JP3860848B2 - 携帯型コンピュータ用高電圧スタイラス - Google Patents

携帯型コンピュータ用高電圧スタイラス Download PDF

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はデジタルパッドと共に使用するスタイラスに関する。この種のパッドは携帯型コンピュ−タのデジタルのディスプレイの上で透過的な上重ねの形をとる。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
図1はデジタルパッドおよびそれに関連したスタイラス6を高度に簡略した図である。スタイラス6はアクティブの時図2に示すように信号9を発生する。この信号はI1からI4の電流を誘導するが、これらの信号は電流対電圧増幅器で検出される。
【0003】
電流対電圧増幅器はそれぞれ電流の大きさを表す電圧を発生する。従来の技術で周知の処理回路は電圧信号を受け、さらにこの電圧信号に基づくスタイラス信号6の位置を計算する。
【0004】
I1からI4の電流が誘導されるのはスタイラス6がコンデンサの1つのプレ−トの様に動作するからである。(インジウムスズ酸化物のような材料である抵抗表面を生じている)デジタルパッドは他のプレ−トの様に動作する。図3に示すように、負電荷がスタイラス6の先端2に加えられると、正電荷はパッド6の表面に誘導する。I1からI4の電流によりこの正電荷が加えられる。反対に、図4に示すように、スタイラス6の先端2の正電荷はパッド上に正電荷を誘導する。I1からI4の電流により負電荷が加えられる。
【0005】
電流の相対的な大きさはスタイラスの位置による。スタイラスが図5に示す位置にあれば、電流I1は最大であり、電流I4は次に大きく、電流I2とI3はほぼ同じである。
【0006】
スタイラスが図6に示す位置にあれば、電流I4が最大であり、電流I1が次に大きい、等々である。電流の大きさの違いは図2の電流対電圧増幅器により生ずる電圧の違いである。
【0007】
雑音
電流対電圧増幅器はスタイラスにより生ずる信号の他に、他の非希望の信号を発生する。たとえば、陰極線管の近くでは、蛍光および電気モ−タはデジタルパッドの上で電荷を誘導する。さらに、“静電気”は使用者が触れた時、特に周囲の空気が乾燥している時パッドに加えられる。
【0008】
“雑音”と呼ばれる非希望信号があるので、スタイラス信号は雑音信号から取り出すようにできるだけ大きな信号を発生するスタイラスを使用することが望ましい。すなわち、信号対雑音比は最大にする必要がある。大きさと電力消費に制限がなければ、大きな信号対雑音比を得ることは問題がない。しかし、スタイラスは携帯用に設計されている。バッテリ−で動作させるため電力消費を少なくしバッテリ−寿命を長くする必要がある。
【0009】
スタイラスから大きな信号対雑音比を得ることは小さな問題でない。
【0010】
本発明の目的は、デジタルパッド用の改善されたスタイラスを提示することである。
【0011】
本発明の他の目的は、大きな位置信号を発生する携帯型デジタルパッド用の改善されたスタイラスを提示することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、デジタルパッド用の高電圧スタイラスであって、(a)一対の一次巻線を有した変圧器と、(b)位相差を有する2つの異なる正弦波信号を前記変圧器の一次巻線に供給する手段と、を備えたことを特徴とする高電圧スタイラスを提供するものである。また、本発明は、(a)正弦波信号を発生させる手段と、(b)前記正弦波信号を増幅する第1の増幅手段と、(c)前記正弦波信号を反転化させるインバータ手段と、(d)前記正弦波信号の反転化信号を増幅する第2の増幅手段と、(e)一組の一次側導線と一組の二次側導線を有し、前記一次側導線の一方に前記第1の増幅手段の出力が接続され他方に前記第2の増幅手段の出力を接続された変圧器と、(f)前記二次側導線の出力に接続された先端部と、を備えたことを特徴とする高電圧スタイラス装置を提供するものである。
【0013】
【実施例】
本発明は大きなスタイラス信号を発生するため簡単ではあるが最適でない方法を最初に図示することにより説明できる。この方法には図7に示すように電圧変圧器14を使用している。(ここで述べる電圧は若干任意であり、説明を容易にするため選ばれている。本発明に使用される実際の電圧および電流はタイトルが“一般的な考察”の章で述べる。)
正弦波12は利得がKの増幅器Aで増幅される。増幅器の出力信号は図示の通り5.0ボルトピ−ク対ピ−クを取っている。この出力信号は巻数比が2の変圧器14の一次側13に加えられている。変圧器の二次側に発生する電圧は図示の通り10ボルトピ−ク対ピ−クである。
【0014】
本発明は図7と同じ巻数比を有するが、図8に示す方法の変圧器を使用している。2つの増幅器A1とA2は変圧器18の一次側巻線15の加えられている。一番目の増幅器A1は正弦波発生器21から正弦波19を直接受ける。この二番目の増幅器A2は正弦波発生器により加えられるが、インバ−タIにより反転(すなわち、等量であるが位相が180°シフト)された正弦波を受ける。
【0015】
各増幅器の出力は正弦波であり、図示のように5.0ボルトピ−ク対ピ−クである。変圧器の二次側に現われる電圧は図示のように約20ボルトピ−ク対ピ−クである。この電圧は図7のシステムにより生ずる電圧の2倍である。2倍の出力電圧を得ることは図9により説明できる。
【0016】
正弦波サイクルの半分について検討する。H1と表し図8の増幅器A1により発生するこの半サイクルは一次側の導線L1に加えられている。反転され、H2と表され、さらに図8の増幅器A2により発生する他の半サイクルは導線L2に加えられている。
【0017】
導線L1とL2に加えられる合成信号はH1とH2の間の差D1である。差の信号D1において、点線の矢印はH2から取り出され、正味の電圧に対するH2の寄与分を表している;実線の矢印はH1から取出し、正味の電圧に対するH1の寄与分を表している。
【0018】
ゼロから正のピ−クに対するD1の電圧の振れは、点P1からP2の振れで示すように5ボルトである。5ボルトのこの振れは図7の場合の点P3から点P4の振れで示される当該振れの2倍である。
【0019】
2つの加算的な半サイクルの合成電圧は図10に示しており、さらに図9の単一の半サイクルと同じ方法で正確に分析される。図10の変圧器の一次側に加えられる電圧はゼロから正の5.0ボルトに(すなわちP1からP2に)、およびゼロから負の5.0ボルトに(すなわちP5からP6に)振れる。
【0020】
反対に、図7の当該振れはゼロから正の2.5ボルト(すなわちP3からP4)と、ゼロから2.5ボルト(すなわちP7からP8)、すなわち図9の振れの半分である。
【0021】
図8の変圧器の出力は図11に示すようにスタイラスの先端2に加えられる。スタイラスの先端2は約25ピコファラッドの容量負荷を表している。しかし、この25ピコファラッドの大部分の容量はペン内の寄生容量である。先端2/パッド3の組合せにより表される実際の容量は1ピコファラッドの範囲である。
【0022】
図1に示すように、実際の変圧器18は巻数比が10である。増幅器A1とA2の正弦波出力は、ゼロから装置構成により約3.0から5.0ボルトの範囲である電源供給電圧まで振れる。電源供給電圧が3.0ボルトであるとすると、一次側に加えられるゼロ対正のピ−クの振れは3.0ボルトである(すなわち、H5とH6の半サイクルの差)。変圧器の出力はゼロ対ピ−クが30ボルト、すなわちピ−ク対ピ−クは60ボルトである。
【0023】
この高電圧(図12の場合、60ボルト)は図7の装置を使用し変圧器の巻数比を2倍にすることにより得られると考えることができる。しかし、この2倍にすることは実現不可能である。
【0024】
前述の寄生容量は実際には容量性の負荷を用いる場合変圧器に必要となる。容量性負荷があるため、巻数比を2倍にすることにより変圧器の一次側に生ずる電流は過度に高くなる;すなわち2倍の代わりに4倍になる。4倍になることが生ずるのは、容量性負荷が変圧器の一次側に生ずる等価インピ−ダンスZeqが次式に等しいからである
1/[j×2×PI×f×C×(Tの2乗)]
ここにjは虚数で、fはヘルツの周波数で、Cは寄生容量の値で、Tは巻数比である。図13はその状態を示している。
【0025】
一方が2倍の巻数比に対応し、他方が本発明の巻数比に対応する2つの例により電流が4倍であることを図示する。
【0026】
例1:巻数の多い場合
簡単な例として、パラメ−タは次の通りとする:
C=25pF;
周波数=250kHz、これによりωは2×PI×250kHz、すなわち1570000ラジアン/秒に等しい;
T=10
一次巻線に現われる容量負荷の等価インピ−ダンス(変圧器のインピ−ダンスを無視)Zeqは次の通りである。
【0027】
Zeq=1/[2×PI×250kHz×25pF×(10の2乗)]=250オ−ム
一次側に加わる電圧Vがピ−ク対ピ−クで2.5ボルトならば、生ずる電流は2.5/250、すなわち10mAである。この値は巻数比が2倍の時生ずる電流を示している。
【0028】
例2:本発明のように巻数比が小さい場合
巻数比が半分の5にされると、計算は例1と全く同じであり、“Tの項目”が10の2乗、すなわち100の代わり5の2乗、すなわち25になると期待される。すなわち、
Zeq=1/[2×PI×250kHz×25pF×(5の2乗)]=
1000オ−ム
一次側に加えられる2.5ボルトピ−ク対ピ−ク信号のVに対し、生ずる電流はV/Zeq、すなわち2.5/1000となり2.5mAである。電流は巻数比が2倍の場合1/4であるが、これは巻数を2倍にすることにより等価インピ−ダンスが下がり2倍でない場合の値の1/4になる(すなわち、1000オ−ムから250オ−ムになる)。
【0029】
それ故、容量性負荷を駆動する時、変圧器の巻数比を2倍にし高い出力電圧を得ることにより変圧器の一次側に生ずる電流は係数4で増加する。
【0030】
電流内のこの4倍の増加は好ましくない。本発明は巻数比を2倍にする必要を避けることによりこの増加を避けている。
【0031】
変圧器の巻数比を2倍にすることを避けることにはさらに次の理由がある。巻数比を2倍にすることは、(a)一次巻数を減らすこと、または(b)二次巻数を増加させることが必要である(または両方の組合せ)。
【0032】
一次巻数を減らすことは、以下の理由から実現不可能である。変圧器の一次巻線は直列抵抗のないインダクタとみなされる。出願の良好な実施例で、このインダクタの値は0.001ヘンリ−である。出願の良好な周波数である125kHzで、インダクタのインピ−ダンスはj×(インダクタンスの値)×(ラジアンの周波数)、すなわちj×(0.001)×(123E3×2×PI)であり、j785.5オ−ムに等しい。
【0033】
このインピ−ダンスの大きさは785.5オ−ムである(虚数)。
【0034】
一次巻数が半分にされると、インダクタンスは(ほぼ)係数4で割られ、
j785.5/4、すなわちj196オ−ムとなる(理由はインダクタンスがほぼ巻数の2乗に比例する)。新しい大きさは196オ−ムである(虚数)。
【0035】
この新しい大きさは古い大きさの25パ−セントである;大きさは75パ−セント減少する。
【0036】
インピ−ダンスの減少により一次巻線により生ずる電流が増加する。この電流の増加により一次巻線を駆動する増幅器が消費する電力が増加する。電流が増加しないこと、または電力消費が増加しないことが好ましい。
【0037】
二次巻線の巻数を2倍にすることは他の方法として実現可能であるが、行なわれない。二次巻線を2倍にすることは所要の線材の量が増大し、これはスタイラスの大きさを小さくする目標に反する。
【0038】
さらに、巻数を2倍にすることにより二次巻線の容量が増加するが、これは絶縁物により分離された隣接のワイヤがコンデンサのように動作するからである。この容量の増加は図13に示す容量性負荷を増加するように働く。この容量を増加させることは好ましくないが、これは増加により変圧器の一次巻線が前述の例のようにより多くの電流が生ずるからである。
【0039】
図11の点線内に含まれた装置は単一の集積回路(IC)の形を取っている。(実際のICには(a)電源供給をモニタすること、(b)ICの電力を管理すること、および(c)テレメトリによりコンピュ−タまたはデジタルパッドにスタイラスバッテリの状態およびスタイラススイッチの状態を伝えること、のような追加された機能を行なう付加回路が含まれている)。ICの重要な動作特性は次の通りである。
【0040】
1つの実施態様において、ICは各電圧が1.25ボルトで全体の電圧が3.75ボルトである商業ベ−スで入手可能なバッテリ−から電力を受けている。ICはバッテリ−から4ミリアンペア以下の約3ミリアンペアの電流を発生している(この電流は図11に示す装置、および付加回路の両方に加えられている)。このように電力消費は0.004アンペア×3.75ボルト以下、すなわち15ミリワット以下である。
【0041】
このICには増幅器A1とA2が含まれており、これらはピ−ク対ピ−クがゼロから供給電圧(この例の場合3.75ボルト)まで振れる正弦波信号を発生している。しかし、一次側に加えられる合成電圧は個々の正弦波の2倍である:2×3.75すなわち7.5ボルトである。再度述べると、一次側に加えられる電圧の振れは供給電圧の2倍である。
【0042】
周知のように、商業メ−カ−は図11に示す装置を作り記載のように動作するICを製造できる。
【0043】
図12には(a)巻数比が10である、(b)一次側電圧がピ−ク対ピ−クで12ボルトである、さらに(c)出力電圧がピ−ク対ピ−クで120ボルトであることを示している。
【0044】
他の実施態様では次の調整を組み合わせることにより、種々の出力電圧を作るようにされている:
(1)バッテリ−のタイプまたは数を変えることにより、電源供給電圧を変えること。これにより増幅器A1、A2のレ−ル対レ−ルの振れが変わり、したがって変圧器の一次側に加わるピ−ク対ピ−ク電圧を変えること、
(2)変圧器の巻数比を変えるこ、
(3)増幅器の利得を変えること、
20、30、40、50、60および70ボルトのような、またはそれ以上の変圧器の二次側での出力電圧が得られる。高い出力電圧によりシステム全体の信号対雑音特性が改善される。
【0045】
電力供給は合計が3.1ボルトから4.2ボルトの電圧を取る3つの商業的に可能なバッテリ−の形を取る。電圧のこの範囲の平均は3.6ボルトで“公称3.6ボルト”と呼ばれる。
【0046】
ここで記載した静電気ペンと共に動作するデジタルパッドは商業的に利用可能である。この種のパッドのメ−カ−はオハイオ州コロンバスのスクリプテル(Scriptel)社である。
【0047】
図8の正弦波21とその逆の波23は位相が180度ずれている。位相角が180度の時一次側に加えられた電圧は最大であるが、位相差が180度であることは厳密に必要でない。
【0048】
正弦波21とその逆の波23は振幅が等しい必要はない。
【0049】
【発明の効果】
本発明の重要な特徴は電源供給電圧に等しいゼロ対ピ−クの振れを有する正弦波を発生することである。すなわち、図8の増幅器A1の利得は図9の点P1からP2の正の振れが電源供給電圧に等しいように選択される。同様に、半サイクルH2により示される負の振れは、電源供給電圧に等しい(しかし、極性は反対である)。
【0050】
これら2つの半サイクルを組み合わせることにより、全体の一次電圧の振れが生じ、これはピ−ク対ピ−クを測定すると供給電圧の2倍である。
【0051】
ピ−ク対ピ−クの振れが供給電圧の110パ−セントであるような一次側に加えられた小さな電圧の振れを使用することが可能である。
【0052】
用語“振幅”はゼロ対ピ−ク電圧、すなわち図9のP1からP2を示している。ピ−ク対ピ−ク電圧は、勿論振幅に2倍である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の技術のデジタルパッドの簡単な表現である。
【図2】 従来の技術のデジタルパッドの簡単な表現である。
【図3】 静電気スタイラス6がデジタルパッド上でどのように電荷を誘導するか図示している。
【図4】 静電気スタイラス6がデジタルパッド上でどのように電荷を誘導するか図示している。
【図5】 スタイラス6の位置によりI1からI4の電流がどのように変わるか図示している。
【図6】 スタイラス6の位置によりI1からI4の電流がどのように変わるか図示している。
【図7】 高電圧信号を発生する1つの方法を図示している。
【図8】 本発明の1つの形態を図示している。
【図9】 図8の装置が変圧器の一次巻線15でどのように高電圧を発生しているかを図示している。
【図10】 図9と同様であるが、変圧器の一次に加えられた3つの半サイクルを示している。
【図11】 本発明の1つの形態の概要を図示している。
【図12】 本発明の1つの形態に対するパラメ−タの値を図示している。
【図13】 寄生容量によりどのように変圧器の一次がロ−ドされるか図示している。
【符号の説明】
12 正弦波
13 一次側
14 変圧器
15 一次巻線
18 変圧器
19 正弦波
A1 増幅器
A2 増幅器

Claims (7)

  1. デジタルパッド用の高電圧スタイラスであって、
    (a)一対の一次巻線を有した変圧器と、
    (b)位相差を有する2つの異なる正弦波信号を前記変圧器の一次巻線に供給する手段と、
    を備えたことを特徴とする高電圧スタイラス。
  2. 前記2つの正弦波信号の位相差は、180度であることを特徴とする請求項1に記載の高電圧スタイラス。
  3. バッテリを搭載し、前記バッテリから流出する電流が4ミリアンペア未満であり、前記二次側導線の出力電圧の振幅値が30ボルトを超えることを特徴とする請求項1又は2に記載の高電圧スタイラス。
  4. 前記バッテリの定格電圧が3.6Vであって、その消費電力が15ミリワット以下であることを特徴とする請求項3に記載の高電圧スタイラス。
  5. デジタルパッド用の高電圧スタイラス装置であって、
    (a)正弦波信号を発生させる手段と、
    (b)前記正弦波信号を増幅する第1の増幅手段と、
    (c)前記正弦波信号を反転化させるインバータ手段と、
    (d)前記正弦波信号の反転化信号を増幅する第2の増幅手段と、
    (e)一組の一次側導線と一組の二次側導線を有し、前記一次側導線の一方に前記第1の増幅手段の出力が接続され他方に前記第2の増幅手段の出力を接続された変圧器と、
    (f)前記二次側導線の出力に接続された先端部と、
    を備えたことを特徴とする高電圧スタイラス装置。
  6. バッテリを搭載し、前記バッテリから流出する電流が4ミリアンペア未満であり、前記二次側導線の出力電圧の振幅値が30ボルトを超えることを特徴とする請求項5に記載の高電圧スタイラス装置。
  7. 前記バッテリの定格電圧が3.6Vであって、その消費電力が15ミリワット以下であることを特徴とする請求項6に記載の高電圧スタイラス装置。
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