JP3882594B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入射光量の対数値に比例した信号を出力する光電変換手段を有する固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
固体撮像装置は、小型、軽量で低消費電力であるのみならず、画像歪や焼き付きが無く、振動や磁界などの環境条件に強い。又、LSI(Large Scale Integrated circuit)と共通の工程又は類似の工程で製造できるので、信頼性が高く、量産にも適している。このため、ライン状に画素が配された固体撮像装置がファクシミリやフラットベッドスキャナに、マトリクス状に画素が配された固体撮像装置がビデオカメラやデジタルカメラなどに幅広く使用されている。ところで、このような固体撮像装置は光電変換素子で発生した光電荷を読み出す(取り出す)手段によってCCD型とMOS型に大きく分けられる。CCD型は光電荷をポテンシャルの井戸に蓄積しつつ、転送するようになっており、ダイナミックレンジが狭いという欠点がある。一方、MOS型はフォトダイオードのpn接合容量に蓄積した電荷をMOSトランジスタを通して読み出すようになっている。
【0003】
このようなMOS型固体撮像装置のダイナミックレンジを広くするために、本出願人は、入射した光量に応じた光電流を発生しうる感光手段と、光電流を入力するMOSトランジスタと、このMOSトランジスタをサブスレッショルド電流が流れうる状態にバイアスするバイアス手段とを備え、光電流を対数変換するようにした固体撮像装置を提案した(特開平3−192764号公報参照)。
【0004】
このような固体撮像装置は、広いダイナミックレンジを有しているものの、画素毎に設けられたMOSトランジスタの閾値特性が異なることがあり、画素毎に感度が異なる場合がある。よって、予め輝度が一様な明るい光(一様光)を照射することによって得られた出力を、被写体の撮像時の各画素の出力を補正する補正データとして保持するなどの対策が必要がある。
【0005】
しかしながら、操作者が外部光源を用いて各画素を照射するのは煩雑であったり、又、うまく一様に露光できないなどの問題がある。又、一様光の照射機構を撮像装置に設けると撮像装置の構成が煩雑になるという問題があった。そこで、本出願人は、予め一様光を照射することなく各画素の感度バラツキをうち消すことができる固体撮像装置の提案を行った(特開2001−094878号公報参照)。
【0006】
この固体撮像装置に設けられた画素の構成を図1に示す。図1の画素は、pnフォトダイオードPDが感光部(光電変換部)を形成している。そのフォトダイオードPDのアノードはMOSトランジスタT1のドレインに接続され、このMOSトランジスタT1のソースは、MOSトランジスタT2のドレインとゲート及びMOSトランジスタT3のゲートに接続されている。MOSトランジスタT3のソースは行選択用のMOSトランジスタT4のドレインに接続されている。MOSトランジスタT4のソースは出力信号線6へ接続されている。尚、MOSトランジスタT1〜T4は、それぞれ、NチャネルのMOSトランジスタでバックゲートが接地されている。
【0007】
又、フォトダイオードPDのカソード及びMOSトランジスタT3のドレインには直流電圧VPDが印加されるようになっている。一方、MOSトランジスタT2のソースには、信号φVPSが入力される。又、MOSトランジスタT1のゲートに信号φSが入力され、MOSトランジスタT4のゲートには信号φVが入力される。
【0008】
このような構成の画素に対して、各信号が図15に示すタイミングチャートに従って与えられる。即ち、信号φSをハイレベルにしてMOSトランジスタT1をONとするとともに、信号φVPSをハイレベルにしてMOSトランジスタT2をサブスレッショルド領域で動作させるようにMOSトランジスタT2に与えるバイアス電圧を設定した上で、パルス信号φVを与えて撮像時の信号が画像データとして出力される。
【0009】
そして、信号φSをローレベルにしてMOSトランジスタT1をOFFとして、信号φVPSをローレベルにしてMOSトランジスタT2に与えるバイアス電圧を撮像時とは異ならせることによりリセットした後、信号φVPSをハイレベルにする。この状態でパルス信号φVを与えることにより、MOSトランジスタT2の閾値電圧を反映した信号が出力される。この信号は各画素間の感度バラツキを表しており、感度バラツキを補正するための補正データとして用いられる。その後、信号φSをハイレベルにして撮像動作を行う。このようにして得られた画像データを、補正データによって補正することによって各画素間の感度バラツキをうち消すことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような感度バラツキをうち消す機能を有する固体撮像装置では、残像現象を生じる恐れのあることが判明した。本発明者らの検討によれば、次の理由によるものと推測される。
【0011】
感度バラツキをうち消す機能を有する固体撮像装置が、上記のようにリセット動作をする際において、MOSトランジスタT1をOFFとすることによって、フォトダイオードPDのアノードとMOSトランジスタT2のドレインとの電気的な接続が切断された状態となる。よって、MOSトランジスタT2はリセットされるが、MOSトランジスタT1のドレインとフォトダイオードPDのアノードに蓄積された電荷が残留する。このように電荷が残留した状態で撮像動作が行われるため、残像現象が生じてしまうものと考えられる。この残像現象は、低輝度時において顕著に現れる。
【0012】
このような問題を鑑みて、本発明は、各画素の感度バラツキを防ぐとともに残像現象を防ぐことのできる固体撮像装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の固体撮像装置は、複数の画素によって構成されるとともに、前記各画素が、入射した光量に応じた電気信号を発生する感光素子と、所定のバイアス電圧が印加され該感光素子から出力される電気信号を入射光量の対数値に比例した電気信号に変換する対数変換部と、前記光電変換素子と前記対数変換部とを電気的に接離するスイッチとを備え、前記各画素の感度バラツキに関連する補正データを出力する際には前記スイッチをOFFとし、又、前記各画素が撮像動作を行って映像データを出力する際には前記スイッチをONとする固体撮像装置において、各画素の感度バラツキに関連する補正データの出力後、前記スイッチをONとし、前記対数変換部に与えるバイアス電圧を変化させて感光素子に蓄積された電荷を放電させる放電動作を行った後、撮像動作を開始するようにしたことを特徴とする。
【0014】
即ち、前記スイッチをOFFとして前記対数変換部をリセットして、感度バラツキの原因となる前記対数変換部の特性検出を行った後、前記スイッチをONとする。このように、前記対数変換部と前記感光素子とが電気的に接続された状態において、前記対数変換部に与えるバイアス電圧を変化させることによって、前記対数変換部と前記感光素子とをリセットする前記放電動作を行う。このようにすることで、前記感光素子などに蓄積されている残留電荷が放電されて、残像現象を抑制することができる。
【0015】
又、本発明の固体撮像装置は、入射した光量に応じた電気信号を発生する感光素子と該感光素子に第1電極が電気的に接続されるとともにサブスレッショルド領域で動作するようにバイアス電圧が印加される第1のトランジスタと前記感光素子と前記第1のトランジスタの第1電極とを電気的に接離するスイッチと、前記スイッチを介して前記感光素子の入射光量に対応する電流を出力する第2のトランジスタと、を備えた複数の画素を有し、前記スイッチをOFFとするとともに前記第1のトランジスタに撮像時と異なるバイアス電圧を与えた後、前記第1のトランジスタに撮像時と同じバイアス電圧を与え、さらに前記第2のトランジスタをONすることによって前記各画素の感度バラツキを検出する固体撮像装置において、各画素の感度バラツキが検出された後、前記スイッチをONとし、前記第1のトランジスタに与える前記バイアス電圧を変化させて感光素子に蓄積された電荷を放電させる放電動作を行った後、撮像動作を開始するようにしたことを特徴とする。
【0016】
このような固体撮像装置において、前記第1のトランジスタの第2電極に与える電圧を変化させることによって、前記第1のトランジスタに与える前記バイアス電圧を変化させるようにしても構わない。このとき、前記第1のトランジスタの第1電極と制御電極とが前記スイッチを介して前記感光素子に接続されるようにしても構わない。
【0017】
又、前記各画素が、前記第1のトランジスタの第1電極に制御電極が接続されるとともに入射光量に対して対数変換された電気信号を増幅して第2電極から出力する増幅用トランジスタを有するようにしても構わない。このとき、前記各画素が、前記増幅用のトランジスタの第2電極に第1電極が接続されるとともに第2電極が出力信号線に接続された選択用トランジスタを有するようにしても構わない。
【0018】
又、前記各画素が、前記第1のトランジスタの第1電極に制御電極が接続されるとともに入射光量に対して対数変換された電気信号を増幅して第2電極から出力する第1の増幅用トランジスタと、該第1の増幅用トランジスタの第2電極に一端が接続された積分用キャパシタと、を有するようにしても構わない。このとき、前記各画素が、前記第1の増幅用トランジスタの第2電極と前記積分用キャパシタとの接続ノードに制御電極が接続されるとともに入射光量に対して対数変換された電気信号を増幅して第2電極から出力する第2の増幅用トランジスタを有するようにしても構わない。更に、前記各画素が、前記第2の増幅用のトランジスタの第2電極に第1電極が接続されるとともに第2電極が出力信号線に接続された選択用トランジスタを有するようにしても構わない。
【0019】
このような固体撮像装置において、前記放電動作を行う際に与えられる前記バイアス電圧の値が、前記感度バラツキを検出する際に与えられる前記バイアス電圧の値と異なるようにし、更に、前記放電動作を行う際に与えられる前記バイアス電圧の値を、前記感度バラツキを検出する際に与えられる前記バイアス電圧の値と撮像動作時に与えられる前記バイアス電圧の値との間の値とする。
【0020】
又、上述の固体撮像装置において、前記スイッチをトランジスタで構成するようにしても構わない。
【0021】
【発明の実施の形態】
<固体撮像装置の構成>
以下、本発明の固体撮像装置の各実施形態を図面を参照して説明する。図2は、本発明の二次元のMOS型固体撮像装置の一部の構成を概略的に示している。同図において、G11〜Gmnは行列配置(マトリクス配置)された画素を示している。2は垂直走査回路であり、行(ライン)4−1、4−2、・・・、4−nを順次走査していく。3は水平走査回路であり、画素から出力信号線6−1、6−2、・・・、6−mに導出された光電変換信号を画素ごとに水平方向に順次読み出す。5は電源ラインである。各画素に対し、上記ライン4−1、4−2・・・、4−nや出力信号線6−1、6−2・・・、6−m、電源ライン5だけでなく、他のライン(例えば、クロックラインやバイアス供給ライン等)も接続されるが、図2ではこれらについて省略する。
【0022】
出力信号線6−1、6−2、・・・、6−mごとにNチャネルのMOSトランジスタQ1、Q2が図示の如く1組ずつ設けられている。出力信号線6−1を例にとって説明すると、MOSトランジスタQ1のゲートは直流電圧線7に接続され、ドレインは出力信号線6−1に接続され、ソースは直流電圧VPS’のライン8に接続されている。一方、MOSトランジスタQ2のドレインは出力信号線6−1に接続され、ソースは最終的な信号線9に接続され、ゲートは水平走査回路3に接続されている。
【0023】
画素G11〜Gmnには、後述するように、それらの画素で発生した光電荷に基づく信号を出力するMOSトランジスタT3が設けられている。MOSトランジスタT3と上記MOSトランジスタQ1との接続関係は図3(a)のようになる。ここで、MOSトランジスタQ1のソースに接続される直流電圧VPS’と、MOSトランジスタT3のドレインに接続される直流電圧VPD’との関係はVPD’>VPS’であり、直流電圧VPS’は例えばグランド電圧(接地)である。この回路構成は上段のMOSトランジスタT3のゲートに信号が入力され、下段のMOSトランジスタQ1のゲートには直流電圧DCが常時印加される。このため下段のMOSトランジスタQ1は抵抗又は定電流源と等価であり、図3(a)の回路はソースフォロワ型の増幅回路となっている。この場合、MOSトランジスタT3から増幅出力されるのは電流であると考えてよい。
【0024】
MOSトランジスタQ2は水平走査回路3によって制御され、スイッチ素子として動作する。尚、後述するように第1及び第2の実施形態の画素内にはスイッチ用のMOSトランジスタT4も設けられている。このMOSトランジスタT4も含めて表わすと、図3(a)の回路は正確には図3(b)のようになる。即ち、MOSトランジスタT4がMOSトランジスタQ1とMOSトランジスタT3との間に挿入されている。ここで、MOSトランジスタT4は行の選択を行うものであり、MOSトランジスタQ2は列の選択を行うものである。尚、図2及び図3に示す構成は以下に説明する第1及び第2の実施形態に共通の構成である。
【0025】
図3のように構成することにより信号を大きく出力することができる。従って、画素がダイナミックレンジ拡大のために感光素子から発生する光電流を自然対数的に変換しているような場合は、そのままでは出力信号が小さいが、本増幅回路により充分大きな信号に増幅されるため、後続の信号処理回路(図示せず)での処理が容易になる。また、増幅回路の負荷抵抗部分を構成するMOSトランジスタQ1を画素内に設けずに、列方向に配置された複数の画素が接続される出力信号線6−1、6−2、・・・、6−mごとに設けることにより、負荷抵抗又は定電流源の数を低減でき、半導体チップ上で増幅回路が占める面積を少なくできる。
【0026】
<第1の実施形態>
図2に示した固体撮像装置の各画素に適用される第1の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態に使用する固体撮像装置に設けられた画素の構成は、図1のようになる。よって、本実施形態の画素の構成については、【従来の技術】での説明を参照するものとして、その説明については省略する。
【0027】
図1のように構成される画素は、図4のタイミングチャートに従って、撮像動作及びリセット動作を行う。尚、信号φVPSは、3値の電圧信号で、MOSトランジスタT2をサブスレッショルド領域で動作させるための電圧をハイレベルとし、又、この電圧よりも低くMOSトランジスタT2にハイレベルの電圧を与えたときよりも大きい電流が流れ得るようにする電圧をローレベルとし、このハイレベルの電圧とローレベルの電圧とのほぼ中間に値する電圧を中間レベルとする。
【0028】
後述する一連のリセット動作が成された後、信号φSをハイレベルとしてMOSトランジスタT1をONとするとともに、信号φVPSをハイレベルとしてMOSトランジスタT2をサブスレッショルド領域で動作させる。このような状態にあるとき、フォトダイオードPDにおいて光が入射されると、その入射光量に応じた光電流が発生する。そして、サブスレッショルド領域で動作するようにバイアス電圧の印加されたMOSトランジスタT2,T3のゲートに、入射光量に対して自然対数的に比例した電圧が現れる。
【0029】
このとき、パルス信号φVがMOSトランジスタT4のゲートに与えられることによって、MOSトランジスタT4がONとなり、MOSトランジスタT3のゲート電圧によって増幅されたドレイン電流がMOSトランジスタT3,T4を通じて出力電流として出力信号線6に流れる。この出力信号線6に出力される出力電流は入射光量の対数値に比例した値となる。このとき、MOSトランジスタT3及びMOSトランジスタQ1(図1)の導通時抵抗とそれらを流れる電流によって決まるMOSトランジスタQ1のドレイン電圧が、信号として出力信号線6に現れる。このようにして画像データが出力される。
【0030】
このようにして、画像データが出力された後、信号φVをローレベルとしてMOSトランジスタT4をOFFし、信号φSをローレベルにしてMOSトランジスタT1をOFFとしてリセット動作を開始する。このように、MOSトランジスタT1をOFFとして、フォトダイオードPDのアノードとMOSトランジスタT2のドレインとの電気的な接続を切断する。このとき、MOSトランジスタT2のソース側より負の電荷が流れ込み、MOSトランジスタT2のゲート及びドレインとMOSトランジスタT3のゲートに蓄積された正の電荷が再結合される。
【0031】
その後、信号φVPSをローレベルにしてMOSトランジスタT2に与えるバイアス電圧を撮像時とは異ならせることによって、MOSトランジスタT2のソースから流入する負の電荷の量が増加し、MOSトランジスタT2のゲート及びドレインとMOSトランジスタT3のゲートとに蓄積された正の電荷が速やかに再結合される。このようにして、MOSトランジスタT2のゲート及びドレインとMOSトランジスタT3のゲートとをリセットすると、信号φVPSをハイレベルにする。
【0032】
そして、パルス信号φVを与えることによって、MOSトランジスタT4をONとすると、リセットされたMOSトランジスタT3のゲート電圧によって増幅されたドレイン電流が、MOSトランジスタT3,T4を通じて出力信号線6に出力電流として出力される。この出力信号線6に出力される出力電流によって決まるMOSトランジスタQ1のドレイン電圧が、信号として出力信号線6に現れる。この信号はMOSトランジスタT2の閾値電圧を反映しており、各画素についてこの信号を得ることで画素間の感度バラツキを検出することができる。この信号は、感度バラツキを補正するための補正データとして用いられる。このようにして補正データが出力される。
【0033】
このようにして、補正データが出力された後、信号φVをローレベルとしてMOSトランジスタT4をOFFとすると、信号φSをハイレベルにしてMOSトランジスタT1をONとする。その後、信号φVPSを中間レベルにする。このようにすることで、フォトダイオードPD及びフォトダイオードPDとMOSトランジスタT2のドレインとの間に蓄積されている残留電荷が再結合される。このようにして、フォトダイオードPD及びMOSトランジスタT2をリセットすると、信号φVPSをハイレベルとして、次の撮像動作に備える。
【0034】
このように、MOSトランジスタT1をOFFとしてリセットした後、MOSトランジスタT1をONとして、MOSトランジスタT2のソースに与える信号φVPSを中間レベルにすることで、フォトダイオードPDのアノードとMOSトランジスタT2のドレインとの間に蓄積されている残留電荷をうち消すことができる。よって、残像の発生を防止して良好な撮像が可能となる。
【0035】
尚、信号φVPSの中間レベルとなる電圧値が低く、ローレベルの電圧値に近いと、MOSトランジスタT2のゲート下領域のポテンシャルが低くなる。よって、このとき、被写体が低輝度の場合、MOSトランジスタT2がサブスレッショルド領域で動作するのに十分な光量を得ることができず、その感度が悪くなりやすい。又、逆に、信号φVPSの中間レベルとなる電圧値が高く、ハイレベルの電圧値に近いと、フォトダイオードPD及びMOSトランジスタT1,T2が十分にリセットされなくなる恐れがある。従って、各画素の感度バラツキに関する補正データを出力した後、撮像開始前に信号φVPSを中間レベルに設定することが好ましい。
【0036】
比較のため、図1の画素構成の固体撮像装置を用いて、従来の方法で動作させた場合と、本実施形態の方法で動作させた場合とのそれぞれにおいて、残像となる電気信号の測定を行った。このとき、固体撮像装置での面照度が2194.5Lxとなる光を照射させた後、光の照射を停止して3フレーム分の撮像動作を行った後に出力された映像データを測定し、面照度が2194.5Lxとなる光を照射したときに出力される映像データと比較することによって、残像の測定を行った。
【0037】
このような測定を行ったとき、図5のように、従来の場合は、残像として現れる出力が光が照射されたときの15%となり、又、本実施形態の場合は、残像として現れる出力が光が照射されたときの8%となる。よって、残像として現れる出力が、従来と比べて低減したことがわかる。
【0038】
<第2の実施形態>
図2に示した固体撮像装置の各画素に適用される第2の実施形態について、図面を参照して説明する。図6は、本実施形態における固体撮像装置に備えられた画素の構成を示す回路図である。尚、図6に示す画素において、図1の画素と同一の部分については同一の符号を付すとともに、その詳細な説明は省略する。
【0039】
図6に示すように、本実施形態の画素は、第1の実施形態の画素(図1)に、ゲートがMOSトランジスタT2のゲートとドレインに接続されるとともにソースがMOSトランジスタT3のゲートに接続されたMOSトランジスタT5と、MOSトランジスタT5のソースに一端が接続されるとともに他端に直流電圧VPSが印加されたキャパシタCとが加えられた構成となる。このとき、MOSトランジスタT5のドレインには信号φDが入力される。尚、MOSトランジスタT5は、MOSトランジスタT1〜T4と同様に、NチャネルのMOSトランジスタでバックゲートが接地されている。
【0040】
図6のように構成される画素は、図7のタイミングチャートに従って、撮像動作及びリセット動作を行う。後述する一連のリセット動作が成された後、信号φSをハイレベルとしてMOSトランジスタT1をONとするとともに、信号φVPSをハイレベルとしてMOSトランジスタT2をサブスレッショルド領域で動作させる。又、このとき、信号φDをハイレベル(直流電圧VPDと同じ又は直流電圧VPDに近い電位)とする。
【0041】
このような状態にあるとき、フォトダイオードPDより光電流が発生すると、MOSトランジスタT2のサブスレッショルド特性により、MOSトランジスタT2,T5のゲートに、入射光量に対して対数的に変化する電圧が現れる。この電圧により、MOSトランジスタT5に電流が流れ、キャパシタCには光電流の積分値を対数的に変換した値と同等の電荷が蓄積される。つまり、キャパシタCとMOSトランジスタT5のソースとの接続ノードaに、光電流の積分値を対数的に変換した値に比例した電圧が生じることになる。ただし、このとき、MOSトランジスタT4はOFFの状態であるとする。
【0042】
次に、MOSトランジスタT4のゲートにパルス信号φVを与えて、MOSトランジスタT4をONにすると、MOSトランジスタT3のゲートにかかる電圧に比例した電流がMOSトランジスタT3,T4を通って出力信号線6に導出される。今、MOSトランジスタT3のゲートにかかる電圧は、接続ノードaにかかる電圧であるので、出力信号線6に導出される電流は光電流の積分値を対数的に変換した値となる。このようにして入射光量の対数値に比例した信号(出力電流)を読み出すことができる。又、信号読み出し後、信号φVをローレベルとして、MOSトランジスタT4をOFFする。
【0043】
このようにして、画像データが出力された後、信号φVをローレベルとしてMOSトランジスタT4をOFFとすると、信号φDをローレベルにして、キャパシタCに蓄積された電荷を信号φDが与えられる信号線路に放電してMOSトランジスタT3のゲートに印加される接続ノードaの電圧をリセットする。そして、第1の実施形態と同様に、信号φSをローレベルにしてMOSトランジスタT1をOFFとしてリセット動作を開始することで、MOSトランジスタT2のソース側より負の電荷が流れ込み、MOSトランジスタT2のゲート及びドレインとMOSトランジスタT5のゲートに蓄積された正の電荷が再結合される。
【0044】
その後、信号φVPSをローレベルにすることによって、MOSトランジスタT2のゲート及びドレインとMOSトランジスタT5のゲートとに蓄積された正の電荷を速やかに再結合させる。このようにして、MOSトランジスタT2のゲート及びドレインとMOSトランジスタT5のゲートとをリセットすると、信号φVPSをハイレベルにした後、信号φDをハイレベルにする。
【0045】
このように信号φDがハイレベルとなると、リセットされたMOSトランジスタT2,T5のゲート電圧がMOSトランジスタT5で電流増幅されて、リセットされたMOSトランジスタT2の閾値電圧に応じた電荷がキャパシタCに蓄積される。そして、パルス信号φVを与えることによって、MOSトランジスタT4をONとすると、MOSトランジスタT3のゲートにかかる電圧に比例した電流がMOSトランジスタT3,T4を通って出力信号線6に導出される。この出力信号線6に導出された出力電流によって、補正データが出力される。
【0046】
このようにして、補正データが出力された後、信号φVをローレベルとしてMOSトランジスタT4をOFFとすると、信号φSをハイレベルにしてMOSトランジスタT1をONとする。その後、信号φDを再度ローレベルとした後、信号φVPSを中間レベルにする。このようにすることで、キャパシタC及び接続ノードaをリセットするとともに、フォトダイオードPD及びMOSトランジスタT2の間に蓄積されている残留電荷が再結合される。このようにして、フォトダイオードPD及びMOSトランジスタT2をリセットすると、信号φVPSをハイレベルとした後、信号φDをハイレベルとして、次の撮像動作に備える。
【0047】
このように、MOSトランジスタT1をOFFとしてリセットした後、MOSトランジスタT1をONとして、MOSトランジスタT2のソースに与える信号φVPSを中間レベルにすることで、フォトダイオードPDのアノードとMOSトランジスタT2のドレインとの間に蓄積されている残留電荷をうち消すことができる。よって、残像の発生を防止して良好な撮像が可能となる。
【0048】
上述の第1及び第2の実施形態は、画素内の能動素子であるMOSトランジスタT1〜T5を全てNチャネルのMOSトランジスタで構成しているが、これらのMOSトランジスタT1〜T5を全てPチャネルのMOSトランジスタで構成してもよい。このように、固体撮像装置を構成する能動素子をPチャネルのMOSトランジスタで構成したときの実施形態を以下に説明する。
【0049】
<固体撮像装置の構成>
このときの固体撮像装置の構成について簡単に説明する。図8は、本発明の二次元のMOS型固体撮像装置の一部の構成を概略的に示している。尚、図2の固体撮像装置と同一部分については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。図8の固体撮像装置において、列方向に配列された出力信号線6−1、6−2、・・・、6−mに対してPチャネルのMOSトランジスタQ1とPチャネルのMOSトランジスタQ2が接続されている。MOSトランジスタQ1のゲートは直流電圧線7に接続され、ドレインは出力信号線6−1に接続され、ソースは直流電圧VPS’のライン8に接続されている。
【0050】
一方、MOSトランジスタQ2のドレインは出力信号線6−1に接続され、ソースは最終的な信号線9に接続され、ゲートは水平走査回路3に接続されている。ここで、MOSトランジスタQ1は画素内のPチャネルのMOSトランジスタT3と共に図9(a)に示すような増幅回路を構成している。この場合、MOSトランジスタQ1はMOSトランジスタT3の負荷抵抗又は定電流源となっている。従って、このMOSトランジスタQ1のソースに接続される直流電圧VPS’と、MOSトランジスタT3のドレインに接続される直流電圧VPD’との関係は、VPD’<VPS’であり、直流電圧VPD’は例えばグランド電圧(接地)である。
【0051】
MOSトランジスタQ1のドレインはMOSトランジスタT3に接続され、ゲートには直流電圧が印加されている。PチャネルのMOSトランジスタQ2は水平走査回路3によって制御され、増幅回路の出力を最終的な信号線9へ導出する。第3及び第4の実施形態のように、画素内に設けられたMOSトランジスタT4を考慮すると、図9(a)の回路は図9(b)のように表わされる。
【0052】
<第3の実施形態>
図8に示した固体撮像装置の各画素に適用される第3の実施形態について、図面を参照して説明する。図10は、本実施形態における固体撮像装置に備えられた画素の構成を示す回路図である。尚、図10に示す画素において、図1の画素と同一の部分については同一の符号を付すとともに、その詳細な説明は省略する。
【0053】
本実施形態において、MOSトランジスタT1〜T4は、全て、PチャネルのMOSトランジスタとなるとともに、そのバックゲートに直流電圧が印加される。よって、フォトダイオードPDはアノードに直流電圧VPDに接続され、カソードがMOSトランジスタT1のドレインに接続される。又、MOSトランジスタT1のソースがMOSトランジスタT2のドレイン及びゲートとMOSトランジスタT3のゲートとに接続されている。MOSトランジスタT2のソースには信号φVPSが与えられる。
【0054】
そして、MOSトランジスタT3のドレインに直流電圧VPDが印加され、このMOSトランジスタT3のソースにドレインが接続されたMOSトランジスタT4のソースが出力信号線6に接続される。又、MOSトランジスタT4のゲートには、信号φVが与えられる。
【0055】
このように構成される画素は、図11に示すタイミングチャートに従って動作する。図11のタイミングチャートにおける各信号は、図4に示すタイミングチャートにおける各信号を反転したものとなる。よって、図4においてハイレベルとなるとき、図11においてはローレベルとなる。このように、第1の実施形態のときと同様のタイミングで、反転した信号φS,φV,φVPSを与えることによって、第1の実施形態と同様の撮像動作及びリセット動作を行うことができる。
【0056】
<第4の実施形態>
図8に示した固体撮像装置の各画素に適用される第4の実施形態について、図面を参照して説明する。図12は、本実施形態における固体撮像装置に備えられた画素の構成を示す回路図である。
【0057】
本実施形態における画素構成は、図12に示すように、第3の実施形態(図10)と同様、第2の実施形態(図6)における画素構成において、MOSトランジスタT1〜T5を、全て、PチャネルのMOSトランジスタとしたものである。よって、本実施形態の接続関係は、フォトダイオードPDとMOSトランジスタT1については、第3の実施形態と同様であるとともに、それ以外については、第2の実施形態と同様となる。
【0058】
このように構成される画素に与えられる各信号は、図13のタイミングチャートに示すように、図7に示すタイミングチャートにおける各信号を反転したものとなる。よって、図7においてハイレベルとなるとき、図13においてはローレベルとなる。このように、第2の実施形態のときと同様のタイミングで、反転した信号φS,φV,φVPS,φDを与えることによって、第1の実施形態と同様の撮像動作及びリセット動作を行うことができる。
【0059】
以上説明した第1〜第4の実施形態それぞれにおいて、各画素からの信号読み出しは電荷結合素子(CCD)を用いて行うようにしてもかまわない。この場合、MOSトランジスタT4に相当するポテンシャルレベルを可変としたポテンシャルの障壁を設けることにより、CCDへの電荷読み出しを行えばよい。又、画素構成についても、例えば、第2及び第4の実施形態において、キャパシタCをリセットするためのMOSトランジスタが設けられるなど、別の構成としても構わない。
【0060】
<画像データの補正方法>
上述した第1〜第4の実施形態のような回路構成の画素が設けられた固体撮像装置がデジタルカメラなどの画像入力装置に使用されたときの実施例を、図面を参照して説明する。
【0061】
図14に示す画像入力装置は、対物レンズ51と、該対物レンズ51を通して入射される光の光量に応じて電気信号を出力する固体撮像装置52と、撮像時の固体撮像装置52の電気信号である画像データが入力されて一時記憶されるメモリ53と、リセット時の固体撮像装置52の電気信号である補正データが入力されて一時記憶されるためのメモリ54と、メモリ53から送出される画像データからメモリ54から記憶される補正データを補正演算する補正演算回路55と、補正演算回路55で補正データにより補正の施された画像データを演算処理して外部に出力する処理部56とを有する。尚、固体撮像装置52は、第1〜第4の実施形態のような回路構成の画素が設けられた固体撮像装置である。
【0062】
このような構成の画像入力装置は、まず、撮像動作を行って、固体撮像装置52から各画素毎に画像データがメモリ53に出力される。そして、各画素が撮像動作を終えて、リセット動作を行ったときに、上記で説明したように、各画素の感度のバラツキを調べて、補正データをメモリ54に出力する。そして、メモリ53内の各画素の画像データとメモリ54内の各画素の補正データを、補正演算回路55にこの画像データを各画素毎に送出する。
【0063】
補正演算回路55では、メモリ53から送出された画像データからこの画像データを出力した同一画素のメモリ54から送出された補正データが各画素毎に補正演算される。この補正演算された画像データが処理部56に送出されて、演算処理された後、外部に出力される。又、このような画像入力装置において、メモリ53,54は、それぞれ、固体撮像装置52からライン毎に送出されるデータが記録されるラインメモリなどが用いられる。従って、メモリ53,54を固体撮像装置内に組み込むことも容易である。
【0064】
尚、他の実施形態においては、リセットを行うことによって、ほぼ各画素の感度のバラツキがキャンセルされるが、これをより正確に行うために図14で説明したようなメモリや補正演算回路などを含む補正回路を設けるようにしても構わない。
【0065】
【発明の効果】
本発明によると、スイッチをONにして対数変換部と感光素子とを電気的に接続した状態で、対数変換部のバイアス電圧を変化させて感光素子に蓄積された撮像時の残留電荷を放電することができる。よって、従来のように、リセットしてもなお感光素子などに残留している電荷を、本発明によって放電させることができるため、残像現象を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】固体撮像装置に設けられる画素の構成の一例を示す回路図。
【図2】固体撮像装置の構成を示すブロック回路図。
【図3】図2の固体撮像装置の一部を示す図。
【図4】第1の実施形態の固体撮像装置における各画素の動作を示すタイミングチャート。
【図5】従来の固体撮像装置と本発明の固体撮像装置とにおける残像として出力される信号の量を示すグラフ。
【図6】固体撮像装置に設けられる画素の構成の一例を示す回路図。
【図7】第2の実施形態の固体撮像装置における各画素の動作を示すタイミングチャート。
【図8】固体撮像装置の構成を示すブロック回路図。
【図9】図8の固体撮像装置の一部を示す図。
【図10】固体撮像装置に設けられる画素の構成の一例を示す回路図。
【図11】第3の実施形態の固体撮像装置における各画素の動作を示すタイミングチャート。
【図12】固体撮像装置に設けられる画素の構成の一例を示す回路図。
【図13】第4の実施形態の固体撮像装置における各画素の動作を示すタイミングチャート。
【図14】各実施形態の画素を用いた個体撮像装置を備えた画像入力装置の内部構造を示すブロック図。
【図15】従来の固体撮像装置における各画素の動作を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
G11〜Gmn 画素
2 垂直走査回路
3 水平走査回路
4−1〜4−n 行選択線
6−1〜6−m 出力信号線
7 直流電圧線
8 ライン
9 信号線
51 対物レンズ
52 固体撮像装置
53,54 メモリ
55 補正演算回路
56 処理部
PD フォトダイオード
T1〜T5 MOSトランジスタ
C キャパシタ

Claims (5)

  1. 複数の画素によって構成されるとともに、前記各画素が、入射した光量に応じた電気信号を発生する感光素子と、所定のバイアス電圧が印加され該感光素子から出力される電気信号を入射光量の対数値に比例した電気信号に変換する対数変換部と、前記光電変換素子と前記対数変換部とを電気的に接離するスイッチとを備え、前記各画素の感度バラツキに関連する補正データを出力する際には前記スイッチをOFFとし、又、前記各画素が撮像動作を行って映像データを出力する際には前記スイッチをONとする固体撮像装置において、
    各画素の感度バラツキに関連する補正データの出力後、前記スイッチをONとし、前記対数変換部に与えるバイアス電圧を変化させて感光素子に蓄積された電荷を放電させる放電動作を行った後、撮像動作を開始するようにしたことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 入射した光量に応じた電気信号を発生する感光素子と該感光素子に第1電極が電気的に接続されるとともにサブスレッショルド領域で動作するようにバイアス電圧が印加される 1 トランジスタと前記感光素子と前記 1 トランジスタの第1電極とを電気的に接離するスイッチと、前記スイッチを介して前記感光素子の入射光量に対応する電流を出力する第2のトランジスタと、を備えた複数の画素を有し、前記スイッチをOFFとするとともに前記第1のトランジスタに撮像時と異なるバイアス電圧を与えた後、前記第1のトランジスタに撮像時と同じバイアス電圧を与え、さらに前記第2のトランジスタをONすることによって前記各画素の感度バラツキを検出する固体撮像装置において、
    各画素の感度バラツキが検出された後、前記スイッチをONとし、前記第1のトランジスタに与える前記バイアス電圧を変化させて感光素子に蓄積された電荷を放電させる放電動作を行った後、撮像動作を開始するようにしたことを特徴とする固体撮像装置。
  3. 前記第1のトランジスタの第2電極に与える電圧を変化させることによって、前記第1のトランジスタに与える前記バイアス電圧を変化させることを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記放電動作を行う際に与えられる前記バイアス電圧の値が、前記感度バラツキを検出する際に与えられる前記バイアス電圧の値と異なることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記放電動作を行う際に与えられる前記バイアス電圧の値を、前記感度バラツキを検出する際に与えられる前記バイアス電圧の値と撮像動作時に与えられる前記バイアス電圧の値との間の値とすることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の固体撮像装置。
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