JP3866351B2 - Automobile hood seal mounting structure - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フードシール取付構造に関し、特にフロントガラスの下端縁に沿って設けられるカウルルーバの前端に取り付けられるフードシールによってカウルパネル前端とフロントフードの後端との間をシールする自動車のフードシール取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば、自動車のフロントガラスの下端縁とフロントフードとの間には外気を車室内へ導入するため車体幅方向に延びるカウルルーバが設けられている。
【０００３】
カウルルーバ２１は、図５に要部断面を示すようにフロントガラス２２の下端縁に沿って車室ＢとエンジンルームＣとの間に設けられるカウル２３のカウルパネル２４の上方にフロントガラス２２の下端縁とカウルパネル２４の前端との間に掛け渡されて設けられている。
【０００４】
カウルルーバ２１の前端にはエンジンルームＣ内に不要な雨水や洗車時の水等が浸入するのを防止し、かつ高温になるエンジンルームＣ内と外部との間を遮断するためのフードシール２６が取り付けられている。
【０００５】
このフードシール２６は、予めカウルルーバ２１の前端にクリップ２７によってそのベース部２６ａを取り付けることによりカウルルーバ２１に取り付けられた状態で車体組立ラインに搬入され、かつカウルルーバ２１と共にクリップ２７によってカウルパネル２４の前端に取り付けられる。そしてフードシール２６のシール部２６ｂがフロントフード２８の後端下面に形成されるシール面２８ａに圧接してカウルパネル２４の前端とフロントフード２８の後端との間をシールしている。
【０００６】
しかし、フードシール２６を予め複数のクリップ２７によってカウルルーバ２１に取り付ける作業は厄介であり、またクリップ２７を要することから部品点数が多く製造コストの増大を招き、かつカウルルーバ２１を車体組立ラインに搬入する途中においてクリップ２７によって仮止めされたフードシール２６が脱落するおそれがある。
【０００７】
この対策として特開平７ー２２３５５６号公報に開示される先行技術がある。この先行技術には、図６に要部断面を示すようにカウルルーバ２１の前端下面に係合爪２１ａを一体に形成する一方、カウル２３のカウルパネル２４の上部に係合爪２１ａを挿通する係合孔２４ａを設け、係合爪２１ａにフードシール２６のベース部２６ａに形成された挿通孔２６ｃを引掛けてカウルルーバ２１にフードシール２６を仮付けし、仮付けされた状態でこの係合爪２１ａを上記カウルパネル２４に穿設された係合孔２４ａに差し込み、そしてカウルルーバ２１を後方に移動して係合爪２１ａと係合孔２４ａとを係合せしめてカウルルーバ２１の前端下面とカウルパネル２４の間にフードシール２６のベース部２６ａを挟持してフードシール２６を取り付け、フードシール２６のシール部２６ｂがフロントフード２８の後端下面に圧接するフードシールの取付構造が開示されている。
【０００８】
また他の先行技術としては実開平６ー７４５７２号公報があり、この先行技術には、図７に要部断面を示すようにカウルルーバ２１の前端に車幅方向に延びるつば部２１ｂを設ける一方、フードシール２６のベース部２６ａにつば部２１ｂに嵌合する断面形状の嵌合部２６ｄを形成し、カウルルーバ２１のつば部２１ｂとフードシール２６の嵌合部２６ｄとを嵌合してカウルルーバ２１にフードシール２６を取り付け、カウルルーバ２１のつば部２１ｂ及びフードシール２６のベース部２６ａを共にカウルパネル２４にタッピングスクリュウ２８等で取り付けるものである。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平７ー２２３５５６号公報に開示される先行技術によると、カウルルーバに形成した係止爪にフードシールのベース部を係止してカウルルーバにフードシールを仮付けし、しかる後、係合爪を上記係合孔に差し込んで係合爪と係合孔とを係合してカウルルーバの前端下面とカウルパネルとの間にフードシールのベース部を挟持してフードシールを取り付けることからクリップ等の廃止が可能になる。
【００１０】
しかしフードシールのベース部に係合孔を形成することからその加工に工数を要し、かつベース部の強度が低下すると共に、単に係合爪にフードシールを係止して仮付けすることから車体組立ラインへの搬入途中において係止爪によって仮付けされたフードシールがカウルルーバから脱落するおそれがあり、予め別工程でフードシールをカウルルーバに取り付けて準備する小組立、いわゆるサブアッセンブリ化を困難にし、また単にベース部から車体前方に突出するシール部がフロントフードの下面に当接するのみであることからフロントフードの押圧力によってシール部２６ｂが大きく撓みフードシールとフロントフードとの充分な圧接力が得られず、フロントフードとカウルパネルとの間のシール効果が充分に達成されず、かつフロントフードをフードシールを介してカウルによって充分に支持することができず、走行に伴うフロントフードの振動を充分に抑制することができない等の不都合がある。
【００１１】
また上記実開平６ー７４５７２号公報に開示される先行技術よると、カウルルーバに形成したつば部にフードシールのベース部に形成したつば部を嵌合することによって予め別工程でフードシールをカウルルーバに取り付けて準備するサブアッセンブリ化を可能にするものの、カウルルーバのつば部を弾性を有するフードシールのベース部を介在してカウルパネルにタッピングスクリュウ等で取り付ける作業は容易でなく、また上記特開平７ー２２３５５６号公報同様、単にベース部から車体前方に突出するシール部がフロントフードの下面に当接するのみであることからフードシールによるフロントフードとカウルルーバとの間のシール効果及び走行に伴うフロントフードの振動を充分に抑制できない等の不都合がある。
【００１２】
従って、本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とするところは組立作業性に優れ、かつフードシールによるシール性向上及び走行に伴うフロントフードの振動抑制が充分に達成できる高品質な自動車のフードシール取付構造を提供することにある。
【００１５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明による自動車のフードシール取付構造の発明は、フロントガラスの下端縁に沿って設けられるカウルルーバの前端に取り付けられるフードシールによってカウルパネルの前端とフロントフードの後端との間をシールする自動車のフードシール取付構造において、カウルパネルと、後端が上記フロントガラスの下端縁に沿って設けられるカウルルーバ本体部と該カウルルーバ本体部の前端に沿ってカウルルーバ本体と一体に形成されてフロントフードのシール面に対向して突出する第１取付部及びカウルパネルのシール面に対向して突出してカウルパネルに支持される第２取付部とを具備するシール取付部を有するカウルルーバと、上記シール取付部の第１取付部及び第２取付部を覆ってシール取付部に取り付けられるベース部及び該ベース部に設けられてフロントフードのシール面に圧接するフード側シール部を具備するフードシールとを有し、上記シール取付部の第１取付部及び第２取付部と、フード側シール部と、カウルパネルのシール面とが、フロントフードのシール面からの同一垂線上に配置されたことを特徴とする。
【００１６】
従って、シール取付部の第１取付部及び第２取付部によってフードシールが確実に取り付けられ、フロントフードのシール面に圧接するフード側シール部がフロントフードのシール面に対して同一垂線上に配置された第１取付部及び第２取付部を介してカウルパネルに支持されることからフード側シール部とフロントフードの圧接力の増大が可能になりフロントフードとカウルパネルとの間のシール性が確保でき、更にフロントフードをフードシール、シール取付部を介してカウルパネルに大きな押圧力で押圧することが可能になり走行に伴うフロントフードの振動が抑制できる。また、フードシールを取り付けるシール取付部がフードシールのベース部の心材として機能することから、ベース部の心材が廃止できフードシールの構成が簡略化されて製造コストの低減が得られ、かつベース部の弾性変形が容易になりフードシールの取り付け作業が容易になるとと共にサブアッセンブリ化が容易になる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による自動車のフードシール取付構造の一実施の形態を図によって説明する。
【００１８】
図１は、本実施の形態を説明する自動車１の斜視図であり、フロントガラス２の下端縁とフロントフード３の後端との間には外気を車室内へ導入するための車体幅方向に延びるカウルルーバ４が設けられている。
【００１９】
カウルルーバ４は合成樹脂製であって、図２に図１のＡーＡ線断面を示すようにフロントガラス２の下端縁に沿って車室ＢとエンジンルームＣとの間に設けられるカウル７の上部を構成するカウルパネル８の上方にフロントガラス２の下端縁の上面とカウルパネル８の前端との間に掛け渡されるように設けられている。
【００２０】
カウルルーバ４は、後端がモール５ａを介してフロントガラス２の下端縁に上方から当接すると共にワイパー９を収納する凹部５ｂ及び外気導入孔５ｃ等が形成されるカウルルーバ本体部５と、このカウルルーバ本体部５と一体に形成されてカウルルーバ本体部５の前端に沿って車体幅方向に延びてフードシール１０を保持するシール取付部６とを有している。
【００２１】
シール取付部６は、カウルルーバ本体部５の前端からフロントフード３の後端下面に形成されるシール面３ａに対向して上方に突出する第１取付部６ａと、カウルルーバ本体部５の前端からカウルパネル８の前端上面に形成されるシール面８ａに対向して下方に突出する第２取付部６ｂとを有し、第１取付部６ａと第２取付部６ｂはフロントフード３のシール面３ａからの同一垂線上に形成され、更に第１取付部６ａの頂端から車体後方に突出する第１係止部６ｃ及び第１取付部６ａの頂端から車体前方に突出する第２係止部６ｄが設けれて上面がフロントフード３のシール面３ａと対向する平面状の断面略Ｔ字状に形成されている。
【００２２】
一方フードシール１０は、ベース部１１とベース部１１に設けられるフード側シール部１２及びカウルパネル側シール部１３のシール部を具備している。
【００２３】
ベース部１１は、上記シール取付部６の第１係止部６ｃの先端に係止する第１係合部１１ａと第２取付部６ｂの先端に係止する第２係合部１１ｂを有し、第１係合部１１ａに一端が接続して第１係止部６ｃ及び第２係止部６ｄの上面に沿ってエンジンルームＣ側に延びて第２係止部６ｄの先端に係合してその下面を覆い、更に第１取付部６ａ及び第２取付部６ｂの前面であるエンジンルームＣ側の側面に沿って垂下して第２係合部１１ｂに連続するように形成され、ベース部１１によってシール取付部６の第１及び第２取付部６ａ、６ｂのエンジンルームＣ側及び第１係止部６ｃ、第２係止部６ｄを覆っている。
【００２４】
ベース部１１の上面１１ｅにはフロントフード３のシール面３ａに圧接するフード側シール部１２が設けられ、かつベース部１１の下端にはカウルパネル８のシール面８ａに圧接するカウルパネル側シール部１３が設けられ、フード側シール部１２は上記第１取付部６ａ、第２取付部６ｂと共に上記フロントパネル３のシール面３ａからの同一垂線上に配置される。
【００２５】
そしてカウルルーバ４を車体に取り付けるに先立って、サブアッセンブリ工程においてカウルルーバ４のシール取付部６にフードシール１０を取り付けて準備する。
【００２６】
カウルルーバ４にフードシール１０を取り付けるには、カウルルーバ４に形成されるシール取付部６の第１係止部６ｃの先端にベース部１１の一端に形成される第１係合部１１ａを係止して第１係止部６ｃ、第２係止部６ｄの上面及び第１取付部６ａ、第２取付部６ｂの前面であるエンジンルームＣ側を覆うように延伸して第２取付部６ｂの先端に第２係合部１１ｂを係合し、かつ第２係止部６ｄに係合することによって、或いはカウルルーバ４の第２取付部６ｂの先端にベース部１１の第２係合部１１ｂを係合した後に第１取付部６ａ、第２取付部６ｂのエンジンルームＣ側から第１係止部６ｃ、第２係止部６ｄを覆うように延伸して第１係止部６ｃの先端に第１係合部１１ａを係止すると共に第２係止部６ｄに係合させることによりカウルルーバ４のシール取付部６にフードシール１０と装着する。
【００２７】
カウルルーバ４のシール取付部６にフードシール１０を装着した後には、ベース部１１によって被覆されるシール取付部６がベース部１１の芯材として機能することからベース部１１それ自体の要求強度を低く設定することが可能になり、ベース部１１は芯材を具備しない合成ゴムのみによって構成でき、更に取付けのためのクリップ等の挿通孔等が不要であることと相俟って構造が簡素化され、フードシール１０の製造コストの低減が得られ、ベース部１１に芯材を要しないことからベース部１１は弾性変形が容易になりフードシール１０は容易にカウルルーバ４のシール取付部６に取り付けられて作業の効率化が得られる。
【００２８】
また、カウルルーバ４のシール取付部６に装着されたフードシール１０は、シール取付部６の第１係止部６ｃ及び第２取付部６ｂの先端に各々弾性を有する第１係合部１１ａ及び第２係合部１１ｂが把持するように係合し、かつベース部１１がシール取付部６を覆うように取り付けられることからその装着状態が安定的に維持される。
【００２９】
フードシール１０の装着は、フードシール１０の第１係合部１１ａから第２係合部１１ｂに至るシール取付部６を囲む空間部の長手方向の一端側からカウルルーバ４のシール取付部６を挿入することによっても達成できる。
【００３０】
このようにしてサブアッセンブリ工程でフードシール１０が取り付けられたカウルルーバ４は、組立ラインに搬入されて艤装工程において、シール取付部６に取り付けられたフードシール１０のカウルパネル側シール部１３及び第２係合部１１ｂをカウルパネル８のシール当接面８ａに圧接せしめて図３に要部平面図を示すようにクリップ或いはスクリュウ１５等によってカウルパネル８等に取り付けられる。カウルパネル８に取り付けるカウルルーバ４の取付作業は、クリップ或いはスクリュウ１５による取付部がフードシール１０を介在することなくカウルパネル８とカウルルーバ４が直接的に接することから作業性に優れる。
【００３１】
以上のように構成される本実施の形態によるによるフードシールの取付構造によると、フードシール１０のカウルパネル側シール部１３及び第２係合部１１ｂをカウルパネル８のシール面８ａに圧接せしめてカウルルーバ４をカウルパネル８に取り付けることからカウルルーバ４の前端とカウルパネル８の前端との間がカウルパネル側シール部１３及び第２係合部１１ｂによって完全に遮蔽され、エンジンルームＣ内の熱風及び騒音がカウルルーバ４とカウルパネル８との間に形成される外気通路Ｄ内に侵入することが防止され、カウルパネル８の外気取入孔８ｂからカウル７内を介して車室Ｂ内に侵入する等の不都合が回避される。
【００３２】
一方、ベース部１１の上面１１ｅに形成されるフード側シール部１２は、フロントフード３のシール面３ａに対して平行配置されるシール取付部６の第１係止部６ｃ及び第２係止部６ｄの上面に支持されてカウルルーバ本体部５の前端からフロントフード３のシール面３ａに対向して突出する第１取付部６ａとカウルパネル８に形成されるシール面８ａに対向して突出する第２取付部６ｂとによって直線状にカウルパネル８に強固に下方からフロントフード３のシール面３ａに対して垂直に支持される。
【００３３】
従ってフロントフード３のシール面３ａにフード側シール１２を充分な押圧力で押しつけることが可能になり、フロントフード３の後端とカウルルーバ４の前端との間のシール性が確保できる。シール性の確保によってフロントフード３の後端とカウルルーバ４の前端との間が確実に遮蔽されてエンジンルームＣ内の熱風及び騒音がフロントガラス２の下端前方の外部に漏出することが防止でき、従って外部に漏出した熱風及び騒音がカウルルーバ４の外気導入孔５ｃから外気通路Ｄ、カウルパネル８の外気取入孔８ｂを経由してカウル７内に導入されて車室Ｂ内に侵入する等の不都合が回避される。
【００３４】
また、フロントフード３をフード側シール１２に充分な押圧力で押しつけることが可能になり、フロントフード３がシール取付部６を介してカウルパネル８に確実に支持されて走行に伴うフロントフード３の振動が充分に抑制される。
【００３５】
更に、フードシール１０の第２係合部１１ｂがシール取付部６の第２取付部６ｂとカウルパネル８との間に挟持固定されかつ第１係合部１１ａが第１係止部６ｃに係止して更にベース部１１が第２係止部６ｄに係合することによってベース部１１がカウルルーバ４のシール取付部６に固定され、その結果ベース部１１の上面１１ｅに設けられてフロントフード３のシール面３ａに圧接するフード側シール部１２にフロントフード３からの振動及び摩擦が付与されてもフードシール１０の取付位置がずれたり、或いはシール取付部６から脱落するおそれがなく上記各効果が安定的に維持できる等の効果を有する。
【００３６】
以上説明した実施の形態では、シール取付部６をカウルルーバ本体部５の前端からフロントフード３のシール面３ａに対向して突出する第１取付部６ａと、カウルルーバ本体部５の前端からカウルパネル８のシール面８ａに対向して突出する第２取付部６ｂと、第１取付部６ａの頂端から車体後方に突出する第１係止部６ｃ及び第１取付部６ａの頂端から車体前方に突出する第２係止部６ｄとによって断面略Ｔ字状に形成したが、例えば図４に要部断面図を示し、図２と対応する部分に同一符号を付するように、第２係止部６ｄを廃止してシール取付部６を断面逆Ｌ字状に形成し、かつフードシール１１のベース部１１を上記シール取付部６の第１係止部６ｃの先端に係止する第１係合部１１ａと第２取付部６ｂの先端に係止する第２係合部１１ｂとを有し、第１係合部１１ａに一端が接続して第１係止部６ｃの上面に沿って延び更に第１取付部６ａ及び第２取付部６ｂの側面に沿って垂下して第２係合部１１ｂに連続するするように形成することによりカウルルーバ４及びフードシール１０の形状の簡素化を図ることも可能であり、上記実施の形態に限定されることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【００３７】
【発明の効果】
以上説明した本発明による自動車のフードシール取付構造によると、クリップ等を用いることなくフードシールそれ自体によってカウルルーバに確実にフードシールを取り付けることが可能になりサブアッセンブリ化を可能にして組付作業効率化を図ると共に作業工数及び製造コストの低減が得られ、カウルルーバとフードシールとの取付構造の変更のみで従来の基本車体構造を変えることなくフロントフードとカウルパネルとの間のシール性が確保され、更にフロントフードをフードシールを介してカウルパネルに大きな押圧力で押圧することが可能になり走行に伴うフロントフードの振動を抑制できる等本発明特有の効果を有し、自動車産業に貢献すること大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による自動車のフードシール取付構造の一実施の形態を説明する自動車の斜視図である。
【図２】同じく、図１におけるＡーＡ線断面図である。
【図３】同じく、要部平面図である。
【図４】本発明による自動車のフードシール取付構造の他の実施の形態を説明する要部断面図である。
【図５】従来の自動車のフードシール取付構造を説明する要部断面図である。
【図６】同じく、従来の自動車のフードシール取付構造を説明する要部断面図である。
【図７】同じく、従来の自動車のフードシール取付構造を説明する要部断面図である。
【符号の説明】
１ 自動車
２ フロントガラス
３ フロントフード
３ａ シール面
４ カウルルーバ
５ カウルルーバ本体部
６ シール取付部
６ａ 第１取付部
６ｂ 第２取付部
６ｃ 第１係止部
６ｄ 第２係止部
８ カウルパネル
１０ フードシール
１１ ベース部
１１ａ 第１係合部
１１ｂ 第２係合部
１２ フード側シール部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a hood seal mounting structure, and more particularly to an automotive hood seal mounting that seals between a front end of a cowl panel and a rear end of a front hood by a hood seal attached to a front end of a cowl louver provided along a lower edge of a windshield. Concerning structure.
[0002]
[Prior art]
For example, a cowl louver extending in the vehicle body width direction is provided between the lower edge of the windshield of an automobile and the front hood to introduce outside air into the vehicle interior.
[0003]
The cowl louver 21 has a lower end of the windshield 22 above a cowl panel 24 of a cowl 23 provided between the passenger compartment B and the engine compartment C along the lower edge of the windshield 22 as shown in a cross section of the main part in FIG. A bridge is provided between the edge and the front end of the cowl panel 24.
[0004]
A hood seal 26 is provided at the front end of the cowl louver 21 to prevent unnecessary rainwater and water from being washed into the engine room C from entering the engine room C, and to block the inside of the engine room C and the outside from being hot. It is attached.
[0005]
The hood seal 26 is carried into the vehicle body assembly line in a state where the hood seal 26 is attached to the cowl louver 21 by attaching a base portion 26 a to the front end of the cowl louver 21 in advance, and the front end of the cowl panel 24 together with the cowl louver 21 by the clip 27. Attached to. The seal portion 26 b of the hood seal 26 is pressed against a seal surface 28 a formed on the lower surface of the rear end of the front hood 28 to seal between the front end of the cowl panel 24 and the rear end of the front hood 28.
[0006]
However, it is troublesome to attach the hood seal 26 to the cowl louver 21 in advance with a plurality of clips 27. Further, since the clip 27 is required, the number of parts is large and the manufacturing cost increases, and the cowl louver 21 is carried into the vehicle body assembly line. There is a possibility that the hood seal 26 temporarily fixed by the clip 27 may fall off in the middle.
[0007]
As a countermeasure, there is a prior art disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 7-223556. In this prior art, an engagement claw 21a is integrally formed on the lower surface of the front end of the cowl louver 21 as shown in a cross-section of the main part, while the engagement claw 21a is inserted into the upper part of the cowl panel 24 of the cowl 23. An engagement hole 24a is provided, and the engagement claw 21a is hooked with an insertion hole 26c formed in the base portion 26a of the hood seal 26 to temporarily attach the hood seal 26 to the cowl louver 21. 21a is inserted into an engagement hole 24a formed in the cowl panel 24, and the cowl louver 21 is moved rearward to engage the engagement claw 21a with the engagement hole 24a, thereby lowering the front end lower surface of the cowl louver 21 and the cowl panel 24. The base portion 26a of the hood seal 26 is sandwiched between the hood seals 26, and the hood seal 26 is attached. Mounting structure of the hood seal is disclosed in contact.
[0008]
As another prior art, there is Japanese Utility Model Laid-Open No. 6-74572, and in this prior art, a collar portion 21b extending in the vehicle width direction is provided at the front end of the cowl louver 21 as shown in FIG. The base portion 26a of the hood seal 26 is formed with a fitting portion 26d having a cross-sectional shape to be fitted to the collar portion 21b, and the collar portion 21b of the cowl louver 21 and the fitting portion 26d of the hood seal 26 are fitted to the cowl louver 21. The hood seal 26 is attached, and the collar portion 21b of the cowl louver 21 and the base portion 26a of the hood seal 26 are both attached to the cowl panel 24 with a tapping screw 28 or the like.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
According to the prior art disclosed in the above Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-223556, the base portion of the hood seal is locked to the locking claw formed on the cowl louver, and the hood seal is temporarily attached to the cowl louver. Is inserted into the engagement hole to engage the engagement claw and the engagement hole, and the base portion of the hood seal is sandwiched between the lower surface of the front end of the cowl louver and the cowl panel. It can be abolished.
[0010]
However, since an engagement hole is formed in the base portion of the hood seal, man-hours are required for the processing, and the strength of the base portion is reduced, and the hood seal is simply locked and temporarily attached to the engagement claw. There is a possibility that the hood seal temporarily attached by the locking claw in the middle of carrying into the car body assembly line may fall off the cowl louver, making it difficult to make a small assembly, so-called subassembly, which is prepared by attaching the hood seal to the cowl louver in a separate process in advance. Further, since the seal portion protruding forward from the vehicle body from the base portion only abuts on the lower surface of the front hood, the seal portion 26b is greatly bent by the pressing force of the front hood, and a sufficient pressure contact force between the hood seal and the front hood is obtained. The sealing effect between the front hood and the cowl panel is not sufficiently achieved, and the front Can not be sufficiently supported by the cowl through the hood seal over de, there are disadvantages such that it is impossible to sufficiently suppress the vibration of the front hood associated with traveling.
[0011]
Further, according to the prior art disclosed in the above Japanese Utility Model Publication No. 6-74572, the hood seal is attached to the cowl louver in a separate process in advance by fitting the collar portion formed on the base portion of the hood seal to the collar portion formed on the cowl louver. Although it is possible to make the sub-assembly to be installed, it is not easy to attach the collar part of the cowl louver to the cowl panel with a tapping screw or the like through the base part of the elastic hood seal. Like the 223556 gazette, the seal portion protruding forward from the base body from the base portion only abuts the lower surface of the front hood, so that the seal effect between the front hood and the cowl louver by the hood seal and the vibration of the front hood accompanying traveling There are inconveniences such as not being able to be sufficiently suppressed.
[0012]
Accordingly, the present invention has been made in view of the above points, and the object thereof is excellent in assembly workability, high quality that can sufficiently achieve improvement in sealing performance by the hood seal and suppression of vibration of the front hood accompanying traveling. An object is to provide a hood seal mounting structure for an automobile.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
Invention of automobile hood seal mounting structure according to the present invention that achieves the above Symbol purpose, the hood seal attached to the front end of the cowl louver provided along the lower edge of the windscreen cowl panel front and front hood rear end and the In a hood seal mounting structure for an automobile that seals between, a cowl panel, a cowl louver main body provided with a rear end along the lower edge of the windshield, and a cowl louver main body formed integrally with a front end of the cowl louver main body. A cowl louver having a seal mounting portion including a first mounting portion protruding opposite to the seal surface of the front hood and a second mounting portion protruding opposite the seal surface of the cowl panel and supported by the cowl panel; It is attached to the seal attachment portion so as to cover the first attachment portion and the second attachment portion of the seal attachment portion. And a hood seal having a hood-side seal portion which presses provided on the base portion and the base portion to the sealing surface of the front hood, a first mounting portion and the second mounting portion of the seal mounting portion, the hood-side The seal portion and the seal surface of the cowl panel are arranged on the same vertical line from the seal surface of the front hood .
[0016]
Therefore, the hood seal is securely attached by the first attachment portion and the second attachment portion of the seal attachment portion, and the hood side seal portion that press-contacts the seal surface of the front hood is arranged on the same perpendicular to the seal surface of the front hood. Since it is supported by the cowl panel via the first mounting portion and the second mounting portion, the pressure contact force between the hood-side seal portion and the front hood can be increased, and the sealing performance between the front hood and the cowl panel is improved. Further, the front hood can be pressed against the cowl panel with a large pressing force via the hood seal and the seal mounting portion, and vibration of the front hood accompanying traveling can be suppressed. In addition, since the seal mounting part that attaches the hood seal functions as the core material of the base part of the hood seal, the base material of the base part can be abolished, the configuration of the hood seal is simplified, the manufacturing cost is reduced, and the base part This facilitates the elastic deformation of the hood seal and facilitates the attachment of the hood seal and facilitates subassembly.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of an automobile hood seal mounting structure according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0018]
FIG. 1 is a perspective view of an automobile 1 for explaining the present embodiment, in the vehicle body width direction for introducing outside air into the vehicle interior between the lower end edge of the windshield 2 and the rear end of the front hood 3. An extending cowl louver 4 is provided.
[0019]
The cowl louver 4 is made of a synthetic resin, and a cowl 7 provided between the vehicle compartment B and the engine room C along the lower edge of the windshield 2 as shown in FIG. It is provided above the cowl panel 8 constituting the upper portion so as to be spanned between the upper surface of the lower end edge of the windshield 2 and the front end of the cowl panel 8.
[0020]
The cowl louver 4 has a cowl louver main body 5 in which a rear end abuts the lower end edge of the windshield 2 via the molding 5a from above and a recess 5b for accommodating the wiper 9 and an outside air introduction hole 5c are formed. A seal mounting portion 6 that is formed integrally with the portion 5 and extends in the vehicle body width direction along the front end of the cowl louver main body portion 5 and holds the hood seal 10.
[0021]
The seal mounting portion 6 includes a first mounting portion 6 a that protrudes upward from the front end of the cowl louver main body portion 5 to face a seal surface 3 a formed on the lower surface of the rear end of the front hood 3, and a cowl from the front end of the cowl louver main body portion 5. The panel 8 has a second mounting portion 6b protruding downward facing the seal surface 8a formed on the upper surface of the front end of the panel 8. The first mounting portion 6a and the second mounting portion 6b are separated from the seal surface 3a of the front hood 3. And a second locking portion 6d protruding forward from the top end of the first mounting portion 6a and a first locking portion 6c protruding rearward from the top end of the first mounting portion 6a. Accordingly, the upper surface is formed in a substantially T-shaped planar section facing the seal surface 3 a of the front hood 3.
[0022]
On the other hand, the hood seal 10 includes a base portion 11 and a seal portion of a hood side seal portion 12 and a cowl panel side seal portion 13 provided on the base portion 11.
[0023]
The base portion 11 includes a first engagement portion 11a that is engaged with the distal end of the first engagement portion 6c of the seal attachment portion 6 and a second engagement portion 11b that is engaged with the distal end of the second attachment portion 6b. One end is connected to the first engaging portion 11a and extends toward the engine room C along the upper surfaces of the first locking portion 6c and the second locking portion 6d to engage the tip of the second locking portion 6d. The base portion is formed so as to cover the lower surface thereof and further hang down along the side surface on the engine room C side which is the front surface of the first mounting portion 6a and the second mounting portion 6b. 11 covers the engine room C side of the first and second mounting portions 6a and 6b of the seal mounting portion 6 and the first locking portion 6c and the second locking portion 6d.
[0024]
A hood side seal portion 12 that presses against the seal surface 3a of the front hood 3 is provided on the upper surface 11e of the base portion 11, and a cowl panel side seal portion that presses against the seal surface 8a of the cowl panel 8 at the lower end of the base portion 11. 13 is provided, and the hood side seal portion 12 is disposed on the same vertical line from the seal surface 3a of the front panel 3 together with the first attachment portion 6a and the second attachment portion 6b.
[0025]
Prior to attaching the cowl louver 4 to the vehicle body, a hood seal 10 is attached to the seal attaching part 6 of the cowl louver 4 in the sub-assembly process.
[0026]
In order to attach the hood seal 10 to the cowl louver 4, the first engaging portion 11 a formed at one end of the base portion 11 is locked to the tip of the first locking portion 6 c of the seal mounting portion 6 formed in the cowl louver 4. The front end of the second mounting portion 6b is extended so as to cover the upper surface of the first locking portion 6c and the second locking portion 6d and the engine room C side which is the front surface of the first mounting portion 6a and the second mounting portion 6b. The second engaging portion 11b is engaged with the second engaging portion 6d, or the second engaging portion 11b of the base portion 11 is engaged with the tip of the second mounting portion 6b of the cowl louver 4. After joining, the first mounting portion 6a and the second mounting portion 6b are extended from the engine room C side so as to cover the first locking portion 6c and the second locking portion 6d, and the first locking portion 6c is connected to the tip of the first locking portion 6c. By engaging the first engaging portion 11a and engaging the second engaging portion 6d, the cowl Attaching a hood seal 10 to the seal mounting portion 6 of the louver 4.
[0027]
After the hood seal 10 is mounted on the seal mounting portion 6 of the cowl louver 4, the required strength of the base portion 11 itself is reduced because the seal mounting portion 6 covered by the base portion 11 functions as a core material of the base portion 11. The base portion 11 can be configured only by synthetic rubber that does not have a core material, and the structure is simplified in combination with the need for an insertion hole such as a clip for mounting. Since the manufacturing cost of the hood seal 10 can be reduced and the core portion 11 is not required, the base portion 11 is easily elastically deformed, and the hood seal 10 is easily attached to the seal attachment portion 6 of the cowl louver 4. Work efficiency.
[0028]
Further, the hood seal 10 mounted on the seal mounting portion 6 of the cowl louver 4 has first and second engaging portions 11a and 11a having elasticity at the tips of the first locking portion 6c and the second mounting portion 6b of the seal mounting portion 6, respectively. Since the two engaging portions 11b are engaged so as to be gripped, and the base portion 11 is attached so as to cover the seal attaching portion 6, the mounting state is stably maintained.
[0029]
The hood seal 10 is attached by inserting the seal attachment portion 6 of the cowl louver 4 from one end in the longitudinal direction of the space surrounding the seal attachment portion 6 from the first engagement portion 11a to the second engagement portion 11b of the hood seal 10. Can also be achieved.
[0030]
In this way, the cowl louver 4 to which the hood seal 10 is attached in the sub-assembly process is carried into the assembly line, and the cowl panel side seal portion 13 and the second seal portion 13 of the hood seal 10 attached to the seal attachment portion 6 in the fitting process. The engaging portion 11b is pressed against the seal contact surface 8a of the cowl panel 8 and attached to the cowl panel 8 or the like by a clip or screw 15 or the like as shown in a plan view of the main part in FIG. The cowl louver 4 to be attached to the cowl panel 8 is excellent in workability since the cowl panel 8 and the cowl louver 4 are in direct contact with each other without the hood seal 10 being interposed by the attachment portion of the clip or screw 15.
[0031]
According to the hood seal mounting structure according to the present embodiment configured as described above, the cowl panel side seal portion 13 and the second engagement portion 11b of the hood seal 10 are pressed against the seal surface 8a of the cowl panel 8. Since the cowl louver 4 is attached to the cowl panel 8, the space between the front end of the cowl louver 4 and the front end of the cowl panel 8 is completely shielded by the cowl panel side seal portion 13 and the second engaging portion 11b, Noise is prevented from entering the outside air passage D formed between the cowl louver 4 and the cowl panel 8, and enters the vehicle interior B through the outside air intake hole 8 b of the cowl panel 8 through the inside of the cowl 7. Such inconveniences are avoided.
[0032]
On the other hand, the hood-side seal portion 12 formed on the upper surface 11e of the base portion 11 includes a first locking portion 6c and a second locking portion of the seal mounting portion 6 that are arranged in parallel to the seal surface 3a of the front hood 3. A first mounting portion 6a that is supported by the upper surface of 6d and protrudes from the front end of the cowl louver main body portion 5 to face the seal surface 3a of the front hood 3 and a first surface that protrudes to face the seal surface 8a formed on the cowl panel 8. 2 and the mounting portion 6b are firmly supported by the cowl panel 8 in a straight line and perpendicular to the sealing surface 3a of the front hood 3 from below.
[0033]
Therefore, the hood side seal 12 can be pressed against the seal surface 3a of the front hood 3 with a sufficient pressing force, and the sealing performance between the rear end of the front hood 3 and the front end of the cowl louver 4 can be secured. By ensuring the sealing performance, the space between the rear end of the front hood 3 and the front end of the cowl louver 4 can be surely shielded, and hot air and noise in the engine room C can be prevented from leaking to the outside in front of the lower end of the windshield 2. Accordingly, hot air and noise leaked to the outside are introduced into the cowl 7 from the outside air introduction hole 5c of the cowl louver 4 through the outside air passage D and the outside air intake hole 8b of the cowl panel 8, and enter the vehicle compartment B. Inconvenience is avoided.
[0034]
In addition, the front hood 3 can be pressed against the hood-side seal 12 with a sufficient pressing force, and the front hood 3 is securely supported by the cowl panel 8 via the seal mounting portion 6 so that the front hood 3 can be moved along with traveling. Vibration is sufficiently suppressed.
[0035]
Further, the second engagement portion 11b of the hood seal 10 is clamped and fixed between the second attachment portion 6b of the seal attachment portion 6 and the cowl panel 8, and the first engagement portion 11a is engaged with the first locking portion 6c. Further, the base portion 11 is fixed to the seal mounting portion 6 of the cowl louver 4 by engaging the base portion 11 with the second locking portion 6d. As a result, the front hood 3 is provided on the upper surface 11e of the base portion 11. Even if vibration and friction from the front hood 3 are applied to the hood-side seal portion 12 that is in pressure contact with the seal surface 3a, there is no possibility that the mounting position of the hood seal 10 is shifted or the hood-side seal portion 12 falls off from the seal mounting portion 6. Has an effect that can be stably maintained.
[0036]
In the embodiment described above, the seal mounting portion 6 is protruded from the front end of the cowl louver main body portion 5 so as to face the seal surface 3a of the front hood 3, and the cowl panel 8 from the front end of the cowl louver main body portion 5. Projecting from the top end of the first mounting portion 6a and the first locking portion 6c projecting rearward from the top end of the first mounting portion 6a and projecting forward from the top end of the first mounting portion 6a. The second locking portion 6d is formed to have a substantially T-shaped cross section. For example, FIG. 4 shows a cross-sectional view of the main part, and the same reference numerals are given to the portions corresponding to those in FIG. Is removed, the seal mounting portion 6 is formed in a reverse L-shaped cross section, and the base portion 11 of the hood seal 11 is locked to the tip of the first locking portion 6c of the seal mounting portion 6. 11a and the 2nd engaging part latched on the front-end | tip of the 2nd attachment part 6b 1b, one end connected to the first engaging portion 11a, extending along the upper surface of the first locking portion 6c, and hanging down along the side surfaces of the first mounting portion 6a and the second mounting portion 6b. It is possible to simplify the shapes of the cowl louver 4 and the hood seal 10 by forming the second engaging portion 11b so as to be continuous, and the gist of the present invention is not limited to the above embodiment. Various changes can be made without departing from the scope.
[0037]
【The invention's effect】
According to the hood seal mounting structure of an automobile according to the present invention described above, the hood seal can be securely attached to the cowl louver by using the hood seal itself without using a clip or the like, enabling sub-assembly and assembling work efficiency. As well as reducing the number of man-hours and manufacturing costs, the sealability between the front hood and the cowl panel can be secured without changing the conventional basic body structure by simply changing the mounting structure between the cowl louver and the hood seal. Furthermore, the front hood can be pressed against the cowl panel with a large pressing force through the hood seal, and the vibration of the front hood associated with traveling can be suppressed, contributing to the automobile industry. It ’s great.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an automobile for explaining an embodiment of a hood seal mounting structure for an automobile according to the present invention.
2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 3 is also a plan view of the main part.
FIG. 4 is a cross-sectional view of an essential part for explaining another embodiment of the automobile hood seal mounting structure according to the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a main part for explaining a conventional automobile hood seal mounting structure.
FIG. 6 is a cross-sectional view of an essential part for explaining a conventional automobile hood seal mounting structure.
FIG. 7 is a cross-sectional view of an essential part for explaining a conventional automobile hood seal mounting structure.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Car 2 Windshield 3 Front hood 3a Seal surface 4 Cowl louver 5 Cowl louver main body part 6 Seal attachment part 6a First attachment part 6b Second attachment part 6c First engagement part 6d Second engagement part 8 Cowl panel 10 Hood seal 11 Base portion 11a First engagement portion 11b Second engagement portion 12 Hood side seal portion

Claims (3)

フロントガラスの下端縁に沿って設けられるカウルルーバの前端に取り付けられるフードシールによってカウルパネルの前端とフロントフードの後端との間をシールする自動車のフードシール取付構造において、
カウルパネルと、
後端が上記フロントガラスの下端縁に沿って設けられるカウルルーバ本体部と該カウルルーバ本体部の前端に沿ってカウルルーバ本体と一体に形成されてフロントフードのシール面に対向して突出する第１取付部及びカウルパネルのシール面に対向して突出してカウルパネルに支持される第２取付部とを具備するシール取付部を有するカウルルーバと、
上記シール取付部の第１取付部及び第２取付部を覆ってシール取付部に取り付けられるベース部及び該ベース部に設けられてフロントフードのシール面に圧接するフード側シール部を具備するフードシールとを有し、
上記シール取付部の第１取付部及び第２取付部と、フード側シール部と、カウルパネルのシール面とが、フロントフードのシール面からの同一垂線上に配置されたことを特徴とする自動車のフードシール取付構造。In an automobile hood seal mounting structure that seals between the front end of the cowl panel and the rear end of the front hood by a hood seal attached to the front end of the cowl louver provided along the lower edge of the windshield.
A cowl panel,
A cowl louver main body portion whose rear end is provided along the lower end edge of the windshield, and a first attachment portion that is formed integrally with the cowl louver main body along the front end of the cowl louver main body portion and projects opposite the seal surface of the front hood. And a cowl louver having a seal mounting portion that includes a second mounting portion that protrudes opposite the seal surface of the cowl panel and is supported by the cowl panel;
A hood seal comprising a base portion that covers the first attachment portion and the second attachment portion of the seal attachment portion and is attached to the seal attachment portion, and a hood side seal portion that is provided on the base portion and press-contacts the seal surface of the front hood. And
The first mounting portion and the second mounting portion of the seal mounting portion, the hood side seal portion, and the seal surface of the cowl panel are arranged on the same vertical line from the seal surface of the front hood. Hood seal mounting structure. 上記シール取付部は、上記第１取付部の頂端から車体後方に突出する第１係止部と第１取付部の頂端から車体前方に突出する第２係止部とを有し、上記フードシールのベース部が、上記第１係止部及び第２係止部の上面及び第１取付部と第２取付部の前面を覆いその一端に第１係止部に係合する第１係合部と他端に第２取付部に係合する第２係合部を有することを特徴とする請求項１に記載の自動車のフードシール取付構造。  The seal mounting portion includes a first locking portion that protrudes rearward from the top end of the first mounting portion and a second locking portion that protrudes forward of the vehicle body from the top end of the first mounting portion. A first engaging portion that covers the upper surfaces of the first and second locking portions and the front surfaces of the first and second mounting portions and engages the first locking portion at one end thereof. 2. The automobile hood seal mounting structure according to claim 1, further comprising a second engaging portion that engages with the second mounting portion at the other end. 上記フードシールのベース部は、シール取付部とカウルパネルとによって挟持固定されることを特徴とする請求項１または２に記載の自動車のフードシール取付構造。  The hood seal mounting structure for an automobile according to claim 1 or 2, wherein the base portion of the hood seal is clamped and fixed by a seal mounting portion and a cowl panel.

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