JP3863716B2 - 防水電気コネクターおよびそのためのゴム製絶縁防水雌雄カバー - Google Patents

防水電気コネクターおよびそのためのゴム製絶縁防水雌雄カバー Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は高電流かつ高電圧用の電気ケーブルを着脱自在に結合・離脱できる防水電気コネクターに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に従来の防水電気コネクターの一例を示す。図において、1,2は電気ケーブル、3は電気ケーブルの一端の露出芯線、4はプラグ、5はジャック、6はプラグの周囲のゴム製絶縁防水雌カバー、7はジャック側の周囲のゴム製絶縁防水雄カバー、8はプラグ先端絶縁体、9はジャック先端絶縁体、10はプラグ部材、11はジャック部材、19はプラグ部材(プラグ先端絶縁体8を含めて)を収容するジャック部材11のジャック孔、22はゴム製絶縁防水雌カバーの一部の円筒状雌部、23はゴム製絶縁防水雄カバーの一部の係合雄部である。円筒状雌部22はプラグ部材10(プラグ先端絶縁体8をも含めて)を間隔を置いて取り囲み係合雄部23を収容する係合孔24を形成する。
電気ケーブル1の露出芯線3はプラグ部材10に電気的に結合されている。かかるプラグ部材10のまわりにゴム製絶縁防水雌カバー6がインサート成形されている。同様に電気ケーブル2の露出芯線3がジャック部材11に電気的に結合され、かかるジャック部材11のまわりにゴム製絶縁防水雄カバー7がインサート成形されている。
【0003】
電気ケーブル1と電気ケーブル2を結合すべく電気工事者がプラグ4とジャック5を取り扱うとき誤って手、指等が電気伝導部に触れて感電するのをプラグ4の周囲の円筒状雌部22並びにプラグ先端絶縁体8及びジャックの周囲の係合雄部23並びにジャック先端絶縁体9で防止されてジャック部材11並びにプラグ部材10の高電圧から保護されるようになっている。
一方、電気ケーブル1と電気ケーブル2を電気的に結合すべくジャック部材11のジャック孔19にプラグ部材10を差し込むときゴム製絶縁防水雌カバー6の円筒状雌部22の係合孔24にゴム製絶縁防水雄カバー7の係合雄部23が嵌合される。これによりジャック部材11とプラグ部材10との係合部すなわち電気ケーブル1,2の結合部が防水保護されるようになっている。
【0004】
図2は防水性を改善した防水電気コネクターを示す。図2において示す参照符号のうち図1に示すものと同一の機能のものについては同一の参照符号を付した。従ってそれらの説明は省略して、防水性に関する点についてのみ説明する。100はゴム製絶縁防水雌カバー6の円筒状雌部22の入口近くの内側面に形成された環状溝である。101はゴム製絶縁防水雄カバー7の係合雄部23の外側面に形成された環状突条である。環状突条101は環状溝100に収容されている。102は円筒状雌部22の内部の内端に更に軸方向に形成された付加係合孔である。103はゴム製絶縁防水雄カバー7の係合雄部23の先端に更に軸方向に延出された付加係合雄部である。環状溝100に環状突条101がピッタリと収容され、かつ付加係合孔102に付加係合雄部103が嵌合することにより防水性が改善されている。
【0005】
図3は更に防水性を改善すると共に、ひとたびジャックにプラグが差し込まれると、結合された電気ケーブル1,2の延長部等を電気工事者が誤って足で引っ掛けてもジャックからプラグがはずれない(すなわち抜去抵抗がある程度大きくなる)ようにしたものである。
図3において示す参照符号のうち図1,図2に示すものと同一の機能のものについては同一の参照符号を付した。従って、それらの説明は省略する。
しかし補足的な参照符号を説明する。12はプラグ部材10に電気的に続くプラグ中央部、14はプラグ中央部12に電気的に続くプラグ側円筒状カシメ部である。電気ケーブル1の露出芯線3は前記カシメ部14にカシメ接続される。13はジャック部材11に電気的に続くジャック中央部、15はジャック中央部13に電気的に続くジャック側円筒状カシメ部である。電気ケーブル2の露出芯線3は前記カシメ部15にカシメ接続される。17はプラグ部材10とジャック部材11との間に良好な電気接続を達成する電気接触改善バネリングである。
なお、電気ケーブルの露出芯線3をプラグ側円筒状カシメ部14に挿入してこの円筒状カシメ部14の外周面をカシメる前に、電気ケーブル1をプラグ側ゴム製絶縁雌カバー6に通しておく、その後、電気ケーブル1の露出芯線3とプラグ側円筒状カシメ部14とをカシメにより機械的かつ電気的に接続する。しかる後、プラグ側ゴム製絶縁雌カバー6を電気ケーブルに沿って移動させて図3の左上のようにプラグ4のまわりに被せる。被せたプラグ側ゴム製絶縁雌カバー6がプラグ4から抜けないようにするためにプラグ中央部12は位置決めフランジを有する。勿論、この位置決めフランジに対応する凹所がプラグ側ゴム製絶縁雌カバー6の内側面に環状に設けられている。ジャック側ゴム製絶縁雄カバーも同様にしてジャック5のまわりに被せる。
【0006】
さて、図3のゴム製絶縁防水雌雄カバーの防水性並びに抜去抵抗について説明する。26は円筒状雌部22の内側鋸歯状面である。26Aは内側鋸歯状面26の一部でゆるい傾斜で先拡がりの環状前向き面部、26Bは急な傾斜で先細りの環状後向き面部である。これらの複数の面部26Aおよび複数の面部26Bによって複数の山26Cと複数の谷26Dを形成する。27は係合雄部23の外側鋸歯状面である。27Aは外側鋸歯状面27の一部でゆるい傾斜で先細りの環状前向き面部、27Bは急な傾斜で先拡がりの環状後向き面部である。これら複数の面部27Aおよび複数の面部27Bによって複数の山27Cと複数の谷27Dを形成する。
【0007】
係合雄部23の外側鋸歯状面27と円筒状雌部22の内側鋸歯状面26は防水電気コネクターの離脱作業(ジャック5からのプラグ4の抜去作業)に対して強く抵抗し、これよりも少ない抵抗で防水電気コネクターの結合作業(ジャック5へのプラグ4の挿入作業)を許容するようになっていることは図から理解されよう。
そして、外側鋸歯状面27の谷27Dに内側鋸歯状面26の山26Cが押圧されかつ内側鋸歯状面26の谷26Dに外側鋸歯状面27の山27Cが押圧されて嵌り合うことにより防水機能が基本的に発揮される。
また、円筒状雌部22の先端の環状対接面30が係合雄部23の根元にある環状対接面31に対接して予備的な防水効果を発揮する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図3に示す従来の内・外側鋸歯状面を有するゴム製絶縁防水雌雄カバーを備えた防水電気コネクターは、図1および図2に示す防水電気コネクターより優れているので広く用いられている。それ故、種々な要望が図3に代表される防水電気コネクターに対してなされるようになって来たのである。
例えば、電気工事者が或る部品の裏に手を廻して部品による視界妨害状態で当該防水電気コネクターのプラグとジャックを結合しなければならないときに、ゴム製絶縁防水雌雄カバーが完全に係合しているかどうかを目で確かめることができないので、二度、三度とプラグとジャックの結合動作の念押しをくり返さなくてはならず、時間はかかるし、疲れる、そして何となく不安であり改善する必要があることが判った。そこで本発明はゴム製絶縁防水雌雄カバーの結合動作がより軽い力で行われかつ結合動作の完了が手の感覚でも判るようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
内側鋸歯状面を有する円筒状雌部の肉厚を薄くしてプラグとジャックの結合・離脱の際に円筒状雌部が軸方向に伸縮するようにし、
円筒状雌部の係合孔の内端面と係合雄部の先端面との間および係合雄部の根元の環状対接面と円筒状雌部の先端付近の対応する環状対接面との間に軸方向間隙をもたせてプラグとジャックの結合時に円筒状雌部中への係合雄部の過挿入を許容するようにした。
【0010】
【発明の実施の形態】
円筒状雌部の肉厚を薄くする遣り方は、同じ定格電流・電圧の防水電気コネクターのためのゴム製絶縁防水雌雄カバーの従来の円筒状雌部の外径よりも小さな外径にすることによる。
円筒状雌部の係合孔の孔の深さを従来のものよりも深くし、係合雄部の根元の環状対接面の位置を軸方向に後方にずらせることにより、プラグとジャックの結合時に円筒状雌部中への係合雄部の過挿入を許容するようにする。すなわち、係合雄部の軸方向寸法を従来のものより長くし、これと同等又はそれ以上に円筒状雌部の軸方向寸法を長くすることにより達成する。
【0011】
【実施例】
図4〜図6を参照して本発明の防水電気コネクターの一実施例を示す。図4に示すもののうち図3に示すものと同一の機能のものについては同一の参照符号を付した。従ってそれらの説明は以下に簡単にまとめる。すなわち、1,2は電気ケーブル、3は芯線、4,5はプラグおよびジャック、6,7は防水雌雄カバー、8,9はプラグおよびジャックの先端絶縁体、10,11はプラグ部材およびジャック部材、12,13はプラグおよびジャックの中央部、14,15はプラグおよびジャックのカシメ部、17は電気接触改善バネリング、19はプラグ部材10を収容するジャック孔、24は係合雄部23を収容する係合孔、26,27は鋸歯状面である。
なお、20A,20Bは防水雄カバー6の表面に直径方向に対向して設けられた一対の平底の凹所であり、21A,21Bは防水雌カバー7の表面に直径方向に対向して設けられた一対の平底の凹所である。これらは電気工事者の指が防水雌雄カバーの表面で滑りにくいようにしている。8Aはプラグ先端絶縁体8から中空金属筒のプラグ部材10の中を埋めてプラグ中央部12まで延びそこで中空金属筒の外側に出てゴム製絶縁防水雌カバー6にしっかりと嵌め合されるプラグ側硬質絶縁樹脂体である。9Aはジャック先端絶縁体9から中空金属筒のジャック部材11の外側面を包囲して後方へ延び、ジャック中央部13においてその内部を埋めるジャック側硬質絶縁樹脂体である。かかるプラグ4およびジャック5は図3のプラグ、ジャックと構造が異なっているが電気的には同じ機能を有する。なおこれらの硬質絶縁樹脂体を有するプラグやジャックの詳細は特許第3015370号を参照されたい。
【0012】
【0013】
本発明の防水雌雄カバーによれば、防水雌雄カバーを係合させるときに必要とする挿入押圧力を低くするために円筒状雌部22の外径rをr(従来の円筒状雌部の外径に相当する)よりも小さくした。すなわち円筒状雌部22の肉厚を薄くて軟らかくした。これにより防水雌雄カバーの係合挿入時に円筒状雌部22が軸方向に縮む。軸方向の縮みを考慮して図5に示す通り係合雄部23の先端面29から係合孔24の内端面28が離されている。このように先端面29より深く係合孔24の内端面28を設定しておかないと内側鋸歯状面26の複数の山26Cのうちの最前端のもの(図5において四つある山26Cのうち右端のもの)は係合雄部23の外側鋸歯状面27の最も高い山27Cをスパッと軽い感じで越えることができない。なお、最右端の山26Cの頂部は面取り26CCされていて外側鋸歯状面27の最も高い山27Cを一層容易に越えられるようになされている。
【0014】
図6は円筒状雌部22に係合雄部23を挿入押圧しているときの円筒状雌部22の軸方向寸法の縮小と内側鋸歯状面26の山26Cの変形状態を模式的に示している。
再度図5を参照して本発明の特徴を説明する。内側鋸歯状面26の最右端の山26Cが外側鋸歯状面27の最も高い山27Cをスパッと軽い感じで越えるためには、その途中で円筒状雌部22の係合孔24の内端面28に係合雄部23の先端面29が対接してはならない。同様に円筒状雌部22の先端部の環状対接面30が係合雄部23の根元の環状対接面31に対接してはならない。内側鋸歯状面26のそれぞれの山26Cが外側鋸歯状面27のそれぞれ対応する山27Cをある程度まで通り過ぎるまで係合雄部23の過挿入を許容するようにしなければならない(なお、補助的に内側鋸歯状面26の谷26Dの底を平ら26Eになしこれにより外側鋸歯状面27の山27Cの頂部が軸方向に移動するのを許容する)。従って係合が完了した通常の状態において先端面29と内端面28との間に隙間が存在し、円筒状雌部22の先端部の環状対接面30と係合雄部23の根元の環状対接面31との間に隙間が存在する。なお後者の隙間を覆うために円筒状雌部の先端部に環状の膨出部38がある。そしてこの膨出部38の内側面と防水雄カバー7の外側面39(環状対接面31に隣接する)との間に半径方向の隙間が存在する。これは膨出部38に設けた面取り部38CCと協働して、円筒状雌部22に係合雄部23を挿入押圧するときに環状の膨出部38がやや内側に歪んで環状対接面31の外周縁につまずいてもジャック側雄カバー7の外側面39(環状対接面31に隣接する)に環状の膨出部38が乗り上がるようにし、その時、空間Sと協働してプチッという軽い破裂音が出るようになっている。なお、半径方向の隙間は、雌雄カバーの材質と協働していて通常の雨では表面張力の故に、雨水の浸入を許すものではない。しかし環状の膨出部38は水深1mの水圧では防水効果はない。
【0015】
以上の説明から理解される通り、本発明の防水雌雄カバーでは係合させるときに従来のものより抵抗が少なくカタカタと外側鋸歯状面の山27Cが内側鋸歯状面26の山26Cを越えて行くのが判る。そして最後の山27Cを越えるときに最大の挿入力を必要とするのであるが、その力は図7に示す表の「挿入力」の段に示す試験データから判る通り、従来の防水雌雄カバーのものより少なくてすむのである(15.38N=58.98N−43.60N)。
円筒状雌部の肉厚を薄くして挿入力を小さくした結果、円筒状雌部22から係合雄部23を抜去る力が劣ってくるのは好ましくないので、従来のものとの比較試験をした。その結果は図7に示す表の「抜去力」の段に示される通り、劣るどころか従来のものよりも大きな力がいることが判ったのである(7.41N=74.41N−67.00N)。この理由は次のようであると思われる。すなわち、一般に伸縮可能な柔軟な管を軸方向に引っ張ると内径が小さくなるのである。このため、抜去の際、円筒状雌部22は軸方向に伸ばされその径は縮小するのでその内側鋸歯状面は係合雄部の外側鋸歯状面へ強く押し着けられることになる。従って抜去するには一層強い力が必要になると考えられる。
なお、説明を付加すれば、円筒状雌部の肉厚を薄くすることにより、結合挿入時の係合雄部の山による円筒状雌部の押し拡げ歪み力を小さくして挿入力を低減することを目論んだことに加えて、円筒状雌部の軸方向の長さの縮みにより円筒状雌部の径が少し増大することによっても挿入力の低減に寄与していると考えられる。
また、本発明の防水雌雄カバーの防水性を従来のものと比較試験をしたところ、その結果は図8に示す表の通りであった。すなわち従来のものと較べて何ら遜色のないものであることが判った。
【0016】
【発明の効果】
以上の説明から判る通り、内側鋸歯状面および外側鋸歯状面を有するゴム製絶縁防水雌雄カバーを備えた防水電気コネクターにおいて、防水雄カバーの円筒状雌部の肉厚を薄くし、結合時に円筒状雌部中への係合雄部の過挿入を許容するようにした結果、本発明のゴム製絶縁防水雌雄カバーは結合動作がより軽い力で行われかつ結合動作の完了が手の感覚でも判るようになり、しかも一旦結合されると離脱されにくくなった。勿論防水性能は従来のものと何ら変わらないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の従来の防水雌雄カバーを有する防水電気コネクターの断面図。
【図2】 第2の従来の防水雌雄カバーを有する防水電気コネクターの断面図。
【図3】 第3の従来の防水雌雄カバーを有する防水電気コネクターの断面図。
【図4】 本発明の防水雌雄カバーを有する防水電気コネクターの断面図。
【図5】 本発明の防水雌雄カバーを説明するための要部拡大断面図。
【図6】 本発明の防水雌雄カバーのうちの雌カバーの係合時の変形を模式的に示す図。
【図7】 挿抜力比較試験データを示す表。
【図8】 防水性比較試験データを示す表。
【符号の説明】
1,2 電気ケーブル
4 プラグ
5 ジャック
6 ゴム製絶縁防水雌カバー
7 ゴム製絶縁防水雄カバー
10 プラグ部材
11 ジャック部材
22 円筒状雌部
23 係合雄部
24 係合孔
26 内側鋸歯状面
26C 山
26D 谷
26CC 面取り
27 外側鋸歯状面
27C 山
27D 谷
28 内端面
29 先端面
30 環状対接面
31 環状対接面
38 膨出部
39 外側面

Claims (4)

  1. 接続しようとする一方の電気ケーブルの一端に接続されたジャックに被せられて外側鋸歯状面を有しジャック部材のまわりで係合雄部を備えたゴム製絶縁防水雄カバーと、接続しようとする他方の電気ケーブルの一端に接続されたプラグに被せられてプラグ部材のまわりで係合孔を形成して内側鋸歯状面を有し係合雄部を受け入れる円筒状雌部を備えたゴム製絶縁防水雌カバーとからなるゴム製絶縁防水雌雄カバーにおいて、
    内側鋸歯状面を有する円筒状雌部の肉厚を薄くしてプラグとジャックの結合・離脱の際に円筒状雌部が軸方向に伸縮するようにし、
    円筒状雌部の係合孔の内端面と係合雄部の先端面との間および係合雄部の根元の環状対接面と円筒状雌部の先端付近の対応する環状対接面との間に軸方向間隙をもたせてプラグとジャックの結合時に円筒状雌部中への係合雄部の過挿入を許容するようにしたこと
    を特徴とするゴム製絶縁防水雌雄カバー。
  2. 請求項1記載のゴム製絶縁防水雌雄カバーにおいて、円筒状雌部の内側鋸歯状面の複数の山のうち円筒状雌部の先端に最も近い山の頂部に面取り加工を施したことを特徴とするゴム製絶縁防水雌雄カバー。
  3. 請求項1又は2記載のゴム製絶縁防水雌雄カバーにおいて、円筒状雌部の先端部に膨出部を設け、この膨出部が係合雄部の根元の環状対接面の外周縁に続くゴム製絶縁防水雄カバーの外側面に被さるようにしたことを特徴とするゴム製絶縁防水雌雄カバー。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一記載のゴム製絶縁防水雌雄カバーと、ゴム製絶縁防水雌雄カバーのうちのゴム製絶縁防水雌カバーに包囲されたプラグと、ゴム製絶縁防水雄カバーに包囲されたジャックとからなる防水電気コネクター。
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