JP3871134B2 - 給油所システム - Google Patents

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本発明は、計量機を含む給油所機器とPOS端末やパーソナルコンピュータとの間でデータ通信を容易にする給油所システムに関するものである。
従来、給油所には自動車に燃料油を供給する計量機とともに、給油設定等のデータ入力用の外設機、給油料金に対する釣銭を処理するための釣銭機、洗車機、あるいは地下タンクの残量を管理するための油面計等の給油所機器が設置されている。このような計量機を含む給油所機器は、販売データ管理を行うPOS端末に送受信可能に接続されている。本出願人は、計量機である給油装置及び洗車機にPOS端末が接続された給油所システムに関する技術を開示している(例えば、特許文献1を参照)。
特開2003−95400号公報(第1〜7ページ、第1及び2図)
従来の給油所システムにおいては、POS端末は、計量機や外設機、釣銭機、洗車機等の給油所機器とデータ送受信するために、給油所設備の業界におけるデータ通信網の規格であるサービスステーション用LAN(SS−LAN)で接続されている。一方、近年の給油所では、多数の計量機や給油所機器が配置されたり、コンビニエンスストアが併設された大規模給油所の出現に対し、給油データの送受信に加え、精算業務に関するデータの送受信が多くなり、POS端末の使用頻度が増加する傾向にある。しかし、従来のSS−LANでは、POS端末を主局、計量機等を従局とした通信であるため、POS端末を1台しか設けることができず、複数台のPOS端末が計量機等を制御することができなかった。そのため、1台のPOS端末が故障した場合等に復旧するまでシステムを停止する問題が生じることがあった。
また、一般的なPOS端末は、パーソナルコンピュータ技術をベースに作られており、標準情報通信網の伝送路に関する規格であるイーサネット(登録商標)によるLANで接続することが容易である。しかし、従来の給油所におけるPOS端末では、SS−LANとなっているため、パーソナルコンピュータにおける標準のイーサネット(登録商標)通信処理とは異なる通信制御処理が必要になり、そのSS−LAN用の通信ボードを内蔵または外置きすることにより、計量機や給油所機器との間で通信を行っていた。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、標準情報通信網によるPOS端末により計量機や給油所機器とデータ通信が簡単にでき、通信制御処理の構成が容易になり、かつ複数台のPOS端末の接続によりデータ共有ができ、故障した場合にもシステムを停止することなく復旧が可能になる給油所システムを提供することを目的とする。
本発明は、標準情報通信網機器で構成される販売データ管理を行うためのPOS端末と、給油所情報網機器で構成される計量機及び該計量機を除く給油設定データあるいは給油量データの入力用の外設機、給油料金に対する釣銭を処理する釣銭機または給油所の地下タンクに貯留されている燃料油の残量を管理する油面計を含む複数台の給油所機器との間にそれぞれの機器間のデータ通信を可能にする通信変換装置が接続された給油所システムにおいて、
前記通信変換装置は、前記標準情報通信網機器のアドレス、前記給油所情報網機器の端末アドレス及びアドレスと端末アドレスの対応を記録するテーブルと、前記テーブルを参照して前記標準情報通信網機器との間のデータ送受信を管理する標準情報通信網機器管理部と、前記テーブルを参照して前記給油所情報網機器との間のデータ送受信を管理する給油所情報通信網機器管理部と、前記計量機と前記POS端末との間でデータあるいは信号の送受信を制御するとともに状態判断を行い信号の優先度を判断する計量機給油制御部と、前記計量機を除く前記外設機、釣銭機または油面計を含む給油所機器と前記POS端末との間でデータあるいは信号の送受信を制御するとともに状態判断を行い信号の優先度を判断する給油所機器制御部と、前記計量機及び給油所機器から送信されるデータを記憶するとともに前記給油所機器を管理するために予め設定されるデータを記憶するデータ記憶部とを備えたことを特徴とするものである。通信制御装置により、標準情報通信網によるPOS端末により計量機や外設機、釣銭機または油面計を含む給油所機器とデータ通信が簡単にでき、通信制御処理の構成が容易になり、かつ複数台のPOS端末の接続によりデータ共有ができ、故障した場合にもシステムを停止することなく復旧が可能になる。また、計量機給油制御部により計量機の給油管理ができ、給油所機器制御部により給油所機器の制御をおこなうことができ、データ記憶部によりデータの共有化が容易になる。
以上説明したように本発明の給油システムは、標準情報通信網機器で構成される販売データ管理を行うためのPOS端末と、給油所情報網機器で構成される計量機を含む複数台の給油所機器との間にそれぞれの機器間のデータ通信を可能にする通信変換装置が接続された給油所システムにおいて、通信変換装置は、標準情報通信網機器のIPアドレス、給油所情報網機器の端末アドレス及びIPアドレスと端末アドレスの対応を記録するテーブルと、テーブルを参照して標準情報通信網機器との間のデータ送受信を管理する標準情報通信網機器管理部と、テーブルを参照して給油所情報網機器との間のデータ送受信を管理する給油所情報通信網機器管理部とを備えたことで、標準情報通信網によるPOS端末により計量機や給油所機器とデータ通信が簡単にでき、通信制御処理の構成が容易になり、かつ複数台のPOS端末の接続によりデータ共有ができ、故障した場合にもシステムを停止することなく復旧が可能になる。
以下、本発明を図示の一実施形態により具体的に説明する。図1〜図5は本発明実施形態の給油所システムを説明する図であり、図1は通信変換装置の構成を説明するブロック図、図2は給油所システムの全体構成を説明する図、図3は給油所情報通信網機器管理テーブルを説明する図、図4は給油所情報通信網機器管理テーブル/標準情報通信網機器管理テーブルを説明する図、図5は標準情報通信網機器管理テーブルを説明する図である。
本実施形態の給油所システム10は、例えば、標準情報通信網の伝送路に関する規格であるイーサネット(登録商標)LANによる機器(以下、標準情報通信網機器という)で構成される販売データ管理を行うための2台の第1〜第2のPOS端末11、及びその他のデータ管理用のパーソナルコンピュータ12と、計量機を含む給油所機器に対し業界で使用されている給油所情報通信網の伝送路に関する規格であるSS−LANによる機器(以下、給油所情報網機器という)で構成される4台の第1〜第4の計量機13、2台の第1〜第2の外設機14、2台の第1〜第2の釣銭機15、及び2台の第1〜第2の油面計16等との間に、それぞれの機器間のデータ通信を可能にする通信変換装置20を設けたものである。
第1〜第2のPOS端末11は、図2に示すように、販売データ管理を行うための機器であり、標準情報通信網を構成するライン17(1及び2)を介して通信変換装置20へ接続されている。同様にしてパーソナルコンピュータ12は、販売データ以外に必要なデータ管理を行う機器であり、同様にライン17(3)を介して通信変換装置20へ接続されている。
第1〜第4の計量機13は、図2に示すように、所定の油種の燃料油を計量して供給する給油所機器であり、それぞれ給油所情報通信網を構成するライン18(1,1、1,2、1,3及び1,4)を介して通信変換装置20へ接続されている。また、第1〜第2の外設機14は、給油設定データあるいは給油量データのデータ入力用の機器であり、同様にしてそれぞれライン18(2,1及び2,2)を介して通信変換装置20へ接続されている。第1〜第2の釣銭機15は、給油料金等に対する釣銭を処理するための機器であり、それぞれライン18(3,1及び3,2)を介して通信変換装置20へ接続されている。さらに、第1〜第2の油面計16は、給油所の地下タンクに貯留されている燃料油の残量を管理するための機器であり、それぞれライン18(4,1及び4,2)を介して通信変換装置20へ接続されている。
通信変換装置20は、図1に示すように、標準情報通信網入出力制御部21と、標準情報通信網機器管理部22と、給油所情報通信網機器管理部23と、計量機給油制御部24と、給油所機器制御部25と、標準情報通信網機器管理テーブル26と、標準情報通信網/給油所情報通信網対応テーブル27と、給油所情報通信網機器管理テーブル28と、データ記憶部29と、給油所情報通信網入出力制御部30等とから構成されている。
標準情報通信網入出力制御部21は、第1〜第2のPOS端末11及びパーソナルコンピュータ12である標準情報通信網機器とライン17を介してデータの入出力を制御する部分である。また、給油所情報通信網入出力制御部30は、第1〜第4の計量機13、第1〜第2の外設機14、第1〜第2の釣銭機15及び第1〜第2の油面計16である給油所情報網機器とライン17を介してデータの入出力を制御する部分である。
標準情報通信網機器管理テーブル26は、図3に示すように、コネクションが確立されたときにそれぞれの標準情報網機器を識別するために割り振られているIPアドレスを記憶しているテーブルである。例えば、第1コネクションの第1のPOS端末11は、IPアドレスが、1.2.3.1、第2コネクションの第2のPOS端末11は、IPアドレスが1.2.3.2、第3コネクションのパーソナルコンピュータ12は、IPアドレスが1.2.3.3等である。
給油所情報通信網機器管理テーブル28は、図5に示すように、給油所情報通信網機器が接続されているライン18のそれぞれの機器を識別するために割り振られている端末アドレスを記憶しているテーブルである。例えば、ラインNo.1に接続されている第1の計量機13は、アドレスが1.1、第2の計量機13は、アドレスが1.2、第3の計量機13は、アドレスが1.3、第4の計量機13は、アドレスが1.4、ラインNo.2に接続されている第1の外設機14は、アドレスが2.1、第2の外設機14は、アドレスが2.2、ラインNo.3に接続されている第1の釣銭機15は、アドレスが3.1、第2の釣銭機15は、アドレスが3.2、ラインNo.4に接続されている第1の油面計16は、アドレスが4.1、第2の油面計16は、アドレスが4.2である。
標準情報通信網/給油所情報通信網対応テーブル27は、図4に示すように、標準情報網機器側のIPアドレスと、給油所情報通信網機器側の端末アドレスとの間の対応関係を記憶するテーブルであり、例えば、標準情報通信網機器が電文を送信したとき、通信する給油所情報通信網機器のアドレスをこのテーブルに記録し、これに対して給油所情報通信網機器から受信した電文をテーブルに記録したアドレスを参照して標準情報通信網機器へ送信する。このテーブルにおいて、例えば、第1のPOS端末11のIPアドレス1.2.3.1に対応する給油所情報通信網機器の端末アドレスは、第1〜第4の計量機13の端末アドレスである1.1,1.2,1.3,1.4、第1〜第2の外設機14の端末アドレスである2.1,2.2、第1〜第2の釣銭機15の端末アドレスである3.1,3.2、及び第1〜第2の油面計16の端末アドレスである4.1,4.2である。同様に,第2のPOS端末11のIPアドレス1.2.3.2に対応する端末アドレスは、第1〜第4の計量機13の端末アドレスである1.1,1.2,1.3,1.4、第1〜第2の外設機14の端末アドレスである2.1,2.2、第1〜第2の釣銭機15の端末アドレスである3.1,3.2、及び第1〜第2の油面計16の端末アドレスである4.1,4.2である。また、パーソナルコンピュータ12の端末アドレスである1.2.3.3に対応する端末アドレスは、第1〜第4の計量機13の端末アドレスである1.1,1.2,1.3,1.4である。データ記憶部29は、計量機13、外設機14及び釣銭機14の給油データや売上データを記憶するとともに、給油所機器を管理するために予め設定されるデータを記憶する部分である。
計量機給油制御部24は、第1〜第4の計量機13と第1〜第2のPOS端末11及びパーソナルコンピュータ12との間でのデータあるいは信号の送受信を制御し、第1〜第4の計量機13、第1〜第2のPOS端末11及びパーソナルコンピュータ12の状態判断を行い、第1〜第2のPOS端末11からの信号の優先度を判断するとともに、第1及び第2のPOS端末11間で行う通信を制御する部分である。給油所機器制御部25は、計量機13以外の給油所機器である外設機14、釣銭機15及び油面計16と第1〜第2のPOS端末11との間でのデータあるいは信号の送受信を制御し、第1〜第4の計量機13、第1〜第2のPOS端末11及びパーソナルコンピュータ12の状態判断を行い、第1〜第2のPOS端末11からの信号の優先度を判断するとともに、第1及び第2のPOS端末11間で行う通信を制御する部分である。
標準情報通信網機器管理部22は、標準情報通信網機器である第1〜第2のPOS端末11及びパーソナルコンピュータ12を管理する部分であり、標準情報通信網機器管理テーブル26に記憶されているIPアドレスを参照するとともに必要によりデータ記憶部29に記憶されているデータを参照し、標準情報通信網入出力制御部21、計量機給油制御部24あるいは給油所機器制御部25を介して、または、直接に給油所情報通信網機器管理部23との間でデータ送受信を行う部分である。給油所情報通信網機器管理部23は、給油所情報網機器である第1〜第4の計量機13、第1〜第2の外設機14、第1〜第2の釣銭機15、及び第1〜第2の油面計16を管理する部分であり、給油所情報通信網機器管理テーブル28に記憶されているアドレス、標準情報通信網/給油所情報通信網対応テーブル27に記憶されているアドレスを参照して、給油所情報通信網入出力制御部30、計量機給油制御部24あるいは給油所機器制御部25を介して、または、直接に標準情報通信網機器管理部22との間でデータ送受信を行う部分である。
次に、上記構成の給油所システム10の動作を具体的に説明する。図6及び図7は本実施形態の給油所システムの動作を説明する図であり、図6は計量機からPOS端末への電文送信を説明するフローチャート、図7はPOS端末から計量機への電文送信を説明するフローチャートである。
標準情報通信網機器であるPOS端末11側から給油所情報網機器である計量機13側へ電文を送信する場合には、図6に示すように、まず、POS端末11が所定の電文を送信すると(ST1)、その電文が通信変換装置20の標準情報通信網入出力制御部21を介して、標準情報通信網機器管理部22で受信される(ST2)。続いて、標準情報通信網機器管理部22で受信された電文は、給油所情報通信網機器管理部23へ送信される(ST3)。電文を受信した給油所情報通信網機器管理部23は、その電文の送信先を給油所情報通信網機器管理テーブル28に記憶されている給油所情報網機器側の端末アドレスを参照してどのライン18に接続されているかを判断し、対応テーブル27へアドレスを記録し、その電文を給油所情報通信網入出力制御部30を介して送信先の端末アドレスへ送信する(ST4)。続いて、電文は送信先の端末アドレスのライン18に接続された計量機13で受信される(ST5)。
次に、給油所情報網機器である計量機13側から標準情報通信網機器であるPOS端末11側へ電文を送信する場合には、図7に示すように、まず、計量機13が所定の電文を送信すると(ST11)、その電文が通信変換装置20の給油所情報通信網入出力制御部30を介して、給油所情報通信網機器管理部23で受信される(ST12)。続いて、電文を受信した給油所情報通信網機器管理部23は、どのライン18の計量機13からの電文であるかを判断し、対応テーブル27を参照して標準情報通信網機器を見つけ、その標準情報通信網機器宛に送信するよう標準情報通信網機器管理部22へ電文を送信する(ST13)。次に、電文を受信した標準情報通信網機器管理部22は、標準情報通信網機器管理テーブル26を参照し、標準情報通信網機器のPOS端末11のコネクションを見つけ、その電文を標準情報通信網入出力制御部21を介して送信する(ST14)。続いて、電文は送信先のコネクションに接続されたPOS端末11で受信される(ST15)。
上記の通り、POS端末11と計量機13との間の電文の送受信が行われるが、POS端末11と他の給油所機器である外設機14、釣銭機15及び油面計16についても同様にして送受信が行われる。また、計量機13からの給油データ等に関する電文の場合には、給油所情報通信網機器管理部23において、給油データに関する電文であると判断し、その電文が計量機給油制御部24へ送信され、この計量機給油制御部24において必要な制御信号が生成され、再び給油所情報通信網機器管理部23から計量機13等へ制御のための電文が送信される。また、計量機給油制御部24において、給油終了後における給油料金の精算のために必要なデータの場合には、この計量機給油制御部24から標準情報通信網機器管理部22を介して対応するPOS端末11へそのデータが送信される。また、給油データの集計結果等は、計量機給油制御部24からデータ記憶部29へデータが送信され記憶される。さらに、データ記憶部29のデータが必要な場合には、POS端末11あるいはパーソナルコンピュータ12からの読出し要求の電文を通信変換部20へ送信することで必要なデータを受信することができる。計量機13を除く他の給油所機器である外設機14、釣銭機15及び油面計16とPOS端末11及びパーソナルコンピュータ12との間の電文の送受信も上記の説明と同様に行われ、それらの給油所機器の制御が必要な場合には、給油所機器制御部25を介して制御用の電文の送受信が行われ、同様に必要なデータがデータ記憶部29に記憶される。
上記構成の給油所システム10では、標準情報通信網機器であるイーサネット(登録商標)LANによる機器で構成されるPOS端末11やパーソナルコンピュータ12と、給油所情報網機器であるSS−LANによる機器で構成される計量機を含む給油所機器との間に接続された通信変換装置20により、それぞれの機器間のデータ通信が可能になるため、パーソナルコンピュータ技術をベースに作られた一般的なPOS端末を使用することが可能になり、従来のように、異なる通信制御処理のためにSS−LAN用の通信ボードを内蔵または外置きすることがなくなる。また、イーサネット(登録商標)LANによる機器で構成されるPOS端末11は、複数台接続することができ、1台のPOS端末11が故障しても、システムを停止することなく他のPOS端末11を使用することで復旧が容易になる。また、従来のPOS端末では、計量機や外設機等の制御用の機能を搭載する必要があったが、通信変換装置20に計量機13を制御するための計量機給油制御部24、該設機14、釣銭機15および油面計16等の他の給油所機器を制御するための給油所機器制御部25を設けたために、POS端末11の負担を軽減することができる。さらに、通信制御装置20には、複数台のPOS端末11やパーソナルコンピュータ12、複数台の計量機13を含む給油所機器を接続することができ、かつデータ記憶部29が設けられていることで、例えば、給油データや売上データ等のデータ共有を簡単に行うことができる。したがって、本実施形態の給油所システム10では、近年の給油所における多数の計量機や給油所機器が配置されたり、コンビニエンスストアが併設された大規模給油所に対応することができる。
なお、上記実施形態において、通信変換装置20に接続されるPOS端末11、パーソナルコンピュータ12、計量機13、該設機14、釣銭機15及び油面計16の台数は、一例であり、任意の台数を接続することができる。また、計量機13以外の給油所機器は、例えば、洗車機でもよく実施形態に限定されない。
本発明は、給油所におけるPOS端末と給油所機器との間のデータ送受信を行うための給油システムに適用できる。
本発明実施形態の通信変換装置の構成を説明するブロック図である。 本発明実施形態の給油所システムの全体構成を説明する図である。 本発明実施形態の給油所情報通信網機器管理テーブルを説明する図である。 本発明実施形態の給油所情報通信網機器管理テーブル/標準情報通信網機器管理テーブルを説明する図である。 本発明実施形態の標準情報通信網機器管理テーブルを説明する図である。 本発明実施形態の計量機からPOS端末への電文送信を説明するフローチャーである。 POS端末から計量機への電文送信を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 給油所システム
11 POS端末
12 パーソナルコンピュータ
13 計量機
14 外設機
15 釣銭機
16 油面計
17 ライン
18 ライン
20 通信変換装置
21 標準情報通信網入出力制御部
22 標準情報通信網機器管理部
23 給油所情報通信網機器管理部
24 計量機給油制御部
25 給油所機器制御部
26 標準情報通信網機器管理テーブル
27 標準情報通信網/給油所情報通信網対応テーブル
28 給油所情報通信網機器管理テーブル
29 データ記憶部
30 給油所情報通信網入出力制御部

Claims (1)

  1. 標準情報通信網機器で構成される販売データ管理を行うためのPOS端末と、給油所情報網機器で構成される計量機及び該計量機を除く給油設定データあるいは給油量データの入力用の外設機、給油料金に対する釣銭を処理する釣銭機または給油所の地下タンクに貯留されている燃料油の残量を管理する油面計を含む複数台の給油所機器との間にそれぞれの機器間のデータ通信を可能にする通信変換装置が接続された給油所システムにおいて、
    前記通信変換装置は、前記標準情報通信網機器のアドレス、前記給油所情報網機器の端末アドレス及びアドレスと端末アドレスの対応を記録するテーブルと、前記テーブルを参照して前記標準情報通信網機器との間のデータ送受信を管理する標準情報通信網機器管理部と、前記テーブルを参照して前記給油所情報網機器との間のデータ送受信を管理する給油所情報通信網機器管理部と、前記計量機と前記POS端末との間でデータあるいは信号の送受信を制御するとともに状態判断を行い信号の優先度を判断する計量機給油制御部と、前記計量機を除く前記外設機、釣銭機または油面計を含む給油所機器と前記POS端末との間でデータあるいは信号の送受信を制御するとともに状態判断を行い信号の優先度を判断する給油所機器制御部と、前記計量機及び給油所機器から送信されるデータを記憶するとともに前記給油所機器を管理するために予め設定されるデータを記憶するデータ記憶部とを備えたことを特徴とする給油所システム。
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