JP3885176B2 - 灰皿 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
灰皿には大きさ、機能性によって携帯用、応接室用、ホール設置用などに分けることができる。共用の灰皿はたばこの火を消すため水が張ってあることがある。当然、後日掃除をすることになるが水に漬かったたばこは始末が悪い。そこで本発明は容易に消火、掃除が行える構成とした灰皿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、共用に使用される比較的大きな灰皿では、各人がきちんと火を消して捨てることが望ましいが、なかには不完全な状態で捨てられるのもある。灰皿の中には吸い殻も多く、残り火のあるたばこが他のたばこに延焼させると、灰皿全体がくすぶり、煙を多く出すことになる。
このため、灰皿に水を張り、消し忘れまたは不完全な消し方による残り火を消火させるようにしていることがある。このような灰皿の掃除の仕方は、金網の下にバケツを用意し、灰皿を金網に向けてひっくり返す。このようにすると、金網に吸い殻が残り、バケツの水にたばこの細体が多数浮遊し、水はニコチンを溶かしている。この場合、金網の目を細かくしてたばこの細体も金網で受けるようにする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記灰皿は施設・建物等のロビー、ホール等に使用されていると、掃除をするために、水の入ったバケツを持ち歩かなくてはならない、また、金網上の吸い殻は水に漬かっていて扱いが悪く、バケツの水は撥ねて着ている物や壁に付着するとやっかいである。
【0004】
本発明は、上記理由により、灰皿内部での消火が行え、掃除の作業が容易な灰皿を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、外容器内に、中受皿を上段、中段および下段に上下方向に間隔をあけて各々設け、中段の中受皿にたばこの灰塊が落ちる大きさの孔を複数形成し、上段の中受皿にたばこの径より小さな丸形の搬送粒体が通過する大きさの孔を複数形成し、前記中段の中受皿にある搬送粒体を運搬し前記上段の中受皿に投入するリフト装置を設け、前記上段、中段の中受皿に前記搬送粒体を充填させたことを特徴とする。
【0006】
また、請求項2記載の発明では、上記構成において、外容器の中心にリフト装置を設け、該リフト装置を同心にして上段、中段および下段の中受皿を環状に形成したことを特徴とする。
【0007】
請求項3記載の発明では、請求項2記載の構成において、吸い差しのたばこの陰影、熱、炎または煙等のうちいずれかを検出する検出器を前記リフト装置に併設し、該検出器出力により、前記リフト装置を駆動させたことを特徴とする。
【0008】
以上の構成において、外容器はホール中央部に設置する場合は円筒状にし、コーナーに設置する場合は角筒状でも良い。また、中受皿は搬送粒体の移動に便利なように傾斜させても良く、さらに、リフト装置は手動により作動させ、搬送粒体を循環させても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明による灰皿1は有底円筒状の外容器2(図1では中心より半分を図示している。)に、概略、上段、中段および下段に分けた3つの中受皿3,4,5を収容し、3つの中受皿3,4,5には中心部に挿通孔3a,4a,5aが開けられ、外容器1内に設置したリフト装置6の搬送部7を貫通させている。また、搬送部7を突出させ、中央部を広く「空間」とした環状の上蓋8が容器外周に係着し載置されている。そして、外容器2にはモータ9、バッテリ10(図2参照)が収容されている。
【0010】
図1および図6に示すように、下段の中受皿5の底部がモータ9、バッテリ10を覆うように取り付けられ、下段の中受皿5の外周壁5bの上端は外側に曲がってフランジ状の外周縁5cが形成され、外周縁5cは外容器2の外周壁2aに載せられている。また、下段の中受皿5の挿通孔5aの縁は筒状壁5dが形成されている。
リフト装置6の搬送部7はモータ9の回転が減速して伝達され、搬送部7は回転する垂直な胴体7aにらせん状の羽7bが設けられ、羽7bの外側に外筒7cを配設させている。そして、外筒7c内の軸方向の羽7bと羽7bとの間にたばこPの径より小さな丸形の搬送粒体11を収容し、回転により搬送粒体11を上方へ移動させるものである。
【0011】
中段の中受皿4は図1および図5に示すように、下段の中受皿5とは間隔を開けて配置され、中心部が下段の中受皿5の筒状壁5dに接触し、底面4bは中心に向かって傾斜され、外周壁4cは下段の中受皿5の外周壁5bに当接されている。そして、この底面4bには搬送粒体11の径よりは十分に小さい孔4dが複数開けられている。したがって、この中受皿4は金網、もしくはメッシュ状孔明き板を使用することにより加工の手間を省くことができる。また、底面4bはリフト装置6の外筒7cの入口7dと連絡されている。
【0012】
上段の中受皿3は図1および図4に示すように、中段の中受皿4とは間隔を開けて配置され、外周壁3bの下端から中心に向けて傾斜され、かつ、挿通孔3aの縁部から外周に向けて傾斜された断面V状に環状に形成された底面3cを有し、底面3cにはたばこの径より小さな丸形の搬送粒体11が通過する大きさの孔3dを複数形成させている。
このように、上段、中段の中受皿3,4を配置して、上方より多数の丸形の搬送粒体11を投入すると上段の中受皿3のV状底面に満たされると共に、上段の中受皿3の孔3bから落下して中段の中受皿4との間に充填される。
【0013】
灰皿1の上蓋8は図1および図3に示すように、外容器2の縁部に被せる外周縁部8aを形成し、外周縁部8aの内側に環状に凹部8bを形成し、凹部8bの内側に環状の載せ台8cを***させ、載せ台8cの内側は大きな空間となっている。また、外周縁部8aおよび載せ台8cを結ぶ仮想斜面kはたばこPが滑り落ちる角度となるように、載せ台8cの高さを設定し形成されている。
【0014】
また、載せ台8cの空間中心部に搬送部7が立設され、笠部12および検出器13が取り付けられている。図1に示すように、吸い差しのたばこPは載せ台8cと笠部12とで支持され、検出器13はたばこPの熱を検知するものが使用され、この検知信号によりリフト装置6を駆動するようになっている。なお、検出器13はたばこPの陰影を検知する光センサでも良く、また、炎あるいは煙を検知するものであっても良いし、スイッチを別に設けても良い。また、搬送粒体11は細かい砂、匂いをつけた人工石でも良い。
【0015】
このように構成した灰皿1に吸い差しのたばこPを載せると、熱を検知してリフト装置6が働き搬送部7が回転して中段の中受皿4の搬送粒体11が羽7bに運ばれて上段の中受皿3に投入される。火のついた吸い差しが上段の中受皿3に落ちても同様にセンサ13が働き搬送粒体11が移動する。
これによって、吸い殻nが搬送粒体11に囲まれ、酸素供給が絶たれ、他の吸い殻nに接触しないので延焼を防ぎ、消火される。また、搬送粒体11を積極的に酸素、または熱を吸収する物質にして、吸い殻nが搬送粒体11の中に紛れ込んだときに消火されるようにしても良い。そして、灰mは中段の中受皿4の孔4dから落ち下段の中受皿5に収容され、吸い殻nは上段の中受皿3に収容される。
その後、灰皿1の掃除をする場合は上蓋8を外し、上段の中受皿3をゆっくり取り外すことにより、中受皿3内の搬送粒体11が孔3bから落ち、吸い殻nが上段の中受皿3に残り回収される。また、中段の中受皿4を外し、下段の中受皿5を取ることにより、灰mが回収される。
【0016】
また、図2に示す灰皿1は下段の中受皿5のほか、すぐ下に仕切り板14が取り付けられ、電気系に灰mが入らないようにされている。さらに、上段の中受皿3の外周壁3bに爪を形成させ、下段の中受皿5の外周壁5bに係着させることにより、搬送粒体11の移動する圧力により中受皿3,4,5が不安定になるのを防止できる。
【0017】
【実施例】
使用に当たっては、たばこPの大きさは約直径8mmの両切りとすると、仮想斜面kはたばこPが滑り落ちる角度として30度の傾斜を取り、上段の中受皿3の孔径を7mm、中段の中受皿4の孔径を2mmとした。したがって、搬送粒体11の大きさは4〜6mm程度となるが、搬送粒体11の大きさは不均一であっても良い。
また、上段の中受皿3の孔径を4mm、搬送粒体11の大きさを2mm、中段の中受皿4の孔径を1〜0.5mm(金網でも可)とすることにより、搬送粒体11の移動が容易になる。
また、リフト装置の搬送部は、機械的に、中央軸部(胴体)を回転方向にスプリング付勢された構造とし、指で作動部を押圧して付勢力に抗して中央軸部を回転させて搬送粒体11を循環させ、指を離すことにより付勢力で中央軸部が反対方向に空回転するようにしたものでも良い。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したものであり、灰皿に水の代わりに搬送粒体が入り、消し忘れた吸い殻でも搬送粒体が覆って延焼を防ぎ、消火することができる。また、搬送粒体をリフト装置により孔の開いた上段および中段の中受皿で循環させたので、3つの中受皿を順次、取り出すことによって、吸い殻、搬送粒体、灰がそれぞれ分けて回収することができる。また、リフト装置の駆動は検出器の作動により自動的に行うのでコストを抑えることができる。しかも、従来、水の張ってある灰皿に比べ、水バケツを持つこともなく、水に漬かった吸い殻を始末することもないので掃除作業が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による灰皿の要部縦断面図である。
【図2】図1に示す灰皿の全体の縦断面図である。
【図3】図2に示す灰皿の上蓋の斜視図である。
【図4】図2に示す灰皿の上段の中受皿の斜視図である。
【図5】図2に示す灰皿の中段の中受皿の斜視図である。
【図6】図2に示す灰皿の下段の中受皿の斜視図である。
【符号の説明】
1 灰皿
2 外容器
3 上段の中受皿
3b 孔
4 中段の中受皿
4d 孔
5 下段の中受皿
6 リフト装置
8 上蓋
8a 外周縁部
8b 凹部
8c 載せ台
11 搬送粒体
13 検出器
k 仮想斜面
P たばこ
m 灰塊

Claims (3)

  1. 外容器内に、中受皿を上段、中段および下段に上下方向に間隔をあけて各々設け、中段の中受皿にたばこの灰塊が落ちる大きさの孔を複数形成し、上段の中受皿にたばこの径より小さな丸形の搬送粒体が通過する大きさの孔を複数形成し、前記中段の中受皿にある搬送粒体を運搬し前記上段の中受皿に投入するリフト装置を設け、前記上段、中段の中受皿に前記搬送粒体を充填させたことを特徴とする灰皿。
  2. 外容器の中心にリフト装置を設け、該リフト装置を同心にして上段、中段および下段の中受皿を環状に形成したことを特徴とする請求項1記載の灰皿。
  3. 吸い差しのたばこの陰影、熱、炎または煙等のうちいずれかを検出する検出器を前記リフト装置に併設し、該検出器出力により、前記リフト装置を駆動させたことを特徴とする請求項2記載の灰皿。
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