JP3890629B2 - スピーカシステム - Google Patents
スピーカシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3890629B2 JP3890629B2 JP21646996A JP21646996A JP3890629B2 JP 3890629 B2 JP3890629 B2 JP 3890629B2 JP 21646996 A JP21646996 A JP 21646996A JP 21646996 A JP21646996 A JP 21646996A JP 3890629 B2 JP3890629 B2 JP 3890629B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- speaker
- winding
- coupling
- holding rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像投射用のスクリーンを備えたスピーカシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
画像投射用プロジェクタを用いて、映画等を楽しむためには、スピーカ装置を用意すると共に、画像投射用の大型スクリーンを設置する必要がある。従来のスクリーンは、使用時に通常壁等に吊るし、スクリーンが汚れるのを回避するために、不使用時にはスクリーンを押し入れ等に収納するのが普通である。
【0003】
又、スクリーンを、モータを用いて、不使用時には天井裏等に巻き上げ、使用時には巻き戻して壁に沿って広げるようにしたスクリーン装置も考えられるが、装置自体の価格や工事費用が高くなるので、一般家庭用には不向きである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
かかる点に鑑み、本発明は、使用時にスクリーンを用意したり、不使用時にそのスクリーンを仕舞うのが容易となり、しかも、スクリーンを仕舞う場所の確保を不要とする装置を提案しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、スピーカとスピーカを収納する所定高さのスピーカボックスとを有する2つのスピーカ装置を左右に離間配置して使用するスピーカシステムにおいて、一方のスピーカ装置のスピーカボックスの中には、スクリーンの一端を固定し、スクリーンを巻き取る付勢力を有する巻取り手段と、一端が巻取り手段に固定され、他端が保持棒に固定され、巻取り手段に巻き取り及び引き出し自在に保持されたスクリーンと、巻取り手段と、巻取り手段に巻き取られたスクリーンとを収納する第1の収納部とを備え、他方のスピーカ装置のスピーカボックスの中には、スクリーンの他端を固定した保持棒を結合する結合手段と、結合手段と、結合手段に結合された保持棒とを収納する第2の収納部とを備え、スクリーンを一方のスピーカ装置の巻取り手段から引き出し、保持棒を他方のスピーカ装置の結合手段に結合させることで、スクリーンを画像投写用スクリーンとして2つのスピーカ装置の間に架張し、保持棒を結合手段から離脱させ、スクリーンを巻取り手段に巻き取らせることで、スクリーンを一方のスピーカ装置の中に仕舞うことを特徴とするスピーカシステムとしたものである。
【0006】
かかる本発明によれば、スクリーンを使用するときは、左及び右スピーカ装置の各スピーカボックスの一方の中に、巻取り棒に巻取られているスクリーンを引き出して、スクリーンの保持棒を、他方の中に設けられている結合部に結合し、各スピーカボックス間の間隔を広げるように、その位置を設定すれば、スクリーンは各スピーカボックス間に架張される。スクリーンの不使用時は、他方のスピーカボックスの保持棒に結合されている結合部の結合を解除した後、一方のスピーカボックスの巻取り棒を駆動手段によって回転させて、スクリーンをそのスピーカボックスの収納部内に仕舞うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、図1〜図3を参照して、本発明の実施の形態の詳細を説明する。先ず、この実施の形態の全体の構成を示す図1について説明する。1及び2は、それぞれ左及び右スピーカ装置(システム)で、それぞれ左及び右スピーカ6L、6R並びにその左及び右スピーカ6L、6Rがそれぞれ内部に取り付けられた左及び右スピーカボックス1X、2Xから構成させる。尚、1B、2Bはスピーカボックス1X、2Xの基台である。かかるスピーカ装置1、2は、それぞれ大型のスピーカ装置で、例えば、30kgの重量を有する。
【0008】
4は幅の一定なシート状のスクリーン、4aはその矩形の映像投射部(細かいガラズビースが一面に塗布されている)である。このスクリーン4の一側縁には巻取り棒3が固定されると共に、その巻取り棒3が、例えば、左スピーカボックス1X内の前方右側に設けられた収納部1S内に、回転自在に取付けられる。1SLはスクリーン4が出入りするスリットで、左スピーカボックス1Xの右側面に設けられている。左スピーカ6Lは、左スピーカボックス1Xの内の前方左側に、正面を向くように取付けられている。
【0009】
次に、図2を参照して、スクリーン4を巻取り棒3に巻取るときに、巻取り棒3を回転駆動する駆動手段8について説明する。上述の巻取り棒3が円管状に構成されており、左スピーカボックス1Xの天井と、基台1B間に固定された軸3AXの回りに回動自在に取付けられる。この巻取り棒3と、スピーカボックス1Xの天井及び基台1Bとの間には、それぞれベアリング3B1、3B2が介在せしめられている。そして、軸3AXの回りにつる巻きばね3SPが巻付けられ、その一端が軸3AXに固定され、その他端が巻取り棒3に固定されている。
【0010】
図1に戻って説明する。スクリーン4の他側縁には保持棒5が取り付けられている。この保持棒5は左スピーカボックス1Xのスリット1SLを通過しない太さを有する。この保持棒5と結合する結合部7を、右スピーカボックス2X内の前方左側に設けられた収納部2S内に取付ける。保持棒5を、例えば、円柱状としたときは、結合部7は、プラスチック、ゴム等の弾性材料から構成され、断面が270°程度の部分円(保持棒5の外径より僅か長い内径を有する)である樋形状に構成し、柱状の基部7Bと一体に形成され、その基部7Bが、例えば、右スピーカボックス2X内の前方左側に設けられた収納部2S内の側壁にねじ止めされている。2SLは保持棒7が出入りするスリットで、右スピーカボックス2Xの左側面に設けられている。
【0011】
尚、画像投射用プロジェクタは図示を省略するも、図1Aにおいて、スクリーン4の前方、又は、後方に配置するものとする。
【0012】
次に、図1及び図2と共に、図3を参照して、この実施の形態の動作を説明する。スクリーン4を使用するときは、図3Aに示すように、スクリーン4が巻取り棒3に巻取られている状態から、つる巻きばね3SPの弾性力に抗して、保持棒5を引っ張ることにより、スクリーン4が左スピーカボックス1Xの収納部1Sから、スリット1SLを通じて外部に引き出し、図3Bに示すように、保持棒5を右スピーカボックス2Xの近くまで持って来る。この結合部7は、図3Bに示すように、両側に広げ得るようになっている。そこで、保持棒3をこの結合部7内に押し込むことにより、図3Cに示すように、保持棒3は結合部7内に嵌合されて結合される。そして、左及び右スピーカ装置1、2間の間隔を広げて、図1A、Bに示すように、その左及び右スピーカ装置1、2間にスクリーン4を架張する。
【0013】
スクリーン4を仕舞うときは、左及び右スピーカ装置1、2間の間隔を狭めるように、左及び右スピーカ装置1、2の一方又は双方を移動させた後、つる巻きばね3SPの弾性力によって、巻取り棒3を右回り回転させて、スクリーン4を巻取り棒3に巻き取らせる。その後、スクリーン4を引っ張って、保持棒5を結合部7から離脱させた後、再度、つる巻ばね3SPの弾性力によって、巻取り棒3を右回り回転させて、スクリーン4の残りの部分を巻取り棒3に巻き取らせる。このときは、図3Aに示すように、保持棒5は左スピーカボックス1Xのスリット1SLの所で止まっている。
【0014】
尚、駆動手段8としては、手動により巻取り棒3を回転させるクランク等でも良い。
【0015】
又、保持棒5及び結合部7のいずれか一方及び他方を、それぞれ永久磁石及び強磁性体として、保持棒5の結合部7に対する結合を磁気力によるようにしても良い。尚、保持棒5及び結合部7の構成はその他に種々の変形が可能である。
【0016】
【発明の効果】
上述せる本発明によれば、左及び右スピーカ装置と、画像投射用のスクリーンとを有し、左及び右スピーカ装置の各スピーカボックスの一方の中に、スピーカと共に巻取り棒及びその巻取り棒に一側縁が固定され、その巻取り棒に巻付けられたスクリーンを収納する収納部を設けると共に、一方に巻取り棒を回転させてスクリーンをその巻取り棒に巻取る駆動手段を設け、各スピーカボックスの他方の中に、スピーカと共にスクリーンの他側縁に設けられた保持棒と結合する結合部を設けたので、使用時にスクリーンを用意したり、不使用時にそのスクリーンを仕舞うのが容易となり、しかも、スクリーンを仕舞う場所の確保を不要とする画像投射用のスクリーンを備えたスピーカ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A 本発明の実施の形態の使用状態の断面図である。
B その実施の形態の使用状態の正面図である。
【図2】実施の形態の巻取り棒を回転させる駆動手段を示す断面図である。
【図3】A スクリーンが左スピーカボックス内に収納された状態のスピーカボックスの一部を示す断面図である。
B スクリーンの保持棒を結合部に結合させる直前の状態を示す保持棒及び結合部の断面図である。
C 保持棒を結合部に結合させた状態を示す保持棒及び及び結合部の断面図である。
【符号の説明】
1 左スピーカ装置、2 右スピーカ装置、1X 左スピーカボックス、2X右スピーカボックス、3巻取り棒、4 スクリーン、5 保持棒、6L 左スピーカ、6R 右スピーカ、7 結合部、8 駆動手段。
Claims (1)
- スピーカと該スピーカを収納する所定高さのスピーカボックスとを有する2つのスピーカ装置を左右に離間配置して使用するスピーカシステムにおいて、
前記一方のスピーカ装置のスピーカボックスの中には、
スクリーンの一端を固定し、該スクリーンを巻き取る付勢力を有する巻取り手段と、
一端が前記巻取り手段に固定され、他端が保持棒に固定され、前記巻取り手段に巻き取り及び引き出し自在に保持されたスクリーンと、
前記巻取り手段と、該巻取り手段に巻き取られた前記スクリーンとを収納する第1の収納部とを備え、
前記他方のスピーカ装置のスピーカボックスの中には、
前記スクリーンの他端を固定した保持棒を結合する結合手段と、
前記結合手段と、前記結合手段に結合された保持棒とを収納する第2の収納部とを備え、
前記スクリーンを前記一方のスピーカ装置の前記巻取り手段から引き出し、前記保持棒を前記他方のスピーカ装置の前記結合手段に結合させることで、前記スクリーンを画像投写用スクリーンとして前記2つのスピーカ装置の間に架張し、前記保持棒を前記結合手段から離脱させ、前記スクリーンを前記巻取り手段に巻き取らせることで、前記スクリーンを前記一方のスピーカ装置の中に仕舞うことを特徴とするスピーカシステム。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21646996A JP3890629B2 (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | スピーカシステム |
US08/904,960 US5982537A (en) | 1996-08-16 | 1997-08-01 | Speaker apparatus with a picture projecting screen |
TW086111114A TW400455B (en) | 1996-08-16 | 1997-08-04 | Speaker apparatus with a picture projecting screen |
KR1019970037982A KR19980018535A (ko) | 1996-08-16 | 1997-08-08 | 화상투사용 스크린을 구비한 스피커장치 |
BR9704380A BR9704380A (pt) | 1996-08-16 | 1997-08-15 | Aparelho de alto-falante com uma tela de projeção de imagens |
CN97117624A CN1175708A (zh) | 1996-08-16 | 1997-08-16 | 带有图像投影屏的扬声器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21646996A JP3890629B2 (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | スピーカシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1066177A JPH1066177A (ja) | 1998-03-06 |
JP3890629B2 true JP3890629B2 (ja) | 2007-03-07 |
Family
ID=16688952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21646996A Expired - Fee Related JP3890629B2 (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | スピーカシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3890629B2 (ja) |
-
1996
- 1996-08-16 JP JP21646996A patent/JP3890629B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1066177A (ja) | 1998-03-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2020220433A1 (zh) | 柔性显示装置 | |
CN101841679B (zh) | 屏幕保护装置及带有屏幕保护装置的电子装置 | |
JP2002031852A (ja) | ロール型スクリーン表出装置 | |
JP2017536573A (ja) | フレキシブルスクリーンモジュール及びこのモジュールを備える電子装置 | |
US6988339B2 (en) | Specialty media window | |
JP2005249828A (ja) | 表示装置 | |
JPH11142974A (ja) | 可搬式スクリーン | |
US20080169403A1 (en) | Audio Visual System | |
KR19980018535A (ko) | 화상투사용 스크린을 구비한 스피커장치 | |
JP3890629B2 (ja) | スピーカシステム | |
CN108628081A (zh) | 正投影光学屏幕及安装方法 | |
JPH06123919A (ja) | 映像システムのスクリーンユニット | |
WO2005093512A1 (ja) | 映像表示システム | |
JP2018030700A (ja) | オーディオホーン展示装置 | |
JP3385535B2 (ja) | 両開き両収納型スクリーンおよび両開き両収納型掛け軸 | |
CN215416447U (zh) | 柔性屏触控交互一体机 | |
JPH06222462A (ja) | 映像システムのスクリーンユニット | |
JPH08271988A (ja) | プロジェクタ用スクリーン | |
JP3012940U (ja) | 自動巻取装置 | |
JP3756990B2 (ja) | 伸縮継手装置 | |
KR200344907Y1 (ko) | 홈시어터용 스크린장치 | |
JPH08201918A (ja) | 投影スクリーン装置 | |
KR200350854Y1 (ko) | 영상 홍보 차량 | |
JPS6354795U (ja) | ||
KR200387085Y1 (ko) | 영상투사 스크린장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050418 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050624 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061127 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |