JP3880118B2 - 歯科用パノラマ断層撮影装置 - Google Patents

歯科用パノラマ断層撮影装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯科用パノラマ断層撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来提案されている歯科用パノラマX線装置においては、X線フィルムを使用するタイプも電気的センサであるCCDセンサを使用するタイプも、X線フィルム又はCCDセンサを、X線源を支持するアームの回転軸と平行な一つの面上に配置している。この為、被写体の断層平面を前記回転軸に対してX線フィルムの幅又はCCDセンサの長さ分だけ平行移動してできる断層領域を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、実際の歯牙列は、アームの回転軸に対して傾斜して位置づけされる。つまり、実際の歯牙列の前歯部は、その歯冠部がX線フィルムやCCDセンサ側に傾斜している。又、患者の上顎の前歯部の歯軸と、下顎の前歯部の歯軸とはそれぞれ交わるように傾斜している。
【0004】
従って、前歯部の歯根部を歯科用パノラマ断層撮影装置による断層領域に入れようとすると歯冠部が断層領域から外れてしまう。逆に前歯部の歯冠部を断層領域に入れようとすると歯根部が断層領域から外れてしまう。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、断層像を形成するための断層情報収集手段における断層情報検知面(照射野)の位置によって、被写体の断層平面の形状や位置を変化させ、結果的に複雑な形状の歯牙列に近似した断層領域を得ることができれば、より鮮明な歯牙列の情報が得られることに着目し、断層情報検知面の構成を改良して、複雑な形状をした歯牙列全体に近似した断層領域を設定することができる歯科用パノラマ断層撮影装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、被写体である歯牙列にX線を照射するX線源と、前記歯牙列を透過した透過X線に含まれる前記歯牙列の断層情報を収集する断層情報収集手段と、前記X線源、断層情報収集手段を支持して回転する支持体とを有し、前記歯牙列のパノラマ断層像を得る歯科用パノラマ断層撮影装置であって、前記断層情報収集手段は、前記支持体の回転軸との距離が異なるシンチレータ層からなる複数の断層情報検知面を有することを特徴とするものである。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の歯科用パノラマ断層撮影装置において、前記断層情報収集手段はシンチレータ層とCCDセンサとの間に光ファイバーを設けたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の歯科用パノラマ断層撮影装置において、前記断層情報収集手段のシンチレータ層からなる複数の断層情報検知面の内の一部が前記支持体の回転軸に対して傾斜配置であることを特徴とするものである。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の歯科用パノラマ断層撮影装置において、前記断層情報収集手段のシンチレータ層からなる複数の断層情報検知面が、前記支持体の回転軸に対して異なる距離の平行配置であることを特徴とするものである。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の歯科用パノラマ断層撮影装置において、 前記断層情報収集手段は、シンチレータ層とCCDセンサとからなり、CCDセンサを構成する画素群の受光面の傾斜を調整可能としたことを特徴とするものである。
【0011】
請求項6記載の発明は、請求項3又は5記載の歯科用パノラマ断層撮影装置において、前記断層情報収集手段は、フレキシブル基板上に取り付けたCCDセンサと、シンチレータ層とからなることを特徴とするものである。
【0012】
以下、本発明の作用について詳述する。請求項1記載の発明によれば、被写体である歯牙列の断層情報を収集する断層情報収集手段が、支持体の回転軸との距離が異なる複数の断層情報検知面を有するので、シンチレータ層からなる複数の断層情報検知面により被写体の断層面の形状や位置に応じた断層情報を収集でき、複雑な形状の歯牙列全体の鮮明な断層像を構築できる。
【0013】
請求項2の発明によれば、前記X線検知手段と、前記受光手段との間に光ファイバーを設けたので、X線検知手段の検知出力を受光手段に導く自由度が高まり、被写体である歯列のよりきめ細かい画像形成が可能である。
【0014】
請求項3記載の発明によれば、前記断層情報収集手段のシンチレータ層からなる複数の断層情報検知面の内の一部が、前記支持体の回転軸に対して傾斜配置であるので、傾斜配置の断層情報検知面の部分により被写体である傾斜した形状の歯牙列の断層情報を収集してその鮮明な断層像を構築できる。
【0015】
請求項4記載の発明によれば、前記断層情報収集手段のシンチレータ層からなる複数の断層情報検知面を、前記支持体の回転軸に対して異なる距離の平行配置としているので、複数の断層情報検知面により、X線源からの距離が異なる歯牙列を構成する各歯牙の各断層情報を各々収集してその鮮明な断層像を構築できる。
【0016】
請求項5記載の発明によれば、前記断層情報収集手段を、シンチレータ層とCCDセンサとにより構成し、CCDセンサを構成する画素群の受光面の傾斜を調整可能としたので、歯牙列の傾斜状態に応じた断層情報を収集してその鮮明な断層像を構築できる。
【0017】
請求項6記載の発明によれば、請求項3又は5記載の歯科用パノラマ断層撮影装置において、前記断層情報収集手段は、フレキシブル基板上に取り付けたCCDセンサと、シンチレータ層とにより構成したので、フレキシブルに患者毎の歯牙列に合った傾斜等を設定することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
図1、図2は、本発明の実施の形態のパノラマ断層撮影装置における画像構築法を説明したものである。図1、図2において、点Oを含むS−A上の点のX線像はa点に結像される。これをX線フィルムで検知し、記録する。この時a点に結像される像はX線源からX線フィルムまでのS−A上のすべての点の情報が含まれている。尚、SはX線源の位置である。また、図1、図2において、他の任意の一点をM点、X線源及びX線フィルムを支持するアームの回転中心をRとする。
【0020】
次に、アームが回転して図2に示すイの位置からロの位置に変わると、他の点Oを含むS´−A´上のX線像はa´点に生じる。
【0021】
この時、アームの回転とともに移動するX線フィルム上の像がa点からa´点まで移動していれば、O点に対応するX線像はX線フィルム上のa´点に記録される。一方、M点を含むS´−B´上の点のX線像は、ロのアームの位置でb´点に生じる。従って、X線フィルム上の像をa点からa´点に移動させた時に、M点のX線像はロのアームの位置の時にb´点に記録される。
【0022】
以下順次アームを回転させながらX線フィルムを移動させることを繰り返せば、O点のX線像はX線フィルム上の任意のa点に繰り返し記録される。これに対して、M点のX線像はX線フィルム上の各点に分散されて記録される。この為、充分な黒化度が得られない。このようにして、O点のX線像のみが強調され、O点の断層像が得られる。
【0023】
X線フィルムの代わりにシンチレータ層を有したCCDセンサを使用する場合には、a点の画素にX線像に応じた電荷がチャージされる。CCDセンサは情報の呼び出し時に各画素を構成するセルにチャージされた電荷を隣のセルに順に移し替え、最終端でアナログ/デジタル変換をかけてデジタル量として出力する。
【0024】
ここで、図2に示すイのアーム位置でX線が照射されS−A上の点のX線像がCCDセンサ上のa点のセルに結像され、その強さに応じた電荷がチャージされる。その電荷の量をQ1とすると、Q1の電荷量は隣のセルに順次移送されるが、アームがロの位置にきたとき電源周波数の次のサイクルで再びX線が照射されると、S´−A´上の点のX線像がa´点のセルに結像される。
【0025】
この時、最初にイのアーム位置で蓄えられた電荷量Q1が、a´点のセルまで移動しているとQ1の電荷に加えてQ2の電荷がチャージされることになる。Q2はS´−A´上のすべての点の透過X線量に対応した電荷量である。この時、O点のX線像だけは2回分加算されることになる。
【0026】
このようにして、CCDセンサの画素の電荷の転送速度を適当にコントロールすることにより、X線フィルム上に、ある点のX線像が繰り返し結像されるのと同様に、CCDセンサのセル上を移動するO点のX線像に応じた電荷量が繰り返しチャージされることにより、O点のX線像のみが強調され、O点の断層像が得られる。
【0027】
ここで、a点の電荷Q1をロのアームの位置の時にb´点にまで移動させれば、M点を含むS´−B´上の点の透過X線量に対応した電荷がQ1に加え合わせられる。
【0028】
以上のように画素を構成するセル中にチャージされた電荷を転送する速度を変化させることで、得られる断層像の位置を変えることができる。
【0029】
ここで、CCDセンサが図2に示す例よりX線源から遠い位置にある場合を考察する。図3において線分F−F´上と線分f−f´上にCCDセンサがある場合を想定する。点Oを含むS−A上の点の透過X線像は、線分F−F´上のCCDセンサ上ではa点に結像されるが、線分f−f´のCCDセンサ上ではc点に結像される。
【0030】
次に、アームが回転してX線ビームが図3に示すロの位置にくると、O点を含むS´−A´上の点のX線像は、線分F−F´のCCDセンサ上ではa´点に結像される。この時、線分F−F上のCCDセンサにおいて、電荷がa点からa´点ヘ移動していれば、O点の断層像が得られることは既述した場合と同様である。
【0031】
ここで、線分f−f´上のCCDセンサのc点から線分a−a´の距離だけ電荷が移動した点をc´とすると、c´点に結像するX線像には、前記O点のX線像は含まれないことになる。すなわち、アームの回転に伴いc´点にはS´−C´に含まれる点のX線像が結像することになる。
【0032】
図3から明らかなように、c点及びc´点の双方にX線像を結像するのは、S−AとS´−C´の交点であるO´点のみである。従って、線分f−f´上にCCDセンサがある場合には、線分F−F´上にCCDセンサがある場合と同じ分だけ電荷を移動させたとき、線分F−F´上のCCDセンサで断層像が得られるO点よりもX線源に近いO´点の断層像が得られることが理解できる。
【0033】
次に、図4に本実施の形態の歯科用パノラマ断層撮影装置の全体構成を示す。図4に示す歯科用パノラマ断層撮影装置は、X線源から歯牙列を透過してくるX線を検知する断層情報検知面を各々形成するシンチレータ層29a乃至29cと、シンチレータ層29a乃至29cによるX線検知に基づく光を導く光ファイバー30a乃至30cと、この光ファイバー30a乃至30cにより導かれる光を受光し歯牙列の断層情報としての電気信号に変換するCCDセンサ31とからなる歯牙列の断層情報を収集する断層情報収集手段を有している。
【0034】
また、図4に示す歯科用パノラマ断層撮影装置は、前記CCDセンサ31の画素群の電荷の転送速度をコントロールするコントロール回路21と、画像構成用コンピューター22と、画像モニター24と、図示しないX線源を保持するアームの回転速度のコントロール回路25と、図示しないX線へッドの制御回路26と、メモリを含むCPU27と、撮影開始スイッチ28とを具備している。
【0035】
前記断層情報収集手段のシンチレータ層29a乃至29cは、図4に示すように、X線源からの距離、すなわち、X線源を保持するアームの回転軸からの距離が異なるよう配置している。この場合、CCDセンサ31に不感部が生じ画像に暗部が生じないようにシンチレータ層29a乃至29cを千鳥状に配置し、これにより、図5に示すような前歯部4の歯牙列の形状に対応した千鳥状の断層領域1乃至3を得るようにしている。
【0036】
また、前記断層情報収集手段としては、図6に示すようなフラット部29yの一部に凸部29xを設けたシンチレータ層29と、光ファイバー30と、CCDセンサ31とからなる構成とすることもできる。
【0037】
この断層情報収集手段によれば、凸部29xの部分の***量に応じた断層領域を形成できる。歯科用パノラマX線撮影装置は、理論上アームの回転中心と被写体との距離が長い場合、すなわち、臼歯部の場合では充分に幅のある断層領域が得られる。従って、この部分では凸部29xにより断層領域が変化していても、すべての歯牙は断層領域へ入る。
【0038】
撮影部分が犬歯部から前歯部になると、断層領域は狭くなる。この時、顎部から歯根部にかけての断層領域はシンチレータ層29のフラット部29yに、また、歯根部から歯冠部にかけての断層領域は、シンチレータ層29の凸部29xによって形成される。
【0039】
前記凸部29xの断層領域は、フラット部29yの断層領域よりも患者の顔面のより前方向の部分に対応する。従って、従来例の場合では、断層領域が薄くて例えば、前歯部の歯根部しか断層領域に入らなかったが、本実施の形態により歯冠部を含む前歯部全体を断層領域に入れることが可能となる。
【0040】
また、前記断層情報収集手段としては、図7に示すように、フレキシブルな基板40上に形成されたCCDセンサ41上に、シンチレータ層42を設けた構成とすることもできる。この場合、図8に示すように、シンチレータ層42をCCDセンサ41の各画素41a毎に形成すると、CCDセンサ41の隣り合う同士の画素間に生じるクロストーク、すなわち、シンチレータ層42の隣り合う部分同士の光の干渉を防止し、又は低減できる。
【0041】
図4に示す歯科用パノラマ断層撮影装置において、撮影開始スイッチ28を押下すると、撮影開始スイッチ28からの信号を受けたCPU27により、図示しないX線へッドの制御回路26へ電力供給信号を送り、X線ヘッドを駆動する。また、CPU27はアームの回転速度のコントロ−ル回路25にスタート信号を送り、CCDセンサ31の画素の転送速度のコントロール回路21に転送速度コントロール信号を送る。
【0042】
CCDセンサ31の転送コントロール信号は、X線源を保持するアームの動きに同期して制御されるが、アームのスタート位置だけをリミットスイッチ等により検出し、この後は時間計側によりアームの現在位置を知り、それに応じてCCDセンサ31の画素の電荷の転送速度をコントロールしても良い。もちろん、アームの現在位置をデコーダーで検出しても良いし、アームの回転用のパルスモーターヘのパルス数によりアーム位置を検出しても良い。
【0043】
この歯科用パノラマ断層撮影装置において、患者の被写体である前歯部のポジショニングにはチンレストの高さをダイヤルにより機械的に動かすことにより行われる。この時、レーザーポインターや光ビーム等のポジショニングゲージを使用することができる。
【0044】
さらに、被写体の撮影時には、被写体である前歯部の歯軸の傾きに光ビームが沿うように手動で調整して、その調整機構に設けられたセンサーからの情報を入力しCPU17のメモリに記憶させるか、又は、別途設けたTVカメラによる前歯部の画像情報を画像処理して、その前歯部の歯冠部の位置や歯軸の傾きから歯根部の位置等を推測して自動的にCPU17のメモリに記憶させる。そして、このような情報を被写体の撮影に利用することで、被写体である前歯部の正確な断層像を得ることができる。
【0045】
このような歯科用パノラマ断層撮影装置の動作により、複雑な形状を有し、位置の微妙な違い有する歯牙列に対応した断層情報を収集し、歯牙列の断層像を鮮明に構築することが可能となる。
【0046】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、シンチレータ層からなる複数の断層情報検知面により被写体の断層面の形状や位置に応じた断層情報を収集でき、複雑な形状の歯牙列全体の鮮明な断層像を構築できる歯科用パノラマ断層撮影装置を提供することができる。
【0047】
請求項2の発明によれば、前記X線検知手段と、前記受光手段との間に光ファイバーを設けたので、X線検知手段の検知出力を受光手段に導く自由度が高まり、被写体である歯列のよりきめ細かい画像形成が可能な歯科用パノラマ断層撮影装置を提供することができる。
【0048】
請求項3記載の発明によれば、傾斜した形状の歯牙列の断層情報を収集してその鮮明な断層像を構築できる歯科用パノラマ断層撮影装置を提供することができる。
【0049】
請求項4記載の発明によれば、X線源からの距離が異なる歯牙列を構成する各歯牙の各断層情報を各々収集してその鮮明な断層像を構築できる歯科用パノラマ断層撮影装置を提供することができる。
【0050】
請求項5記載の発明によれば、CCDセンサを構成する画素群の傾斜を調整可能としたので、歯牙列の傾斜状態に応じた断層情報を収集してその鮮明な断層像を構築できる歯科用パノラマ断層撮影装置を提供することができる。
【0051】
請求項6記載の発明によれば、フレキシブルに患者毎の歯牙及び歯牙列に合った傾斜等を設定することができ、画質の良好な断層像を構築できる歯科用パノラマ断層撮影装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯科用パノラマ断層撮影装置における画像構築法を示す説明図である。
【図2】本発明の歯科用パノラマ断層撮影装置における画像構築法を示す説明図である。
【図3】本発明の歯科用パノラマ断層撮影装置における画像構築法を示す説明図である。
【図4】本発明の歯科用パノラマ断層撮影装置の実施の形態を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態の歯科用パノラマ断層撮影装置における断層領域の一例を示す説明図である。
【図6】本実施の形態の歯科用パノラマ断層撮影装置における断層情報収集手段の一例を示す図である。
【図7】本実施の形態の歯科用パノラマ断層撮影装置における断層情報収集手段の他例を示す図である。
【図8】図7の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 断層領域
2 断層領域
3 断層領域
4 歯牙列
21 コントロール回路
22 画像構成用コンピューター
24 画像モニター
25 回転速度のコントロール回路
26 X線へッドの制御回路
27 CPU
28 撮影開始スイッチ
29a シンチレータ層
29b シンチレータ層
29c シンチレータ層
30a 光ファイバー
30b 光ファイバー
30c 光ファイバー
31 CCDセンサ

Claims (6)

  1. 被写体である歯牙列にX線を照射するX線源と、前記歯牙列を透過した透過X線に含まれる前記歯牙列の断層情報を収集する断層情報収集手段と、前記X線源、断層情報収集手段を支持して回転する支持体とを有し、前記歯牙列のパノラマ断層像を得る歯科用パノラマ断層撮影装置であって、
    前記断層情報収集手段は、前記支持体の回転軸との距離が異なるシンチレータ層からなる複数の断層情報検知面を有することを特徴とする歯科用パノラマ断層撮影装置。
  2. 前記断層情報収集手段は、シンチレータ層とCCDセンサとの間に光ファイバーを設けたことを特徴とする請求項1記載の歯科用パノラマ断層撮影装置。
  3. 前記断層情報収集手段のシンチレータ層からなる複数の断層情報検知面の内の一部が前記支持体の回転軸に対して傾斜配置であることを特徴とする請求項1記載の歯科用パノラマ断層撮影装置。
  4. 前記断層情報収集手段のシンチレータ層からなる複数の断層情報検知面が、前記支持体の回転軸に対して異なる距離の平行配置であることを特徴とする請求項1記載の歯科用パノラマ断層撮影装置。
  5. 前記断層情報収集手段は、シンチレータ層とCCDセンサとからなり、CCDセンサを構成する画素群の受光面の傾斜を調整可能としたことを特徴とする請求項1記載の歯科用パノラマ断層撮影装置。
  6. 前記断層情報収集手段は、フレキシブル基板上に取り付けたCCDセンサと、シンチレータ層とからなることを特徴とする請求項3又は5記載の歯科用パノラマ断層撮影装置。
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