることを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の前記送風機カバーは、前記前面板部を前記フード体の上縁に、また、前記下面板部を前記送風機の前記ファンケーシングの最下端よりの前記フード体の背板寄りの位置に設けたランプボックスに各々着脱可能に取着し、かつ、前記下面板部にその投光窓を設けていることを特徴とする。
請求項3は、請求項1または請求項2に記載の前記送風機の前記ファンケーシングの最下位に、油脂分の落下孔を開孔し、前記下面板部を前記フード体の背板方向に向けて下向きに傾斜させ、その傾斜端に油孔を開孔すると共に、その油孔と対応してその直下にオイルパックを設けていることを特徴とする。
請求項4は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の前記フード体の背板と前記ファンケーシングの胴部後部とを送風機用の縦向きな2条の支持脚を介して取着すると共に、前記ランプボックスで前記支持脚間の下方開放部を閉塞して前記ファンケーシング、前記支持脚、前記ランプボックスとでスペースを区画していることを特徴とする。
請求項5は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の前記フード体における前記送風機と相対する所望範囲の前記天板部分と前記背板部分とを連続する内側構成板を積層した積層補強構造に構成し、その内側構成板を、前記支持脚の取付部及び前記ファンケーシングの吐出口部分の係脱部としていることを特徴とする。
【0006】
上記技術的手段によれば下記の作用を奏する。
(請求項1)本レンジフードファンは、送風機カバーのみを送風機とは別個に取り外す。そして、その送風機カバーがL形状故、軽量であり、また外した後オープンスペースを利用して清掃可能にする。
(請求項2)本レンジフードファンは、その送風機カバーの取り外しがランプボックスと、フード体の上縁との2か所の操作で行える。
(請求項3)本レンジフードファンは、送風機内に溜まる油脂分をファンケーシングの落下孔から送風機カバーの下面板部に落下させ、その傾斜状の下面板部からオイルパックに流し込む。
(請求項4)本レンジフードファンは、2条の支持脚と、ファンケーシングと、ランプボックスでスペースを区画し、そのスペースを利用して送風機におけるファンモータの電装品や配線ボックス等を収容する。
(請求項5)本レンジフードファンは、フード体の天板部分、背板部分を積層補強構造とし、その積層補強構造でもって送風機と送風機カバーを支持する。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図9は本レンジフードファンの一実施の形態を示している。符号Aはそのレンジフードファンである。
【0008】
このレンジフードファンAは、天板11、背板21、左右側板31、41からなる前方及び下方を開放したフード体1と、その前方開放部を掛脱可能に被蓋する前板2と、フード体1に設置される送風機3と、その送風機カバー4と、グリスフィルタ5と、オイルパック6とを備えている。
【0009】
フード体1は、送風機3と相対する所望範囲の天板11部分と背板21部分とを内側構成板51を積層する積層補強構造に構成してある。
【0010】
内側構成板51の内、フード体1の背板21に積層する下側構成板51’は、図4に示すように両側縁の折曲した取付フランジ51a、51a間の主板部51bにおけるファンケーシング13と相対する部分に凹部51cを凹設してその凹部51c回りの主板部51b部分をフード体1の背板21から僅かながら離間させた凹凸状の補強形態になっており、取付フランジ51a、51aを同背板21にスポット溶接等の適宜手段で固着させてある。
また、内側構成板51の内、フード体1の天板11に積層する上側構成板51”は、図4に示すように天板11に開口した排気ダクト100 との接続口101 と相対する部分を開口すると共に、両側縁に起立縁51d、51dを起設し、所望部分をフード体1の天板11から僅かながら離間させた凹凸状の補強形態になっており、所望箇所を同天板11にスポット溶接等の適宜手段で固着させてある。
【0011】
送風機3は、ファンケーシング13の胴部13aの湾曲側を前板2側に向けた状態で縦型にしてフード体1の天板11に開口した接続口101 に前記開口を介してその吐出口13bを合わせた状態で設置されている。
【0012】
この送風機3は、両面吸込式であり、ファンケーシング13における片方の吸気口13cにモータ支持台を架設し、そのモータ支持台にファンモータ23を支持し、ファンケーシング13内の多翼ファン33をそのファンモータ23で駆動回転させるようになっている。
【0013】
また、送風機3の設置は、図5、図6に示すように前記下側構成板51’に縦向きな2条の支持脚7、7を間隔をおいてネジ止めし、その支持脚7、7間の前方開放部を閉塞するようにファンケーシング13を固定すると共に、ファンケーシング13の吐出口13bに周設した鍔部13b’の係止孔13b”を前記上側構成板51”に設けた引っ掛け部(係脱部)8に係脱可能に係止して行われている。
本実施の形態では2条の支持脚7、7をファンケーシング13に固定し、その支持脚7、7を下側構成板51’に取付ける場合を示している。
【0014】
前記2条の支持脚7、7の下方開放部は、ファンケーシング13の最下端よりも背板21寄りの位置に取付けたランプボックス9で閉塞している。
このランプボックス9は本実施の形態では前記支持脚7、7に取付けられている。
【0015】
これにより、2条の支持脚7、7間はファンケーシング13、ランプボックス9とで塞がれて、排気ダクト100 との接続作業のためにファンケーシング13が設置壁Bから50mm程度離間することを要因とするスペース10を図1に示すように区画することになり、そのスペース10を収容部としてファンモータ23のコンデンサ等の電装品200 を収容する。
【0016】
また、ファンケーシング13には、最下位位置、即ちランプボックス9の僅か前方位置に図7に示すように油脂分の落下孔13dを開孔している。
【0017】
送風機カバー4は、フード体1の背板21に向けて下向き傾斜状になっている下面板部14と、前面板部24とを有するL形状を呈している。
【0018】
また、この送風機カバー4の下面板部14は、図3、図5に示すように4縁から側板部14aを起設した上方を開放する薄箱状を呈してなり、その背板側の側板部14aの先端を図示するように台形部14a’とし、その台形部14a’を前記下側構成板51’下端の台形部51’-1の裏面側に差し込み係合することによって位置決めされるようにすると共に、図1に示すように前記ランプボックス9と相対する部分に上方に向けて凹窪部14bを凹設し、その底部にランプボックス9の投光口19と連通する投光窓14cを開口し、下端部に油孔14eを開孔している。
更に、この下面板部14には、図示しないが前記落下孔13dと相対する位置から前記油孔14eに至るまでオイルラインを凹設形成している。
【0019】
この送風機カバー4の前面板部24は、前記下面板部14の前板側の側板部14aと一体的にしてあり、その両側縁から起設した左右側板部24a、24aの先端に前記起立縁51d、51dに台形状をもって凹設形成している切欠部51d’、51d’に係合して先端部が起立縁51d、51d内面に係止する突片24a’、24a’を突設させてある(図3乃至図6参照)。
【0020】
また、送風機カバー4の前記下面板部14の左右側板部24a、24a縁内側と前面板部24の左右の側板部14a、14a縁内側には図3に示すようにグリスフィルタ5の前縁と下縁とを支承する抜き差し桟34、34が形成されている。
【0021】
そして、この送風機カバー4は、図1、図5、図8に示すように前面板部24の上縁をフード体1における天板11前端の折曲フランジ11aにネジで取着すると共に、前記下側板部14の投光窓14c縁をランプボックス9にネジで取着するようになっている。
抜き差し桟34、34は、前記のように送風機カバー4を取着した時、グリスフィルタ5を微移動可能に支承するクリアランスを残置するように形成され、そのクリアランスを利用して微移動させることによってグリスフィルタ5の上縁は前記起立縁51d、51dに当接し、また同後縁は前記取付フランジ51a、51aに当接するようになり、逆に抜き差し桟34、34のクリアランスを使用して前後左右に移動させることによってグリスフィルタ5を外すことができる。
【0022】
符号6はフード体1の背板21下端部分に係脱可能に引っ掛けたオイルパックであり、前記油孔14eから落下する油脂分を受水する。
また、符号29は前記凹窪部14bに嵌着する投光体であり、前記投光窓14c縁に着脱可能にネジ止めされており、符号13eは送風機カバー4の下面板部14の傾斜端に設けた凹部であり、その底に油孔14eを開孔している。
【0023】
また、本実施の形態では、そのフード体1の下縁に折曲形成した油受け61のコーナーを補強する平面視L形の補強ピース71であり、この補強ピース71の圧入と、前記積層補強構造でフード体1の剛性を高めている。
【0024】
以上の構成になっているレンジフードファンは、左右一対のグリスフィルタ5、5で廃ガスの含まれる油脂分を吸着除去し、排気ダクト100 から浄化された廃ガスを屋外に放出する。
そして、定期的にグリスフィルタ5、5を清掃する時にはグリスフィルタ5、5のみを抜き差し桟34、34から外して行う。
また、送風機カバー4を清掃する時にはその送風機カバー4の取着を下側から解いて行う。
送風機カバー4は外した時には、L形の形状性故にオープンスペースを利用して簡単に付着する油脂分を洗浄することができる。
更に、ファンケーシング13、支持脚7、7、ランプボックス9で区画されたスペース10を利用してファンモータ23の電装品200 が収容される。
【0025】
尚、本発明は支持脚を内部中空状とし、その中をファンモータの電装品を収容したり、支持脚を前方のみを開放した箱状とし、ファンケーシングでその前方開放部を閉塞してスペース(収容部)を区画することを包含するものである。
尚、本発明において、ファンケーシング13、支持脚7、7、ランプボックス9で区画されたスペース(収容部)10はグリスフィルタ5で油脂分が吸着除去された廃ガスがファンケーシング13の吸気口13cから速やかに吸引されるをもって送風機カバー4内の流通する廃ガスと接触することが少ない。そのため、図1でも明らかなように上方開放部を完全に閉塞してはいない。無論、そのスペース10が完全に送風機カバー4内と隔絶するようにその上方開放部を付設する支持脚7で完全に閉塞しても良いものである。
【0026】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したので、下記の利点がある。
(請求項1)グリスフィルタを有する送風機カバーのみが送風機とは別個に取り外せるから、重量化する送風機ユニットをわざわざ外さずとも、送風機カバーを外してから、送風機を外すことができるから、清掃や保守点検等のために高所で行う着脱作業が安全であるばかりでなく、その作業性が向上する。
その上、送風機カバーがL形を呈し、その送風機カバーとフード体の天板、背板とでグリスフィルタを支承する構造であり、グリスフィルタを抜き、送風機カバーを外せば、自ずと送風機カバーは両サイドと共に上方が開放するから、そのオープンスペースを利用して楽に清掃することができる。
しかも、L形の形状性で軽量であり、着脱作業がより安全である。
(請求項2)しかも、送風機カバーの下面板部側の取着箇所をファンケーシングの下端側に設けたランプボックスにしているから、送風機カバーの着脱も作業性の良いものとなる。
(請求項3)その上、送風機内に溜まる油脂分は、ファンケーシングの落下孔から送風機カバーの下面板部に落下して、その傾斜状の下面板部からオイルパックに流れ込むようになるから、送風機の清掃忘れで油脂分が停滞して引火延焼するような危険性を完全に回避できる。
(請求項4)また、2条の支持脚と、フード体の背板、天板、ランプボックスで区画されるスペースを利用して送風機におけるファンモータの電装品や従来フード体内に露出していた配線ボックス等を収容するようにしたから、本来ならばデッドスペースとして残存する部分を収容部として有効利用することができる。
(請求項5)その上、フード体の積層補強構造とした天板部分、背板部分を送風機と送風機カバーの支持部としたから、フード体の耐久性、耐変形性を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態レンジフードファンの側面図で一部切欠して示す。
【図2】図1の(A)−(A)線断面図。
【図3】送風機カバーの斜視図。
【図4】送風機の取付状態を示す斜視図。
【図5】送風機カバーの取付状態を示す斜視図。
【図6】送風機の背後方向からの斜視図。
【図7】要部の拡大断面図。
【図8】レンジフードファンの斜視図で一部切欠して示す。
【図9】図1の(B)−(B)線拡大断面図。
【符号の説明】
1 :フード体 3 :送風機
5 :グリスフィルタ 4 :送風機カバー
14 :下面板部 24 :前面板部
34 :抜き差し桟 11 :フード体の天板
21 :フード体の背板 9 :ランプボックス
14c:投光窓 13d:落下孔
14e:油孔 6 :オイルパック
7 :支持脚 13 :ファンケーシング
10 :スペース 23 :ファンモータ
200 :電装品 51 :内側構成板
13b:吐出口 8 :係脱部(引っ掛け部)
2 :前板

Claims (5)

  1. 前方開放部が係脱可能な前板(2)で被蓋されるフード体(1)内に、両面吸込式の送風機(3)を設け、
    前記送風機(3)は、ファンケーシング(13)の胴部(13a)の湾曲側を、前記前板(2)側に向けた状態で縦型にして前記フード体(1)内に設置され、かつ、左右一対のグリスフィルタ(5、5)を支承するとともに前記フード体(1)内に着脱可能に取り付けられる送風機カバー(4)でカバーされてなり、
    前記送風機カバー(4)は、下面板部(14)と、この下面板部(14)から起設される前面板部(24)と、を有するL形状を呈し、かつ、前記下面板部(14)と前記前面板部(24)との左右の開放縁には、前記左右一対のグリスフィルタ(5、5)をそれぞれ支承させるための抜き差し桟(34、34)を形成し、
    前記左右一対のグリスフィルタ(5、5)は、前記左右の抜き差し桟(34、34)に前縁と下縁とをそれぞれ支承させるとともに、残置する2縁を前記フード体(1)の天板(11)、背板(21)に当接状にしていることを特徴とするレンジフードファン。
  2. 前記送風機カバー(4)は、前記前面板部(24)を前記フード体(1)の上縁に、また、前記下面板部(14)を前記送風機(3)の前記ファンケーシング(13)の最下端よりの前記フード体(1)の背板(21)寄りの位置に設けたランプボックス(9)に各々着脱可能に取着し、かつ、前記下面板部(14)にその投光窓(14c)を設けていることを特徴とする請求項1記載のレンジフードファン。
  3. 前記送風機(3)の前記ファンケーシング(13)の最下位に、油脂分の落下孔(13d)を開孔し、前記下面板部(14)を前記フード体(1)の背板(21)方向に向けて下向きに傾斜させ、その傾斜端に油孔(14e)を開孔すると共に、その油孔(14e)と対応してその直下にオイルパック(6)を設けていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレンジフードファン。
  4. 前記フード体(1)の背板(21)と前記ファンケーシング(13)の胴部(13a)後部とを送風機用の縦向きな2条の支持脚(7、7)を介して取着すると共に、前記ランプボックス(9)で前記支持脚(7、7)間の下方開放部を閉塞して前記ファンケーシング(13)、前記支持脚(7、7)、前記ランプボックス(9)とでスペースを区画していることを特徴とする請求項1から請求項3いずれか1項に記載のレンジフードファン。
  5. 前記フード体(1)における前記送風機(3)と相対する所望範囲の前記天板(11)部分と前記背板(21)部分とを連続する内側構成板(51)を積層した積層補強構造に構成し、その内側構成板(51)を、前記支持脚(7、7)の取付部及び前記ファンケーシング(13)の吐出口(13b)部分の係脱部としていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のレンジフードファン。
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