JP3865915B2

JP3865915B2 - Steel bottom formwork and floor slab

Info

Publication number: JP3865915B2
Application number: JP36814597A
Authority: JP
Inventors: 淳岡田; 秀昭長山; 篤敬川畑; 康弘猪村
Original assignee: JFE Engineering Corp
Current assignee: JFE Engineering Corp
Priority date: 1997-12-29
Filing date: 1997-12-29
Publication date: 2007-01-10
Anticipated expiration: 2017-12-29
Also published as: JPH11192613A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に鋼底型枠及び鋼・コンクリート合成床版に属する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、橋桁等を構築する技術である鋼・コンクリート合成床版の一つとして、オープンサンドイッチ床版１００が提供されている。
図１４に示すように、オープンサンドイッチ床版１００は、底鋼板１０１の上にＵ型リブ１０２を配置し、その上に必要に応じて配筋された鋼底型枠１０３同士を現場溶接して接合した後、図１５に示すようにコンクリートＣを打設することにより構築されるものである。
【０００３】
他方、鋼底型枠同士の接合構造として、図１６及び図１７に示すような、ＲＣ構造の型枠兼用アゴ部２０１、２０２を有するループ鉄筋Ｒによる接合構造がある。図１６は片側のみにアゴ部２０１を設けた構造、図１７は両側にアゴ部２０２を設けた構造である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術には以下に掲げる問題点があった。
【０００５】
オープンサンドイッチ床版１００においては、図１５に示すように、Ｕ型リブ１０２内にコンクリートＣが充填されていなかった。その為、Ｕ型リブ１０２が内側に変形する可能性があり、活荷重等の繰り返し載荷によってＵ型リブ１０２と底鋼板１０１の溶接部に疲労亀裂が生じたり、Ｕ型リブ１０２とコンクリートＣの境界部の付着が切れて、コンクリートＣにクラックが生じるおそれがあり、オープンサンドイッチ床版１００の耐久性に関して問題点が指摘されていた。
【０００６】
さらに、鋼底型枠１０３間の現場での溶接作業、及び鉄筋の結束作業を必要とした為、施工費用が嵩み、施工期間に長期を要していた。
【０００７】
他方、図１６に示すＲＣ構造のアゴ部２０１を有するループ鉄筋による接合構造では、アゴ部２０１の強度を確保する為の、アゴ部２０１内へループ鉄筋Ｒの配置等の理由によりある程度のアゴ部２０１の厚さが必要となる。通常このアゴ部２０１の上のコンクリート打設部Ｖにコンクリートを現場で打設して接合することになるが、アゴ部２０１先端のところで構造が切れているのでアゴ部２０１の厚さが厚くなることでその断面内の床版厚（コンクリート打設部Ｖの厚さ）が小さくなることになり、接合部分の強度が低下した。
【０００８】
図１７に示すように両側からアゴ部２０２を出すことでアゴ部２０２の長さを短く、薄くできるが、この場合は、鋼底型枠を配置するとき、上方から一方の鋼底型枠２０３を下方に下ろすと、他方の鋼底型枠２０３’のループ鉄筋Ｒに一方の鋼底型枠２０３の下面がぶつかる為、一方のパネルを接合方向（図中における矢印方向）から挿入する必要があり、施工に困難を要していた。
【０００９】
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、耐久性を向上させ且つ施工費用を低廉化し、施工期間を短縮できと共に、接合部の強度および耐久性を確保しつつ、さらに施工を容易にすることができる床版を提供する点にある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決すべく以下に掲げる構成とした。
（１）同一形状及び構造を有する鋼底型枠ユニットを複数個連設配置して、これに鉄筋を配筋し、コンクリートを打設することより床版を形成するために用いられる鋼底型枠ユニットであって、該鋼底型枠ユニットは、底鋼板と断面がＵ字状のＵ型リブとからなり、該Ｕ型リブはＵ字の両脚端部が底鋼板の上面に接合されて底鋼板上に逆Ｕ字状に設けられており、その上面にはコンクリートを流し込むための孔が複数個設けられ、また、その両側面にはＵ型リブ内にコンクリートを流し込むため及びＵ型リブの両側面を貫通してＵ型リブの長手方向とクロスする方向に鉄筋を挿通するための孔が複数対設けられており、これらの孔は、大きさが耐力や耐久性に支障をきたさない範囲でできる限り大きいことを特徴とする鋼底型枠ユニット。
（２）前記Ｕ型リブの側面に設けられた孔は、端部が折り返されてループ部が形成されたループ鉄筋を挿通することが可能な大きさであることを特徴とする上記（１）の鋼底型枠ユニット。
（３）前記Ｕ型リブの側面に設けられた孔には、前記鉄筋を固定可能な鉄筋係止部が形成されていることを特徴とする上記（１）の鋼底型枠ユニット
（４）前記Ｕ型リブの側面には、短尺の接合用ループ鉄筋の両端部が挿入され固定されるための固定孔が更に設けられていることを特徴とする（１）〜（３）の鋼底型枠ユニット。
（５）上記（１）〜（４）の鋼底型枠ユニットの複数個が、各Ｕ型リブが同じ方向でかつＵ型リブの長手方向とクロスする方向に連結接合されており、Ｕ型リブの両側面に設けた孔にＵ型リブの長手方向とクロスする方向に鉄筋が挿通され、打設されたコンクリートが鋼底型枠上及びＵ型リブの内側に充填されていることを特徴とする床版。
（６）上記（１）〜（４）の鋼底型枠ユニットの複数個が、各Ｕ型リブが同じ方向でかつＵ型リブの長手方向とクロスする方向に連結接合されており、端部が折り返されてループ部が形成されたループ鉄筋が前記Ｕ型リブの両側面に設けた孔にＵ型リブの長手方向とクロスする方向に挿通され、前記ループ鉄筋のループ部は隣接する鋼底型枠ユニットに挿通されたループ鉄筋のループ部と対向しており、対向する前記ループ鉄筋のうち、一方のループ鉄筋のみが、隣接する前記鋼底型枠ユニットの前記底鋼板にまで至っており、打設されたコンクリートが鋼底型枠上及びＵ型リブの内側に充填されていることを特徴とする床版。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【００１２】
（第１の実施の形態）
図１に示すように、本実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版１０は、鋼底型枠１１と、このリブ上に配筋されたループ鉄筋１５と、鋼底型枠１１上に打設されたコンクリートＣとを備えている。鋼底型枠１１は、底鋼板１２と、この底鋼板１２に概ね逆Ｕ字状を呈するように固定されたＵ型リブ１３とを有している。
【００１３】
底鋼板１２は、平面視矩形をなし、図１においては二つの底鋼板１２が接合されている。符号Ｊが接合部である。
【００１４】
Ｕ型リブ１３は、外輪郭が左右対称の台形をなしている。Ｕ型リブ１３の上面及び側面には、底鋼板１２と共に囲繞される空間１４内にコンクリートＣが流入可能な孔１３ａが複数設けられている。ここで孔１３ａの大きさは耐力や耐久性に支障をきたさない範囲でできる限り大きいものが望ましく、充填したコンクリートＣがＵ型を有する鋼底型枠１１内に十分行き渡るような大きさに設定されている。側面に設けられた孔１３ａはループ鉄筋１５を挿通可能なように等しい位置に設けられている。
【００１５】
ループ鉄筋１５は、端部が折り返されてループ部１５ａが形成されている。ループ部１５ａの長さは、設計条件等により決定される。図２に示すように、隣接する鋼底型枠１１の対向するループ鉄筋１５，１５’のうち、一方のループ鉄筋１５’のみが、隣接する鋼底型枠１１の底鋼板１２まで至っている。
【００１６】
本実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版１０及び鋼底型枠１１は、以上の如く構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。
【００１７】
Ｕ型リブ１３の上面及び側面に開設された孔１３ａから、Ｕ型リブ１３内部にコンクリートＣが充填されるのでＵ型を有する鋼底型枠１１が内側に変形するのを防止することができる。従って、活荷重等の繰り返し載荷によってＵ型リブ１３と底鋼板１２の溶接部に疲労亀裂が生じたり、Ｕ型リブ１３とコンクリートＣの境界部の付着が切れて、コンクリートＣにクラックが生じる可能性が少なくなり、床版の耐久性が大幅に改善される。
【００１８】
また、隣接する鋼底型枠１１の底鋼板１２にまで至るようにループ鉄筋１５を配筋した場合には、隣接する鋼底型枠１１の、対向する各ループ鉄筋１５が重なり合う面積が大きくなる。また、従来技術の如く、アゴ部の厚さを大きくしなければ、換言すれば接合部ＪにおけるコンクリートＣ厚を小さくしなければならないということはない。これは、従来技術に係るアゴ部に相当する部分が底鋼板１２であり薄くできる（厚くする必要がない）からである。その結果、鋼底型枠１１の接合部Ｊにおける強度を向上させることができる。
【００１９】
接合部Ｊにおける強度を向上させることができるので、隣接する鋼底型枠１１の底鋼板１２同士の溶接作業を不要にすることができる。
【００２０】
その結果、施工費用を低廉化し、施工期間を短縮することができる。
【００２１】
また、図２に示すように一方のループ鉄筋１５のみが隣接する鋼底型枠１１の底鋼板１２まで至っていないので、一方の底鋼板１２を下ろしても当該底鋼板１２が他方の底鋼板１２のループ鉄筋１５にぶつかることがない。したがって、一方の底鋼板１２を上から設置することができるので施工を容易にすることができる。
【００２２】
（第２の実施の形態）
図３に示すように、本実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版２０は、第１の実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版１０とほぼ同様の形状をなす。異なる点は、Ｕ型リブ２３の側面に開設された鉄筋係止孔２３ａの内部に引っ張り側（上側）ループ鉄筋２５が配筋されている点と、これらの孔の形状である。また、隣接する鋼・コンクリート合成床版の対向するループ鉄筋２５同士がぶつかることの無いように、孔が側面に設けられている。
【００２３】
図４に示すように、左右２ヶづつ計４ヶの鉄筋係止部２３ｂが形成されている。係る鉄筋係止孔２３ａに鉄筋を固定するには以下の如く行う。
【００２４】
まず、図４に示すように１本のループ鉄筋２５を鉄筋係止孔２３ａに挿入する。
【００２５】
次いで、図５に示すように片側（図５では下側）の鉄筋を左下の鉄筋係止部２３ｂに係止する。
【００２６】
次いで、図６に示すように鉄筋をループ部２５ａの間隔が狭くなるように撓ませ、図７に示すように他方側（図７では上側）左上の鉄筋係止部２３ｂにループ鉄筋２５自信の復元力により係止する。
【００２７】
次いで、図８に示すようにもう一本のループ鉄筋２５を右側の各鉄筋係止部２３ｂに係止する。
【００２８】
斯かる鋼・コンクリート合成床版２０によれば、第１の実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版１０が奏する効果の他に、さらに、現場での作業はループ鉄筋２５をＵ型リブ２３を有する鋼底型枠の側面に差し込み鋼底型枠を設置するだけの作業ですむので、ループ鉄筋２５の結束作業を不要にすることができる。その結果、従来工法よりも現場での作業が省力化することができる。さらに鉄筋がＵ型リブ内に固定されているので、コンクリート部にクラックが生じた場合でも従来の単に番線で結束するものよりも鉄筋の拘束効果は大きいものとなる。
【００２９】
（第３の実施の形態）
図９に示すように、本実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版３０が、第１又は第２の実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版１０、２０と異なる点は、Ｕ型リブ３３の側面に短尺の接合用ループ鉄筋３６が固定されている点である。
【００３０】
接合用ループ鉄筋３６は短尺で、Ｕ型リブ３３の内側面に引っかかるように鈎部３６ｂが一端部に形成されている。
【００３１】
Ｕ型リブ３３には、その側面に接合用ループ鉄筋３６を固定する為の固定孔３３ｂが設けられている。
【００３２】
接合用ループ鉄筋３６を配筋・固定するには、図１０に示すように、まず接合用ループ鉄筋３６の鈎部３６ｂを一の固定孔３３ｂに挿入し、次いで矢印方向に回転させて、図１１に示すように接合用ループ鉄筋３６を固定する。
【００３３】
以上の如く接合用ループ鉄筋を簡単に配筋・固定できるので、更に現場での省力化，施工性向上を実現できる。
【００３４】
なお、上記実施の形態においては鋼・コンクリート合成床版に適用されたが、本発明はそれに限定されず、本発明を適用する上で好適な構造に適用することができる。
【００３５】
また、図１２に示す接続用ループ鉄筋４５のように両端に鈎部４５ａ，４５ｂを形成することもできる。斯かる接合用ループ鉄筋４５は、図７に示す如き鉄筋係止孔２３ａに固定する。
【００３６】
また、図１３に示すように長尺のループ鉄筋５５にも鈎部５５ａを形成することもできる。斯かるループ鉄筋５５によりさらに接合強度を向上させることができる。
【００３７】
また、Ｕ型リブに設けられた孔の形状は、上記実施の形態には限定されず、円形、矩形等、本発明を実施する上で好適な形状にすることができる。
【００３８】
また、Ｕ型リブの断面形状は、台形に限定されず、矩形、円弧等、本発明を実施する上で好適な形状にすることができる。
【００３９】
また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
【００４０】
なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
【００４１】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。
Ｕ型リブが有する孔から、Ｕ型リブ内部にコンクリートを充填できるので耐久性を向上させることができる。
【００４２】
また、隣接する鋼底型枠の底鋼板にまで至るようにループ鉄筋を配筋した場合には、隣接する鋼底型枠の、対向する各ループ鉄筋が重なり合う面積が大きくなる。また、従来技術の如くアゴ部の厚さを大きくするということがない（アゴ部に相当する部分が底鋼板であり薄くできる）ので、鋼底型枠の接合部における強度を向上させることができる。
【００４３】
接合部における強度を向上させることができるので、隣接する鋼底型枠の底鋼板同士の溶接作業を不要にすることができる。また、Ｕ型リブがその側面に有する孔に鉄筋係止部が形成された場合には鉄筋をＵ型リブに係止できるので、鉄筋同士の結束作業を不要にすることができる。
【００４４】
さらにコンクリート部にクラックが生じた後の挙動において、従来の番線による結束よりも鉄筋の拘束効果が大きいものとなる。
【００４５】
その結果、施工費用を低廉化し、施工期間を短縮し、耐久性を向上させることができる。
【００４６】
さらに、ループ鉄筋のループ部を底鋼板の端部にまで至らないように配筋すれば、一方の底鋼板を下ろしても当該底鋼板が他方の底鋼板のループ鉄筋にぶつかることがないので、一方の底鋼板を上から設置することができるので施工を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版の一部断面斜視図である。
【図２】図１に示す鋼・コンクリート合成床版の接合方法を示す側面図である。
【図３】本発明の第２の実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版の一部断面斜視図である。
【図４】図３に示すＵ型リブへのループ鉄筋を取付工程図である。
【図５】図３に示すＵ型リブへのループ鉄筋を取付工程図である。
【図６】図３に示すＵ型リブへのループ鉄筋を取付工程図である。
【図７】図３に示すＵ型リブへのループ鉄筋を取付工程図である。
【図８】図３に示すＵ型リブへのループ鉄筋を取付工程図である。
【図９】本発明の第３の実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版の斜視図である。
【図１０】図９に示すＵ型リブへのループ鉄筋の取付工程図である。
【図１１】図９に示すＵ型リブへのループ鉄筋の取付工程図である。
【図１２】ループ鉄筋の他の実施の形態を示す側面図である。
【図１３】ループ鉄筋の他の実施の形態を示す側面図である。
【図１４】従来例に係るオープンサンドイッチ床版に係る鋼底型枠の斜視図である。
【図１５】従来例に係るオープンサンドイッチ床版の縦断面図である。
【図１６】従来例に係る継手部分の縦断面図である。
【図１７】従来例に係る継手部分の縦断面図である。
【符号の説明】
Ｃコンクリート
１０鋼・コンクリート合成床版
１１鋼底型枠
１２底鋼板
１３Ｕ型リブ
１３ａ孔
１４底鋼板と共に囲繞される空間
１５ループ鉄筋
１５ａループ部
２０鋼・コンクリート合成床版
２３Ｕ型リブ
２３ａ鉄筋係止孔
２３ｂ鉄筋係止部
２５ループ鉄筋
２５ａループ部
３０鋼・コンクリート合成床版
３３Ｕ型リブ
３３ｂ固定孔
３６接合用ループ鉄筋
３６ａ鈎部
４５接続用ループ鉄筋
４５ａ，４５ｂ鈎部
５５ループ鉄筋
５５ａ鈎部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention particularly belongs to a steel bottom formwork and a steel / concrete composite deck.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, an open sandwich floor slab 100 has been provided as one of steel and concrete composite floor slabs, which is a technique for constructing bridge girders and the like.
As shown in FIG. 14, the open sandwich floor slab 100 has a U-shaped rib 102 disposed on a bottom steel plate 101, and the steel bottom molds 103 placed on the U-shaped ribs 102 on the bottom steel plate 103 are welded in-situ as needed. After joining, it is constructed by placing concrete C as shown in FIG.
[0003]
On the other hand, as a joining structure between steel bottom molds, there is a joining structure by a loop reinforcing bar R having mold structure and jaw portions 201 and 202 having an RC structure as shown in FIGS. 16 shows a structure in which the jaw part 201 is provided only on one side, and FIG. 17 shows a structure in which the jaw part 202 is provided on both sides.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the prior art has the following problems.
[0005]
In the open sandwich floor slab 100, the concrete C is not filled in the U-shaped rib 102 as shown in FIG. Therefore, there is a possibility that the U-shaped rib 102 is deformed inward, and fatigue cracks are generated in the welded portion between the U-shaped rib 102 and the bottom steel plate 101 due to repeated loading such as a live load. There is a possibility that the adhesion of the boundary portion is cut off and cracks are generated in the concrete C, and a problem has been pointed out regarding the durability of the open sandwich floor slab 100.
[0006]
Furthermore, since the welding work in the field between the steel bottom formwork 103 and the bundling work of the reinforcing bars are required, the construction cost is high and the construction period is long.
[0007]
On the other hand, in the joining structure with the loop reinforcing bar having the jaw part 201 of the RC structure shown in FIG. 16, a certain amount of the jaw part for reasons such as the arrangement of the loop reinforcing bar R in the jaw part 201 for securing the strength of the jaw part 201. A thickness of 201 is required. Normally, concrete is cast and joined to the concrete placing part V on the jaw part 201 in the field, but since the structure is cut at the tip of the jaw part 201, the thickness of the jaw part 201 is increased. As a result, the floor slab thickness (thickness of the concrete placing portion V) in the cross section was reduced, and the strength of the joint portion was reduced.
[0008]
As shown in FIG. 17, the length of the jaw portion 202 can be shortened and thinned by protruding the jaw portion 202 from both sides. In this case, when placing the steel bottom formwork, one steel bottom formwork 203 from above is arranged. Is lowered, the bottom surface of one steel bottom mold 203 hits the loop rebar R of the other steel bottom mold 203 ', so one panel needs to be inserted from the joining direction (arrow direction in the figure). There was a difficulty in construction.
[0009]
The present invention has been made in view of such problems, and the object of the present invention is to improve the durability and reduce the construction cost, shorten the construction period, and increase the strength and durability of the joint. The object is to provide a floor slab that can be easily constructed while ensuring.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is configured as follows to solve the above problems.
(1) A steel bottom mold used to form a floor slab by arranging and arranging a plurality of steel bottom formwork units having the same shape and structure, arranging reinforcing bars in this, and placing concrete. The steel bottom mold unit is composed of a bottom steel plate and a U-shaped rib having a U-shaped cross section, and the U-shaped rib has U-shaped leg ends joined to the upper surface of the bottom steel plate. It is provided in an inverted U shape on the bottom steel plate, and a plurality of holes for pouring concrete are provided on the upper surface thereof, and on both sides thereof, concrete is poured into the U-shaped ribs and U-shaped ribs. There are a plurality of pairs of holes through which the rebars are inserted in the direction crossing the longitudinal direction of the U-shaped ribs through the both side surfaces, and the sizes of these holes do not hinder proof stress or durability. Steel bottom formwork unit characterized by being as large as possible in the range.
(2) The above-mentioned (1), wherein the hole provided in the side surface of the U-shaped rib is sized so as to be able to pass through a loop reinforcing bar in which an end portion is folded and a loop portion is formed. Steel bottom formwork unit.
(3) The steel bottom mold unit (4) according to (1) above, wherein a reinforcing bar locking portion capable of fixing the reinforcing bar is formed in a hole provided in a side surface of the U-shaped rib. (1)-(3) Steel bottom mold | type characterized by further providing the fixing hole for inserting and fixing the both ends of a short joining loop rebar on the side surface of the said U-shaped rib Frame unit.
(5) A plurality of the steel bottom mold units of the above (1) to (4) are connected and joined in a direction in which each U-shaped rib is in the same direction and crosses the longitudinal direction of the U-shaped rib. Reinforcing bars are inserted through the holes provided on both sides of the rib in a direction crossing the longitudinal direction of the U-shaped rib, and the cast concrete is filled on the steel bottom mold and inside the U-shaped rib. A floor slab.
(6) A plurality of the steel bottom mold units of the above (1) to (4) are connected and joined in a direction in which each U-shaped rib is in the same direction and crosses the longitudinal direction of the U-shaped rib, Loop rebars that are folded back to form loop portions are inserted through holes provided on both side surfaces of the U-shaped ribs in a direction crossing the longitudinal direction of the U-shaped ribs, and the loop portions of the loop rebars are adjacent to the steel bottom It is opposed to the loop portion of the loop rebar inserted through the formwork unit, and among the loop rebars facing each other, only one loop rebar reaches the bottom steel plate of the adjacent steel bottom formwork unit, A floor slab in which cast concrete is filled on a steel bottom formwork and inside a U-shaped rib.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0012]
(First embodiment)
As shown in FIG. 1, a steel / concrete composite floor slab 10 according to this embodiment includes a steel bottom formwork 11, a loop rebar 15 arranged on the rib, and a steel bottom formwork 11. And provided concrete C. The steel bottom formwork 11 has a bottom steel plate 12 and a U-shaped rib 13 fixed to the bottom steel plate 12 so as to exhibit a substantially inverted U shape.
[0013]
The bottom steel plate 12 has a rectangular shape in plan view, and two bottom steel plates 12 are joined in FIG. Reference numeral J is a joint.
[0014]
The U-shaped rib 13 forms a trapezoid whose outer contour is symmetrical. A plurality of holes 13 a through which concrete C can flow into a space 14 enclosed with the bottom steel plate 12 are provided on the upper surface and side surfaces of the U-shaped rib 13. Here, the size of the hole 13a is preferably as large as possible within a range that does not impair the yield strength and durability, and is set to such a size that the filled concrete C is sufficiently spread in the steel bottom formwork 11 having the U shape. Has been. The holes 13a provided on the side surfaces are provided at equal positions so that the loop reinforcing bars 15 can be inserted.
[0015]
The loop reinforcing bar 15 has its end folded back to form a loop portion 15a. The length of the loop portion 15a is determined by design conditions and the like. As shown in FIG. 2, only one loop reinforcing bar 15 ′ of the adjacent loop reinforcing bars 15, 15 ′ of the adjacent steel bottom formwork 11 reaches the bottom steel plate 12 of the adjacent steel bottom formwork 11.
[0016]
Since the steel / concrete composite floor slab 10 and the steel bottom formwork 11 according to the present embodiment are configured as described above, the following effects are achieved.
[0017]
Since the concrete C is filled into the U-shaped rib 13 from the holes 13a formed in the upper surface and the side surface of the U-shaped rib 13, it is possible to prevent the steel bottom mold 11 having the U shape from being deformed inward. . Accordingly, it is possible that fatigue cracks occur in the welded portion between the U-shaped rib 13 and the bottom steel plate 12 due to repeated loading such as live loads, or the boundary between the U-shaped rib 13 and the concrete C breaks, and the concrete C may crack. And the durability of the floor slab is greatly improved.
[0018]
In addition, when the loop reinforcing bars 15 are arranged so as to reach the bottom steel plate 12 of the adjacent steel bottom mold 11, the area where the adjacent loop reinforcing bars 15 of the adjacent steel bottom mold 11 overlap is increased. . Further, unlike the prior art, if the thickness of the jaw portion is not increased, in other words, the concrete C thickness at the joint portion J does not have to be reduced. This is because the portion corresponding to the jaw portion according to the prior art is the bottom steel plate 12 and can be made thin (it is not necessary to make it thick). As a result, the strength at the joint J of the steel bottom mold 11 can be improved.
[0019]
Since the strength at the joint J can be improved, the welding work between the bottom steel plates 12 of the adjacent steel bottom molds 11 can be eliminated.
[0020]
As a result, the construction cost can be reduced and the construction period can be shortened.
[0021]
In addition, as shown in FIG. 2, only one loop rebar 15 does not reach the bottom steel plate 12 of the adjacent steel bottom formwork 11, so that even if one bottom steel plate 12 is lowered, the bottom steel plate 12 remains the other bottom steel plate 12. The loop rebar 15 is not hit. Therefore, since one bottom steel plate 12 can be installed from the top, construction can be facilitated.
[0022]
(Second Embodiment)
As shown in FIG. 3, the steel / concrete composite floor slab 20 according to the present embodiment has substantially the same shape as the steel / concrete composite floor slab 10 according to the first embodiment. A different point is that a pulling side (upper) loop reinforcing bar 25 is arranged inside a reinforcing bar locking hole 23a provided on the side surface of the U-shaped rib 23, and the shape of these holes. Moreover, the hole is provided in the side surface so that the loop rebar 25 which the adjacent steel and concrete composite floor slabs may not collide with each other.
[0023]
As shown in FIG. 4, a total of four reinforcing bar locking portions 23b are formed, two on each side. In order to fix the reinforcing bar in the reinforcing bar locking hole 23a, it is performed as follows.
[0024]
First, as shown in FIG. 4, one loop reinforcing bar 25 is inserted into the reinforcing bar locking hole 23a.
[0025]
Next, as shown in FIG. 5, the reinforcing bar on one side (the lower side in FIG. 5) is locked to the lower left reinforcing bar locking portion 23 b.
[0026]
Next, as shown in FIG. 6, the reinforcing bars are bent so that the interval between the loop portions 25a is narrowed, and as shown in FIG. Lock by restoring force.
[0027]
Next, as shown in FIG. 8, another loop reinforcing bar 25 is locked to each of the right reinforcing bar locking portions 23b.
[0028]
According to the steel / concrete composite floor slab 20, in addition to the effects exhibited by the steel / concrete composite floor slab 10 according to the first embodiment, the work on site further includes the loop rebar 25 and the U-shaped rib 23. Since it is only necessary to install the steel bottom formwork on the side surface of the steel bottom formwork having, the binding work of the loop reinforcing bars 25 can be made unnecessary. As a result, work on site can be labor-saving compared with the conventional construction method. Further, since the reinforcing bars are fixed in the U-shaped ribs, even when a crack occurs in the concrete portion, the reinforcing effect of the reinforcing bars is greater than that of the conventional simple wire bundle.
[0029]
(Third embodiment)
As shown in FIG. 9, the steel / concrete composite floor slab 30 according to the present embodiment is different from the steel / concrete composite floor slabs 10 and 20 according to the first or second embodiment in that a U-shaped rib is used. A short joining loop rebar 36 is fixed to the side surface 33.
[0030]
The joining loop rebar 36 is short, and a flange 36b is formed at one end so as to be caught by the inner surface of the U-shaped rib 33.
[0031]
The U-shaped rib 33 is provided with a fixing hole 33b for fixing the joining loop rebar 36 on its side surface.
[0032]
In order to arrange and fix the joining loop reinforcing bar 36, as shown in FIG. 10, first, the flange portion 36b of the joining loop reinforcing bar 36 is inserted into one fixing hole 33b, and then rotated in the direction of the arrow. 11, the joining loop rebar 36 is fixed.
[0033]
As described above, the joining loop rebar can be easily arranged and fixed, so that on-site labor saving and workability improvement can be realized.
[0034]
In addition, in the said embodiment, although applied to the steel and concrete composite slab, this invention is not limited to it, It can apply to a suitable structure when applying this invention.
[0035]
In addition, like the connecting loop rebars 45 shown in FIG. 12, flanges 45a and 45b can be formed at both ends. Such a joining loop reinforcing bar 45 is fixed to a reinforcing bar locking hole 23a as shown in FIG.
[0036]
Further, as shown in FIG. 13, the flange portion 55 a can also be formed on the long loop reinforcing bar 55. Such a loop reinforcing bar 55 can further improve the bonding strength.
[0037]
Moreover, the shape of the hole provided in the U-shaped rib is not limited to the above embodiment, and can be a shape suitable for implementing the present invention, such as a circle and a rectangle.
[0038]
Moreover, the cross-sectional shape of the U-shaped rib is not limited to a trapezoidal shape, and can be a shape suitable for implementing the present invention, such as a rectangle or an arc.
[0039]
In addition, the number, position, shape, and the like of the constituent members are not limited to the above-described embodiment, and can be set to a suitable number, position, shape, and the like in practicing the present invention.
[0040]
In each figure, the same numerals are given to the same component.
[0041]
【The invention's effect】
Since this invention is comprised as mentioned above, there exists an effect hung up below.
Since the concrete can be filled into the U-shaped rib from the hole of the U-shaped rib, the durability can be improved.
[0042]
Further, when the loop reinforcing bars are arranged so as to reach the bottom steel plate of the adjacent steel bottom mold, the area where the adjacent loop reinforcing bars of the adjacent steel bottom mold overlap each other is increased. Further, since the thickness of the jaw portion is not increased as in the prior art (the portion corresponding to the jaw portion is a bottom steel plate and can be thinned), the strength at the joint portion of the steel bottom mold can be improved. .
[0043]
Since the strength at the joint can be improved, the welding work between the bottom steel plates of adjacent steel bottom molds can be eliminated. Further, when the reinforcing bar locking portion is formed in the hole formed on the side surface of the U-shaped rib, the reinforcing bar can be locked to the U-shaped rib, so that it is not necessary to bind the reinforcing bars.
[0044]
Furthermore, in the behavior after cracks occur in the concrete part, the reinforcing effect of reinforcing bars is greater than that of the conventional wire bundle.
[0045]
As a result, the construction cost can be reduced, the construction period can be shortened, and the durability can be improved.
[0046]
In addition, if you arrange the loop part of the loop rebar so that it does not reach the end of the bottom steel plate, even if you lower one bottom steel plate, the bottom steel plate will not hit the loop rebar of the other bottom steel plate, Since one bottom steel plate can be installed from the top, construction can be facilitated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial cross-sectional perspective view of a steel / concrete composite deck according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view showing a method for joining the steel / concrete composite slab shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a partial cross-sectional perspective view of a steel / concrete composite deck according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a process diagram of attaching loop reinforcing bars to the U-shaped rib shown in FIG. 3;
FIG. 5 is a process diagram of attaching loop reinforcing bars to the U-shaped rib shown in FIG. 3;
FIG. 6 is a process diagram of attaching loop reinforcing bars to the U-shaped rib shown in FIG. 3;
FIG. 7 is a process diagram of attaching loop reinforcing bars to the U-shaped rib shown in FIG. 3;
FIG. 8 is a process diagram of attaching loop reinforcing bars to the U-shaped rib shown in FIG. 3;
FIG. 9 is a perspective view of a steel / concrete composite deck according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a process chart for attaching loop reinforcing bars to the U-shaped rib shown in FIG. 9;
FIG. 11 is a process diagram of attaching loop reinforcing bars to the U-shaped rib shown in FIG. 9;
FIG. 12 is a side view showing another embodiment of the loop reinforcing bar.
FIG. 13 is a side view showing another embodiment of the loop reinforcing bar.
FIG. 14 is a perspective view of a steel bottom mold according to an open sandwich floor slab according to a conventional example.
FIG. 15 is a longitudinal sectional view of an open sandwich floor slab according to a conventional example.
FIG. 16 is a longitudinal sectional view of a joint portion according to a conventional example.
FIG. 17 is a longitudinal sectional view of a joint portion according to a conventional example.
[Explanation of symbols]
C Concrete 10 Steel / concrete composite floor slab 11 Steel bottom formwork 12 Bottom steel plate 13 U-shaped rib 13a Hole 14 Space surrounded by bottom steel plate 15 Loop rebar 15a Loop part 20 Steel / concrete composite floor slab 23 U-shaped rib 23a Reinforcing bar Locking hole 23b Reinforcing bar locking part 25 Loop reinforcing bar 25a Loop part 30 Steel / concrete composite floor slab 33 U-shaped rib 33b Fixing hole 36 Joining loop reinforcing bar 36a Hook part 45 Connecting loop reinforcing bar 45a, 45b Hook part 55 Loop reinforcing bar 55a Buttock

Claims

同一形状及び構造を有する鋼底型枠ユニットを複数個連設配置して、これに鉄筋を配筋し、コンクリートを打設することより床版を形成するために用いられる鋼底型枠ユニットであって、該鋼底型枠ユニットは、底鋼板と断面がＵ字状のＵ型リブとからなり、該Ｕ型リブはＵ字の両脚端部が底鋼板の上面に接合されて底鋼板上に逆Ｕ字状に設けられており、その上面にはコンクリートを流し込むための孔が複数個設けられ、また、その両側面にはＵ型リブ内にコンクリートを流し込むため及びＵ型リブの両側面を貫通してＵ型リブの長手方向とクロスする方向に鉄筋を挿通するための孔が複数対設けられており、これらの孔は、大きさが耐力や耐久性に支障をきたさない範囲でできる限り大きいことを特徴とする鋼底型枠ユニット。 A steel bottom formwork unit that is used to form a floor slab by arranging a plurality of steel bottom formwork units having the same shape and structure, arranging reinforcing bars, and placing concrete. The steel bottom mold unit is composed of a bottom steel plate and a U-shaped rib having a U-shaped cross section. The U-shaped rib is formed on the bottom steel plate by joining both U-shaped leg ends to the upper surface of the bottom steel plate. The upper surface has a plurality of holes for pouring concrete into the upper surface, and both sides of the U-shaped ribs for pouring the concrete and both sides of the U-shaped ribs. There are a plurality of pairs of holes for inserting reinforcing bars in the direction crossing the longitudinal direction of the U-shaped ribs, and these holes can be formed in a range that does not hinder proof stress or durability. Steel bottom formwork unit characterized by being as large as possible.

前記Ｕ型リブの側面に設けられた孔は、端部が折り返されてループ部が形成されたループ鉄筋を挿通することが可能な大きさであることを特徴とする請求項１記載の鋼底型枠ユニット。 The steel bottom according to claim 1, wherein the hole provided in the side surface of the U-shaped rib has a size capable of being inserted through a loop rebar in which an end portion is folded and a loop portion is formed. Formwork unit.

前記Ｕ型リブの側面に設けられた孔には、前記鉄筋を固定可能な鉄筋係止部が形成されていることを特徴とする請求項１記載の鋼底型枠ユニット。 The steel bottom mold unit according to claim 1, wherein a reinforcing bar locking portion capable of fixing the reinforcing bar is formed in a hole provided on a side surface of the U-shaped rib.

前記Ｕ型リブの側面には、短尺の接合用ループ鉄筋の両端部が挿入され固定されるための固定孔が更に設けられていることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の鋼底型枠ユニット。 The fixing hole for inserting and fixing the both ends of a short joining loop rebar is further provided in the side of the U-shaped rib. Steel bottom formwork unit.

請求項１〜４のいずれかに記載の鋼底型枠ユニットの複数個が、各Ｕ型リブが同じ方向でかつＵ型リブの長手方向とクロスする方向に連結接合されており、Ｕ型リブの両側面に設けた孔にＵ型リブの長手方向とクロスする方向に鉄筋が挿通され、打設されたコンクリートが鋼底型枠上及びＵ型リブの内側に充填されていることを特徴とする床版。 A plurality of steel bottom mold units according to any one of claims 1 to 4, wherein each U-shaped rib is connected and joined in the same direction and in a direction crossing the longitudinal direction of the U-shaped rib. Reinforcing bars are inserted in the direction crossing the longitudinal direction of the U-shaped ribs in the holes provided on both sides of the steel, and the cast concrete is filled on the steel bottom formwork and inside the U-shaped ribs. Floor slab to do.

請求項１〜４のいずれかに記載の鋼底型枠ユニットの複数個が、各Ｕ型リブが同じ方向でかつＵ型リブの長手方向とクロスする方向に連結接合されており、端部が折り返されてループ部が形成されたループ鉄筋が前記Ｕ型リブの両側面に設けた孔にＵ型リブの長手方向とクロスする方向に挿通され、前記ループ鉄筋のループ部は隣接する鋼底型枠ユニットに挿通されたループ鉄筋のループ部と対向しており、対向する前記ループ鉄筋のうち、一方のループ鉄筋のみが、隣接する前記鋼底型枠ユニットの前記底鋼板にまで至っており、打設されたコンクリートが鋼底型枠上及びＵ型リブの内側に充填されていることを特徴とする床版。 A plurality of the steel bottom formwork units according to any one of claims 1 to 4, wherein each U-shaped rib is connected and joined in the same direction and in a direction crossing the longitudinal direction of the U-shaped rib. Loop rebars that are folded to form loop portions are inserted through holes provided on both sides of the U-shaped ribs in a direction crossing the longitudinal direction of the U-shaped ribs, and the loop portions of the loop rebars are adjacent to the steel bottom mold. It faces the loop part of the loop reinforcing bar inserted through the frame unit, and only one loop reinforcing bar of the facing loop reinforcing bars reaches the bottom steel plate of the adjacent steel bottom formwork unit. A floor slab characterized in that the concrete provided is filled on the steel bottom formwork and inside the U-shaped rib.