JP3861656B2

JP3861656B2 - Toner container

Info

Publication number: JP3861656B2
Application number: JP2001330368A
Authority: JP
Inventors: 治實小林; 将範中田
Original assignee: Seiko Epson Corp
Current assignee: Seiko Epson Corp
Priority date: 2001-10-29
Filing date: 2001-10-29
Publication date: 2006-12-20
Anticipated expiration: 2021-10-29
Also published as: JP2003131481A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置の現像剤であるトナーを収容するためのトナー容器に関する。例えば、トナーカートリッジ、トナー容器一体型の感光体ユニット、トナー容器一体型の現像器、廃トナー容器等として用いられるトナー容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、画像形成装置に用いられるトナー容器は、少なくとも２つの部材（例えば容器本体とその蓋体）を接合して内部にトナー収容部を形成している。この種のトナー容器では、容器外へのトナーの漏れを確実に防止する必要があるため、例えば容器本体とその蓋体とを接着剤で固定したり、溶着によって固定するということが一般に行われていた。
しかしながら、２つの部材を接着剤で固定したり、溶着によって固定すると、リサイクル性（分解性および再組立性）に劣るという問題がある。
そこで従来、図７に示すように、リサイクル性を向上させるべく、容器本体１と蓋体２とをシール部材３を介して接合させたトナー容器が既に提案されている（特開平６−１６１１７３号公報）。
このトナー容器は、容器本体１と蓋体２との間に複数本のシール部材３が介装され、本体１の係合穴１ａに蓋体２のフック２ａを係合させることで、容器本体１と蓋体２とがシール部材３を介して接合される。
このようなトナー容器によれば、上記フック２ａと係合穴１ａとの係合を解除して本体１と蓋体２とを分離させることができるので、リサイクル性が向上する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
図７に示した従来のトナー容器では、本体１の係合穴１ａと蓋体２のフック２ａとの係合スペースを形成すべく、シール部材３が複数本に分割されている。
このため、上記スペースからトナーが容器外へ漏れ出すおそれがあるという問題があった。
【０００４】
この発明の目的は、以上のような問題を解決し、リサイクル性を向上させることができるとともにトナー漏れも生じにくいトナー容器を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項１記載のトナー容器は、上ケースと下ケースとを結合して内部にトナー収容部を形成し、かつ前記上ケースと下ケースとの結合部とは別に設けられた接合部にシール部材が介装されたトナー容器であって、
前記接合部は前記下ケースの底部に形成された枠状溝と、この枠状溝に前記シール部材を介して嵌まり合う前記上ケースの下縁部とで構成されているとともに，前記上ケースの下部と下ケースの上部とが前記接合部の上部でオーバーラップしており，
前記シール部材が、前記接合部に沿わせて折り曲げ可能な一本のシール部材からなり、かつ前記接合部に沿わせるための折り曲げ部の内側がＶ字形にカットされていて、前記接合部に装着された状態でその両端が相対向した状態で閉ループを形成していることを特徴とする。
請求項２記載のトナー容器は、請求項１記載のトナー容器において、前記シール部材の相対向する両端部には、前記接合部における２部材の接合面と交差する面で段部が形成され、これら段部同士を合わせることで前記閉ループが形成されていることを特徴とする。
請求項３記載のトナー容器は、請求項１または２に記載のトナー容器にいおて、前記シール部材の少なくとも一端部には、シール部材の装着方向を示す目印が設けられていることを特徴とする。
請求項４記載のトナー容器は、請求項２記載のトナー容器において、前記段部が、前記シール部材の装着方向を示す目印を構成していることを特徴とする。
【０００６】
【作用効果】
請求項１記載のトナー容器は、少なくとも２つの部材を接合して内部にトナー収容部を形成し、かつ前記部材同士の接合部にシール部材が介装されたトナー容器であって、前記シール部材が、前記接合部に沿わせて折り曲げ可能な一本のシール部材からなり、かつ前記接合部に沿わせるための折り曲げ部の内側がＶ字形にカットされていて、前記接合部に装着された状態でその両端が相対向した状態で閉ループを形成しているので、この請求項１記載のトナー容器によれば、次のような作用効果が得られる。
すなわち、シール部材が、前記接合部に沿わせて折り曲げ可能な一本のシール部材からなり、かつ接合部に沿わせるための折り曲げ部の内側がＶ字形にカットされているので、一本のシール部材を、そのＶ字形カット部で折り曲げることで前記接合部に沿わせるようにして容易に装着することができる。
シール部材を接合部（接合部となる部位）に装着した後、上記２つの部材を分離可能な適宜の結合手段（例えばネジ、係合等）で結合させることでトナー容器が得られる。
そして、シール部材が接合部に装着された状態では、シール部材の両端が相対向した状態で閉ループが形成されるので、トナーが漏れ出しにくくなる。
ところで、閉ループ状のシール部材を形成するには、例えばシート状部材を閉ループ状に打ち抜いて形成することも可能ではあるが、そうすると、閉ループ状に打ち抜かれたその内側部分の材料が無駄になるという問題が生じる。また、一枚のシート材からとれるシール部材の数が著しく少なくなるという問題も生じる。
これに対し、この請求項１記載のトナー容器におけるシール部材は、例えばシート状部材を基本的には直線状に（部分的にＶ字形カットを形成し）カットすることにより得ることができるので、一枚のシート材からとれるシール部材の数が著しく増大すると同時に材料も無駄にならないという効果も得られる。
請求項２記載のトナー容器によれば、請求項１記載のトナー容器において、前記接合部は前記２つの部材のうちの一方の部材に形成された枠状溝と、この枠状溝に前記シール部材を介して嵌まり合う他方の部材の縁部とで構成され、前記枠状溝に対し、その角部に前記折り曲げ部を合わせた状態で前記シール部材が埋め込まれているので、シール部材を枠状溝に対しその角部に前記折り曲げ部を合わせてシール部材を折り曲げながら埋め込むことによりシール部材を装着することができる。
すなわち、枠状溝をガイドとして角部に折り曲げ部を合わせながらシール部材を埋め込むことによりシール部材を装着できるので、シール部材を一層容易に装着することできる。
しかも、一方の部材の枠状溝にシール部材が埋め込まれており、この枠状溝に対してシール部材を介して他方の部材の縁部が嵌まり合っているので、シール性が向上し、一層トナーが漏れ出しにくくなる。
さらに、シール部材は枠状溝に埋め込まれることで装着されるので、シール部材を装着するための接着剤等が不要になり、リサイクル性も一層向上する。
請求項３記載のトナー容器によれば、請求項１または２記載のトナー容器において、前記シール部材の相対向する両端部には、前記接合部における２部材の接合面と交差する面で段部が形成され、これら段部同士を合わせることで前記閉ループが形成されているので、シール部材の相対向する両端部間から漏れ出そうとするトナーが上記段部によって阻止されることとなる。
したがって、シール部材の相対向する両端部間の隙間からトナーが漏れ出しにくくなり、トナーがトナー容器からより一層確実に漏れ出しにくくなる。
請求項４記載のトナー容器によれば、請求項１〜３のうちいずれか１項に記載のトナー容器において、前記シール部材の少なくとも一端部には、シール部材の装着方向を示す目印が設けられているので、シール部材の装着時にその装着方向を誤ってしまうということが防止される。
請求項５記載のトナー容器によれば、請求項３記載のトナー容器において、前記段部が、前記シール部材の装着方向を示す目印を構成しているので、前記段部以外に別途目印を設ける必要がなくなる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図１は本発明に係るトナー容器の一実施の形態を示す縦断面図で、（ａ）は２部材を接合する前の状態を示す図、（ｂ）は接合後の状体を示す図である。図２は部分省略分解斜視図である。図３はシール部材を示す図で（ａ）は閉ループ形成前の状態を示す斜視図、（ｂ）は閉ループ形成後の斜視図である。図４（ａ）はシール部材の装着工程を示す平面図、図４（ｂ）は図４（ａ）の部分拡大図、図５は変形例およびそのシール部材の装着工程を示す平面図である。
【０００８】
図１および図２に示すように、この実施の形態のトナー容器は、２つの部材である上ケース１０と下ケース２０とを接合して内部にトナー収容部Ｔを形成し、かつ上ケース１０と下ケース２０との接合部Ｃにシール部材３０が介装されているトナー容器である。
図１に示すように、上ケース１０および下ケース２０にはそれぞれフランジ部１１，２１が形成されており、これらフランジ部１１，２１を適宜の結合手段（例えばネジ、係合等）で結合させることでトナー容器が構成されている。
【０００９】
図３（ａ）に示すように、シール部材３０は、上記接合部Ｃに沿わせて折り曲げ可能な一本のシール部材からなり、かつ接合部Ｃに沿わせるための折り曲げ部３１，３２，３３，３４の内側がそれぞれＶ字形にカットされていて（Ｖ字形カット部を符号Ｖで示す）、接合部Ｃに装着された状態では、図３（ｂ）および図２に示すように、その両端３５，３６が相対向した状態で閉ループを形成する。シール部材３０は、全体として細長い角柱状であり、トナーに対してシール性のある柔軟材（例えばゴム、スポンジ等）で構成する。
【００１０】
図１および図２に示すように、上ケース１０と下ケース２０との接合部Ｃは、下ケース２０の底部に形成された枠状溝２２と、この枠状溝２２に前記シール部材３０を介して嵌まり合う上ケース１０の下縁部１２とで構成されている。
図４にも示すように、シール部材３０は、枠状溝２２に対し、その角部２２ａ、２２ｂ、２２ｃ、２２ｄに前記折り曲げ部３１，３２，３３，３４を合わせた状態で埋め込まれる。
図２〜図４に示すように、シール部材３０の相対向する両端部３５，３６には、前記接合部Ｃにおける上ケース１０と下ケース２０との接合面（図示のものは水平面であり図４の紙面と平行な面）１３，２３（図１，図２参照）と交差する面（図示のものは前記接合面と直交する面であり垂直面）３５ａ、３６ａで段部３５ｂ、３６ｂが形成され、これら段部３５ｂ、３６ｂ同士を合わせることで前記閉ループが形成される。
また、これら段部３５ｂ、３６ｂは、シール部材３０の装着方向を示す目印を構成している。
【００１１】
シール部材３０は、具体的には、例えば図４に示すようにして枠状溝２２に対して装着される。
先ず、枠状溝２２の角部２２ａ、２２ｂにシール部材３０の折り曲げ部３１，３２を合わるようにしてシール部材３０を矢印ａ、ａで示すように折り曲げながら、折り曲げ部３１，３２の間の部分３０ａを枠状溝２２に埋め込む。
次いで、枠状溝２２の角部２２ｃ、２２ｄにシール部材３０の折り曲げ部３３，３４を合わるようにして、シール部材３０を同じく矢印ａ、ａで示すように折り曲げながら、折り曲げ部３１，３３の間の部分３０ｂと、折り曲げ部３２，３４の間の部分３０ｃとを枠状溝２２に埋め込む。
その後、両端部３５，３６の段部３５ｂ、３６ｂを合わせるようにして、折り曲げ部３３と端部３５との間の部分３０ｄと、折り曲げ部３４と端部３６との間の部分３０ｅとを枠状溝２２に埋め込む。
例えば、以上のようにしてシール部材３０は枠状溝２２に埋め込まれて装着される。
【００１２】
図４に示したものでは、枠状溝２２が対称形となっているが、トナー容器の形状によっては、枠状溝が例えば図５に示す枠状溝２２’のように非対称形（線対称でもなく点対称でもない）となることもある。
しかしながらこのような場合でも、枠状溝２２’に合わせてシール部材３０’を構成し、上記Ｖ字形カット部Ｖと反対側にもＶ字形カット部Ｖ’を形成することにより、例えば次のようにして枠状溝２２’に適合させた状態でシール部材３０’を装着することができる。
先ず、シール部材３０’を、その一端部３５の段部面３５ａが向こう側になるように、他端部３６の段部面３６ａが手前側になるように配置する。このように段部３５ｂ、３６ｂは、シール部材３０’の装着方向を示す目印となる。
次いで、枠状溝２２’の角部２２ａ’、２２ｂ’にシール部材３０’の折り曲げ部３１’，３２’を合わるようにしてシール部材３０’を矢印ａ、ａで示すように折り曲げながら、折り曲げ部３１’，３２’の間の部分３０ａ’を枠状溝２２’に埋め込む。
次いで、枠状溝２２’の角部２２ｃ’、２２ｄ’にシール部材３０の折り曲げ部３３’，３４’を合わるようにして、シール部材３０’を同じく矢印ａ、ａで示すように折り曲げながら、折り曲げ部３１’，３３’の間の部分３０ｂ’と、折り曲げ部３２’，３４’の間の部分３０ｃ’とを枠状溝２２’に埋め込む。
また、枠状溝２２’の角部２２ｅにシール部材３０’の折り曲げ部３７を合わるようにして、シール部材３０’を同じく矢印ａで示すように折り曲げながら、折り曲げ部３４’，３７の間の部分３０ｆを枠状溝２２’に埋め込み、さらに、枠状溝２２’の角部２２ｆにシール部材３０’の折り曲げ部３８を合わせるようにして、シール部材３０’を前記折り曲げ部３７で逆に矢印ｂで示すように折り曲げながら、折り曲げ部３７，３８の間の部分３０ｇを枠状溝２２’に埋め込む。
その後、両端部３５，３６の段部３５ｂ、３６ｂを合わせるようにして、折り曲げ部３３’と端部３５との間の部分３０ｄ’と、折り曲げ部３８と端部３６との間の部分３０ｅ’とを枠状溝２２’に埋め込む。
例えば、以上のようにしてシール部材３０’は非対称形の枠状溝２２’に対しても埋め込んで装着することができる。
【００１３】
以上のようにしてシール部材３０（または３０’）を下ケース２０の枠状溝２２（または２２’）に装着した後、下ケース２０に上ケース１０を接合させ（図１参照）、両ケース１０，２０のフランジ部１１，２１を適宜の結合手段（例えばネジ、係合等）で結合させることでトナー容器が構成される。
上ケース１０と下ケース２０とが結合された状態では、図１（ｂ）に示すように、シール部材３０が枠状溝２２内において上ケース１０の下縁部１２と下ケース２０とで挟圧された状態となるので、トナーの漏れが良好に防止される。
【００１４】
以上のようなトナー容器によれば、次のような作用効果が得られる。
（ａ）少なくとも２つの部材１０，２０を接合して内部にトナー収容部Ｔを形成し、かつ部材１０，２０同士の接合部Ｃにシール部材３０（または３０’、以下同じ）が介装されたトナー容器であって、シール部材３０が、接合部Ｃに沿わせて折り曲げ可能な一本のシール部材からなり、かつ接合部Ｃに沿わせるための折り曲げ部３１等の内側がＶ字形にカットされていて、接合部Ｃに装着された状態でその両端３５，３６が相対向した状態で閉ループを形成しているので、次のような作用効果が得られる。
すなわち、シール部材３０が、接合部Ｃに沿わせて折り曲げ可能な一本のシール部材からなり、かつ接合部Ｃに沿わせるための折り曲げ部３１等の内側がＶ字形にカットされているので、一本のシール部材３０を、そのＶ字形カット部Ｖで折り曲げることで接合部Ｃに沿わせるようにして容易に装着することができる。
シール部材３０を接合部（接合部となる部位）Ｃに装着した後、上記２つの部材１０，２０を分離可能な適宜の結合手段（例えばネジ、係合等）で結合させることでトナー容器が得られる。
そして、シール部材３０が接合部Ｃ」に装着された状態では、シール部材３０の両端３５，３６が相対向した状態で閉ループが形成されるので、トナーが漏れ出しにくくなる。
ところで、閉ループ状のシール部材を形成するには、例えば図６（ａ）に示すようにシート状部材４０を閉ループ状に打ち抜いて形成する（打ち抜いて形成されるシール部材を符号４１で示す）ことも可能ではあるが、そうすると、閉ループ状に打ち抜かれたその内側部分４２の材料が無駄になるという問題が生じる。また、一枚のシート材４０からとれるシール部材４１の数が著しく少なくなるという問題も生じる。
これに対し、この実施の形態におけるシール部材３０は、例えば図６（ｂ）に示すようにシート状部材４０を基本的には直線状に（部分的にＶ字形カットを形成し）カットすることにより得ることができるので、一枚のシート材４０からとれるシール部材３０の数が著しく増大すると同時に材料も無駄にならないという効果も得られる。
（ｂ）接合部Ｃは２つの部材１０，２０のうちの一方の部材２０に形成された枠状溝２２（または２２’、以下同じ）と、この枠状溝２２にシール部材３０を介して嵌まり合う他方の部材１０の縁部１３とで構成され、枠状溝２２に対し、その角部２２ａ等に前記折り曲げ部３１等を合わせた状態でシール部材３０が埋め込まれているので、シール部材３０を枠状溝２２に対しその角部２２ａ等に前記折り曲げ部３１等を合わせてシール部材３０を折り曲げながら埋め込むことによりシール部材を装着することができる。
すなわち、枠状溝２２をガイドとして角部２２ａ等に折り曲げ部３１等を合わせながら（位置合わせを行ないながら）シール部材３０を埋め込むことによりシール部材３０を装着できるので、シール部材３０を一層容易に装着することできる。
しかも、一方の部材２０の枠状溝２２にシール部材３０が埋め込まれており、この枠状溝２２に対してシール部材３０を介して他方の部材１０の縁部１３が嵌まり合っているので、シール性が向上し、一層トナーが漏れ出しにくくなる。
さらに、シール部材３０は枠状溝２２に埋め込まれることで装着されるので、シール部材３０を装着するための接着剤等が不要になり、リサイクル性も一層向上する。
（ｃ）シール部材３０の相対向する両端部３５，３６には、接合部Ｃにおける２部材の接合面と交差する面３５ａ、３６ａで段部３５ｂ、３６ｂが形成され、これら段部同士を合わせることで前記閉ループが形成されているので、シール部材３０の相対向する両端部３５，３６間から漏れ出そうとするトナーが上記段部３５ｂ、３６ｂによって阻止されることとなる。
すなわち、例えば、図４（ｂ）に矢印Ｆで示すように両端部３５，３６間から漏れ出そうとするトナーは、これを遮るように（前記接合面と）交差している段部面３５ａ、３６ａによって阻止されることとなる。
したがって、シール部材３０の相対向する両端部３５，３６間の隙間からトナーが漏れ出しにくくなり、トナーがトナー容器からより一層確実に漏れ出しにくくなる。
（ｄ）シール部材３０の少なくとも一端部（図示のものは両端部）には、シール部材３０の装着方向を示す目印が設けられているので、シール部材３０の装着時にその装着方向を誤ってしまうということが防止される。
このような構成は、前述したように、シール部材の装着部（枠状溝２２’）が非対称形である場合に特に有効である。
（ｅ）段部３５ｂ、３６ｂが、シール部材３０の装着方向を示す目印を構成しているので、段部３５ｂ、３６ｂ以外に別途目印を設ける必要がなくなる。
【００１５】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
例えば、
▲１▼上記実施の形態では、上ケース１０、下ケース２０の２つの部材を接合して内部にトナー収容部を形成したが、３つ以上の部材を接合して内部にトナー収容部を形成する場合（例えば上ケース１０の上面に枠状溝を形成し、上ケース１０の上部にさらに蓋体を接合して上ケース１０の上部にもトナー収容部を形成する場合等）にも本発明は適用できる。
▲２▼上記実施の形態では、枠状溝２２の角部が９０°であり、したがってそれに沿わせるべくシール部材３０のＶ字形カット部Ｖのカット角度も略９０°としたが、枠状溝２２の角部は９０°以外（例えば６０°や１２０°等）であることもあり得、その場合には、Ｖ字形カット部のカット角度は、枠状溝２２の角部の角度に合わせて（例えば６０°や１２０°等に）形成することができる。
【００１６】
【発明の効果】
請求項１〜５記載のいずれのトナー容器によっても、リサイクル性を向上させることができるとともにトナー漏れも生じにくくなる。
さらに、
請求項２記載のトナー容器によれば、枠状溝をガイドとして角部に折り曲げ部を合わせながらシール部材を埋め込むことによりシール部材を装着できるので、シール部材を一層容易に装着することできる。しかも、シール性が向上し、一層トナーが漏れ出しにくくなる。また、シール部材を装着するための接着剤等が不要になり、リサイクル性も一層向上する。
請求項３記載のトナー容器によれば、シール部材の相対向する両端部間の隙間からトナーが漏れ出しにくくなり、トナーがトナー容器からより一層確実に漏れ出しにくくなる。
請求項４記載のトナー容器によれば、シール部材の装着時にその装着方向を誤ってしまうということが防止される。
請求項５記載のトナー容器によれば、段部以外に別途目印を設ける必要がなくなる。
【００１７】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るトナー容器の一実施の形態を示す縦断面図で、（ａ）は２部材を接合する前の状態を示す図、（ｂ）は接合後の状体を示す図。
【図２】同上実施の形態の部分省略分解斜視図。
【図３】シール部材を示す図で（ａ）は閉ループ形成前の状態を示す斜視図、（ｂ）は閉ループ形成後の斜視図。
【図４】（ａ）はシール部材の装着工程を示す平面図、（ｂ）は（ａ）の部分拡大図。
【図５】変形例およびそのシール部材の装着工程を示す平面図。
【図６】（ａ）（ｂ）はシール部材作成上の効果の説明図。
【図７】従来技術の説明図。
【符号の説明】
Ｔトナー収容部
Ｃ接合部
ＶＶ字形カット部
１０上ケース（他方の部材）
１３縁部
２０下ケース（一方の部材）
２２枠状溝
２２ａ〜２２ｄ角部
３０シール部材
３１〜３４折り曲げ部
３５，３６両端
３５ａ、３６ａ接合面と交差する面
３５ｂ、３６ｂ段部（目印）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a toner container for containing toner that is a developer of an image forming apparatus. For example, the present invention relates to a toner container used as a toner cartridge, a toner container-integrated photosensitive unit, a toner container-integrated developing device, a waste toner container, and the like.
[0002]
[Prior art]
In general, a toner container used in an image forming apparatus has at least two members (for example, a container main body and a lid thereof) joined to form a toner containing portion therein. In this type of toner container, since it is necessary to reliably prevent the toner from leaking out of the container, for example, it is generally performed to fix the container body and its lid with an adhesive or by welding. It was.
However, when two members are fixed with an adhesive or fixed by welding, there is a problem that the recyclability (decomposability and reassembly property) is poor.
Therefore, conventionally, as shown in FIG. 7, in order to improve recyclability, a toner container in which a container main body 1 and a lid 2 are joined via a seal member 3 has already been proposed (Japanese Patent Laid-Open No. 6-161173). Publication).
In this toner container, a plurality of seal members 3 are interposed between the container main body 1 and the lid body 2, and the hook 2 a of the lid body 2 is engaged with the engagement hole 1 a of the main body 1. 1 and the lid body 2 are joined via a seal member 3.
According to such a toner container, since the engagement between the hook 2a and the engagement hole 1a can be released and the main body 1 and the lid body 2 can be separated, the recyclability is improved.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional toner container shown in FIG. 7, the seal member 3 is divided into a plurality of pieces so as to form an engagement space between the engagement hole 1 a of the main body 1 and the hook 2 a of the lid 2.
For this reason, there is a problem that toner may leak out of the container from the space.
[0004]
An object of the present invention is to provide a toner container that can solve the above-described problems, improve recyclability, and hardly cause toner leakage.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a toner container according to claim 1, wherein an upper case and a lower case are coupled to form a toner accommodating portion therein, and is provided separately from a coupling portion between the upper case and the lower case. A toner container in which a sealing member is interposed in the joined portion,
The joint portion includes a frame-like groove formed in the bottom portion of the lower case, and a lower edge portion of the upper case that fits into the frame-like groove via the seal member. The upper part of the lower case and the upper part of the lower case overlap at the upper part of the joint,
The seal member is formed of a single seal member that can be bent along the joint portion, and the inside of the bent portion for fitting along the joint portion is cut into a V shape, and is attached to the joint portion. In this state, a closed loop is formed with both ends facing each other.
The toner container according to claim 2, in the toner container according to claim 1, stepped portions are formed on opposite surfaces of the seal member at a surface intersecting a bonding surface of the two members in the bonding portion. The closed loop is formed by combining these step portions.
According to a third aspect of the present invention, in the toner container according to the first or second aspect, at least one end portion of the seal member is provided with a mark indicating a mounting direction of the seal member. And
A toner container according to a fourth aspect is the toner container according to the second aspect, wherein the step portion constitutes a mark indicating a mounting direction of the seal member.
[0006]
[Function and effect]
2. The toner container according to claim 1, wherein at least two members are joined to form a toner accommodating portion therein, and a sealing member is interposed at the joining portion between the members, and the sealing member Is formed of a single seal member that can be bent along the joint, and the inside of the bent portion for fitting along the joint is cut into a V shape and is attached to the joint Since the closed loop is formed in a state where both ends thereof face each other, the toner container according to the first aspect provides the following operational effects.
That is, the seal member is formed of a single seal member that can be bent along the joint portion, and the inside of the bent portion for being along the joint portion is cut into a V-shape. The member can be easily mounted so as to be along the joint by bending the V-shaped cut portion.
After the seal member is attached to the joint portion (site to be the joint portion), the toner container is obtained by joining the two members with an appropriate joining means (for example, a screw, engagement, etc.) that can be separated.
In a state where the seal member is attached to the joint portion, a closed loop is formed with both ends of the seal member facing each other, so that it is difficult for the toner to leak out.
By the way, in order to form a closed loop-shaped seal member, for example, it is possible to punch a sheet-like member into a closed loop shape, but in that case, the material of the inner portion punched into the closed loop shape is wasted. Problems arise. There is also a problem that the number of sealing members that can be taken from one sheet material is remarkably reduced.
On the other hand, the seal member in the toner container according to claim 1 can be obtained by, for example, cutting the sheet-like member basically in a straight line (partially forming a V-shaped cut). The number of sealing members that can be taken from a single sheet material is remarkably increased, and at the same time, the material is not wasted.
According to a toner container of claim 2, in the toner container of claim 1, the joint portion is a frame-shaped groove formed in one of the two members, and the seal is formed in the frame-shaped groove. Since the seal member is embedded in a state where the bent portion is aligned with the corner portion of the frame-like groove, the seal member is embedded in the frame-like groove. The sealing member can be mounted by aligning the bent portion at the corner of the frame-like groove and embedding the sealing member while bending it.
That is, since the seal member can be mounted by embedding the seal member while aligning the bent portion with the corner portion using the frame-shaped groove as a guide, the seal member can be mounted more easily.
In addition, the sealing member is embedded in the frame-shaped groove of one member, and the edge of the other member is fitted to the frame-shaped groove via the sealing member, so that the sealing performance is improved. The toner becomes more difficult to leak.
Furthermore, since the seal member is mounted by being embedded in the frame-like groove, an adhesive or the like for mounting the seal member becomes unnecessary, and the recyclability is further improved.
According to the toner container of claim 3, in the toner container of claim 1 or 2, the opposite end portions of the seal member are stepped at a surface intersecting the joint surface of the two members in the joint portion. Since the closed loop is formed by combining these step portions, the toner that tries to leak from between the opposite ends of the seal member is blocked by the step portion.
Therefore, the toner is less likely to leak from the gap between the opposite ends of the seal member, and the toner is more unlikely to leak from the toner container.
According to a toner container of a fourth aspect, in the toner container according to any one of the first to third aspects, at least one end of the seal member is provided with a mark indicating a mounting direction of the seal member. Therefore, it is possible to prevent the mounting direction from being wrong when the seal member is mounted.
According to the toner container of the fifth aspect, in the toner container according to the third aspect, since the step portion constitutes a mark indicating the mounting direction of the seal member, a separate mark is provided in addition to the step portion. There is no need.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing an embodiment of a toner container according to the present invention, (a) is a view showing a state before joining two members, and (b) is a view showing a state after joining. is there. FIG. 2 is a partially omitted exploded perspective view. FIG. 3A is a perspective view showing a state before a closed loop is formed, and FIG. 3B is a perspective view after the closed loop is formed. 4A is a plan view showing a mounting process of the seal member, FIG. 4B is a partially enlarged view of FIG. 4A, and FIG. 5 is a plan view showing a modified example and the mounting process of the seal member. .
[0008]
As shown in FIGS. 1 and 2, the toner container of this embodiment is formed by joining two members, an upper case 10 and a lower case 20, to form a toner containing portion T therein, and the upper case 10. And a toner container in which a seal member 30 is interposed at a joint C between the lower case 20 and the lower case 20.
As shown in FIG. 1, flange portions 11 and 21 are formed in the upper case 10 and the lower case 20, respectively, and these flange portions 11 and 21 are coupled by appropriate coupling means (for example, screws, engagement, etc.). Thus, the toner container is configured.
[0009]
As shown in FIG. 3A, the seal member 30 is formed of a single seal member that can be bent along the joint C, and the bent portions 31, 32, and 33 are arranged along the joint C. , 34 are cut into V-shapes (the V-shaped cut portion is indicated by a symbol V), and in the state where they are attached to the joint portion C, as shown in FIGS. A closed loop is formed with 35 and 36 facing each other. The seal member 30 has a long and narrow prismatic shape as a whole, and is made of a flexible material (for example, rubber, sponge, etc.) that has a sealing property against toner.
[0010]
As shown in FIGS. 1 and 2, the joint C between the upper case 10 and the lower case 20 includes a frame-like groove 22 formed in the bottom of the lower case 20, and the seal member 30 in the frame-like groove 22. It is comprised with the lower edge part 12 of the upper case 10 which fits through.
As shown in FIG. 4, the seal member 30 is embedded in the frame-shaped groove 22 in a state where the bent portions 31, 32, 33, 34 are aligned with the corner portions 22 a, 22 b, 22 c, 22 d.
As shown in FIGS. 2 to 4, the opposite end portions 35, 36 of the seal member 30 are joined to the joint surface between the upper case 10 and the lower case 20 in the joint portion C (the illustrated one is a horizontal plane and is a figure). 4 (surface parallel to the paper surface) 13 and 23 (see FIGS. 1 and 2) (shown is a surface perpendicular to the joint surface and vertical surface) 35a and 36a, step portions 35b and 36b are provided. The closed loop is formed by combining the step portions 35b and 36b.
Further, these step portions 35 b and 36 b constitute a mark indicating the mounting direction of the seal member 30.
[0011]
Specifically, the seal member 30 is attached to the frame-shaped groove 22 as shown in FIG. 4, for example.
First, the sealing member 30 is bent as indicated by arrows a and a so that the corners 22a and 22b of the frame-shaped groove 22 are aligned with the bent portions 31 and 32 of the sealing member 30, and the bending portions 31 and 32 are bent. Are embedded in the frame-shaped groove 22.
Next, the bent portions 31 and 33 are bent while the seal member 30 is bent as shown by arrows a and a so that the bent portions 33 and 34 of the seal member 30 are aligned with the corner portions 22c and 22d of the frame-shaped groove 22. The portion 30 b between the two and the portion 30 c between the bent portions 32 and 34 are embedded in the frame-shaped groove 22.
Thereafter, the step portions 35b and 36b of the both end portions 35 and 36 are aligned, and a portion 30d between the bent portion 33 and the end portion 35 and a portion 30e between the bent portion 34 and the end portion 36 are framed. Embedded in the groove 22.
For example, as described above, the seal member 30 is embedded and mounted in the frame-like groove 22.
[0012]
In the example shown in FIG. 4, the frame-shaped groove 22 has a symmetrical shape. However, depending on the shape of the toner container, the frame-shaped groove may be asymmetric (line-symmetric, for example, like the frame-shaped groove 22 'shown in FIG. It is also not point-symmetric.
However, even in such a case, the seal member 30 ′ is configured in accordance with the frame-shaped groove 22 ′, and the V-shaped cut portion V ′ is formed on the side opposite to the V-shaped cut portion V, for example, as follows. Thus, the seal member 30 'can be mounted in a state adapted to the frame-like groove 22'.
First, the seal member 30 ′ is arranged so that the stepped surface 35 a of the other end 36 is on the near side so that the stepped surface 35 a of the one end 35 is on the other side. Thus, the step portions 35b and 36b serve as marks indicating the mounting direction of the seal member 30 ′.
Next, while folding the sealing member 30 ′ as indicated by arrows a and a so that the bent portions 31 ′ and 32 ′ of the sealing member 30 ′ are aligned with the corner portions 22a ′ and 22b ′ of the frame-shaped groove 22 ′, A portion 30a ′ between the bent portions 31 ′ and 32 ′ is embedded in the frame-shaped groove 22 ′.
Next, the bent portions 33 ′ and 34 ′ of the seal member 30 are aligned with the corner portions 22 c ′ and 22 d ′ of the frame-shaped groove 22 ′, and the seal member 30 ′ is bent as shown by the arrows a and a. The portion 30b ′ between the bent portions 31 ′ and 33 ′ and the portion 30c ′ between the bent portions 32 ′ and 34 ′ are embedded in the frame-shaped groove 22 ′.
Further, the bent portion 37 of the seal member 30 ′ is aligned with the corner portion 22e of the frame-shaped groove 22 ′, and the seal member 30 ′ is bent as shown by the arrow a while the bent portions 34 ′ and 37 are interposed. The portion 30f is embedded in the frame-shaped groove 22 ′, and the bent portion 38 of the seal member 30 ′ is aligned with the corner portion 22f of the frame-shaped groove 22 ′. While bending as indicated by an arrow b, a portion 30g between the bent portions 37 and 38 is embedded in the frame-like groove 22 ′.
Thereafter, the step portions 35b and 36b of the both end portions 35 and 36 are aligned, so that a portion 30d 'between the bent portion 33' and the end portion 35 and a portion 30e 'between the bent portion 38 and the end portion 36 are obtained. Are embedded in the frame-like groove 22 '.
For example, as described above, the seal member 30 'can be embedded and attached to the asymmetric frame groove 22'.
[0013]
After the sealing member 30 (or 30 ′) is mounted in the frame-like groove 22 (or 22 ′) of the lower case 20 as described above, the upper case 10 is joined to the lower case 20 (see FIG. 1). The toner container is configured by connecting the 10 and 20 flange portions 11 and 21 with appropriate connecting means (for example, screws, engagement, etc.).
In a state where the upper case 10 and the lower case 20 are coupled, the seal member 30 is sandwiched between the lower edge portion 12 and the lower case 20 in the frame-like groove 22 as shown in FIG. As a result, the toner is prevented from leaking well.
[0014]
According to the toner container as described above, the following effects can be obtained.
(A) At least two members 10 and 20 are joined to form a toner accommodating portion T therein, and a seal member 30 (or 30 ′, the same applies hereinafter) is interposed at a joint C between the members 10 and 20. In the toner container, the seal member 30 is formed of a single seal member that can be bent along the joint C, and the inside of the bent portion 31 and the like for being along the joint C is cut into a V shape. Since the closed loop is formed with both ends 35 and 36 facing each other in the state of being attached to the joint C, the following operational effects can be obtained.
That is, the seal member 30 is made of a single seal member that can be bent along the joint C, and the inside of the bent portion 31 and the like for being along the joint C is cut into a V-shape. A single seal member 30 can be easily mounted so as to be along the joint C by being bent at the V-shaped cut portion V.
After the seal member 30 is attached to the joint portion (site to be the joint portion) C, the two members 10 and 20 are coupled by a suitable coupling means (for example, screws, engagement, etc.) to separate the toner container. can get.
In the state where the seal member 30 is attached to the joint C ”, the closed loop is formed with both ends 35 and 36 of the seal member 30 facing each other, so that the toner is difficult to leak out.
By the way, in order to form a closed-loop seal member, for example, as shown in FIG. 6A, the sheet-like member 40 is punched into a closed-loop shape (the seal member formed by punching is indicated by reference numeral 41). However, if so, the problem arises that the material of the inner portion 42 punched out in a closed loop is wasted. Moreover, the problem that the number of the sealing members 41 taken from one sheet material 40 becomes remarkably small also arises.
On the other hand, the seal member 30 in this embodiment cuts the sheet-like member 40 basically in a straight line (partially forms a V-shaped cut) as shown in FIG. 6B, for example. Therefore, the number of sealing members 30 that can be taken from one sheet material 40 is remarkably increased, and the material is not wasted.
(B) The joining portion C includes a frame-like groove 22 (or 22 ′, the same applies hereinafter) formed in one member 20 of the two members 10 and 20, and the frame-like groove 22 via a seal member 30. Since the sealing member 30 is embedded in the state where the bent portion 31 is aligned with the corner portion 22a of the frame-like groove 22 and the like, the sealing member 30 is embedded. The seal member can be attached by embedding the seal member 30 while folding the seal member 30 by aligning the bent portion 31 and the like with the corner portion 22a of the frame groove 22 and the like.
That is, the seal member 30 can be mounted by embedding the seal member 30 while aligning the bent portion 31 and the like with the corner portion 22a and the like using the frame-shaped groove 22 as a guide (while performing alignment). Can be installed.
Moreover, the seal member 30 is embedded in the frame-shaped groove 22 of one member 20, and the edge 13 of the other member 10 is fitted to the frame-shaped groove 22 via the seal member 30. As a result, the sealing performance is improved and the toner is more difficult to leak out.
Furthermore, since the seal member 30 is mounted by being embedded in the frame-shaped groove 22, an adhesive or the like for mounting the seal member 30 is not required, and the recyclability is further improved.
(C) Steps 35b and 36b are formed at opposite surfaces 35 and 36 of the seal member 30 by surfaces 35a and 36a intersecting the joint surfaces of the two members in the joint C, and these step portions are aligned with each other. As a result, the closed loop is formed, so that the toner that tries to leak from between the opposite end portions 35 and 36 of the seal member 30 is blocked by the step portions 35b and 36b.
That is, for example, as shown by an arrow F in FIG. 4B, the toner which is about to leak from between both end portions 35 and 36 intersects the stepped portion surface 35a so as to block the toner. , 36a.
Therefore, the toner is less likely to leak from the gap between the opposite ends 35, 36 of the seal member 30, and the toner is more unlikely to leak from the toner container.
(D) At least one end of the seal member 30 (both ends shown in the figure) is provided with a mark indicating the mounting direction of the seal member 30, so that the mounting direction is erroneous when the seal member 30 is mounted. This is prevented.
Such a configuration is particularly effective when the seal member mounting portion (frame-like groove 22 ') is asymmetrical, as described above.
(E) Since the step portions 35b and 36b constitute a mark indicating the mounting direction of the seal member 30, it is not necessary to separately provide a mark other than the step portions 35b and 36b.
[0015]
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be appropriately modified within the scope of the gist of the present invention.
For example,
(1) In the above embodiment, the toner accommodating part is formed by joining the two members of the upper case 10 and the lower case 20, but the toner accommodating part is formed by joining three or more members. (For example, a case where a frame-like groove is formed on the upper surface of the upper case 10 and a lid is further bonded to the upper portion of the upper case 10 to form a toner accommodating portion on the upper portion of the upper case 10). Is applicable.
(2) In the above embodiment, the corner of the frame-shaped groove 22 is 90 °, and therefore the cut angle of the V-shaped cut portion V of the seal member 30 is set to approximately 90 ° along the corner. The corner of 22 may be other than 90 ° (for example, 60 °, 120 °, etc.). In that case, the cut angle of the V-shaped cut portion is matched with the angle of the corner of the frame-like groove 22. (For example, 60 °, 120 °, etc.).
[0016]
【The invention's effect】
Any one of the toner containers according to claims 1 to 5 can improve recyclability and hardly cause toner leakage.
further,
According to the toner container of the second aspect, since the seal member can be mounted by embedding the seal member while aligning the bent portion with the corner portion using the frame-shaped groove as a guide, the seal member can be mounted more easily. In addition, the sealing property is improved and the toner is more difficult to leak. In addition, an adhesive or the like for mounting the seal member becomes unnecessary, and the recyclability is further improved.
According to the toner container of the third aspect, the toner is less likely to leak from the gap between the opposite ends of the seal member, and the toner is more unlikely to leak more reliably from the toner container.
According to the toner container of the fourth aspect, it is possible to prevent the mounting direction of the sealing member from being wrong when the sealing member is mounted.
According to the toner container of the fifth aspect, it is not necessary to separately provide a mark other than the step portion.
[0017]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing an embodiment of a toner container according to the present invention, where (a) shows a state before joining two members, and (b) shows a state after joining. .
FIG. 2 is a partially omitted exploded perspective view of the embodiment.
3A is a perspective view showing a state before a closed loop is formed, and FIG. 3B is a perspective view after the closed loop is formed.
4A is a plan view showing a mounting process of a seal member, and FIG. 4B is a partially enlarged view of FIG. 4A.
FIG. 5 is a plan view showing a modified example and a mounting process of the seal member.
FIGS. 6A and 6B are explanatory diagrams of effects in creating a seal member.
FIG. 7 is an explanatory diagram of a conventional technique.
[Explanation of symbols]
T toner storage part C joint part V V-shaped cut part 10 upper case (other member)
13 Edge 20 Lower case (one member)
22 Frame-shaped grooves 22a to 22d Corner 30 Seal members 31 to 34 Bending portions 35 and 36 Both ends 35a and 36a Surfaces 35b and 36b intersecting the joint surface Steps (marks)

Claims

上ケースと下ケースとを結合して内部にトナー収容部を形成し、かつ前記上ケースと下ケースとの結合部とは別に設けられた接合部にシール部材が介装されたトナー容器であって、
前記接合部は前記下ケースの底部に形成された枠状溝と、この枠状溝に前記シール部材を介して嵌まり合う前記上ケースの下縁部とで構成されているとともに，前記上ケースの下部と下ケースの上部とが前記接合部の上部でオーバーラップしており，
前記シール部材が、前記接合部に沿わせて折り曲げ可能な一本のシール部材からなり、かつ前記接合部に沿わせるための折り曲げ部の内側がＶ字形にカットされていて、前記接合部に装着された状態でその両端が相対向した状態で閉ループを形成していることを特徴とするトナー容器。A toner container in which an upper case and a lower case are coupled to form a toner accommodating portion therein, and a seal member is interposed in a joint provided separately from the coupling portion between the upper case and the lower case. And
The joint portion includes a frame-like groove formed in the bottom portion of the lower case, and a lower edge portion of the upper case that fits into the frame-like groove via the seal member. The upper part of the lower case and the upper part of the lower case overlap at the upper part of the joint,
The seal member is formed of a single seal member that can be bent along the joint portion, and the inside of the bent portion for being along the joint portion is cut into a V shape, and is attached to the joint portion. A toner container, wherein a closed loop is formed in a state where both ends thereof face each other.

前記シール部材の相対向する両端部には、前記接合部における２部材の接合面と交差する面で段部が形成され、これら段部同士を合わせることで前記閉ループが形成されていることを特徴とする請求項１記載のトナー容器。 The opposite end portions of the seal member are formed with stepped portions on the surfaces intersecting the joint surfaces of the two members in the joint portion, and the closed loops are formed by combining these step portions. The toner container according to claim 1.

前記シール部材の少なくとも一端部には、シール部材の装着方向を示す目印が設けられていることを特徴とする請求項１または２に記載のトナー容器。 The toner container according to claim 1, wherein a mark indicating a mounting direction of the seal member is provided at at least one end portion of the seal member.

前記段部が、前記シール部材の装着方向を示す目印を構成していることを特徴とする請求項２記載のトナー容器。 The toner container according to claim 2, wherein the step portion constitutes a mark indicating a mounting direction of the seal member.