JP3866807B2 - 家畜飼育設備および飼育方法 - Google Patents

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    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Fodder In General (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、豚、牛、馬、羊、鹿等の家畜を極めて合理的に且つ少ない人手でもって飼育することができる家畜飼育設備および飼育方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
本出願人は、既に醗酵豚舎における養豚システムに関して、特許第1503506号,同第1503507号を譲り受けている。
【0003】
この養豚システムは、それ以前の養豚システムに比べて、豚のし尿処理設備を必要とせず、また悪臭等の発生とハエ、蛆虫等の発生が殆どない点で優れたものである。
【0004】
つまり、この豚舎の床は、所定負深さ掘削してそこに生糞の層を形成し、この生糞の上におが屑、木の皮、籾殻等の床材を敷設するとともに、その中に、醗酵分解作用を促進する細菌を混入させて、生糞を醗酵分解させることによって、生糞の処理と、悪臭の発生とハエ、蛆虫等の発生を防止することができる点で画期的なものであった。
【0005】
また、豚舎の床材を定期的に上下に切り返す自走式の切り返し装置を提供することによって、少ない人手によって養豚できる点でも優れたものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記豚舎の場合、自走式の切り返し装置で機械的に床材を切り返して省力化できる点では、すぐれているが、餌の供給と床材の定期的交換等は人手によっておこなう必要があり、省力化および飼育の合理化の点で改良する点が多々有るのが現実である。また、床材そのものは醗酵分解されるが、床材下方の土間は管理が完璧でないときには蛆虫が発生し、また悪臭が発生する原因にもなり、また床材の湿度の調整加減が畜舎の土質に左右されることにもなっていた。
【0007】
本発明者は、上記特許の発明者が実用化技術の開発の途中で技術的に挫折した後に、上記特許を譲り受けるとともに、その後本発明者が独自に改良を加えて経済性と実施容易性を含む実用化の技術を確立するに到ったものである。
【0008】
即ち、本発明者は、上記養豚システムにさらに改良を加えることによって、より省力化でき、且つ土壌汚染のない、しかも床材そのものを飼料としてそのまま使用できるような家畜の飼育設備および飼育方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本請求項1記載の家畜飼育設備は、床部に、おが屑、藁、籾殻、枝木、木皮、木材チップ、バーク、ダクト等あるいはこれらの中から選択された混合物からなる炭素質基材に、***物の醗酵分解作用を有する活性混合微生物を含ませたものを床材として敷設し、所定の面積に仕切り部材によって区画された飼育空間を、複数連設して飼育ラインを形成するとともに、該飼育空間の側方に各飼育空間に続けて追い込み空間を形成し、上記飼育ラインの上方に移動自在に、床底と表面の床材を攪拌する切り返し機械を配置した家畜飼育設備において、
上記各飼育空間を平面視において矩形に形成するとともに、上記仕切り部材を、各飼育空間とその飼育空間に続けて形成された追い込み空間との境界の一端にヒンジ部材によって、その飼育空間と追い込み空間を仕切る状態から、隣接する飼育空間とを仕切る状態まで、垂直軸を中心に揺動自在に設け、且つ、上記ヒンジ部材は、さらに、上記仕切り部材を水平軸を中心に揺動自在に動かすことができるよう構成されていることを特徴とする。
【0010】
しかして、本請求項1記載の発明にかかる家畜飼育設備によれば、床材を切り返す(攪拌する)際に、上記仕切り部材をヒンジ部材の垂直軸を中心に揺動させば、飼育空間内に放たれた家畜は、仕切り部材によって追われる状態で、飼育空間から追い込み空間に自然に追い込まれる。従って、作業者は、単に仕切り部材を垂直軸を中心に揺動させるだけで、短時間で且つ1匹(1頭)も逃すことなく簡単に追い込み空間内に追い込むことが可能となる。しかも、隣接する飼育空間を、切り返し機械による切り返し作業をおこなうべく、飼育ラインに沿って開放された一つの空間にすることができる。そして、上記ヒンジ部材が、本発明の如く、さらに仕切り部材を水平軸を中心に揺動自在に構成されていると、切り返し後の飼育空間内の床面に凹凸がある場合(あるいは意識的に山状に床材を盛り上げた場合)にも、この凹凸(あるいは山状の盛り上がり)に関係なく、切り返し後に、仕切り部材を元の状態に戻すことができる。
【0011】
請求項5記載の発明にかかる家畜飼育方法は、床部に、おが屑、藁、籾殻、枝木、木皮、木材チップ、バーク、ダクト等あるいはこれらの中から選択された混合物からなる炭素質基材に、***物の醗酵分解作用を有する活性混合微生物を含ませたものを床材として敷設し、所定の面積に仕切り部材によって区画された飼育空間を、複数連設して飼育ラインを形成するとともに、該飼育空間の側方に各飼育空間に続けて追い込み空間と、該追い込み空間の反飼育空間側の側端部又は飼育空間の反追い込み空間の側端部に餌箱を形成し、上記飼育ラインの上方に移動自在に、上記床材を攪拌する切り返し機械を配置して、上記飼育空間内で飼育するとともに、所定期間毎に、飼育空間から追い込み空間に家畜を追い込み、各飼育空間に家畜がいない状態にして切り返し機械を連設された飼育空間を飼育ラインに沿って縦走させて、床材を攪拌して、新たな床材を形成してその上で家畜を飼育する家畜の飼育方法において、
上記飼育空間を平面視において矩形に形成し、上記隣接する飼育空間の区画に用いている仕切り部材の一端を飼育空間と追い込み空間との境部で垂直軸方向の回転を許容するヒンジ部材で支持して、そのヒンジ部分の垂直軸を中心に揺動させることによって、飼育空間に放った家畜を、その側方の追い込み空間内に追い込み、上記連設された飼育空間を一つの空間にして、上記切り返し機械を飼育ラインに沿って移動させて床材の切り返しをおこなうことを特徴とし、
且つ、上記床材の厚みを、家畜設備内の一日の平均温度の値によって変化させるが、家畜設備内の一日の平均温度の値が概ね20℃のとき、少なくとも60cmとし、該一日の平均温度が上記20℃から5℃低下する毎に概ね10cmの割合で厚くすることを特徴する。
【0012】
しかして、請求項5記載の発明にかかる家畜飼育方法によると、床材を切り返す(攪拌する)際に、上記仕切り部材をヒンジ部材の垂直軸を中心に揺動させると、飼育空間内に放たれた家畜は、仕切り部材によって追われる状態で、飼育空間から追い込み空間に自然に追い込まれる。従って、作業者は、単に仕切り部材を揺動させるだけで、短時間で且つ1匹(1頭)も逃すことなく簡単に追い込み空間内に追い込み、しかる後切り返し機械によって床材を切り返すことが可能となる。しかも、隣接する飼育空間を、切り返し機械による切り返し作業をおこなうべく、飼育ラインに沿って開放された一つの空間にすることができる。そして、上記のように、床材の厚みを、家畜設備内の一日の平均温度の値によって変化させるが、家畜設備内の一日の平均温度の値が概ね20℃のとき、略60cm〜70cmとし、該一日の平均温度が上記20℃から5℃低下する毎に概ね10cmの割合で厚くすると、し尿の床材への吸収と、床材内部の活性混合微生物の醗酵に適した温度と湿度を維持し、床材から生じる醗酵熱と設備内の温度とのバランスを保つ上で好ましい構成となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
上記請求項1記載の家畜飼育設備の一つの実施の形態として、請求項2記載の如く、仕切り部材が柵状のもので形成すると、隣接する飼育空間内の風通しを良くすることができて、飼育空間の環境を良くすることができるとともに、作業者にとって全飼育空間を見渡して監視できる点で好ましい構成となる。
【0014】
さらに、請求項3記載の如く、追い込み空間が飼育空間と実質上同じもので構成されていると、牛、馬等の大型の家畜の飼育において、一方で切り返し作業をおこなっているときに、隣接する実質上飼育空間と同じ追い込み空間において飼育をおこなうことができる点で、優れた構成となる
【0015】
さらに、請求項4記載の如く、前記床部の床をコンクリート基礎底面の上方に形成するとともに、その床材の厚みを、少なくとも、60cmの厚みとすると、床材の厚さに対してし尿の量が多い場合にも、床材から土壌へのし尿の浸透ひいては土壌汚染が防止でき、且つ、切り返し作業において、従来のように床面に山状に盛り上げる必要がないため、切り返し機械での作業後の手作業が不要になり、省力化が図れるとともに、仕切り部材の開閉動作も容易におこなえることになる。また、床の下端にコンクリート基礎底面を形成すると、上記仕切り部材等の諸設備を配設する際にも基礎として使用することができる。また、床材を取り除いて設備を清掃する場合にも、清掃および洗浄し易くなる点で好ましい構成となる。
【0019】
また、上記請求項5記載の家畜飼育方法おいて、請求項6記載の如く、切り返し機械による床材の切り返しが、1週間〜10日間毎におこなわれると、床材中に充分な酸素が供給され微生物の活性化を図るとともに、醗酵しタンパク化した家畜のし尿が表面に位置し、また、床材が硬く固まるのを防止することができる。
【0020】
上記請求項5記載の家畜飼育方法の実施の形態として、請求項7記載の如く、切り返された床材を飼料として家畜に与えるよう構成すると、活性混合微生物によって***物の醗酵分解がおこなわタンパク化が進行して飼料として家畜に与えることができ、これにより家畜を中心としたリサイクルが生じ、合理的な家畜の飼育形態となる。
【0023】
また、上記請求項5〜7のいずれか1の項に記載の家畜飼育方法において、請求項8記載の如く、食品廃棄物(残飯など)に水と活性混合微生物を添加して常温で24〜36時間程度醗酵タンク内に貯蔵して醗酵分解したものを、家畜の飼料として前記餌箱内に供給すると、食品廃棄物を家畜の餌として有効に利用でき、食物のリサイルを図る上で好ましい実施の態様となる。
【0024】
また、上記請求項8記載の家畜飼育方法において、請求項9記載の如く、水の添加量を調整することにより、管内での圧送が可能なような粘性にして、餌箱への供給が、基端が醗酵タンクに接続される供給管によっておこなわれると、作業者が各餌箱に餌をそれぞれ直に供給する手間が省け、省力化を達成する上で好ましい実施態様となり、且つ1作業者当たりの家畜の飼育頭数(匹数)を増加させることができる。
【0025】
さらに、上記請求項5〜9のいずれか1の項に記載の家畜飼育方法において、請求項10記載の如く、飼育レーンが、7〜10レーンあるいはその整数倍のレーン数並設されていると、飼育レーンの切り返し作業が、必要な切り返し期間との関係で、優れた構成となり、作業者にとって好ましい作業サイクルを構築することができる。
【0026】
【実施例】
以下、本発明にかかる家畜飼育設備と飼育方法について、本発明者が実験した実際の豚の飼育設備と養豚方法の場合を例に挙げて、図面を参照しながら説明する。
【0027】
図1は豚舎の配置構成を示す斜視図、図2は図1に示す豚舎の平面図、図3は床材の敷設状態を示す図2のI−I矢視断面図、図4は仕切り部材の構成を示す概略部分拡大図、図5と図6は自走的の切り返し機械の構成を示す側面図と正面図である。
【0028】
図1〜図3に図示するように、仕切り部材3で仕切られた各飼育空間1が長手方向に配設されて1本の飼育ラインLを形成するよう構成されている。特に、この実施例の場合には、図1,図2に図示するように、この飼育ラインLは、左右に二本並設されている。
【0029】
そして、各飼育空間1の側方には追い込み空間2が形成され、つまり、図2において左側の飼育ラインL1 の各飼育空間1の左方にはそれぞれ追い込み空間2が各飼育空間1に対応して設けられ、また同様に、右側の飼育ラインL2 の各飼育空間1の右方にはそれぞれ追い込み空間2が各飼育空間1に対応して設けられている。そして、各追い込み空間2の側方、つまり、左側の飼育ラインL1 の追い込み空間2の左方には隣接して餌箱(給餌ライン)4がそれぞれ設けられ、また同様に、右側の飼育ラインL1 の追い込み空間2の右方には隣接して餌箱4がそれぞれ設けられている。そして、各餌箱4には、上方から流状(ゾル状)の餌を供給するための供給管5が配設されている。そして、この供給管5の基端は、図7に示す醗酵タンクTに接続され、開閉弁を操作することによって、自動的に各餌箱に餌が供給されるよう構成されている。
【0030】
ところで、上記飼育空間1は、図2に図示するように、平面視において矩形(この実施例の場合には正方形に近い長方形)に形成され、上記飼育ラインLに沿って前後に隣接する飼育空間1との間には、上述の仕切り部材3によって、区画されている。この仕切り部材3は、該仕切り部材3の水平揺動部材3Aが、図1あるいは図2に図示するように、各飼育空間1と追い込み空間2と境界に立設されている柱部材6にヒンジ金具7(図3,図4参照)を介して、図2に図示するように、該ヒンジ金具7の垂直軸7aを中心に、揺動自在に配設され、必要に応じて、図2の実線で示す状態から二点鎖線で示す状態に揺動させることができるような構成になっている。そして、上記水平揺動部材3Aにはパイプ3aが水平に適宜間隔で複数個(この実施例の場合3箇所)配設され、このパイプ3aに挿通保持されるロッド3bが柵状部材3Bに水平に配設されている。つまり、柵状部材3Bが、上記ロッド3bを中心に、水平揺動部材3Aに対して、水平軸3cを中心に回動(図4の矢印R参照)させることができるような状態で保持され、また図示しない固定金具によって、この回動動作を拘束させることができるよう構成されている。従って、上記垂直軸7aを中心に揺動させる時に、固定金具を解除して図4の矢印Rの方向に回動させれば、柵状部材3Bを水平軸3cを中心に傾けた状態で、上記垂直軸7aを中心に矢印Sで示す方向に揺動させることができ、床面に凹凸があっても支障なく垂直軸7aを中心に揺動させることができるよう構成されている(図1参照)。また、この仕切り部材3の上記柵状部材3Bには、下方への突出と該柵状部材3B内への収納が可能に、櫛状部材3Cが配設されている。つまり、柵状部材3Bの一方の側面には上記水平揺動部材3Aが、他方の側面には、上記柵状部材3Cが配設されている。
【0031】
そして、図1に図示する如く、各飼育ラインLに沿ってそれぞれの飼育空間1の両側には、床面から概ね2mの高位置に、走行レール8が合計3本配設され、この走行レール8上を、図5、図6に示す切り返し機械Mが走行できるようになっている。
【0032】
この実施例の場合には、この切り返し機械Mは、並設された両方の飼育ラインL上を選択的に走行できるように、1台の切り返し機械Mを各飼育ラインLに合うよう横方向に運搬するトラバーサ(横行装置)が配設されている。
【0033】
そして、上記各飼育空間1は、図3に拡大して図示するように、深さ(図3の「H」参照)的に概ね70cm程度の位置にコンクリートの底面10が敷設され、この底面10上に床材11が概ね60〜70cm程度の厚みに設けられる。
【0034】
この床材11は、当初、おが屑、藁、籾殻、枝木、木皮、木材チップ、バーク、ダクト等の炭素質基材に、活性混合微生物((株)福永微生物研究所(所在地 兵庫県姫路市船津町2705番地)において入手)を、 400g/3.3m2 の割合で混入し、水分を湿度70%になるよう調整したものから構成される。
【0035】
そして、上記活性混合微生物は、おが屑、藁、籾殻、枝木、木皮、木材チップ、バーク、ダクトなどの炭素質に富んだ資材を炭素源にできる好気性土壌微生物を含む混合微生物であり、有機廃棄物を構成する資材に対して優れた分解・資化性能を呈する。
【0036】
また、上記切り返し機械Mは、上述した本発明者が所有する特許に記載されるものと基本的に同じもので、図5,図6に図示する如く、両端に配設されたスプロケット12A,12B間に、表面に帯板(フラットバー)状の突起12aが回転方向に直交するよう適宜間隔で横設された無端状帯体12Cが巻装されてなる切り返し部材12が、フレーム15に対して、枢支軸13を中心に、該切り返し部材12の先端を、巻き上げワイヤ14の昇降によって、実線で示す状態から二点鎖線で示す状態に、上下に揺動可能に構成されている。そして、フレーム15の下端部に配設されている駆動輪16を、その上方に配置されている走行用モータ17が、チェーン18を介して、駆動することによって、この切り返し機械Mが、走行レール8上を、走行できるよう構成されている。また、この切り返し機械Mは、床材11の切り返しに際し、上記切り返し部材12が上方に搬送した床材11を粉砕し外気と接触させながら下方に払い出すための、下方に払出し口19aを具備したスクリュー状の切り出し装置19が配設され、上記切り返し部材12の上端の下方から落下している床材11を下方の払出し口19aから細かく粉砕し外気と接触させながら払出すよう構成されている。
【0037】
ところで、上述した醗酵タンクTは、図7に図示するように、タンク本体20と、該タンク20の上端にモータ21aが配設され攪拌羽根21bがタンク20内に位置する攪拌装置21と、このタンク本体20の底部近傍に付設された該タンク本体20底部と管路で接続された圧送ポンプPと、タンク本体20の開口上方位置に排出口22aが形成され上端に食品廃棄物の投入口22bを具備する粉砕装置22とから構成され、上記粉砕装置22の投入口22bに食品廃棄物を投入すると細かく粉砕して下方の排出口22aからタンク本体20内に粉砕された食品廃棄物を収容し、ここに水と上述した活性混合微生物を添加して、常温で約24〜36時間(低温になるに従って時間を長くする)醗酵させ、上記ポンプPによって、供給管を介して餌箱4に圧送される。上記水の添加量は、醗酵後の食品廃棄物が圧送ポンプPによって圧送できる程度の粘性になるよう希釈する量となる。従って、持ち込まれる食品廃棄物によってその割合は変化する。また、上記活性混合微生物の添加量は、季節により、つまり腐敗し易い夏季と殆ど腐敗の心配のない冬季によって、また持ち込まれる食品廃棄物の鮮度(腐敗程度),種類等によって異なり、その具体的割合は、タンク本体20内の食品廃棄物の処理量1000kgに対して、1〜50Kgとなる。つまり、鮮度の悪い場合にはその程度に応じて活性混合微生物の添加量を増加する。また、夏場には冬場に比べてやや多めに活性混合微生物を添加する。
【0038】
しかして、上述のように構成された家畜飼育設備(この実施例では豚舎)は、家畜(この実施例では豚)の飼育に関して以下のように運用される。以下、この設備の作用とともに家畜(豚)の飼育方法について説明する。
【0039】
即ち、予め、図1,図2に図示するように、豚舎の飼育空間1のコンクリート製の底面10上には、おが屑、藁、籾殻、枝木、木皮、木材チップ、バーク、ダクト等あるいはこれらの中から選択された混合物(炭素源)に活性混合微生物が添加され且つ水分が70%程度に調整された床材11が60〜70cmの厚さで敷設されている。従って、床材11の内部では、温度および湿度が活性混合微生物の活動に最適な状態となっている。具体的には、温度的には、40℃、湿度的には70%となっている。この結果、床材11内部では、上記活性混合微生物による上記おが屑等の炭素源の資化・分解が活発に促進される。
【0040】
このような床材11の上に、図1〜図3に図示する如く、1m2 当たり1〜2頭の豚が飼育される。つまり、床材11の上で運動するとともに、その上で***するため、床材11の中にはし尿がしみ込むが、上述のように、内部において活性混合微生物が活発に酵素分解しているため、し尿の臭いは勿論のこと、有毒ガス等の悪臭等は全くなく、蛆等も発生しない。従って、床材11表面にもハエ等もいない状態となる。また、床材11が上述のように、60〜70cmの厚さを具備し、1m2 当たり1〜2頭の豚が飼育されているため、し尿の量と床材11の吸収体積の関係からも、床材11から下方にし尿が漏洩することもない。特に、この実施例では、コンクリートによって底面を形成しているため、土壌の汚染は完璧に防止できる。
【0041】
上記床材11は、適宜間隔で水の散布がおこなわれ、床材11内部で湿度70%程度で、温度が40℃となるよう、湿度と温度の調整がおこなわれる。
【0042】
また、上記各飼育空間1と一体の空間となっている追い込み空間2側方の餌箱4には、上記醗酵タンクTから流体状(ゾル状)になった食品廃棄物を原料とする餌が、供給管を介して、適宜供給される。この供給は、作業者が単に餌箱4上方の供給管に配設されている供給弁を開くだけで、簡単に供給することができる。
【0043】
上述のように、1週間〜10日程度、上述のように床材11上で豚が飼育されると、その期間中に、床材11中にはし尿が浸透し、内部において醗酵分解が促進されている。その状態において、まず、図4に示す櫛状部材3Cを上方に上げて柵状部材3B内に収納し、次に、図1,図2に図示する仕切り部材3をヒンジ金具7の垂直軸7aを中心に、先端が追い込み空間2側に位置するように揺動させると、自然に、豚は、該仕切り部材3によって飼育空間1から追い込み空間2内に追い込まれる。この際必要に応じて、上記水平軸3cを中心に回動させた状態で揺動させると、床面が凹凸になっていても支障なく追い込むことができ、揺動完了後に、櫛状部材3Cを下方に下げて、豚が仕切り部材3の下方から外(かの場合飼育空間1側)に出ないようにする。この際、それ以前にやや餌を少なめにしておいて、このときに餌を与えるようにすると、この餌に釣られて豚は自発的に飼育空間1から追い込み空間2内に移動するため、より作業が容易になる。
【0044】
このように、一つの飼育ラインLを順番に、例えば、図1において、手前側から奥方に、飼育空間1を区画する仕切り部材3を上述のように揺動させて、該飼育ラインLを一つの空間にする。この作業に要する人手は、1人で、要する時間は、一つの飼育空間1当たり概ね1〜2分間程度である。
【0045】
そして、上述のように、飼育ラインLを一つの空間にすると、その飼育ラインLの両側の走行レール8上に、上記切り返し機械Mが位置するように、図示しないトラバーサによって、該切り返し機械Mの待機ポジョンから搬送して来て、この飼育ラインLを形成する各飼育空間1の床材11の表面から底部まで切り返す。この切り返し作業中に、新たな炭素源を追加するとともに、活性混合微生物を 400g/3.3 m2 新たに混入する。また、この際、必要に応じて床材11の湿度が70%程度になるよう水分調整をおこなう。
【0046】
上記新たな炭素源を追加するのは、上述の如く醗酵分解し敷かれている炭素源にし尿が浸漬してタンパク化したものを豚が食べることによって減少した分を、補充するためである。
【0047】
この切り返し作業は、一つの飼育空間1当たり30秒程度で、1飼育ラインLが5飼育空間1で形成されている場合には、3〜4分程度で終了してしまう。
【0048】
そして、上記切り返し作業が終了すると、上記手順とは逆に、図1,図2において、最も奥方の飼育空間1を区画する仕切り部材3を、ヒンジ金具7の垂直軸7aを中心に揺動させて、手前の飼育空間1と区画する状態に戻すと、追い込み空間2内に追い込まれていた豚は、再び飼育空間1内に入り込みこの飼育空間1と追い込み空間2が一体となった空間内で飼育される。
【0049】
このように、順次手前側の仕切り部材3を元に戻して、切り返し作業以前の状態に戻す。
【0050】
同様に、隣接する飼育ラインLについても、1週間〜10日間の周期で切り返し作業をおこなう。
【0051】
上述のように、豚の飼育空間1から追い込み空間2への追い込みと、切り返し作業が極めて短時間でおこなうことができ、また餌箱4への餌の供給が単に供給管の供給弁を開くだけよく、しかも豚の***物の処理を全くおこなう必要がないため、極めて省力化された状態で養豚をおこなうことができる。
【0052】
具体的には、本発明者の実験養豚設備での実験によると、3人の作業者で、5,000頭の豚を飼育することが可能となる。
【0053】
そして、その豚舎からは、全くし尿(***物)が排出されることはなく、悪臭及びハエの発生がないため、その周囲の環境破壊をおこすことがない。
【0054】
また、豚自体も、床が非常に清潔な状態で、且つ豚の健康促進に寄与する活性混合微生物が醗酵分解した床材上で飼育されるため、健康なストレスのない状態で成育してゆく。特に、炭素源であるおが屑、藁、籾殻、枝木、木皮、木材チップ、バーク、ダクト等を豚が分解される前の状態においても食べるため、その繊維質の影響で、豚の腸が太くなって、極めて元気な状態で飼育される。
【0055】
特に、伝染病が拡がった場合にも、この豚舎においては、床材に添加する上記活性混合微生物の添加量を多め、例えば通常の1.5〜2倍に増やしておけば、伝染病の伝染を防止できるという効果があることが認めれている。
【0056】
また、豚舎の運営効率から言えば、飼育ラインLは、切り返し作業のサイクルに合わせて、つまり、7〜10ライン設けることが好ましく、1の飼育ラインの長さは、50〜100飼育空間とすることが好ましい。
【0057】
ところで、上記実施例では、家畜として豚を例にとって、家畜飼育設備として豚舎を例にとって説明したが、牛、馬、羊、鹿等について同様に適用でき、同様の効果を得ることができる。
【0058】
この場合、牛、馬等の大型の家畜の場合には、上記追い込み空間を、飼育空間と全く同じ構成にしておき、一方の切り返し作業中にもう一方の空間で飼育をするような構成にしておくことが、飼育環境上、好ましい構成となる。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、家畜飼育設備と家畜飼育方法において、従来に比べて、画期的な省力化を図ることができるとともに、し尿の醗酵分解処理にヒータ等の熱源を必要とすることがない点において省エネルギー化が図れる。
【0060】
また、し尿(***物)の排出が一切必要でないため、家畜飼育設備およびその周辺の土壌汚染を起こすことはない。
【0061】
また、家畜を飼育する飼育空間の床材を飼料としてそのまま利用できるため、地球規模のリサイクルを達成することができる点で、従来にない画期的な家畜飼育設備および家畜飼育方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる家畜飼育設備の実施例としての豚舎の配置構成を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す豚舎の平面図である。
【図3】 床材の敷設状態を示す図2のI−I矢視断面図である。
【図4】 図1,図2に示す仕切り部材の構成を示す概略部分拡大図である。
【図5】 図1に示す豚舎の床材の切り返し作業をおこなうための、自走的の切り返し機械の構成を示す側面図である。
【図6】 図5に示す自走的の切り返し機械の構成を示す正面図である。
【図7】 醗酵タンクの構成を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1……飼育空間
2……追い込み空間
3……仕切り部材
4……餌箱
M……切り返し機械
P……床材

Claims (10)

  1. 床部に、おが屑、藁、籾殻、枝木、木皮、木材チップ、バーク、ダクト等あるいはこれらの中から選択された混合物からなる炭素質基材に、***物の醗酵分解作用を有する活性混合微生物を含ませたものを床材として敷設し、所定の面積に仕切り部材によって区画された飼育空間を、複数連設して飼育ラインを形成するとともに、該飼育空間の側方に各飼育空間に続けて追い込み空間を形成し、上記飼育ラインの上方に移動自在に、床底と表面の床材を攪拌する切り返し機械を配置した家畜飼育設備において、
    上記各飼育空間を平面視において矩形に形成するとともに、上記仕切り部材を、各飼育空間とその飼育空間に続けて形成された追い込み空間との境界の一端にヒンジ部材によって、その飼育空間と追い込み空間を仕切る状態から、隣接する飼育空間とを仕切る状態まで、垂直軸を中心に揺動自在に設け、且つ、上記ヒンジ部材は、さらに、上記仕切り部材を水平軸を中心に揺動自在に動かすことができるよう構成されていることを特徴とする家畜飼育設備。
  2. 前記仕切り部材が柵状のものであることを特徴とする請求項1記載の家畜飼育設備。
  3. 前記追い込み空間が飼育空間と実質上同じもので構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の家畜飼育設備。
  4. 前記床部の床をコンクリート基礎底面の上方に形成するとともに、その床材の厚みを、少なくとも、60cmの厚みとしたことを特徴とする請求項1記載の家畜飼育設備。
  5. 床部に、おが屑、藁、籾殻、枝木、木皮、木材チップ、バーク、ダクト等あるいはこれらの中から選択された混合物からなる炭素質基材に、***物の醗酵分解作用を有する活性混合微生物を含ませたものを床材として敷設し、所定の面積に仕切り部材によって区画された飼育空間を、複数連設して飼育ラインを形成するとともに、該飼育空間の側方に各飼育空間に続けて追い込み空間と、該追い込み空間の反飼育空間側の側端部又は飼育空間の反追い込み空間の側端部に餌箱を形成し、上記飼育ラインの上方に移動自在に、上記床材を攪拌する切り返し機械を配置して、上記飼育空間内で飼育するとともに、所定期間毎に、飼育空間から追い込み空間に家畜を追い込み、各飼育空間に家畜がいない状態にして切り返し機械を連設された飼育空間を飼育ラインに沿って縦走させて、床材を攪拌して、新たな床材を形成してその上で家畜を飼育する家畜の飼育方法において、
    上記飼育空間を平面視において矩形に形成し、上記隣接する飼育空間の区画に用いている仕切り部材の一端を飼育空間と追い込み空間との境部で垂直軸方向の回転を許容するヒンジ部材で支持して、そのヒンジ部分の垂直軸を中心に揺動させることによって、飼育空間に放った家畜を、その側方の追い込み空間内に追い込み、上記連設された飼育空間を一つの空間にして、上記切り返し機械を飼育ラインに沿って移動させて床材の切り返しをおこなうことを特徴とし、
    且つ、上記床材の厚みを、家畜設備内の一日の平均温度の値によって変化させるが、家畜設備内の一日の平均温度の値が概ね20℃のとき、少なくとも60cmとし、該一日の平均温度が上記20℃から5℃低下する毎に概ね10cmの割合で厚くすることを特徴する家畜の飼育方法。
  6. 前記切り返し機械による床材の切り返しが、1週間〜10日間毎におこなわれることを特徴とする請求項5記載の家畜の飼育方法。
  7. 前記切り返された床材を飼料として家畜に与えることを特徴とする請求項6記載の家畜の飼育方法。
  8. 食品廃棄物に水と活性混合微生物を添加して常温で24〜36時間程度醗酵タンク内に貯蔵して醗酵分解したものを、家畜の飼料として前記餌箱内に供給することを特徴とする請求項5〜7までのいずれか1の項に記載の家畜の飼育方法。
  9. 前記水の添加量を調整することにより、管内での圧送が可能なような粘性にして、前記餌箱への供給が、基端が醗酵タンクに接続される供給管によっておこなわれることを特徴とする請求項8記載の家畜の飼育方法。
  10. 前記飼育レーンが、7〜10レーンあるいはその整数倍のレーン数並設されていることを特徴とする請求項5〜9までのいずれか1の項に記載の家畜の飼育方法。
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