JP3881291B2

JP3881291B2 - Riding type tea tree mower

Info

Publication number: JP3881291B2
Application number: JP2002242087A
Authority: JP
Inventors: 勝也加藤
Original assignee: 落合刃物工業株式会社
Priority date: 2002-08-22
Filing date: 2002-08-22
Publication date: 2007-02-14
Anticipated expiration: 2022-08-22
Also published as: JP2004073151A

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、茶園において各茶畝を跨いでその両側の茶畝間を自走しつつ茶樹の中刈り作業を行う乗用型茶樹中刈機に関し、詳しくは、細断装置により剪定された茶樹の剪枝屑を茶畝の側方に円滑に排出することができる乗用型茶樹中刈機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
乗用型茶樹中刈機としては、車体フレームの左右両側に装備したクローラ走行装置により茶畝を跨いで茶畝両側の畝間を自走する乗用車体の前端部に茶樹の細断装置を、後端部に茶樹の剪枝装置をそれぞれ装備して、乗用車体の前進走行中に茶樹の細断作業に連続して茶樹の剪枝作業をも行うことができるものが、本件出願人により既に提案されている（実開平５−６７２２３号公報参照）。
【０００３】
さらには、乗用車体の前端部に茶樹を剪定する細断装置と剪定された剪枝屑の搬送装置とを装備し、剪枝屑の搬送装置として、細断装置により剪定された剪枝屑を茶畝の側方に搬送するスクリューオーガを備え、細断装置により剪定された茶樹の剪枝屑をスクリューオーガの搬送端に設けられた排出部から茶畝の側方に排出することにより、茶樹内に剪枝屑を落下させないようにして茶樹への悪影響を抑制することができる乗用型茶樹中刈機も、本件出願人により既に提案されている（特開２０００−２７０６５７号公報参照）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
前記後者の乗用型茶樹中刈機においては、細断装置により剪定された剪枝屑が、スクリューオーガの搬送端に設けられた排出部から茶畝の側方へ排出されることにより、茶畝の茶樹内に剪枝屑が落下しないようにして茶樹の病気や新芽の育成不良を未然に防止することが可能となるのであるが、度重なる剪定作業の間に、細断装置により剪定された剪枝屑中の長尺の剪枝屑が、排出部に臨むスクリューオーガの回転軸に巻き付き、排出部を塞いでスクリューオーガによる剪枝屑の搬送が不可能になる、という不都合を生じることがあった。
【０００５】
本発明の目的は、上記従来の乗用型茶樹中刈機における問題に鑑み、排出部における回転軸への長尺の剪枝屑の巻き付きを防止して、細断装置により剪定された茶樹の剪枝屑を茶畝の側方に円滑に排出することができる乗用型茶樹中刈機を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項１に記載された発明は、エンジンを動力源として茶畝間を自走する走行装置を備え、乗用車体の前端部に茶樹を剪定する細断装置と剪定された剪枝屑の搬送装置とを装備した乗用型茶樹中刈機であって、前記搬送装置は、前記細断装置により剪定された剪枝屑を茶畝の側方に搬送するスクリューオーガと、該スクリューオーガの搬送端に設けられた排出部とからなり、該排出部に臨むスクリューオーガの回転軸に、長尺の剪枝屑の巻き付きを防止するための棒状の突起体を、前記回転軸の軸方向に所定間隔をあけて配設したことを特徴とする。
【０００７】
請求項１に記載された発明によれば、搬送装置は、細断装置により剪定された剪枝屑を茶畝の側方に搬送するスクリューオーガと、スクリューオーガの搬送端に設けられた排出部とからなるから、細断装置により剪定された剪枝屑は、スクリューオーガの搬送端に設けられた排出部から茶畝の側方へ排出されることによって、剪枝屑は茶畝の茶樹内に落下することがなく、しかも、排出部に臨むスクリューオーガの回転軸には、長尺の剪枝屑の巻き付きを防止する棒状の突起体が、その軸方向に所定間隔をあけて設けられているので、剪枝屑中の長尺の剪枝屑が排出部に臨むスクリューオーガの回転軸に巻き付くことが防止されて、排出部を塞ぐようなことはなくなり、その結果、細断装置により剪定された茶樹の剪枝屑を茶畝の側方に円滑に排出することができるようになる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
図１は、本発明に係る乗用型茶樹中刈機の全体構成を示す側面図であり、図２は、その正面図であり、図３は、本発明に係る乗用型茶樹中刈機の要部である細断装置及び搬送装置を説明するための一部を断面で示す平面図であり、図４は、図３に示した乗用型茶樹中刈機に用いられるフレール刃と搬送装置との関係を説明するための模式図であって、先ず、乗用型茶樹中刈機の全体構成を説明すると次の通りである。
【００１３】
本発明に係る乗用型茶樹中刈機は、乗用車体１が、前後左右の脚部２ａ，２ｂ；２ａ，２ｂの上部にメインフレーム２ｃが連結されて正面視で門型に形成された車体フレーム２と、車体フレーム２の前後左右の脚部２ａ，２ｂ；２ａ，２ｂの下部に連結された左右一対のクローラ走行装置３，３とにより構成されており、この左右一対のクローラ走行装置３，３により、茶畝を跨いだ状態で両側の畝間を自走することができ、乗用車体１の前端部に茶樹の細断装置４が、また、後端部に茶樹の剪枝装置５がそれぞれ装備されている。
【００１４】
図１に示す乗用型茶樹中刈機において、車体フレーム２上における正面視で右側には運転台が配設されており、運転台の前方側及び後方側には操作ボックス６及び運転席が設置され、また、運転席の正面視で左側には送風機７が配設され、さらに、運転席と送風機７との間の中央部に配設されたボックス状の動力部カバー８内にはエンジンが搭載されており、このエンジンは高出力のディーゼルエンジンからなる乗用型茶樹中刈機の全ての動力源であり、エンジンの出力軸はカップリングを介して油圧ポンプの駆動軸に直結されていると共に、伝動機構を介して後述する細断装置４の駆動部及び剪枝装置５におけるバリカン刃の往復駆動用の補助油圧ポンプに対して駆動力が伝達されるようになっている。
【００１５】
また、車体フレーム２の前後に位置する左右方向のメインフレーム２ｃは、車幅方向に伸縮可能に構成されており、油圧ポンプからの油圧制御により駆動される拡縮用シリンダによって伸縮され、これにより、茶畝の幅に応じて左右一対のクローラ走行装置３，３の間隔を調整することができるようになっており、また、左右一対のクローラ走行装置３，３は、油圧モータ３ａ，３ａによりそれぞれ回転駆動されるゴムクローラ３ｂ，３ｂを有し、各油圧モータ３ａ，３ａは、油圧ポンプにそれぞれ流量制御弁及び電磁遮断弁を介して連通され、各流量制御弁の開度を操作ボックス６に装備されている走行レバーで操作することによって、各油圧モータ３ａ，３ａは個別に回転制御され、これにより、左右のクローラ走行装置３，３によって走行する乗用車体１は、その前進、停止、後退、旋回が制御されるようになっている。
【００１６】
細断装置４は、図２に示すように、門型に形成された支持フレーム４ａ間に回転自在に横架された回転支軸４ｂと、図３に示すように、回転支軸４ｂの周方向に装着されてフリーハンマーをなす複数のフレール刃４ｃとを備えており、回転支軸４ｂは、伝動軸２０によりベルト伝動機構２３を介してディーゼルエンジンからの回転力が伝達されて、図４に示すように、時計方向（図示矢印方向）に回転できるようになっており、支持フレーム４ａは、所定の前後幅を有し、その前部には前部カバー４ｄが前後方向に向け揺動自在に枢着され、また、支持フレーム４ａの左右両側部には支持アーム４ｅ，４ｅ（図２参照）が固定されている。
【００１７】
伝動軸２０は、乗用車体１の前部右側（図２では左側）で横向きに配置されて回転自在に支持され、また、乗用車体１の前部左側（図２では右側）には伝動軸２０と同軸線上に位置する支軸２０’が突設されており、図２に示すように、細断装置４の左右の支持アーム４ｅ，４ｅが伝動軸２０及び支軸２０’に枢着され、細断装置４は、図１において矢印で示すように、全体として伝動軸２０及び支軸２０’廻りに上下に回動できるようになっており、このように細断装置４を上下に回動操作するための構成として、図１，図２に示すように、細断装置４の支持フレーム４ａと車体フレーム２上の支持フレーム２１（図１参照）との間に左右一対の回動用シリンダ２２，２２が架設され、この回動用シリンダ２２，２２は、操作ボックス６に配置された細断装置回動レバーの操作により同期して伸縮制御されるように、油圧ポンプに回路構成されている。
【００１８】
細断装置４は、以下の構成によりディーゼルエンジンからの動力伝達を行えるようになっており、伝動軸２０には、細断装置４の回転支軸４ｂとの間でベルト伝動機構２３を介して動力伝達できる構成が備えられ、回転支軸４ｂと後述する剪枝屑の搬送装置４０のスクリューオーガ４１とは、スクリューオーガ４１の回転軸４２との間に設けられているベルト伝動機構４３（図３参照）により連動されており、この場合のベルト伝動機構４３は、図４に示すように、プーリーの外径比においてスクリューオーガ４１の回転軸４２側の方が大径とされ、所定の回転比に設定されている。なお、ベルト伝動機構４３は、ベルトに換えてチェーン及びチェーンスプロケットを用いたチェーン伝動機構とすることも可能である。
【００１９】
細断装置４には、フレール刃４ｃにより剪定された剪枝屑を茶畝の幅方向の領域よりも側方に搬送するため搬送装置４０が付設されており、剪枝屑の搬送装置４０は、図１及び図３に示すように、細断装置４に有するフレール刃４ｃの回転により剪定された剪枝屑がフレール刃４ｃの回転力によって弾き飛ばされる位置に対応して設けられており、図３に示すように、茶畝の幅方向中央部Ｌを境にして相反する方向にリード方向が設定されているスクリューオーガ４１，４１’を備え、この場合のリード方向は、剪枝屑を茶畝の幅方向両側に向けて搬送させる方向に設定されている。つまり、図３において、茶畝の幅方向中央部Ｌを境にして、右側に位置するフレール刃４ｃ（実線で示す）に対向するスクリューオーガ４１は、回転した際に剪枝屑を右方向に搬送させるリード方向が設定され、茶畝の幅方向中央部Ｌを境にして左側に位置するフレール刃４ｃ（点線で示す）に対向するスクリューオーガ４１’は、回転した際に剪枝屑を左方向に搬送させるリード方向が設定されている。
【００２０】
一方、スクリューオーガ４１，４１’により構成されている剪枝屑の搬送装置４０は、スクリューオーガ４１，４１’の回転軸４２の軸方向両端部において、茶樹を剪定する細断装置４のフレール刃４ｃの占有長さよりもスクリューオーガ４１，４１’の占有長さを短くすることにより、茶畝の両側の茶畝間に対応するように設定された左右の排出部４４，４４が設けられており、これにより、スクリューオーガ４１，４１’によって左右方向へ搬送される剪枝屑を左右の排出部４４，４４から茶畝の両側の茶畝間へ落下させることができる。
なお、図４中において、符号４ｅは、剪定された剪枝屑を衝突させて更に細断させるための細断片であり、また、符号４ｆは、細断装置４から搬送装置４０に跨るカバーであり、さらに、符号４６は、剪枝屑を細断装置４から搬送装置４０案内すると共に剪枝屑を逆移動させないように仕切るガイド部であり、符号Ｃは、茶樹である。
【００２１】
また、剪枝屑の搬送装置４０の両端部に設けられた左右の排出部４４，４４に臨むスクリューオーガ４１，４１’の回転軸４２には、長尺の剪枝屑の巻き付きを防止するための複数の棒状の突起体４５，４５が回転軸４２の軸方向及び周方向に位置をずらせてそれぞれ形成されていると共に、左右の排出部４４，４４にそれぞれ位置する複数の突起体４５，４５同士は左右対称に設けられており、これにより、左右の排出部４４，４４に搬送された剪枝屑中の長尺の剪枝屑は、スクリューオーガ４１，４１’の回転軸４２と一体に回転する複数の突起体４５，４５に弾き飛ばされ、あるいは突起体４５に引っ掛かったとしても、回転軸４２と一体に回転する突起体４５と共に回転して遠心作用を受け、放射方向へ飛ばされるので、左右の排出部４４，４４に臨むスクリューオーガ４１，４１’の回転軸４２に巻き付くことはない。
【００２２】
この長尺の剪枝屑の巻き付き防止手段として、複数の突起体４５，４５について説明したが、巻き付き防止手段としては、長尺の剪枝屑を回転軸４２から放射方向へ誘導することによって、長尺の剪枝屑に遠心力を付与することができるものであればよく、また、突起体４５は、単一であっても長尺の剪枝屑に対して飛散作用を果たすものであり、さらに、突起体４５は、回転軸４２の回転方向に対して後方へ傾斜、あるいは、回転軸４２の軸方向に対して軸端に向かう側方へ傾斜していてもよく、突起体４５が回転軸４２の回転方向に対して後方へ傾斜している場合には、長尺の剪枝屑に対して遠心作用が増大し、突起体４５が回転軸４２の軸方向に対して軸端に向かう側方へ傾斜している場合には、長尺の剪枝屑に対して遠心作用と共に側方へ付勢作用をなし、巻き付き防止作用が助長される。
【００２３】
剪枝装置５は、油圧モータによりクランク機構を介して左右方向に往復駆動することにより茶畝の全面の枝葉を剪枝するバリカン刃５１を有するもので、上記油圧モータは、操作ボックス６に配置された剪枝装置駆動レバーの操作により回転制御されるように前記補助油圧ポンプに回路構成されており、バリカン刃５１上には、詳細を図示しないが、送風機７から延びる２本の送風ダクト７１，７２（図１，図２参照）の各送風口７３，７３が臨んでおり、剪枝されたバリカン刃５１上の枝葉屑を畝間に吹き落とすようになっている。
【００２４】
このような剪枝装置５は、両端部を支持する支持アームが左右一対の平行リンク機構５２を介して車体フレーム２の後部に連結されることにより、所定姿勢を保ちながら上下に昇降することができるようになっており、上下の昇降駆動は、平行リンク機構５２に連結されている昇降用シリンダ５３によって制御され、この昇降シリンダ５３の態位設定は、操作ボックス６に有する剪枝装置昇降レバーの操作により行われる。
【００２５】
本発明に係る乗用型茶樹中刈機は、以上のように構成されているものであるから、乗用車体１を茶畝に沿って前進させることにより、茶樹の細断作業及び剪枝作業を連続して行うことができるのであるが、中刈作業において細断装置４は、支持フレーム４ａ及び前部カバー４ｄと共に全体的に上下に位置調整されているので、細断効率が変動することがなく、したがって、細断装置４は茶畝の枝葉を常時細かく細断することができ、その細断された剪枝屑は、搬送装置４０により茶畝の側方に搬送されて茶畝間に落下される。
【００２６】
即ち、剪枝屑はフレール刃４ｃの回転により遠心方向に弾き飛ばされ、その弾き飛ばされた剪枝屑は、カバー４ｆによる移動路中に位置する搬送装置４０のガイド部４６の上側に形成されている開口部からスクリューオーガ４１，４１’が占有する空間内に導入され、フレール刃４ｃと共に回転しているスクリューオーガ４１，４１’の相反するリード方向に沿って剪枝屑は左右方向へ搬送され、スクリューオーガ４１，４１’の搬送端に設けられた排出部４４，４４から茶畝の両側の茶畝間に落下され、剪枝屑は、茶畝の上面に対しては落下することがなく、茶樹内に散乱することがないので、茶樹に与える悪影響、つまり、剪枝屑が茶樹内の地面に散積して湿気による病気の発生や新芽の育成の妨害を防止することができる。
【００２７】
また、搬送装置４０の両端部に設けられた排出部４４，４４に搬送された剪枝屑中の長尺の剪枝屑は、スクリューオーガ４１，４１’の回転軸４２と一体に回転する複数の突起体４５，４５に弾き飛ばされ、あるいは突起体４５に引っ掛かったとしても、回転軸４２と一体に回転する突起体４５と共に回転して遠心作用を受け、放射方向へ飛ばされ、排出部４４，４４に臨むスクリューオーガ４１，４１’の回転軸４２に巻き付いて排出部４４，４４を塞ぐことがなく、細断装置４により剪定された茶樹の剪枝屑を茶畝の側方に円滑に排出することができる。
【００２８】
【発明の効果】
搬送装置は、細断装置により剪定された剪枝屑を茶畝の側方に搬送するスクリューオーガと、スクリューオーガの搬送端に設けられた排出部とからなるから、細断装置により剪定された剪枝屑は、スクリューオーガの搬送端に設けられた排出部から茶畝の側方へ排出されることによって、剪枝屑は茶畝の茶樹内に落下することがなく、しかも、排出部に臨むスクリューオーガの回転支軸に長尺の剪枝屑の巻き付き防止用の棒状の突起体が設けられているから、細断装置により剪定された剪枝屑中の長尺の剪枝屑が排出部に臨むスクリューオーガの回転支軸に巻き付くことがなく、排出部を塞ぐようなことはなくなり、細断装置により剪定された茶樹の剪枝屑を茶畝の側方に円滑に排出することができ、茶畝の茶樹内に剪枝屑が落下しないため、茶樹の病気や新芽の育成不良を未然に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る乗用型茶樹中刈機の全体構成を示す側面図である。
【図２】図１に示した乗用型茶樹中刈機の全体構成を示す正面図である。
【図３】本発明に係る乗用型茶樹中刈機の要部を説明するための一部を断面で示す平面図である。
【図４】図３に示した乗用型茶樹中刈機に用いられるフレール刃と搬送装置との関係を説明するための模式図である。
【符号の説明】
１乗用車体
３走行装置
４細断装置
４０搬送装置
４１スクリューオーガ
４２回転軸
４４排出部
４５突起体[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a riding-type tea tree reaping machine that cuts tea trees while straddling each tea jar in a tea garden while self-propelled between the tea tubs on both sides, and more specifically, pruning tea trees pruned by a shredding device. The present invention relates to a riding type tea tree reaping machine capable of smoothly discharging the waste chips to the side of a teacup.
[0002]
[Prior art]
As a riding type tea tree reaping machine, a crawler traveling device installed on both left and right sides of the body frame straddles the teacup, and a tea tree shredding device is installed at the front end of the passenger car body that travels between the teacups on both sides. The present applicant has already proposed that a tea tree pruning device can be installed in each part and the tea tree pruning work can be carried out continuously with the shredding work of the tea tree while the passenger car body is moving forward. (See Japanese Utility Model Publication No. 5-67223).
[0003]
Furthermore, the front end of the passenger car body is equipped with a shredding device for pruning tea trees and a pruning waste conveying device, and the pruning waste pruned by the shredding device is used as a pruning waste conveying device. It has a screw auger that transports it to the side of the teacup, and the tea tree pruned waste that has been pruned by the shredding device is discharged to the side of the teacup from the discharge section provided at the transport end of the screw auger. A ride-type tea tree reaping machine that can suppress the adverse effects on tea trees by preventing the pruning waste from falling inside has already been proposed by the present applicant (see Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-270657).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the latter riding-type tea tree cutting machine, the pruning scraps pruned by the shredding device are discharged to the side of the teacup from the discharge portion provided at the conveying end of the screw auger. It is possible to prevent pruning scraps from falling into the tea tree and prevent diseases of the tea tree and poor growth of shoots, but it was pruned by a shredder during repeated pruning operations. The long pruning waste in the pruning waste wraps around the rotating shaft of the screw auger that faces the discharge part, and the discharge part is blocked and the pruning waste can not be conveyed by the screw auger. there were.
[0005]
An object of the present invention is to prevent the winding of long pruning scraps around the rotating shaft in the discharge section in view of the problems in the conventional riding type tea tree reaping machine , and to prune the tea tree pruned by the shredding device. An object of the present invention is to provide a riding-type tea tree reaping machine that can smoothly discharge waste chips to the side of a teacup.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the invention described in claim 1 includes a traveling device that self-travels between teacups using an engine as a power source, and is pruned with a shredding device that prunes tea trees at the front end of the passenger car body. A riding-type tea tree reaping machine equipped with a pruning scrap conveying device, wherein the conveying device conveys the pruning scraps pruned by the shredding device to the side of the teacup, and the screw auger A rod-like projection for preventing winding of long pruning wastes on the rotating shaft of the screw auger facing the discharging portion, and a discharging portion provided at the conveying end of the screw auger . axially at predetermined intervals, characterized in that disposed.
[0007]
According to the invention described in claim 1, the conveying device includes a screw auger that conveys the pruning waste pruned by the shredding device to the side of the teacup, and a discharge unit provided at the conveying end of the screw auger. Therefore, the pruning scraps pruned by the shredding device are discharged to the side of the teacup from the discharge section provided at the conveying end of the screw auger, so that the pruning scraps are contained in the tea plant of the teacup. In addition, rod-shaped protrusions that prevent the winding of long pruning waste are provided at predetermined intervals in the axial direction on the rotating shaft of the screw auger facing the discharge portion. because there, are prevented from pruning waste long in pruning Edakuzu winds around the rotating shaft of the screw auger facing the discharge portion, it is no longer possible, such as to close the discharge portion, as a result, the shredding device Smooth pruning scraps of pruned tea tree to the side of the teacup It is possible to discharge.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a side view showing the overall configuration of a riding type tea tree reaper according to the present invention, FIG. 2 is a front view thereof, and FIG. 3 is a schematic diagram of the riding type tea tree reaping machine according to the present invention. FIG. 4 is a plan view showing a section for explaining a shredding device and a transport device which are parts, and FIG. 4 is a plan view of a frail blade used in the riding-type tea tree trimmer shown in FIG. 3 and a transport device. FIG. 2 is a schematic diagram for explaining the relationship . First, the overall configuration of the riding type tea tree reaping machine will be described as follows.
[0013]
In the riding type tea tree reaper according to the present invention, the riding body 1 has a body frame formed in a gate shape when viewed from the front by connecting a main frame 2c to the upper portions of the front, rear, left and right legs 2a, 2b; 2a, 2b. 2 and a pair of left and right crawler traveling devices 3 and 3 connected to the lower portions of the front and rear and left and right leg portions 2a and 2b; 2a and 2b of the vehicle body frame 2. 3, it is possible to self-propelled between both sides with the teacup straddled, with a tea tree shredding device 4 at the front end of the passenger car body 1 and a tea tree pruning device 5 at the rear end. Equipped.
[0014]
In the riding type tea tree reaper shown in FIG. 1, a driver's cab is disposed on the right side when viewed from the front on the body frame 2, and an operation box 6 and a driver's seat are installed on the front side and the rear side of the cab. In addition, a blower 7 is disposed on the left side in a front view of the driver's seat, and an engine is disposed in a box-shaped power unit cover 8 disposed in the center between the driver's seat and the blower 7. This engine is a power source for all riding-type tea tree reaping machines consisting of high-power diesel engines. The output shaft of the engine is directly connected to the drive shaft of the hydraulic pump via a coupling. The driving force is transmitted to the driving unit of the shredding device 4 to be described later and the auxiliary hydraulic pump for reciprocating driving of the clipper blade in the pruning device 5 through the transmission mechanism.
[0015]
The main frame 2c in the left-right direction located in the front and rear of the body frame 2 is configured to be extendable in the vehicle width direction, and is expanded and contracted by an expansion / contraction cylinder driven by hydraulic control from a hydraulic pump. The distance between the pair of left and right crawler traveling devices 3 and 3 can be adjusted according to the width of the teacup, and the pair of left and right crawler traveling devices 3 and 3 are respectively controlled by hydraulic motors 3a and 3a. Each of the hydraulic motors 3a, 3a is connected to a hydraulic pump via a flow control valve and an electromagnetic shut-off valve, and the opening degree of each flow control valve is set to the operation box 6. Each of the hydraulic motors 3a, 3a is individually controlled to rotate by operating the equipped travel lever, whereby the left and right crawler travel devices 3, 3 Passenger car body 1 to the line, the forward, stop, retreat, turning are controlled.
[0016]
As shown in FIG. 2, the shredding device 4 includes a rotary support shaft 4b that is rotatably mounted between a support frame 4a formed in a gate shape, and a rotating support shaft 4b as shown in FIG. And a plurality of flare blades 4c that are mounted in the direction to form a free hammer, and the rotational support shaft 4b receives the rotational force from the diesel engine via the belt transmission mechanism 23 by the transmission shaft 20, and FIG. The support frame 4a has a predetermined front-rear width, and the front cover 4d swings in the front-rear direction at the front thereof as shown in FIG. Support arms 4e and 4e (see FIG. 2) are fixed to the left and right sides of the support frame 4a.
[0017]
The transmission shaft 20 is disposed laterally on the front right side (left side in FIG. 2) of the passenger car body 1 and is rotatably supported. The transmission shaft 20 is disposed on the front left side (right side in FIG. 2) of the passenger car body 1. And a support shaft 20 'located on the same coaxial line as the projection, and as shown in FIG. 2, the left and right support arms 4e, 4e of the shredding device 4 are pivotally attached to the transmission shaft 20 and the support shaft 20', As shown by arrows in FIG. 1, the shredding device 4 can be turned up and down around the transmission shaft 20 and the support shaft 20 ′ as a whole, and thus the shredding device 4 is turned up and down. As a configuration for operation, as shown in FIGS. 1 and 2, a pair of left and right rotating cylinders 22 is provided between a support frame 4a of the shredding device 4 and a support frame 21 on the vehicle body frame 2 (see FIG. 1). , 22 are installed, and the rotating cylinders 22, 22 are arranged in the operation box 6. As will be synchronously scale control by the operation of the shredding device pivot lever is circuitry to the hydraulic pump.
[0018]
The shredding device 4 can transmit power from the diesel engine with the following configuration, and the transmission shaft 20 is connected to the rotation support shaft 4b of the shredding device 4 via a belt transmission mechanism 23. A belt transmission mechanism 43 (see FIG. 5) is provided between the rotary support shaft 4b and the screw auger 41 of the pruning waste conveyance device 40, which will be described later, and the rotary shaft 42 of the screw auger 41. 3), the belt transmission mechanism 43 in this case has a larger diameter on the rotating shaft 42 side of the screw auger 41 in the outer diameter ratio of the pulley, as shown in FIG. The ratio is set. The belt transmission mechanism 43 may be a chain transmission mechanism using a chain and a chain sprocket instead of the belt.
[0019]
The shredding device 4 is provided with a transport device 40 for transporting the pruning waste pruned by the flail blade 4c to the side of the region in the width direction of the teacup. As shown in FIGS. 1 and 3, pruning waste pruned by the rotation of the flail blade 4c in the shredding device 4 is provided corresponding to the position where the pruning waste is blown off by the rotational force of the flail blade 4c. As shown in FIG. 3, screw augers 41 and 41 ′ having lead directions set in opposite directions with respect to the center portion L in the width direction of the teacup are provided. It is set in a direction to be conveyed toward both sides in the width direction of the teacup. That is, in FIG. 3, the screw auger 41 facing the flail blade 4 c (shown by a solid line) located on the right side at the center portion L in the width direction of the teacup rotates the pruning waste in the right direction when rotating. The lead direction to be conveyed is set, and the screw auger 41 ′ facing the flail blade 4 c (shown by a dotted line) located on the left side with respect to the center portion L in the width direction of the teacup is left to pruning waste when rotated. The lead direction to be conveyed in the direction is set.
[0020]
On the other hand, the pruning waste conveyance device 40 constituted by the screw augers 41 and 41 ′ is a frail blade of the shredding device 4 that prunes tea trees at both axial ends of the rotation shaft 42 of the screw augers 41 and 41 ′. Left and right discharge parts 44, 44 set to correspond between the teacups on both sides of the teacup are provided by making the occupied length of the screw augers 41, 41 ′ shorter than the occupied length of 4c, Thereby, the pruning waste conveyed in the left-right direction by the screw augers 41, 41 ′ can be dropped from the left and right discharge portions 44, 44 to between the teacups on both sides of the teacup.
In FIG. 4, reference numeral 4 e is a fine piece for causing the pruned pruned waste to collide and further shred, and reference numeral 4 f is a cover extending from the shredding device 4 to the transport device 40. Furthermore, the code | symbol 46 is a guide part which partitions off so that a pruning waste may be guided from the shredding apparatus 4 to the conveyance apparatus 40, and a pruning waste may not be moved backward, and the code | symbol C is a tea tree.
[0021]
Further, in order to prevent the long pruning waste from being wound around the rotating shafts 42 of the screw augers 41 and 41 ′ facing the left and right discharge portions 44 and 44 provided at both ends of the pruning waste conveyance device 40. The plurality of rod-shaped protrusions 45, 45 are formed with their positions shifted in the axial direction and the circumferential direction of the rotating shaft 42, and the plurality of protrusions 45, 45 respectively positioned on the left and right discharge portions 44, 44. They are provided symmetrically so that the long pruning waste in the pruning waste conveyed to the left and right discharge portions 44, 44 is integrated with the rotating shaft 42 of the screw augers 41, 41 ′. Even if it is blown off by a plurality of rotating protrusions 45, 45 or caught on the protrusion 45, it rotates together with the protrusion 45 rotating integrally with the rotating shaft 42, receives a centrifugal action, and is blown in the radial direction. , Left and right discharge part It does not wrap around the rotary shaft 42 of the screw augers 41, 41 'facing the 4, 44.
[0022]
As a means for preventing the winding of the long pruning waste, the plurality of protrusions 45, 45 have been described, but as a means for preventing the winding , by guiding the long pruning waste from the rotary shaft 42 in the radial direction, as long as it can impart a centrifugal force to pruning debris long, also, the protrusion 45 is intended to fulfill the scattering action against pruning debris long a single Further, the protrusion 45 may be inclined rearward with respect to the rotation direction of the rotation shaft 42, or may be inclined with respect to the axial direction of the rotation shaft 42 toward the axial end. When the rotary shaft 42 is inclined rearward with respect to the rotational direction, the centrifugal action increases with respect to the long pruning waste, and the protrusion 45 is located at the axial end with respect to the axial direction of the rotary shaft 42. When it is inclined to the side to go, with centrifugal action on long pruning waste None the urging action toward, prevention action winding is promoted.
[0023]
The pruning device 5 has a clipper blade 51 for pruning the branches and leaves of the whole surface of the teacup by reciprocating in the left-right direction via a crank mechanism by a hydraulic motor. The hydraulic motor is disposed in the operation box 6. The auxiliary hydraulic pump is circuit-configured so as to be rotationally controlled by operating the pruning device drive lever, and on the clipper blade 51, although not shown in detail, two air ducts 71 extending from the blower 7 are provided. , 72 (refer to FIGS. 1 and 2) face each other, and blow off the leaf and foliage on the pruned hair clipper blade 51 between the ribs.
[0024]
Such a pruning device 5 can be moved up and down while maintaining a predetermined posture by connecting support arms supporting both ends to the rear of the vehicle body frame 2 via a pair of left and right parallel link mechanisms 52. The vertical drive is controlled by a lift cylinder 53 connected to the parallel link mechanism 52, and the position setting of the lift cylinder 53 is performed by a branching device lift lever included in the operation box 6. It is performed by the operation.
[0025]
Since the riding type tea tree reaper according to the present invention is configured as described above, the tea tree shredding operation and the pruning operation are continuously performed by advancing the riding body 1 along the teacup. However, since the shredding device 4 is generally vertically adjusted together with the support frame 4a and the front cover 4d in the middle cutting operation, the shredding efficiency does not vary. Therefore, the shredding device 4 can always shred tea leaves and leaves, and the shredded pruning waste is conveyed to the side of the teacup by the transport device 40 and dropped between the teacups. The
[0026]
That is, the pruning waste is blown off in the centrifugal direction by the rotation of the flail blade 4c, and the pruning waste that is blown off is formed on the upper side of the guide portion 46 of the conveying device 40 located in the moving path by the cover 4f. Is introduced into the space occupied by the screw augers 41 and 41 'through the open openings, and the pruning waste is conveyed in the left-right direction along the opposite lead directions of the screw augers 41 and 41' rotating with the flail blade 4c. Then, it is dropped between the tea cups on both sides of the teacup from the discharge portions 44, 44 provided at the conveying ends of the screw augers 41, 41 ′, and the pruning waste does not fall on the upper surface of the tea cup. Since it does not scatter in the tea tree, adverse effects on the tea tree, i.e., pruning scraps can be scattered on the ground in the tea tree to prevent the occurrence of disease due to moisture and the hindrance of shoot growth.
[0027]
Moreover, the long pruning waste in the pruning waste conveyed to the discharge | emission parts 44 and 44 provided in the both ends of the conveying apparatus 40 is the some rotated integrally with the rotating shaft 42 of screw auger 41 and 41 '. Even if the protrusions 45 and 45 are blown off or caught by the protrusions 45, they rotate together with the protrusions 45 that rotate integrally with the rotating shaft 42, are subjected to centrifugal action, are blown in the radial direction, and are discharged to the discharge portion 44. , 44 wraps around the rotating shaft 42 of the screw augers 41, 41 ′ so as not to block the discharge portions 44, 44, and the pruning waste of the tea tree pruned by the shredding device 4 is smoothly moved to the side of the teacup. Can be discharged.
[0028]
【The invention's effect】
The conveying device is composed of a screw auger that conveys the pruning scraps pruned by the shredding device to the side of the teacup and a discharge portion provided at the conveying end of the screw auger, and thus pruned by the shredding device. The pruning waste is discharged from the discharge part provided at the conveying end of the screw auger to the side of the teacup, so that the pruning waste does not fall into the tea plant of the teacup and is also discharged to the discharge part. since rod-like protrusion for preventing winding of pruning debris long in the rotation shaft of the screw auger is provided, the pruning debris long in pruning Edakuzu that is pruned by shredding device discharge overlooking No wrapping around the rotating auger of the screw auger that faces the section, it will not block the discharge section, and the tea tree pruned pruned by the shredding device will be discharged smoothly to the side of the teacup Because pruning waste does not fall into the tea plant Of tea tree diseases and shoots of foster failure can be prevented in advance.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing the overall configuration of a riding type tea tree reaping machine according to the present invention.
FIG. 2 is a front view showing an overall configuration of the riding type tea tree reaping machine shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a plan view showing a part in section for explaining the main part of the riding type tea tree reaper according to the present invention.
4 is a schematic diagram for explaining the relationship between a frail blade used in the riding-type tea tree reaping machine shown in FIG. 3 and a transport device. FIG .
[Explanation of symbols]
1 passenger car body 3 running device 4 shredding device 40 conveying device 41 screw auger 42 rotates shaft 44 discharging section 45 impact Okoshitai

Claims

エンジンを動力源として茶畝間を自走する走行装置を備え、乗用車体の前端部に茶樹を剪定する細断装置と剪定された剪枝屑の搬送装置とを装備した乗用型茶樹中刈機であって、前記搬送装置は、前記細断装置により剪定された剪枝屑を茶畝の側方に搬送するスクリューオーガと、該スクリューオーガの搬送端に設けられた排出部とからなり、該排出部に臨むスクリューオーガの回転軸に、長尺の剪枝屑の巻き付きを防止するための棒状の突起体を、前記回転軸の軸方向に所定間隔をあけて配設したことを特徴とする乗用型茶樹中刈機。A riding-type tea tree reaping machine equipped with a traveling device that self-runs between teacups using an engine as a power source, and equipped with a shredding device for pruning tea trees at the front end of the passenger car body and a device for conveying pruned pruned waste The conveying device includes a screw auger that conveys the pruning scraps pruned by the shredding device to a side of the teacup, and a discharge portion provided at a conveying end of the screw auger. A rod-like protrusion for preventing winding of long pruning waste is arranged at a predetermined interval in the axial direction of the rotary shaft on the rotary shaft of the screw auger facing the section. Type tea tree reaping machine.