JP3896623B2

JP3896623B2 - Mounting structure for vehicle seat

Info

Publication number: JP3896623B2
Application number: JP04272797A
Authority: JP
Inventors: 健義三木
Original assignee: Toyota Boshoku Corp
Current assignee: Toyota Boshoku Corp
Priority date: 1997-02-26
Filing date: 1997-02-26
Publication date: 2007-03-22
Anticipated expiration: 2017-02-26
Also published as: JPH10236195A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用シート、特に、車両の所定の取付部位に離脱可能に取付ける車両用シートの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
車両用シートの一形式として、実公平６−２９１０９号公報に示されているように、シートクッションの一端部を車両、例えば車室内の所定の部位に取付手段を介して離脱可能に取付けるとともに、離脱規制手段により前記シートクッションの前記取付部位からの離脱を解除可能に規制してなる車両用シートがある。
【０００３】
かかる形式の車両用シートの取付構造においては、取付手段を、車両の所定の部位に設けた所定長さの支持軸と、同支持軸上に所定の間隔を保持して設けられ一端側が軸方向に開口する一対の筒状受部材と、前記シートクッションの一端側に設けられ前記各筒状受部材に進退可能に挿入されて受承される一対の被受部材を備えた構成とし、かつ前記離脱規制手段を、前記シートクッション側に回動可能に組付けられてバネ付勢されて先端側が前記支持軸に沿って前記筒状受部材の他端側に対向して延びるロックレバーと、同ロックレバーをバネ力に抗して回動操作して前記筒状受部材に対する対向位置から退避させる操作部材を備えた構成としたものがある。
【０００４】
当該取付構造は、支持軸に取付けられたシートが支持軸方向に大きな力を受けた場合にも、シートの支持軸に対する取付状態が確実に保持されることを意図したので、離脱規制手段を構成するロックレバーの先端側を支持軸に沿って支持軸上に設けた筒状受部材の他端側に対向して延ばすことにより、ロックレバーの支持軸方向の筒状受部材に対するロック強度を高めている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、当該取付構造においては、支持軸上の筒状受部材の他端にこれに対向するロックレバーの先端を当接させることが好ましいが、これら両者間には、構成部品の製作精度上および組付精度上から、若干の隙間が発生することは避けられない。このため、この隙間に起因して、取付けられたシートは車両の走行中に発生する振動等によりガタつき、このガタつきに起因して異音が発生し、車室内での居心地を損なうことになる。
【０００６】
従って、本発明の目的は、当該取付構造において、支持軸上の筒状受部材の他端とこれに対向するロックレバーの先端との間の隙間に起因するガタ、およびガタに起因する異音の発生を防止することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シートクッションの一端部を車両の所定の取付部位に取付手段を介して離脱可能に取付けるとともに、離脱規制手段により前記シートクッションの前記取付部位からの離脱を解除可能に規制する車両用シートの取付構造に関するものである。
【０００８】
しかして、本発明は、前記取付手段を、車両の所定の部位に設けた所定長さの支持軸と、同支持軸上に所定の間隔を保持して設けられ一端側が軸方向に開口する一対の筒状受部材と、前記シートクッションの一端側に設けられ前記各筒状受部材に進退可能に挿入されて受承される一対の被受部材を備えた構成とし、かつ前記離脱規制手段を、前記シートクッション側に回動可能に組付けられてバネ付勢されて先端側が前記支持軸に沿って前記筒状受部材の他端側に対向して延びるロックレバーと、同ロックレバーをバネ力に抗して回動操作して前記筒状受部材に対する対向位置から退避させる操作部材を備えた構成とした形式の車両用シートの取付構造を適用対象とするものである。
【０００９】
本発明に係る取付構造は、上記した形式の車両用シートの取付構造であって、前記離脱規制手段は、前記シ−トクッション側に回動可能に組付けられてバネ付勢されて前記筒状受部材の他端側に弾撥的に当接して同筒状受部材を一端側へ押圧する押圧レバーと、同押圧レバーをバネ力に抗して回動操作して前記筒状受部材から離間させる操作部材を備え、前記押圧レバーは先端部が前記ロックレバーの先端部より前記筒状受部材の他端側へ延出していて、同先端部にて前記筒状受部材の他端側に弾撥的に当接していることを特徴とするものである。
【００１０】
本発明に係る取付構造においては、前記押圧レバーの操作部材を前記ロックレバーの操作部材と共通化して、これら両レバーを連動させる構成とすることが好ましい。
【００１１】
【発明の作用・効果】
このように構成した車両用シートの取付構造においては、前記取付手段と前記離脱規制手段との両機能により、シートは車両に設けた支持軸に強固に固定されるとともに、支持軸の軸方向に大きな力を受けた場合にも高いロック強度を有し、シートが支持軸上から離脱することがない。また、この状態で離脱規制手段を操作して離脱規制機能を解消すれば、シートを支持軸の軸方向に沿って移動させることにより支持軸上から取外すことができる。
【００１２】
しかして、当該取付構造においては、シ−トクッション側に回動可能に組付けられてバネ付勢された押圧レバーを筒状受部材の他端側に弾撥的に当接させて、筒状受部材をその一端側へ押圧しているため、押圧レバーが車両の振動等によるシ−トクッションの支持軸の軸方向の移動を規制し、シートのガタつきを阻止するとともに、シートのガタつきに起因する異音の発生を防止する。
【００１３】
当該取付構造において、押圧レバーの操作部材をロックレバーの操作部材と共通化して、これら両レバーを連動させる構成とすれば、シートを取外す際の操作が一度で済むため、取外し操作の操作性を向上させることができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づいて説明すると、図１には、本発明に係る取付構造を採用して車室内の所定の取付部位に取付けられる車両用シートが示されている。当該シート１０は、シ−トクッション１１とシートバック１２を備え、シートバック１２はその左右の下端部にて、リクライニング機構１３を介してシ−トクッション１１の後端部に前後方向へ回動可能に組付けられている。
【００１５】
当該シート１０においては、シ−トクッション１１の左側部にて、取付手段２０を介してタイヤハウス上に離脱可能に取付けられて、シ−トクッション１１の下面の右側部に設けた前後一対の脚部１４にて車室のフロア上に支持されて固定され、シートバック１２を同図の２点鎖線で示すように、起立させることによって着座可能とする。また、当該シート１０においては、取付手段２０を介してタイヤハウス上の取付部位に取付けられた状態では、図２〜図５に示す離脱規制手段３０および解除動作規制手段４０を介して、タイヤハウス上の取付部位からの離脱を規制されている。
【００１６】
取付手段２０は、図１〜図４に示すように、タイヤハウス５１上に前後一対のブラケット５２を介して取付けられて前後方向に延びる支持軸２１と、支持軸２１上にて所定の間隔を保持して設けられた前後一対の筒状受部材２２、およびシ−トクッション１１の側部に固定された取付ベース２３と、取付ベース２３の前後の各端部に設けられた一対の被受部材２４にて構成されている。なお、各ブラケット５２は、タイヤハウス５１上にて、各ブラケット５２に固定したカバー５３にて外周全体を被覆されている。
【００１７】
各筒状受部材２２は、大径筒部と小径筒部を有する段付きの筒体２２ａと、筒体２２ａの大径筒部の開口部側から嵌着されている樹脂製のカラー２２ｂとからなるもので、支持軸２１上にて所定間隔を保持して同一向きに固定されて前方に開口している。取付ベース２３は、平板状のプレート部２３ａと、プレート部２３ａの上端から外側へ円弧状に突出するカバー部２３ｂとからなるもので、プレート部２３ａにてシ−トクッション１１の側部に固定されている。
【００１８】
各被受部材２４は、円弧片状のガイド部２４ａと、ガイド部２４ａに嵌着されている樹脂製で円弧状の当接部２４ｂとからなるもので、ガイド部２４ａにて取付ベース２３におけるカバー部２３ｂの前後の端部に固着されている。各被受部材２４は、支持軸２１上の各筒状受部材２２と同一の間隔に位置し、当接部２４ｂを支持軸２１上に当接した状態で後方へ摺動させた場合には、各筒状受部材２２内に挿入され、かつこの状態で前方へ摺動させた場合には、各筒状受部材２２から退出する。
【００１９】
離脱規制手段３０は、ロックレバー３１、ロックレバー３１を付勢するスプリング３２、ロック解除用の操作ケーブル３３、操作ケーブル３３が連結するリンク３４、リンク３４を付勢するスプリング３５、操作レバー３６、押圧レバー３７、およびスプリング３８にて構成されている。解除動作規制手段４０は、ロック解除レバー４１、カバー体４２、カバー体４２に設けたロックピン４３、ロック解除レバー４１を付勢するスプリング４４にて構成されている。
【００２０】
ロックレバー３１は、特に図５にて拡大して示すように、ロックアーム部３１ａと連結アーム部３１ｂとからなるもので、ロックアーム部３１ａは平板状に形成されているとともに、先端側の中央部には後方へ延びる凹所３１ｃが形成されている。押圧レバー３７は、押圧アーム部３７ａと連結アーム部３７ｂとからなるもので、両アーム部３７ａ，３７ｂの境界の部位にて、ロックレバー３１の両アーム部３１ａ，３１ｂを連結する側板部３１ｄに、支持ピン３１ｅを介して回動可能に組付けられ、かつ両レバー３１，３７は同支持ピン３１ｅを介して取付ベース２３に回動可能に組付けられている。
【００２１】
ロックレバー３１は、この状態で、スプリング３２の作用により図示時計方向への回動を所定のバネ力で規制されていて、ロックアーム部３１ａの先端が支持軸２１上の筒状受部材２２における筒体２２ａの大径筒部の背部に軸方向に対向して位置し、かつ連結アーム部３１ｂは後方へ延びている。また、押圧レバー３７においては、その連結アーム部３７ｂとロックレバー３１の連結アーム部３１ｂ間に掛止されたスプリング３８にて図示反時計方向へ付勢されていて、押圧アーム部３７ａの先端部がロックレバー３１のロックアーム部３１ａにおける凹所３１ｃ内に臨んでいる。
【００２２】
このようにロックレバー３１と押圧レバー３７が組付けられた状態では、ロックレバー３１におけるロックアーム部３１ａの先端側が支持軸２１に沿って延びていて、筒状受部材２２における筒体２２ａの大径筒部の背部に対向しており、筒体２２ａの大径筒部とロックアーム部３１ａの先端間には、各構成部材の製作精度および組付精度に起因するわずかな隙間が存在している。
【００２３】
また、押圧レバー３７におけるロックアーム部３７ａの先端部は、筒体２２ａの大径筒部の肩部に弾撥的に当接して、スプリング３８のバネ力に相当する力で押圧している。押圧レバー３７におけるロックアーム部３７ａは、ロックレバー３１のロックアーム部３１ａ上を屈曲して延びていて、ロックアーム部３７ａの途中に形成されている平坦状の段部３７ｃは、ロックアーム部３１ａの平面上に所定の間隔を保持して位置している。
【００２４】
ロック解除レバー４１は、屈曲状のレバー本体４１ａと、レバー本体４１ａの上端に位置する受部４１ｂとからなるもので、レバー本体４１ａには、その中央部から下方に延びるガイド溝４１ｃが形成されている。ガイド溝４１ｃは、円弧状溝部４１ｃ1と、同溝部４１ｃ1の先端にて交差状に位置する掛止溝部４１ｃ2とにより形成されている。ロック解除レバー４１は、そのレバー本体４１ａの上端とガイド溝部４１ｃの上端との間の部位にて、支持ピン４１ｄを介してロックレバー３１における連結アーム部３１ｂの後端部に回動可能に連結され、連結アーム部３１ｂとの間に掛止したスプリング４４のバネ力により回動を規制されている。
【００２５】
カバー体４２は、所定長さを有する断面円弧状のもので、後部の内側頂部にロックピン４３が突設されており、シ−トクッション１１と取付ベース２３間に取外し可能に挿入されて、取付ベース２３の円弧状のカバー部２３ｂを覆蓋する。ロックピン４３は下方に突出していて、カバー体４２を取付ベース２３に取付た状態では、取付ベース２３に設けた貫通孔２３ｃから取付ベース２３内に進入してロック解除レバー４１の受部４１ｂに当接し、ロック解除レバー４１をスプリング４４に抗して図示時計方向へわずかに回動させる。
【００２６】
離脱規制手段３０を構成するリンク３４は、その基端部にて、取付ベース２３のプレート部２３ａに支持ピン３４ａを介して回動可能に組付けられていて、その先端部に取付けたガイドピン３４ｂがロック解除レバー４１のガイド溝４１ｃに嵌合している。リンク３４は、取付ベース２３のプレート部２３ａとの間に掛止したスプリング３５により図示時計方向へ付勢されていて、リンク３４の回動動作により、ガイドピン３４ｂはガイド溝４１ｃの円弧溝部４１ｃ1内を移動するとともに、掛止溝部４１ｃ2内に進入して掛止されるようになっている。
【００２７】
ガイドピン３４ｂは、スプリング３５の作用により、カバー体４２が取付けられてロック解除レバー４１がロツクピン４３により図示時計方向へわずかに回動している場合には、ガイド溝４１ｃにおける円弧状溝部４１ｃ1の上端に位置し、カバー体４２が取外されてロック解除レバー４１がロックピン４３から開放されている場合には、ガイド溝４１ｃにおける掛止溝部４１ｃ2に進入していて、掛止溝部４１ｃ2に掛止される。
【００２８】
離脱規制手段３０を構成する操作ケーブル３３は、図１〜図４、および図６に示すように、アウタチューブ３３ａと、アウタチューブ３３ａ内に挿通されているインナワイヤ３３ｂとからなり、アウタチューブ３３ａは取付ベース２２とシ−トクッション１１の下面の後部に取けた操作レバー３６のレバー本体３６ａに固定され、インナワイヤ３３ｂはその一端をリンク３４の中間部に連結され、かつその他端を操作レバー３６のハンドル部３６ｂに連結されている。
【００２９】
操作レバー３６においては、ハンドル部３６ｂを図６の図示反時計方向へ回動操作することによりインナワイヤ３６ａを伸張してリンク３４を図示反時計方向へ回動操作し得るようになっている。
【００３０】
かかる構成の取付構造を採用した車両用シート１０においては、取付手段２０を介してタイヤハウス５１上の支持軸２１に取付けられるとともに、離脱規制手段３０および解除動作規制手段４０を介して、タイヤハウス５１上の支持軸２１からの離脱を規制されている。図２には、当該シート１０の取付状態が示されている。
【００３１】
この取付状態においては、取付手段２０を構成する取付ベース２３に設けた各被受部材２４は、タイヤハウス５１上に取付けた支持軸２１に設けた各筒状受部材２２に前方から嵌合していて、離脱規制手段３０を構成するロックレバー３１におけるロックアーム部３１ａの先端が、筒状受部材２２の筒体２２ａにおける大径部の背部に対向して位置し、各被受部材２４の各筒状受部材２２からの脱出を規制して、取付ベース２３と一体のシート１０のタイヤハウス５１上の支持軸２１からの取外しが規制されている。また、押圧レバー３７におけるロックアーム部３７ａの先端部が、スプリング２８の作用にて、筒状受部材２２における筒体２２ａの大径部の肩部に弾撥的に当接し、筒状受部材２２を支持軸２１の軸方向の前方へ押圧している。
【００３２】
また、この状態においては、解除動作規制手段４０を構成するカバー体４２が取付ベース２３のカバー部２３ｂを覆蓋していて、ロックピン４３が取付ベース２３の貫通孔２３ｃを貫通してロック解除レバー４１の受部４１ｂに当接し、ロック解除レバー４１をスプリング４４に抗して図示時計方向へわずかに回動させている。これにより、リンク３４に設けたガイドピン３４ｂは、ロック解除レバー４１のガイド溝４１ｃにおける円弧状溝部４１ｃ1の上端に位置している。
【００３３】
この取付状態において、離脱規制手段３０を構成する操作レバー３６のハンドル部３６ｂを図６の図示反時計方向へ回動操作すると、インナワイヤ３３ｂに連結しているリンク３４が図示反時計方向へ回動するが、この場合には、ロック解除レバー４１はロックピン４３の作用により時計方向への回動を規制されているため、リンク３４の先端部のガイドピン３４ｂはロック解除レバーガイド溝４１ｃにおける円弧状溝部４１ｃ1を下方へ移動する。従って、操作レバー３６のハンドル部３６ｂを回動操作しても、離脱規制手段３０は規制解除動作を行わず、取付ベース２３の支持軸２１上での移動が規制されて、取付ベース２３と一体のシート１０のタイヤハウス５１上の支持軸２１からの取外しはなお規制された状態にある。
【００３４】
一方、この取付状態において、解除動作規制手段４０を構成するカバー体４２を取付ベース２３から取外すと、ロック解除レバー４１はロックピン４３から開放される。この結果、ロック解除レバー４１は、スプリング４４の作用により図示反時計方向へ回動してリンク３４を図示時計方向へ回動させ、図３に示すように、ガイドピン３４ｂをガイド溝４１ｃの掛止溝部４１ｃ2に移行させる。この状態では、ガイドピン３４ｂはロック解除レバー４１に掛止された状態にある。
【００３５】
従って、この状態で、操作レバー３６のハンドル部３６ｂを図示反時計方向へ回動操作すると、図４に示すように、リンク３４がスプリング３５に抗して反時計方向に回動されてロック解除レバー４１を下方へ引っ張って、ロックレバー３１をスプリング３２に抗して支持ピン３１ｅを中心に、図示時計方向へ回動させる。このため、ロックレバー３１のロックアーム部３１ａの先端が筒状受部材２２から遠退く。
【００３６】
この回動時、ロックレバー３１はそのロックアーム部３１ａの平面部にて押圧レバー３７の段部３７ｃに係合して持ち上げ、押圧レバー３７を連動させて図示時計方向へ回動させる。これにより、押圧レバー３７も、筒状受部材２２の筒体２２ａの肩部から離間する。この結果、取付ベース２３の支持軸２１上での前方への移動が可能となり、取付ベース２３と一体のシート１０を前方を移動させることにより、シート１０をタイヤハウス５１上の支持軸２１から取外すことができる。
【００３７】
このように、当該車両用シートの取付構造においては、離脱規制手段３０のみを操作しても離脱規制手段３０の離脱規制機能は解消されずにシート１０は離脱されないため、離脱規制手段３０を誤操作しても、シート１０がタイヤハウス５１上の支持軸２１から取外されることはない。また、解除動作規制手段４０のみを操作しても、離脱規制手段３０の離脱規制機能が保持されているため、この場合にも、シート１０がタイヤハウス５１上の支持軸２１から取外されることはない。
【００３８】
ところで、当該取付構造においては、取付ベース２３側に回動可能に組付けられてバネ付勢された押圧レバー３７を筒状受部材２２における筒体２２ａの肩部に弾撥的に当接させて、スプリング３８のバネ力にて前方へ押圧しているため、押圧レバー３７が車両の振動等によるシ−トクッション１１の支持軸２１上での軸方向の移動を規制し、シート１０のガタつきを阻止するとともに、シート１０のガタつきに起因する異音の発生を防止する。
【００３９】
また、当該取付構造において、押圧レバー３７がロックレバー３１の操作に連動しするように構成しているため、シート１０を支持軸２１から取外す際の操作が一度で済むため、取外し操作の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る取付構造を採用して取付けられる車両用シート、および同シートの取付部位であるタイヤハウスの周囲を示す斜視図である。
【図２】同取付構造を採用した取付部位の縦断正面図である。
【図３】同取付部位における解除動作規制手段を操作したときの縦断正面図である。
【図４】同取付部位における解除動作規制手段を操作した状態で操作レバーを操作したときの縦断正面図である。
【図５】同取付構造を構成するロックレバーと押圧レバーを組付けた状態の斜視図である。
【図６】同取付構造を構成する操作レバーの取付状態を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
１０…シート、１１…シ−トクッション、１２…シートバック、１３…リクライニング機構、１４…脚部、２０…取付手段、２１…支持軸、２２…筒状受部材、２２ａ…筒体、２２ｂ…カラー、２３…取付ベース、２３ａ…プレート部、２３ｂ…カバー部、２３ｃ…貫通孔、２４…被受部材、２４ａ…ガイド部、２４ｂ…当接部、３０…離脱規制手段、３１…ロックレバー、３１ａ…ロックアーム部、３１ｂ…連結アーム部、３１ｃ…凹所、３１ｄ…側板部、３１ｅ…支持ピン、３２…スプリング、３３…操作ケーブル、３３ａ…アウタチューブ、３３ｂ…インナワイヤ、３４…リンク、３４ａ…支持ピン、３４ｂ…ガイドピン、３５…スプリング、３６…操作レバー、３６ａ…レバー本体、３６ｂ…ハンドル部、３７…押圧レバー、３７ａ…ロックアーム部、３７ｂ…連結アーム部、３７ｃ…段部、３８…スプリング、４０…解除動作規制手段、４１…ロック解除レバー、４１ａ…レバー本体、４１ｂ…受部、４１ｃ…ガイド溝、４１ｃ1…円弧状溝部、４１ｃ2…掛止溝部、４１ｄ…支持ピン、４２…カバー体、４３…ロックピン、４４…スプリング、５１…タイヤハウス、５２…ブラケット、５３…カバー。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle seat, and more particularly to an attachment structure for a vehicle seat that is removably attached to a predetermined attachment site of a vehicle.
[0002]
[Prior art]
As one type of vehicle seat, as shown in Japanese Utility Model Publication No. 6-29109, one end of a seat cushion is removably attached to a predetermined part in a vehicle, for example, a passenger compartment via an attachment means, There is a vehicle seat in which the release of the seat cushion from the attachment site is regulated so as to be releasable by a release regulating means.
[0003]
In this type of vehicle seat mounting structure, the mounting means is provided with a predetermined length of a support shaft provided at a predetermined portion of the vehicle and a predetermined distance on the support shaft, with one end side in the axial direction. A pair of cylindrical receiving members that are open to each other, and a pair of received members that are provided on one end side of the seat cushion and that are inserted into and received by the respective cylindrical receiving members to be received, and A detachment restricting means is rotatably mounted on the seat cushion side and is urged by a spring so that the distal end extends along the support shaft and faces the other end of the cylindrical receiving member. There is a configuration that includes an operation member that rotates the lock lever against a spring force and retracts it from a position facing the cylindrical receiving member.
[0004]
The mounting structure is intended to ensure that the mounting state of the seat with respect to the support shaft is maintained even when the seat mounted on the support shaft receives a large force in the direction of the support shaft. The lock lever has an increased lock strength with respect to the cylindrical receiving member in the direction of the support shaft by extending the distal end of the lock lever along the support shaft so as to face the other end of the cylindrical receiving member provided on the support shaft. ing.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the mounting structure, it is preferable that the other end of the cylindrical receiving member on the support shaft is brought into contact with the tip of the lock lever that faces the other end. From the viewpoint of assembly accuracy, a slight gap is inevitable. For this reason, due to this gap, the mounted seat is rattled by vibrations etc. that occur while the vehicle is traveling, and abnormal noise is generated due to this rattle, which impairs the comfort in the passenger compartment. Become.
[0006]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a backlash caused by a gap between the other end of the cylindrical receiving member on the support shaft and a front end of the lock lever facing the mounting structure, and an abnormal noise caused by the backlash. Is to prevent the occurrence of
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is for a vehicle in which one end portion of a seat cushion is removably attached to a predetermined attachment portion of a vehicle via attachment means, and the separation of the seat cushion from the attachment portion is restricted by a release restriction means. The present invention relates to a seat mounting structure.
[0008]
Thus, according to the present invention, the attachment means includes a pair of support shafts having a predetermined length provided in a predetermined portion of the vehicle, a pair having a predetermined distance on the support shaft, and one end side opening in the axial direction. And a pair of receiving members that are provided on one end side of the seat cushion and are movably inserted into and received by the respective cylindrical receiving members. A lock lever that is rotatably attached to the seat cushion side and is spring-biased so that the tip end side extends along the support shaft and faces the other end of the cylindrical receiving member, and the lock lever is spring-loaded. The present invention is intended to be applied to a vehicle seat mounting structure having a configuration including an operation member that is rotated against a force and retracted from a position facing the cylindrical receiving member.
[0009]
The mounting structure according to the present invention is a mounting structure for a vehicle seat of the above-described type, and the detachment restricting means is rotatably mounted on the seat cushion side and is urged by a spring so as to move the cylinder. A pressing lever that elastically abuts against the other end side of the cylindrical receiving member and presses the cylindrical receiving member toward the one end side, and the cylindrical receiving member is operated by rotating the pressing lever against a spring force. An operating member that is spaced apart from the distal end of the cylindrical receiving member, the distal end of the pressing lever extending from the distal end of the lock lever to the other end of the cylindrical receiving member. It is characterized by being in elastic contact with the side .
[0010]
In the mounting structure according to the present invention, it is preferable that the operation member of the pressing lever is made common with the operation member of the lock lever, and the both levers are interlocked.
[0011]
[Operation and effect of the invention]
In the vehicle seat mounting structure configured as described above, the seat is firmly fixed to the support shaft provided in the vehicle by both functions of the mounting means and the detachment restricting means, and in the axial direction of the support shaft. Even when a large force is applied, it has a high locking strength, and the seat does not come off from the support shaft. Further, if the separation regulating function is canceled by operating the separation regulating means in this state, the seat can be detached from the support shaft by moving along the axial direction of the support shaft.
[0012]
Therefore, in the mounting structure, a pressing lever, which is rotatably mounted on the seat cushion side and is spring-biased, is elastically brought into contact with the other end side of the cylindrical receiving member to Since the shape receiving member is pressed to one end side thereof , the pressing lever restricts the movement of the seat cushion support shaft in the axial direction due to vibration of the vehicle, and prevents the rattle of the seat. Prevents the generation of abnormal noise caused by the dead.
[0013]
In this mounting structure, if the operation member of the pressing lever is shared with the operation member of the lock lever, and these two levers are interlocked, the operation for removing the seat can be performed once, so the operability of the removal operation can be improved. Can be improved.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows a vehicle seat that is mounted on a predetermined mounting site in a vehicle interior by employing the mounting structure according to the present invention. The seat 10 includes a seat cushion 11 and a seat back 12, and the seat back 12 pivots in the front-rear direction to the rear end portion of the seat cushion 11 via a reclining mechanism 13 at the left and right lower end portions thereof. It is assembled as possible.
[0015]
In the seat 10, a pair of front and rear provided on the right side of the lower surface of the seat cushion 11, which is detachably mounted on the tire house via the mounting means 20 at the left side of the seat cushion 11. The leg 14 is supported and fixed on the floor of the passenger compartment, and can be seated by raising the seat back 12 as shown by a two-dot chain line in FIG. Further, in the state where the seat 10 is attached to the attachment portion on the tire house via the attachment means 20, the tire house via the separation restriction means 30 and the release operation restriction means 40 shown in FIGS. 2 to 5. Removal from the upper mounting site is restricted.
[0016]
As shown in FIGS. 1 to 4, the attachment means 20 is attached to the tire house 51 via a pair of front and rear brackets 52 and extends in the front-rear direction, and a predetermined interval on the support shaft 21. A pair of front and rear cylindrical receiving members 22 provided to be held, a mounting base 23 fixed to the side portion of the seat cushion 11, and a pair of receiving members provided at respective front and rear ends of the mounting base 23 The member 24 is used. Each bracket 52 is entirely covered with a cover 53 fixed to each bracket 52 on the tire house 51.
[0017]
Each cylindrical receiving member 22 includes a stepped cylindrical body 22a having a large diameter cylindrical portion and a small diameter cylindrical portion, and a resin collar 22b fitted from the opening side of the large diameter cylindrical portion of the cylindrical body 22a. And is fixed in the same direction at a predetermined interval on the support shaft 21 and opened forward. The mounting base 23 is composed of a flat plate portion 23a and a cover portion 23b that protrudes outward from the upper end of the plate portion 23a in an arc shape, and is fixed to the side portion of the seat cushion 11 by the plate portion 23a. Has been.
[0018]
Each of the receiving members 24 includes a circular arc piece-shaped guide portion 24a and a resin-made arc-shaped contact portion 24b fitted to the guide portion 24a. It is fixed to the front and rear ends of the cover portion 23b. Each received member 24 is located at the same interval as each cylindrical receiving member 22 on the support shaft 21, and when the contact portion 24 b is slid rearward while being in contact with the support shaft 21. When inserted into each cylindrical receiving member 22 and slid forward in this state, the cylindrical receiving member 22 retreats.
[0019]
The disengagement restricting means 30 includes a lock lever 31, a spring 32 that urges the lock lever 31, an operation cable 33 for unlocking, a link 34 that connects the operation cable 33, a spring 35 that urges the link 34, an operation lever 36, A pressing lever 37 and a spring 38 are included. The release operation restricting means 40 includes a lock release lever 41, a cover body 42, a lock pin 43 provided on the cover body 42, and a spring 44 that biases the lock release lever 41.
[0020]
The lock lever 31 is composed of a lock arm portion 31a and a connecting arm portion 31b, particularly as shown in an enlarged view in FIG. 5, and the lock arm portion 31a is formed in a flat plate shape and has a center on the tip side. A recess 31c extending rearward is formed in the part. The pressing lever 37 includes a pressing arm portion 37a and a connecting arm portion 37b. The pressing lever 37 is connected to a side plate portion 31d that connects the arm portions 31a and 31b of the lock lever 31 at a boundary portion between the arm portions 37a and 37b. The levers 31 and 37 are rotatably assembled to the mounting base 23 via the support pins 31e.
[0021]
In this state, the lock lever 31 is controlled to rotate clockwise by a predetermined spring force by the action of the spring 32, and the tip of the lock arm portion 31 a is in the cylindrical receiving member 22 on the support shaft 21. The cylinder 22a is positioned opposite to the back of the large-diameter cylindrical portion in the axial direction, and the connecting arm portion 31b extends rearward. Further, the pressing lever 37 is biased counterclockwise by a spring 38 hooked between the connecting arm portion 37b of the locking lever 31 and the connecting arm portion 31b of the lock lever 31, and the distal end portion of the pressing arm portion 37a. Faces the recess 31c in the lock arm portion 31a of the lock lever 31.
[0022]
In this state where the lock lever 31 and the pressing lever 37 are assembled, the distal end side of the lock arm portion 31 a of the lock lever 31 extends along the support shaft 21, and the cylindrical body 22 a of the cylindrical receiving member 22 is large. It faces the back of the diameter cylinder part, and there is a slight gap between the large diameter cylinder part of the cylinder 22a and the tip of the lock arm part 31a due to the manufacturing accuracy and assembly accuracy of each component. Yes.
[0023]
Further, the distal end portion of the lock arm portion 37 a in the pressing lever 37 is elastically abutted against the shoulder portion of the large-diameter cylindrical portion of the cylindrical body 22 a and is pressed with a force corresponding to the spring force of the spring 38. The lock arm portion 37a of the pressing lever 37 is bent and extends on the lock arm portion 31a of the lock lever 31, and the flat step portion 37c formed in the middle of the lock arm portion 37a is the lock arm portion 31a. Are located on the plane with a predetermined interval.
[0024]
The unlocking lever 41 includes a bent lever body 41a and a receiving portion 41b positioned at the upper end of the lever body 41a. The lever body 41a is formed with a guide groove 41c extending downward from the central portion thereof. ing. The guide groove 41c is formed by an arcuate groove portion 41c1 and a latching groove portion 41c2 positioned in a cross shape at the tip of the groove portion 41c1. The unlocking lever 41 is rotatably connected to the rear end portion of the connecting arm portion 31b of the lock lever 31 through a support pin 41d at a portion between the upper end of the lever main body 41a and the upper end of the guide groove portion 41c. The rotation is restricted by the spring force of the spring 44 hooked between the connecting arm portion 31b.
[0025]
The cover body 42 has an arc-shaped cross section having a predetermined length, and a lock pin 43 projects from the inner top of the rear part. The cover body 42 is removably inserted between the seat cushion 11 and the mounting base 23. The arc-shaped cover portion 23b of the mounting base 23 is covered. The lock pin 43 protrudes downward, and when the cover body 42 is attached to the attachment base 23, the lock pin 43 enters the attachment base 23 from the through hole 23 c provided in the attachment base 23 and enters the receiving portion 41 b of the lock release lever 41. The lock release lever 41 is slightly rotated in the clockwise direction in the figure against the spring 44.
[0026]
The link 34 constituting the detachment restricting means 30 is pivotally assembled to the plate portion 23a of the mounting base 23 via the support pin 34a at the base end portion thereof, and the guide pin attached to the distal end portion thereof. 34 b is fitted in the guide groove 41 c of the lock release lever 41. The link 34 is urged in the clockwise direction in the figure by a spring 35 hooked between the plate portion 23a of the mounting base 23, and the guide pin 34b is turned into an arcuate groove portion 41c1 of the guide groove 41c by the rotation of the link 34. While moving in, it enters into the latching groove part 41c2 and is latched.
[0027]
When the cover body 42 is attached by the action of the spring 35 and the lock release lever 41 is slightly rotated clockwise by the lock pin 43 by the action of the spring 35, the guide pin 34b is formed in the arc-shaped groove 41c1 in the guide groove 41c. When the cover body 42 is removed and the lock release lever 41 is released from the lock pin 43 at the upper end, the cover body 42 has entered the latching groove 41c2 in the guide groove 41c and is hooked into the latching groove 41c2. Stopped.
[0028]
As shown in FIGS. 1 to 4 and 6, the operation cable 33 constituting the detachment restricting means 30 includes an outer tube 33 a and an inner wire 33 b inserted into the outer tube 33 a, and the outer tube 33 a The mounting base 22 and the lever main body 36a of the operating lever 36 which can be taken behind the lower surface of the seat cushion 11 are fixed. The inner wire 33b is connected at one end to the intermediate portion of the link 34, and the other end is connected to the operating lever 36. It is connected to the handle portion 36b.
[0029]
In the operation lever 36, the inner wire 36a can be extended by rotating the handle portion 36b in the counterclockwise direction in FIG. 6 to rotate the link 34 in the counterclockwise direction in the figure.
[0030]
In the vehicle seat 10 adopting the mounting structure having such a configuration, the vehicle seat 10 is attached to the support shaft 21 on the tire house 51 via the attachment means 20, and is connected to the tire house via the separation restriction means 30 and the release operation restriction means 40. The detachment from the support shaft 21 on 51 is regulated. FIG. 2 shows the attached state of the seat 10.
[0031]
In this mounted state, each received member 24 provided on the mounting base 23 constituting the mounting means 20 is fitted from the front to each cylindrical receiving member 22 provided on the support shaft 21 mounted on the tire house 51. The tip of the lock arm portion 31a of the lock lever 31 constituting the detachment restricting means 30 is located opposite to the back portion of the large diameter portion of the cylindrical body 22a of the cylindrical receiving member 22, and The escape from each cylindrical receiving member 22 is restricted, and the removal of the seat 10 integral with the mounting base 23 from the support shaft 21 on the tire house 51 is restricted. Further, the distal end portion of the lock arm portion 37a in the pressing lever 37 abuts the shoulder portion of the large-diameter portion of the cylindrical body 22a in the cylindrical receiving member 22 by the action of the spring 28, and the cylindrical receiving member. 22 is pressed forward in the axial direction of the support shaft 21.
[0032]
Further, in this state, the cover body 42 constituting the release operation restricting means 40 covers the cover portion 23b of the mounting base 23, and the lock pin 43 passes through the through hole 23c of the mounting base 23 to release the lock release lever. 41, the lock release lever 41 is slightly rotated in the clockwise direction in the figure against the spring 44. As a result, the guide pin 34 b provided on the link 34 is positioned at the upper end of the arc-shaped groove 41 c 1 in the guide groove 41 c of the lock release lever 41.
[0033]
In this attached state, when the handle portion 36b of the operating lever 36 constituting the detachment restricting means 30 is operated to rotate counterclockwise as shown in FIG. 6, the link 34 connected to the inner wire 33b rotates counterclockwise as shown. However, in this case, since the lock release lever 41 is restricted from rotating clockwise by the action of the lock pin 43, the guide pin 34b at the tip of the link 34 is a circle in the lock release lever guide groove 41c. The arcuate groove 41c1 is moved downward. Therefore, even if the handle portion 36 b of the operation lever 36 is rotated, the detachment restricting means 30 does not perform the restriction releasing operation, and the movement of the attachment base 23 on the support shaft 21 is restricted, so that it is integrated with the attachment base 23. The removal of the seat 10 from the support shaft 21 on the tire house 51 is still regulated.
[0034]
On the other hand, when the cover body 42 constituting the release operation restricting means 40 is removed from the attachment base 23 in this attached state, the lock release lever 41 is released from the lock pin 43. As a result, the lock release lever 41 is rotated counterclockwise in the figure by the action of the spring 44 to rotate the link 34 in the clockwise direction in the figure, and as shown in FIG. 3, the guide pin 34b is engaged with the guide groove 41c. Transition to the stop groove portion 41c2. In this state, the guide pin 34b is hooked on the lock release lever 41.
[0035]
Therefore, in this state, when the handle portion 36b of the operation lever 36 is rotated counterclockwise in the drawing, the link 34 is rotated counterclockwise against the spring 35 as shown in FIG. By pulling the lever 41 downward, the lock lever 31 is rotated counterclockwise around the support pin 31e against the spring 32. For this reason, the tip of the lock arm portion 31 a of the lock lever 31 moves away from the cylindrical receiving member 22.
[0036]
At the time of this rotation, the lock lever 31 is engaged with the stepped portion 37c of the pressing lever 37 at the plane portion of the locking arm portion 31a and lifted, and the pressing lever 37 is rotated in the clockwise direction in the figure. Thereby, the pressing lever 37 is also separated from the shoulder portion of the cylindrical body 22a of the cylindrical receiving member 22. As a result, the mounting base 23 can move forward on the support shaft 21, and the seat 10 integrated with the mounting base 23 is moved forward to remove the seat 10 from the support shaft 21 on the tire house 51. be able to.
[0037]
Thus, in the vehicle seat mounting structure, even if only the separation restricting means 30 is operated, the separation restricting function of the separation restricting means 30 is not canceled and the seat 10 is not detached. Even so, the seat 10 is not removed from the support shaft 21 on the tire house 51. Further, even if only the release operation restricting means 40 is operated, the separation restricting function of the disengagement restricting means 30 is maintained. In this case as well, the seat 10 is detached from the support shaft 21 on the tire house 51. There is nothing.
[0038]
By the way, in the mounting structure, the pressing lever 37 that is rotatably mounted on the mounting base 23 side and is spring-biased is elastically brought into contact with the shoulder portion of the cylindrical body 22a of the cylindrical receiving member 22. Since the spring 38 is pressed forward by the spring force, the pressing lever 37 restricts the movement of the seat cushion 11 in the axial direction on the support shaft 21 due to the vibration of the vehicle and the like. While preventing sticking, generation | occurrence | production of the abnormal noise resulting from the rattling of the sheet | seat 10 is prevented.
[0039]
Further, in the mounting structure, since the pressing lever 37 is configured to be interlocked with the operation of the lock lever 31, the operation for removing the seat 10 from the support shaft 21 can be performed only once. Can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a vehicle seat that is mounted using the mounting structure according to the present invention, and a periphery of a tire house that is a mounting portion of the seat.
FIG. 2 is a longitudinal sectional front view of an attachment part adopting the same attachment structure.
FIG. 3 is a longitudinal front view of the release operation restricting means at the attachment site when operated.
FIG. 4 is a longitudinal front view when the operation lever is operated in a state where the release operation restricting means is operated at the attachment site.
FIG. 5 is a perspective view of a state in which a lock lever and a pressing lever constituting the mounting structure are assembled.
FIG. 6 is a longitudinal sectional side view showing a mounting state of an operation lever constituting the mounting structure.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Seat, 11 ... Seat cushion, 12 ... Seat back, 13 ... Reclining mechanism, 14 ... Leg part, 20 ... Mounting means, 21 ... Support shaft, 22 ... Cylindrical receiving member, 22a ... Cylindrical body, 22b ... Collar, 23 ... Mounting base, 23a ... Plate part, 23b ... Cover part, 23c ... Through hole, 24 ... Received member, 24a ... Guide part, 24b ... Abutting part, 30 ... Disengagement restricting means, 31 ... Lock lever, 31a ... Lock arm part, 31b ... Connection arm part, 31c ... Recess, 31d ... Side plate part, 31e ... Support pin, 32 ... Spring, 33 ... Operation cable, 33a ... Outer tube, 33b ... Inner wire, 34 ... Link, 34a ... Support pin, 34b ... Guide pin, 35 ... Spring, 36 ... Operating lever, 36a ... Lever body, 36b ... Handle part, 37 ... Pressing lever, 37a Lock arm portion, 37b ... Connecting arm portion, 37c ... Step portion, 38 ... Spring, 40 ... Release operation restricting means, 41 ... Lock release lever, 41a ... Lever body, 41b ... Receiving portion, 41c ... Guide groove, 41c1 ... Yen Arc-shaped groove part, 41c2 ... latching groove part, 41d ... support pin, 42 ... cover body, 43 ... lock pin, 44 ... spring, 51 ... tire house, 52 ... bracket, 53 ... cover.

Claims

シートクッションの一端部を車両の所定の取付部位に取付手段を介して離脱可能に取付けるとともに、離脱規制手段により前記シートクッションの前記取付部位からの離脱を解除可能に規制する車両用シートの取付構造であって、前記取付手段を、車両の所定の部位に設けた所定長さの支持軸と、同支持軸上に所定の間隔を保持して設けられ一端側が軸方向に開口する一対の筒状受部材と、前記シートクッションの一端側に設けられ前記各筒状受部材に進退可能に挿入されて受承される一対の被受部材を備えた構成とし、かつ前記離脱規制手段を、前記シートクッション側に回動可能に組付けられてバネ付勢されて先端側が前記支持軸に沿って前記筒状受部材の他端側に対向して延びるロックレバーと、同ロックレバーをバネ力に抗して回動操作して前記筒状受部材に対する対向位置から退避させる操作部材を備えた構成としてなる車両用シートの取付構造において、前記離脱規制手段は、前記シ−トクッション側に回動可能に組付けられてバネ付勢されて前記筒状受部材の他端側に弾撥的に当接して同筒状受部材を一端側へ押圧する押圧レバーと、同押圧レバーをバネ力に抗して回動操作して前記筒状受部材から離間させる操作部材を備え、前記押圧レバーは先端部が前記ロックレバーの先端部より前記筒状受部材の他端側へ延出していて、同先端部にて前記筒状受部材の他端側に弾撥的に当接していることを特徴とする車両用シートの取付構造。A vehicle seat mounting structure in which one end portion of the seat cushion is removably attached to a predetermined attachment portion of the vehicle via attachment means, and the separation of the seat cushion from the attachment portion is releasably restricted by the separation restriction means. The mounting means includes a support shaft having a predetermined length provided at a predetermined portion of the vehicle, and a pair of cylindrical shapes provided on the support shaft with a predetermined interval and having one end opened in the axial direction. The seat includes a receiving member and a pair of receiving members that are provided on one end side of the seat cushion and are inserted into the cylindrical receiving members so as to be able to advance and retract. A lock lever that is rotatably mounted on the cushion side and is spring-biased so that the tip side extends along the support shaft and faces the other end of the cylindrical receiving member, and the lock lever resists spring force. Then turn In work to the mounting structure of a vehicle seat comprising a structure in which an operation member to retract from the facing position with respect to said tubular receiving member, said removal preventing means, the sheet - mounted rotatably on cushions side A pressure lever that is spring-biased and elastically abuts against the other end of the cylindrical receiving member to press the cylindrical receiving member toward the one end , and the pressing lever rotates against the spring force An operating member that is operated to be separated from the cylindrical receiving member, and the distal end of the pressing lever extends from the distal end of the lock lever to the other end of the cylindrical receiving member. A vehicle seat mounting structure characterized by elastically abutting against the other end side of the cylindrical receiving member .

請求項１に記載の車両用シートの取付構造において、前記押圧レバーの操作部材を前記ロックレバーの操作部材と共通化して、これら両レバーを連動させることを特徴とする車両用シートの取付構造。2. The vehicle seat mounting structure according to claim 1, wherein the operation member of the pressing lever is made common with the operation member of the lock lever, and these both levers are interlocked.