JP3874908B2

JP3874908B2 - Formwork for legal frame

Info

Publication number: JP3874908B2
Application number: JP28444097A
Authority: JP
Inventors: 洋一郎加藤; 和明関原; 直樹徳永
Original assignee: 岡部株式会社
Priority date: 1997-10-01
Filing date: 1997-10-01
Publication date: 2007-01-31
Anticipated expiration: 2017-10-01
Also published as: JPH11107289A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、斜面に対する安定化工事などのために使用される法枠形成用の型枠に関する。より詳しくは、コンクリートやモルタルなどの吹付け時に生じる跳ね返り分の型枠外への飛散を防止するための改良技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
法枠用型枠に関する従来技術として、網状の型枠部材を用いて対向設置し、それらの網状型枠部材の間にコンクリートやモルタルを吹付けることにより法枠を形成する工法が広く知られている。そして、この従来工法に使用される網状型枠部材としては、網目が１〜５ｃｍ程度のクリンプ金網やエキスパンドメタルなどの網状部材が一般的に使用されている。このように網目の比較的大きな網状部材を使用するのは、型枠に対してコンクリート等を吹付けた際に生じる跳ね返り分が内方に残存すると法枠の仕上り品質を低下させる原因になることから、その跳ね返り分は網目を介して型枠外へ排出させる方が望ましいからである。また、このような観点から、網状型枠部材の下方の網目を大きく形成したものが知られている（特公平３−８０２１３号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来技術では、型枠に対してコンクリート等を吹付けた際に生じる跳ね返り分は、前述のように前記網状型枠部材の網目を介して型枠外へ排出されるので、法枠の仕上り品質の向上には有効であるが、その型枠外へ排出された跳ね返り分が他の問題を誘発している。すなわち、型枠外へ排出された跳ね返り分をそのまま放置すれば、景観を害したり、法枠に囲まれた空間に植生を行う場合などには、その育成を阻害する原因になる。また、縦枠と横枠との交点部などにおいては、その跳ね返り分が他の型枠部分に飛散して品質の低下を招く原因になることがある。そして、以上の問題を解決すべく、その跳ね返り分を除去して片付けようとすれば、その作業に大きな手間がかかるだけでなく、産業廃棄物を増やす原因にもなる。
【０００４】
本発明は、このような従来技術の事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、法枠用型枠を構成する網状型枠部材の網目からの跳ね返り分の排出作用を何ら制約せずに法枠の仕上り品質の低下を招くことなく、簡便な方法によりその跳ね返り分の飛散を確実に防止し得る法枠用型枠を提供する点にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、法枠用型枠を構成する網状型枠部材の外側に、その網状型枠部材の少なくとも下部に対向した状態に障壁部を配設して同網状型枠部材との間に溜り部を形成し、前記網状型枠部材の網目を通過して排出される吹付け時の跳ね返り分をその溜り部に収容するという技術手段を採用した。なお、前記障壁部は、前記網状型枠部材より網目の細かい網状部材や板状部材のように前記跳ね返り分が容易には通過できない部材によって構成される。
【０００６】
【発明の実施の形態】
本発明は、網状の型枠用部材を使用して法枠用型枠を構成するものであれば、別体に形成した平板状の網状型枠部材を地盤上に平行に立設することにより所定の法枠用型枠を形成するタイプのものや、一体的に構成された網状型枠部材を用いて所定形状からなる法枠用型枠に折曲げ形成するタイプのものなど、種々の形態に広く適用が可能である。また、その網状型枠部材の内方に設置される間隔保持部材の具体的な構造や鉄筋の設置の仕方などには関わらずに広い適用が可能である。また、網状型枠部材自体の構成としては、全体的に同じ網目から形成したものでも、下方を大きな網目に形成したものでもよい。また、前記障壁部としては、前記跳ね返り分の飛散を有効に防止できるものであれば、網目の細かい網状部材や板状部材に限らず、パンチングメタルのようなものでもよい。また、前記跳ね返り分は網状型枠部材の下方部を通過するものが多いことから、前記障壁部の設置高さとしては、少なくともその下方部の跳ね返り分の飛散を有効に阻止し得るものであれば、型枠の高さより低く設定することも可能である。さらに、前記障壁部は、網状型枠部材の下部を折曲げて一体的に形成したり、別体に形成した障壁部材を付設するように構成してもよい。
【０００７】
【実施例】
以下、図面を用いて本発明の実施例に関して説明する。図１及び図２は本発明の第１実施例の設置状態を示したもので、図１はコンクリート等を吹付ける前の設置状態を示した概略構成図、図２はコンクリート等を吹付けた後の完成状態を示した概略構成図である。図中、１は法枠用型枠で、地盤２上に対向して設置される網状型枠部材３，４と、それらの網状型枠部材３，４を所定間隔に連結するための間隔保持部材５から構成されている。なお、間隔保持部材５自体の具体的な構成に関しては、本実施例のように井桁状のもののほか、種々のタイプのものが使用可能である。また、法枠用型枠１は、間隔保持部材５を介して折畳み可能に構成したものでも、固定式のものでもよい。図中、６，７は間隔保持部材５の上下部に支持された鉄筋である。
【０００８】
次に、本発明の特徴部分に関して説明する。本実施例では、図示のように、前記網状型枠部材３，４の外側に、それらの網状型枠部材３，４より細かい網目からなる網状部材８，９を用いて前記障壁部を形成し、その間に網状型枠部材３，４の網目を介して排出するコンクリート等の吹付け時の跳ね返り分を収容するための溜り部１０，１１を形成している。図示のように、それらの網状部材８，９からなる障壁部は、網状型枠部材３，４より低く設定され、適宜の支持部材１２，１３を介して支持されている。
【０００９】
しかして、地盤２上に設置された前記法枠用型枠１の網状型枠部材３，４間に対するコンクリートやモルタルなどの吹付けが開始されると、前述のように前記網状型枠部材３，４の網目が大きく設定されていることから、そのコンクリート等の跳ね返り分はそれらの網目を通過して排出することになる。そして、その排出したコンクリート等の跳ね返り分は、障壁部を構成する網状部材８，９の網目が小さく通過が困難なため、溜り部１０，１１に収容されることになる。しかる後、図２に示したように、網状型枠部材３，４及び網状部材８，９に対して所定のかぶりをとって外側面を仕上げれば法枠１４が形成される。なお、障壁部を前記網状部材８，９に代えて板状部材を用いて構成すれば、その外側面の仕上げは省略可能であり、溜り部１０，１１に収容された跳ね返り分は網状型枠部材３，４のかぶりとして有効に機能することになる。
【００１０】
図３〜図１４は本発明の他の実施例の要部を示した概略構成図である。図３に示した第２実施例は、前記第１実施例の変形例であり、前記障壁部として前記網状部材８，９に代えて網状型枠部材３，４と同じ高さからなる網状部材１５，１６を使用し、その間に溜り部１７，１８を形成したものである。なお、本実施例において、前記網状部材１５，１６に代えて板状部材を使用すれば、コンクリート等の吹付け後の外側面の仕上げが省略でき作業性を向上できる。
【００１１】
図４に示した第３実施例は、前記網状型枠部材３，４に代えて縦幅の広い網状型枠部材１９，２０を使用し、その中間で折曲げて立ち上がり部２１，２２を形成し、その内側に網目の細かい網状部材２３，２４を付設して溜り部２５，２６を形成したものである。図５に示した第４実施例はその変形例であり、前記網状型枠部材３，４の略２倍の縦幅を有する網状型枠部材２７，２８を使用し、その中間で折曲げて同じ高さの立ち上がり部２９，３０を形成し、その内側に網目の細かい網状部材３１，３２を付設して溜り部３３，３４を形成したものである。なお、前記立上がり部２１，２２ないし２９，３０と網状部材２３，２４ないし３１，３２とは適宜手段によって連結する。また、その網状部材２３，２４ないし３１，３２に代えて板状部材を用いる場合には、立上がり部２１，２２ないし２９，３０の外側面に付設する方が作業後の取外し作業が簡便である。
【００１２】
図６に示した第５実施例は、前記網状型枠部材３，４の下部を延長して網目の細かい部分を連設した網状型枠部材３５，３６を使用し、その中間で折曲げて網目の細かい立上がり部３７，３８を形成したものである。そして、その網目の細かい網状部材からなる立上がり部３７，３８により前記障壁部を構成し、コンクリート等の跳ね返り分を収容する溜り部３９，４０を形成している。図７に示した第６実施例は、その第５実施例の変形例であり、前記立上がり部３７，３８の上端部を折曲げて形成した連結部４１，４２を介して所定間隔に支持するように構成したものである。図８に示した第７実施例は、その第６実施例の変形例であり、前記網状型枠部材３５，３６に代えて型枠部を構成する網目の大きい部分と前記障壁部を構成する網目の細かい部分とをほぼ等しい幅に形成した網状型枠部材４３，４４を使用し、その中間で折曲げて網目の細かい立上がり部４５，４６を形成したものである。そして、その網目の細かい網状部材からなる立上がり部４５，４６により前記障壁部を構成し、コンクリート等の跳ね返り分を収容する溜り部４７，４８を形成するとともに、その上端部を折曲げて形成した連結部４９，５０を介して所定間隔に支持するように構成している。
【００１３】
図９〜図１４は他のタイプの実施例を示したもので、一体的に構成された網状の型枠用部材を折曲加工することにより法枠用型枠を形成するとともに、その外側に網目の細かい障壁部を一体的に形成した例を示したものである。図９に示した第８実施例は、一体形成された長尺の網状型枠部材を用いて両側部５１，５２及び上面部５３からなる台形断面に折曲げ形成することにより一体的な法枠用型枠５４を形成し、さらに前記両側部５１，５２の外側に前記障壁部を構成する網目の細かい立上がり部５５，５６を折曲げ形成して溜り部５７，５８を形成したものである。図１０に示した第９実施例は、その第８実施例の変形例であり、前記上面部５３に鉄筋５９用の凹部６０を折曲げ形成したものである。
【００１４】
図１１に示した第１０実施例は、第８実施例と同様に、一体形成された長尺の網状型枠部材を用いて両側部６１，６２及び上面部６３からなる略半楕円形断面に折曲げ形成することにより一体的な法枠用型枠６４を形成し、さらに前記両側部６１，６２の外側に前記障壁部を構成する網目の細かい立上がり部６５，６６を折曲げ形成して溜り部６７，６８を形成したものである。また、図１２〜図１４に示した第１１実施例〜第１３実施例は、その第１０実施例の変形例であり、前記上面部６３にそれぞれ鉄筋６９用の凹部７０〜７３を折曲げ形成したものである。
【００１５】
【発明の効果】
本発明によれば、次の効果を得ることができる。
（１）法枠用型枠を構成する網状型枠部材の網目を通過して型枠外へ排出されたコンクリート等の跳ね返り分は、その網状型枠部材と障壁部との間に形成した溜り部に収容されるので、従来のように外部へ飛散することは防止される。
（２）したがって、外部へ飛散したコンクリート等の跳ね返り分によって景観や植生した植物の生育が害されるという従来の弊害は解消される。
（３）また、外部へ飛散したコンクリート等の跳ね返り分を除去する手間が省けるだけでなく、産業廃棄物を削減することができる。
（４）しかも、法枠用型枠を構成する網状型枠部材の網目を通過して排出される跳ね返り分に対しては何らの制約も加えていないから、法枠の仕上り品質を維持することが可能である。
（５）前記網状型枠部材と障壁部との間に収容されたコンクリート等の跳ね返り分を法枠のかぶり用のコンクリートとして利用し得るので経済性もよい。
（６）前記障壁部として型枠と同じ高さの板状部材を使用すれば、外側面の仕上げ作業を省略することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例のコンクリート等を吹付ける前の設置状態を示した概略構成図である。
【図２】同実施例の完成状態を示した概略構成図である。
【図３】本発明の第２実施例の要部を示した概略構成図である。
【図４】本発明の第３実施例の要部を示した概略構成図である。
【図５】本発明の第４実施例の要部を示した概略構成図である。
【図６】本発明の第５実施例の要部を示した概略構成図である。
【図７】本発明の第６実施例の要部を示した概略構成図である。
【図８】本発明の第７実施例の要部を示した概略構成図である。
【図９】本発明の第８実施例の要部を示した概略構成図である。
【図１０】本発明の第９実施例の要部を示した概略構成図である。
【図１１】本発明の第１０実施例の要部を示した概略構成図である。
【図１２】本発明の第１１実施例の要部を示した概略構成図である。
【図１３】本発明の第１２実施例の要部を示した概略構成図である。
【図１４】本発明の第１３実施例の要部を示した概略構成図である。
【符号の説明】
１…法枠用型枠、２…地盤、３，４…網状型枠部材、５…間隔保持部材、６，７…鉄筋、８，９…網状部材、１０，１１…溜り部、１２，１３…支持部材、１４…法枠、１５，１６…網状部材、１７，１８…溜り部、１９，２０…網状型枠部材、２１，２２…立上がり部、２３，２４…網状部材、２５，２６…溜り部、２７，２８…網状型枠部材、２９，３０…立ち上がり部、３１，３２…網状部材、３３，３４…溜り部、３５，３６…網状型枠部材、３７，３８…立上がり部、３９，４０…溜り部、４１，４２…連結部、４３，４４…網状型枠部材、４５，４６…立上がり部、４７，４８…溜り部、４９，５０…連結部、５１，５２…両側部、５３…上面部、５４…法枠用型枠、５５，５６…立上がり部、５７，５８…溜り部、５９…鉄筋、６０…凹部、６１，６２…両側部、６３…上面部、６４…法枠用型枠、６５，６６…立上がり部、６７，６８…溜り部、６９…鉄筋、７０〜７３…凹部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a mold for forming a frame used for stabilization work on a slope. More specifically, the present invention relates to an improved technique for preventing splashing of the rebound generated when spraying concrete or mortar from the mold.
[0002]
[Prior art]
As a conventional technique related to a formwork for a formwork, there is a widely known construction method in which a formwork is formed by installing opposing meshwork formwork members and spraying concrete or mortar between these formwork formwork members. Yes. And as a reticulated formwork member used for this conventional construction method, a reticulated member such as a crimped wire net or an expanded metal having a mesh of about 1 to 5 cm is generally used. The use of a mesh member with a relatively large mesh in this way may cause the quality of the finished frame to deteriorate if the rebound generated when concrete or the like is sprayed on the formwork remains inward. Therefore, it is preferable that the rebound is discharged out of the mold through the mesh. From this point of view, there is known one in which the mesh below the mesh form member is formed large (Japanese Patent Publication No. 3-80213).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the prior art, the rebound generated when concrete or the like is sprayed on the formwork is discharged out of the formwork through the mesh of the reticulated formwork member as described above. Although it is effective for improving the quality of the finished product, the bounce that is discharged out of the formwork causes other problems. That is, if the rebound discharged out of the mold is left as it is, the scenery is damaged, and when vegetation is performed in a space surrounded by a legal frame, it causes a hindrance to the growth. In addition, at the intersection between the vertical frame and the horizontal frame, the rebound may scatter to other mold frame parts and cause deterioration in quality. And if it is going to remove the bounce part and solve it in order to solve the above problem, it will not only take a great deal of work but also increase industrial waste.
[0004]
The present invention has been made in view of such circumstances of the prior art, and the object of the present invention is to limit the discharging action of the rebound from the mesh of the mesh form member constituting the form frame for the legal frame. Therefore, the present invention is to provide a form frame for a legal frame that can reliably prevent the splashed portion from being scattered by a simple method without deteriorating the quality of the finished frame.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a mesh-type mold in which a barrier portion is disposed on the outer side of a mesh-type mold member constituting a form frame for a legal frame so as to face at least the lower part of the mesh-type mold member. A technical means is adopted in which a reservoir portion is formed between the frame member and the rebound portion at the time of spraying discharged through the mesh of the mesh-shaped frame member is accommodated in the reservoir portion. Incidentally, the barrier portion is constituted by a member which can not pass through the rebound content easily as fine mesh member and the plate member having mesh than the mesh formwork member.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As long as the present invention forms a frame for a frame using a net-like formwork member, a flat plate-like formwork member formed separately is erected in parallel on the ground. Various types, such as a type that forms a predetermined form frame, and a type that is bent into a form frame having a predetermined shape using an integrally configured mesh form member Widely applicable to. Further, the present invention can be widely applied regardless of the specific structure of the spacing member installed inside the mesh-shaped form member or the manner of installing the reinforcing bars. Moreover, as a structure of the net-like formwork member itself, it may be formed from the same net as a whole or may be formed from a large net below. Further, the barrier portion is not limited to a fine mesh member or plate member as long as it can effectively prevent scattering of the rebound, and may be a punching metal. In addition, since the rebound part often passes through the lower part of the net-like formwork member, the installation height of the barrier part should be capable of effectively preventing at least the rebound part of the lower part from scattering. For example, it can be set lower than the height of the formwork. Further, the barrier portion may be formed integrally by bending the lower part of the mesh-shaped form member, or may be provided with a separate barrier member.
[0007]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 and 2 show an installation state of the first embodiment of the present invention. FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an installation state before spraying concrete or the like, and FIG. 2 is sprayed concrete or the like. It is the schematic block diagram which showed the completed state after. In the figure, reference numeral 1 denotes a formwork frame, and the mesh-type mold members 3 and 4 installed opposite to each other on the ground 2 and the interval holding for connecting the mesh-type mold members 3 and 4 at a predetermined interval. It is comprised from the member 5. In addition, regarding the specific configuration of the spacing member 5 itself, various types can be used in addition to the cross-like one as in this embodiment. Further, the frame 1 for the frame can be configured to be foldable via the spacing member 5 or can be fixed. In the drawing, 6 and 7 are reinforcing bars supported on the upper and lower portions of the spacing member 5.
[0008]
Next, the characteristic part of the present invention will be described. In this embodiment, as shown in the figure, the barrier portion is formed on the outside of the mesh-shaped frame members 3 and 4 by using mesh-shaped members 8 and 9 having meshes smaller than the mesh-shaped frame members 3 and 4. In the meantime, reservoir portions 10 and 11 are formed for accommodating a rebound portion when spraying concrete or the like discharged through the meshes of the mesh form members 3 and 4. As shown in the figure, the barrier portion composed of the mesh members 8 and 9 is set lower than the mesh mold members 3 and 4 and is supported via appropriate support members 12 and 13.
[0009]
Thus, when spraying of concrete, mortar, or the like is started between the mesh-like formwork members 3 and 4 of the above-mentioned formwork frame 1 installed on the ground 2, the mesh-like formwork member 3 as described above is started. , 4 are set large, the rebound of the concrete or the like passes through these meshes and is discharged. The rebounded portion of the discharged concrete or the like is accommodated in the pool portions 10 and 11 because the mesh of the mesh members 8 and 9 constituting the barrier portion is small and difficult to pass. Thereafter, as shown in FIG. 2, a normal frame 14 is formed by finishing the outer surface by taking a predetermined cover with respect to the reticulated frame members 3 and 4 and the reticulated members 8 and 9. If the barrier portion is configured by using a plate-like member instead of the mesh-like members 8 and 9, finishing of the outer surface can be omitted, and the rebound portion accommodated in the reservoir portions 10 and 11 is the mesh-like formwork. This effectively functions as a cover for the members 3 and 4.
[0010]
3 to 14 are schematic configuration diagrams showing the main part of another embodiment of the present invention. The second embodiment shown in FIG. 3 is a modification of the first embodiment, and is a mesh member having the same height as the mesh mold members 3 and 4 instead of the mesh members 8 and 9 as the barrier portion. 15 and 16 are used, and reservoirs 17 and 18 are formed between them. In this embodiment, if a plate-like member is used instead of the mesh members 15 and 16, finishing of the outer surface after spraying concrete or the like can be omitted and workability can be improved.
[0011]
In the third embodiment shown in FIG. 4, instead of the net-like formwork members 3, 4, wide net-type formwork members 19, 20 are used, and the rising parts 21, 22 are formed by bending in the middle thereof. In addition, the mesh members 23 and 24 having fine meshes are attached to the inside to form the reservoir portions 25 and 26. The fourth embodiment shown in FIG. 5 is a modification thereof, which uses net-like formwork members 27 and 28 having a vertical width approximately twice that of the net-like formwork members 3 and 4 and bends them in the middle. The rising portions 29 and 30 having the same height are formed, and the mesh members 31 and 32 having fine meshes are attached to the inside thereof to form the reservoir portions 33 and 34. The rising portions 21, 22 to 29, 30 and the mesh members 23, 24 to 31, 32 are connected by appropriate means. Further, when a plate-like member is used in place of the net-like members 23, 24 to 31, 32, it is easier to remove the work after the work if it is attached to the outer surface of the rising parts 21, 22 to 29, 30. .
[0012]
The fifth embodiment shown in FIG. 6 uses mesh formwork members 35 and 36 in which the lower parts of the mesh formwork members 3 and 4 are extended and fine portions of the mesh are connected, and are bent in the middle. The rising portions 37 and 38 with fine mesh are formed. The barrier portions are formed by the rising portions 37 and 38 made of a fine mesh member, and the reservoir portions 39 and 40 for accommodating the rebound of concrete or the like are formed. The sixth embodiment shown in FIG. 7 is a modification of the fifth embodiment, and is supported at predetermined intervals via connecting portions 41 and 42 formed by bending the upper end portions of the rising portions 37 and 38. It is comprised as follows. The seventh embodiment shown in FIG. 8 is a modification of the sixth embodiment, and instead of the mesh mold members 35 and 36, the large mesh portion constituting the mold portion and the barrier portion are configured. The net-like formwork members 43 and 44 in which the fine portions of the mesh are formed to have substantially the same width are used, and the rising portions 45 and 46 of the fine mesh are formed by bending in the middle. And the said barrier part is comprised by the rising parts 45 and 46 consisting of the fine mesh member of the mesh | network, and while forming the reservoir parts 47 and 48 which accommodate the rebounding parts, such as concrete, it bent and formed the upper end part It is configured to support at a predetermined interval via the connecting portions 49 and 50.
[0013]
FIGS. 9 to 14 show other types of embodiments, in which a frame-shaped formwork member formed integrally is bent to form a legal formwork, and on the outside thereof. It shows an example in which a fine barrier portion is formed integrally. In the eighth embodiment shown in FIG. 9, an integral frame is formed by bending a trapezoidal cross section composed of both side portions 51 and 52 and an upper surface portion 53 using an integrally formed long net-shaped frame member. A forming frame 54 is formed, and further, rising portions 55 and 56 having fine meshes constituting the barrier portion are formed outside the both side portions 51 and 52 to form reservoir portions 57 and 58. The ninth embodiment shown in FIG. 10 is a modification of the eighth embodiment, in which a concave portion 60 for a reinforcing bar 59 is formed on the upper surface portion 53 by bending.
[0014]
As in the eighth embodiment, the tenth embodiment shown in FIG. 11 has a substantially semi-elliptical cross section composed of both side portions 61 and 62 and an upper surface portion 63 using an integrally formed long net-like formwork member. An integral frame 64 is formed by bending, and the rising portions 65, 66 having fine meshes constituting the barrier portion are formed on the outside of the both side portions 61, 62 to be accumulated. The portions 67 and 68 are formed. Further, the eleventh to thirteenth embodiments shown in FIGS. 12 to 14 are modifications of the tenth embodiment, and the concave portions 70 to 73 for the reinforcing bars 69 are bent and formed on the upper surface portion 63, respectively. It is what.
[0015]
【The invention's effect】
According to the present invention, the following effects can be obtained.
(1) The rebound portion of the concrete or the like that has passed through the mesh of the mesh form member constituting the form frame and discharged to the outside of the form frame is a reservoir formed between the mesh form member and the barrier portion. Therefore, it is prevented from being scattered outside as in the prior art.
(2) Therefore, the conventional harmful effect that the scenery and the growth of vegetated plants are harmed by the rebound of concrete or the like scattered to the outside is eliminated.
(3) Moreover, not only can the labor of removing the bounce off of the concrete scattered outside be saved, but also industrial waste can be reduced.
(4) In addition, since there is no restriction on the amount of rebound discharged through the mesh of the mesh form member constituting the form frame, the finished quality of the form frame is maintained. Is possible.
(5) Since the rebound portion of concrete or the like accommodated between the mesh formwork member and the barrier portion can be used as concrete for covering the legal frame, the economy is good.
(6) If a plate-like member having the same height as the mold is used as the barrier portion, it is possible to omit the finishing work on the outer surface.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an installation state before spraying concrete or the like according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic configuration diagram showing a completed state of the embodiment.
FIG. 3 is a schematic diagram showing the main part of a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a schematic configuration diagram showing the main part of a third embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a schematic configuration diagram showing the main part of a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a schematic configuration diagram showing the main part of a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a schematic configuration diagram showing the main part of a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a schematic configuration diagram showing an essential part of a seventh embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a schematic configuration diagram showing a main part of an eighth embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a schematic configuration diagram showing an essential part of a ninth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a schematic configuration diagram showing an essential part of a tenth embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a schematic configuration diagram showing a main part of an eleventh embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a schematic configuration diagram showing an essential part of a twelfth embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a schematic configuration diagram showing an essential part of a thirteenth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Formwork for legal frames, 2 ... Ground, 3, 4 ... Reticulated formwork member, 5 ... Spacing holding member, 6, 7 ... Reinforcing bar, 8, 9 ... Reticulated member, 10, 11 ... Reservoir, 12, 13 ... support member, 14 ... frame, 15, 16 ... mesh member, 17, 18 ... reservoir, 19, 20 ... mesh form member, 21, 22 ... rising part, 23, 24 ... mesh member, 25, 26 ... Reservoir part, 27, 28 ... mesh form member, 29, 30 ... rising part, 31, 32 ... mesh member, 33, 34 ... reservoir part, 35, 36 ... mesh form member, 37, 38 ... rising part, 39 , 40 ... Reservoir part, 41, 42 ... Connection part, 43, 44 ... Reticulated formwork member, 45, 46 ... Rising part, 47, 48 ... Retention part, 49, 50 ... Connection part, 51, 52 ... Both sides part, 53 ... upper surface part, 54 ... formwork frame, 55, 56 ... rising part, 57, 58 ... pool part, 59 ... rebar 60 ... recess, 61, 62 ... side portions, 63 ... upper surface portion 64 ... legal frame for formwork, 65, 66 ... rising portion, 67, 68 ... reservoir, 69 ... reinforcing steel, 70 to 73 ... recess

Claims

法枠用型枠を構成する網状型枠部材の外側に、その網状型枠部材の少なくとも下部に対向した状態に障壁部を配設して同網状型枠部材との間に溜り部を形成し、前記網状型枠部材の網目を通過して排出される吹付け時の跳ね返り分をその溜り部に収容するように構成したことを特徴とする法枠用型枠。A barrier portion is disposed outside the mesh mold member constituting the frame for the normal frame so as to face at least the lower portion of the mesh mold member, and a reservoir is formed between the mesh mold member and the mesh mold member. A formwork for a modal frame, wherein the rebound portion at the time of spraying discharged through the mesh of the mesh formwork member is accommodated in the reservoir.

前記障壁部を前記網状型枠部材より網目の細かい網状部材により構成したことを特徴とする請求項１記載の法枠用型枠。 The formwork for a frame according to claim 1, wherein the barrier portion is constituted by a mesh member having a finer mesh than the mesh mold member.

前記障壁部を前記板状部材により構成したことを特徴とする請求項１記載の法枠用型枠。 The form frame for a legal frame according to claim 1, wherein the barrier portion is constituted by the plate-like member.