JP3871319B2

JP3871319B2 - Floor material peeling method

Info

Publication number: JP3871319B2
Application number: JP2002148741A
Authority: JP
Inventors: 一夫藤原
Original assignee: 有限会社インテリアサロン藤原
Priority date: 2002-05-23
Filing date: 2002-05-23
Publication date: 2007-01-24
Anticipated expiration: 2022-05-23
Also published as: JP2003336404A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内又は屋外に貼られた床材を強制的に剥がす床材剥がし方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
店舗やオフィスルームといった大規模床面には、床スラブ上に各種材料からなる床材が貼られている。又、フィールドやトラック或いは競技場といった屋外施設でも、人工芝やアンツーカー等の床材が貼られている。従って、これらをリニューアルするときには、床材を剥がさなければならない。しかし、これら床材は使用中に剥がれてはならないので、強力な接着剤で強固に貼られており、これを剥がすのは大変な作業であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本出願人は、この剥がし作業において、自走車両に弾性材からなる刃体を振動できるように取り付け、刃体を振動させながら走行することで、床材を切断したりすることなく、連続的に剥がすことができる案件を提案し（実用新案登録第２５４０００７号）、相応の効果を上げている。この場合、剥がしがスムーズにできることは勿論、剥がした床材が切断されないことが、収集作業等を楽にすることから、非常に肝要であった。
【０００４】
ところが、刃体を振動させると、床材へかかる力が変動し、切断することがあった。又、振動によって刃体の姿勢が変わり、逃げ面が床面に当たってこれを傷付けることもあった。一方で、刃体を振動させないとすると、剥がしに大きな力が要って剥がし幅が小さくなり、能率を落していた。本発明は、このような課題を解決したものであり、刃体を振動させなくても、能率的で、しかも、剥がした床面を傷付けない床材剥がし方法を提供したものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
以上の課題の下、本発明は、請求項１に記載した、車体の前部に左右に転回可能、且つ、上下に昇降可能な作業部を取り付け、作業部の前面に刃先が左右に延びる所定幅の弾性材からなる刃体を取り付けた自走車両を用い、刃先を床材の下に潜らせて自走車両を走行させながら床面に接着剤で接着された床材を剥がして行く床材剥がし方法において、作業部を左右に転回して刃先の一部を床材の端からその下に床材側が遅れるように平面視斜めに向けて潜らせ、且つ、刃体の逃げ面を床面から漸離するように設定して刃先のみが常に床面に当たるように弾性押圧することで、剥がされた床材を刃体で折り返して前方に転回させながら自走車両を走行させるとともに、このとき、自走車両の前方から重機又は人によって床材を引っ張り、この剥がしと引っ張りの協調によって床材を剥がして行くことを特徴とする床材剥がし方法を提供したものである。
【０００６】
以上の手段をとることにより、即ち、刃先を平面視において斜めに床材の下に潜らせることにより、剥がす際の抵抗を逃がして少なくでき、剥がし力を高めることができる。また、前方からの引っ張りによって更に剥がし力が高まる。さらに、刃先の一部を床材の下に潜らせ、且つ、床材側の刃先が遅れるように傾けると、上記した効果が一層高まる。又、刃先のみを常に床面に弾性押圧することで、刃体の逃げ面等が床面に当たってこれを傷付けたりしないし、その弾性力と相まって床面に不陸があっても、それに沿い、床材を切断することなく、連続的に捲り剥がすことができる。加えて、刃体は振動しないから、その姿勢が変わらず、刃先のみを接地させておけば、床面を傷付けることがない。
【０００７】
【発明の実施の形態】
図１は本発明に使用する床材剥捲機の側面図、図２は要部平面図であるが、この床材剥捲機は走行装置（本例ではクローラ式のものによっている）１０に対して旋回可能な車体１２を有し、車体１２の後部に基部１４、前部に操縦部１６を装備したものである。なお、基部１４の上面には作業者が座るシート１８が設けられる。クローラ式走行装置１０は、トラックフレーム２０の前後端に取り付けられる駆動輪２２と従動輪２４とにクローラ２６を張り掛けたものであるが、このうち、駆動輪２２には油圧モータが直装され、この油圧モータは基部１６に設けられたエンジンで駆動される油圧ポンプで動かされる（いずれも図示省略）。
【０００８】
車体１２の前部にはヒッチ軸２８が設けられ、このヒッチ軸２８に作業部３０が取り付けられている。作業部３０は、ヒッチ軸２８に左右に転回可能に装着される後部取付板３２と、後部取付板３２とリンク機構３４で連結されて前面に刃体３６を取り付けることができる前部取付板３８とで構成されている。この場合のリンク機構３４は、左右二本のリンク４０とその上方に設けられる一本の油圧シリンダ４２とで平行リンクを構成する他、昇降用の油圧シリンダ４４が別に設けられるものである。これにより、昇降用の油圧シリンダ４４を伸縮させると、前部取付板３８は昇降し、平行リンクを構成する他の油圧シリンダ４２を伸縮させると、前部取付板３８、即ち、刃体３６の姿勢（対地角度）が変更できる。
【０００９】
又、後部取付板３２と車体１２との間には転回用の油圧シリンダ４６も取り付けられており、この油圧シリンダ４６を伸縮させると、作業部３０はヒッチ軸２８を中心に左右に転回ができる。刃体３６は、ばね綱等の弾性材からなる薄い平板体をしており、前部取付板３８の前面に設けられる刃体取付部４８の下面等に前下がりの傾斜姿勢でボルト等５０で固定される。この他、作業部３０の後方にはドーザ５２も設けられる。このドーザ５２は、トラックフレーム２０等から前延するアーム５４等にドーザ板５６がピン５８等で枢着されたものであり、ドーザ板５６は、このピン５８の回りを傾動してその傾斜角度が変更可能になっている（詳細は省略）。
【００１０】
次に、以上の床材捲剥機を用いて本発明に係る床材剥がし方法を説明すると、図３はこれにおける刃体３６の状況を示す要部側面図、図４は要部平面図であるが、まず、作業部３０を降ろして刃体３６の刃先３６ａを床面６０上に接着された床材６２の端からその下に潜らせる。このとき、転回用の油圧シリンダ４６を伸縮させて刃体３６を平面視で左右に傾け、刃先３６ａが床材６２に対して傾斜角α傾くように設定する。このときの傾斜方向は、床材６２側が進行方向に対して遅れる方向にするのが切断抵抗減少を図る上で好ましい。
【００１１】
このとき、刃体３６は、掬い角βで床材６２に作用しているが、同時に、その逃げ面３６ｂは後方に行くほど床面６０から漸離するようにその逃げ角γをとり、床面６０に接地するのは刃先３６ａだけで、逃げ面３６ｂは当たらないように設定しておく。この設定は、刃体３６の刃先３６ａ形状をそのような形状にしてもしてもよいし、平行リンクの一本に代替される油圧シリンダ４２を調整して前部取付板３８（刃体３６）の角度を変えて行なってもよい。加えて、この状態のとき、刃体３６の掬い面３６ｃは凹曲する位まで刃体３６を床面６０に対して弾性押圧しておく。この押圧は、油圧シリンダ４４による前部取付板３８（刃体３６）の降下量で調整する。
【００１２】
以上の状態で、車体１２を前進させると、刃体３６の刃先３６ａが床材６２を床面６０から剥がして行くが、このとき、床面６０には不陸があるものの、刃体３６が床面６０に対して弾性押圧されているから、刃先３６ａは常に床面６０に接しながら、床材６２だけを剥がして行き、切断したりしない。従って、刃体３６の湾曲は、不陸の最大幅をカバーするようにてしてある。尚、刃先３６ａの接地幅は小さいほどがよく、理想的には線接触が好ましい。床材６２を切断して剥がすと、これを収集したりしなければならず、後の作業が厄介である（そのために等にドーザ５２が設けられいるのであるが）から、それをできるだけ避ける必要がある。
【００１３】
この場合、剥がされた床材６２は、刃体３６の掬い面３６ｃで折り返されて前方に転回するから、これを重機や人が引っ張ってやれば、剥がしが一層スムーズに運ぶ。即ち、剥がされた床材６２の引っ張りと、刃体３６による剥がしを協調させることで、より一層の能率アップが図られるのである。加えて、このとき、刃体３６は振動させたりしないものであるし、その逃げ面３６ｂは床面６０に接することはないから、床面６０を傷付けることがない。尚、床面６０を傷付けると、不陸を助長させることなるから、この剥がし作業ではもっとも嫌われることである。
【００１４】
更に、傾斜角αによって切断抵抗は逃がされる（軽減される）から、機体の推進力は効率的に剥がし力に変換され、結果的に剥がし幅を多くとれる。この意味から、傾斜角αは大きい方がよいが、そうすると、剥がし幅が狭くなるから、必要とする剥がし力と機体の推進力とによってこれを調整することになる。尚、傾斜角αの設定は、作業部３０の転回のみによってもよいし、走行装置１０に対する車台１２の振り回し又は両者の合算によってもよいが、前者のみによる場合の方が効果的である。
【００１５】
この他、剥がし幅の設定もこれに準じて行い、刃先３６ａ全部では負荷がかかりすぎる場合（機体の推進力が足らない場合）は、刃先３６ａの一部を余して挿入することになる。従って、走行装置１０は、十分なラグ等が突出して摩擦抵抗の大きいクローラ式によるものが推進力が高くて好ましい。この場合、床材６２がベルト状をしているものについては、これに沿う長手方向に機体を進行させる方がその切れ目６２ａで分断できて好ましい。
【００１６】
以上の床材６２は、室内の床スラブ上に貼られる各種のフローリング材であってもよいし、屋外のトラックやフィールドに貼られるアンツーカー等の地面材であってもよい。この他、作業部３０は、車体１２の後部に取り付けられるものであってもよい。
【００１７】
【発明の効果】
以上、本発明によると、刃先を床材に対して平面視で斜めに挿入するので、剥がしに要する抵抗を逃がして少なくでき、剥がし力を高めて結果的に大きな剥がし幅で剥作業ができる。従って、刃体の振動は不要になり、床材が切断する虞がない。又、刃先のみを常に床面に弾性押圧することで、刃体の逃げ面等が床面に当たってこれを傷付けたりしないし、床面に不陸があっても、それに沿って床材を切断することなく、連続的に剥がすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に使用する床材剥捲機の全体側面図である。
【図２】本発明に使用する床材剥捲機の前部平面図である。
【図３】剥がし作業における刃体を状況を示す要部側面図である。
【図４】剥がし作業における刃体を状況を示す要部平面図である。
【符号の説明】
３０作業部
３６刃体
３６ａ〃の刃先
３６ｂ〃の逃げ面
３６ｃ〃の掬い面
６０床面
６２床材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a floor material peeling method for forcibly peeling a floor material stuck indoors or outdoors.
[0002]
[Prior art]
On a large-scale floor such as a store or an office room, floor materials made of various materials are stuck on a floor slab. In addition, floor materials such as artificial turf and un-to-car are also pasted in outdoor facilities such as fields, tracks, and stadiums. Therefore, when these are renewed, the flooring must be peeled off. However, since these flooring materials must not be peeled off during use, they are firmly attached with a strong adhesive, and it has been a difficult task to peel them off.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In this stripping operation, the present applicant attaches the blade body made of an elastic material to the self-propelled vehicle so that it can vibrate, and runs while vibrating the blade body, without cutting the floor material continuously. Proposal of a project that can be peeled off (utility model registration No. 2540007), has achieved a corresponding effect. In this case, not only the peeling can be performed smoothly, but also the fact that the peeled flooring is not cut is very important because it facilitates the collection work and the like.
[0004]
However, when the blade is vibrated, the force applied to the floor material fluctuates and sometimes cuts. In addition, the posture of the blade body is changed by vibration, and the flank face hits the floor surface and may be damaged. On the other hand, if the blade is not vibrated, a large force is required for peeling, and the peeling width is reduced, resulting in reduced efficiency. The present invention solves such a problem and provides a floor material peeling method that is efficient and does not damage the peeled floor surface without vibrating the blade.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
Under the above-described problems, the present invention provides a predetermined working part that attaches a working part that can be turned left and right and that can be moved up and down to the front part of the vehicle body and that has a blade tip extending in the left and right directions on the front surface of the working part. Using a self-propelled vehicle with a blade made of elastic material of width, the floor is peeled off the floor material bonded with adhesive to the floor surface while running the self-propelled vehicle with the blade tip under the floor material In the material peeling method, the working part is turned left and right so that a part of the blade edge is hidden obliquely in plan view so that the floor material side is delayed from the edge of the floor material , and the flank face of the blade body is placed on the floor. By setting it so as to be gradually separated from the surface and elastically pressing so that only the blade edge always touches the floor surface, the self-propelled vehicle is run while turning the peeled floor material back with the blade body and turning forward. When the flooring is pulled by heavy machinery or a person from the front of the self-propelled vehicle, It is obtained by providing a flooring peeling method comprising the the cooperation of the teeth and the tensile going peeled flooring.
[0006]
By taking the above means, that is, by letting the blade edge under the floor material obliquely in plan view, the resistance at the time of peeling can be reduced and the peeling force can be increased. Further, the peeling force is further increased by pulling from the front. Furthermore, if the part of the blade edge is submerged under the floor material and the blade edge on the floor material side is inclined so as to be delayed, the above-described effect is further enhanced. Also, by always elastically pressing only the blade edge to the floor surface, the flank face of the blade body will not hit the floor surface and damage it, and even if the floor surface is uneven due to its elastic force, along with it, It can be continuously peeled off without cutting the flooring. In addition, since the blade body does not vibrate, its posture does not change, and if only the blade edge is grounded, the floor surface will not be damaged.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a side view of a floor material stripping machine used in the present invention, and FIG. 2 is a plan view of the main part. This floor material stripping machine is attached to a traveling device (in this example, a crawler type) 10. On the other hand, it has a vehicle body 12 that can turn, and is equipped with a base portion 14 at the rear portion of the vehicle body 12 and a control portion 16 at the front portion. A seat 18 on which an operator sits is provided on the upper surface of the base portion 14. The crawler type traveling device 10 is configured such that a crawler 26 is stretched between a driving wheel 22 and a driven wheel 24 attached to the front and rear ends of the track frame 20. Of these, a hydraulic motor is directly mounted on the driving wheel 22. The hydraulic motor is driven by a hydraulic pump driven by an engine provided on the base 16 (both not shown).
[0008]
A hitch shaft 28 is provided at the front portion of the vehicle body 12, and a working unit 30 is attached to the hitch shaft 28. The working unit 30 includes a rear mounting plate 32 that is mounted on the hitch shaft 28 so as to be able to roll left and right, and a front mounting plate 38 that is connected to the rear mounting plate 32 and the link mechanism 34 to attach the blade body 36 to the front surface. It consists of and. In this case, the link mechanism 34 includes a left and right link 40 and a single hydraulic cylinder 42 provided above the link, and a lift hydraulic cylinder 44 is provided separately. Thus, when the hydraulic cylinder 44 for raising and lowering is expanded and contracted, the front mounting plate 38 is moved up and down, and when the other hydraulic cylinder 42 constituting the parallel link is expanded and contracted, the front mounting plate 38, that is, the blade body 36. Posture (angle to ground) can be changed.
[0009]
A hydraulic cylinder 46 for turning is also attached between the rear mounting plate 32 and the vehicle body 12, and when the hydraulic cylinder 46 is expanded and contracted, the working unit 30 can turn left and right about the hitch shaft 28. . The blade body 36 is a thin flat plate made of an elastic material such as a spring rope, and a bolt or the like 50 is used in a slanting posture such that the lower surface of the blade body mounting portion 48 provided on the front surface of the front mounting plate 38 is lowered downward. Fixed. In addition, a dozer 52 is also provided behind the working unit 30. In the dozer 52, a dozer plate 56 is pivotally attached to an arm 54 or the like extending forward from the track frame 20 or the like by a pin 58 or the like, and the dozer plate 56 tilts around the pin 58 and its inclination angle. Can be changed (details omitted).
[0010]
Next, the floor material peeling method according to the present invention will be described using the above floor material peeling machine. FIG. 3 is a side view of the main part showing the state of the blade body 36 in this, and FIG. 4 is a plan view of the main part. First, the working unit 30 is lowered, and the cutting edge 36a of the blade body 36 is caused to dive under the end of the floor material 62 bonded on the floor surface 60. At this time, the turning hydraulic cylinder 46 is expanded and contracted so that the blade body 36 is tilted to the left and right in a plan view, and the blade edge 36 a is set to be inclined with respect to the floor material 62 by an inclination angle α. The inclination direction at this time is preferably set to a direction in which the floor material 62 side is delayed with respect to the traveling direction in order to reduce cutting resistance.
[0011]
At this time, the blade body 36 acts on the floor material 62 at a craving angle β. At the same time, the clearance surface 36b takes the clearance angle γ so that the clearance surface 36b is gradually separated from the floor surface 60 as it goes rearward. It is set so that only the blade edge 36a contacts the surface 60 and the flank surface 36b does not hit. In this setting, the shape of the blade edge 36a of the blade body 36 may be changed to such a shape, or the front mounting plate 38 (blade body 36) is adjusted by adjusting the hydraulic cylinder 42 that is substituted for one of the parallel links. The angle may be changed. In addition, in this state, the scooping surface 36c of the blade body 36 elastically presses the blade body 36 against the floor surface 60 until it is bent. This pressing is adjusted by the amount of lowering of the front mounting plate 38 (blade 36) by the hydraulic cylinder 44.
[0012]
When the vehicle body 12 is advanced in the above state, the blade edge 36a of the blade body 36 peels off the floor material 62 from the floor surface 60. At this time, although the floor surface 60 is uneven, the blade body 36 is Since it is elastically pressed against the floor surface 60, the cutting edge 36a always touches the floor surface 60, peels off only the floor material 62, and does not cut it. Accordingly, the curvature of the blade body 36 seems to cover the maximum uneven width. The ground contact width of the cutting edge 36a is preferably as small as possible, and ideally line contact is preferable. If the flooring 62 is cut off and peeled off, it must be collected and the subsequent work is cumbersome (for that reason, the dozer 52 is provided), so it is necessary to avoid it as much as possible There is.
[0013]
In this case, since the peeled flooring 62 is folded back by the scooping surface 36c of the blade body 36 and turned forward, if the heavy machine or a person pulls it, the peeling is carried more smoothly. That is, the efficiency can be further improved by coordinating the pulling of the peeled floor material 62 and the peeling by the blade body 36. In addition, at this time, the blade body 36 does not vibrate, and the flank 36b does not contact the floor surface 60, so that the floor surface 60 is not damaged. In addition, since damage to the floor surface 60 promotes unevenness, it is most disliked in this peeling work.
[0014]
Further, since the cutting resistance is released (reduced) by the inclination angle α, the propulsive force of the airframe is efficiently converted into the peeling force, and as a result, the peeling width can be increased. In this sense, it is preferable that the inclination angle α is large. However, since the peeling width is narrowed in this case, this is adjusted by the required peeling force and the propulsive force of the airframe. The inclination angle α may be set only by turning the working unit 30 or by swinging the chassis 12 with respect to the traveling device 10 or adding them together. However, the case where only the former is used is more effective.
[0015]
In addition, the setting of the peeling width is performed in accordance with this, and when the entire blade edge 36a is overloaded (when the propulsive force of the machine body is insufficient), a part of the blade edge 36a is inserted. Therefore, it is preferable that the traveling device 10 is a crawler type in which a sufficient lug or the like protrudes and has a high frictional resistance because of high driving force. In this case, when the flooring 62 has a belt shape, it is preferable to advance the machine body in the longitudinal direction along the floor 62 because it can be divided by the cut 62a.
[0016]
The above flooring 62 may be various flooring materials stuck on an indoor floor slab, or may be a grounding material such as an untied car stuck on an outdoor truck or field. In addition, the working unit 30 may be attached to the rear portion of the vehicle body 12.
[0017]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the cutting edge is inserted obliquely with respect to the flooring material in plan view, the resistance required for peeling can be reduced and the peeling force can be increased, and as a result, the peeling operation can be performed with a large peeling width. Therefore, the vibration of the blade body becomes unnecessary, and there is no possibility that the floor material is cut. In addition, by always elastically pressing only the blade tip against the floor surface, the flank of the blade body will not hit the floor surface and damage it, and even if the floor surface is uneven, the floor material will be cut along it And can be continuously peeled off.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view of a floor material stripping machine used in the present invention.
FIG. 2 is a front plan view of a floor material stripping machine used in the present invention.
FIG. 3 is a side view of an essential part showing a situation of a blade body in a peeling operation.
FIG. 4 is a plan view of an essential part showing a situation of a blade body in a peeling operation.
[Explanation of symbols]
30 Working part 36 Blade body 36a Blade edge 36b Reed flank surface 36c Scoop surface 60 Floor surface 62 Floor material

Claims

車体の前部に左右に転回可能、且つ、上下に昇降可能な作業部を取り付け、作業部の前面に刃先が左右に延びる所定幅の弾性材からなる刃体を取り付けた自走車両を用い、刃先を床材の下に潜らせて自走車両を走行させながら床面に接着剤で接着された床材を剥がして行く床材剥がし方法において、作業部を左右に転回して刃先の一部を床材の端からその下に床材側が遅れるように平面視斜めに向けて潜らせ、且つ、刃体の逃げ面を床面から漸離するように設定して刃先のみが常に床面に当たるように弾性押圧することで、剥がされた床材を刃体で折り返して前方に転回させながら自走車両を走行させるとともに、このとき、自走車両の前方から重機又は人によって床材を引っ張り、この剥がしと引っ張りの協調によって床材を剥がして行くことを特徴とする床材剥がし方法。A self-propelled vehicle in which a working part that can be turned left and right and that can be moved up and down is attached to the front part of the vehicle body, and a blade body made of an elastic material having a predetermined width extending to the left and right is attached to the front surface of the working part, In the floor material peeling method in which the floor edge is peeled off with the adhesive while the self-propelled vehicle is running with the blade edge under the floor material, the working part is turned left and right to turn part of the blade edge was dive towards the viewed obliquely as flooring material side to the bottom edge of the flooring is delayed, and only the cutting edge by setting the flank of the blade in gradually toward and away from the floor strikes always on the floor As the self-propelled vehicle travels while turning the front side of the floor material peeled off by the blade body by elastically pressing in such a manner, the floor material is pulled by a heavy machine or a person from the front of the self-propelled vehicle, The flooring is peeled off by the cooperation of peeling and pulling. Flooring peeled method characterized by and.

床材が室内の床面又は屋外の地面に貼られるものである請求項１の床材剥がし方法。 The floor material peeling method according to claim 1, wherein the floor material is affixed to an indoor floor surface or an outdoor ground.