JP3900351B2 - 差圧測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、予荷重ダイアフラムが搭載された差圧測定装置における本体ボディのバックアップ面の構造に関するものである。また、本発明は、予荷重ダイアフラムが搭載された差圧測定装置に関するものである。
差圧測定装置に関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
実開昭60−181642号(第2−5頁、第1図) 図9は、このような、従来より一般に使用されている従来例の構成説明図である。
図において、1は本体ボディで、円柱状の首部1Aと、首部1Aの端部外周縁部1Cにおいて溶接接続されたブロック状の受圧部1Bとよりなる。首部1Aと受圧部1Bとは、この場合は、ステンレス材よりなる。
本体ボディ1の両側に、高圧側カバーフランジ2、低圧側カバーフランジ3が溶接等によって固定されており、両カバーフランジ2,3には測定せんとする高圧側圧力PH の高圧流体の導入口4、低圧側圧力PL の低圧流体の導入口5が設けられている。
本体ボディ1内に圧力測定室6が形成されており、この圧力測定室6内にセンタダイアフラム7とシリコンダイアフラム8が設けられている。
センタダイアフラム7とシリコンダイアフラム8は、それぞれ別個に圧力測定室6の壁に固定されており、センタダイアフラム7とシリコンダイアフラム8の両者でもって圧力測定室6を2分している。
センタダイアフラム7と対向する圧力測定室6の壁には、バックプレ―ト6A,6Bが形成されている。センタダイアフラム7は周縁部を本体ボディ1に溶接されている。
シリコンダイアフラム8は全体が単結晶のシリコン基板から形成されている。
シリコン基板の一方の面にボロン等の不純物を選択拡散して4っのストレインゲ―ジ80を形成し、他方の面を機械加工、エッチングし、全体が凹形のダイアフラム8を形成する。
4っのストレインゲ―ジ80は、シリコンダイアフラム8が差圧ΔPを受けてたわむ時、2つが引張り、2つが圧縮を受けるようになっており、これらがホイ―トストン・ブリッジ回路に接続され、抵抗変化が差圧ΔPの変化として検出される。
シリコンダイアフラム8は、首部1Aを2個のセンサ室81,82に分ける。
支持体9の圧力測定室6側端面に、低融点ガラス接続等の方法でシリコンダイアフラム8が接着固定されている。
本体ボディ1と高圧側カバーフランジ2、および低圧側カバーフランジ3との間に、圧力導入室10,11が形成されている。
この圧力導入室10,11内に高圧側,低圧側シールダイアフラム12,13を設け、このシールダイアフラム12,13と対向する本体ボディ1の壁にシールダイアフラム12,13と類似の形状のバックプレ―ト10A,11Aが形成されている。
シールダイアフラム12,13と高圧側,低圧側バックプレ―ト10A,11Aとにより、高圧側,低圧側シールダイアフラム室12A,13Aが構成される。
シールダイアフラム12,13は、受圧部1Bに、シールリング121,131により周縁部が溶接されている。
この場合は、シールダイアフラム12,13と、シールリング121,131とはステンレス材よりなる。
シールダイアフラム室12A,13Aと圧力測定室6とは、連通孔14,15を介して導通されている。
そして、シールダイアフラム室12A,13Aにシリコンオイル等の封入液101,102が満たされ、この封入液101,102が高圧側,低圧側伝導穴16,17を介してシリコンダイアフラム8の上下面にまで至っている。
封入液101,102は、センタダイアフラム7とシリコンダイアフラム8とによって2分されているが、その量が、ほぼ均等になるように配慮されている。
以上の構成において、高圧側から圧力が作用した場合、高圧側シールダイアフラム12に作用する圧力が封入液101によってシリコンダイアフラム8に伝達される。
一方、低圧側から圧力が作用した場合、低圧側シールダイアフラム13に作用する圧力が封入液102によってシリコンダイアフラム8に伝達される。
この結果、高圧側と低圧側との圧力差に応じてシリコンダイアフラム8が歪み、この歪み量がストレインゲ―ジ80によって電気的に取出され、差圧の測定が行なわれる。
図9従来例における差圧測定装置に採用されているセンタダイアフラム7の特性指標として、ダイアフラムの圧力“P”に対する排除容積“ΔV”の特性を示す“f(φ)”が用いられている。
この特性としては、測定圧力範囲では可能な限り一様な傾斜を持つ直線関係が求められる。
このような理想な特性を有するセンタダイアフラム7を採用した差圧計は、センサからの信号もプロセス圧力に比例した出力を得ることが可能となり、増幅部での信号変換及びCPUでの補正演算も高次式の高次項を省略しても測定誤差を極力小さくすることが可能になる。
即ち、従来から採用されている3枚ダイアフラム方式、即ち、プロセス側に接する高/低圧側シールダイアフラム12,13が2枚、センタダイアフラム7が1枚の合計3枚からなる差圧測定装置は、プロセス圧力によってセンタダイアフラム7は両側に移動する構造になっている。
この結果、両側に移動する広い範囲で、一様な直線特性“f(φ)”を求められる必要がある。
これらの特性を得るためには、センタダイアフラム7の外径を大きくする、又はセンタダイアフラム7の板厚を薄くする解決策が有効である。
しかし、板厚を薄くすると発生応力が大きくなるため、主に、センタダイアフラム7の外径を大きくする方向で解決されている。
ところで、この3枚ダイアフラム方式を備えた差圧測定装置は、高圧側あるいは低圧側のシールダイアフラム12,13に過大圧が印加されたときに、印加された側のシールダイアフラムが本体ボディ1に密着する。
これにより、封入液101,102の移動が無くなり、センサ80への圧力伝達が無くなり、過大圧がセンサ80に伝わらない構造となっている。
しかしながら、従来技術で説明した3枚ダイアフラム方式のセンタダイアフラム7を、あらかじめ、予荷重を加えた予荷重方式のセンタダイアフラムとして採用すると、センタダイアフラム7の発生応力が高くなり、強度的に強い材料を採用しなければならないという問題があった。
また、ダイアフラムとして成形するためには材料自身に延性が必要であるが、差圧測定装置に採用するセンタダイアフラム7の発生応力が高くなると、センタダイアフラム7自身が延性のない強い材料が必須の要件になってしまう。
以上のことから従来技術のセンタダイアフラム7では、強度的に強い材料は硬く、且つ、延びもないことから、センタダイアフラム7として成形することが困難となり、これら相反する問題を解決することは難しい。
従って、センタダイアフラムの波形形状を改善し、小さな応力でも大きな排除容積、即ち、センタダイアフラムの初期状態時と圧力印加状態時の移動体積とを比較した容積が大きくなるような形状にする必要がある。
この問題を解決するものとして、図10は、本願出願人の先願に係わる出願の構成説明図で、特願2002−278621、平成14年9月25日出願、発明の名称「差圧測定装置」に示されている。
図11は図10の部品説明図、図12は図10の動作説明図、図13は図10の組立説明図である。
図において、21は、高圧側シールダイアフラム室12Aの高圧側バックプレート10Aの面を覆って設けられ,高圧側バックプレート10Aの面と低圧側過大圧室22を構成する高圧側予荷重ダイアフラムである。
そして、に示す如く、高圧側予荷重ダイアフラム21は、予め所定の凸形形状に形成され、この凸側が、バックプレート面10Aに接して、所定の押圧力でバックプレート面10Aに押圧取付けられる。
23は、本体ボディ1に設けられ、一端が低圧側過大圧室22に連通され、他端が低圧側伝導穴17に連通される低圧側過大圧伝導穴である。
この場合は、低圧側過大圧伝導穴23の一端は、高圧側予荷重ダイアフラム21の中心に対向した位置に設けられている。
なお、高圧側伝導穴16は、高圧側予荷重ダイアフラム21の外周端の外側位置で、高圧側シールダイアフラム室12Aに連通されている。
24は、低圧側シールダイアフラム室13の低圧側バックプレート11Aの面を覆って設けられ,低圧側バックプレート11Aの面と高圧側過大圧室25を構成する低圧側予荷重ダイアフラムである。
そして、図11に示す如く、予め所定の凸形形状に形成され、この凸側がバックプレート11Aの面に接して所定の押圧力でバックプレート11Aの面に押圧取付けられる。
26は、本体ボディ1に設けられ、一端が高圧側過大圧室25に連通され、他端が高圧側伝導穴16に連通される高圧側過大圧伝導穴である。
この場合は、高圧側過大圧伝導穴26の一端は、低圧側予荷重ダイアフラム24の中心に対向した位置に設けられている。
なお、低圧側伝導穴17は、低圧側予荷重ダイアフラム24の外周端の外側位置で、低圧側シールダイアフラム室13Aに連通されている。
高圧側,低圧側予荷重ダイアフラム21,24は、図11に示す如く、円盤形状に形成され、中央部分に設けられたセンター平坦部21A,24Aと、センター平坦部21A,24Aの周囲を囲んで外側に設けられた波部21B,24Bと、波部21B,24Bの周囲を囲んで外側に設けられたアウター平坦部21C,24Cとを有し、全体として予め所定の凸形形状に形成されている。
そして、この凸側が、図11に示す如く、バックプレート10A,11Aの面に接して,所定の押圧力で、バックプレート10A,11Aの面に押圧取付けられている。
押圧取付け前の高圧側,低圧側予荷重ダイアフラム21,24を点線で示す。
なお、この波部21B,24Bは、実施例においては2個であるが、1個でもよく、または2個以上でもよい。
以上の構成において、高圧側,低圧側予荷重ダイアフラム21,24は、過大圧が印加されて初めて動作するダイアフラムであり、過大圧以下では、常に本体ボディ1に密着するよう組立てられている。
即ち、予荷重ダイアフラム21,24は、初期状態からみると、常に片側にのみ動作するダイアフラムである。
よって、予荷重ダイアフラム21,24は、片側のみで、小さな圧力で大きな排除容積を得られるダイアフラムであれば良い。
予荷重ダイアフラム21,24においては、バックプレート10A,11Aに密着する側の面が、予め所定の凸形形状に形成されているので、高圧側,低圧側過大圧伝導穴23,26からのプラス側圧力(+P)に対し、通常のダイアフラムと比較して、低い圧力で大きな排除容積(初期状態時と圧力印加状態時の移動体積)を得ることが可能となる。
また、マイナス側圧力(−P)に対しては通常のダイアフラムと比較して、大きな排除容積を得ることができないが、予荷重ダイアフラム21,24では使用しない領域のため問題にはならない。
これは、図12に示すように、予荷重ダイアフラムと通常のダイアフラムとの関係を圧力と排除容積との関係を示す“f(φ)”と“通常f(φ)”とで示せば、圧力を加える(+P)と、圧力ポイントC点を超えるとC点以下の特性よりも、単位圧力に対して大きな排除容積が得られる特性となる。
即ち、圧力ポイントC点以上の過大圧圧力が印加されると、予荷重ダイアフラム21,24は、急激に変形して、過大圧圧力が吸収されることになる。
なお、差圧測定装置の使用する圧力レンジに対応して、過大圧に対して動作する圧力ポイントC点は任意に設定できる必要がある。
このためには、予荷重ダイアフラム21,24の板厚を変化させ、発生応力を緩和する手法が用いられるが、予荷重ダイアフラム21,24の凸形形状は圧力ポイントC点が変化しても、C点での形状は常に凸形形状になるよう成形する。
この結果、図12に示す特性を得ることができる。
ここで、図12において、αは予荷重範囲、βは予荷重ダイアフラム方式動作範囲、γは3枚ダイアフラム方式正常動作範囲を示す。
この結果、
(1)予め所定の凸形形状に形成されている予荷重ダイアフラム21,24が使用されたので、低圧でも排除容積を大きくとることができるため、予荷重ダイアフラム21,24自体を小さく設計することが可能となる。
また、材質を高強度の材料にする必要もなくなり、製造工程を簡約でき、製造コストのコストダウンを図ることができる差圧測定装置が得られる。
(2)予荷重ダイアフラム21,24と本体ボディ1との接合には、通常、溶接等が用いられる。
凸形状を成している予荷重ダイアフラム21,24の外周部分に取付平坦部21C,24Cが設けられたので、溶接時等の固定、位置決めが容易となり、均一且つ強固な溶接等の固定が可能となる差圧測定装置が得られる。
(3)ダイアフラムは、その形状により、同じ圧力が加わった場合でも、最大応力の発生部分が異なるため、溶接部など構造的に弱い部分に最大応力が発生しないように設計する必要がある。
予荷重ダイアフラム21,24に少なくとも1つの波形状21C,24Cを設けることにより、構造的に強い部分に最大応力を発生させるとともに、応力集中を避け、発生応力を分散させることが可能となる。
よって、繰り返し発生する応力に対し、信頼性が高い差圧測定装置が得られる。
また、波形状21C,24Cを有することにより、封入液の流動性が良好となるため、応答の良い差圧測定装置が得られる。
(4)予荷重ダイアフラム21,24が、バックプレート面10A,11Aに押圧取付けられた後もなお凸形形状を有するようにしたので、凸形形状に成形された予荷重ダイアフラム21,24の特性は、傾きが緩やかな状態から、一旦傾きが大きくなり、その後再び傾きが緩やかになる特性を示す。
この傾きが大きくなる点、すなわち予荷重ポイントは、凸形形状の予荷重ダイアフラムが凸形形状を保持した状態で存在する。
したがって、バックプレート面に押圧取付けられた後も凸形形状を有することで、排除容積が急激に大となる点が存在し、過大圧保護に優れた差圧測定装置が得られる。
即ち、差圧測定装置に用いられる予荷重ダイアフラムは、予め、差圧測定装置の各レンジで、個別に設定された設定圧力値に対応した予荷重ダイアフラム形状に近似した形状に加工したバックプレート面に、予荷重ダイアフラムを押し付けて溶接する。
予荷重ダイアフラムは、バックプレート面に密着した状態で使用される。
このように製作された予荷重ダイアフラムは、設定圧力値を超えない範囲で圧力が印加された場合には変形せず、設定値を超える圧力(過大な圧力)が印加された場合のみ変形する。
このような構造は、設定圧力値を超えない範囲での使用に際し、封入液の移動が無いことから、良好な応答性を得ることができる。
一方、過大な圧力が印加された場合には、ダイアフラムが変形(弾性域)し、排除容積を増すことでセンサの破損を防止することが出来る。
このような特長を有する予荷重ダイアフラムを、差圧測定装置に適用する際には、予荷重ダイアフラムをバックプレート面に密着させて使用する。
予荷重ダイアフラムは成形・トリミング・熱処理工程を経て製作されるが、予荷重ダイアフラムは波形状を成しているため、形状のばらつきは避けられない。
予荷重ダイアフラム形状やバックプレート面形状に僅かなばらつきがあれば、予荷重ダイアフラムの全面をバックプレート面に密着させることは困難であり、一部の密着部を除き、予荷重ダイアフラムがバックプレート面から浮き上がってしまう。
このような不完全な密着状態においては、前述の設定圧力値を超えない範囲での使用であっても予荷重ダイアフラムが変形を開始する、あるいは設定圧力値を超える圧力に至っても変形を開始しないという事態になる。
予荷重ダイアフラムが設定圧力値以下の圧力で変形を開始すると、予荷重ダイアフラムの特長の一つである応答の速さが失われる。
一方、予荷重ダイアフラムが設定圧力値を超える圧力に至るまで変形を開始しければ、過大圧保護の効果が薄れてしまう。
このように、不完全な密着状態は、予荷重ダイアフラムの特長を生かすことができなくなる。
また、バックプレート面に予荷重ダイアフラムを溶接固定する溶接工程においては、予荷重ダイアフラムが設定圧力値にて変形を開始するように、予荷重ダイアフラムを成形後の自然形状から、設定圧力値に対応した形状まで強制的に変形させて、溶接する必要があり、この点でも、予荷重ダイアフラムとバックプレート面とを密着させることを難しくしている。
本発明の目的は、上記の課題を解決するもので、予荷重ダイアフラムの形状のばらつき、溶接時の変形過程の影響を受けず、予荷重ダイアフラムが設定圧力値にて変形を開始するようなバックプレート面の形状を実現することを目的とする。
このような課題を達成するために、本発明は、以下のことを特徴とする。
(1)高圧側シールダイアフラム室の高圧側バックプレート面を覆って設けられ、前記高圧側バックプレートの面と低圧側過大圧室を構成し、所定の押圧力で前記高圧側バックプレート面に押圧取付けられ、過大圧が印加されて初めて動作する凸形形状の高圧側予荷重ダイアフラムと、低圧側シールダイアフラム室の低圧側バックプレート面を覆って設けられ、前記低圧側バックプレートの面と高圧側過大圧室を構成し、所定の押圧力で前記低圧側バックプレート面に押圧取付けられ、過大圧が印加されて初めて動作する凸形形状の低圧側予荷重ダイアフラムと、前記高圧側予荷重ダイアフラムの外周端の外側位置で、前記高圧側シールダイアフラム室に連通される高圧側伝導穴と、一端が前記高圧側過大圧室に連通され、他端が前記高圧側伝導穴に連通される高圧側過大圧伝導穴と、前記低圧側予荷重ダイアフラムの外周端の外側位置で、前記低圧側シールダイアフラム室に連通される低圧側伝導穴と、一端が前記低圧側過大圧室に連通され、他端が前記低圧側伝導穴に連通される低圧側過大圧伝導穴と、前記高圧側バックプレート面と、前記低圧側バックプレート面、前記高圧側伝導穴と、前記高圧側過大圧伝導穴と、前記低圧側伝導穴と、前記低圧側過大圧伝導穴とを有する本体ボディとを具備し、前記高圧側バックプレート面は、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部に接する凸部と、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凹部に対向し隙間が設けられた凹部とを具備し、前記低圧側バックプレート面は、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部に接する凸部と、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凹部に対向し隙間が設けられた凹部とを具備したことを特徴とする差圧測定装置。
(2)前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部の曲率半径より、対応する前記高圧側バックプレート面の凸部の曲率半径が小さく、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部の曲率半径より、対応する前記低圧側バックプレート面の凸部の曲率半径が小さいことを特徴とする(1)記載の差圧測定装置。
(3)前記高圧側バックプレート面は、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し隙間が設けられた最外凹部を具備し、前記低圧側バックプレート面は、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し隙間が設けられた最外凹部を具備したことを特徴とする(1)記載の差圧測定装置。
(4)前記高圧側バックプレート面は、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の高低差が小さい箇所に対応し、隙間が設けられた凹部を具備し、前記低圧側バックプレート面は、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の高低差が小さい箇所に対応し、隙間が設けられた凹部を具備したことを特徴とする(1)記載の差圧測定装置。
(5)前記高圧側バックプレート面は、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し、この最外凹部から最外斜面にかけての隙間が設けられた最外凹部を具備し、 前記低圧側バックプレート面は、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し、この最外凹部から最外斜面にかけての隙間が設けられた最外凹部を具備したことを特徴とする(1)記載の差圧測定装置。
(6)前記高圧側予荷重ダイアフラムと、前記高圧側バックプレート面とが、互いの凸部同士のみが密着し、前記低圧側予荷重ダイアフラムと、前記低圧側バックプレート面とが、互いの凸部同士のみが密着することを特徴とする(1)記載の差圧測定装置。
(7)前記高圧側予荷重ダイアフラムは、予め所定の凸形形状に形成され、この凸側が、前記高圧側バックプレート面に接して、所定の押圧力で押圧取付けられ、押圧取付けられた後も凸形形状を有し、前記低圧側予荷重ダイアフラムは、予め所定の凸形形状に形成され、この凸側が、前記低圧側バックプレート面に接して、所定の押圧力で押圧取付けられ、押圧取付けられた後も凸形形状を有することを特徴とする(1)記載の差圧測定装置。
(8)前記高圧側バックプレート面に前記高圧側予荷重ダイアフラムを強制的に変形させて溶接固定する溶接工程と、前記低圧側バックプレート面に前記低圧側予荷重ダイアフラムを強制的に変形させて溶接固定する溶接工程とを備えることを特徴とする(7)記載の差圧測定装置。
(9)前記高圧側予荷重ダイアフラムは、その外周部分に平坦部が設けられ、前記低圧側予荷重ダイアフラムは、その外周部分に平坦部が設けられることを特徴とする(8)記載の差圧測定装置。
また、本体ボディの側面に設けられたバックプレート面と、このバックプレート面に取り付けられて予め荷重が付与される予荷重ダイアフラムとを具備する差圧測定装置において、前記予荷重ダイアフラムとの波形状の凸部に接する凸形状が形成され且つ前記予荷重ダイアフラムの波形状の凹部に対向する所定箇所の凹部に隙間が設けられたバックプレートを具備したことを特徴とする。
さらに、前記予荷重ダイアフラムの凸部の曲率半径より前記バックプレートの凸部の対応する曲率半径が小さくされたことを特徴とする。
また、前記バックプレートの最外凹部に隙間が設けられたことを特徴とする。
さらに、前記予荷重ダイアフラムの波形形状で連続する波の高低差が大きい部分と小さい部分とが混在する場合において、波の高低差が小さい箇所に対応する前記バックプレートの凹部に隙間が設けられたことを特徴とする。
また、前記バックプレートの最外凹部から最外斜面にかけて隙間が設けられたことを特徴とする。また、このような課題を達成するために、本発明では、以下のことを特徴とする
以上説明したように、本発明よれば、次のような効果がある。
予荷重ダイアフラムとバックプレート面とが全面接触せず、互いの凸部同士のみが密着する構造により、各凹部に設けたすきま部分が予荷重ダイアフラム自身のばらつきを吸収出来るため、予荷重ダイアフラム形状のばらつきに起因する予荷重ダイアフラムのバックプレート面からの浮き上がりを防止することが可能となる。
したがって、予荷重ダイアフラム形状のばらつきの影響を受け難く、予荷重動作ポイントの上昇/低下を抑えることができる差圧測定装置が実現できる。
また、接触面を予荷重ダイアフラムの凸部に限定することにより、予荷重ダイアフラムとバックプレート面との位置決めが容易となるだけではなく、バックプレート面への溶接固定の際の、溶接熱による引張や圧縮の影響を低減出来る効果があるため、予荷重ダイアフラムの特性を損なうことなく溶接固定できる差圧測定装置が実現できる。
さらに、次のような効果がある。予荷重ダイアフラムの凸部の曲率半径より、バックプレートの凸部の対応する曲率半径が僅か小さな関係にある場合。
予荷重ダイアフラム全体の波形状が均一な、連続する凸部と凹部の高低差が比較的小さい場合に適する差圧測定装置が実現できる。
特に、板厚が薄い予荷重ダイアフラムに対しては、極めてすきまの小さいバックプレート面を選定できるため、封入液量が少量で済み、良好な温度特性、応答性を得ることができる差圧測定装置が実現できる。
予荷重ダイアフラムの凸部の曲率半径より、バックプレートの凸部の対応する曲率半径が小さな関係にある場合。
予荷重ダイアフラム全体の波形状が不均一で予荷重ダイアフラムの剛性が比較的高い場合や、予荷重ダイアフラム凸部半径が小さい場合には、予荷重ダイアフラム凸部とバックプレートの凸部との密着面積が最大となる部分の拘束が強く、他の部分は、予荷重ダイアフラムがバックプレート面から浮き上がってしまうため、所望の予荷重動作ポイントを得ることが難しい。
このような問題の解決には、予荷重ダイアフラム波形状凸部に対向する部分の形状が、予荷重ダイアフラム波形状の凸部形状に近似された滑らかに接続する円弧よりも小さい滑らかに接続された円弧で形成されたバックプレート面を採用すればよい。
予荷重ダイアフラムとバックプレート面との接触が、各凸部において線接触となるようにすることで、予荷重ダイアフラムとバックプレート面との接触部である凸部の半径がほぼ等しい場合の面接触時に発生していた一部の密着部分の影響をなくすことができるため、各凸部にて均等に接触させることができる差圧測定装置が実現できる。
また、次のような効果がある。予荷重ダイアフラムをバックプレートに溶接する際は、引張や圧縮など溶接熱の影響を受けるが、その熱影響を著しく受ける部分は最外R部から最外凹部に至る部分である。
予荷重ダイアフラムの最外凹部とこれに対向するバックプレート面最外凹部との間にすきまを設けることで、溶接作業時にこの部分を強く固定して最外凹部よりも内側への熱影響を低減することができる差圧測定装置が実現できる。
板厚が薄い予荷重ダイアフラムなど、予荷重ダイアフラムの剛性が比較的低い場合には、最外凹部以外の凸部および凹部は全て密着するバックプレート面形状を選定できるため、予荷重ダイアフラムと本体バックアップ面とのすきまを減じることができ、封入液の増加を抑えることができる差圧測定装置が実現できる。
さらに、次のような効果がある。 予荷重ダイアフラムの形状で、連続する波の高低差が大きい部分と小さい部分とが混在する(波形状が不均一な)場合、波の高低差が小さい部分では、バックプレート面の加工精度や予荷重ダイアフラムの成形によるばらつきが密着性に及ぼす影響が高低差の大きい部分と比較して大きくなるため、予荷重ダイアフラムの着座状態に悪影響を及ぼすことがある。
この部分にすきまを設けることで、予荷重ダイアフラムのバックプレート面からの浮き上がりを抑えることができる差圧測定装置が実現できる。
また、次のような効果がある。 予荷重ダイアフラムの最外R部から最外凹部にかけてすきまを有するバックプレート面の形状を採用することで、予荷重ダイアフラム自身の形状のばらつきを最外凹部で吸収することが出来、確実に所望の予荷重動作ポイントを得る構造が得られる差圧測定装置が実現できる。

最外凹部が他の部分より先にバックプレート面に接触すると最も影響が大きく、接合後にこの部分が浮き上がると予荷重の動作ポイントを得ることができなくなってしまうからである。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。
始めに、所定設定圧力値における予荷重ダイアフラムAに対するバックプレート面Bの形状について説明する。
図1に予荷重ダイアフラムAの形状を示す。
予荷重ダイアフラムAは波形状を形成しており、半径Rnの凸部A1とこれに滑らかに接続する凹部とで構成される。
なお、半径Rnは所定の予荷重ダイアフラム特性を得るようにする為に、それぞれ異なる場合もある。
図2に、バックプレート面Bの概略を示す。バックプレート面Bは波形状を形成しており、半径rnの凸部B1とこれに滑らかに接続する凹部とで構成される。
図3に示す如く、バックプレート面Bに、予荷重ダイアフラムAの周縁を溶接固定Dして使用される。
図4は本発明の一実施例の要部構成説明図である。
図において、図9と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図9と相違部分のみ説明する。
本実施例においては、予荷重ダイアフラム31の全ての凹部とこれに対向するバックプレート32の面との間にすきま321が生じるような形状を有し、且つ、予荷重ダイアフラム形状の凸部半径Rnとバックプレート面半径rnとの関係が、予荷重ダイアフラムの凸部の曲率半径よりバックプレートの凸部の対応する曲率半径が僅か小さな関係にある凸部で密着するバックプレート面形状を示す。
予荷重ダイアフラムとバックプレート面のそれぞれの凹部が接触すると、その接触部を支点とする変形が生じるため、予荷重ダイアフラムがバックプレート面形状から浮き上がり易い。
本実施例によれば、各凹部に設けたすきま部分321が、予荷重ダイアフラム31自身のばらつきを吸収できるので、予荷重動作ポイントの設定圧力値以下の圧力印加に対し、予荷重ダイアフラム31の各凸部と、バックプレート32の各凸部とを確実に密着Eさせることができる。
本実施例は、予荷重ダイアフラム31の全体の波形状が均一であり、各波形の高低差が小さい場合のバックプレート面32に効果がある。
本実施例において、すきま321は予荷重ダイアフラム31の形状に応じて任意に設定するが、すきま321が大きくなるに従い封入液量も増加するため、応答速度や温度特性に悪影響を及ぼす可能性があるが、すきま321を適切に選択することにより、すきま321を設けたことによる封入液量の増加を抑制することができ、封入液量増加の影響が小さい差圧/圧力伝送器を得ることができる。
図5は本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
本実施例においては、予荷重ダイアフラム41の全ての凹部とこれに対向するバックプレート面42との間にすきま421が生じるような形状を有し、且つ、予荷重ダイアフラム形状の凸部半径Rnとバックプレート面半径rnとの関係が、予荷重ダイアフラムの凸部の曲率半径よりバックプレート面の凸部の対応する曲率半径が小さな関係にある凸部で密着Eするバックプレート面形状を示す。
図4実施例では、予荷重ダイアフラム41全体の波形状が不均一で、予荷重ダイアフラム41の剛性が比較的高い場合や、予荷重ダイアフラム41の凸部半径Rnが、他の凸部半径Rnよりも小さい場合、予荷重ダイアフラム41の凸部とバックプレート面42の凸部との密着面積が、他よりも大きい部分の拘束が強いため、各すきま421において予荷重ダイアフラム41のばらつきを吸収することが困難である。
このような場合、図5実施例に示した構造により、予荷重動作ポイントの設定圧力値以下での予荷重ダイアフラム41とバックプレート面42の密着Eを維持できる。
図6は本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
本実施例においては、予荷重ダイアフラム51の最外凹部とこれに対向するバックプレート52の面の最外凹部との間にのみ、すきま521が生じるような形状を有し、且つ、最外凹部以外の凸部および凹部は全て密着Eするバックプレート面形状を有する。
予荷重ダイアフラム51をバックプレート52の面に溶接Dする際は、引張や圧縮など溶接熱の影響を受けるが、その熱影響を著しく受ける部分は最外斜面部522から最外凹部に至る部分である。よって、溶接時にこの部分を強く固定することで、最外凹部よりも内側への熱影響を低減することができる。
本実施例は、予荷重ダイアフラム51の剛性が比較的低い場合に有効である。
図7は本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
本実施例においては、予荷重ダイアフラム61の波形形状で、連続する波の高低差が大きい部分と小さい部分とが混在する場合において、波の高低差が小さい箇所に対応するバックプレート62の凹部に隙間621が設けられている。
予荷重ダイアフラム61の形状で、連続する波の高低差が大きい部分と小さい部分とが混在する場合、予荷重ダイアフラム61の高低差が小さい部分は、バックプレート面62の加工精度や予荷重ダイアフラム61の成形によるばらつきが密着性に及ぼす影響が他の部分と比較して大きい。
この部分にすきま621を設けることで、予荷重ダイアフラムのバックプレート面からの浮き上がりを抑えることができる差圧測定装置が実現できる。
図8は本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
本実施例においては、バックプレート面72の最外凹部721から最外斜面部722にかけてすきま723が設けられている。
本実施例によれば、予荷重ダイアフラム71自身の形状のばらつきを、最外凹部721で吸収することにより、確実に予荷重動作ポイントを得るようにしたものである。
最外凹部721が、他の部分より先にバックプレート72の面に接触すると、最も影響が大きく、接触後にこの部分が浮き上がると、予荷重を得ることができなくなってしまう。
このような状態を防止するために有効である。
本発明の前提説明図である。 図1の前提説明図である。 図1の前提説明図である。 本発明の一実施例の構成説明図である。 本発明の他の実施例の構成説明図である。 本発明の他の実施例の構成説明図である。 本発明の他の実施例の構成説明図である。 本発明の他の実施例の構成説明図である。 従来より一般に使用されている従来例の構成説明図である。 本願出願人の先願に係わる出願の構成説明図である。 図10の部品説明図である。 図10の動作説明図である。 図10の組立説明図である。
符号の説明
1 本体ボディ
8 シリコンダイアフラム
80 ストレインゲ―ジ
9 支持体
10A 高圧側バックプレ―ト
10B バックプレ―ト平坦部
10C バックプレ―ト平坦部
11A 低圧側バックプレ―ト
11B バックプレ―ト平坦部
11C バックプレ―ト平坦部
12 高圧側シールダイアフラム
12A 高圧側シールダイアフラム室
13 低圧側シールダイアフラム
13A 低圧側シールダイアフラム室
16 高圧側伝導穴
17 低圧側伝導穴
21 高圧側予荷重ダイアフラム
21A センター平坦部
21B 波部
21C アウター平坦部
21D アウター平坦部21Cの一部
22 低圧側過大圧室
23 低圧側過大圧伝導穴
24 低圧側予荷重ダイアフラム
24A センター平坦部
24B 波部
24C アウター平坦部
24D アウター平坦部24Cの一部
25 高圧側過大圧室
26 高圧側過大圧伝導穴
A 予荷重ダイアフラム
A1 凸部
B バックプレート面
B1 凸部
31 予荷重ダイアフラム
32 バックプレート
321 すきま
41 予荷重ダイアフラム
42 バックプレート
421 すきま
51 予荷重ダイアフラム
52 バックプレート
521 すきま
522 最外斜面部
523 最外凹部
61 予荷重ダイアフラム
62 バックプレート
621 すきま
71 予荷重ダイアフラム
72 バックプレート
721 最外凹部
722 最外斜面部
723 すきま


Claims (9)

  1. 高圧側シールダイアフラム室の高圧側バックプレート面を覆って設けられ、前記高圧側バックプレートの面と低圧側過大圧室を構成し、所定の押圧力で前記高圧側バックプレート面に押圧取付けられ、過大圧が印加されて初めて動作する凸形形状の高圧側予荷重ダイアフラムと、
    低圧側シールダイアフラム室の低圧側バックプレート面を覆って設けられ、前記低圧側バックプレートの面と高圧側過大圧室を構成し、所定の押圧力で前記低圧側バックプレート面に押圧取付けられ、過大圧が印加されて初めて動作する凸形形状の低圧側予荷重ダイアフラムと、
    前記高圧側予荷重ダイアフラムの外周端の外側位置で、前記高圧側シールダイアフラム室に連通される高圧側伝導穴と、
    一端が前記高圧側過大圧室に連通され、他端が前記高圧側伝導穴に連通される高圧側過大圧伝導穴と、
    前記低圧側予荷重ダイアフラムの外周端の外側位置で、前記低圧側シールダイアフラム室に連通される低圧側伝導穴と、
    一端が前記低圧側過大圧室に連通され、他端が前記低圧側伝導穴に連通される低圧側過大圧伝導穴と、
    前記高圧側バックプレート面と、前記低圧側バックプレート面、前記高圧側伝導穴と、前記高圧側過大圧伝導穴と、前記低圧側伝導穴と、前記低圧側過大圧伝導穴とを有する本体ボディとを具備し、
    前記高圧側バックプレート面は、
    前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部に接する凸部と、
    前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凹部に対向し隙間が設けられた凹部とを具備し、
    前記低圧側バックプレート面は、
    前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部に接する凸部と、
    前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凹部に対向し隙間が設けられた凹部とを具備した
    ことを特徴とする差圧測定装置。
  2. 前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部の曲率半径より、対応する前記高圧側バックプレート面の凸部の曲率半径が小さく、
    前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の凸部の曲率半径より、対応する前記低圧側バックプレート面の凸部の曲率半径が小さい
    ことを特徴とする請求項1記載の差圧測定装置。
  3. 前記高圧側バックプレート面は、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し隙間が設けられた最外凹部を具備し、
    前記低圧側バックプレート面は、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し隙間が設けられた最外凹部を具備した
    ことを特徴とする請求項1記載の差圧測定装置。
  4. 前記高圧側バックプレート面は、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の高低差が小さい箇所に対応し、隙間が設けられた凹部を具備し、
    前記低圧側バックプレート面は、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の高低差が小さい箇所に対応し、隙間が設けられた凹部を具備した
    ことを特徴とする請求項1記載の差圧測定装置。
  5. 前記高圧側バックプレート面は、前記高圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し、この最外凹部から最外斜面にかけての隙間が設けられた最外凹部を具備し、
    前記低圧側バックプレート面は、前記低圧側予荷重ダイアフラムの波形状の最外凹部に対向し、この最外凹部から最外斜面にかけての隙間が設けられた最外凹部を具備した
    ことを特徴とする請求項1記載の差圧測定装置。
  6. 前記高圧側予荷重ダイアフラムと、前記高圧側バックプレート面とが、互いの凸部同士のみが密着し、
    前記低圧側予荷重ダイアフラムと、前記低圧側バックプレート面とが、互いの凸部同士のみが密着する
    ことを特徴とする請求項1記載の差圧測定装置。
  7. 前記高圧側予荷重ダイアフラムは、予め所定の凸形形状に形成され、この凸側が、前記高圧側バックプレート面に接して、所定の押圧力で押圧取付けられ、押圧取付けられた後も凸形形状を有し、
    前記低圧側予荷重ダイアフラムは、予め所定の凸形形状に形成され、この凸側が、前記低圧側バックプレート面に接して、所定の押圧力で押圧取付けられ、押圧取付けられた後も凸形形状を有する
    ことを特徴とする請求項記載の差圧測定装置。
  8. 前記高圧側バックプレート面に前記高圧側予荷重ダイアフラムを強制的に変形させて溶接固定する溶接工程と、
    前記低圧側バックプレート面に前記低圧側予荷重ダイアフラムを強制的に変形させて溶接固定する溶接工程とを備える
    ことを特徴とする請求項7記載の差圧測定装置。
  9. 前記高圧側予荷重ダイアフラムは、その外周部分に平坦部が設けられ、
    前記低圧側予荷重ダイアフラムは、その外周部分に平坦部が設けられる
    ことを特徴とする請求項記載の差圧測定装置
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