JP3876517B2 - 背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示の技術分野に属するものであり、特に背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、大画面表示を行うために、画面を複数に分割(区画)し、各分割画面の背面にそれぞれ独立したプロジェクタから所要の画像光を投写し、画面全体として1つの画像を表示して、該画面を正面側から観察するものが提案されている。このような大画面表示のための装置は、しばしば背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置と呼ばれる。
【0003】
即ち、背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置では、複数の単位スクリーン部分が一1つの平面上に配列され、全体としてスクリーン面(画面)を構成している。例えば、上下方向及び水平方向に広がりを有するスクリーンの場合には、上下方向に複数の単位スクリーン部分が配列され、左右方向にも複数の単位スクリーン部分が配列される。
【0004】
ところで、背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置においては、プロジェクタを対応する単位スクリーン部分の真後ろに配置して該プロジェクタの光軸がスクリーン面と略直交するようにすると、装置の薄型化(奥行き寸法の低減)が困難である。そこで、装置の薄型化の要求に応えるためには、各プロジェクタから投写される光を、それぞれに対応する平面反射体(ミラー)により反射させ光路を折り曲げた上で、対応する単位スクリーン部分へと投写するようにしている。
【0005】
そして、このようなプロジェクタとミラーとを有する投写ユニットを複数配列するに際して、或る投写ユニットのプロジェクタを当該投写ユニットのミラーと隣接投写ユニットのミラーとの間に配置することで、装置全体の大きさ(特に厚さ方向と直交する方向[例えば上下方向]の寸法)を小さくすることがなされている(特開平5−300458号公報及び特開平2−278976号公報)。
【0006】
特開平5−300458号公報には、投写ユニットを上下2段に配置するに際して、下側投写ユニットのミラーが水平面となす角度を上側投写ユニットのミラーが水平面となす角度よりも大きくすることが、開示されている。また、特開平2−278976号公報にも同様に、投写ユニットを上下複数段に配置するに際して、上側に配される投写ユニットほどミラー設定角度(上下方向となす角度)を大きくすることが、開示されている。これら公報によれば、以上のようなミラー配列を採用することの意義として挙げられていることは、もっぱらプロジェクタの配置を効率化し、空間利用効率を高めることで、ミラー採用による装置の薄型化効果とともに装置の高さ低減効果を実現し、装置寸法を小さくすることである。尚、これら公報には、隣接投写ユニットにおけるミラー傾きの大小関係について記載されているものの、隣接する投写ユニット間におけるミラー傾き角度の具体的数値については記載されていない。
【0007】
一方、背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置において、プロジェクタとしては例えばCRT(陰極線管)や液晶パネルやミラーパネルを用いたものが使用されるが、これらプロジェクタの画素は高画質化の要求から次第に微細化してきており、また、各プロジェクタから単位スクリーン部分へと投影される各分割画像の拡大倍率は大画面化の要求から次第に大きいものとなっている。
【0008】
このような状況下で、各投写ユニットにより各単位スクリーン部分に形成される分割画像どうしの間の画質のばらつきが非常に目立ちやすいものとなっており、この画質のばらつきを小さくし、画面全体として画質の均一性の良好な表示をなすことが要望されている。
【0009】
そこで、本発明は、以上のような各投写ユニットにプロジェクタとミラーとを含む背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置において、プロジェクタの配置を効率化し空間利用効率を高めることで、装置の薄型化効果と高さ低減効果とを実現して装置寸法を小さくし、しかも、各単位スクリーン部分に形成される分割画像の間の画質のばらつきを小さくして画面全体として画質の均一性の向上させることの可能な背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、以上の如き目的を達成するものとして、
第1の単位スクリーン部分及び第2の単位スクリーン部分が第1の方向に隣接して配置されており、前記第1の単位スクリーン部分及び前記第2の単位スクリーン部分を含んで1つのスクリーン面が形成されており、前記第1の単位スクリーン部分に対し前記スクリーン面の背面側から第1の画像光を投写するための第1のプロジェクタと該第1のプロジェクタからの前記第1の画像光を前記第1の単位スクリーン部分の方へと反射させる第1の反射体とからなる第1の投写ユニットを有し、前記第2の単位スクリーン部分に対し前記スクリーン面の背面側から第2の画像光を投写するための第2のプロジェクタと該第2のプロジェクタからの前記第2の画像光を前記第2の単位スクリーン部分の方へと反射させる第2の反射体とからなる第2の投写ユニットを有している背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置であって、
前記第1のプロジェクタは前記第1の反射体に関して前記第2の反射体の側に配置されており、前記第2のプロジェクタは前記第2の反射体に関して前記第1の反射体とは反対の側に配置されており、前記スクリーン面の法線方向に対して前記第1の反射体がなす第1の角度は45度であり、前記スクリーン面の法線方向に対して前記第2の反射体がなす第2の角度は55度であり、前記第1の角度は前記第2の角度より10度小さく、
前記第1のプロジェクタ及び前記第2のプロジェクタはいずれも陰極線管、液晶パネルまたはミラーパネルを用いてなるものであり、スクリーン面での画素の横及び縦の寸法が1.5mm以下であることを特徴とする、背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置、が提供される。
【0011】
本発明の一態様においては、前記第1の方向及び前記スクリーン面の法線方向の双方と直交する第2の方向に、前記第1の単位スクリーン部分と前記第1の投写ユニットとの組及び前記第2の単位スクリーン部分と前記第2の投写ユニットとの組の2つの組からなる第1の構成に隣接して、該第1の構成と同等の第2の構成が配列されている。
【0012】
本発明の一態様においては、前記第1の方向は上下方向であり、前記スクリーン面の法線方向は水平方向である。
【0013】
本発明の一態様においては、前記第1の方向及び前記スクリーン面の法線方向の双方を含む断面内において前記第1のプロジェクタの光軸の方向は略上下方向である。
【0014】
本発明の一態様においては、前記第1の反射体及び前記第2の反射体はいずれも反射層を有するフィルムを引っ張り力印加により平面状に保持してなるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
【0017】
図1は本発明による背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置の一実施形態を示す部分断面概略図であり、図2はその正面概略図であり、図3はその平面概略図である。
【0018】
これらの図において、2はスクリーン面であり、該スクリーン面は4つの単位スクリーン部分2A,2B,2C,2Dからなる。これら単位スクリーン部分2A,2B,2C,2Dは、例えば正面側に配置されたレンチキュラーレンズシートと背面側に配置されたサーキュラーフレネルレンズシートとから構成される。
【0019】
スクリーン面2は、外枠部材4に取り付けられており、該外枠部材4は装置フレーム6に取り付けられている。該装置フレーム6はキャスタ8及びレベル調整部材10を介して、床面12上に置かれ、キャスタ8を作用させることで移動可能とされており、且つレベル調整部材10を作用させることで所定の姿勢にて固定することが可能である。
【0020】
上記フレーム6には、単位スクリーン部分2A,2B,2C,2Dのそれぞれに対応する投写ユニットが取り付けられている。
【0021】
図1に示されているように、単位スクリーン部分2A(本発明でいう第1の単位スクリーン部分に相当)に対応して、第1のプロジェクタ12Aと第1の反射体14Aとを含んでなる第1の投写ユニット16Aが配置されている。また、単位スクリーン部分2B(本発明でいう第2の単位スクリーン部分に相当)に対応して、第2のプロジェクタ12Bと第2の反射体14Bとを含んでなる第2の投写ユニット16Bが配置されている。第1のプロジェクタ12A及び第2のプロジェクタ12Bとしては、陰極線管、液晶パネルまたはミラーパネルを用いてなるものが例示される。ミラーパネルとは、DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)方式のように画面を構成する各画素をミラーの動作により制御するパネルである。
【0022】
本実施形態においては、第1の単位スクリーン部分2A及び第2の単位スクリーン部分2Bが上下方向に隣接して配置されており、即ち第1の方向は上下方向であり、スクリーン面2の法線方向は水平方向である。
【0023】
第1の反射体14Aは、第1のプロジェクタ12Aから照射される第1の画像光を第1の単位スクリーン部分2Aの方へと反射させる。第2の反射体14Bは、第2のプロジェクタ12Bから照射される第2の画像光を第2の単位スクリーン部分2Bの方へと反射させる。図1において、符号12A’は第1の反射体14Aによる第1のプロジェクタ12Aの像を示し、符号12B’は第2の反射体14Bによる第2のプロジェクタ12Bの像を示す。第1のプロジェクタ像12A’の光軸及び第2のプロジェクタ像12B’の光軸の方向はいずれも水平方向である。
【0024】
図示されているように、第1のプロジェクタ12Aは第1の反射体14Aに関して第2の反射体14Bの側に配置されており(特に、第1の反射体14Aと第2の反射体14Bとの間に位置する)、第2のプロジェクタ12Bは第2の反射体14Bに関して第1の反射体14Aとは反対の側に配置されている。
【0025】
そして、第1の反射体14Aはスクリーン面2の法線方向(水平方向)に対して第1の角度θ1 をなしており、第2の反射体14Bはスクリーン面2の法線方向(水平方向)に対して第2の角度θ2 をなしている。ここで、第1の角度θ1 は40〜55度であり、第2の角度θ2 は45〜60度である。しかも、第1の角度θ1 は第2の角度θ2 より5〜15度小さい。このような第1の角度θ1 及び第2の角度θ2 の範囲を採用することで、装置の奥行き(スクリーン面法線方向の寸法)を低減する効果と、第1のプロジェクタ12Aを第2の反射体14Bの背面側の空間に該第2の反射体14Bに近接して配置することで装置の高さを低減する効果との双方が得られることに加えて、第1の単位スクリーン部分2Aに投写形成される第1の画像と第2の単位スクリーン部分2Bに投写形成される第2の画像との間の画質(解像度、ゆがみ、ボケ、色ムラなどの大小に依存して総合的に人の視覚により判定することができる)のばらつきを低減する効果が得られる。
【0026】
第1の角度θ1 または第2の角度θ2 が小さくなり過ぎると、プロジェクタ配置の関係で装置の奥行きが大きくなりがちで且つ画質が低下しがちであり、一方、第1の角度θ1 または第2の角度θ2 が大きくなり過ぎると、プロジェクタ配置の関係で装置の奥行きが大きくなったり高さが高くなったりしがちであり且つ画質が低下しがちである。また、第1の角度θ1 が第2の角度θ2 より5度未満しか小さくない場合には、第1のプロジェクタ12Aを第2の反射体14Bの背面側の空間に該第2の反射体14Bに近接して配置することによる装置の高さ低減効果が不十分となり、第1の角度θ1 が第2の角度θ2 より15度を越えて小さくなる場合には、第1の単位スクリーン部分2Aに形成される画像と第2の単位スクリーン部分2Bに形成される画像との画質差が大きくなりがちである。
【0027】
以上のような効果は、スクリーン面での画素の横及び縦の寸法が1.5mm以下(例えば、ハイビジョン、SVGA、XGA及びSXGA)になると顕著になる。
【0028】
図3に示されている様に、第1のプロジェクタ12A(図3にはその像12A’が示されている)は、第1の原色管12A−1、第2の原色管12A−2及び第3の原色管12A−3の3管(図3にはそれらの像12A’−1,12A’−2,12A’−3が示されている)からなるものを使用することができる。この場合、第1のプロジェクタ12Aの光軸は厳密には1つではないが、中央の原色管12A−2の光軸で代表させることができる。また、図1の断面内でみれば、プロジェクタ12Aの光軸の方向は1つである。
【0029】
図3には、また、図2に示されている単位スクリーン部分2Dに対応するプロジェクタ12D(図3にはその像12D’が示されている)及び反射体14Dが示されている。図3では、プロジェクタ12Dは、第1の原色管12D−1、第2の原色管12D−2及び第3の原色管12D−3の3管(図3にはそれらの像12D’−1,12D’−2,12D’−3が示されている)からなっている。
【0030】
尚、本実施形態において、第1の単位スクリーン部分2Aと第1の投写ユニット16Aとの組及び第2の単位スクリーン部分2Bと第2の投写ユニット16Bとの組の2つの組からなる第1の構成は、単位スクリーン部分2Cとその対応投写ユニットとの組及び単位スクリーン部分2Dとその対応投写ユニット(プロジェクタ12Dと反射体14Dとを含む)との2つの組からなる第2の構成と同等である。そして、第1の方向(上下方向)及びスクリーン面法線方向の双方と直交する第2の方向に、上記第1の構成と上記第2の構成とが隣接して配列されている。
【0031】
図4は、第1の反射体及び第2の反射体の具体例を示す切断斜視図である。この例では、反射体は、反射層を有するフィルム(例えば銀蒸着ポリエステルフィム:厚さ100〜200μm程度)22を保持枠24に対して引っ張り力を印加した状態で平面状に保持して取り付けてなるものである。これにより、容易に良好な平面度が得られる。尚、符号26は、フィルム22の背面側に配置された発泡スチロールからなる保護部材である。
【0032】
このような反射体を使用することで低コスト化が容易になるが、経時変化により平面度が若干低下する可能性もある。しかし、その際にも、本発明によれば、画質低下及び単位スクリーン部分間の画質ばらつきを最小限にすることができる。
【0033】
また、以上の実施形態では、第1の方向を上下方向とし、第2の方向を水平方向とし、スクリーン面の法線方向を水平方向としたが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば第1の方向を水平方向とし、第2の方向を上下方向とし、スクリーン面の法線方向を水平方向とすることも可能である。
【0034】
実施例及び比較例
上記図1〜図3に示される背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置において、第1の角度θ1 及び第2の角度θ2 を変えて、装置の奥行き、各単位スクリーン部分の画質及び単位スクリーン部分の画質のばらつき(画質差)を調べた。
【0035】
尚、単位スクリーン部分の大きさは横方向(水平方向)長さ1016mmで縦方向(垂直方向)長さ810mmであり、この単位スクリーン部分を上下(垂直方向)2段及び左右(水平方向)2段に配列して、4面構成で横方向(水平方向)長さ2032mmで縦方向(垂直方向)長さ1620mmのスクリーン面を有する背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置とした。各プロジェクタの拡大倍率は7.5倍とした。各単位スクリーン部分上で、画素数は横800×縦600で、各画素の大きさは横1.27mmで縦1.35mmとした(RGBパソコン仕様SVGA)。スクリーン面から観察者までの距離は2430mmとした。
【0036】
その結果を以下の表1に示す:
【0037】
【表1】
表1において、○は実用上問題なしとの判定を示し、×は実用上問題ありとの判定を示す。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、スクリーン面の法線方向に対して第1の反射体がなす第1の角度と第2の反射体がなす第2の角度とを所定の範囲内とし且つ所定の関係に維持するようにしたことで、装置の薄型化効果と高さ低減効果とを実現して装置寸法を小さくしながら、各単位スクリーン部分に形成される分割画像の画質を良好に維持し、これら分割画像の間の画質のばらつきを小さくして画面全体として画質の均一性の向上させることの可能な背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置の一実施形態を示す部分断面概略図である。
【図2】本発明による背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置の一実施形態を示す正面概略図である。
【図3】本発明による背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置の一実施形態を示す平面概略図である。
【図4】反射体の具体例を示す切断斜視図である。
【符号の説明】
2 スクリーン面
2A,2B,2C,2D 単位スクリーン部分
4 外枠部材
6 装置フレーム
8 キャスタ
10 レベル調整部材
12A,12B プロジェクタ
14A,14B 反射体
16A,16B 投写ユニット
22 反射フィルム
24 保持枠
26 保護部材
Claims (5)
- 第1の単位スクリーン部分及び第2の単位スクリーン部分が第1の方向に隣接して配置されており、前記第1の単位スクリーン部分及び前記第2の単位スクリーン部分を含んで1つのスクリーン面が形成されており、前記第1の単位スクリーン部分に対し前記スクリーン面の背面側から第1の画像光を投写するための第1のプロジェクタと該第1のプロジェクタからの前記第1の画像光を前記第1の単位スクリーン部分の方へと反射させる第1の反射体とからなる第1の投写ユニットを有し、前記第2の単位スクリーン部分に対し前記スクリーン面の背面側から第2の画像光を投写するための第2のプロジェクタと該第2のプロジェクタからの前記第2の画像光を前記第2の単位スクリーン部分の方へと反射させる第2の反射体とからなる第2の投写ユニットを有している背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置であって、
前記第1のプロジェクタは前記第1の反射体に関して前記第2の反射体の側に配置されており、前記第2のプロジェクタは前記第2の反射体に関して前記第1の反射体とは反対の側に配置されており、前記スクリーン面の法線方向に対して前記第1の反射体がなす第1の角度は45度であり、前記スクリーン面の法線方向に対して前記第2の反射体がなす第2の角度は55度であり、前記第1の角度は前記第2の角度より10度小さく、
前記第1のプロジェクタ及び前記第2のプロジェクタはいずれも陰極線管、液晶パネルまたはミラーパネルを用いてなるものであり、スクリーン面での画素の横及び縦の寸法が1.5mm以下であることを特徴とする、背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置。 - 前記第1の方向及び前記スクリーン面の法線方向の双方と直交する第2の方向に、前記第1の単位スクリーン部分と前記第1の投写ユニットとの組及び前記第2の単位スクリーン部分と前記第2の投写ユニットとの組の2つの組からなる第1の構成に隣接して、該第1の構成と同等の第2の構成が配列されていることを特徴とする、請求項1に記載の背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置。
- 前記第1の方向は上下方向であり、前記スクリーン面の法線方向は水平方向であることを特徴とする、請求項1〜請求項2のいずれかに記載の背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置。
- 前記第1の方向及び前記スクリーン面の法線方向の双方を含む断面内において前記第1のプロジェクタの光軸の方向は略上下方向であることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置。
- 前記第1の反射体及び前記第2の反射体はいずれも反射層を有するフィルムを引っ張り力印加により平面状に保持してなるものであることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の背面投写型マルチビジョンディスプレイ装置。
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- 1998-03-02 JP JP04977798A patent/JP3876517B2/ja not_active Expired - Fee Related
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