JP3890499B2 - Laying used in container for plant cultivation - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、植物栽培用容器、特に、屋上緑化を樹木等の木本類植物によって行うのに適した植物栽培用容器において使用する置き敷きに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年では、ビルの屋上緑化を積極的に行うことが要望されてきており、そのための器材や装置も種々提案されてきている。例えば、特開2002−119137号公報には、「屋上緑化の良さは解るが予算が追いつかない。建物の屋上に植物を栽培するにあたって種々の課題(条件)が設定される。屋上の防水を痛めてはいけない」等を課題として、「植物栽培用ユニット及び植物の栽培方法及び屋上緑化装置及び屋上緑化の方法及び毛細管用弁」が提案されている。
【0003】
この特開2002−119137号公報にて提案されている緑化装置等は、図12にも示すように、容器内に施しておいた土に変わる培地内に植物を植栽するものであり、この培地に対しては、その上下両側から毛細管現象によって給水するようにしたものである。換言すれば、この特開2002−119137号公報にて提案されている植栽方法は、基本的には水耕栽培技術を利用したものと考えられる。
【0004】
しかしながら、このような従来の水耕栽培技術を利用した屋上緑化技術は、主として草本類を育成することに主眼が置かれており、木本類、つまり樹木を育成することによる緑化を行うことは、それ程意が用いられてはいないのが現状である。何故なら、そもそも水耕栽培は、樹木を育てることには不向きな技術だからである。
【0005】
また、上記特開2002−119137号公報にて提案されている植栽方法では、図12、及び上記公報の特許請求の範囲に示されているように、培地は「メッシュ4」によって支えられていることになっている。メッシュとは「網」のことであるから、相当な剛性のある材料によって形成しない限り、木本類植物やそのための培地を支えることはできない。以上の意味では、当該公報に示された従来技術は、木本類植物の植栽には適さない。
【0006】
さらに、木本類を育成する上での困難性は、草本類のそれに対して、比較的広くて深い植栽場所が必要であるということに起因する。木本類は、これが十分生育するには、根を広く深く張らなければならないからである。この点からしても、図12に示した従来技術では、木本類が十分生育できるほどの深さの培地を用意することができないものと考えられるのである。
【0007】
木本類の植栽を行うためには、当然大きな容器を用意し、これに土を入れて木本類を植栽することが考えられるが、木本類の十分な植栽を行うことのできる大きな容器を用意することは並大抵ではない。しかも、最近のビルは大型化してきており、屋上の面積も相当広くなってきているから、このような大きな容器を多数並べなければならない。その場合には、従来の水耕栽培技術を適用することは、非常に効率の悪いことになるのである。
【0008】
また、屋上緑化を行う装置は、従来技術も述べているように、屋上の防水構造を阻害するようなものであってはならないし、耐久性に優れているものであることは当然として、人造構造物という印象をなるべく人にに与えないようにするとともに、見た人に安らぎを与えるものでなければならない。
【0009】
また、屋上では強風の吹くことが度々あり、この強風が草本類植物より背の高い木本類植物にあたれば、この木本類植物がこれを植えていた容器ととも倒れてしまうことが当然予想される。そうなると、この種の木本類植物を植栽する容器としては、ある程度の重量のあるものが必要である。
【0010】
そして、屋上緑化を行う装置は、従来技術も述べているように、屋上の防水構造を阻害するようなものであってはならないし、耐久性に優れているものであることは当然として、人造構造物という印象をなるべく人に与えないようにするとともに、見た人に安らぎを与えるものでなければならない。
【0011】
さらには、屋上緑化は、イベント会場に花を飾るのとは異なって、常時しかも何年にも亘って継続的に行うことによって、見た人に安らぎを与えるものでなければならないから、そのための資材一つ一つが十分な剛性と耐久性を有したものでなければならない。特に、培地内に入ったままとなる置き敷き(図12の従来例ではメッシュ4に該当するもの)に関しては、一端設置してしまうと直しが効かないため、施工の最初から十分な剛性や施工のし易さを有したものでなければならないのである。
【0012】
そこで、本発明者は、木本類による屋上緑化を行うに当たって、植物栽培用容器内に敷設される置き敷きについて、これを耐久性にも優れて植栽を確実に行えるものとするには如何にしたらよいか、について種々検討してきた結果、本発明を完成したのである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の実状に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題は、植物栽培用容器内に、木本類植物のための潅水用水を溜めておく水溜め空間を確実に形成することができて、木本類植物のための客土の保持をも確実に行うことのできる置き敷きを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する実施の形態の説明中において使用する符号を付して説明すると、
「植物栽培用容器10内に複数置かれて、下方に水溜め空間Rを形成するとともに、上方の客土70を支持する置き敷き20であって、
この置き敷き20の少なくとも一側端に連結突起23を形成し、この連結突起23を他の置き敷き20の他の側端に重ねることにより、上記客土70が水溜め空間R内にこぼれ出ないようにしたことを特徴とする植物栽培用容器10において使用する置き敷き20」
である。
【0015】
すなわち、この請求項1に係る置き敷き20は、図1及び図2に示すような植物用栽培容器10内に、図3に示すように複数敷いて使用されるものであり、これにより、これらの置き敷き20の下方に木本類植物Pへの潅水のための水を溜めておく水溜め空間Rを形成してこの水溜め空間Rの維持を図るとともに、これらの置き敷き20上に投入される客土70を支持して水溜め空間R内へのこぼれ出をも防止するものである。
【0016】
そのために、各置き敷き20は、図3に示すように、天板部22を脚21によって支持させるようにする必要があるだけでなく、図6〜図9に示すように、その少なくとも一側端に連結突起23を形成したものでなければならないのである。この連結突起23は、例えば図9に示すように、他の置き敷き20の側端に重ねられるものである。
【0017】
勿論、この置き敷き20は、土や水に対して十分な耐久性を有している必要があるから、これを合成樹脂を材料として型成形するのが最も効果的であるが、その際には、各連結突起23は置き敷き20を構成している天板部22と一体的に形成されるものであることは言うまでもない。
【0018】
また、この連結突起23は、図6に示す実施形態の置き敷き20のように、その天板部22を四角形状のものとしておき、この天板部22の一つの長側と一つの短側に合計2個形成しておくと、長側は長側で、また短側は短側で各連結突起23により互いに重なり合うから、植物用栽培容器10内で複数の置き敷き20を敷く作業を最も効果的に行えることになる。
【0019】
従って、この請求項1に係る置き敷き20は、植物栽培用容器10内に、木本類植物Pのための潅水用水を溜めておく水溜め空間Rを確実に形成することができるものとなっているだけでなく、木本類植物Pのための客土70の保持をも確実に行えるものとなっているのである。
【0020】
上記課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、上記請求項1の置き敷き20について、
「連結突起23の表面に少なくとも一本の係合リブ23aを形成し、この係合リブ23aを、他の植物栽培用容器10の下面に形成した側面リブ22bまたは22cに係合させることにより、互いを係合させ得るようにしたこと」
である。
【0021】
すなわち、この請求項2に係る置き敷き20は、請求項1で述べた連結突起23の表面に、図6の(イ)及び図7〜図9に示すように、少なくとも一本の係合リブ23aを形成しておいて、この係合リブ23aを、図9に示すように、天板部22の側端に形成した長側面リブ22bまたは短側面リブ22cに係合させるようにしたものである。
【0022】
このような係合リブ23aを連結突起23が有していれば、各連結突起23と他の置き敷き20の側端との重ね合わせは、各係合リブ23aを、他の植物栽培用容器10の下面に形成した側面リブ22bまたは22cに係合させることにより、置き敷き20同士を互いに係合させた状態で行えるのである。換言すれば、係合リブ23aと、側面リブ22bまたは22cとが互いに係合されることにより、各置き敷き20間の位置決め作業を容易に行えるだけでなく、各置き敷き20の重ね合わせ作業を隙間のない状態で確実に行えることになるのである。
【0023】
また、この置き敷き20における係合リブ23aは、これと側面リブ22bまたは22cとの互いの係合を行えるのであるから、各置き敷き20上に客土70されてその重量が加わった場合に、各置き敷き20の形状維持を確実にするから、水溜め空間Rの形状維持が十分なされるとともに、客土70の表面の陥没を阻止するから、木本類植物Pの育成を確実に行えるのである。
【0024】
さらに、この係合リブ23aは、図7〜図9に示したように、連結突起23の表面に対して立ち上がったものとなっているから、当該連結突起23の剛性を高めていることは勿論、その結果、本発明の置き敷き20それ自体の剛性をも高めているのである。
【0025】
従って、この請求項2の置き敷き20は、上記請求項1のそれと同様な機能を発揮することは勿論、互いの重ね合わせ状態の維持が確実になされ、結果的に木本類植物Pの育成を十分行うことができるのである。
【0026】
なお、本発明に係る置き敷き20は、植物栽培用容器10内に収納されるものであるが、この植物栽培用容器10は、図1または図2に示すように、屋上に多数設置して、給水配管60により、屋上の上側となる部分に設置した水源(水道)61からの潅水を行い、かつ屋上の下側となる部分にて排水することにより、これに木本類植物Pを植栽したとき、その育成を良好に行えるようにするものである。
【0027】
この植物栽培用容器10は、実施形態に係るものの場合、合成樹脂を材料とした射出成形により形成したものであり、90cm角で深さ60cm以上ものである。また、この植物栽培用容器10は、下面に多数形成した補強リブによって補強した底部11と、これから斜めに立ち上がる側壁12とによって四角の箱状に形成したものである。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に、上記のように構成した各請求項の発明を、図面に示した実施の形態である栽培装置100について説明するが、この栽培装置100は、図1及び図2に示すように、複数の植物栽培用容器10を屋上に設置するとともに、これら各植物栽培用容器10間を給水配管60によって接続して、これらの給水配管60により、屋上の上側となる部分に設置した水源61からの潅水を行い、かつ屋上の下側となる部分にて排水を行うようにしたものであって、各植物栽培用容器10内に、その底面から水溜め空間Rを形成するように僅かに立ち上がる置き敷き20を敷き詰めて、これらの置き敷き20上に防根透水シート30を直接敷設し、この防根透水シート30の上に植栽土を詰めたものである。
【0029】
すなわち、この実施形態の栽培装置100は、本発明に係る置き敷き20を各植物栽培用容器10内に収納して構成したものであり、これらの植物栽培用容器10の構成から先に説明していくと、次の通りである。
【0030】
上述したように、図1及び図2には、複数の植物栽培用容器10を使用した栽培装置100の斜視図と平面図が示してあるが、植物栽培用容器10が複数あっても、これらを給水配管60で連結しておくことにより、一つの水源、例えば水道61や雨水タンクから全ての植物栽培用容器10内への潅水が行えるようにしてある。屋上は、例えば雨水の排水のために、どちらかに僅かに傾斜させてあるのが一般的であり、各植物栽培用容器10を設置するに際しては、その傾斜の上側に水道61がきて、傾斜の下側に排水できるようにしておく。
【0031】
栽培装置100を構成してる各植物栽培用容器10は、合成樹脂を材料として一体的に射出成形したものであり、図1〜図5に示したように、底部11のある略箱形状のものである。また、この植物栽培用容器10にあっては、底部11の外周から側壁12が傾斜状態で立ち上がるようにしてあって、この側壁12の上端には、図3にも示したように、水平フランジ部13が一体的に形成してある。なお、底部11の下面には、図4の下半分で示したように、多数の補強リブが形成してある。
【0032】
側壁12は、上部になるにしたがって外方に傾斜するものであり、図4の上側半分で示したように、底部11よりも上方開口が大きくなるようにしてある。このようにすることによって、この植物栽培用容器10の多数を積み重ねることができるようになっている。この側壁12には、図4の上側半分及び図5に示したように、上下の水平段部12aが形成してある。これらの水平段部12aは、当該側壁12の断面形状を複雑にすることになるものであり、このことと側壁12自体の傾斜とによって、側壁12全体の剛性を高めるようにしたものである。
【0033】
また、この側壁12の外面上部の適宜位置には、図3に示したように、手掛け14が形成してあって、この手掛け14を利用することにより、当該植物栽培用容器10の個別的運搬が容易になるようにしてある。勿論、この手掛け14は人の手が十分入り得るものであるが、本実施形態のものでは、後述する連結金具の固定を行うボルトナットの回動操作をも行える程度の大きさとしてある。
【0034】
さらに、この側壁12の上端には、図3〜図5に示したように、水平フランジ部13が一体的に形成してある。この水平フランジ部13は、植物栽培用容器10全体の剛性を高めるとともに、後述する化粧カバー40の連結金具による固定が十分行えるようなものとしてある。この水平フランジ部13の上記手掛け14に対応する部分には、図4に示したように、化粧カバー40固定のためのボルトを挿通するための取付穴13aが形成してある。
【0035】
以上のように成形された植物栽培用容器10内には、図3にも示したように、置き敷き20が敷設される。この置き敷き20は、当該植物栽培用容器10内に水溜め空間Rを形成するための脚21を有しているもので、その四角形状に形成した天板部22の下面には剛性を高めるための補強リブが一体的に形成してある。この天板部22の一部は、当該置き敷き20を植物栽培用容器10の底部11上に敷き詰めるときに部分的に重ねられるものであり、これにより、上方に入れられる客土70が下側の水溜め空間R内に漏れ出ないようにされる。
【0036】
各置き敷き20は、例えば合成樹脂を材料として一体成形したものであり、図6〜図9にも示したように、複数(本実施形態では6本)の脚21と、これらによって、植物用栽培容器10の底部11上に水溜め空間Rを形成する状態で支持されることになる天板部22と、この天板部22の長短両側端に一体成形した2つの連結突起23とを有したものである。
【0037】
本実施形態における天板部22は、図6に示したように、植物用栽培容器10の四角形状に応じた略四角形状のものであり、その表面は平らであるが、裏面には、図6の(ロ)に示したように、裏面リブ22a、長側面リブ22b及び短側面リブ22cが形成してある。勿論、この天板部22の表面を凹凸のあるものとすることによって、後述する防根透水シート30等のズレ防止を図るように実施してもよいものである。
【0038】
天板部22の裏面に形成した裏面リブ22aは、図6の(ロ)に示したように、裏面の外周を除く中間面に形成した網の目状のものであり、当該天板部22の剛性を高めるのが主な形成理由である。これに対して、長側面リブ22b及び短側面リブ22cは、天板部22裏面の外周に形成したものであり、後述する連結突起23上の係合リブ23aが係合されることになるものである。
【0039】
連結突起23は、天板部22の少なくとも一側端に一体的に形成したものであり、本実施形態にあっては、図6に示したように、長側に一個、短側に一個形成してある。この連結突起23は、他の置き敷き20の天板部22に、隙間が発生にくい状態で重なり合うのであればどのような形状であってもよいが、本実施形態では、この連結突起23の表面に2本の係合リブ23aが形成してある。
【0040】
各係合リブ23aは、各連結突起23と他の置き敷き20の側端との重ね合わせを行う場合に、他の植物栽培用容器10の下面に形成した側面リブ22bまたは22cに係合させることができるものであり、その結果、置き敷き20同士を互いに係合さることができるものである。換言すれば、係合リブ23aと、側面リブ22bまたは22cとを互いに係合させることにより、各置き敷き20間の位置決め作業を容易に行えるだけでなく、各置き敷き20の重ね合わせ作業を隙間の全くない状態で確実に行えるのである。
【0041】
また、この係合リブ23aは、これと側面リブ22bまたは22cとの互いの係合を行えるのであるから、各置き敷き20上に客土70されてその重量が加わった場合に、各置き敷き20の形状維持を確実にし、水溜め空間Rの形状維持を十分行い、客土70の表面の陥没をも阻止する。
【0042】
各係合リブ23aは、側面リブ22bまたは22cに係合しなければならないから、Dの側部の全長に亘って形成してあるのではなく、図6に示したように、それぞれの両端に切除部23bを形成したものとしてある。これらの切除部23bは、各置き敷き20同士を互いに各係合リブ23a方向にズラせるようにするものであり、これにより、各置き敷き20同士の位置決めを容易にするものである。
【0043】
さらに、各係合リブ23aは、一本だけであっても十分であるが、実施形態のように複数形成してあると、次のような便利な面がある。つまり、図9の(イ)に示すように、一番外側の係合リブ23aを利用すれば、他の置き敷き20との間を広げて係合させることもできるし、図9の(ロ)に示すように、一番内側の係合リブ23aを利用すれば、他の置き敷き20との間を詰めて係合させることもできるのである。
【0044】
このような係合リブ23aによる各置き敷き20間の係合にある程度の自由度があることは、本発明に係る置き敷き20は勿論、これが収納される大きな植物栽培用容器10にとって重要なことである。何故なら、これらの植物栽培用容器10や置き敷き20は、木本類植物Pを植栽するために比較的大きなものとして形成しなければならず、これらの大きなものを合成樹脂を材料として射出成形すると、どうしても収縮等による規定外の変形が生ずるが、このような各置き敷き20や植物栽培用容器10における変形は、係合リブ23aによる各置き敷き20間の係合における自由度によって吸収されるからである。
【0045】
また、本実施形態の置き敷き20では、その上に防根透水シート30が載置され、この防根透水シート30を通して下端が水溜め空間R内に浸積する吸水棒31が挿通されるから、この吸水棒31を通すための吸水棒挿入穴24が、図6に示したように、合計3個形成してある。これらの吸水棒挿入穴24は、吸水棒31を垂直にする必要上から、図7及び図8に示したように、略筒状のものとしてある。
【0046】
さらに、この置き敷き20の天板部22に根の水溜め空間R内への進入を許す穴を形成しておくとよい。この穴は、木本類植物Pの根が防根透水シート30を通して下方の水溜め空間R内に延びることを許容することになる。これにより、長期間植栽されることによって延びた根は、当該置き敷き20自体をも包み込むことになるから、各置き敷き20の固定及び安定化が図られることにもなる。
【0047】
なお、植物栽培用容器10の内側であって、当該置き敷き20と同じ程度の高さの位置に、当該置き敷き20の一部を係合するための係合部を一体成形しておくとよい。この係合部は、植物栽培用容器10内に置かれる各置き敷き20の固定を行えるのである。
【0048】
なお、本実施形態の植物栽培用容器10では、その側壁12の適宜個所に、給水配管60を挿通するための穴を形成してこの給水配管60の固定を行い易くするために、小さな垂直壁部分が一体成形形成してある。この垂直壁部分には、作業者が施工現場にて穴を開けて、これに給水配管60を挿通及び取付を行うのである。
【0049】
また、これらの置き敷き20上には、図3にも示したように、客土70を入れる前に防根透水シート30が敷かれる。この防根透水シート30は、合成繊維からなる不織布等であり、その上に入れられる客土70が水溜め空間R内に入らないようにするとともに、上側の客土70からの余剰水の水溜め空間R内への透水性を有したものであり、また吸水棒31によって吸い上げられた水の拡散をも果たす吸水性も有したものである。
【0050】
つまり、本実施形態防根透水シート30は、そのまま置き敷き20上に敷いただけで使用されることもあるが、これに部分的に穴を開けて、この穴内に、図3に示したように、吸水棒31を挿通しておくこともなされる。この吸水棒31は、水溜め空間R内からの水を吸い上げるためのものであり、その下端を植物栽培用容器10の底部11上に付くようにして、上記各置き敷き20に設けた吸水棒挿入穴24内に挿通され、その大部分が防根透水シート30上の客土70内に位置するように配置される。以上のようにしておけば、客土70中に水分が不足する場合、水溜め空間R内の水が各吸水棒31によって吸い上げられ、置き敷き20中に直接給水されるとともに、上述した防根透水シート30を通して全体に広げられるのである。
【0051】
さて、図1または図2に示したような状態に複数の植物栽培用容器10を配置した後には、人の目に見える外側面となった側壁12に、図11〜図10に示したような化粧カバー40が取り付けられる。この化粧カバー40は、例えば廃棄プラスチック等の合成樹脂を使用して一体成形したものであり、側壁12の見える部分を隠すための化粧面41を有している。この化粧面41は、その表面に例えば自然木や石を凝らしたものであり、図3等に示したように、側壁12とは異なって垂直面を形成するものである。
【0052】
この化粧面41の上端には、図11に示したように、該当する植物栽培用容器10側に向けて突出する止め部42が形成してあり、この止め部42は、植物栽培用容器10側の水平フランジ部13に、図示しない連結金具を介して固定されるものである。また、これらの化粧カバー40は、側壁12と同じ面積のものとして形成してもよいが、それだと大きくなりすぎ、また植物栽培用容器10のコーナー部の覆いが完全に行えないので、側壁12の面積の例えば1/3程度の大きさのものとしてある。
【0053】
各化粧カバー40が側壁12の1/3程度の大きさであれば、一つの側壁12に対して複数の化粧カバー40を固定しなければならないことになるが、その場合の隙間発生を防止するために、本実施形態の各化粧カバー40においては、図11に示したように、それぞれ連結凸部43及び連結凹部44を形成しておいて、これらの連結凸部43及び連結凹部44を互いに嵌合させて、上記隙間の発生を防止するようにしている。
【0054】
これらの化粧カバー40は、植物栽培用容器10の側壁12に直接取り付けるようにしてもよいが、その場合には強力な接着剤や側壁12への穴開けが必要になるため、本実施形態では、上述したように、植物栽培用容器10側の水平フランジ部13と化粧カバー40の上端に形成した止め部42との間を固定するようにしている。この場合、両者間には隙間が生じるので、連結金具を使用するのである。この連結金具としては、平板状のものであってもよいが、隙間を埋めながら両者の固定を行うには、立ち上がり部を有して左右に延びる腕部を有するものがよい。各連結金具が、立ち上がり部とこれから延びる腕部を有したものであると、この立ち上がり部を適宜傾斜させることにより、当該連結金具が入る空間(隙間)の大きさに簡単に合わせられるからである。
【0055】
【発明の効果】
以上詳述した通り、まず、請求項1に係る発明においては、上記実施形態にて例示した如く、
「植物栽培用容器10内に複数置かれて、下方に水溜め空間Rを形成するとともに、上方の客土70を支持する置き敷き20であって、
この置き敷き20の少なくとも一側端に連結突起23を形成し、この連結突起23を他の置き敷き20の他の側端に重ねることにより、上記客土70が水溜め空間R内にこぼれ出ないようにしたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、植物栽培用容器10内に、木本類植物Pのための潅水用水を溜めておく水溜め空間Rを確実に形成することができて、木本類植物Pのための客土70の保持をも確実に行うことのできる植物栽培用容器10において使用する置き敷き20を提供することができるのである。
【0056】
また、請求項2に係る発明においては、上記請求項1の置き敷き20について、
「連結突起23の表面に少なくとも一本の係合リブ23aを形成し、この係合リブ23aを、他の植物栽培用容器10の下面に形成した側面リブ22bまたは22cに係合させることにより、互いを係合させ得るようにしたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、上記請求項1と同様な効果を発揮することは勿論、さらには、施工作業を容易にすることができて、耐久性にも優れた置き敷き20を提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る置き敷きが使用される植物栽培用容器及び栽培装置の斜視図である。
【図2】同栽培装置及び植物栽培用容器の平面図である。
【図3】化粧カバーを取り付けた一個の植物栽培用容器の拡大断面図である。
【図4】下側半分を底面として示した植物栽培用容器の平面図である。
【図5】右側半分を断面とした植物栽培用容器の正面図である。
【図6】本発明に係る置き敷きを示すもので、(イ)はその平面図、(ロ)はその底面図である。
【図7】同置き敷きの、図6中の1−1線に沿ってみた拡大断面図である。
【図8】同置き敷きの、図6中の2−2線に沿ってみた拡大断面図である。
【図9】同置き敷きの連結突起における重ね合わせ状態を示すもので、(イ)は一個の係合リブを利用して重ねた場合を示す部分拡大断面図、(ロ)は二個の係合リブを利用して重ねた場合を示す部分拡大断面図である。
【図10】植物栽培用容器の水位センサーを設けた部分の部分断面図である。
【図11】平板状の化粧カバーを示すもので、(イ)はその正面図、(ロ)は背面図、(ハ)は底面図、(ニ)は横断面図である。
【図12】従来の技術を示す部分断面図である。
【符号の説明】
100 栽培装置
10 植物栽培用容器
11 底部
12 側壁
12a 水平段部
13 水平フランジ部
13a 取付穴
14 手掛け
20 置き敷き
21 脚
22 天板部
22a 裏面リブ
22b (長)側面リブ
22c (短)側面リブ
23 連結突起
23a 係合リブ
23b 切除部
24 吸水棒挿入穴
30 防根透水シート
31 吸水棒
40 化粧カバー
41 化粧面
42 止め部
43 連結凸部
44 連結凹部
60 給水配管
61 水道
62 コントロールボックス
63 水位センサー
70 客土
P 木本類植物
R 水溜め空間[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a container used for plant cultivation, and more particularly to a stand used in a plant cultivation container suitable for performing rooftop greening with a tree plant such as a tree.
[0002]
[Prior art]
In recent years, there has been a demand for positive greening of buildings, and various equipment and devices have been proposed. For example, in Japanese Patent Laid-Open No. 2002-119137, “I understand the goodness of greening the roof, but the budget cannot keep up. Various problems (conditions) are set for growing plants on the roof of the building. “Do not hate” etc., and “a plant cultivation unit, a plant cultivation method, a rooftop greening device, a rooftop greening method, and a capillary valve” have been proposed.
[0003]
As shown in FIG. 12, the greening device proposed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-119137 is for planting a plant in a medium that changes to the soil applied in a container. The culture medium is supplied with water from both the upper and lower sides by capillary action. In other words, the planting method proposed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-119137 is considered to basically use a hydroponic cultivation technique.
[0004]
However, the rooftop greening technology using such conventional hydroponics technology is mainly focused on growing herbs, and it is not possible to plant trees by growing trees. However, the current situation is not so much. This is because hydroponics is an unsuitable technique for growing trees.
[0005]
Moreover, in the planting method proposed by the said Unexamined-Japanese-Patent No. 2002-119137, as shown in the claim of FIG. 12 and the said gazette, a culture medium is supported by the "
[0006]
Furthermore, the difficulty in growing woody plants stems from the fact that a relatively large and deep planting place is required for herbs. This is because woody species have to have their roots spread widely and deeply in order to grow sufficiently. Even from this point, it is considered that the conventional technique shown in FIG. 12 cannot prepare a medium having a depth sufficient to allow woody plants to grow sufficiently.
[0007]
In order to plant trees, it is natural to prepare a large container and put soil in it to plant trees. However, it is necessary to plant trees sufficiently. It is not uncommon to have a large container that can be used. Moreover, recent buildings have become larger and the rooftop area has become considerably larger, so a large number of such large containers must be arranged. In that case, it is very inefficient to apply the conventional hydroponics technique.
[0008]
In addition, as described in the prior art, the rooftop greening device must not impede the waterproof structure of the rooftop, and naturally it has excellent durability. The impression of a structure should be given to people as much as possible, and the viewers should be given peace of mind.
[0009]
Also, strong winds often blow on the roof, and if this strong wind hits a woody plant that is taller than herbaceous plants, this woody plant will naturally collapse with the container in which it was planted. is expected. Then, as a container for planting this kind of woody plant, a container having a certain weight is required.
[0010]
And, as described in the prior art, the rooftop greening device must not disturb the waterproofing structure of the rooftop, and of course it has excellent durability. In addition to avoiding the impression of a structure as much as possible, it should also give comfort to the viewer.
[0011]
In addition, rooftop greening, unlike decorating the event venue, must provide comfort to the viewer by performing it constantly and continuously for many years. Each material must have sufficient rigidity and durability. In particular, with regard to the laying that remains in the medium (corresponding to the
[0012]
Therefore, the present inventor, in performing rooftop greening with trees, how to make sure that the laying in the plant cultivation container is excellent in durability and can be planted reliably. The present invention has been completed as a result of various investigations regarding whether or not to do so.
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and the problem to be solved is to reliably form a water reservoir space for storing water for irrigation for woody plants in a container for plant cultivation. An object of the present invention is to provide a laying pad that can reliably hold the soil for woody plants.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, first, the means taken by the invention according to
“A plurality of placed in the
A connecting
It is.
[0015]
That is, the
[0016]
Therefore, each
[0017]
Of course, since the
[0018]
In addition, the connecting
[0019]
Accordingly, the
[0020]
In order to solve the above-mentioned problem, the means taken by the invention according to
“By forming at least one
It is.
[0021]
That is, the
[0022]
If the connecting
[0023]
Further, since the
[0024]
Further, as shown in FIGS. 7 to 9, the
[0025]
Accordingly, the
[0026]
In addition, although the
[0027]
In the case of the
[0028]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, the invention of each claim configured as described above will be described with respect to the
[0029]
That is, the
[0030]
As described above, FIG. 1 and FIG. 2 show a perspective view and a plan view of a
[0031]
Each
[0032]
The
[0033]
Further, as shown in FIG. 3, a
[0034]
Furthermore, a
[0035]
In the
[0036]
Each
[0037]
As shown in FIG. 6, the
[0038]
As shown in FIG. 6B, the
[0039]
The connecting
[0040]
Each
[0041]
Further, since the
[0042]
Since each
[0043]
Further, it is sufficient that only one
[0044]
The fact that there is a certain degree of freedom in the engagement between the laying lays 20 by the
[0045]
Moreover, in the
[0046]
Further, it is preferable to form a hole in the
[0047]
In addition, if the engaging part for engaging a part of the said
[0048]
In the
[0049]
Further, as shown in FIG. 3, a root-proof water-permeable sheet 30 is laid on these laying
[0050]
In other words, the root-proof permeable sheet 30 of the present embodiment may be used as it is on the laying 20 as it is, but a hole is partially opened in this, as shown in FIG. The
[0051]
Now, after arrange | positioning the
[0052]
As shown in FIG. 11, a
[0053]
If each
[0054]
These
[0055]
【The invention's effect】
As described in detail above, first, in the invention according to
“A plurality of placed in the
A connecting
Therefore, the water storage space R for storing the water for irrigation for the woody plant P can be reliably formed in the
[0056]
Moreover, in the invention which concerns on
“By forming at least one
There is a feature in the structure, and, by this, the laying 20 which can not only exhibit the same effect as the above-mentioned
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is a perspective view of a plant cultivation container and a cultivation apparatus in which a litter according to the present invention is used.
FIG. 2 is a plan view of the same cultivation apparatus and plant cultivation container.
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of a single plant cultivation container to which a decorative cover is attached.
FIG. 4 is a plan view of a container for plant cultivation showing a lower half as a bottom surface.
FIG. 5 is a front view of a container for plant cultivation having a right half as a cross section.
FIGS. 6A and 6B show the installation according to the present invention, in which FIG. 6A is a plan view and FIG. 6B is a bottom view thereof.
7 is an enlarged cross-sectional view taken along line 1-1 in FIG.
8 is an enlarged cross-sectional view taken along line 2-2 in FIG.
FIGS. 9A and 9B show the overlapping state of the connecting projections on the same floor, in which FIG. 9A is a partially enlarged sectional view showing a case where they are overlapped using one engagement rib, and FIG. It is a partial expanded sectional view which shows the case where it overlaps using a joint rib.
FIG. 10 is a partial cross-sectional view of a portion provided with a water level sensor in a plant cultivation container.
FIGS. 11A and 11B show a flat decorative cover, in which FIG. 11A is a front view, FIG. 11B is a rear view, FIG. 11C is a bottom view, and FIG.
FIG. 12 is a partial cross-sectional view showing a conventional technique.
[Explanation of symbols]
100 cultivation equipment
10 Plant cultivation container
11 Bottom
12 Side wall
12a Horizontal step
13 Horizontal flange
13a Mounting hole
14
20 Laying
21 legs
22 Top plate
22a Back rib
22b (long) side rib
22c (Short) Side rib
23 Connecting protrusion
23a Engagement rib
23b excision part
24 Water absorption rod insertion hole
30 Root-proof water-permeable sheet
31 water absorption stick
40 cosmetic cover
41 Makeup
42 Stopping part
43 Connecting convex part
44 Connection recess
60 Water supply piping
61 Water supply
62 Control box
63 Water level sensor
70
P Woody plants
R Reservoir space
Claims (2)
この置き敷きの少なくとも一側端に連結突起を形成し、この連結突起を他の置き敷きの他の側端に重ねることにより、上記客土が水溜め空間内にこぼれ出ないようにしたことを特徴とする植物栽培用容器において使用する置き敷き。It is placed in the container for plant cultivation, and forms a water reservoir space below, and supports the upper land.
A connection protrusion is formed on at least one side end of the laying pad, and the connection protrusion is overlapped with the other side edge of the other laying line to prevent the above-mentioned soil from spilling into the water reservoir space. Laying used in a container for plant cultivation.
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