JP3870051B2 - ディスクプレーヤの操作方法およびディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤの操作方法およびディスクプレーヤ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、タッチ操作画面機能を持つディスクプレーヤの操作方法およびディスクプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、G.U.I(Graphical User Interface)機能を有するDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤやCD(Compact Disc)プレーヤ等が知られている。このG.U.I機能は、プレーヤやディスクの情報をモニタ画面に詳しく表示し、モニタ画面を見ながらリモコンで操作や設定が行なえるもので、ユーザにとって操作しやすいものとなるものである。このため、多くのディスクプレーヤで採用されている。
【0003】
また、CDやDVDを使用したカーナビゲーション機器の一部には、地図が表示される画面の一部に「△」や「▽」を表示させ、「△」をタッチすると、地図が拡大または縮小し、「▽」をタッチすると、地図が縮小または拡大するような機能を採用しているものも現れている。
【0004】
上述した従来のディスクプレーヤで採用されているG.U.I機能は、操作はしやすいが、リモコンが必要となるため、リモコンを常にディスクプレーヤの近傍に置いておく配慮が必要となる。しかしながらリモコンは、気軽に持ち運びできるため、置き忘れが生じやすく、G.U.I機能を使用したいというときに探し出せないことが多い。
【0005】
また、タッチパネル画面を有するカーナビゲーション機器の場合、タッチ操作は単に地図の拡大、縮小に使用されるのみで、他の操作はカーナビゲーション機器の本体の操作釦等を使用して行われることとなる。このため、操作は、わずかな操作釦を駆使して行うこととなり、操作しづらい問題は依然として残っている。
【0006】
そこで、上述の問題点を解決すべく、次のような、ディスクプレーヤにおけるメニューの操作システムが開発され、使用されている。以下に、最近、使用され始めた、DVDプレーヤの表示部に表示されるメニュー画面の構成と動作を、図3および図4に基づいて説明する。
【0007】
まず、本体機構となるドライブ101にDVDが挿入されると、ドライブ101からDVDのメニュー画面のデータがデコーダ102に送信される。その時、CPU(Central Processing Unit)からなる制御部103では、ドライブ101とデコーダ102を制御してデコーダ102で画像データを再生し、エンコーダ113でその画像データを基に図4のようなDVDメニュー画面となるメニュー画面映像110を出力させる。
【0008】
また、制御部103では、エンコーダ113で出力したメニュー画面映像110の操作に対応した方向キーやENTERキーからなる操作キー画面となるキー画面映像111を画像形成機能を有するグラフィック104で作成し出力する。なお、グラフィック104は、キー画面映像111における各操作キーの座標情報を記憶している。
【0009】
メニュー画面映像110とキー画面映像111は、合成部105で合成されて合成映像として出力され、表示部116にDVDメニューの操作画面112として表示される。
【0010】
以上のようにして形成されたDVDメニューの操作画面112は、タッチパネル117としても機能する。すなわち、合成画像112中の方向キーやENTERキーが表示された部分を押す(タッチする)ことで、押された(タッチされた)位置をタッチ検出部108で検出し、そのデータをタッチ座標部109に送る。
【0011】
タッチ座標部109では、タッチ検出部108で押された位置の検出データを座標情報に変換し、グラフィック104に送る。
【0012】
グラフィック104では、タッチ座標部109からの座標情報とキー画面映像111の各操作部の座標情報を制御部103に送る。
【0013】
制御部103では、タッチ座標部109からの座標情報とキー画面映像111中の方向キーやENTERキーの座標情報を比較して、どの操作キーが押されたかを判断する。そして、制御部103は、ドライブ101とデコーダ102を制御して、デコーダ102から押された操作キーに対応した新たな画像データを出力し、エンコーダ113でその画像データを基にメニュー画面映像110に相当する新たな映像を出力する。その時、制御部103は、グラフィック104にもエンコーダ113で出力された映像に対応すると共にキー画面映像111に相当する新たな映像を出力させる。この後、タッチパネル117中の操作キー等へのタッチのたびに上記を繰り返す。
【0014】
このように、最近、使用され始めた技術によれば、表示部116がタッチパネル117として機能し、各種の操作をリモコンや本体部の操作釦を使用することなく行えるものとなる。このため、G.U.I的機能をリモコンを使用することなく行え、ユーザにとっては非常に使いやすく便利なものとなっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図3および図4に示すタッチ操作画面機能を持つDVDプレーヤにおいては、DVDメニューの操作を行う際には、方向キーやENTERキー等の操作キーをDVDプレーヤによって別途作り出す必要がある。しかも、上述のような構成のDVDメニューの操作画面112では、表示されたメニュー画面映像110に相当する部分に直接タッチしてこれを操作することは出来ないにも係わらず、ユーザは、このDVDプレーヤにより作り出された方向キーやENTERキーをタッチ操作によって扱うこととなるため、メニュー画面映像110に相当する部分にも直接タッチして操作しようとする過ちが発生しやすいものとなっている。
【0016】
また、上述のような操作方法は、DVDプレーヤの操作に馴染みのない者や不馴れな者にとって戸惑い易い操作方法であるとともに、操作方法の過ちに気付くまでタッチ操作を何度も半ば強引にし続けることで、指を傷つけたり、表示部116を損傷してしまう恐れをも有している。
【0017】
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであり、メニュー画面を直接タッチして操作可能とされるディスクプレーヤの操作方法およびディスクプレーヤを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、以下のような種々の手段を講じることにより、このような課題に対処することとした。
【0019】
すなわち、本発明のディスクプレーヤの操作方法は、ディスクに記録されている複数のメニュー画面から表示部に表示される所定のメニュー画面の各メニューの表示位置に応じた位置情報を、上記所定のメニュー画面を上記表示部に表示する前に、予めそれぞれ検出するステップと、上記表示部に表示された所定のメニュー画面中であって上記表示部に配設されたタッチパネルに直接タッチされたメニューに応じた位置情報を検出するステップと、その後、両位置情報のデータを比較するステップと、を有し、この比較により所定のメニュー画面から何れのメニューが選択されたかを判断して対応したメニューを実行させるようにしている。
【0020】
また、他の発明は、上述の発明のディスクプレーヤの操作方法に加え、ディスクを再生することにより出力される全てのメニュー画面のデータを識別可能とし、このメニュー画面のデータの識別は、各メニュー画面のデータにフレーム単位またはフィールド単位で、データの先頭とデータの種類を判別する識別コードをそれぞれ付加することにより行うようにしている。
【0021】
また、他の発明は、上述の各発明に加え、各メニューの表示位置に応じた位置情報は、何らかのメニューが選択されている選択メニュー画面のデータから何もメニューが選択されていない基準メニュー画面のデータを引き算することにより導かれる演算データに基づき検出されてなるようにしている。
【0022】
さらに、他の発明は、上述の各発明に加え、演算データは、このデータに、フレーム単位またはフィールド単位でデータの先頭とデータの種類を判別する種別コードを付加することにより夫々識別可能とするようにしている。
【0023】
また、他の発明は、上述の各発明に加え、選択メニュー画面のデータは、何もメニューが選択されていないメニュー画面においてメニューを選択することにより選択されたメニュー箇所をハイライトさせてなる画面から得られるデータとしている。
【0024】
また、本発明のディスクプレーヤは、ディスクを再生することにより出力される全てのメニュー画面のデータをデコードするデコーダと、デコードされたメニュー画面のデータを記憶するメモリー部と、このメモリー部から出力されたメニュー画面のデータを利用して何らかのメニューが選択されている選択メニュー画面のデータと何もメニューが選択されていない基準メニュー画面のデータとを得、前者から後者を引き算する演算部と、この演算部で演算された各演算データに対応するメニューのメニュー画面中の位置情報をそれぞれ検出してなる位置検出部と、全てのメニューの位置情報が検出された後に基準メニュー画面のデータをエンコードして表示部に表示するエンコーダと、デコードされたデータの出力先をメモリー部側とエンコーダ側とに振り分けてなる切替部と、エンコーダからのデータを表示するタッチパネルが配設された表示部と、この表示部のタッチパネルをタッチすることにより選択されたメニューの位置情報を検出してなるタッチ検出部と、位置検出部で検出された位置情報のデータとタッチ検出部で検出された位置情報のデータとをそれぞれ座標情報に変換してなるタッチ座標部と、このタッチ座標部で生成された両座標情報を比較することによりメニュー画面から何れのメニューが選択されたかを判断して対応したメニューを実行させてなる制御部と、を有する。
【0025】
また、他の発明のディスクプレーヤは、上述の発明のディスクプレーヤに加え、デコーダによってデコードされたメニュー画面のデータの識別を行う識別コードを付加する識別コード付加部を、デコーダと切替部の間に設け、識別コードが付加されたデータを検出するとともに判別したデータを制御部とメモリー部とに送る識別コード検出部を切替部とメモリー部との間に設けている。
【0026】
また、他の発明は、上述の発明に加え、切替部は、デコードされたデータに付加された識別コードに基づき、データの出力先を振り分けるようにしている。
【0027】
さらに、他の発明のディスクプレーヤは、上述の各発明のディスクプレーヤに加え、演算部と位置検出部との間に、演算データの種類がわかる種別コードを付加する種別コード付加部を設けている。
【0028】
また、他の発明は、上述の各発明のディスクプレーヤに加え、メニュー画面は、あるメニューが選択されると、その選択されたメニュー箇所がハイライトする機能を有している。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1および図2に基づき説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るDVDプレーヤの構成および動作を説明するブロック図であり、図2は、図1のDVDプレーヤにおけるメニュー画面中の各メニューの位置の検索方法とタッチ操作化を説明する図である。なお、この実施の形態では、ディスクプレーヤとしてDVDプレーヤを採用しているが、CDプレーヤ、MDプレーヤ等他のディスクプレーヤとしても良い。
【0030】
この実施の形態のDVDプレーヤは、図1に示すように、挿入されたDVDを読み込んで再生し、記憶されているメニュー画面データや画像データを後述する制御部(CPU)3の制御によりデコーダ2へ出力するドライブ1と、ドライブ1に挿入されたDVDを制御部3の制御により再生し、出力される全てのメニュー画面のデータをデコード(復号)するデコーダ2と、ドライブ1やデコーダ2等のディスクプレーヤ内の各部を制御するCPUからなる制御部3と、後述するエンコーダ13からのデータを表示するタッチパネル7が配設された表示部6と、表示部6のタッチパネル7をタッチすることにより選択されたメニューの位置情報を検出してなるタッチ検出部8と、後述する位置検出部17で検出された位置情報のデータとタッチ検出部8で検出された位置情報のデータとをそれぞれ座標情報に変換し、種別コードとともに制御部3へ送ってなるタッチ座標部9を主として有する。
【0031】
制御部3は、各部の制御に加え、タッチ座標部9からの後述する種別コードを基にドライブ1から出力されたメニュー画面を管理してメニュー画面の選択部の位置情報検出を行うとともに、タッチ座標部9で生成された両座標情報を比較することによりDVDのメニュー画面から何れのメニューが選択されたかを判断し、対応したメニューを実行させる制御を行なう。
【0032】
このDVDプレーヤは、さらにデコードされたメニュー画面のデータにフレーム単位またはフィールド単位で識別を行う識別コードを付加する識別コード付加部21と、識別コードが付加されたデータと識別コード付加部21をスルーすることにより識別コードが付加されないスルーデータ18とを振り分けて出力する切替部14と、識別コードが付加されたデータの識別コードを検出し、フレーム単位またはフィールド単位のデータの先頭と種類を判定して、判別したデータを制御部3とメモリー部15とに送ってなる識別コード検出部22と、判別したデータを制御部3の制御によって書き込んで記憶するRAM(Random Access Memory)等の半導体記憶素子からなるメモリー部15と、全てのメニュー画面のデータのメモリー部15への書き込みを終えた後、メモリー部15から出力されるメモリー出力データ19となるメニュー画面のデータを利用して所定の演算をして演算データ20を出力する演算部16と、各メニュー部分の演算データ20にフレーム単位またはフィールド単位のデータの先頭とデータの種類が分かる種別コードを付加する種別コード付加部23と、各メニュー部分の演算データ20からメニュー画面中の各メニューが表示される部分の位置情報をそれぞれ検出し、これを付加された種別コードとともにタッチ座標部9へ送ってなる位置検出部17と、全てのメニューに関するメニュー画面中の位置情報が検出された後に、ドライブ1、デコーダ2によって出力される標準のメニュー画面データが識別コード付加部21をスルーすることにより識別コードが付加されないスルーデータ18とされ、そのスルーデータ18をエンコード(符号化)してDVDプレーヤに表示するエンコーダ13とを有している。
【0033】
次に、以上のように構成されるDVDプレーヤの動作について説明する。まずこの実施の形態のDVDプレーヤでは、メニュー画面で、ある箇所が選択されるとその選択された箇所がより明るくなるハイライトする機能を持っているものとする。すなわち、このDVDプレーヤは、図2の19−▲1▼に示すようなハイライトが付加されていない基準となるメニュー画面(以降、基準メニュー画面という。)と、図2の19−▲2▼〜▲5▼に示すようなハイライト(図2ではハイライト部分を薄墨化して示す)が付加されたメニュー画面(以降、選択メニュー画面という。)を持っているものとする。
【0034】
ドライブ1にDVDを挿入すると、制御部3では、ドライブ1からDVDの全てのメニュー画面のデータをフレーム単位またはフィールド単位で検索して出力させる制御と、ドライブ1からのデータをデコーダ2でフレーム単位またはフィールド単位でデコードして出力させる制御を行う。デコーダ2からのデータは、識別コード付加部21でフレーム単位またはフィールド単位に識別コードが付加される。なお、全てのメニュー画面のデータの中には、上述のように、基準メニュー画面のデータと、選択メニュー画面のデータの二種類のデータが含まれる。
【0035】
この識別コードは、フレーム単位またはフィールド単位のデータの先頭とデータの種類を判別するために使われる。識別コードが付加されたデータは、切替部14で識別コード検出部22へ出力される。また、切替部14では、位置情報検索中の間、表示部6に固定映像を表示させるための固定データをエンコーダ13へ出力させる。識別コード検出部22では、識別コードを検出し、フレーム単位またはフィールド単位のデータの先頭と種類を判定し、制御部3とメモリー部15にフレーム単位またはフィールド単位のデータの先頭と種類の判定データを送る。
【0036】
フレーム単位またはフィールド単位のデータの先頭と種類の判定データを受けた制御部3は、順次、メモリー部15にメニュー画面のデータを書き込んでいく。DVDの全てのメニュー画面のデータをメモリー部15に書き込み終えると、制御部3では、メモリー部15からメモリー出力データ19となる基準メニュー画面19−▲1▼のデータと選択メニュー画面19−▲2▼のデータを出力させ、演算部16で選択メニュー画面19−▲2▼のデータから基準メニュー画面19−▲1▼のデータを引き算させる。そうするとハイライト表示だけが残ったハイライト画面20−▲6▼のデータ(演算データ20)だけが残る。この演算データ20に種別コード付加部23でフレーム単位またはフィールド単位のデータの先頭とデータの種類がわかる種別コードを付加して位置検出部17に送る。
【0037】
残りの選択メニュー画面19−▲3▼〜▲5▼のデータについても、上記と同様に、それぞれから基準メニュー画面19−▲1▼のデータを引き算させ、演算データ20を得、この演算データ20、すなわち、ハイライト画面20−▲7▼〜▲9▼のデータに種別コード付加部23でフレーム単位またはフィールド単位のデータの先頭とデータの種類がわかる種別コードを付加して位置検出部17に送る。
【0038】
位置検出部17では、ハイライト画面20−▲6▼〜▲9▼のデータから、それぞれのハイライトの位置、すなわち、各メニューの表示位置を検出し、種別コードと共にタッチ座標部9に送る。タッチ座標部9では、位置検出部17で位置検出されたデータを座標情報に変換し種別コードと共に制御部3に送る。制御部3では、タッチ座標部9からの種別コードを基にドライブ1から出力されたメニュー画面を管理し、全てのメニュー画面が戻ってきたことを確認してメニュー画面の選択部となる各メニューの表示位置の位置情報検出を終了する。
【0039】
その後、DVDプレーヤの制御部3は、ドライブ1から標準となる基準メニュー画面を出力させ、デコーダ2にドライブ1からのデータをデコードさせる。制御部3は、そのデータを識別コード付加部21をスルーするように制御し、切替部14ではエンコーダ13側にスルーデータ18として出力させる。エンコーダ13では、切替部14からのスルーデータ18をエンコードし、そのデータを基にメニュー画面の映像を出力する。
【0040】
そして、表示部6では、図2の19−▲1▼に示すようなメニュー画面の映像を表示させる。この実施の形態では、それぞれ「プレイ」、「チャプタ」、「特典」、「おまけ」と表示される選択部が存在している。メニュー画面の選択部を利用して操作するためにタッチパネル7の選択部に対応する部分を押すと、タッチ検出部8で押された位置を検出し、そのデータをタッチ座標部9に送る。タッチ座標部9では、タッチ検出部8で検出された位置検出のデータを座標情報に変換し制御部3に送る。
【0041】
制御部3は、タッチ検出部8からの座標情報とメニュー画面から検出した座標情報とを比較してメニュー画面のどの選択部が押されたかを判断し、ドライブ1とデコーダ2を制御して、デコーダ2からメニュー画面の押された選択部に対応した画像データを出力させる。制御部3は、さらに、そのデータを識別コード付加部21をスルーさせ、切替部14ではエンコーダ13側に出力させる。エンコーダ13では、切替部14からの画像データをエンコードし、エンコードされた画像データを基に映像を表示部6に出力する。この映像は、図2の19−▲1▼に示すような基準メニュー画面で、その表示内容が異なるものである。
【0042】
以降は、上述の選択部のタッチ動作から、他の基準メニュー画面の出力までの動作を繰り返す。選択部への1回のタッチ動作でDVDプレーヤの所定の動作が実行される場合もあるが、数回のタッチ動作によって所定の動作が始まる場合も存在する。
【0043】
これにより、ドライブ1から出力されるメニュー画面のデータの他に、DVDプレーヤで操作メニューを作り出す必要がないとともに、メニュー画面のデータと作り出された操作メニューとを合成する必要もない。
【0044】
ここで、各メニューが表示される場所の位置情報の検出手段としては、どのような様式のメニュー画面のデータが表示されても、各メニューに応じた個々のデータが確実に検出されれば特に限定されない。したがって、上述のように、何らかのメニューが選択されている選択メニュー画面のデータから何もメニューが選択されていない基準メニュー画面のデータを引き算することにより演算部16で導かれる演算データに基づき、位置検出部17で各メニューに応じた位置情報の検出がされるようにするのが好ましいが他の方法を採用しても良い。
【0045】
上述の実施の形態で示す方法を採用した場合、DVDを再生することにより出力される全てのメニュー画面データを識別可能とされており、何もメニューが選択されていない基準メニュー画面のデータと、何らかのメニューが選択されている選択メニュー画面のデータとは、その識別方式によって同一基準で識別可能とされることとなり、どのような方式のメニュー画面のデータでも演算が可能となって、各メニューの位置データが確実に検出されることとなる。
【0046】
また、上述の実施の形態では、メニュー画面のデータや演算データにフレーム単位またはフィールド単位でデータの先頭とデータの種類を判別する識別コードをそれぞれ付加しているので、メニュー画面のデータや演算データは、フレーム単位またはフィールド単位で検索、出力され、データ選択のための単なるデータの識別だけでなく、演算を誤りなく行うためや位置検出のためのデータの識別が確実に行われることとなる。
【0047】
また、上述の実施の形態では、デコードされたメニュー画面のデータの識別を行う識別コードを付加する識別コード付加部21をデコーダ2と切替部14との間に設け、識別コードが付加されたデータを検出するとともに判別したデータを制御部3とメモリー部15とに送る識別コード検出部22を切替部14とメモリー部15との間に設けているので、識別コードが付加されたものは切替部14によって識別コード検出部22に送られ検出され、識別コードが付加されないものは切替部14によってエンコーダ13へ送られるようにすることができる。このような動作を簡単な構成で達成することができる。
【0048】
また、切替部14の前方において識別コードを付加することにより、識別コードが付加されたデータは、該識別コードに基づき、切替部14において出力先をメモリー部15側またはエンコーダ13側へと振り分けを行うことができる。この振り分ける構成を採用することで、DVDプレーヤの構成を単純化することができる。
【0049】
また、上述の実施の形態においては、DVDプレーヤのメニュー画面において選択部のある箇所が選択されると、その選択されたメニュー箇所がハイライトする機能を有しているため、どの選択部をタッチ(押す)したかをユーザは容易に把握できる。
【0050】
上述の実施の形態では、各メニュー画面からタッチ操作に必要な位置情報を検出する際、その検出中にあっては、表示部6に標準のメニュー画面であってタッチ操作ができない固定映像を表示させるようにしているので、ユーザはこれから操作しようとするメニューの選択等をその画面によって検討することができる。なお、検出中に表示される固定映像中に「タッチ操作はしばらくお待ちください。」等のタッチ操作禁止表示を行うのが好ましい。
【0051】
さらに、上述の実施の形態では、全てのメニュー画面のデータにフレーム単位またはフィールド単位で識別コードを付加することでメニュー画面のデータの始まりと終わりを管理するようにしているので、選択メニュー画面のデータと基準メニュー画面のデータとの差を正確に把握することが可能となる。
【0052】
上述の実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の例であるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更実施可能である。たとえば、タッチされたメニュー部分をハイライトさせるのではなく、文字と背景の色を反転させたり、点滅させたり等他の方法を採用しても良い。
【0053】
また、上述の実施の形態では、ハイライトした部分の位置情報に基づき、タッチ座標部9で座標情報に変換しているが、位置情報自体に座標情報を含ませることでタッチ座標部9を設けないようにしても良い。
【0054】
また、上述の実施の形態では、制御部3の他に、デコーダ2、識別コード付加部21、切替部14、エンコーダ13、識別コード検出部22、演算部16、種別コード付加部23、位置検出部17、タッチ座標部9を設けているが、これら各部の機能を制御部3が行うようにしても良い。また、制御部3がそれらの各部の機能を行うようにした場合、所定のプログラムを作製し、そのプログラムによって上述の各部の動作を行わせるようにしても良い。
【0055】
また、上述の実施の形態では、DVDを入れると最初にまず全てのメニュー画面のデータを識別コードを付加してメモリー部15に保存させるようにしているが、まず最初に表示される標準の基準メニュー画面のデータと、その基準メニュー画面中の選択部がハイライトされた選択メニュー画面のデータをメモリー部15に保存するようにし、その後、選択が行われる度に他の基準メニュー画面のデータとそれに関する選択メニュー画面のデータを順次保存していくようにしても良い。
【0056】
【発明の効果】
以上のように、本発明のディスクプレーヤの操作方法およびディスクプレーヤによれば、タッチ操作画面機能を持つディスクプレーヤにおいて、ディスクに記録されている複数のメニュー画面のデータを利用することで、表示されたメニュー画面に直接タッチしてこれを操作することが出来るようになるので、タッチ操作用の画面とメニュー画面とを間違える過ちを無くすことが出来る。
【0057】
また、ディスクプレーヤの操作に馴染みのない者や不馴れな者にとっての戸惑いも解消され、操作方法の過ちに気付くまでタッチ操作を何度も半ば強引にし続けることによる指や表示部の損傷の恐れをも無くすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るDVDプレーヤの構成および動作を説明するブロック図である。
【図2】図1に示すDVDプレーヤにおける、メニュー画面中での各メニューの位置の検索方法とタッチ操作化を説明する図である。
【図3】従来のDVDプレーヤの構成および動作を説明するブロック図である。
【図4】従来のDVDプレーヤのメニュー画面の構成を説明する図である。
【符号の説明】
1 ドライブ
2 デコーダ
3 制御部(CPU)
6 表示部
7 タッチパネル
8 タッチ検出部
9 タッチ座標部
13 エンコーダ
14 切替部
15 メモリー部
16 演算部
17 位置検出部
18 スルーデータ
19 メモリー出力データ
20 演算データ
21 識別コード付加部
22 識別コード検出部
23 種別コード付加部

Claims (10)

  1. ディスクに記録されている複数のメニュー画面から表示部に表示される所定のメニュー画面の各メニューの表示位置に応じた位置情報を、上記所定のメニュー画面を上記表示部に表示する前に、予めそれぞれ検出するステップと、上記表示部に表示された上記所定のメニュー画面中であって上記表示部に配設されたタッチパネルに直接タッチされた上記メニューに応じた位置情報を検出するステップと、その後、両位置情報のデータを比較するステップと、を有し、この比較により上記所定のメニュー画面から何れのメニューが選択されたかを判断して対応したメニューを実行させてなることを特徴とするディスクプレーヤの操作方法。
  2. 前記ディスクを再生することにより出力される全ての前記メニュー画面のデータを識別可能とし、このメニュー画面のデータの識別は、各メニュー画面のデータにフレーム単位またはフィールド単位で、データの先頭とデータの種類を判別する識別コードをそれぞれ付加することにより行うことを特徴とする請求項1記載のディスクプレーヤの操作方法。
  3. 前記各メニューの表示位置に応じた位置情報は、何らかのメニューが選択されている選択メニュー画面のデータから何もメニューが選択されていない基準メニュー画面のデータを引き算することにより導かれる演算データに基づき検出されてなることを特徴とする請求項1または2記載のディスクプレーヤの操作方法。
  4. 前記演算データは、このデータに、フレーム単位またはフィールド単位でデータの先頭とデータの種類を判別する種別コードを付加することによりそれぞれ識別可能としてなることを特徴とする請求項3記載のディスクプレーヤの操作方法。
  5. 前記選択メニュー画面のデータは、何もメニューが選択されていない前記メニュー画面においてメニューを選択することにより選択されたメニュー箇所をハイライトさせてなる画面から得られるデータとしたことを特徴とする請求項3または4記載のディスクプレーヤの操作方法。
  6. ディスクを再生することにより出力される全てのメニュー画面のデータをデコードするデコーダと、デコードされた上記メニュー画面のデータを記憶するメモリー部と、このメモリー部から出力された上記メニュー画面のデータを利用して何らかのメニューが選択されている選択メニュー画面のデータと何もメニューが選択されていない基準メニュー画面のデータとを得、前者から後者を引き算する演算部と、この演算部で演算された各演算データに対応するメニューのメニュー画面中の位置情報をそれぞれ検出してなる位置検出部と、全てのメニューの位置情報が検出された後に上記基準メニュー画面のデータをエンコードして表示部に表示するエンコーダと、デコードされたデータの出力先をメモリー部側とエンコーダ側とに振り分けてなる切替部と、上記エンコーダからのデータを表示するタッチパネルが配設された上記表示部と、この表示部のタッチパネルをタッチすることにより選択されたメニューの位置情報を検出してなるタッチ検出部と、上記位置検出部で検出された位置情報のデータとタッチ検出部で検出された位置情報のデータとを夫々座標情報に変換してなるタッチ座標部と、このタッチ座標部で生成された両座標情報を比較することにより上記メニュー画面から何れのメニューが選択されたかを判断して対応したメニューを実行させてなる制御部とを有することを特徴とするディスクプレーヤ。
  7. 前記デコーダによってデコードされた前記メニュー画面のデータの識別を行う識別コードを付加する識別コード付加部を、前記デコーダと前記切替部の間に設け、上記識別コードが付加されたデータを検出するとともに判別したデータを前記制御部と前記メモリー部とに送る識別コード検出部を前記切替部と前記メモリー部との間に設けてなることを特徴とする請求項6記載のディスクプレーヤ。
  8. 前記切替部は、デコードされたデータに付加された前記識別コードに基づき、データの出力先を振り分けるものであることを特徴とする請求項7記載のディスクプレーヤ。
  9. 前記演算部と前記位置検出部との間に、前記演算データの種類がわかる種別コードを付加する種別コード付加部を設けてなることを特徴とする請求項6、7または8の何れか1項記載のディスクプレーヤ。
  10. 前記メニュー画面は、あるメニューが選択されると、その選択されたメニュー箇所がハイライトする機能を有してなることを特徴とする請求項6、7、8または9の何れか1項記載のディスクプレーヤ。
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