JP3886778B2 - 制御システム、制御方法、及びこれらに用いて好適な無線制御装置 - Google Patents

制御システム、制御方法、及びこれらに用いて好適な無線制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信システムにおいて伝送速度を制御する制御システム及び制御方法に関する。本発明は、特に、移動パケット通信システムにおいて下り回線の伝送速度を制御する制御システム及び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、移動パケット通信システムでは、周波数利用効率の観点、パケット通信における遅延許容性の観点、下り回線における符号(コード)資源節約の観点から、単一の無線チャネル(以下、チャネル)に複数のユーザ(移動局)宛てのデータ信号を時分割多重して送信している。
【0003】
図11に、3GPP(Third Generation Partnership Project)で規定されている従来の移動パケット通信システム用のチャネル構成を示す(3GPP TS25.211参照)。
【0004】
図11に示すチャネル構成では、下り回線において、移動局40及び40宛てのデータ信号を時分割多重化して送信するための共有チャネル(DSCH:Downlink Shared Channel)と、各移動局40及び40宛ての制御信号を送信するための個別チャネル(ADCH:Associated Dedicated Channel)とが用いられている。
【0005】
また、図11に示すチャネル構成において、上り回線では、符号資源の枯渇の可能性が極めて低く、DSCHのような共有チャネルを用いる必要性が低いため、各移動局40及び40宛てのデータ信号と制御信号の双方を送信するための個別チャネル(DCH:Dedicated Channel)が用いられている。
【0006】
ここで、ADCH-1及びADCH-2は、基地局装置30が移動局40及び40に対してそれぞれ制御信号を送信するための個別チャネルであって、移動局40及び40毎に異なる符号を用いる符号分割多重化によって常時送信されるものである。
【0007】
また、DSCHは、基地局装置30が複数の移動局40及び40に対してデータ信号を送信するための共有チャネルであって、同一の符号を用いて移動局40及び40毎に送信タイミングを変更する時分割多重化によって送信されるものである。
【0008】
ここで、ネットワーク(基地局装置30)側から移動局40又は40側にDSCHを用いてデータ信号を送信する場合は、DSCHの無線フレームに先立つADCHの無線フレームにて「DSCHを送信する旨」を予め移動局40又は40に通知する。そして、上述の通知を受けた移動局40又は40は、DSCHが到来すると判明した場合にのみDSCHの受信を開始する。このような方式とすることで、基地局装置30は、DSCHを用いてデータ信号を送信する移動局局40又は40を自由に変更できる。
【0009】
図11においては、下り回線として、ADCH-1及びADCH-2と、DSCHとが設定されているが、DSCHは、常時設定されているわけではなく、ADCH-1又はADCH-2によって上述の通知を受けた場合にのみ設定される。
【0010】
ところで、DSCHは、時間軸上で離散的に送信されるため、DSCHに対して閉ループ送信電力制御を適用することができない。そのため、時間的に連続しているADCHやDCHに対して閉ループ送信電力制御を行い、ADCHやDCHの送信電力に対して予め通信事業者等によって定められた所定のオフセットを伴って連動するように、DSCHの送信電力を制御する。
【0011】
例えば、時刻tにおいて、移動局40宛てのADCH-1の送信電力が20dBmであり、時刻tにおいて、移動局40宛てにDSCHが送信される場合、上述のオフセットが10dBmであれば、時刻tにおける移動局40宛てのDSCHの送信電力は30dBmとなる。
【0012】
また、例えば、時刻t+1において、移動局40宛てのADCH-2の送信電力が22dBmであった場合、同様に、時刻t+1における移動局40宛てのDSCHの送信電力は32dBmとなる。
【0013】
また、3GPPで規定されている従来の移動パケット通信システムでは、DSCHの伝送速度は、各移動局40及び40毎に、任意の単位時刻において変更することが可能となっている。しかし、現状では、DSCHの伝送速度の変更のトリガに何を用いればよいのか知られていないため、通信の開始時に設定された伝送速度を、通信の開始後に変更していない。
【0014】
一般に、移動パケット通信システムでは、通信品質を維持すると共に、伝送遅延を抑制し(より伝送速度を高速にし)、より多くの移動局40と同時に接続する(より多くのユーザを収容する)ことが課題となっている。ここで、伝送速度と送信電力との間には、比例関係があることが知られている。すなわち、より高速の伝送速度が必要な場合はより大きな送信電力が必要であり、低速の伝送速度で通信を行う場合は、より少ない送信電力で済むということが知られている。
【0015】
しかしながら、従来の移動パケット通信システムでは、DSCHの伝送速度が固定伝送速度であり、ADCHが各移動局40宛ての制御信号を符号分割多重する個別チャネルであるため、同時に接続する移動局40の数が増加すると、ADCHで消費される送信電力や符号資源量により無線回線容量が圧迫されるため、通信品質の維持及び伝送遅延の抑制が困難になるという問題点がある。
【0016】
この問題点を解決するために、新規移動局40からの接続要求を受け付ける際に、ADCHで消費されている送信電力や符号資源量を観測して、送信電力や符号資源量のいずれかが枯渇しそうであれば、当該新規移動局40からの接続要求を受け付けないとすることで、移動パケット通信システム全体の通信品質の維持及び伝送遅延の抑制を図る機構が知られている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、サービスを提供する観点からは、できるだけ新規移動局40からの接続要求の受付を拒否しないことが望ましいにも関わらず、上述の機構では、より多くの移動局40と同時に接続する(より多くのユーザを収容する)ことができないという問題点があった。
【0018】
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、単一のチャネル(DSCH)に複数の移動局40宛てのデータ信号を時分割多重して送信し、DSCHの送信電力をADCHの送信電力に所定のオフセットを伴って連動させる移動パケット通信システムにおいて、ADCHの接続本数に応じて各移動局40宛てのDSCHの伝送速度を動的に制御することによって、通信品質を維持すると共に、伝送遅延を抑制し、より多くの移動局40と同時に接続する(より多くのユーザを収容する)ことを可能とする制御システム及び制御方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る制御システム及び制御方法は、複数の移動局宛てのデータ信号を共有チャネル上で多重して送信し、前記移動局の各々宛ての制御信号を個別チャネルで送信する移動パケット通信システムにおいて、前記共有チャネルの伝送速度を制御するものであって、前記個別チャネル数の増減を監視する個別チャネル数監視手段と、前記個別チャネル数の増減が検出された場合、該検出結果に応じて前記共有チャネルの伝送速度を制御する伝送速度制御手段とを具備することを特徴とするものである。
【0020】
かかる発明によれば、伝送速度制御手段が、個別チャネル数の増減の検出結果に応じて共有チャネルの伝送速度を制御するため、通信品質を維持すると共に、伝送遅延を抑制し、より多くの移動局と同時に接続することが可能になる。
【0021】
上述の制御システム及び制御方法において、前記伝送速度制御手段が、前記個別チャネル数の増減が検出された場合、前記データ信号の伝送誤りに応じて特定の移動局の前記共有チャネルの伝送速度を優先的に制御することが好ましい。
【0022】
この場合、伝送速度制御手段が、データ信号の伝送誤りに応じて特定の移動局の前記共有チャネルの伝送速度を優先的に制御するため、個別チャネル数が増加した場合は、通信品質の悪い(伝送誤りが多い)移動局用の共有チャネルの伝送速度を下げ、個別チャネル数が減少した場合は、通信品質の良い(伝送誤りが少ない)移動局用の共有チャネルの伝送速度を上げることによって、通信品質を維持しながら、より効率の良い移動パケット通信システムの運用を行うことが可能となる。
【0023】
また、上述の制御システム及び制御方法において、前記伝送速度制御手段が、前記個別チャネル数の増減が検出された場合、前記個別チャネル数を求め、求められた前記個別チャネル数に基づいて、前記共有チャネルの伝送速度を制御する目標制御回数を算出し、前記複数の移動局において既に前記共有チャネルの伝送速度の制御を実行した制御実行回数の合計である合計制御実行回数を算出し、前記制御実行回数に応じて、前記複数の移動局をグループ分けし、前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より多い場合、前記制御実行回数が最も多いグループを選択し、選択されたグループ内で伝送誤りが最も少ない移動局を選択し、前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より少ない場合、前記制御実行回数が最も少ないグループを選択し、選択されたグループ内で伝送誤りが最も多い移動局を選択し、選択された前記移動局用の前記共有チャネルの伝送速度を制御することが好ましい。
【0024】
また、上述の制御システム及び制御方法において、前記伝送速度制御手段が、前記個別チャネル数の増減が検出された場合、所定期間内の前記個別チャネルの送信電力の平均値に応じて特定の移動局の前記共有チャネルの伝送速度を優先的に制御することが好ましい。
【0025】
この場合、伝送速度制御手段が、所定期間内の個別チャネルの送信電力の平均値に応じて特定の移動局の共有チャネルの伝送速度を優先的に制御するため、個別チャネル数が増加した場合は、所定期間内の個別チャネルの送信電力の平均値が大きい移動局用の共有チャネルの伝送速度を下げ、個別チャネル数が減少した場合は、所定期間内の個別チャネルの送信電力の平均値の小さい移動局用の共有チャネルの伝送速度を上げることによって、通信品質を維持しながら、より効率の良い移動パケット通信システムの運用を行うことが可能となる。
【0026】
また、上述の制御システム及び制御方法において、前記伝送速度制御手段が、前記個別チャネル数の増減が検出された場合、前記個別チャネル数を求め、求められた前記個別チャネル数に基づいて、前記共有チャネルの伝送速度を制御する目標制御回数を算出し、前記複数の移動局において既に前記共有チャネルの伝送速度の制御を実行した制御実行回数の合計である合計制御実行回数を算出し、前記制御実行回数に応じて、前記複数の移動局をグループ分けし、前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より多い場合、前記制御実行回数が最も多いグループを選択し、選択されたグループ内で前記所定期間内の前記個別チャネルの送信電力の平均値が最も小さい移動局を選択し、前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より少ない場合、前記制御実行回数が最も少ないグループを選択し、選択されたグループ内で前記所定期間内の前記個別チャネルの送信電力の平均値が最も大きい移動局を選択し、選択された前記移動局用の前記共有チャネルの伝送速度を制御することが好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】
(本発明の実施形態1に係る制御システムの構成)
本発明の実施形態1に係る制御システムの構成について図を参照しながら説明する。本実施形態に係る制御システムは、複数の移動局40宛てのデータ信号を共有チャネル(DSCH)上で時分割多重して送信し、移動局40の各々宛ての制御信号を個別チャネル(ADCH)で送信する移動パケット通信システムにおいて、共有チャネル(DSCH)の伝送速度を制御するものである。
【0028】
図1は、本実施形態に係る移動パケット通信システムの構成を示す図である。本実施形態に係る移動パケット通信システムの構成は、一般的な移動通信ネットワークの構成である。
【0029】
本実施形態に係る移動パケット通信システムは、図1に示すように、交換装置10と、無線制御装置20乃至20と、基地局装置30乃至30と、移動局40乃至40とが階梯をなして構成されている。複数の無線制御装置20乃至20の各々、複数の基地局装置30乃至30の各々、及び複数の移動局40乃至40の各々は、同一の機能を具備しているため、以下、それぞれの代表(無線制御装置20、基地局装置30、移動局40)について説明する。
【0030】
交換装置10は、無線制御装置20に接続されており、データ信号についての交換処理を行うものである。無線制御装置20は、交換装置10と基地局装置30とに接続されており、基地局装置30に対して、DSCHの送信電力とADCHの送信電力との間の所定のオフセット値の指定や、DSCHの伝送速度の指定を行う等、複数の基地局装置30を統括する制御装置である。基地局装置30は、移動局40との間で無線回線を介した無線通信(移動パケット通信)を行う。
【0031】
図2に、本実施形態に係る制御システムを構成する無線制御装置20及び基地局装置30の機能ブロックを示す。
【0032】
無線制御装置20は、図2に示すように、ユーザデータバッファ21と、キュー処理部22と、記憶装置23と、伝送速度制御部24と、呼受付制御部25とを具備している。
【0033】
本実施形態において、呼受付制御部25が、個別チャネル数(ADCH同時接続本数)の増減を監視する個別チャネル数監視手段を構成する。また、伝送速度制御部24が、個別チャネル数(ADCH同時接続本数)の増減が検出された場合、該検出結果に応じて共有チャネル(DSCH)の伝送速度を制御する伝送速度制御手段を構成する。
【0034】
ユーザデータバッファ21は、キュー処理部22に接続されており、交換装置10から到来する各ユーザ(移動局40乃至40)宛てのデータ信号を一時的に蓄積し、キュー処理部22からの要求に応じてキュー処理部22にデータ信号を転送するものである。ユーザデータバッファ21は、各ユーザ(移動局40乃至40)用のユーザデータバッファ#1乃至#nによって構成されている。
【0035】
キュー処理部22は、ユーザデータバッファ21と記憶装置23とに接続されており、所定の方法でユーザ(移動局40乃至40)を選択し、選択したユーザ(移動局40乃至40)用のユーザデータバッファ#1乃至#n内に蓄積されているデータ信号を抽出し、抽出したデータ信号を基地局装置30のDSCH送信部32に転送するものである。
【0036】
また、キュー処理部22は、記憶装置23内に記憶されている「現在の伝送速度(伝送速度設定値)」を抽出し、抽出した伝送速度設定値を基地局装置30のDSCH送信部32に転送する。
【0037】
記憶装置23は、キュー処理部22と伝送速度制御部24と受付制御部25とに接続されており、「現在の伝送速度(伝送速度設定値)」及び「ADCH同時接続本数」を記憶するものである。
【0038】
図4に、記憶装置23が記憶している内容について示す。「現在の伝送速度(伝送速度設定値)」は、現在設定されているDCSHの伝送速度を示し、「ADCH同時接続本数」は、現在接続されている(現在送信されている)ADCHの数、すなわち、現在接続されているユーザ(移動局40)の数を示す。図4では、「現在の伝送速度(伝送速度設定値)」がRKbpsであり、「ADCH同時接続本数」がP本である。
【0039】
呼受付制御部25は、記憶装置23と伝送速度制御部24とに接続されており、基地局装置30を介して移動局40から送信された発呼要求及び切断要求を受信し、それらを受付けるか否かについて判定するものである。
【0040】
呼受付制御部25は、受付判定結果が拒否(否定的)である場合、移動局40にその旨を返信する。
【0041】
呼受付制御部25は、受付判定結果が許可(肯定的)である場合、記憶装置23内に記憶されている「ADCH同時接続本数」を1だけ増加させる。また、呼受付制御部25は、受付判定結果が許可(肯定的)である場合、伝送速度制御部24にその旨を通知する。
【0042】
伝送速度制御部24は、記憶装置23と呼受付制御部24とに接続されており、呼受付制御部25からの受付判定結果が許可である旨の通知に応じて、DSCHの伝送速度を制御するものである。
【0043】
具体的には、伝送速度制御部24は、「ADCH同時接続本数」と「伝送速度」とを対応付ける対応表(図3参照)を有しており、呼受付制御部25からの受付判定結果が許可である旨の通知に応じて、記憶装置23内に記憶されている「ADCH同時接続本数」を抽出し、図3に示す対応表に基づいて「ADCH同時接続本数」に対応する「伝送速度」を検索し、検索した「伝送速度」を、DSCHの伝送速度として新規に設定すべき伝送速度Rtgtとする。
【0044】
ここで、図3に示す対応表は、「ADCH同時接続本数」が多いときに、より低速の「伝送速度」になるように作成されている。
【0045】
伝送速度制御部24は、DSCHの伝送速度として新規に設定すべき伝送速度Rtgtに基づいて、記憶装置23内に記憶されている「現在の伝送速度(伝送速度設定値)」を更新する。
【0046】
本実施形態における伝送速度制御部24は、全てのユーザ(移動局40)のDSCHの伝送速度を一律に制御する。
【0047】
基地局装置30は、図2に示すように、アンテナ部31と、DSCH送信部32と、DCH受信部33とを具備している。
【0048】
アンテナ部31は、DSCH送信部32とDCH受信部33とに接続されており、DSCH送信部32からのデータ信号を、無線チャネル(DSCH)を介して移動局40に送信し、移動局40から無線チャネル(DCH)を介して送信されたデータ信号及び制御信号を、DCH受信部33に転送するものである。
【0049】
DSCH送信部32は、アンテナ部31に接続されており、無線制御装置20のキュー処理部22からデータ信号を受信し、受信したデータ信号をDSCH用フォーマットに変換してアンテナ部31に送信するものである。
【0050】
DCH受信部33は、アンテナ部31に接続されており、アンテナ部31から送信されたDCH用フォーマットのデータ信号及び制御信号(発呼要求や切断要求等を含む)を受信し、受信したDCH用フォーマットのデータ信号及び制御信号を無線制御装置20用のフォーマットに変換して無線制御装置20の呼受付制御部25に送信するものである。
【0051】
(本実施形態に係る制御システムの動作)
上記構成を有する制御システムの動作について、図5を参照にして説明する。図5は、本実施形態に係る制御システムにおいて、DSCHの伝送速度を動的に制御する動作を示すフローチャート図である。
【0052】
図5に示すように、ステップ501において、無線制御装置20の呼受付制御部25が、基地局装置30のアンテナ部31とDCH受信部33とを介して、移動局40からの発呼要求又は切断要求を受信する。
【0053】
ステップ502において、呼受付制御部25が、上述の要求を受付けるか否かの判定を行う。受付判定結果が拒否(否定的)である場合、呼受付制御部25が移動局40にその旨を返信して、本動作は終了する。また、受付判定結果が許可(肯定的)である場合、本動作はステップ503に進む。
【0054】
ステップ503において、呼受付制御部25は、上述の要求が「発呼要求」である場合、記憶装置23内に記憶されている「ADCH同時接続本数」を1だけ増加させ、上述の要求が「切断要求」である場合、記憶装置23内に記憶されている「ADCH同時接続本数」を1だけ減少させる。同時に、呼受付制御部25は、伝送速度制御部24にその旨を通知する。
【0055】
ステップ504において、無線制御装置20の伝送速度制御部24が、呼受付制御部25からの通知に応じて、記憶装置23に記憶されている「ADCH同時接続本数」を取得して変数Xに代入する。
【0056】
ステップ505において、伝送速度制御部24が、記憶装置23に記憶されている「現在の伝送速度(伝送速度設定値)」を取得して変数Rnowに代入する。
【0057】
ステップ506において、伝送速度制御部24が、図3に示す対応表に基づいて、「ADCH同時接続本数(変数X)」に対応する「伝送速度」を取得して変数Rtgtに代入する。
【0058】
ステップ506において、伝送速度制御部24が、「現在の伝送速度(変数Rnow)」と「DSCHの伝送速度として新規に設定すべき伝送速度(変数Rtgt)」とを比較する。「現在の伝送速度(変数Rnow)」と「DSCHの伝送速度として新規に設定すべき伝送速度(変数Rtgt)」とが同一であれば、本動作は終了する。「現在の伝送速度(変数Rnow)」と「DSCHの伝送速度として新規に設定すべき伝送速度(変数Rtgt)」とが異なる場合、本動作はステップ507に進む。
【0059】
ステップ507において、伝送速度制御部24が、記憶装置23内の「現在の伝送速度(伝送速度設定値)」に「DSCHの伝送速度として新規に設定すべき伝送速度(変数Rtgt)」を設定する。
【0060】
(本実施形態に係る制御システムの作用・効果)
本実施形態に係る制御システムによれば、伝送速度制御部24が、ADCH同時接続本数の増減の検出結果に応じてDSCHの伝送速度を制御するため、通信品質を維持すると共に、伝送遅延を抑制し、より多くの移動局40と同時に接続することが可能になる。
【0061】
(本発明の実施形態2に係る制御システムの構成)
本発明の実施形態2に係る制御システムの構成について図を参照しながら説明する。図6に、本実施形態に係る制御システムの構成を示す。本実施形態に係る制御システムの構成は、図6に示すように、基地局装置30にADCH送信部34及びADCH送信電力監視部35を設けた点を除いて、上述の実施形態1に係る制御システムと同一である。以下、上述の実施形態1に係る制御システムとの相違点について説明する。
【0062】
記憶装置23は、図7に示すように、各ユーザ(移動局40)の「ユーザID」に、「伝送速度」と「制御実行回数」と「送信ブロック数」と「誤りブロック数」と「ブロック誤り率」と「ADCH送信電力の平均値」とを関連付けて記憶する。
【0063】
ここで、「伝送速度」は、現在設定されている各ユーザ(移動局40)宛てのDSCHの伝送速度を示すものである。「制御実行回数」は、各ユーザ(移動局40)宛てのDSCHの伝送速度を増減すべき回数を決定するために用いられるものである。
【0064】
また、「送信ブロック数」「誤りブロック数」「ブロック誤り率」は、各ユーザ(移動局40)宛てのDSCH又はADCHについて、若しくは各ユーザ(移動局40)からのDCHについての送信ブロック数、誤りブロック数、ブロック誤り率を示すものである。
【0065】
さらに、「ADCH送信電力の平均値」は、各ユーザ(移動局40)宛てのADCHの送信電力の平均値を示すものである。
【0066】
キュー処理部22は、所定の方法でユーザ(移動局40乃至40)を選択し、選択したユーザ(移動局40乃至40)用のユーザデータバッファ#1乃至#n内に蓄積されているデータ信号を抽出し、抽出したデータ信号を基地局装置30のDSCH送信部32に転送するものである。また、キュー処理部22は、記憶装置23内に記憶されている各ユーザ(移動局40)毎の「伝送速度」を抽出し、抽出した伝送速度を基地局装置30のDSCH送信部32に転送する。
【0067】
伝送速度制御部24は、受付制御部25から受付判定結果が許可(肯定的)である旨の通知を受信した場合、各ユーザ(移動局40)宛てのDSCHの伝送速度について制御を行う。伝送速度制御部24は、個別チャネル数(ADCH同時接続本数)の増減が検出された場合、データ信号の伝送誤りに応じて優先的に共有チャネル(ADCH)の伝送速度を制御する移動局40を選択し、選択した移動局用の共有チャネル(ADCH)の伝送速度を優先的に制御する。そして、この制御が完了した後、伝送速度制御部24は、この旨を受付制御部25に通知する。
【0068】
伝送速度制御部24は、ADCHの同時接続本数が増加するに従い、通信品質の悪い、すなわち、ブロック誤り率の大きいユーザから優先的に伝送速度を下げるようにDSCHの伝送速度を制御する。また、伝送速度制御部24は、ADCHの同時接続本数が減少するに従い、通信品質の良い、すなわち、ブロック誤り率の小さいユーザから優先的に伝送速度を上げるようにDSCHの伝送速度を制御する。
【0069】
具体的には、伝送速度制御部24は、個別チャネル数(ADCH同時接続本数)を求め、求められた個別チャネル数(ADCH同時接続本数(変数X))に基づいて、共有チャネル(DSCH)の伝送速度を制御する目標制御回数(変数λ)を算出し、複数の移動局40において既に共有チャネル(DSCH)の伝送速度の制御を実行した制御実行回数の合計である合計制御実行回数(変数K)を算出し、制御実行回数に応じて、複数の移動局40をグループ分けし、合計制御実行回数(変数K)が目標制御回数(変数λ)より多い場合、制御実行回数が最も多いグループを選択し、選択されたグループ内で伝送誤りが最も少ない移動局40を選択し、合計制御実行回数(変数K)が目標制御回数(変数λ)より少ない場合、制御実行回数が最も少ないグループを選択し、選択されたグループ内で伝送誤りが最も多い移動局40を選択し、選択された移動局40用の共有チャネル(DSCH)の伝送速度を制御する。
【0070】
呼受付制御部25は、基地局装置30を介して移動局40から送信された発呼要求及び切断要求を受信し、それらを受付けるか否かについて判定するものである。呼受付制御部25は、受付判定結果が拒否(否定的)である場合、移動局40にその旨を返信する。呼受付制御部25は、受付判定結果が許可(肯定的)である場合、記憶装置23内に記憶されている「ADCH同時接続本数」を1だけ増加させる。また、呼受付制御部25は、受付判定結果が許可(肯定的)である場合、伝送速度制御部24にその旨を通知する。
【0071】
さらに、呼受付制御部25は、伝送速度制御部24から「制御が完了した旨」の通知を受信すると、上述の要求が「発呼要求」である場合、該当するユーザ(移動局40)用の情報を記憶する領域を記憶装置23内に確保し、所定の初期値で初期化する。
【0072】
基地局装置30のADCH送信部34は、アンテナ部31とADCH送信電力監視部35とに接続されており、アンテナ部31を介して、各ユーザ(移動局40)宛ての制御信号を送信するものである。
【0073】
基地局装置30のADCH送信電力監視部35は、記憶装置23とADCH送信部34に接続されており、ADCH送信部34により送信される各ユーザ(移動局40)宛てのADCHの送信電力を常時監視しており、所定期間内のADCHの送信電力の平均値を記憶装置23内の各ユーザ(移動局40)毎の「ADCH送信電力の平均値」に記憶するものである。
【0074】
DCH受信部33は、移動局40からの制御信号を監視し、当該制御信号内のDSCHを用いて送信された送信ブロック数及び誤りブロック数に係る情報からブロック誤り率を計算し、上述の送信ブロック数、誤りブロック数、ブロック誤り率を、記憶装置23内の「送信ブロック数」「誤りブロック数」「ブロック誤り率」にそれぞれ記憶する。
【0075】
(本実施形態に係る制御システムの動作)
本実施形態に係る制御システムの動作について、図を参照にして説明する。図8及び9は、本実施形態に係る制御システムにおいて、DSCHの伝送速度を動的に制御する動作を示すフローチャート図である。
【0076】
図8に示すように、ステップ801において、無線制御装置20の呼受付制御部25が、基地局装置30のアンテナ部31とDCH受信部33とを介して、移動局40からの発呼要求又は切断要求を受信する。
【0077】
ステップ802において、呼受付制御部25が、上述の要求を受付けるか否かの判定を行う。受付判定結果が拒否(否定的)である場合、呼受付制御部25が移動局40にその旨を返信して、本動作は終了する。また、受付判定結果が許可(肯定的)である場合、本動作はステップ803に進む。
【0078】
ステップ803において、呼受付制御部25は、上述の要求が「発呼要求」である場合、記憶装置23内に記憶されている「ADCH同時接続本数」を1だけ増加させ、上述の要求が「切断要求」である場合、記憶装置23内に記憶されている「ADCH同時接続本数」を1だけ減少させる。同時に、呼受付制御部25は、伝送速度制御部24にその旨を通知する。
【0079】
ステップ804において、無線制御装置20の伝送速度制御部24が、呼受付制御部25からの通知に応じて、記憶装置23に記憶されている「ユーザID」の数を計算し、計算結果を「ADCH同時接続本数」として変数Xに代入する。
【0080】
ステップ805において、伝送速度制御部24が、変数Xに基づいて、目標制御回数λを計算する。目標制御回数λは、所定の関数f(x)に変数Xを入力することによって求められる。ここで、所定の関数f(x)は、入力値が大きくなると、出力値も大きくなるような任意の単調増加関数である。
【0081】
ステップ806において、伝送速度制御部24が、記憶装置23内に記憶されている全てのユーザの「制御実行回数」を加算して、加算結果を変数Kに代入する。
【0082】
ステップ807において、伝送速度制御部24が、目標制御回数λが、変数Kよりも小さいか否かを判定する。目標制御回数λが、変数Kよりも小さい場合、本動作はステップ901aに進む。また、それ以外の場合は、本動作はステップ808に進む。
【0083】
ステップ808において、伝送速度制御部24が、目標制御回数λが、変数Kよりも大きいか否かを判定する。目標制御回数λが、変数Kよりも大きい場合、本動作はステップ901bに進む。また、それ以外の場合、すなわち目標制御回数λと変数Kとが等しい場合、本動作は終了する。
【0084】
図9に示すように、ステップ901aにおいて、伝送速度制御部24が、各ユーザ(移動局40)を「制御実行回数」に応じてグループ分けする。図7の例では、「制御実行回数=3」の第1のグループ(「ユーザID=1」のユーザ1)と「制御実行回数=2」の第2のグループ(「ユーザID=2」のユーザ2)と「制御実行回数=1」の第3のグループ(「ユーザID=4」のユーザ4)と「制御実行回数=0」の第4のグループ(「ユーザID=3」のユーザ3及び「ユーザID=5」のユーザ5)とにグループ分けが行われる。
【0085】
ステップ902aにおいて、伝送速度制御部24が、「制御実行回数」が最も多いグループを選択する。図7の例では、第1のグループが選択される。
【0086】
ステップ903aにおいて、伝送速度制御部24が、選択されたグループ内で「ブロック誤り率」が最も小さいユーザ(移動局40)を選択する。図7の例では、ユーザ1が選択される。
【0087】
ステップ904aにおいて、伝送速度制御部24が、選択されたユーザ(移動局40)の「伝送速度」を1段階上げる。図7の例では、ユーザ1の「伝送速度」を1段階(例えば、64Kbpsから128Kbpsに)上げる。
【0088】
ステップ905aにおいて、伝送速度制御部24が、選択されたユーザ(移動局40)の「制御実行回数」を1減少させる。図7の例では、ユーザ1の「制御実行回数」を「3」から「2」に減少させる。
【0089】
ステップ906aにおいて、伝送速度制御部24が、変数Kから1を減算する。そして、本動作は、ステップ807に戻る。
【0090】
ステップ901bにおいて、伝送速度制御部24が、各ユーザ(移動局40)を「制御実行回数」に応じてグループ分けする。図7の例では、「制御実行回数=3」の第1のグループ(「ユーザID=1」のユーザ1)と「制御実行回数=2」の第2のグループ(「ユーザID=2」のユーザ2)と「制御実行回数=1」の第3のグループ(「ユーザID=4」のユーザ4)と「制御実行回数=0」の第4のグループ(「ユーザID=3」のユーザ3及び「ユーザID=5」のユーザ5)とにグループ分けが行われる。
【0091】
ステップ902bにおいて、伝送速度制御部24が、「制御実行回数」が最も少ないグループを選択する。図7の例では、第4のグループが選択される。
【0092】
ステップ903bにおいて、伝送速度制御部24が、選択されたグループ内で「ブロック誤り率」が最も大きいユーザ(移動局40)を選択する。図7の例では、ユーザ5が選択される。
【0093】
ステップ904bにおいて、伝送速度制御部24が、選択されたユーザ(移動局40)の「伝送速度」を1段階下げる。図7の例では、ユーザ5の「伝送速度」を1段階(例えば、384Kbpsから320Kbpsに)下げる。
【0094】
ステップ905bにおいて、伝送速度制御部24が、選択されたユーザ(移動局40)の「制御実行回数」を1増加させる。図7の例では、ユーザ5の「制御実行回数」を「0」から「1」に増加させる。
【0095】
ステップ906bにおいて、伝送速度制御部24が、変数Kに1を加算する。そして、本動作は、ステップ807に戻る。
【0096】
(本実施形態に係る制御システムの作用・効果)
本実施形態に係る制御システムによれば、伝送速度制御部24が、データ信号のブロック誤り率に応じて特定の移動局40のDSCHの伝送速度を優先的に制御するため、ADCH同時接続本数が増加した場合は、通信品質の悪い(伝送誤りが多い)移動局40用のDSCHの伝送速度を下げ、ADCH同時接続本数が減少した場合は、通信品質の良い(伝送誤りが少ない)移動局40用のDSCHの伝送速度を上げることによって、通信品質を維持しながら、より効率の良い移動パケット通信システムの運用を行うことが可能となる。
【0097】
(本発明の実施形態3に係る制御システムの構成)
本発明の実施形態3に係る制御システムの構成は、上述の実施形態2に係る制御システムと同一である。ただし、伝送速度制御部24の機能は、上述の実施形態2に係る制御システムにおけるそれと異なる。
【0098】
本実施形態における伝送速度制御部24は、個別チャネル数(ADCH同時接続本数)の増減が検出された場合、所定期間内の個別チャネル(ADCH)の送信電力の平均値に応じて特定の移動局40の共有チャネル(DSCH)の伝送速度を優先的に制御する。
【0099】
具体的には、本実施形態における伝送速度制御部24は、個別チャネル数(ADCH同時接続本数)を求め、求められた個別チャネル数(ADCH同時接続本数)に基づいて、共有チャネル(DSCH)の伝送速度を制御する目標制御回数(変数λ)を算出し、複数の移動局40において既に共有チャネル(DSCH)の伝送速度の制御を実行した制御実行回数の合計である合計制御実行回数(変数K)を算出し、制御実行回数に応じて複数の移動局40をグループ分けし、合計制御実行回数(変数K)が目標制御回数(変数λ)より多い場合、制御実行回数が最も多いグループを選択し、選択されたグループ内で所定期間内の個別チャネル(ADCH)の送信電力の平均値が最も小さい移動局40を選択し、合計制御実行回数(変数K)が目標制御回数(変数λ)より少ない場合、制御実行回数が最も少ないグループを選択し、選択されたグループ内で所定期間内の個別チャネル(ADCH)の送信電力の平均値が最も大きい移動局40を選択し、選択された移動局40用の共有チャネル(DSCH)の伝送速度を制御する。
【0100】
(本実施形態に係る制御システムの動作)
本実施形態に係る制御システムの動作は、各ユーザ(移動局40)のブロック誤り率に応じてDSCHの伝送速度の制御を行っている代わりに、各ユーザ(移動局40)宛てのADCHの送信電力の平均値に応じてDSCHの伝送速度の制御を行っている点を除いて、上述の実施形態2に係る制御システムの動作と同一である。すなわち、本実施形態に係る制御システムの動作のうち、図8に示すステップ801乃至808については、上述の実施形態2に係る制御システムの動作と同一である。以下、本実施形態に係る制御システムの動作について、上述の実施形態2に係る制御システムの動作と異なる点について説明する。
【0101】
図8に示すように、ステップ807において、伝送速度制御部24が、目標制御回数λが、変数Kよりも小さいか否かを判定する。目標制御回数λが、変数Kよりも小さい場合、本動作はステップ1001aに進む。また、それ以外の場合は、本動作はステップ808に進む。
【0102】
ステップ808において、伝送速度制御部24が、目標制御回数λが、変数Kよりも大きいか否かを判定する。目標制御回数λが、変数Kよりも大きい場合、本動作はステップ1001bに進む。また、それ以外の場合、すなわち目標制御回数λと変数Kとが等しい場合、本動作は終了する。
【0103】
図10に示すように、ステップ1001aにおいて、伝送速度制御部24が、各ユーザ(移動局40)を「制御実行回数」に応じてグループ分けする。図7の例では、「制御実行回数=3」の第1のグループ(「ユーザID=1」のユーザ1)と「制御実行回数=2」の第2のグループ(「ユーザID=2」のユーザ2)と「制御実行回数=1」の第3のグループ(「ユーザID=4」のユーザ4)と「制御実行回数=0」の第4のグループ(「ユーザID=3」のユーザ3及び「ユーザID=5」のユーザ5)とにグループ分けが行われる。
【0104】
ステップ1002aにおいて、伝送速度制御部24が、「制御実行回数」が最も多いグループを選択する。図7の例では、第1のグループが選択される。
【0105】
ステップ1003aにおいて、伝送速度制御部24が、選択されたグループ内で「ADCH送信電力の平均値」が最も小さいユーザ(移動局40)を選択する。図7の例では、ユーザ1が選択される。
【0106】
ステップ1004aにおいて、伝送速度制御部24が、選択されたユーザ(移動局40)の「伝送速度」を1段階上げる。図7の例では、ユーザ1の「伝送速度」を1段階(例えば、64Kbpsから128Kbpsに)上げる。
【0107】
ステップ1005aにおいて、伝送速度制御部24が、選択されたユーザ(移動局40)の「制御実行回数」を1減少させる。図7の例では、ユーザ1の「制御実行回数」を「3」から「2」に減少させる。
【0108】
ステップ1006aにおいて、伝送速度制御部24が、変数Kから1を減算する。そして、本動作は、ステップ807に戻る。
【0109】
ステップ1001bにおいて、伝送速度制御部24が、各ユーザ(移動局40)を「制御実行回数」に応じてグループ分けする。図7の例では、「制御実行回数=3」の第1のグループ(「ユーザID=1」のユーザ1)と「制御実行回数=2」の第2のグループ(「ユーザID=2」のユーザ2)と「制御実行回数=1」の第3のグループ(「ユーザID=4」のユーザ4)と「制御実行回数=0」の第4のグループ(「ユーザID=3」のユーザ3及び「ユーザID=5」のユーザ5)とにグループ分けが行われる。
【0110】
ステップ1002bにおいて、伝送速度制御部24が、「制御実行回数」が最も少ないグループを選択する。図7の例では、第4のグループが選択される。
【0111】
ステップ1003bにおいて、伝送速度制御部24が、選択されたグループ内で「ADCH送信電力の平均値」が最も大きいユーザ(移動局40)を選択する。図7の例では、ユーザ3が選択される。
【0112】
ステップ1004bにおいて、伝送速度制御部24が、選択されたユーザ(移動局40)の「伝送速度」を1段階下げる。図7の例では、ユーザ3の「伝送速度」を1段階(例えば、384Kbpsから320Kbpsに)下げる。
【0113】
ステップ1005bにおいて、伝送速度制御部24が、選択されたユーザ(移動局40)の「制御実行回数」を1増加させる。図7の例では、ユーザ3の「制御実行回数」を「0」から「1」に増加させる。
【0114】
ステップ1006bにおいて、伝送速度制御部24が、変数Kに1を加算する。そして、本動作は、ステップ807に戻る。
【0115】
(本実施形態に係る制御システムの作用・効果)
本実施形態に係る制御システムによれば、伝送速度制御部24が、所定期間内のADCHの送信電力の平均値に応じて特定の移動局40のDSCHの伝送速度を優先的に制御するため、ADCH同時接続本数が増加した場合は、所定期間内のADCHの送信電力の平均値が大きい移動局40用のDSCHの伝送速度を下げ、ADCH同時接続本数が減少した場合は、所定期間内のADCHの送信電力の平均値の小さい移動局40用のDSCHの伝送速度を上げることによって、通信品質を維持しながら、より効率の良い移動パケット通信システムの運用を行うことが可能となる。
【0116】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、単一のチャネル(DSCH)に複数の移動局40宛てのデータ信号を時分割多重して送信し、DSCHの送信電力をADCHの送信電力に所定のオフセットを伴って連動させる移動パケット通信システムにおいて、ADCHの接続本数に応じて各移動局40宛てのDSCHの伝送速度を動的に制御することによって、通信品質を維持すると共に、伝送遅延を抑制し、より多くの移動局40と同時に接続する(より多くのユーザを収容する)ことを可能とする制御システム及び制御方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る移動パケット通信システムの構成を示す図である
【図2】本発明の一実施形態に係る制御システムを構成する無線制御装置及び基地局装置の機能ブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る制御システムにおける無線制御装置の伝送速度制御部が具備する対応表を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る制御システムにおける無線制御装置の記憶装置が記憶する記憶内容を示す図である。
【図5】本実施形態に係る制御システムにおいて、DSCHの伝送速度を動的に制御する動作を示すフローチャート図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る制御システムを構成する無線制御装置及び基地局装置の機能ブロック図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る制御システムにおける無線制御装置の記憶装置が記憶する記憶内容を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態に係る制御システムにおいて、DSCHの伝送速度を動的に制御する動作を示すフローチャート図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る制御システムにおいて、DSCHの伝送速度を動的に制御する動作を示すフローチャート図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る制御システムにおいて、DSCHの伝送速度を動的に制御する動作を示すフローチャート図である。
【図11】従来技術に係る移動パケット通信システムの概略構成図である。
【符号の説明】
10…交換装置
20、20…無線制御装置
21…ユーザデータバッファ
22…キュー処理部
23…記憶装置
24…伝送速度制御部
25…呼受付制御部
30、30…基地局装置
31…アンテナ部
32…DSCH送信部
33…DCH受信部
34…ADCH送信部
35…ADCH送信電力監視部
40、40、40…移動局

Claims (15)

  1. 複数の移動局宛てのデータ信号を共有チャネル上で多重して送信し、前記移動局の各々宛ての制御信号を個別チャネルで送信する移動パケット通信システムにおいて、前記共有チャネルの伝送速度を制御する制御システムであって、
    前記個別チャネルの送信電力に対して閉ループ送信電力制御を行うように構成されており、
    前記共有チャネルの送信電力を、前記個別チャネルの送信電力に所定のオフセットを伴って連動させるように構成されており、
    前記個別チャネル数の増減を監視する個別チャネル数監視手段と、
    前記個別チャネル数の増減が検出された場合、該検出結果に応じて前記共有チャネルの伝送速度を制御する伝送速度制御手段とを具備することを特徴とする制御システム。
  2. 前記伝送速度制御手段は、前記個別チャネル数の増減が検出された場合、前記データ信号の伝送誤りに応じて特定の移動局の前記共有チャネルの伝送速度を優先的に制御することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記伝送速度制御手段は、前記個別チャネル数の増減が検出された場合、
    前記個別チャネル数を求め、
    求められた前記個別チャネル数に基づいて、前記共有チャネルの伝送速度を制御する目標制御回数を算出し、
    前記複数の移動局において既に前記共有チャネルの伝送速度の制御を実行した制御実行回数の合計である合計制御実行回数を算出し、
    前記制御実行回数に応じて、前記複数の移動局をグループ分けし、
    前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より多い場合、前記制御実行回数が最も多いグループを選択し、選択されたグループ内で伝送誤りが最も少ない移動局を選択し、
    前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より少ない場合、前記制御実行回数が最も少ないグループを選択し、選択されたグループ内で伝送誤りが最も多い移動局を選択し、
    選択された前記移動局用の前記共有チャネルの伝送速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  4. 前記伝送速度制御手段は、前記個別チャネル数の増減が検出された場合、所定期間内の前記個別チャネルの送信電力の平均値に応じて特定の移動局の前記共有チャネルの伝送速度を優先的に制御することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  5. 前記伝送速度制御手段は、前記個別チャネル数の増減が検出された場合、
    前記個別チャネル数を求め、
    求められた前記個別チャネル数に基づいて、前記共有チャネルの伝送速度を制御する目標制御回数を算出し、
    前記複数の移動局において既に前記共有チャネルの伝送速度の制御を実行した制御実行回数の合計である合計制御実行回数を算出し、
    前記制御実行回数に応じて、前記複数の移動局をグループ分けし、
    前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より多い場合、前記制御実行回数が最も多いグループを選択し、選択されたグループ内で前記所定期間内の前記個別チャネルの送信電力の平均値が最も小さい移動局を選択し、
    前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より少ない場合、前記制御実行回数が最も少ないグループを選択し、選択されたグループ内で前記所定期間内の前記個別チャネルの送信電力の平均値が最も大きい移動局を選択し、
    選択された前記移動局用の前記共有チャネルの伝送速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  6. 複数の移動局宛てのデータ信号を共有チャネル上で多重して送信し、前記移動局の各々宛ての制御信号を個別チャネルで送信する移動パケット通信システムにおいて、前記共有チャネルの伝送速度を制御する制御方法であって、
    前記個別チャネルの送信電力に対して閉ループ送信電力制御を行う工程と、
    前記共有チャネルの送信電力を、前記個別チャネルの送信電力に所定のオフセットを伴って連動させる工程と、
    前記個別チャネル数の増減を監視する第1工程と、
    前記個別チャネル数の増減が検出された場合、該検出結果に応じて前記共有チャネルの伝送速度を制御する第2工程とを有することを特徴とする制御方法。
  7. 前記第2工程において、前記個別チャネル数の増減が検出された場合、前記データ信号の伝送誤りに応じて特定の移動局の前記共有チャネルの伝送速度を優先的に制御することを特徴とする請求項6に記載の制御方法。
  8. 前記第2工程は、前記個別チャネル数の増減が検出された場合に、
    前記個別チャネル数を求める工程と、
    求められた前記個別チャネル数に基づいて、前記共有チャネルの伝送速度を制御する目標制御回数を算出する工程と、
    前記複数の移動局において既に前記共有チャネルの伝送速度の制御を実行した制御実行回数の合計である合計制御実行回数を算出する工程と、
    前記制御実行回数に応じて、前記複数の移動局をグループ分けする工程と、
    前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より多い場合、前記制御実行回数が最も多いグループを選択し、選択されたグループ内で伝送誤りが最も少ない移動局を選択する工程と、
    前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より少ない場合、前記制御実行回数が最も少ないグループを選択し、選択されたグループ内で伝送誤りが最も多い移動局を選択する工程と、
    選択された前記移動局用の前記共有チャネルの伝送速度を制御する工程とを有することを特徴とする請求項6に記載の制御方法。
  9. 前記第2工程において、前記個別チャネル数の増減が検出された場合、所定期間内の前記個別チャネルの送信電力の平均値に応じて特定の移動局の前記共有チャネルの伝送速度を優先的に制御することを特徴とする請求項6に記載の制御方法。
  10. 前記第2工程は、前記個別チャネル数の増減が検出された場合に、
    前記個別チャネル数を求める工程と、
    求められた前記個別チャネル数に基づいて、前記共有チャネルの伝送速度を制御する目標制御回数を算出する工程と、
    前記複数の移動局において既に前記共有チャネルの伝送速度の制御を実行した制御実行回数の合計である合計制御実行回数を算出する工程と、
    前記制御実行回数に応じて、前記複数の移動局をグループ分けする工程と、
    前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より多い場合、前記制御実行回数が最も多いグループを選択し、選択されたグループ内で前記所定期間内の前記個別チャネルの送信電力の平均値が最も小さい移動局を選択する工程と、
    前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より少ない場合、前記制御実行回数が最も少ないグループを選択し、選択されたグループ内で前記所定期間内の前記個別チャネルの送信電力の平均値が最も大きい移動局を選択する工程と、
    選択された前記移動局用の前記共有チャネルの伝送速度を制御する工程とを有することを特徴とする請求項6に記載の制御方法。
  11. 複数の移動局宛てのデータ信号を共有チャネル上で多重して送信し、前記移動局の各々宛ての制御信号を個別チャネルで送信する移動パケット通信システムで用いられる無線制御装置であって
    前記共有チャネルの送信電力を、閉ループ送信電力制御が行われるように構成されている前記個別チャネルの送信電力に所定のオフセットを伴って連動させるように構成されており、
    前記個別チャネル数の増減を監視する個別チャネル数監視部と、
    前記個別チャネル数の増減が検出された場合、該検出結果に応じて前記共有チャネルの伝送速度を制御する伝送速度制御部とを具備することを特徴とする無線制御装置。
  12. 前記伝送速度制御部は、前記個別チャネル数の増減が検出された場合、前記データ信号の伝送誤りに応じて特定の移動局の前記共有チャネルの伝送速度を優先的に制御することを特徴とする請求項11に記載の無線制御装置。
  13. 前記伝送速度制御部は、前記個別チャネル数の増減が検出された場合、
    前記個別チャネル数を求め、
    求められた前記個別チャネル数に基づいて、前記共有チャネルの伝送速度を制御する目標制御回数を算出し、
    前記複数の移動局において既に前記共有チャネルの伝送速度の制御を実行した制御実行回数の合計である合計制御実行回数を算出し、
    前記制御実行回数に応じて、前記複数の移動局をグループ分けし、
    前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より多い場合、前記制御実行回数が最も多いグループを選択し、選択されたグループ内で伝送誤りが最も少ない移動局を選択し、
    前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より少ない場合、前記制御実行回数が最も少ないグループを選択し、選択されたグループ内で伝送誤りが最も多い移動局を選択し、
    選択された前記移動局用の前記共有チャネルの伝送速度を制御することを特徴とする請求項11に記載の無線制御装置。
  14. 前記伝送速度制御部は、前記個別チャネル数の増減が検出された場合、所定期間内の前記個別チャネルの送信電力の平均値に応じて特定の移動局の前記共有チャネルの伝送速度を優先的に制御することを特徴とする請求項11に記載の無線制御装置。
  15. 前記伝送速度制御部は、前記個別チャネル数の増減が検出された場合、
    前記個別チャネル数を求め、
    求められた前記個別チャネル数に基づいて、前記共有チャネルの伝送速度を制御する目標制御回数を算出し、
    前記複数の移動局において既に前記共有チャネルの伝送速度の制御を実行した制御実行回数の合計である合計制御実行回数を算出し、
    前記制御実行回数に応じて、前記複数の移動局をグループ分けし、
    前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より多い場合、前記制御実行回数が最も多いグループを選択し、選択されたグループ内で前記所定期間内の前記個別チャネルの送信電力の平均値が最も小さい移動局を選択し、
    前記合計制御実行回数が前記目標制御回数より少ない場合、前記制御実行回数が最も少ないグループを選択し、選択されたグループ内で前記所定期間内の前記個別チャネルの送信電力の平均値が最も大きい移動局を選択し、
    選択された前記移動局用の前記共有チャネルの伝送速度を制御することを特徴とする請求項11に記載の無線制御装置。
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