JP3877354B2

JP3877354B2 - Packaging container

Info

Publication number: JP3877354B2
Application number: JP13588696A
Authority: JP
Inventors: 広史岸田
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 1996-05-01
Filing date: 1996-05-01
Publication date: 2007-02-07
Anticipated expiration: 2016-01-30
Also published as: JPH09207957A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は水性インキ等の液体を内容物とする包装容器であって、特に打栓嵌合式の蓋体を有する包装容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、例えば実公平７−４４６０５号公報に示されているように、紙を主体とする基材層の少なくとも片側最表面に熱接着性樹脂層を有するブランク板を用い、該ブランク板を熱接着性樹脂層を内側にして中空状に巻き両側縁を対向せしめて周壁部とするとともに、ブランク板の下端開口および両側縁間を埋めるとともに上部開口周縁を覆いブランク板と一体的付着状態となるよう合成樹脂により骨格部材を成形し、該骨格部材により底部，柱状部および上縁部を構成するようにした包装容器が知られている。この種の包装容器はピラード容器と呼ばれ、例えば洗剤等の容器として用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ピラード容器は、金属容器や合成樹脂の一体成形容器に比べて軽量であり、安価でもあり、また、廃棄処理が容易である等の利点があるが、剛性の面で金属容器や合成樹脂の一体成形品に較べて劣ることから、蓋体嵌合部の密封性の確保が容易でない。したがって、このような包装容器においては、蓋体嵌合部の密封性の確保が課題であった。
【０００４】
本発明は、水性インキ等の液体を内容物とする包装容器の蓋体嵌合部の密封性の確保を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は、打栓嵌合式の蓋体を有する包装容器であって、容器本体の上部開口外周には、容器本体の上縁部の周りを略一定の間隔をおいて取り巻く嵌合支持壁と、この嵌合支持壁を容器本体に連結する連結部と、嵌合支持壁の上縁側内周に突設され上端がテーパ状のガイド面を構成するとともに下端が容器本体の軸線に対して直角な係止面を構成する複数個の断面略三角の嵌合突起とからなる嵌合部を設け、蓋体には、容器本体の上縁部上端が内周側および外周側とも密封状態で嵌まり込む嵌合溝部と、この嵌合溝部の外側に延設され容器本体の嵌合突起と係合する外向きで断面フック状の係合鍔部とからなる嵌合部を設け、蓋体を容器本体に被せて上方から打栓力を加えることにより、容器本体の上縁部上端が蓋体の嵌合溝部に嵌まり込むとともに、蓋体の係合鍔部が容器本体の嵌合突起上端のガイド面に案内され、弾性変形して嵌合突起の下に嵌まり込み、この係合鍔部の先端が嵌合突起下端の係止面に当接し、ロック状態となるようにし、且つ、容器本体の嵌合部に、嵌合支持壁が連結部より上の部分で切り欠かれた形の開蓋用半欠部を形成し、この開蓋用半欠部を利用して蓋体の係合鍔部を弾性変形させる力を加えることにより、係合鍔部の先端が嵌合突起下端の係止面に当接したロック状態を解いて蓋体をこじ開けることができるものとしたことを特徴とする。
【０００６】
本発明の上記包装容器は、蓋体を容器本体に被せ、上方から打栓力を加えると、容器本体の上縁部先端が蓋体の嵌合溝部に嵌まり込むとともに、蓋体の係合鍔部が嵌合突起上端のガイド面に案内され、弾性変形して嵌合突起の下に嵌まり込み、係合鍔部の先端が嵌合突起下端の係止面に当接して、ロック状態となるものであり、これにより、内容物が水性インキ等の液体である場合の密封性が確保される。
【０００７】
また、上記包装容器は、容器本体の嵌合部に、嵌合支持壁が連結部より上の部分で切り欠かれた形の開蓋用半欠部を形成し、該開蓋用半欠部を利用して蓋体をこじ開けることができるものであり、打栓嵌合された蓋体を開ける際に、開蓋用半欠部にマイナスドライバー状のものを挿し込んで、こじ開けることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
図１〜図４は、内容物が水性インキである場合の本発明による包装容器の例を示す。図１は同包装容器の半分を断面で示す正面図、図２は同包装容器の半分を断面で示す平面図、図３は同包装容器の側壁部を構成するブランク板の平面図、図４は図１のＣ部拡大詳細図である。
【０００９】
この例に示す包装容器２１は、水平断面が略矩形で上端側へ向けてテーパ状に拡がった容器本体２２と、容器本体２２の上部開口に打栓嵌合される蓋体２３ととで構成される。
【００１０】
容器本体２２は、図３のブランク板２５によって構成される側壁部２２ａと、ポリプロピレン等の合成樹脂の成形品である骨格部材２６によって構成される底部２２ｂ，柱状部２２ｃおよび上縁部２２ｄとからなるピラード容器である。そして、骨格部材２６により構成される上縁部２２ｄの上部開口外周部分には、蓋体２３と打栓嵌合する嵌合部２７が形成されている。また、柱状部２２ｃは２個で、容器本体２２の両短壁部中央の相互に対向する位置において底部２２ｂ外縁と上縁部２２ｄ外縁とを連結している。
【００１１】
ブランク板２５は、例えば、紙と、コロナ処理を施した厚さ７μ程度のアルミニウム（Ａｌ）とを、その紙とアルミニウム（Ａｌ）のコロナ処理面との間に溶融状態のポリエチレン（ＰＥ）を押出し積層し、さらに、アルミニウム（Ａｌ）のコロナ処理面と反対側の面に厚さ１５〜２５μの延伸ナイロン（ＯＮ）をドライラミネート（ＤＬ）で積層した後、その上に、熱接着性樹脂層として厚さ２５μ程度の未延伸ポリプロピレン（ＣＰＰ）をやはりドライラミネート（ＤＬ）で積層したもの（積層構成：紙／押出ＰＥ／コロナ／Ａｌ／ＤＬ／ＯＮ／ＤＬ／ＣＰＰ）であり、あるいは、紙と、アンカーコート（ＡＣ）処理を施した厚さ１５〜２５μの延伸ナイロン（ＯＮ）とを、その紙と延伸ナイロン（ＯＮ）のアンカーコート（ＡＣ）処理面との間に溶融状態のポリエチレン（ＰＥ）を押出し積層し、さらに、その延伸ナイロン（ＯＮ）のアンカーコート（ＡＣ）処理面と反対側の面に厚さ２５μ程度の未延伸ポリプロピレン（ＣＰＰ）をドライラミネート（ＤＬ）で積層したもの（積層構成：紙／押出ＰＥ／ＡＣ／ＯＮ／ＤＬ／ＣＰＰ）であって、それを図３の形に断裁して使用する。また、未延伸ポリプロピレンは骨格部材２６がポリプロピレンの場合に適したものであり、骨格部材２６が別の合成樹脂である場合は、熱接着性樹脂にも同系のものを用いる。
【００１２】
延伸ナイロンの引張強度は、温度２３゜Ｃ，湿度６５％の条件下で、２２〜２８ｋｇｆ／ｍｍ²であり、ブランク板２５の補強用として十分である。なお、延伸ナイロンに代えて、引張強度が大きいポリエチレンテレフタレート，ポリエチレンナフタレート等の他の二軸延伸フィルムを用いることもできる。ポリエチレンナフタレートの引張強度は、上記条件下で、３３〜３５ｋｇｆ／ｍｍ²である。ポリエチレンテレフタレートの引張強度は、上記条件下で、２１〜２３ｋｇｆ／ｍｍ²である。
【００１３】
容器本体２２の成形に際しては、まず、ブランク２５を熱接着性樹脂層を内側にして両側縁が対向するよう射出成型機の雄型に巻き付け、例えば吸引によりその状態に保持したまま雄型を雌型内に挿入し、雄型と雌型を合わせる。そして、このように雄型と雌型を合わせた状態で、雄型と雌型の間のキャビティーに雄型，雌型の各樹脂導入部を介してポリプロピレン等の熱可塑性合成樹脂を導入し、底部２２ｂ，柱状部２２ｃおよび上縁部２２ｄを構成する骨格部材２６を一体成形し、同時に、骨格部材２６とブランク２５とを接合させて一体的付着状態とする。
【００１４】
また、骨格部材２６を構成する熱可塑性合成樹脂としては、ポリプロピレン以外にも、通常射出成型に用いられる熱可塑性合成樹脂であればよく、他のオレフィン系樹脂，スチレン系樹脂，塩化ビニル系樹脂等どのようなものを用いてもよいものである。
【００１５】
このようにして成形した容器本体２２は、熱可塑性合成樹脂からなる骨格部材２６と同系の熱接着性樹脂層を最表面に有するブランク板２５とが容易に接合し、一体的付着状態となる。そして、ブランク板２５は基材層と熱接着性樹脂層との間に二軸延伸フィルム層が介在することによって引張強度が増す。そのため、落下時等で衝撃が加わってもブランク板２５と骨格部材２６との接合部におけるブランク板２５の破断を防止できる。
【００１６】
また、容器本体２２上部開口外周の上記嵌合部２７は、骨格部材２６に一体成形されたもので、容器本体２２の上縁部２２ｄの周りを略一定の間隔をおいて取り巻く垂直な嵌合支持壁２７ａを有し、その嵌合支持壁２７ａを高さ方向の略中央において容器本体２２の上縁部２２ｄに水平連結部２７ｂにより連結した構成となっている。そして、上記嵌合支持壁２７ａの上縁側内周には、上端がテーパ状のガイド面を構成するとともに下端が容器本体２２の軸線に対して直角な係止面を構成する断面略三角の嵌合突起２７ｃが、所定配置で複数個突設されている。また、上記水平連結部２７ｂは、平面図（図２）で見て上記嵌合突起２７ｃと重なる部分が、該嵌合突起２７ｃより若干大きな抜き穴２７ｄとなっている。そして、上記嵌合部２７には、図２に示すように、嵌合支持壁２７ａが水平連結部２７ｂより上の部分で切り欠かれた形の開蓋用半欠部２７ｅが形成されている。
【００１７】
蓋体２３は、ポリプロピレン等の合成樹脂の成形品であって、周縁部分に打栓嵌合のための嵌合部２８が形成されている。また、蓋体２３の天面部分は、包装容器２１をスタック可能とするよう、窪んだ形状とされている。
【００１８】
蓋体２３周縁の嵌合部２８は、容器本体２２の上縁部２２ｄ上端が嵌まり込むよう嵌合溝部２８ａが形成され、その嵌合溝部２８ａの外側に、容器本体２２側の嵌合部２７の嵌合突起２７ｃと係合する断面フック状の係合鍔部２８ｂが延設されたものである。この蓋体２３を容器本体２２に被せ、上方から打栓力を加えると、容器本体２２の上縁部２２ｄ先端が蓋体２３の嵌合溝部２８ａに嵌まり込むとともに、蓋体２３の係合鍔部２８ｂが上記嵌合突起２７ｃ上端のガイド面に案内され、弾性変形して嵌合突起２７ｃの下に嵌まり込む。そして、係合鍔部２８ｂの先端が嵌合突起２７ｃ下端の係止面に当接し、ロック状態となる。このようにして打栓嵌合された蓋体２３は、上記開蓋用半欠部２７ｅにマイナスドライバー状のものを挿し込んで、こじ開けることができるものである。
【００１９】
【発明の効果】
本発明によれば、打栓嵌合式の蓋体を有する包装容器において、水性インキ等の液体を内容物とする場合の密封性を容易に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態の他の例を示す包装容器の半分を断面で示す正面図である。
【図２】図１に示す包装容器の半分を断面で示す平面図である。
【図３】図１に示す包装容器の側壁部に用いるブランク板の平面図である。
【図４】図１のＣ部拡大詳細図である。
【符号の説明】
２１包装容器
２２容器本体
２２ａ周壁部
２２ｂ底部
２２ｃ柱状部
２２ｄ上縁部
２３蓋体
２５ブランク板
２６骨格部材
２７嵌合部（容器本体側）
２７ａ嵌合支持壁
２７ｂ水平連結部
２７ｃ嵌合突起
２７ｅ開蓋用半欠部
２８嵌合部（蓋体側）
２８ａ嵌合溝部
２８ｂ係合鍔部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a packaging container containing a liquid such as water-based ink, and more particularly to a packaging container having a stopper fitting type lid.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, as shown in Japanese Utility Model Publication No. 7-44605, a blank plate having a heat-adhesive resin layer on at least one outermost surface of a base material layer mainly composed of paper is used, and the blank plate is heated. The adhesive resin layer is turned inside and rolled into a hollow shape so that both side edges face each other to form a peripheral wall portion, and the lower end opening and both side edges of the blank plate are filled and the periphery of the upper opening is covered to be integrated with the blank plate. There is known a packaging container in which a skeleton member is formed of a synthetic resin and a bottom portion, a columnar portion, and an upper edge portion are formed by the skeleton member. This type of packaging container is called a pillared container, and is used as a container such as a detergent.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Pillar containers are lighter and cheaper than metal containers and synthetic resin integral molded containers, and have the advantage of being easy to dispose of. Since it is inferior to the molded product, it is not easy to ensure the sealing property of the lid fitting portion. Therefore, in such a packaging container, ensuring the sealing performance of the lid fitting portion has been a problem.
[0004]
An object of this invention is to ensure the sealing property of the cover body fitting part of the packaging container which uses liquids, such as water-based ink, as a content.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is a packaging container having a stopper fitting type lid, and a fitting support wall that surrounds the upper edge of the container body around the upper edge of the container body at a substantially constant interval. A connecting portion for connecting the fitting support wall to the container main body, and an upper end projecting on the inner periphery of the upper edge of the fitting support wall to form a tapered guide surface and the lower end perpendicular to the axis of the container main body. A fitting portion comprising a plurality of substantially triangular fitting protrusions constituting a locking surface is provided, and the upper edge of the upper edge of the container body is fitted to the lid body in a sealed state on both the inner and outer sides. A fitting portion comprising a fitting groove portion to be fitted and an outwardly extending hook-shaped engagement hook portion extending outside the fitting groove portion and engaging with the fitting protrusion of the container body is provided, By applying a plugging force from above the container body, the upper edge of the upper edge of the container body fits into the fitting groove of the lid. In both cases, the engaging hook portion of the lid is guided by the guide surface at the upper end of the fitting protrusion of the container body, and is elastically deformed to fit under the fitting protrusion, and the tip of the engaging hook portion is the lower end of the fitting protrusion. A half-opening portion for opening the lid in a shape in which the fitting support wall is cut out at a portion above the coupling portion. By forming and applying a force that elastically deforms the engaging hook part of the lid using the half-opening part for opening, the tip of the engaging hook part comes into contact with the locking surface of the lower end of the fitting protrusion It is characterized in that the locked state can be released and the lid can be opened.
[0006]
In the packaging container of the present invention, when the lid is put on the container body and a stoppering force is applied from above, the top edge of the upper edge of the container body is fitted in the fitting groove of the lid and the lid is engaged. The hook part is guided by the guide surface at the upper end of the fitting protrusion, is elastically deformed and fits under the fitting protrusion, and the tip of the engaging hook part comes into contact with the locking surface at the lower end of the fitting protrusion to lock the hook As a result, the sealing performance when the content is a liquid such as water-based ink is secured.
[0007]
Further, the packaging container is formed with a half opening portion for opening in a shape in which a fitting support wall is cut out at a portion above the connecting portion in the fitting portion of the container body, and the opening half opening portion The lid can be pry open using, and when the lid fitted with the stopper is opened, it is possible to pry it open by inserting a flat screwdriver into the half-opening lid.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 to 4 show examples of packaging containers according to the present invention when the contents are water-based ink. 1 is a front view showing a half of the packaging container in cross section, FIG. 2 is a plan view showing a half of the packaging container in cross section, FIG. 3 is a plan view of a blank plate constituting the side wall of the packaging container, FIG. FIG. 2 is an enlarged detail view of a part C in FIG. 1.
[0009]
The packaging container 21 shown in this example includes a container body 22 having a substantially rectangular horizontal cross section and expanding in a tapered shape toward the upper end side, and a lid body 23 that is plugged into the upper opening of the container body 22. Is done.
[0010]
The container body 22 includes a side wall portion 22a constituted by the blank plate 25 of FIG. 3, and a bottom portion 22b, a columnar portion 22c and an upper edge portion 22d constituted by a skeleton member 26 which is a molded product of synthetic resin such as polypropylene. It is a Pillar container. A fitting portion 27 that is plugged into the lid 23 is formed on the outer periphery of the upper opening of the upper edge portion 22d constituted by the skeleton member 26. Further, the number of the columnar portions 22c is two, and the outer edge of the bottom portion 22b and the outer edge of the upper edge portion 22d are connected to each other at a position facing each other at the center of both short wall portions of the container main body 22.
[0011]
The blank plate 25 is made, for example, of paper and corona-treated aluminum (Al) having a thickness of about 7 μm, and polyethylene (PE) in a molten state between the paper and the corona-treated surface of aluminum (Al). After extruding and laminating, and further stretching laminated nylon (ON) with a thickness of 15 to 25 μm on the surface opposite to the corona-treated surface of aluminum (Al) by dry laminating (DL), a thermal adhesive resin is formed thereon. A layer of unstretched polypropylene (CPP) having a thickness of about 25 μm as a layer is also laminated by dry lamination (DL) (lamination structure: paper / extruded PE / corona / Al / DL / ON / DL / CPP), or Paper and stretched nylon (ON) having a thickness of 15 to 25 μm subjected to anchor coat (AC) treatment, and the surface of the paper and stretched nylon (ON) treated with anchor coat (AC) Polyethylene (PE) in a molten state is extruded and laminated between the two, and unstretched polypropylene (CPP) having a thickness of about 25 μm is dried on the surface of the stretched nylon (ON) opposite to the anchor coat (AC) treated surface. A laminate (DL) (lamination structure: paper / extruded PE / AC / ON / DL / CPP), which is cut into the shape of FIG. 3 and used. Further, unstretched polypropylene is suitable when the skeleton member 26 is polypropylene, and when the skeleton member 26 is another synthetic resin, the same material is used for the heat-adhesive resin.
[0012]
The stretched nylon has a tensile strength of 22 to 28 kgf / mm ² under the conditions of a temperature of 23 ° C. and a humidity of 65%, which is sufficient for reinforcing the blank plate 25. Instead of stretched nylon, other biaxially stretched films such as polyethylene terephthalate and polyethylene naphthalate having high tensile strength can also be used. The tensile strength of polyethylene naphthalate is 33 to 35 kgf / mm ² under the above conditions. The tensile strength of polyethylene terephthalate is 21 to 23 kgf / mm ² under the above conditions.
[0013]
When molding the container body 22, first, the blank 25 is wound around the male mold of the injection molding machine so that both side edges face each other with the heat-adhesive resin layer inside, and the male mold is held in that state by suction, for example. Insert into the mold and match the male and female molds. Then, with the male mold and the female mold combined, a thermoplastic synthetic resin such as polypropylene is introduced into the cavity between the male mold and the female mold via the male and female resin introduction portions. The skeleton member 26 constituting the bottom portion 22b, the columnar portion 22c and the upper edge portion 22d is integrally formed, and at the same time, the skeleton member 26 and the blank 25 are joined to form an integrally attached state.
[0014]
Further, as the thermoplastic synthetic resin constituting the skeleton member 26, other than polypropylene, any thermoplastic synthetic resin usually used for injection molding may be used. Other olefin resins, styrene resins, vinyl chloride resins, etc. Any thing may be used.
[0015]
The container body 22 molded in this way is easily joined to the skeleton member 26 made of a thermoplastic synthetic resin and the blank plate 25 having the same type of thermoadhesive resin layer on the outermost surface. The blank plate 25 has an increased tensile strength due to the biaxially stretched film layer interposed between the base material layer and the heat-adhesive resin layer. Therefore, it is possible to prevent the blank plate 25 from being broken at the joint between the blank plate 25 and the skeleton member 26 even when an impact is applied during dropping or the like.
[0016]
The fitting portion 27 on the outer periphery of the upper opening of the container body 22 is formed integrally with the skeleton member 26, and is a vertical fitting that surrounds the upper edge portion 22d of the container body 22 with a substantially constant interval. A support wall 27a is provided, and the fitting support wall 27a is connected to the upper edge portion 22d of the container body 22 by a horizontal connection portion 27b at substantially the center in the height direction. The upper end of the fitting support wall 27a has a substantially triangular cross-section with an upper end forming a tapered guide surface and a lower end forming a locking surface perpendicular to the axis of the container body 22. A plurality of joint protrusions 27c are provided in a predetermined arrangement. Further, in the horizontal connecting portion 27b, a portion that overlaps with the fitting protrusion 27c as seen in a plan view (FIG. 2) is a hole 27d that is slightly larger than the fitting protrusion 27c. As shown in FIG. 2, the fitting portion 27 is formed with a half-opening portion 27e for opening the lid in which the fitting support wall 27a is cut out at a portion above the horizontal connecting portion 27b. .
[0017]
The lid body 23 is a molded product of synthetic resin such as polypropylene, and a fitting portion 28 for fitting with a stopper is formed at the peripheral portion. Further, the top surface portion of the lid body 23 has a recessed shape so that the packaging container 21 can be stacked.
[0018]
The fitting portion 28 on the periphery of the lid body 23 is formed with a fitting groove 28a so that the upper end of the upper edge portion 22d of the container main body 22 is fitted, and the fitting portion on the container main body 22 side outside the fitting groove 28a. An engagement hook portion 28b having a hook shape in section and engaging with the fitting protrusion 27c of 27 is extended. When this lid 23 is placed on the container body 22 and a stoppering force is applied from above, the tip of the upper edge 22d of the container body 22 is fitted into the fitting groove 28a of the lid 23 and the lid 23 is engaged. The flange portion 28b is guided by the guide surface at the upper end of the fitting protrusion 27c, and is elastically deformed to fit under the fitting protrusion 27c. And the front-end | tip of the engagement collar part 28b contact | abuts to the latching surface of the fitting protrusion 27c lower end, and will be in a locked state. The lid 23 thus fitted with a stopper can be opened by inserting a flat screwdriver into the opening half-opening portion 27e.
[0019]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, in the packaging container which has a stopper fitting type lid body, the sealing performance in the case of using liquids, such as water-based ink, as a content can be ensured easily.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a half of a packaging container showing another example of an embodiment of the present invention in section.
FIG. 2 is a plan view showing a half of the packaging container shown in FIG. 1 in cross section.
3 is a plan view of a blank plate used for a side wall portion of the packaging container shown in FIG. 1. FIG.
4 is an enlarged detail view of a part C in FIG. 1. FIG.
[Explanation of symbols]
21 Packaging container 22 Container body 22a Peripheral wall part 22b Bottom part 22c Columnar part 22d Upper edge part 23 Cover body 25 Blank plate 26 Skeletal member 27 Fitting part (container body side)
27a Fitting support wall 27b Horizontal connecting portion 27c Fitting protrusion 27e Opening half-opening portion 28 Fitting portion (lid side)
28a Fitting groove 28b Engagement flange

Claims

打栓嵌合式の蓋体を有する包装容器であって、容器本体の上部開口外周には、該容器本体の上縁部の周りを略一定の間隔をおいて取り巻く嵌合支持壁と、該嵌合支持壁を該容器本体に連結する連結部と、前記嵌合支持壁の上縁側内周に突設され上端がテーパ状のガイド面を構成するとともに下端が該容器本体の軸線に対して直角な係止面を構成する複数個の断面略三角の嵌合突起とからなる嵌合部を設け、蓋体には、前記容器本体の上縁部上端が内周側および外周側とも密封状態で嵌まり込む嵌合溝部と、該嵌合溝部の外側に延設され前記容器本体の嵌合突起と係合する外向きで断面フック状の係合鍔部とからなる嵌合部を設け、前記蓋体を前記容器本体に被せて上方から打栓力を加えることにより、前記容器本体の上縁部上端が前記蓋体の嵌合溝部に嵌まり込むとともに、前記蓋体の係合鍔部が前記容器本体の嵌合突起上端のガイド面に案内され、弾性変形して前記嵌合突起の下に嵌まり込み、該係合鍔部の先端が前記嵌合突起下端の係止面に当接し、ロック状態となるようにし、且つ、前記容器本体の嵌合部に、前記嵌合支持壁が前記連結部より上の部分で切り欠かれた形の開蓋用半欠部を形成し、該開蓋用半欠部を利用して前記蓋体の前記係合鍔部を弾性変形させる力を加えることにより、前記係合鍔部の先端が前記嵌合突起下端の係止面に当接したロック状態を解いて蓋体をこじ開けることができるものとしたことを特徴とする包装容器。A packaging container having a cap-fitting type lid, and a fitting support wall surrounding the upper edge of the container body around the upper edge of the container body at a substantially constant interval, and the fitting A connecting portion for connecting the mating support wall to the container main body, a guide surface having a tapered upper end protruding from the inner periphery of the fitting support wall, and a lower end perpendicular to the axis of the container main body A fitting portion comprising a plurality of substantially triangular fitting protrusions constituting a locking surface is provided, and the upper end of the upper edge of the container body is sealed on the inner peripheral side and the outer peripheral side of the lid body. A fitting portion comprising a fitting groove portion to be fitted, and an outwardly hook-like engagement hook portion extending outside the fitting groove portion and engaging with the fitting protrusion of the container body, By covering the container body with the lid body and applying a plugging force from above, the upper edge of the upper edge of the container body is attached to the lid body. In addition to being fitted in the mating groove, the engagement flange portion of the lid is guided by the guide surface at the upper end of the fitting protrusion of the container body, and is elastically deformed to fit under the fitting protrusion, and the engagement The front end of the flange is brought into contact with the locking surface of the lower end of the fitting protrusion so as to be in a locked state. By forming a notch-opening half-opening portion and applying a force that elastically deforms the engaging hook portion of the lid using the opening-opening half-cutout portion, A packaging container characterized in that the lid can be pry open by releasing the locked state in which the tip of the portion is in contact with the engaging surface of the lower end of the fitting protrusion .