JP3861215B2

JP3861215B2 - Helmet connection device

Info

Publication number: JP3861215B2
Application number: JP2001329161A
Authority: JP
Inventors: 教雄児島
Original assignee: Meiwa Industry Co Ltd
Current assignee: Meiwa Industry Co Ltd
Priority date: 2001-10-26
Filing date: 2001-10-26
Publication date: 2006-12-20
Anticipated expiration: 2021-10-26
Also published as: JP2003129325A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘルメットの両側に設けられた耳掛テープにあごテープを連結するためのワンタッチ式の連結装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種のヘルメット用連結装置は、例えば、図１１および１２に符号１にて示すように、一端に差込口（図示略）を有しかつ他端部にテープ挿通孔２ａを有する扁平箱形状の受具２と、この受具２に差込み可能な挿入部（図示略）を一端側に有しかつ他端側にテープ挿通孔３ａを有する差込具３とからなっており、受具２に対する差込具３の差込みに応じて両者がロックされ、かつ受具２に設けた一対の操作片４を外部操作することにより両者がアンロックされる構造となっていた。
【０００３】
そして、このような連結装置１をヘルメット５の両側に設けられた耳掛テープ６（片側は省略）に対するあごテープ７の連結に用いるには、従来一般には、片側の耳掛テープ６に輪状部８ａを介して一端部を通し掛けした補助テープ８の他端部を受具２のテープ挿通孔２ａに通して連繋し、一方、図示を略す他側の耳掛テープに前記輪状部８ａと同様の輪状部を介して一端部を通し掛けしたあごテープ７の自由端部を差込具３のテープ挿通孔３ａに通して折返えし、その折返し端部を、例えば枠状のアジャスタ（図示略）に長さ調整可能に締付け固定するようにしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したあごテープ７の連結態様によれば、補助テープ８およびあごテープ７が左右の耳掛テープ６に輪状部８ａを介して通し掛けされているため、図１１に示すように前側または後側からヘルメット５に外力（衝撃）Ｆ１、Ｆ２が加わると、補助テープ８の輪状部８ａまたはあごテープ７の輪状部、すなわち耳掛テープ６に対するあごテープ７の連繋部が移動し、ヘルメット５が頭部から脱落してしまう危険があった。
【０００５】
なお、この対策として、例えば図１３に示すように、耳掛テープ６に係止片９を縫着して補助テープ８の輪状部８ａの移動を規制し、あるいは図１４に示すように、前記補助テープ８を省略して、受具２を、そのテープ挿通孔２ａを利用して直接耳掛テープ６に通し掛けして、その通し部の周りを縫着（破線で示す）することが一部で行われている。しかし、これらの対策によれば、着用者によっては、耳掛テープ６に対するあごテープ７の連繋部に片寄りが生じ、図１５に示すように、耳掛テープ６の前側または後側に緩み部６´が生じて、ヘルメット５の前側から外力Ｆ１が加わった場合（▲１▼）または後側から外力Ｆ２が加わった場合（▲２▼）に、前記同様にヘルメット５が脱落してしまう危険があり、根本的な対策には至らない。
【０００６】
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、耳掛テープに対するあごテープの連繋部を位置調整できることはもちろん、耳掛テープの緊張時には該連繋部を位置固定でき、もってヘルメットの脱落防止に大きく寄与する安全性の高いヘルメット用連結装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、ヘルメットの両側に設けられた耳掛テープにあごテープを連結する連結装置であって、一端に差込口を有する受具と、前記受具に差込み可能な挿入部を一端側に有する差込具とを備え、前記受具に対する前記差込具の差込みに応じて両者がロックされかつ外部操作により両者がアンロックされるヘルメット用連結装置において、前記受具に、棒状分割片により分割された２つのテープ挿通孔を有するテープ締部を設け、前記分割片は、矩形の枠内に平行移動可能に橋架すると共に、端面を波形にした該分割片の両端部を前記枠の外側へ外部操作可能に突出させ、該テープ締部を有する受具は、その２つのテープ挿通孔を通して前記分割片で折返す態様で前記耳掛テープの１つに通し掛けし、前記差込具には、他側の耳掛テープから延ばした前記あごテープを連繋し、前記分割片は、耳掛テープの緊張に応じて移動して、該耳掛テープを枠に押圧すると共に、前記受具に対する差込具の差込みに応じて、該差込具の挿入部の先端が前記テープ締部の分割片に対して耳掛テープを押圧することを特徴とする。
このように構成したヘルメット用連結装置においては、耳掛テープが緊張していない状態では、耳掛テープに対してテープ締部を自由に移動させることができるので、耳掛テープに対するあごテープの連繋部の片寄りを解消することができる。また、耳掛テープが緊張した状態では、テープ締部が耳掛テープを締付けるように作用するので、該連繋部が移動することはない。さらに、前記分割片が、耳掛テープの緊張に応じて移動して、該耳掛テープを枠に押圧するので、耳掛テープに対するあごテープの連繋部はより確実に位置固定される。また、受具に差込具を差込むと同時に、差込具の挿入部の先端が耳掛テープを押えるので、耳掛テープに対するあごテープの連繋部はより確実に位置固定される。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて説明する。
【００１０】
図１および２は、本発明に係るヘルメット用連結装置の第１の実施の形態を示したものである。両図において、１０は、一端に差込口１１を、他端側にテープ締部１２をそれぞれ有する扁平箱形状の受具、２０は、一端側に前記受具１０に差込み可能な挿入部２１を、他端側にテープ挿通孔２２をそれぞれ有する差込具である。受具１０は、後に詳述するようにそのテープ締具１２を利用して前記ヘルメット５の耳掛テープ６（図１１、１２）に通し掛けされ、一方、差込具２０にはそのテープ挿通孔２２を利用して前記あごテープ７（図１１、１２）が連繋されるようになっている。
【００１１】
上記受具１０は、全体として扁平箱形状をなしており、前記差込口１１から続くその内空部１３は、テープ締部１２に隣接する箇所に設けた仕切壁１４で止まりとなっている。受具１０はまた、その左右側壁の、前記差込口１１に偏った部分に内空部１４を外部に開放する長孔１５を設けている。
【００１２】
上記受具１０の他端側に設けたテープ締部１２は、ここでは、前記仕切壁１４を共用する矩形の枠部１６と、この枠部１６を構成する左右の側板１６ａ間に橋架された分割片（固定分割片）１７と、この分割片１７により分割された、枠部１６内の２つのベルト挿通孔１８、１９とからなっている。枠部１６を構成する先端側の端板１６ｂは、受具１０の裏面側（使用時に顔面に対面する側）に偏倚する箇所に該裏面と平行をなすように配置されている。また、前記分割片１７は、アングル状をなし、受具１０のおもて面側に偏倚する箇所に内側を下向きにして配置されている。このテープ締部１２には、図２に示されるように２つのテープ挿通孔１８、１９を通して分割片１７で折返す態様で前記耳掛テープ６が連繋されるようになており、この状態で耳掛テープ６に受具１０の裏面に沿う方向の張力Ｆがかかると、テープ締部１２から耳掛テープ６に締付力が作用する。
【００１３】
一方、差込具２０は、その挿入部２１の両側に一対の爪片２３を設けている。この一対の爪片２３は、先端側を残すように挿入部２１に設けたＬ字形スリット２４により腕状に形成されており、その自由端部は、受具１０に対する抜け方向へ向かうに従って次第に側方へ張り出す拡張部２５となっている。ここで、左右一対の爪片２３間におけるそれぞれの拡張部２５の先端エッジを結ぶ間隔は、前記受具１０の差込口１１の幅寸法よりもわずか大きくなっており、これにより、いま、差込具２０の挿入部２１を受具１０に差込むと、前記一対の爪片２３が、相互に内側へ弾性変形して差込口１１を通過した後、元の状態に復帰する。そして、一対の爪片２３が元の状態に復帰すると、それぞれの拡張部２５の先端エッジ部分が前記受具１０の側面に設けた長孔１５内にわずか入り込み、これにより該先端エッジ部分が長孔１５の、差込口側内端１５ａに着座し、受具１０に対する差込具２０の抜けが規制（ロック）される。
【００１４】
受具１０の内空部１３の底部側には、門形をなすアンロック用操作部材３０が内装されている。この操作部材３０は、その底片に設けたボス部３１を受具１０の仕切壁１４に設けた貫通孔１４ａに嵌入させると共に、受具１０を通して前記ボス部３１に打込んだピン３２により受具１０に対して抜け止めされている。また、この操作部材３０の左右の脚片には前記受具１０の側面の長孔１５に嵌入可能な把持部３３が一体に形成されている。この把持部３３は、常時は受具１０の側面からわずか外側へ突出するようにその厚さが設定されており、その外表面には波形の滑止め部３３ａが設けられている。また、この把持部３３の先端側の内縁は、常時は前記左右一対の爪片２３の拡張部２５の外側傾斜面２５ａに当接するようになっている。したがって、いま、差込具２０が受具１０に差込まれて抜け不能にロックされた状態（図１）のもと、この操作部材３０の左右の把持部３３を指で挟んで内側へ変形させると、各把持部３３の内縁が前記傾斜面２５ａ上を滑動しながら差込具２０の左右の爪片２３に内向きでかつ抜け方向の力を加え、これにより差込具２０はワンタッチで受具１０から抜ける（アンロックされる）ようになる。
【００１５】
上記のように構成した連結装置において、その受具１０は、図２に示したように裏面側からテープ締部１２の２つのテープ挿通孔１８、１９を通して分割片１７で折返す態様で耳掛テープ６の１つに通し掛けされる。また、差込具２０は、そのテープ挿通孔２２に他側の耳掛テープ６から延ばしたあごテープ７を通して折返し、さらにその折返し端部をアジャスタ（図示略）により締付け固定することで、該あごテープ７に連繋される。この場合、受具１０に対して差込具２０を差込む前段階では、耳掛テープ６が緩んだ（緊張していない）状態にあるので、着用者に合せて受具１０を耳掛テープ６に沿って移動させ、耳掛テープ６に対する受具１０の連繋部の片寄りをなくするように位置調整する。
【００１６】
そして、この調整後、受具１０に対して差込具２０を差込むと、差込具２０の挿入部２１に設けた左右一対の爪片２３の作用で、受具１０と差込具２０とは抜け不能にロックされ、この結果、あごテープ７の一端は本締付装置を介して片側の耳掛テープ６に連結される。この時、前記アジャスタによりあごテープ７の長さを調整することで、耳掛テープ６は緊張状態となる。すると、受具１０に設けたテープ締部１２から耳掛テープ６に締付力が作用し、受具１０は耳掛テープ６に対して位置固定される。すなわち、片側の耳掛テープ６に対するあごテープ７の連繋部は不動の状態となり、したがって、使用中、前記図１１に示したように前側または後側からヘルメット５に外力Ｆ１またはＦ２が加わっても、ヘルメット５は脱落することはない。
【００１７】
ここで、図３に示すように、上記受具１０のテープ締部１２と同様の構造を有するテープ締部１２´とテープ挿通孔３５とを有するテープ締具３６を用意して、このテープ締具３６を、他側の耳掛テープ６に対するあごテープ７の連繋に用いるようにしてもよい。なお、図３には、上記テープ締部１２に対応する構成要素にダッシュ（´）を付して示している。この場合は、該テープ締具３６のテープ締部１２´をあごテープ７に通し掛けし、かつそのテープ挿通孔３５にあごテープ７の一端に設けた輪状部３７を連繋する。このようなテープ締具３６を用いることで、上記連結装置を設けた側と同様に他側の耳掛テープ６に対するあごテープ７の連繋部の片寄りを解消することができることはもちろん、耳掛テープ６が緊張した状態では該連繋部を位置固定することができ、ヘルメット５の脱落はより確実に防止される。なお、このテープ締具３６は、そのテープ締部１２´をテープ挿通孔３５を設けた部分にも適用してもよいもので、この場合は、あごテープ７の一端に輪状部３７を設ける必要はなくなる。
【００１８】
図４および５は、本発明に係るヘルメット用連結装置の第２の実施の形態を示したものである。なお、本第２の実施の形態における受具１０および差込具２０の基本構造は、上記操作部材３０（図１）を省略して、該操作部材３０の操作部３３に相当する操作部３３´を受具１０に一体に設けた点を除くと、第１の実施の形態と同じであるので、ここでは、同一部分に同一符号を付し、それらの説明を省略することとする。本第２の実施の形態の特徴とするところは、受具１０の他端側に設けるテープ締部の構造を変更した点にある。
【００１９】
すなわち、本第２の実施の形態におけるテープ締部４０は、前記受具１０の仕切壁１４を共用する矩形の枠部１６と、この枠部１６を構成する左右の側板１６ａ間に平行移動可能に橋架された分割片（可動分割片）４２と、この分割片４２により分割された、枠部１６内の２つのベルト挿通孔４３、４４とからなっている。枠部１６を構成する先端側の端板１６ｂは、ここでは受具１０の厚さ方向に起立する状態で配置されている。前記可動分割片４２は、板状をなし、前記左右の側板１６ａに形成した長孔４５内に両端部を摺動可能に嵌合させている。また、この可動分割片４２の両端部には、端面を波形に形成した把持部４２ａが一体に設けられており、この把持部４２ａは、枠部１６の側板１６ａの側面からわずか突出するように位置決めされている。このテープ締部４０には、図５に示されるように２つのテープ挿通孔４３、４４を通して分割片４２で折返す態様で前記耳掛テープ６が連繋されるようになっており、この状態で耳掛テープ６に受具１０の裏面に沿う方向の張力Ｆがかかると、前記可動分割片４２が端板１６ｂ側へ移動し、テープ締部４０から耳掛テープ６に締付力が作用すると同時に、可動分割片４２と端板１６ｂとの間に耳掛テープ６が挟持されるようになる。なお、可動分割片４２には、多数の小突起４６が設けられており、この小突起４６が滑り止めとなって、耳掛テープ６に対してより確実に締付力が作用する。
本第２の実施の形態としての連結装置の使用態様並びに基本的な作用効果は、上記第１の実施の形態と同様であるが、耳掛テープ６が緩んでいる状態では、テープ締部４０の可動分割片４２の把持部４２ａを指で挟んで自由に移動させることができるので、ヘルメットを被った状態でも耳掛テープ６に対する受具１０の連繋部の位置を調整することができ、より簡単にかつ正確に位置調整を行うことできる。また、耳掛テープ６の緊張に応じてテープ締部４０の可動分割片４２が端板１６ｂ側へ移動するので、可動分割片４２と端板１６ｂとの間に耳掛テープ６が強固に挟持され、この結果、ヘルメット５の脱落はより確実に防止されるようになる。さらに、可動分割片４２の移動により締付力が発生するので、その両側のテープ挿通孔４３、４４を大きめに設定することができ、その分、種々の厚みの耳掛テープ６に汎用的に使用できる。
なお、この可動分割片４２を備えたテープ締部４０の構造は、上記第１の実施の形態におけるテープ締部１２に代えてそのまま用いるようにしてもよいものである。
【００２０】
図６および７は、本発明に係るヘルメット用連結装置の第３の実施の形態を示したものである。なお、本第３の実施の形態における受具１０および差込具２０の基本構造は、上記第２の実施の形態と同じであるので、ここでは、同一部分に同一符号を付し、それらの説明を省略することとする。本第３の実施の形態の特徴とするところは、差込具２０の挿入部２１の先端部２１ａを、受具１０の仕切壁１４を貫通させてテープ締部１２のベルト挿通孔４４内に突出させた点にある。
本第３の実施の形態としての連結装置の使用態様並びに基本的な作用効果は、上記第２の実施の形態と同様であるが、差込具２０を受具１０に差込むと、差込具２０の挿入部２１の先端部２１ａが耳掛テープ６を可動分割片４２に対して押え、耳掛テープ６に対するあごテープ７の連繋部はより確実に位置固定される。この場合、前記可動分割片４２は、第１の実施の形態における固定分割片１７に代えてもよいことは、もちろんである。
【００２１】
ここで、上記第１乃至第３の実施の形態における各連結装置は、その受具１０および差込具２０を含めた全体を、顔面に倣うように湾曲形状としてもよいものである。図８は、上記第２の実施の形態としての連結装置をこのように湾曲形状とした状態を示したもので、この場合は、その湾曲凹面が顔面に添うことで、使用感が向上する。また、上記各連結装置は、同じく図８に示すように、その受具１０と差込具２０との合せ部であって、顔面に当る側に凹部４８を設けるようにしてもよく、この場合は、受具１０と差込具２０との合せ部が直接顔面に当ることがないので、誤って両者の間に肉が挟まれることはなくなり、安全性が向上する。
【００２２】
図９および１０は、本発明に係るヘルメット用連結装置の第４の実施の形態を示したものである。なお、本第４の実施の形態における受具１０および差込具２０の基本構造は、上記第１の実施の形態と同じであるので、ここでは、同一部分に同一符号を付し、それらの説明を省略することとする。本第４の実施の形態の特徴とするところは、受具１０の他端側に設けるテープ締部の設置箇所を変更した点にある。
【００２３】
すなわち、本第４の実施の形態におけるテープ締部５０は、前記受具１０の裏面側に該裏面と所定の間隙Ｓを開けて平行配置した支持板５１上に配設されている。支持板５１は、受具１０と一体に成形され、その一端部が受具１０の差込口１１側に寄った部分に連接部５２を介して支承されている。しかして、この支持板５１には、所定の間隔を開けて２つのベルト挿通孔５３、５４が設けられており、この２つのベルト挿通孔５３と５４との間は分割片５５として構成されている。２つのベルト挿通孔５３、５４のうち、支持板５１の自由端側に位置するベルト挿通孔５３は、受具１０に対する差込具２０の差込方向にわずか傾斜するように配置されている。このテープ締部５０には、図１０に示したように支持板５１と受具１０との間隙Ｓを利用して、その２つのテープ挿通孔５３、５４を通して分割片５５で折返す態様で耳掛テープ６の１つが連繋され、この状態で耳掛テープ６に受具１０の裏面に沿う方向の張力Ｆがかかると、テープ締部５０から耳掛テープ６に締付力が作用するようになる。
本第４の実施の形態としての連結装置の使用態様並びに作用効果は、上記第１の実施の形態と同様であるが、テープ締具５０が受具１０に重なる状態で設置されているので、受具１０の全長が短くなり、より耳掛テープ６に近い箇所であごテープ７を耳掛テープ６に連繋することができ、使用時に、連結装置があご側に寄ることがないので、使用感が向上する。
【００２４】
なお、上記各実施の形態においては、差込具２０のテープ挿通孔２２に他側の耳掛テープ６から延ばしたあごテープ７を通して折返し、その折返し端部をアジャスタ（図示略）により締付け固定するようにしたが、本発明は、この差込具２０にも、そのテープ挿通孔２２に代えて、第１乃至第３の実施の形態におけるテープ締部１２、４０を設けるようにしてもよく、この場合は、前記した特別のアジャスタは不要になる。
また、上記第１乃至第３の実施の形態においては、受具１０にテープ締部１２、４０を設けて、受具１０を耳掛テープ６に通し掛けするようにしたが、本発明は、該テープ締部１２、４０を差込部２０に設けて、差込部２０を耳掛部テープ６に通し掛けするようにしてもよいものである。
【００２５】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明に係るヘルメット用連結装置によれば、耳掛テープに対するあごテープの連繋部を位置調整できることはもちろん、耳掛テープの緊張時には該連繋部を位置固定できるので、ヘルメットの脱落防止に大きく寄与するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るヘルメット用連結装置の第１の実施の形態を一部断面として示す平面図である。
【図２】図１のＸ−Ｘ矢視線に沿う断面図である。
【図３】他側の耳掛テープに対するあごテープの連繋に用いるテープ締具の構造を示す平面図である。
【図４】本発明に係るヘルメット用連結装置の第２の実施の形態を一部断面として示す平面図である。
【図５】図４のＸ´−Ｘ´矢視線に沿う断面図である。
【図６】本発明に係るヘルメット用連結装置の第３の実施の形態を示す平面図である。
【図７】図６のＸ"−Ｘ"矢視線に沿う断面図である。
【図８】第２の実施の形態としての連結装置を全体に湾曲させた状態を示す断面図である。
【図９】本発明に係るヘルメット用連結装置の第４の実施の形態を示す平面図である。
【図１０】図８に示した連結装置を一部断面として示す側面図である。
【図１１】ヘルメットに対する従来の連結装置の使用態様を示す模式図である。
【図１２】従来の連結装置の使用態様を拡大して示す斜視図である。
【図１３】従来のヘルメット脱落防止対策の１つの実施形態を示す斜視図である。
【図１４】従来のヘルメット脱落防止対策の他の実施形態を示す斜視図である。
【図１５】図１３に示したヘルメット脱落防止対策における不具合発生状態を示す模式図である。
【符号の説明】
５ヘルメット、６耳掛テープ、７あごテープ
１０受具
１２、４０、５０テープ締部
１６枠部
１７、４２、５５分割片
１８，１９、４３，４４、５３，５４ベルト挿通孔
２０差込具
２１差込具の挿入部
３０操作部材、３３操作部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a one-touch type coupling device for coupling a jaw tape to an ear hook tape provided on both sides of a helmet.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as shown in FIG. 11 and FIG. 12, this type of helmet connecting device is a flat having an insertion port (not shown) at one end and a tape insertion hole 2 a at the other end. A box-shaped receiving tool 2 and an insertion tool 3 having an insertion portion (not shown) that can be inserted into the receiving tool 2 at one end and a tape insertion hole 3a at the other end. Both of them are locked according to the insertion of the insertion tool 3 with respect to the tool 2, and both are unlocked by externally operating a pair of operation pieces 4 provided on the receiving tool 2.
[0003]
In order to use such a connecting device 1 for connecting the jaw tape 7 to the ear tape 6 (one side is omitted) provided on both sides of the helmet 5, a ring-shaped portion is generally provided on the one side ear tape 6. The other end portion of the auxiliary tape 8 passed through one end portion through 8a is connected through the tape insertion hole 2a of the receiver 2, and on the other hand, the other side hook tape not shown is similar to the annular portion 8a. The free end portion of the jaw tape 7 passed through one end portion through the ring-shaped portion is folded back through the tape insertion hole 3a of the insertion tool 3, and the folded end portion is, for example, a frame-shaped adjuster (not shown). ) Was fastened and fixed so that the length could be adjusted.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the connection mode of the jaw tape 7 described above, since the auxiliary tape 8 and the jaw tape 7 are passed through the left and right ear hook tapes 6 via the ring-shaped portions 8a, as shown in FIG. When external forces (impacts) F1 and F2 are applied to the helmet 5 from the rear side, the ring-shaped portion 8a of the auxiliary tape 8 or the ring-shaped portion of the jaw tape 7, that is, the connecting portion of the jaw tape 7 with respect to the ear hook tape 6 moves. There was a risk of falling off the head.
[0005]
As a countermeasure against this, for example, as shown in FIG. 13, a locking piece 9 is sewn to the hook tape 6 to restrict the movement of the ring-shaped portion 8a of the auxiliary tape 8, or as shown in FIG. The auxiliary tape 8 may be omitted, and the receiver 2 may be directly threaded over the ear hook tape 6 using the tape insertion hole 2a and sewn (shown by a broken line) around the threaded portion. Is done in the department. However, according to these countermeasures, depending on the wearer, the linking portion of the chin tape 7 with respect to the ear tape 6 is displaced, and as shown in FIG. 15, the loose portion is formed on the front side or the rear side of the ear tape 6. When the external force F1 is applied from the front side of the helmet 5 (▲ 1 ▼) or the external force F2 is applied from the rear side (▲ 2 ▼) due to 6 ′, the risk of the helmet 5 falling off as described above There is no fundamental measure.
[0006]
The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and the problem is that the position of the link portion of the jaw tape with respect to the ear hook tape can be adjusted, as well as the connection portion during tension of the ear hook tape. It is an object of the present invention to provide a highly safe connecting device for a helmet that can fix the position of the helmet and greatly contribute to preventing the helmet from falling off.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the present invention is a connecting device for connecting a chin tape to an ear hook tape provided on both sides of a helmet, and a receiving tool having an insertion port at one end, and can be inserted into the receiving tool. and a plug member having a insertion portion at one end, the helmet coupling device to which both are unlocked by both locked and external operation in accordance with the insertion of the plug member relative to the female component, the receiving The tool is provided with a tape fastening portion having two tape insertion holes divided by a rod-like divided piece, and the divided piece is bridged in a rectangular frame so as to be movable in parallel, and the end piece is corrugated . Both ends are projected to the outside of the frame so as to be externally operable, and a receiving tool having the tape fastening portion is passed through one of the ear hook tapes in such a manner that it is folded back by the divided piece through the two tape insertion holes. and, to the insertion tool , Tandem the jaw tape extended from the other side of the ear tape, the divided piece is moved in accordance with the tension of the ear tape, while pressing the the ear hanging tape to the frame, the difference with respect to the receiving fixture In accordance with the insertion of the insertion tool, the tip of the insertion part of the insertion tool presses the hook tape against the divided piece of the tape fastening part .
In the helmet connecting apparatus configured as described above, since the tape fastening portion can be freely moved with respect to the ear hook tape in a state where the ear hook tape is not tensed, the jaw tape is linked to the ear hook tape. The offset of the part can be eliminated. Further, in a state where the hook tape is in tension, the tape tightening portion acts so as to tighten the hook tape, so that the connecting portion does not move. Further, since the divided piece moves according to the tension of the ear hook tape and presses the ear hook tape against the frame, the position of the connecting portion of the jaw tape to the ear hook tape is more reliably fixed. At the same time that the insertion tool is inserted into the receiver, the tip of the insertion portion of the insertion tool presses the ear hook tape, so that the position of the link portion of the jaw tape with respect to the ear hook tape is more reliably fixed.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0010]
1 and 2 show a first embodiment of a helmet coupling device according to the present invention. In both figures, 10 is a flat box-shaped receptacle having an insertion port 11 at one end and a tape fastening portion 12 at the other end, and 20 is an insertion portion 21 that can be inserted into the receptacle 10 at one end. Are insertion tools each having a tape insertion hole 22 on the other end side. As will be described in detail later, the receiving tool 10 is passed through the ear hook tape 6 (FIGS. 11 and 12) of the helmet 5 using the tape fastener 12, while the insertion tool 20 is inserted into the tape. The chin tape 7 (FIGS. 11 and 12) is connected using the holes 22.
[0011]
The receiver 10 has a flat box shape as a whole, and the inner space 13 continuing from the insertion port 11 is stopped by a partition wall 14 provided at a location adjacent to the tape fastening portion 12. . The receiving tool 10 is also provided with a long hole 15 that opens the inner space portion 14 to the outside at a portion of the left and right side walls that is biased toward the insertion port 11.
[0012]
Here, the tape fastening portion 12 provided on the other end side of the receiver 10 is bridged between a rectangular frame portion 16 sharing the partition wall 14 and left and right side plates 16a constituting the frame portion 16. It consists of a divided piece (fixed divided piece) 17 and two belt insertion holes 18 and 19 in the frame portion 16 divided by the divided piece 17. The end plate 16b on the distal end side that constitutes the frame portion 16 is disposed so as to be parallel to the back surface at a location that is biased toward the back surface side (side facing the face when in use) of the receiving device 10. Moreover, the said division | segmentation piece 17 comprises an angle shape, and is arrange | positioned inside the downward direction in the location biased to the front surface side of the holder 10. As shown in FIG. As shown in FIG. 2, the ear hook tape 6 is connected to the tape tightening portion 12 in such a manner that it is folded back by the split piece 17 through the two tape insertion holes 18 and 19. When the tension F in the direction along the back surface of the receiver 10 is applied to the ear hook tape 6, a tightening force is applied from the tape tightening portion 12 to the ear hook tape 6.
[0013]
On the other hand, the insertion tool 20 is provided with a pair of claw pieces 23 on both sides of the insertion portion 21. The pair of claw pieces 23 are formed in an arm shape by an L-shaped slit 24 provided in the insertion portion 21 so as to leave the distal end side, and the free end portion gradually becomes sideward as it goes in the pulling direction with respect to the holder 10. It becomes the extended part 25 which protrudes toward the direction. Here, the interval connecting the tip edges of the respective extension portions 25 between the pair of left and right claw pieces 23 is slightly larger than the width dimension of the insertion port 11 of the receiving device 10, so that the difference is now. When the insertion portion 21 of the insertion tool 20 is inserted into the receiving tool 10, the pair of claw pieces 23 are elastically deformed inward from each other and pass through the insertion port 11, and then return to the original state. When the pair of claw pieces 23 return to the original state, the tip edge portions of the respective extension portions 25 slightly enter into the long holes 15 provided in the side surfaces of the receiving device 10, and thereby the tip edge portions are long. The hole 15 is seated on the insertion port side inner end 15a, and the removal of the insertion tool 20 with respect to the receiving tool 10 is restricted (locked).
[0014]
On the bottom side of the inner space 13 of the receiving tool 10, an unlocking operation member 30 having a gate shape is housed. The operating member 30 has a boss portion 31 provided on the bottom piece thereof fitted in a through hole 14a provided in the partition wall 14 of the receiving device 10 and is received by a pin 32 driven into the boss portion 31 through the receiving device 10. 10 is retained. The left and right leg pieces of the operation member 30 are integrally formed with a grip portion 33 that can be fitted into the long hole 15 on the side surface of the receiving device 10. The thickness of the gripping portion 33 is set so that it always protrudes slightly outward from the side surface of the receiver 10, and a corrugated non-slip portion 33a is provided on the outer surface thereof. In addition, the inner edge on the distal end side of the grip portion 33 is normally in contact with the outer inclined surface 25a of the extended portion 25 of the pair of left and right claw pieces 23. Therefore, now, in a state where the insertion tool 20 is inserted into the receiving tool 10 and locked so as not to be removed (FIG. 1), the left and right grips 33 of the operation member 30 are sandwiched between fingers and deformed inward. As a result, the inner edge of each gripping part 33 slides on the inclined surface 25a and applies an inward and pulling force to the left and right claw pieces 23 of the insertion tool 20, so that the insertion tool 20 can be moved with one touch. It will come out (unlock) from the receiver 10.
[0015]
In the connecting device configured as described above, the receiving device 10 is hooked in such a manner that the divided piece 17 is folded from the back side through the two tape insertion holes 18 and 19 of the tape fastening portion 12 as shown in FIG. It is threaded through one of the tapes 6. Further, the insertion tool 20 is folded back through the chin tape 7 extended from the ear hook tape 6 on the other side into the tape insertion hole 22, and the fold end portion is fastened and fixed by an adjuster (not shown). It is connected to the tape 7. In this case, since the ear hook tape 6 is in a loosened (not tensed) state before the insertion tool 20 is inserted into the receiver 10, the receiver 10 is attached to the wearer in accordance with the wearer. 6, the position is adjusted so as to eliminate the shift of the connecting portion of the receiver 10 with respect to the hook tape 6.
[0016]
Then, after this adjustment, when the insertion tool 20 is inserted into the receiving tool 10, the receiving tool 10 and the insertion tool 20 are operated by the action of the pair of left and right claw pieces 23 provided in the insertion portion 21 of the insertion tool 20. As a result, one end of the chin tape 7 is connected to the ear hook tape 6 on one side through the fastening device. At this time, by adjusting the length of the chin tape 7 by the adjuster, the hook tape 6 is in a tension state. Then, a tightening force is applied to the ear hook tape 6 from the tape fastening portion 12 provided in the receiver 10, and the position of the receiver 10 is fixed with respect to the ear hook tape 6. That is, the connecting portion of the chin tape 7 with respect to the ear hook tape 6 on one side is in an immobile state. Therefore, even if an external force F1 or F2 is applied to the helmet 5 from the front side or the rear side as shown in FIG. The helmet 5 will not fall off.
[0017]
Here, as shown in FIG. 3, a tape fastener 36 having a tape fastening portion 12 ′ having the same structure as the tape fastening portion 12 of the receiver 10 and a tape insertion hole 35 is prepared. The tool 36 may be used for connecting the jaw tape 7 to the ear hook tape 6 on the other side. In FIG. 3, components corresponding to the tape fastening portion 12 are shown with a dash (′). In this case, the tape fastening portion 12 ′ of the tape fastener 36 is passed through the jaw tape 7, and the annular portion 37 provided at one end of the jaw tape 7 is connected to the tape insertion hole 35. By using such a tape fastener 36, it is possible to eliminate the shift of the connecting portion of the jaw tape 7 with respect to the ear hook tape 6 on the other side as in the side where the connecting device is provided. In a state where the tape 6 is in tension, the position of the connecting portion can be fixed, and the helmet 5 can be more reliably prevented from falling off. In this tape fastener 36, the tape fastening portion 12 'may be applied to a portion where the tape insertion hole 35 is provided. In this case, it is necessary to provide a ring-shaped portion 37 at one end of the jaw tape 7. Will disappear.
[0018]
4 and 5 show a second embodiment of the helmet coupling device according to the present invention. Note that the basic structure of the receiver 10 and the insertion tool 20 in the second embodiment omits the operation member 30 (FIG. 1), and the operation unit 33 corresponds to the operation unit 33 of the operation member 30. Except for the point that 'is provided integrally with the receiving tool 10, it is the same as the first embodiment, and therefore, the same parts are denoted by the same reference numerals and the description thereof is omitted. The feature of the second embodiment is that the structure of the tape tightening portion provided on the other end side of the receiver 10 is changed.
[0019]
That is, the tape tightening portion 40 in the second embodiment can be translated between the rectangular frame portion 16 sharing the partition wall 14 of the receiver 10 and the left and right side plates 16a constituting the frame portion 16. And the two belt insertion holes 43 and 44 in the frame portion 16 divided by the divided piece 42. Here, the end plate 16b on the distal end side constituting the frame portion 16 is arranged in a state of standing in the thickness direction of the receiving tool 10. The movable dividing piece 42 has a plate shape, and both end portions are slidably fitted in a long hole 45 formed in the left and right side plates 16a. In addition, a grip portion 42 a having an end surface formed in a corrugated shape is integrally provided at both end portions of the movable split piece 42, and the grip portion 42 a slightly protrudes from the side surface of the side plate 16 a of the frame portion 16. It is positioned. As shown in FIG. 5, the ear hook tape 6 is connected to the tape tightening portion 40 in such a manner that it is folded back by the split piece 42 through the two tape insertion holes 43, 44. When the tension F in the direction along the back surface of the receiver 10 is applied to the ear hook tape 6, the movable split piece 42 moves to the end plate 16 b side, and a tightening force acts on the ear hook tape 6 from the tape tightening portion 40. At the same time, the hook tape 6 is sandwiched between the movable divided piece 42 and the end plate 16b. The movable split piece 42 is provided with a large number of small protrusions 46 that prevent the small protrusions 46 from slipping so that the fastening force acts on the ear hook tape 6 more reliably.
The usage and basic operational effects of the coupling device as the second embodiment are the same as those of the first embodiment. However, when the ear hook tape 6 is loose, the tape fastening portion 40 is used. Since the gripping portion 42a of the movable split piece 42 can be freely moved with a finger, the position of the connecting portion of the receiving device 10 with respect to the ear hook tape 6 can be adjusted even when the helmet is worn. Position adjustment can be performed easily and accurately. In addition, since the movable divided piece 42 of the tape fastening portion 40 moves to the end plate 16b side according to the tension of the ear hook tape 6, the ear hook tape 6 is firmly sandwiched between the movable divided piece 42 and the end plate 16b. As a result, the helmet 5 is prevented from falling off more reliably. Further, since the clamping force is generated by the movement of the movable divided piece 42, the tape insertion holes 43 and 44 on both sides thereof can be set larger, and accordingly, the ear hook tape 6 of various thicknesses can be used for general purposes. Can be used.
Note that the structure of the tape fastening portion 40 provided with the movable divided piece 42 may be used as it is in place of the tape fastening portion 12 in the first embodiment.
[0020]
6 and 7 show a third embodiment of a helmet coupling device according to the present invention. In addition, since the basic structure of the receiving tool 10 and the insertion tool 20 in this 3rd Embodiment is the same as the said 2nd Embodiment, it attaches | subjects the same code | symbol to the same part here, Those The description will be omitted. The feature of the third embodiment is that the distal end portion 21a of the insertion portion 21 of the insertion tool 20 passes through the partition wall 14 of the receiving device 10 and enters the belt insertion hole 44 of the tape fastening portion 12. It is in the point which made it protrude.
The use mode and the basic operation and effect of the coupling device as the third embodiment are the same as those of the second embodiment. However, when the insertion tool 20 is inserted into the receiving tool 10, the insertion is performed. The distal end portion 21a of the insertion portion 21 of the tool 20 presses the ear hook tape 6 against the movable dividing piece 42, and the connecting portion of the jaw tape 7 with respect to the ear hook tape 6 is more reliably fixed in position. In this case, it goes without saying that the movable divided piece 42 may be replaced with the fixed divided piece 17 in the first embodiment.
[0021]
Here, each of the coupling devices in the first to third embodiments may have a curved shape so that the entirety including the receiving tool 10 and the insertion tool 20 follows the face. FIG. 8 shows a state in which the coupling device as the second embodiment is curved in this way. In this case, the curved concave surface follows the face, so that the feeling of use is improved. In addition, as shown in FIG. 8, each of the above-mentioned connecting devices may be provided with a recess 48 on the side where the receiving device 10 and the insertion device 20 are brought into contact with the face. Since the mating part of the receiving tool 10 and the insertion tool 20 does not directly hit the face, meat is not accidentally sandwiched between the two, and safety is improved.
[0022]
9 and 10 show a fourth embodiment of a helmet coupling device according to the present invention. In addition, since the basic structure of the receiving tool 10 and the insertion tool 20 in this 4th Embodiment is the same as the said 1st Embodiment, it attaches | subjects the same code | symbol to the same part here, Those The description will be omitted. The feature of the fourth embodiment is that the installation location of the tape tightening portion provided on the other end side of the receiver 10 is changed.
[0023]
That is, the tape tightening portion 50 in the fourth embodiment is arranged on the support plate 51 arranged in parallel with the back surface on the back surface side with a predetermined gap S therebetween. The support plate 51 is formed integrally with the receiver 10, and is supported by a portion of one end of the support plate 51 that is closer to the insertion port 11 side via the connecting portion 52. Thus, the support plate 51 is provided with two belt insertion holes 53 and 54 at a predetermined interval, and the two belt insertion holes 53 and 54 are configured as divided pieces 55. Yes. Of the two belt insertion holes 53, 54, the belt insertion hole 53 located on the free end side of the support plate 51 is disposed so as to be slightly inclined in the insertion direction of the insertion tool 20 with respect to the receiving tool 10. As shown in FIG. 10, the tape tightening portion 50 uses a gap S between the support plate 51 and the receiving device 10 to fold back at the divided pieces 55 through the two tape insertion holes 53 and 54. When one of the hanging tapes 6 is connected, and the tension F in the direction along the back surface of the receiving device 10 is applied to the hooking tape 6 in this state, a tightening force is applied to the hooking tape 6 from the tape fastening portion 50. Become.
The usage mode and operational effects of the coupling device as the fourth embodiment are the same as those of the first embodiment, but the tape fastener 50 is installed in a state of overlapping the receiver 10, The overall length of the receiver 10 is shortened, and the jaw tape 7 can be connected to the ear hook tape 6 at a location closer to the ear hook tape 6 and the connecting device does not approach the jaw side during use. Will improve.
[0024]
In each of the above embodiments, the tape insertion hole 22 of the insertion tool 20 is folded back through the chin tape 7 extended from the other ear hook tape 6, and the folded end portion is fastened and fixed by an adjuster (not shown). However, in the present invention, the insertion tool 20 may be provided with the tape tightening portions 12 and 40 in the first to third embodiments instead of the tape insertion hole 22. In this case, the special adjuster described above becomes unnecessary.
Moreover, in the said 1st thru | or 3rd embodiment, although the tape clamp | tightening parts 12 and 40 were provided in the holder 10, and the holder 10 was passed through the ear hook tape 6, this invention is the following. The tape tightening portions 12 and 40 may be provided in the insertion portion 20, and the insertion portion 20 may be passed through the ear hook portion tape 6.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, according to the helmet coupling device according to the present invention, not only can the position of the link portion of the chin tape to the ear hook tape be adjusted, but also the position of the link portion can be fixed when the ear hook tape is in tension. This will greatly contribute to preventing the helmet from falling off.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a first embodiment of a helmet coupling device according to the present invention as a partial cross section.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line XX in FIG.
FIG. 3 is a plan view showing a structure of a tape fastener used for connecting a jaw tape to an ear hook tape on the other side.
FIG. 4 is a plan view showing a second embodiment of the helmet coupling device according to the present invention as a partial cross section.
5 is a cross-sectional view taken along the line X′-X ′ in FIG.
FIG. 6 is a plan view showing a third embodiment of a helmet coupling device according to the present invention.
7 is a cross-sectional view taken along the line X ″ -X ″ in FIG. 6.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a state in which the coupling device according to the second embodiment is curved as a whole.
FIG. 9 is a plan view showing a fourth embodiment of a helmet coupling device according to the present invention.
10 is a side view showing the coupling device shown in FIG. 8 as a partial cross-section. FIG.
FIG. 11 is a schematic view showing how the conventional connecting device is used for a helmet.
FIG. 12 is an enlarged perspective view showing a usage state of a conventional coupling device.
FIG. 13 is a perspective view showing one embodiment of a conventional helmet drop-off prevention measure.
FIG. 14 is a perspective view showing another embodiment of a conventional helmet drop-off prevention measure.
FIG. 15 is a schematic diagram showing a failure occurrence state in the helmet dropout prevention measure shown in FIG. 13;
[Explanation of symbols]
5 Helmet, 6 Ear hook tape, 7 Jaw tape 10 Receptacle 12, 40, 50 Tape fastening part 16 Frame part 17, 42, 55 Split pieces 18, 19, 43, 44, 53, 54 Belt insertion hole 20 Insertion tool 21 insertion part insertion part 30 operation member, 33 operation part

Claims

ヘルメットの両側に設けられた耳掛テープにあごテープを連結する連結装置であって、一端に差込口を有する受具と、前記受具に差込み可能な挿入部を一端側に有する差込具とを備え、前記受具に対する前記差込具の差込みに応じて両者がロックされかつ外部操作により両者がアンロックされるヘルメット用連結装置において、前記受具に、棒状分割片により分割された２つのテープ挿通孔を有するテープ締部を設け、前記分割片は、矩形の枠内に平行移動可能に橋架すると共に、端面を波形にした該分割片の両端部を前記枠の外側へ外部操作可能に突出させ、該テープ締部を有する受具は、その２つのテープ挿通孔を通して前記分割片で折返す態様で前記耳掛テープの１つに通し掛けし、前記差込具には、他側の耳掛テープから延ばした前記あごテープを連繋し、前記分割片は、耳掛テープの緊張に応じて移動して、該耳掛テープを枠に押圧すると共に、前記受具に対する差込具の差込みに応じて、該差込具の挿入部の先端が前記テープ締部の分割片に対して耳掛テープを押圧することを特徴とするヘルメット用連結装置。A connecting device for connecting a chin tape to an ear hook tape provided on both sides of a helmet, a receiving tool having an insertion port at one end, and an insertion tool having an insertion part that can be inserted into the receiving tool at one end side with the door, in helmet coupling device to which both are unlocked by both locked and external operation in accordance with the insertion of the plug member relative to the bracket as in the receiving fixture, divided by the rod-shaped split pieces 2 A tape fastening part having two tape insertion holes is provided, and the divided piece is bridged in a rectangular frame so as to be movable in parallel, and both end portions of the divided piece having a corrugated end surface can be externally operated to the outside of the frame. to protrude, female component having the tape clamping unit is to multiply through one of said ear tape in a manner folded back by the divided piece through the two tape insertion holes, the insertion tool, the other side Before extending from the ear hook tape Tandem a Agotepu, the divided piece is moved in accordance with the tension of the ear tape, while pressing the the ear hanging tape to the frame, in accordance with the insertion of the plug member relative to the female component, said difference write The helmet connecting device, wherein the tip of the insertion portion of the tool presses the hook tape against the divided piece of the tape fastening portion .