JP3897506B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ Download PDF

Info

Publication number
JP3897506B2
JP3897506B2 JP2000011161A JP2000011161A JP3897506B2 JP 3897506 B2 JP3897506 B2 JP 3897506B2 JP 2000011161 A JP2000011161 A JP 2000011161A JP 2000011161 A JP2000011161 A JP 2000011161A JP 3897506 B2 JP3897506 B2 JP 3897506B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
drive circuit
connector
metal substrate
plate portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000011161A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001204164A (ja
Inventor
速人 内藤
泉 小松
敏 谷邑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP2000011161A priority Critical patent/JP3897506B2/ja
Priority to KR10-2000-0085071A priority patent/KR100402170B1/ko
Priority to CNB011012056A priority patent/CN1169285C/zh
Priority to US09/766,492 priority patent/US6495938B2/en
Publication of JP2001204164A publication Critical patent/JP2001204164A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3897506B2 publication Critical patent/JP3897506B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/08Arrangements for controlling the speed or torque of a single motor
    • H02P6/085Arrangements for controlling the speed or torque of a single motor in a bridge configuration
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/30Structural association with control circuits or drive circuits
    • H02K11/33Drive circuits, e.g. power electronics
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/40Structural association with grounding devices
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/06Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
    • H02K29/08Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices using magnetic effect devices, e.g. Hall-plates, magneto-resistors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/22Auxiliary parts of casings not covered by groups H02K5/06-H02K5/20, e.g. shaped to form connection boxes or terminal boxes
    • H02K5/225Terminal boxes or connection arrangements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S310/00Electrical generator or motor structure
    • Y10S310/06Printed-circuit motors and components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオ用キャプスタンモータなどとして用いられるブラシレスモータに関するものである。さらに詳しくは、本発明は、ダイレクトPWM(Pulse Width Modulation)方式のブラシレスモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ビデオ再生装置などにおいて、ビデオ用キャプスタンモータとして用いられたブラシレスモータは、概ね、図1に示すように、軸受け20に回転可能に支持された回転軸10と一体に回転するロータ5、および駆動コイル31が巻回されたコア32を備えるステータ30が金属基板40に搭載されたモータ本体11と、このモータ本体11を駆動するモータ駆動回路(図1では図示を省略してある)とから構成されている。ここで、モータ駆動回路を、モータ本体11の金属基板40ではなく、ビデオ再生装置などといったモータ機器の制御回路などが構成されている基板に構成したときには、モータ本体11とモータ駆動回路とを配線接続する必要があるため、金属基板40にはコネクタ8が搭載されている。
【0003】
このようなブラシレスモータ1において、コネクタ8を介してモータ本体11とモータ駆動回路とを電気的に接続した様子は、概ね図8に示すように表される。
【0004】
図8において、駆動用IC60を備えるモータ駆動回路6は、モータ機器の制御回路とともに金属基板40とは別の箇所に構成され、このモータ駆動回路6には、モータ電源電位VM、モータグランド電位M−GND、IC電源電位VccおよびICグランド電位S−GNDが供給されている。また、コネクタ8を介してのモータ駆動回路6とモータ本体11との電気的な接続は、以下のように行われている。まず、コネクタ8は12本のピンを有しており、12本のコネクタピンのうち、コネクタピン801〜803は3つの駆動コイル31への給電用であり、コネクタピン804、812は3個のホール素子Hおよびモータの速度制御に用いるセンサーFGに対するIC電源電源VccおよびICグランド電位S−GNDの給電用であり、コネクタピン805〜811はホール素子HやセンサFGからの信号出力用である。
【0005】
このように構成したブラシレスモータでは、駆動用IC60に内蔵されているパワートランジスタ(スイッチング素子)を直接、オン・オフするとともに、このスイッチング素子に対するスイッチングパルス幅を変調することにより駆動コイルに対する通電を制御するダイレクトPWM方式が採用されている。
【0006】
このダイレクトPWM方式では、従来の駆動用ICが発熱することによって消費していた無駄な電力を大幅に低減することができ、モータ駆動時の省エネルギー化に大きな効果がある。しかも、この方式を採用するにあたっては、新たな部品の追加がほとんどないため、コスト面でも優れている。
【0007】
このダイレクトPWM方式を、図2(A)、(B)、図3、および図4を参照して説明する。図2(A)は、ダイレクトPWM方式を採用したブラシレスモータの駆動用IC60において、モータ電源から駆動コイルに電力供給が行われている様子を示す説明図、および図2(B)はモータ電源から駆動コイルに電力供給を停止したときに駆動コイルに発生した逆起電力によって回生電流が流れる様子を示す説明図である。図3は、図2(A)、(B)に示すような制御が行われたときに1相分の駆動コイルに印加される電圧波形および電流波形を示す波形図である。図4は、図3に示す期間aのうち、駆動コイルに電圧が印加されている期間b、および駆動コイルへの電圧印加が休止している期間cにおける電圧波形および電流波形を示す波形図である。
【0008】
これらの図のうち、図2(A)および図3に示すように、パワートランジスタQ4がオンの状態で、パワートランジスタQ1がオンのときには、モータ電源66から駆動コイル31に対してモータ電源電位VMが印加されるので、駆動コイル31に電流が流れ、この電流は、パワートランジスタQ4を通ってモータ電源66のモータグランド電位M−GNDに流れて行く(図4の期間b)。このモータ電流は、図4に示すように、駆動コイル31の時定数に対応して徐々に増加していく。
【0009】
これに対して、図2(B)および図3に示すように、パワートランジスタQ4がオンの状態で、パワートランジスタQ1がオフすると、モータ電源66から駆動コイル31に対するモータ電源電位VMの印加が中断される。但し、このとき各駆動コイル31には逆起電力E1、E2が発生するので、この逆起電力E1、E2によって、駆動コイル31にはダイオード61を介して回生電流がモータ電流として流れる。この回生電流は、図4に示すように、駆動コイル31の時定数に対応して徐々に減少していくが、減少しきる前に、パワートランジスタQ1がオンとなって、モータ電源66から電流供給されることになる。
【0010】
このように、ダイレクトPWM方式を採用したブラシレスモータでは、モータ電流の一部が回生電流で賄われるため、外部から供給する電流(電力)を節約することができる。また、モータ電流が流れるパワートランジスタは常に飽和状態にあるので、駆動用IC60で消費される電力を必要最小限に止めることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ダイレクトPWM方式を採用したブラシレスモータでは、駆動コイル31に印加される電圧がモータ電源電位VMとモータグランド電位M−GNDとの間で短期間のうちに変動するため、駆動用IC60から駆動コイル31までに至る配線や金属基板40の配線パターンにかかる電圧、および駆動コイル31自身にかかる電圧のいずれもが急激な変動を連続的に繰り返すことになるので、電磁ノイズを発生させ、このモータを搭載した機器の動作に様々な悪影響を及ぼす。しかも、鉄基板40において配線パターンとの間に絶縁層を挟む鉄板部分は、駆動コイル31や配線に対して容量性結合をしているので、電磁ノイズを拡散させてしまう。
【0012】
以上の問題に鑑みて、本発明の課題は、ダイレクトPWM方式を採用したブラシレスモータにおいて、電磁ノイズの拡散を抑えることのできる構成を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明では、軸受けに回転可能に支持された回転軸と一体に回転するロータ、および駆動コイルが巻回されたコアを備えるステータが金属基板に搭載されたモータ本体と、前記金属基板から離間した位置に構成されたモータ駆動回路とを有し、該モータ駆動回路のスイッチング素子を直接、オン・オフするとともに、当該スイッチング素子に対するスイッチングパルス幅を変調することにより前記駆動コイルに対する通電を制御するダイレクトPWM方式のブラシレスモータにおいて、前記金属基板の配線パターンが形成された側の面に、前記モータ本体と前記モータ駆動回路とを電気的に接続するためのコネクタが搭載されており、当該コネクタは、前記配線パターンのうち、前記金属基板の基体たる金属板部分に導通する配線パターンに電気的に接続されて当該金属板部分と前記モータ駆動回路の固定電位とを導通させる端子部分を備えていることを特徴とする。
【0014】
本発明においては、モータ本体とモータ駆動回路とを電気的に接続するためのコネクタが、金属基板の基体たる金属板部分に導通する配線パターンに電気的に接続されて金属板部分とモータ駆動回路の固定電位とを導通させる端子部分を備えているので、このコネクタを利用して配線パターンと容量性結合をしている金属基板の基体たる金属板部分の電位が、所定の電位に固定される。よって、ブラシレスモータをダイレクトPWM方式で駆動したときにモータ駆動回路から駆動コイルまでに至る配線パターンなどにかかる電圧、および駆動コイル自身にかかる電圧が急激な変動を連続的に繰り返しても、金属基板は電磁ノイズを拡散させない。
【0016】
本発明において、前記固定電位は、たとえば前記モータ駆動回路のグランド電位である。また、前記固定電位は、前記モータ駆動回路の電源電位であってもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下に説明する形態では、基本的な構成が従来の形態と共通するので、これら共通する部分には同じ符号を付して、その構成を説明する。
【0018】
図1は、本発明が適用されるブラシレスモータの一部を切り欠いて示す側面図である。
【0019】
図1において、ブラシレスモータ1は、鉄基板40を備えるモータ本体11と、鉄基板40から離間した位置に構成されたモータ駆動回路(図1では図示を省略してある)とから構成されている。
【0020】
モータ本体11において、軸受けホルダ25の内側には燒結軸受けなどの軸受け20が上下一対、保持され、この軸受け20内に回転軸10が通されている。この回転軸10にはプーリ55付きのロータ5が取り付けられている。また、軸受けホルダ25の外周面に形成されている段差を利用して、軸受けホルダ25の外周面にはコア32が保持されている。このコア32の外周側には駆動コイル31が巻回され、かつ、ロータ5の内周面にはコア32の外周面に対向するように駆動マグネット(図示せず。)が取り付けられている。さらに、コア32には樹脂製のコアホルダ33が被さった状態にあり、このコアホルダ33に鉄基板40が被さった状態で、この鉄基板40、コアホルダ33、コア32がねじ35によって固定されている。このようにして、モータ本体11では、鉄基板40に対してロータ5およびステータ30が搭載されている。
【0021】
本形態でも、モータ駆動回路は、モータ本体11の金属基板40ではなく、モータ機器の制御回路などが構成されている基板に構成されている。従って、金属基板40には、モータ本体11とモータ駆動回路とを配線接続するためのコネクタ8が搭載されている。
【0022】
このように構成したブラシレスモータは、従来技術の欄において図2、図3および図4を参照して説明したように、モータ駆動回路の駆動用IC60において、パワートランジスタQ4がオン、パワートランジスタQ1がオンの状態と、パワートランジスタQ4がオン、パワートランジスタQ1がオフの状態とに交互に切り換えられることによって、モータ電流の一部が回生電流によって賄われる。
【0023】
このようなダイレクトPWM方式の基本的な動作は、すでに図2、図3および図4を参照して説明したので、それらの説明を省略するが、このようなダイレクトPWM方式を採用したブラシレスモータでは、駆動用IC60から駆動コイル31までに至る鉄基板40の配線パターンにかかる電圧、および駆動コイル31自身にかかる電圧が急激な変動を連続的に繰り返すため、電磁ノイズを発生させ、かつ、鉄基板40においてその基体たる鉄板部分は配線パターンに容量結合しているので、電磁ノイズを拡散する。そこで、本発明では、以下に説明するような対策を施すことにより、電磁ノイズの拡散を防止する。
【0024】
実施の形態
図5は、本発明の実施の形態に係るダイレクトPWM方式のブラシレスモータにおいて、モータ本体と駆動回路との電気的な接続状態を示すブロック図である。図6は、このブラシレスモータにおけるコネクタと鉄基板の鉄板部分との導通構造を示す断面図である。
【0025】
図5に示すように、本形態のブラシレスモータ1において、駆動用IC60を備えるモータ駆動回路6は、モータ機器の制御回路とともに金属基板40とは別の箇所に構成され、このモータ駆動回路6には、モータ電源電位VM、モータグランド電位M−GND、IC電源電位VccおよびICグランド電位S−GNDが供給されている。
【0026】
また、モータ本体11の側に搭載されているコネクタ8を介してのモータ駆動回路6とモータ本体11との電気的な接続は、以下のように行われている。
【0027】
まず、本形態では、コネクタ8が、図8を参照して説明したものよりピンが1本多く、13本のピンを有している。
【0028】
これら13本のピンのうち、12本のピンについては、図8を参照して説明したものと同様である。すなわち、コネクタピン801〜803は3つの駆動コイル31への給電用であり、コネクタピン804、812は3個のホール素子Hおよびモータの速度制御に用いるセンサーFGに対するIC電源VccおよびICグランド電位S−GNDの給電用であり、コネクタピン805〜811はホール素子HやセンサFGからの信号出力用である。
【0029】
ここで、本形態では、コネクタ8には、鉄基板40とモータグランド電位M−GNDとを接続するピン813(導通手段)が形成されており、このピン813によって、鉄基板40の鉄板部分にはモータグランド電位M−GNDが供給されている。この様子を図6を参照して詳述する。
【0030】
図6に示すように、鉄基板40は、その基体たる鉄板部分41と、この鉄基板40に積層された絶縁層42と、この絶縁層42に積層された配線パターン43とから構成されている。この配線パターン43には、コネクタ8のピン813の端子部分813aが半田77によって電気的に接続され、かつ、配線パターン43が形成されている領域にはタップねじ85が止められている。ここで、タップねじ85は、ねじ山が最適な寸法に設定されているため、鉄基板40の鉄板部分41は、タップねじ85を介して配線パターン43と導通している。
【0031】
このため、本形態のブラシレスモータ1では、鉄基板40の鉄板部分41は、タップねじ85およびコネクタ8のピン813を介してモータ駆動回路6のモータグランド電位M−GNDに電気的に接続されているので、鉄基板40の鉄板部分41は、常にモータグランド電位M−GNDに固定されている。従って、ブラシレスモータをダイレクトPWM方式で駆動したとき、駆動用IC60から駆動コイル31までに至る鉄基板40の配線パターンにかかる電圧、および駆動コイル31自身にかかる電圧がモータ電源電位VMとモータグランド電位M−GNDとの間で急激な変動を連続的に繰り返しても、これらと容量性結合をしている鉄基板40の鉄板部分41は、電磁ノイズを拡散させない。
【0032】
参考例
実施の形態では、コネクタ8によって鉄基板40の鉄板部分41をモータグランド電位M−GNDに固定する構成であったが、コネクタによる接続が図8に示すような構成である場合には、以下に説明するようにリード線を用いてもよい。
【0033】
図7は、参考例に係るダイレクトPWM方式のブラシレスモータにおける鉄基板の鉄板部分とリード線との導通構造を示す断面図である。なお、本形態のブラシレスモータにおいて、モータ本体の基本的な構成、およびモータ駆動回路の基本的な構成は、図1〜図4を参照して説明した通りであるため、それらの説明を省略する。
【0034】
また、モータ本体において、鉄基板に搭載されているコネクタを介しての電気的な接続構造は、図8を参照して説明した通りである。このため、この構成についても説明を省略するが、この構成では、コネクタ8は、あくまで12本のピンを有しているだけであり、コネクタ8を介して、モータ駆動回路6のモータグランド電位M−GNDと鉄基板40の鉄板部分41とを導通させることはできない。
【0035】
そこで、本形態では、図に示すように、モータ駆動回路6のモータグランド電位M−GNDに電気的に接続されたリード線88(導通手段)の先端に穴あきラグ板90を半田77によって取り付け、この穴あきラグ板90(導通手段)をタップねじ85(導通手段)によって止めてある。このため、鉄基板40の鉄板部分41は、タップねじ85、穴あきラグ板90およびリード線88を介してモータ駆動回路6のモータグランド電位M−GNDに導通している。
【0036】
従って、本形態のブラシレスモータ1でも、鉄基板40の鉄板部分41は、常にモータグランド電位M−GNDに固定されているので、ブラシレスモータ1をダイレクトPWM方式で駆動したとき、駆動用IC60から駆動コイル31までに至る鉄基板40の配線パターンにかかる電圧、および駆動コイル31自身にかかる電圧がモータ電源電位VMとモータグランド電位M−GNDとの間で急激な変動を連続的に繰り返しても、配線パターンと容量性結合をしている鉄基板40の鉄板部分41は、電磁ノイズを拡散させない。
【0037】
なお、本形態の場合には、穴あきラグ板90が固定される部分に配線パターンがあってもなくてもよい。
【0038】
[その他の実施の形態]
なお、記形態では、鉄板部分41をモータグランド電位M−GNDに固定したが、固定電位であれば、鉄板部分41をモータ電源電位VMに導通させて、鉄板部分41を常にモータ電源電位VMに固定する構成であってもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るダイレクトPWM方式のブラシレスモータでは、金属基板の配線パターンが形成された側の面に、モータ本体とモータ駆動回路とを電気的に接続するためのコネクタが搭載されており、当該コネクタは、配線パターンのうち、金属基板の基体たる金属板部分に導通する配線パターンに電気的に接続されて金属板部分とモータ駆動回路の固定電位とを導通させる端子部分を備えているので、このコネクタを利用して、配線パターンと容量性結合をしている金属基板の基体たる金属板部分の電位が、一定の電位に固定される。よって、モータ駆動回路から駆動コイルまでに至る配線パターンなどにかかる電圧、および駆動コイル自身にかかる電圧が急激な変動を連続的に繰り返しても、金属基板は電磁ノイズを拡散させない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるダイレクトPWM方式のブラシレスモータの一部を切り欠いて示す側面図である。
【図2】(A)、(B)はそれぞれ、図1に示すブラシレスモータのモータ駆動回路において、モータ電源から駆動コイルに電力供給が行われている様子を示す説明図、およびモータ電源から駆動コイルに電力供給を停止したときに駆動コイルに発生した逆起電力によって回生電流が流れる様子を示す説明図である。
【図3】図1に示すブラシレスモータにおいて、図2(A)、(B)に示すような制御が行われたときに1相分の駆動コイルに印加される電圧波形および電流波形を示す波形図である。
【図4】図1に示すブラシレスモータにおいて、図3に示す期間aのうち、駆動コイルに電圧が印加されている期間b、および駆動コイルへの電圧印加が休止している期間cにおける電圧波形および電流波形を示す波形図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係るブラシレスモータのモータ本体とモータ駆動回路の接続構造を示すブロック図である
【図6】図5に示すブラシレスモータにおけるコネクタピンと鉄基板との導通構造を示す断面図である。
【図7】 本発明の参考例に係るブラシレスモータにおけるリード線と鉄基板との導通構造を示す断面図である。
【図8】従来のブラシレスモータのモータ本体とモータ駆動回路の接続を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ブラシレスモータ
5 ロータ
6 モータ駆動回路
8 コネクタ
10 回転軸
11 モータ本体
20 軸受け
25 軸受けホルダ
30 ステータ
31 駆動コイル
32 コア
33 コアホルダ
40 鉄基板(金属基板)
41 鉄基板の鉄板部分(金属板部分)
42 鉄基板の絶縁層
43 鉄基板の配線パターン
55 プーリ
60 駆動用IC
77 半田
85 タップねじ(導通手段)
88 リード線(導通手段)
90 穴あきラグ板
801〜813 コネクタのピン
813a コネクタの端子(導通手段)
M−GND モータグランド電位
VM モータ電源電位

Claims (2)

  1. 軸受けに回転可能に支持された回転軸と一体に回転するロータ、および駆動コイルが巻回されたコアを備えるステータが金属基板に搭載されたモータ本体と、前記金属基板から離間した位置に構成されたモータ駆動回路とを有し、該モータ駆動回路のスイッチング素子を直接、オン・オフするとともに、当該スイッチング素子に対するスイッチングパルス幅を変調することにより前記駆動コイルに対する通電を制御するダイレクトPWM方式のブラシレスモータにおいて、
    前記金属基板の配線パターンが形成された側の面に、前記モータ本体と前記モータ駆動回路とを電気的に接続するためのコネクタが搭載されており、
    当該コネクタは、前記配線パターンのうち、前記金属基板の基体たる金属板部分に導通する配線パターンに電気的に接続されて当該金属板部分と前記モータ駆動回路の固定電位とを導通させる端子部分を備えていることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 請求項1において、前記固定電位は、前記モータ駆動回路のグランド電位、および前記モータ駆動回路の電源電位のうちのいずれかの電位であることを特徴とするブラシレスモータ。
JP2000011161A 2000-01-20 2000-01-20 ブラシレスモータ Expired - Fee Related JP3897506B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000011161A JP3897506B2 (ja) 2000-01-20 2000-01-20 ブラシレスモータ
KR10-2000-0085071A KR100402170B1 (ko) 2000-01-20 2000-12-29 브러시레스 모터
CNB011012056A CN1169285C (zh) 2000-01-20 2001-01-09 无刷电动机
US09/766,492 US6495938B2 (en) 2000-01-20 2001-01-18 Brushless motor, method for operating brushless motor and method for manufacturing brushless motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000011161A JP3897506B2 (ja) 2000-01-20 2000-01-20 ブラシレスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001204164A JP2001204164A (ja) 2001-07-27
JP3897506B2 true JP3897506B2 (ja) 2007-03-28

Family

ID=18539063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000011161A Expired - Fee Related JP3897506B2 (ja) 2000-01-20 2000-01-20 ブラシレスモータ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6495938B2 (ja)
JP (1) JP3897506B2 (ja)
KR (1) KR100402170B1 (ja)
CN (1) CN1169285C (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030032586A (ko) * 2001-10-18 2003-04-26 엘지전자 주식회사 자기기록재생기의 캡스턴모터
EP1565045B1 (en) * 2004-02-12 2010-08-25 Askoll Holding S.r.l. Discrete electronic component and related assembling method
JP4744940B2 (ja) * 2005-06-08 2011-08-10 草津電機株式会社 ブラシレスモータ制御用電子回路装置およびブラシレスモータ制御用電子回路装置を製造する方法。
US8604709B2 (en) 2007-07-31 2013-12-10 Lsi Industries, Inc. Methods and systems for controlling electrical power to DC loads
US8903577B2 (en) 2009-10-30 2014-12-02 Lsi Industries, Inc. Traction system for electrically powered vehicles
US7598683B1 (en) 2007-07-31 2009-10-06 Lsi Industries, Inc. Control of light intensity using pulses of a fixed duration and frequency
KR101009191B1 (ko) 2008-11-27 2011-01-19 삼성전기주식회사 스핀들모터
US20130240247A1 (en) * 2012-03-14 2013-09-19 R & D Circuits, Inc. Apparatus and method for a conductive elastomer on a coaxial cable or a microcable to improve signal integrity probing
US9685717B2 (en) 2012-03-14 2017-06-20 R+D Sockets, Inc. Apparatus and method for a conductive elastomer on a coaxial cable or a microcable to improve signal integrity probing
JP2014207753A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 株式会社リコー 電子機器、モータ駆動装置、および画像形成装置
KR102198730B1 (ko) * 2013-11-20 2021-01-05 현대모비스 주식회사 차량용 모터 구동 회로
FR3036889B1 (fr) * 2015-05-29 2019-05-17 Valeo Systemes Thermiques Moteur electrique a commutation electronique et dispositif de pulsion d'air correspondant
JP6938294B2 (ja) * 2017-09-12 2021-09-22 ミネベアミツミ株式会社 回路基板、モータユニット、およびファン

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2695290A1 (fr) * 1992-09-02 1994-03-04 Philips Electronics Nv Circuit pour des fréquences élevées, et procédé pour le réaliser.
US6094361A (en) * 1997-12-12 2000-07-25 Nortel Networks Corporation Assemblies of printed circuit boards and flexible containers therefor

Also Published As

Publication number Publication date
US6495938B2 (en) 2002-12-17
JP2001204164A (ja) 2001-07-27
KR20010086286A (ko) 2001-09-10
CN1169285C (zh) 2004-09-29
CN1306339A (zh) 2001-08-01
US20020047361A1 (en) 2002-04-25
KR100402170B1 (ko) 2003-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3897506B2 (ja) ブラシレスモータ
JP3614380B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
KR100401097B1 (ko) 편평형 진동모터
JP2009033786A (ja) バスバーを内蔵したインナーロータブラシレスモータ
JP2003018815A (ja) 永久磁気式モータの回転速度向上装置
KR100496463B1 (ko) 브러시레스 모터
JP4159797B2 (ja) 電動モータ
JP2950907B2 (ja) 電子整流子電動機
JPH0467758A (ja) 電動機
JP2001104882A (ja) 扁平型振動モータ
JP3739259B2 (ja) ブラシレスモータ
US4833374A (en) Control circuit for brushless electric motor
US6570365B1 (en) Device capable of increasing rotation speed of magneto motor
JPH07115787A (ja) ブラシレスモータ
KR100339569B1 (ko) 스위칭 회로를 이용한 가변속 모터의 상권선 결선 구조
JPH0681443B2 (ja) 出力軸のない振動モータ
JPH0753423Y2 (ja) 一相通電されるデイスク型ブラシレスモ−タ
JP3878052B2 (ja) モータ
KR200335365Y1 (ko) 편평형 코아리스 진동모터
JP2007159202A (ja) 回転電機及びその製造方法
JPH0591708A (ja) ブラシレスモータ
JP2002223544A (ja) モータ
JP3227432B2 (ja) リニアモータのコイル構造
JPS6225857A (ja) 直流電動機
JPH1094206A (ja) スピンドルモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees