JP3893649B2

JP3893649B2 - Disc forming apparatus for recording medium

Info

Publication number: JP3893649B2
Application number: JP28787896A
Authority: JP
Inventors: 明信片山; 敬人石川; 秀穂有吉
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1996-10-30
Filing date: 1996-10-30
Publication date: 2007-03-14
Anticipated expiration: 2016-10-30
Also published as: JPH10128807A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は成型物である張り合わせディスク等の記録媒体用ディスクを成形するための成形装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、実公平５−４６８９９号等に代表されるように射出成形装置によってディスク等の成型物を成形する場合、溶融樹脂は、固定側金型の中央に設けられた注入口であるスプルブッシュから金型キャビティの中央部に射出され、射出された溶融樹脂は放射状に拡散して金型キャビティに充填されている。
【０００３】
図１０は従来の射出成形装置を示す図であり、図１０において、２０１は固定側金型、２０３は可動側金型で、固定側金型２０１は図示しない可動盤に固定され、可動側金型２０３は図示しない固定盤にそれぞれ固定されていて、可動側金型２０３は固定側金型２０１に対して前後進可能になっている。２０２はスタンパで、可動側金型２０３のキャビティ面に設けられている。この可動側金型２０３の中央部には、同金型２０３の軸線方向にのびる空孔２０４が形成され、空孔２０４に略載頭円錐体状のスタンパ押え２０５が嵌合されている。
【０００４】
図１１は、スタンパ押え２０５を示すもので、スタンパ押え２０５の一端部には外方に張り出す保持つば２０６が形成され、またスタンパ押え２０５の他端部にはねじ部が形成されている。
【０００５】
図１２は、このような従来の射出成形装置によって成形された成型品たるディスク２０８を示すもので、ディスク２０８の内周部にはスタンパ押え２０５の保持つば２０６に対応する部分に溝部２０７が存在していた。ここで、スタンパ押え２０５の直径は３６ｍｍ以下とすることはできなかった。これは、図１３に従来のスタンパ押さえ部分の拡大図に示すように、成形されたディスク２０８の内径を打ち抜くための可動パンチ２１１、スプルー２１３、製品突き出しピンなどがあり直径３６ｍｍ以下ではこれらのスペースがとれなかったためである。従って、ディスク２０８の溝部２０７の直径も３６ｍｍ以上となっていた。これにより、ディスク２０８を接着剤２１０などにより張り合わせようとした場合、余分な接着剤２１０はこの溝部２０７に溜まるので、接着剤２１０が溝部２０７まで、すなわちディスク２０８の中心から１８．０ｍｍ以上のところまでしか及んでいなかった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、現在一般に使用されているディスクへ信号を記録する記録装置若しくはディスクに記録された信号を再生する再生装置について説明する。
【０００７】
図１４は記録装置又は再生装置のディスク押えの斜視図であり、図１５は記録装置又は再生装置のディスク押えの断面図である。図１４及び図１５においてディスク上部押え１５１はディスクの上部を押さえるものであり、ディスク下部押え１５２はディスクの下部を押さえるものである。このディスク上部押え１５１とディスク下部押え１５２によりディスク押え１５３を構成し、これにより張り合わせディスク４を挟持し、ディスクへ信号を記録若しくはディスクに記録された信号を再生する際にこのディスク押え１５３をモータなどにより所定の回転数で回転することで、張り合わせディスク４を所定の回転数で回転するようにしている。
【０００８】
しかしながら、以上のような従来の成形装置で作成されたディスクを、上記した記録装置若しくは再生装置で信号を記録又は再生しようとした場合、図１６で示すように、ディスク押え１５３が張り合わせディスク５４の接着部材５３の存在しない箇所を押さえる。これにより、張り合わせディスク５４の接着部材５３の存在しない箇所のディスク２ａ、２ｂの間隔が接着部材５３の存在する箇所のディスク２ａ、２ｂの間隔に比べて狭くなり、張り合わせディスク５４のセンターホール付近にたわみが生じる。これにより、張り合わせディスク５４への信号の記録若しくは再生が確実に行えない。特に、センターホール付近での信号の記録若しくは再生が確実に行えない。
【０００９】
ここで、現在の一般の記録装置又は再生装置の場合ディスク上部押え１５１の直径よりディスク下部押さえ１５２の直径の方が大きいため、張り合わせディスク５４の接着部材５３の存在する箇所までディスク下部押え１５２が及んでいても、張り合わせディスク５４の接着部材５３の存在する箇所までディスク上部押え１５１が及んでいなければこのような課題が生じていた。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の記録媒体用ディスク成形装置は、柱形状をした柱部と、柱部の一端に設けられかつ柱部の他端から一端に向けて柱部の断面積が大きくなるようにテーパを施したテーパ部を備え、テーパ部の内径と外径との差を０．０１０ｍｍ〜０．０２５ｍｍとした型押えと、型押えの成型物を成形する面と、スタンパの成型物を成形する面が、±２μｍの範囲の略同一平面となるようにスタンパを型押えにより装着するとともに成型物の下側を押圧する可動側型と、成型物の上側を押圧するとともにその中心部分に成型物を形成するための樹脂を注入するための注入口とを有する固定側型とを備えたものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【００１２】
（実施の形態１）
図１は本発明の一実施の形態である成形装置の断面図である。図１において、固定側型１は成型物であるディスク２の上側を押圧するものである。可動側型３は後述する成型物を成形するための型であるスタンパ４を装着するように構成されており、可動側型３によりディスク２の下側を押圧する。固定側型１は図示しない可動盤に固定され、可動側型３は図示しない固定盤にそれぞれ固定されていて、可動側型３は固定側型１に対して前後進可能になっている。スタンパ４は成型物を成形するための型であるスタンパであり、可動側型３の成型物を成形する側の面（以下、キャビティ面という。）に設けられている。この固定側型１の中央部にはディスク２を形成するための樹脂であるポリカーボネート樹脂を注入するための注入管であるスプルプッシュ６及び注入口７を有している。スプルプッシュ６に注入されたポリカーボネート樹脂は注入口７へと導入され、キャビティ面へ射出される。この可動側型３の中央部には、可動側型３の軸線方向にのびる空孔９が形成され、空孔９に円柱状の型押え８が嵌合されて、スタンパ４を可動側型３に保持する。
【００１３】
図２は、本発明の別の実施の形態である成形装置の断面図である。なお、上記実施の形態と同様の構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
【００１４】
この成形装置においては、スプルプッシュ６内部の温度を制御するための温度制御部１０をスプルプッシュ６の周辺部に設けている。
【００１５】
つぎに、型押え８についてさらに詳細に説明する。
図３は、本発明の第１の実施の形態である型押えの斜視図であり、図４は、本発明の第３の実施の形態である型と型押えの拡大断面図である。図３及び図４において、型押え８は柱形状をした柱部である円柱１８の一端に保持部であるテーパ部１９が設けられており、円柱１８の他端から一端に向けて円柱１８の断面積が大きくなるようにテーパが施されている。テーパ部１９によってディスク２を成形するためのスタンパ４を可動側型３に押さえてスタンパ４を保持する。さらに、スタンパ４に型押え８を装着した際にスタンパ４及び型押え８のディスクを成形する側の面が略同一平面となるように構成している。
【００１６】
本実施の形態ではスタンパ４のディスク２を成形する面とテーパ部１９のディスク２を成形する面とが±２μｍの範囲になるようにし略同一平面としているが、ディスクを成形するうえで問題のない範囲であればよい。
【００１７】
すなわち、成型物であるディスク２を成形するための型であるスタンパ４を押さえる型押え８であって、スタンパ４に装着された際にスタンパ４及び型押え８のディスク２を成形する側の面が略同一平面となるように構成した型押えであって、そのスタンパの中央部を保持する構成としている。
【００１８】
つぎに、型であるスタンパ６についてさらに詳細に説明する。
図３及び図４において、被保持部２０はテーパ部１９に保持されるものであり、テーパ部１９をはめ込むことができるよう被保持部２０をスタンパ４のディスク２を成形する面（上側）から他面（下側）に向けて被保持部２０の断面積が小さくなるようにテーパを施している。型押え８の円柱１８をスタンパ４の貫通穴１４に貫通させ、テーパ部１９を被保持部２０にはめ込み、テーパ部１９がスタンパ４を可動側型３へ押さえてスタンパ４を保持する。さらに、スタンパ４に型押え８を装着しスタンパ４をテーパ部１９で保持した際にスタンパ４のディスク２を成形する面とテーパ部１９のディスク２を成形する面とが略同一平面となるように構成している。
【００１９】
すなわち、成型物であるディスク２を成形するための型であるスタンパ４であって、スタンパ４を押さえる型押え８に装着された際に型押え８及びスタンパ４のディスク２を成形する面が略同一平面となるように構成した型であって、スタンパ４の中央部に型押え８でスタンパ４が保持できるようにテーパ部１９を設けたものである。
【００２０】
なお、樹脂はポリカーボネート樹脂３以外であっても、成型物が形成できればよい。
【００２１】
また、本実施の形態では型押え８を構成する柱として円柱１８により構成したが、六角柱、八角柱などの多角柱であっても同様である。
【００２２】
つぎに、テーパの割合を変化させた場合のスタンパ４の信頼性について説明する。
【００２３】
スタンパ４の直径をφ３５．４０００ｍｍ±０．００〜０．００５ｍｍ
の範囲とし、型押え８のテーパ部１９の上端部の直径（以下、外径という（図３における半径”ａ”と対応する箇所））と型押え８のテーパ部１９の下端部の直径（以下、内径という（図３における半径”ｂ” と対応する箇所））との差を変化させて試験を行った。
【００２４】
（１）外径と内径との差０．０００ｍｍ〜０．０１０ｍｍの場合
ディスク２を２００枚作成した時点で、スタンパ４が型押え８から剥離し、ディスク２の作成が不可能となった。
【００２５】
（２）外径と内径との差０．０１０ｍｍ〜０．０２５ｍｍの場合
ディスク２を１００００枚作成した時点でも、スタンパ４の変形がなく継続してディスク２の作成が可能であった。
【００２６】
（３）外径と内径との差０．０２５ｍｍ以上の場合
スタンパ４を型押え８で押さえた（装着の）際に、押えかたがきつくスタンパ４が変形し、ディスク２の作成は不可能であった。
【００２７】
以上の結果からテーパ部１７の内径と外径との差を０．０１０ｍｍ〜０．０２５ｍｍとするとスタンパの作成が継続してできるという顕著な結果が得られる。特にテーパ部１７の内径と外径との差が１５μｍとした場合が良好である。
【００２８】
つぎに、以上のように記載された第１の実施の形態の型及び型押えを用いた成形装置を使用し、成型物であるディスク２を作成する工程について以下に説明する。
【００２９】
まず、上記構成の型、型押え並びにこれを用いた成形装置の動作について図２をもちいて説明する。固定側型１に対し可動側型３を前進させて固定側型１とスタンパ４との間を０．６ｍｍに設定して型締を行った後、スプルプッシュ６から注入口７を通して型キャビティに溶融樹脂であるポリカーボネート樹脂を射出する。射出された溶融ポリカーボネート樹脂は放射状に広がり型キャビティ内に充填される。この際、スプルプッシュ６は温度制御部１０により、１２０℃に保たれており、その中のポリカーボネート樹脂もほぼ同じ温度で液体の状態である。スタンパ４全体にポリカーボネート樹脂が充填された後、ポリカーボネート樹脂の固化をする。その後、固定側型１とスタンパ４とを引き離し、ディスク２をスタンパ４より取り外す。以上の動作を繰り返して、複数のディスク２を繰り返し作成する。以上は、いわゆるコールドランナによる製法であるが、図２に示すようなホットランナによる製法で、例えばホットランナ部を２４０℃、型温を１２０℃としても同様に以下に説明するディスク２を作成することができる。
【００３０】
つぎに、上記のような工程により作成されたディスク２の形状について説明する。
【００３１】
図５は、本発明の第１の実施の形態の型と型押えを用いた成形装置により作成されたディスクを示す図であり、（ａ）はその平面図、（ｂ）はその断面図を示す。
【００３２】
図５において、接着面５１は上記工程においてスタンパ側の面と接していた面であり、ピットにより情報が記録されている面である。センターホール５２は円盤状に作成されたディスクの中心付近をプレス加工により円形状に打ち抜いたものである。この情報が記録されている面である接着面５１にアルミ、金などの反射層などを蒸着する。接着面５１はマクロに見ると平面であることを特徴としている。すなわち、ミクロの単位で見ると情報を表現するピットにより凸凹が存在し平面とはならない。例えば、コンパクトディスク（ＣＤ）では０．１０μｍ、相変化型光ディスク（ＰＤ）では０．０６μｍ、デジタル・ビデオ・ディスク（ＤＶＤ）では０．０８μｍである。しかし、マクロ（全体的）にみると従来例で存在した間隙に対応する溝が存在せず平面を構成している。すなわち、０．３μｍ以上の凸凹が存在しないような構成となっている。
【００３３】
つぎに、上記のように作成されたディスクを２枚張り合せた張り合せディスクについて説明する。図６は、図５に示されたディスクを張り合せた後の張り合せディスクを示す図であり、図６において、同様の要領で作成されたディスク２ａ、２ｂの各々接着面を接着剤又は接着テープなどの接着部材５３により張り合わせて張り合わせディスク５４を作成する。この際、例えば図７に示すように接着部材５３がセンターホール５２からでないよう、接着面においてセンターホール５２から接着部材５３に至るまでに若干の空間を設けている（以下、空隙部５５という）。また、張り合わせディスク５４に信号を記録する記録装置若しくは張り合わせディスク５４に記録された信号を再生する再生装置のディスク押えの直径より空隙部５５の直径が小さくなるように構成している。
【００３４】
以上のような構成にすることにより、図８に示すように記録装置若しくは再生装置のディスク押えが確実に張り合わせディスク５４の接着部材５３の存在する箇所を押さえるので、張り合わせディスク５４の接着部材５３の存在しない箇所のディスク２ａ、２ｂの間隔と接着部材５３の存在する箇所のディスク２ａ、２ｂの間隔とがほぼ等しくなり、張り合わせディスク５４のセンターホール５２付近のたわみがなくなり、張り合わせディスク５４への信号の記録若しくは再生が確実に行えるようになる。
【００３５】
また、空隙がないため接着面積が増え、張り合わせディスク５４の張り合わせ強度が向上する。
【００３６】
なお、空隙部５５の直径とは、図９（ａ）に示すように空隙部５５の外周５６が円形状をしている場合は、その外周の直径であり、図９（ｂ）に示すように空隙部５５の外周５６が円形状以外の形状をしている場合は、その外周５６の中心線５７の直径である。
【００３７】
【発明の効果】
以上のような構成にすることにより、図８に示すように記録装置若しくは再生装置のディスク押えが確実に張り合わせディスク５４の接着部材５３の存在する箇所を押さえるので、張り合わせディスク５４の接着部材５３の存在しない箇所のディスク２ａ、２ｂの間隔と接着部材５３の存在する箇所のディスク２ａ、２ｂの間隔とがほぼ等しくなり、張り合わせディスク５４のセンターホール５２付近のたわみがなくなり、張り合わせディスク５４への信号の記録若しくは再生が確実に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態である成形装置の断面図
【図２】本発明の別の一実施の形態である成形装置の断面図
【図３】本発明の第１の実施の形態である型と型押えの斜視図
【図４】本発明の第１の実施の形態である型と型押えの拡大断面図
【図５】本発明の第１の実施の形態である型と型押えを用いた成形装置により作成されたディスクを示す図
【図６】図５に示されたディスクを張り合せた後の張り合せディスクを示す図
【図７】センターホールから接着部材が露出した状態を示す図
【図８】本発明の第１の実施の形態で示した成形装置により成形されたディスクを記録装置又は再生装置に載置した際の断面図
【図９】図６に示された張り合せディスクのセンターホール近傍を示す図
【図１０】従来の射出成形装置を示す図
【図１１】従来の射出成形装置のスタンパ押えを示す図
【図１２】従来の射出成形装置で成形されたディスクを張り合せた後の張り合せディスクを示す図
【図１３】従来の射出成形装置のスタンパ押え部分の拡大図
【図１４】従来のディスクの記録装置又は再生装置のディスク押えの斜視図
【図１５】従来のディスクの記録装置又は再生装置のディスク押えの断面図
【図１６】従来の成形装置により成形されたディスクを記録装置又は再生装置に載置する際の断面図
【符号の説明】
１固定側型
２、２ａ、２ｂディスク（成型物）
３可動側型
４スタンパ（型）
６注入管（スプルブッシュ）
７注入口
８型押え
９空孔
１０温度制御部
１４貫通穴
１８円柱
１９テーパ部（保持部）
２０被保持部
５１接着面
５２センターホール
５３接着部材
５４張り合わせディスク
５５空隙部
５６外周
５７中心線
１５１ディスク上部押え
１５２ディスク下部押え
１５３ディスク押え[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to forming KatachiSo location for forming a recording medium disk such as a disk bonding a molded product.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when molding a molded article such as a disk by an injection molding apparatus as represented by Japanese Utility Model Publication No. 5-46899, the molten resin is supplied from a sprue bush that is an injection port provided in the center of a fixed mold. The molten resin injected into the center of the mold cavity is diffused radially and filled in the mold cavity.
[0003]
Figure 10 is a diagram showing a conventional injection molding apparatus, 10, 201 fixed mold, 20 3 in the movable mold, the fixed mold 201 is fixed to a movable platen (not shown), the movable-side mold 20 3 have been fixed to the stationary platen (not shown), the movable mold 20 3 are enabled reverse prior to the fixed side mold 201. 20 2 In the stamper, is provided on the cavity surface of the movable die 20 3. The central portion of the movable die 20 3, the holes 204 are formed extending in the axial direction of the same mold 20 3, Ryakuno head cone shaped stamper holder 205 is fitted into the holes 204 .
[0004]
FIG. 11 shows the stamper presser 205. A holding collar 206 that projects outward is formed at one end of the stamper presser 205, and a screw part is formed at the other end of the stamper presser 205.
[0005]
Figure 12 shows the molding serving disc 208 molded by the conventional injection molding apparatus, the groove 20 7 parts corresponding to the retention flange 206 of the stamper holder 205 in the inner peripheral portion of the disc 208 Existed. Here, the diameter of the stamper presser 205 could not be 36 mm or less. This is because, as shown in the enlarged view of a conventional stamper holder portion 13, the movable punch 211 for punching the inner diameter of the disk 208 which is molded sprue 21 3, etc. Products protrusion pin below are there diameter 36mm is This is because these spaces could not be taken. Thus, it has been a groove 20 7 of the diameter of the disc 208 even 36mm or more. Accordingly, if the disc 208 tried Hariawa by an adhesive 210, excess adhesive 210 so collects in the groove 20 7, until the adhesive 210 is the groove 20 7, i.e. 18.0mm or more from the center of the disc 208 It was only reaching up to.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Here, a recording apparatus for recording a signal on a disk that is generally used at present or a reproducing apparatus for reproducing a signal recorded on the disk will be described.
[0007]
FIG. 14 is a perspective view of the disk presser of the recording apparatus or reproducing apparatus, and FIG. 15 is a cross-sectional view of the disk presser of the recording apparatus or reproducing apparatus. 14 and 15 , the disc upper presser 151 holds the upper portion of the disc, and the disc lower presser 152 holds the lower portion of the disc. The disc upper retainer 151 and the disc lower presser 152 constitute a disk pressing 153, thereby clamping the disk 4 laminated, the disk pressing 153 when reproducing the signals recorded signal to disk recording or disc by rotating at a predetermined rotational speed by a motor, and the disk 4 bonded to rotate at a predetermined rotational speed.
[0008]
However, a disk created by conventional molding apparatus as described above, when attempting to record or reproduce signals in a recording device or reproducing device described above, as shown in Figure 16, the disk retainer 153 is laminated disc 54 A portion where the adhesive member 53 does not exist is pressed. Thus, non-existent location of the disk 2a of the adhesive member 53 of the laminated disc 54, there are portions of the disks 2a intervals adhesive member 53 2b, becomes narrower than the spacing 2b, near with Center laminated disc 54 Hole Deflection occurs. As a result, it is not possible to reliably record or reproduce signals on the bonded disc 54. In particular, it can not reliably perform recording or playback of the signal in the near with the center hole.
[0009]
Here, in the case of the current general recording apparatus or reproducing apparatus, the diameter of the disk lower presser 152 is larger than the diameter of the disk upper presser 151. Therefore, the disk lower presser 152 is moved to the position where the adhesive member 53 of the laminated disk 54 exists. Even if it extends, if the disk upper press 151 does not reach the position where the adhesive member 53 of the bonded disk 54 exists, such a problem has occurred.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a disk forming apparatus for a recording medium according to the present invention includes a columnar column part, a column part provided at one end of the column part, and having a cross-sectional area of the column part from the other end of the column part to one end. A taper portion that is tapered so as to be large, a mold retainer in which the difference between the inner diameter and the outer diameter of the taper portion is 0.010 mm to 0.025 mm, a surface on which a molded product of the mold retainer is molded, The stamper is mounted by a mold presser so that the surface on which the molded product is formed is substantially the same plane in the range of ± 2 μm, and the movable side mold that presses the lower side of the molded product, and the upper side of the molded product is pressed and A fixed-side mold having an injection port for injecting a resin for forming a molded product in the center portion is provided.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0012]
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a sectional view of a molding apparatus according to an embodiment of the present invention. In FIG. 1, a fixed mold 1 presses the upper side of a disk 2 that is a molded product. The movable side mold 3 is configured to be mounted with a stamper 4 which is a mold for molding a molded product to be described later, and the lower side of the disk 2 is pressed by the movable side mold 3. The fixed side mold 1 is fixed to a movable platen (not shown), the movable side die 3 is fixed to a fixed platen (not shown), and the movable side die 3 can move forward and backward with respect to the fixed side die 1. The stamper 4 is a stamper that is a mold for molding a molded product, and is provided on a surface of the movable side mold 3 on which the molded product is molded (hereinafter referred to as a cavity surface). The central portion of the fixed mold 1 has a sprue push 6 and inlet 7 which is injection pipe for injecting a polycarbonate resins is a resin for forming the disc 2. Polycarbonate resins injected into the sprue push 6 is introduced into the inlet 7, and is emitted to the cavity surface. A hole 9 extending in the axial direction of the movable side mold 3 is formed in the central portion of the movable side mold 3, and a cylindrical mold retainer 8 is fitted into the hole 9, so that the stamper 4 is moved to the movable side mold 3. Hold on.
[0013]
FIG. 2 is a cross-sectional view of a molding apparatus according to another embodiment of the present invention. In addition, about the structure similar to the said embodiment, the same code | symbol is used and description is abbreviate | omitted.
[0014]
In this molding apparatus, a temperature control unit 10 for controlling the temperature inside the sprue push 6 is provided in the peripheral part of the sprue push 6.
[0015]
Next, the mold retainer 8 will be described in more detail.
Figure 3 is a first perspective view of a form Der Ru type retainer embodiment of the present invention, FIG. 4 is an enlarged sectional view of the mold and the mold pressing which is the third embodiment of the present invention. 3 and 4 , the mold retainer 8 is provided with a tapered portion 19 that is a holding portion at one end of a column 18 that is a column-shaped column portion. The taper is given so that a cross-sectional area may become large. The stamper 4 for molding the disk 2 is pressed against the movable side mold 3 by the taper portion 19 to hold the stamper 4. Further, when the mold retainer 8 is mounted on the stamper 4, the surfaces of the stamper 4 and the mold retainer 8 on which the disk is formed are configured to be substantially the same plane.
[0016]
In the present embodiment, the surface of the stamper 4 on which the disk 2 is formed and the surface of the taper portion 19 on which the disk 2 is formed are made to be in the range of ± 2 μm. As long as there is no range.
[0017]
That is, it is a mold retainer 8 that presses a stamper 4 that is a mold for molding the disk 2 that is a molded product, and the surface of the stamper 4 and the mold retainer 8 on the side that molds the disk 2 when mounted on the stamper 4. Is a mold presser configured so as to have substantially the same plane, and is configured to hold the central portion of the stamper.
[0018]
Next, the stamper 6 as a mold will be described in more detail.
3 and 4 , the held portion 20 is held by the tapered portion 19, so that the held portion 20 can be inserted from the surface (upper side) of the stamper 4 on which the disk 2 is formed so that the tapered portion 19 can be fitted. A taper is provided so that the cross-sectional area of the held portion 20 becomes smaller toward the other surface (lower side). The cylinder 18 of the mold retainer 8 is passed through the through hole 14 of the stamper 4, the taper part 19 is fitted into the held part 20, and the taper part 19 holds the stamper 4 by pressing the stamper 4 against the movable side mold 3. Further, when the stamper 8 is mounted on the stamper 4 and the stamper 4 is held by the taper portion 19, the surface of the stamper 4 on which the disk 2 is formed and the surface of the taper portion 19 on which the disk 2 is formed are substantially flush with each other. It is configured.
[0019]
In other words, the stamper 4 is a mold for molding the disk 2 that is a molded product, and the surface of the stamper 8 and the stamper 4 for molding the disk 2 when the stamper 8 that holds the stamper 4 is mounted is substantially the same. The die is configured to be on the same plane, and is provided with a tapered portion 19 at the center of the stamper 4 so that the stamper 4 can be held by the die presser 8.
[0020]
In addition, even if resin is other than polycarbonate resin 3, it should just be able to form a molding.
[0021]
Further, in this embodiment, the column 18 is configured as the column constituting the mold retainer 8, but the same applies to a polygonal column such as a hexagonal column or an octagonal column.
[0022]
Next, a description will be given reliability of the stamper 4 in the case of changing the ratio of the tape path.
[0023]
Φ35.4000mm ± 0.00~0.005mm the diameter of the scan Tampa 4
And the diameter of the upper end portion of the taper portion 19 of the mold retainer 8 (hereinafter referred to as the outer diameter ( the portion corresponding to the radius “a” in FIG. 3 )) and the diameter of the lower end portion of the taper portion 19 of the mold retainer 8 ( Hereinafter, the test was performed by changing the difference from the inner diameter ( the portion corresponding to the radius “b” in FIG. 3 ).
[0024]
(1) when the case the disc 2 of the difference 0.000mm~0.010mm created 200 sheets of the outer and inner diameters, the stamper 4 is peeled off from the mold retainer 8 has become impossible to create a disc 2 .
[0025]
(2) at the time of creating 10,000 a case disc 2 of the difference 0.010mm~0.025mm between the outer diameter and the inner diameter, it was possible to create a disk 2 continuously without deformation of the stamper 4 it is.
[0026]
(3) when the difference 0.025mm or more cases stamper 4 between the outer diameter and the inner diameter was pressed by mold pressing 8 (mounting), the pressing piece tightly to the stamper 4 is deformed, the creation of the disc 2 is not It was possible.
[0027]
From the above results, when the difference between the inner diameter and the outer diameter of the taper portion 17 is 0.010 mm to 0.025 mm, a remarkable result is obtained that the stamper can be continuously produced. In particular, the case where the difference between the inner diameter and the outer diameter of the tapered portion 17 is 15 μm is good.
[0028]
Next, using a molding apparatus using the die and mold holding the form status of the first embodiment described above more than one time, as will be described below step to create disk 2 is a molded product.
[0029]
First, the operation of the mold having the above-described configuration, the mold retainer, and the molding apparatus using the mold retainer will be described with reference to FIG . After the movable side mold 3 is moved forward with respect to the fixed side mold 1 and the distance between the fixed side mold 1 and the stamper 4 is set to 0.6 mm to perform clamping, the sprue push 6 enters the mold cavity through the inlet 7. A polycarbonate resin which is a molten resin is injected. The injected molten polycarbonate resin spreads radially and fills the mold cavity. At this time, the sprue push 6 by the temperature control unit 10, are kept at 120 ° C., polycarbonate resins therein is also a state of liquid at approximately the same temperature. After polycarbonate resins are filled in the entire stamper 4, the solidification of the polycarbonate resins. Thereafter, the fixed mold 1 and the stamper 4 are pulled apart, and the disk 2 is removed from the stamper 4. The above operation is repeated to create a plurality of disks 2 repeatedly. The above is a manufacturing method using a so-called cold runner. However, in the manufacturing method using a hot runner as shown in FIG. 2, for example, the disk 2 described below is created even if the hot runner portion is 240 ° C. and the mold temperature is 120 ° C. be able to.
[0030]
Next, the shape of the disk 2 produced by the above process will be described.
[0031]
Figure 5 is a diagram showing a disk created by the molding device using the first embodiment forms state of type and type presser of the present invention, (a) is its plan view, (b) a sectional view Indicates.
[0032]
In FIG. 5 , an adhesive surface 51 is a surface that is in contact with the stamper side surface in the above-described process, and is a surface on which information is recorded by pits. The center hole 52 is formed by punching the vicinity of the center of a disk formed in a disk shape into a circular shape by pressing. A reflective layer such as aluminum or gold is deposited on the adhesive surface 51 on which this information is recorded. The adhesive surface 51 is characterized by being a flat surface when viewed macroscopically. In other words, when viewed in micro units, unevenness exists due to pits that express information, and the surface is not flat. For example, it is 0.10 μm for a compact disc (CD), 0.06 μm for a phase change optical disc (PD), and 0.08 μm for a digital video disc (DVD). However, when viewed macroscopically (overall), there is no groove corresponding to the gap existing in the conventional example, and a plane is formed. In other words, the configuration is such that there is no unevenness of 0.3 μm or more.
[0033]
Next, a bonded disk in which two disks prepared as described above are bonded will be described. FIG. 6 is a view showing a bonded disk after the disks shown in FIG. 5 are bonded together. In FIG. 6 , the bonding surfaces of the disks 2a and 2b prepared in the same manner are bonded with an adhesive or bonded. A bonding disk 54 is formed by bonding with an adhesive member 53 such as a tape. At this time, for example, as shown in FIG. 7 , a slight space is provided on the bonding surface from the center hole 52 to the bonding member 53 so that the bonding member 53 is not from the center hole 52 (hereinafter referred to as a gap portion 55). . Further, the diameter of the gap portion 55 is configured to be smaller than the diameter of the disc presser of the recording device for recording the signal on the bonding disc 54 or the reproducing device for reproducing the signal recorded on the bonding disc 54.
[0034]
By the structure described above, since the press the present location of the adhesive member 53 of the disc presser is securely laminated disk 54 of the recording apparatus or reproducing apparatus as shown in FIG. 8, laminating adhesive member 53 of the disk 54 The gap between the discs 2a and 2b where the adhesive member 53 does not exist is substantially equal to the gap between the discs 2a and 2b where the adhesive member 53 exists, and the deflection of the pasting disc 54 near the center hole 52 is eliminated. Signal recording or reproduction can be performed reliably.
[0035]
Further, since there is no gap, the bonding area is increased, and the bonding strength of the bonding disk 54 is improved.
[0036]
Note that the diameter of the air gap 55, if the outer periphery 56 of the cavity portion 55 as shown in FIG. 9 (a) is a circular shape, the diameter of its outer periphery, as shown in FIG. 9 (b) If the outer periphery 56 of the gap 55 has a shape other than a circular shape, the diameter of the center line 57 of the outer periphery 56 is the same.
[0037]
【The invention's effect】
By the structure described above, since the press the present location of the adhesive member 53 of the disc presser is securely laminated disk 54 of the recording apparatus or reproducing apparatus as shown in FIG. 8, laminating adhesive member 53 of the disk 54 The gap between the discs 2a and 2b where the adhesive member 53 does not exist is substantially equal to the gap between the discs 2a and 2b where the adhesive member 53 exists, and the deflection of the pasting disc 54 near the center hole 52 is eliminated. Signal recording or reproduction can be performed reliably.
[Brief description of the drawings]
[1] of the first embodiment of the present cross-sectional view of another molding apparatus which is an embodiment of a cross-sectional view of the forming device in an embodiment of the present invention; FIG invention [3] The present invention type and a first embodiment of a is type and perspective view of a mold pressing enlarged sectional view of the first in the form of embodiment type and type retainer of the present invention; FIG 5 shows the present invention form Fig. 6 shows a disc made by a molding apparatus using a mold retainer. Fig. 6 shows a bonded disc after the disc shown in Fig. 5 is bonded. Fig. 7 shows an adhesive member exposed from the center hole. shown state in cross section Figure 9 Figure 6 at the time of placing the disc molded in the recording apparatus or reproducing apparatus by a molding apparatus shown in the first embodiment of FIG. 8 the invention showing a It is shown on the center hole vicinity of the tension combined disk Figure [10] shows the conventional injection molding device Figure 11 is a diagram illustrating a tension combined disc after combined span the molded disk in FIG. 12 is a conventional injection molding apparatus showing a stamper holder of a conventional injection molding apparatus 13 conventional injection molding enlarged view FIG. 14 is a cross-sectional view of the disk pressing of a conventional perspective view of the disk pressing the recording apparatus or reproducing apparatus of the disc [15] recording apparatus or reproducing apparatus of a conventional disk stamper holder portion of the device Figure 16] Sectional view when a disk molded by a conventional molding device is placed on a recording device or a playback device.
1 Fixed side mold 2, 2a, 2b Disc (molded product)
3 Movable side type 4 Stamper (type)
6 Injection pipe (Sprue bush)
7 Inlet 8 Mold presser 9 Hole 10 Temperature controller 14 Through hole
18 cylinder 19 taper part (holding part)
20 Holding part 51 Adhesive surface 52 Center hole 53 Adhesive member 54 Laminated disc 55 Gap part 56 Outer circumference 57 Center line 151 Disc upper presser 152 Disc lower presser 153 Disc presser

Claims

固定側型と可動側型を型締めし溶融樹脂をキャビティに注入してディスクを形成する記録媒体用ディスク成形装置において
柱形状をした柱部と、前記柱部の一端に設けられかつ前記柱部の他端から一端に向けて前記柱部の断面積が大きくなるようにテーパを施したテーパ部を備え、前記テーパ部の内径と外径との差を０．０１０ｍｍ〜０．０２５ｍｍとした型押えと、前記型押えの成型物を成形する面と、スタンパの成型物を成形する面が、±２μｍの範囲の略同一平面となるように前記スタンパを前記型押えにより装着するとともに成型物の下側を押圧する可動側型と、
成型物の上側を押圧するとともにその中心部分に前記成型物を形成するための樹脂を注入するための注入口とを有する固定側型とを備えた記録媒体用ディスク成形装置。 In a disk forming apparatus for a recording medium for forming a disk by clamping a fixed side mold and a movable side mold and injecting molten resin into a cavity, a column-shaped column part is provided at one end of the column part and the column part A die having a taper portion that is tapered so that a cross-sectional area of the column portion increases from the other end to the other end, and a difference between an inner diameter and an outer diameter of the taper portion is 0.010 mm to 0.025 mm and pressing, the surfaces of molding a molded article of the prior SL-type retainer, molded product with a surface for molding a molded article of the stamper, the stamper to be substantially coplanar in the range of ± 2 [mu] m is mounted by the type presser A movable side mold that presses the lower side of
A disk forming apparatus for a recording medium , comprising: a fixed mold having an injection port for injecting a resin for forming the molded product at a central portion thereof while pressing an upper side of the molded product.