JP3859841B2 - 電気回路基板のテスト用アダプター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アダプター本体と、このアダプター本体を挿通する複数のテスト用プローブを具備する電気回路基板のテスト用アダプター、具体的には、電気回路基板とテスト用プローブ間の相対的な移動によって電気回路基板上のテストポイントに、テスト用プローブを調整するための調整手段を有し、この調整手段はプローブ案内板を有し、同プローブ案内板に電気回路基板のテストポイントのパターンと適合する状態で設けられた案内孔内にはテストポイントに接触するテスト用プローブの端部が設けられ、さらに、調整手段はアダプター本体内に配置されている電気回路基板のテスト用アダプターに関する。
【0002】
【従来の技術】
電気回路基板のテスト用アダプターは、テスト固定装置やテスト装置に用いられるものであり、プレスのように、二つの板状部材の間に、テストされる電気回路基板と、テスト対象物とをクランプするものである。このようなアダプターの一形態として、テストポイントに接触するものがあり、このアダプターは、複数のテストポイントのパターンに沿って配列された複数の釘状のテスト用プローブ(「釘床」ともいう)を有することを特徴とする。テスト対象物は、その各テストポイントがテスト用プローブと接触するようにアダプターに押圧される。
【0003】
製造誤差によって、しばしば、テスト対象物やテストポイントが偏位しているために、テスト対象物をテスト固定装置の所定位置に単に挿入するだけでは、テストポイントとテスト用プローブとの間の接触を、十分に確保できない場合がある。
【0004】
そのため、アダプターや、テスト用プローブ及び/又はテスト対象物の相対的移動や調整ができるテスト用固定装置が近年提示されている。国際特許出願WO95/32432号の国際公報において、図7にそのようなアダプターが記載されている。このアダプターは、調整用駆動装置によってテスト対象物に向けて配列される調整可能な調整板を有している。また、このアダプターは複数枚、例えば、3〜5枚の案内板からなるいわゆる多層板構造を有しており、各案内板は平行間隔をあけて配設されており、かつ、周縁部間に設けられたスペーサによって固定保持されている。それらの案内板をテスト用プローブが挿通している。調整板が、テスト対象物側に設けられた案内板上に配置されており、案内板と共に調整することができる。調整用駆動装置は、アダプターを手動で調整するために、外部に向けて案内されると共にバーニアねじを具備するねじスピンドルによって特徴づけられる。バーニアねじの代わりに、動力による調整を可能とするためモータを用いることもできる。
【0005】
ドイツ国公開特許公報DE4342654号公報には、図16、図17及び図19に示すように、テスト対象物を移動するための調整手段としての複数の電動モータを具備するテスト固定装置が提示されている。各駆動モータは、テスト固定装置に着脱自在に連結されると共に、手で保持可能なそれぞれ別個のケーシングに取付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のテスト固定装置は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。即ち、この公知のテスト固定装置は、別個独立したアダプターを具備しておらず、全体のテスト固定装置は、この調整手段のために特別に構成されている。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、テスト用プローブとテスト対象物のテストポイントの間の精密な調整を可能とし、従来のテスト固定装置と互換性のある、簡単な構造の電気回路基板のテスト用アダプターを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の電気回路基板のテスト用アダプターは、それぞれが複数のテスト用プローブを有する下部アダプター及び上部アダプターを具備し、電気回路基板の両面をテストするための電気回路基板のテスト用アダプターであって、
テストされるべき前記電気回路基板の下面のテストポイントのパターンと適合し、前記テストポイントに接触する前記テスト用プローブの端部が配設されているプローブ案内孔を有するプローブ案内板と、
前記プローブ案内板より前記電気回路基板から離れた側にあって、前記テスト用プローブが隙間をもって挿通する孔を有し、前記プローブ案内板と相対的に移動可能に配置され、前記プローブ案内板を隙間をもって挿通し、前記電気回路基板を位置決めする電気回路基板固定ピンを有する電気回路基板位置決め手段と、
前記プローブ案内板と前記電気回路基板位置決め手段を相対移動させて、前記電気回路基板の下面のテストポイントに前記テスト用プローブを整合又は一致させる第2の電動アクチュエータと、
前記電子回路基板の上面をテストするテスト用プローブを有する前記上部アダプターに設けられられた一方の連結素子に係合する他方の連結素子を備え、前記プローブ案内板と相対移動可能に配置された水平固定板と、
前記水平固定板に対して、前記プローブ案内板と前記電気回路基板位置決め手段とを一体的に移動させて、前記電気回路基板位置決め手段に前記電気回路基板固定ピンを介して係合した前記電気回路基板の上面側のテストポイントを、前記上部アダプターに設けられた前記テスト用プローブに配列させる第1の電動アクチュエータとを有し、
前記プローブ案内板、前記電気回路基板位置決め手段、前記第1、第2の電動アクチュエータ、及び前記水平固定板は前記下部アダプター内に設けられている。
【0009】
また、請求項2記載の電気回路基板のテスト用アダプターは、請求項1記載の電気回路基板のテスト用アダプターにおいて、前記一方の連結素子はボールローラブッシュであって、前記他方の連結素子は前記水平固定板に係止部材を介して立設されたキャッチピンである。
【0010】
【0011】
請求項記載の電気回路基板のテスト用アダプターは、請求項記載の電気回路基板のテスト用アダプターにおいて、前記電気回路基板位置決め手段は位置決め板である。
【0012】
【0013】
請求項記載の電気回路基板のテスト用アダプターは、請求項1又は2記載の電気回路基板のテスト用アダプターにおいて、前記第1、第2の電動アクチュエータは、少なくとも一つの圧電素子からなる圧電調整ユニットである。
【0014】
請求項記載の電気回路基板のテスト用アダプターは、請求項記載の電気回路基板のテスト用アダプターにおいて、前記圧電調整ユニットは相互に直交するように配置されている2つの位置決め手段を具備する。
【0015】
請求項記載の電気回路基板のテスト用アダプターは、請求項記載の電気回路基板のテスト用アダプターにおいて、前記各位置決め手段は、圧電素子からなると共に相互に平行に配列された2つの棒を具備し、前記圧電素子からなる2つの棒に、極性を異にする電圧が印加され、該電圧印加によって、前記2つの棒は、それぞれの長手方向軸線に対して相対的に横方向に回転するようにしている。
【0016】
請求項記載の電気回路基板のテスト用アダプターは、請求項記載の電気回路基板のテスト用アダプターにおいて、前記各位置決め手段は、2つの脚部と基部ウェブからなるU字状の揺動フレームと、前記脚部間にかつ該脚部と平行に配置される前記圧電素子からなる棒から構成され、前記圧電素子からなる前記各棒は回転素子を介して前記揺動フレームの基部ウェブに連結され、前記脚部及び前記圧電素子からなる前記棒の自由端は取付フレーム又はブラケットの一部に連結され、前記自由端によって前記U字状の揺動フレームは矩形形状に形成され、前記圧電素子からなる前記棒に電圧を印加することによって、前記基部ウェブが、それぞれ、平行リンクのように、前記取付フレーム又はブラケットの前記一部と平行に移動するようにしている。
【0017】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
【0018】
まず、図1〜図5を参照して、本発明の一実施の形態に係る電気回路基板のテスト用アダプターの構成について説明する。
【0019】
図1に示すように、電気回路基板2をテストするために用いる電気回路基板のテスト用アダプター1は一般的な構造のアダプター本体3を有し、その内部には、複数のテスト用プローブ4が、アダプター本体3を挿通する状態で配置されている。そのようなアダプター本体3は、典型的には、複数のプレート5を組み合わせたサンドイッチ構造(重層構造)となっている。
【0020】
プレート5の一枚、好ましくは、アダプター本体3の電気回路基板側を形成するプレートは、プローブ案内板6として形成されている。このプローブ案内板6には、複数のテストされるポイント、即ち、テストポイントのパターンに適合するように複数の垂直なプローブ案内孔7が設けられている。
【0021】
そして、テスト用プローブ4の端部がこれらのプローブ案内孔7内にしっかりと挿入・案内されている。テスト用プローブ4の端部は電気回路基板2のテストポイントと電気的に接触されるように形成されている。電気回路基板位置決め手段が、位置を変えるプローブ案内板6に対して、テストされる電気回路基板2を、相対的に位置決め調整するために設けられている。電気回路基板位置決め手段は、プローブ案内板6の電気回路基板2から離れた側の面の近傍に配列される位置決め板9によって形成される。なお、電気回路基板位置決め手段は、電気回路基板位置決めフレームによって形成することもできる。
【0022】
位置決め板9には垂直に穿設された孔10が設けられており、これらの孔10も、テストポイントのパターンに適合するように設けられている。テスト用プローブ4を保持する孔10は、二つのプレート、即ち、プローブ案内板6と位置決め板9が相対的に移動できるように、テスト用プローブ4との間に一定の隙間を有している。
位置決め板9には、好ましくは、二つの電気回路基板固定ピン11が取付けられている。これらの電気回路基板固定ピン11は、プローブ案内板6に形成されている孔12を通して伸延し、プローブ案内板6より突出している。孔12は一定の隙間をもって電気回路基板固定ピン11を囲んでおり、この隙間の範囲内で、二つのプレート、即ち、プローブ案内板6と位置決め板9が相対的に移動することができる。
【0023】
電気回路基板固定ピン11は、電気回路基板2の位置決め孔13と、好ましくは、遊び又はすきまがない状態で係合することによって、位置決め板9に対する電気回路基板2の相対位置を固定することができる。従って、位置決め板9に対するプローブ案内板6の位置の相対移動は、プローブ案内板6上の電気回路基板2の位置を移動することになり、この移動によって、電気回路基板2のテストポイントを電気回路基板のテスト用アダプター1のテスト用プローブ4と整合させる、又は、一致させることができる。
【0024】
プローブ案内板6や位置決め板9を相互に移動するために、調整手段15がアダプター本体3に一体的に組み込まれている。調整手段15は、例えば、プローブ案内板6や位置決め板9の両方に係合される電動のアクチュエータ16によって形成することができる。即ち、アクチュエータ16は、好ましくは、位置決め板9のプローブ案内板6から離隔する側の面に固定される。アクチュエータ16の上部には調整ピン17が設けられている。この調整ピン17は、プローブ案内板6と位置決め板9の平面上で、即ち、少なくとも一方向に、好ましくは、二方向に移動自在に形成されている。調整ピン17は、孔18を通して位置決め板9を挿通しており、その一部は位置決め板9から突出してプローブ案内板6に設けられた孔19にしっかりと係合している。調整ピン17は、必要な調整を行うために十分な距離移動できるように、位置決め板9に設けた孔18内に所定の隙間をもって挿通されている。
【0025】
本発明に係る調整手段のきわめて簡単な実施例が、図2〜図5に示されている。図示する構成において、多数の配列された孔からなる好ましくは正方形の孔アレイ20が、それぞれ、位置決め板9とプローブ案内板6の重合する部分に設けられており、部分的に上下方向に整合している。図示の実施例において、各孔アレイ20は、それぞれ、7×7(=49個)の孔21a、21bを、正方形状に、かつ、隣接する孔21a、21a間の孔間距離a及び隣接する孔21b、21b間の孔間距離bを保持しながら配列されている。即ち、孔21a、21bは、それぞれ、7つの列22と、7つの行23に配列されている。そして、Y方向とX方向にそれぞれ間隙が設けられている。
【0026】
二つの孔アレイ20における各孔21a、21bは、異なった格子間距離で配列されている。即ち、プローブ案内板6に設けた孔21a(図3〜図5において、白丸で示す。)の孔間距離aは、位置決め板9に設けた孔21b(図3〜図5において、黒丸で示す。)の孔間距離bより、例えば、Δsだけ大きく又は小さく設定されている。この二つの孔アレイ20において、同じ行23及び同じ列22の孔21a、21bは、それぞれ、対をなすものとして配置されている。ピン(図示せず)を一対の孔に挿入することによって、その対の孔21a、21bが整合する(一致する)ように配列される。その結果、位置決め板9とプローブ案内板6とは相互に相対的に移動することになる。なお、孔21a、21bは、格子間距離のみならず方向も異ならせることができ、また、方向のみ異ならせることもできる。
【0027】
図3に示すいわゆる‘ゼロ’位置においては、中央の対をなす孔、即ち、第4行で第4列の孔21a、21bが整合しており、従って、両孔アレイ20は、相互に中央に向けて配列されている。この‘ゼロ’位置は、ゆがみのない、又は、ひずみを有しない理想的な電気回路基板2テスト用プローブ4を配列した場合に相当する。中央の対をなす孔から、n列及びk行離れた対をなす孔21a、21bは、X方向にn・Δsだけ、Y方向にk・Δsだけ不整合状態になっている。即ち、ある対をなす孔が、中央の対をなす孔から離隔すればするほど、不整合量は大きくなる。このように、中央の対の孔以外の対の孔が、ピンの挿入によって整合状態になると、位置決め板9とプローブ案内板6とは不整合を理由として移動することになる。例えば、図4に示すように、第7行で第7列の対をなす孔21a、21bが相互に整合状態になると、位置決め板9はプローブ案内板6に対して、X方向に、右に、3・Δsだけ、かつ、Y方向に、下に、3・Δsだけ移動する。これらの移動は、側部に示されている位置決め板9用のテストマーカー24と、プローブ案内板6用のテストマーカー25によって明らかに表示されることになる。
【0028】
図5において、第1の列で第3の行に位置する対をなす孔21a、21bが整合状態になると、位置決め板9は、プローブ案内板6に対して、X方向に、左に、3・Δsだけ、かつ、Y方向に、上に、1・Δsだけ移動する。
【0029】
従って、本発明に係る孔アレイ20によって、電気回路基板2のいかなる不整合状態も、ピンを、それぞれ対をなす孔のうちのひとつの対の孔に、単に、しかし、高度な精密さをもって挿入することによって補うことができる。好ましくは、アダプターは、プローブ案内板6と位置決め板9の相対位置が決定できるように、それぞれ上記した孔アレイ20を有する2つの調整手段15を具備する。
【0030】
手動調整式の調整手段15に代えて、図6に示すような圧電調整ユニット30をアダプター1に組み込み、テスト用プローブ4に対する電気回路基板2の相対的な移動調整を動力によって行うこともできる。
圧電調整ユニット30は、板状に形成されており、実質的にC形状の取付フレーム31を具備する。この取付フレーム31は、上部横長部材32と、縦長部材33と、下部横長部材34とから形成されている。5つのタップ孔35が取付フレーム31に設けられており、これらのタップ孔35を通して圧電調整ユニット30が位置決め板9に螺着される。
【0031】
C形状の取付フレーム31内には、2つの位置決め手段の一例である第1及び第2の位置決め部材36、37が、相互に直交する状態に取付けられている。位置決め部材36は下部横長部材34の近傍に配設されており、平面視において、2つの脚部39と基部ウェブ40とからなるU字状の揺動フレーム(swivel frame)38を形成している。2つの脚部39は下部横長部材34に対して平行に配列されており、その自由端41は縦長部材33に固定連結されている。
【0032】
2つの脚部39間には、圧電素子42a、42bからなる2つの棒が、相互に平行に、かつ、脚部39に対しても平行に、配設されている。圧電素子42a、42bからなるこれらの棒は、縦長部材33と基部ウェブ40との間で伸延している。圧電素子42a、42bからなる棒は縦長部材33に弾性的に回転可能に連結されており、また、回転素子(swivel element)43を介して基部ウェブ40に連結されている。回転素子43は、圧電素子42a、42bからなる2つの棒の全幅にわたって伸延する部分を有している。そして、回転素子43の伸延部分は、極めて狭幅の結合部材44によって基部ウェブ40に一体的に連結されており、この部分で弾性的なくびれを形成している。作動について説明すると、圧電素子42a、42bからなる2つの棒に異なった極性の電圧が印加されると、圧電素子42a、42bからなる2つの棒は、相互に反対方向に伸縮することになる。圧電素子42a、42bからなる2つの棒の端部間の間隔は一定に保持されているので、これらの棒は曲がり、図6に示すように、回転素子43と基部ウェブ40は、それぞれ上、下に移動する。その際、脚部39は基部ウェブ40に対して一種の平行リンクを形成し、また、平面視において、端部がテーパ状に先細となっており一体型結合部材(monolithic joint)のような弾性を有する。
【0033】
第1の位置決め部材36と同様に、第2の位置決め部材37もU字状の揺動フレーム(swivel frame)45を具備しており、この揺動フレーム45は、2つの脚部46と、基部ウェブ47と、圧電素子48a、48bからなる2つの棒によって構成される。第2の位置決め部材37の基部ウェブ47は、第1の位置決め部材36の基部ウェブ40に一体的に連結されている。2つの基部ウェブ40、47は、相互に直交する状態に配置されている。即ち、第2の位置決め部材37の基部ウェブ47は第1の位置決め部材36の一方の脚部39に近接して、かつ、同脚部39に対して平行に伸延しており、かつ、その一端は取付フレーム31の縦長部材33まで伸延している。縦長部材33に達する基部ウェブ47の一端にはセンサピン49が連結されており、このセンサピン49は変位トランスデューサとして用いられる2つの誘導センサ50a、50b間に配設されている。
【0034】
一方、圧電素子48a、48bからなる棒は、基部ウェブ47に、回転素子(swivel joint)51及びそれと一体をなす連結部材52によって連結されている。図6に平面視で示すように、連結部材52は非常に狭幅となっている。圧電素子48a、48bからなる2つの棒の基部ウェブ47と反対側の一端は、薄い連結部材53によってブラケット54に弾性的に回転可能に連結されている。ブラケット54がU字状の揺動フレーム45の脚部46の2つの端部間に架設されると共に固着され、U字状の揺動フレーム45と共に矩形形状を形成している。
【0035】
ブラケット54の中央部には、さらに、センサーピン55が、圧電素子48a、48bからなる棒と対向する状態に連結されている。このセンサーピン55は、ブラケット54から垂直に突出すると共に、取付フレーム31の上部横長部材32の方向に伸延している。センサーピン55の自由端は、2つの誘導センサ56a、56b間に介設されており、この誘導センサ56a、56b間を通したセンサーピン55の長手方向の移動を検出することができる。ブラケット54には2つの調整ピン17が固着されており、これらの調整ピン17は上方に向けて突出し、前述した要領で位置決め板9を隙間を有して挿通した後、プローブ案内板6と隙間がゼロの状態で係合している。
【0036】
上記構成の動作について説明すると、圧電素子48a、48bからなる2つの棒に、極性を異にする電圧が印加されると、相互に反する方向(縦方向)への収縮と伸長によって、圧電素子48a、48bからなる2つの棒が曲がり、基部ウェブ47に対してブラケット54が相対的に変位されることになる。
【0037】
U字状の揺動フレーム45の脚部46は平行リンク機構として働くので、ブラケット54は基部ウェブ47に対して相対的に平行移動することになる。
2つの位置決め部材36、37は、相互に直交する状態で配設されているので、調整ピン17は、圧電調整ユニット30の平面上で、相互に直交する2つの方向に調整することができる。即ち、調整ピン17を取付フレーム31に対して相対的に移動することができる。取付フレーム31は位置決め板9に固着されており、調整ピン17はプローブ案内板6に係合しているので、位置決め部材36、37の作動によって、位置決め板9とプローブ案内板6は、相互に相対移動されることになる。
【0038】
図7に、電気回路基板2の両面をテストするために用いられる、相互に連結された2つのピントランスレータ式アダプターを具備するテスト固定装置が概念的に簡略化して表されている。
【0039】
このテスト固定装置は、2つの圧力板60、61を有し、これらの圧力板60、61は、電気回路基板2をテストするため、プレスのように、同時に押圧されることになる。圧力板60、61の対向する面には、それぞれ、公知のフルアレイ式カセット62、63が取付けられている。そのようなフルアレイ式カセット62、63は、それぞれ、カセット本体を具備し、カセット本体内には幾つかのスプリングを具備するテストピン64が、相互に平行をなして取付けられている。これらのテストピン64は、テストパネル内に、予め設定された均一なテストアレイ(テスト配列)によって配置されている。各ケース内において、フルアレイ式カセット62、63に近接してトランスレータ65が設けられており、このトランスレータ65は、導通路66によって、所定の均一なテストアレイをテストフィールドにトランスレートすることができる。その際、テストアレイの接触ポイントは、電気回路基板2上のテストされるテストポイントと同じ配列で向きを揃えて配置されることになる。
【0040】
トランスレータ65に隣接して、各ケース内に、第1のアダプターである下部アダプター1aと第2のアダプターである上部アダプター1bが設けられている。これらのアダプター1a、1bのテスト用プローブ4はアダプター本体3内に垂直に配列されており、トランスレータ65の接触ポイントを電気回路基板2のテストポイントに接続している。トランスレータ65に隣接するアダプター本体3の一部は、公知の方法によって、複数のプレート5から形成されている。
【0041】
下部アダプター1aには係止部材68が一体的に組み込まれており、緊締水平固定板69に固着されている。一方、緊締水平固定板69は、図7の実施の形態に示すように、下部アダプター1aの中央部から離隔するようにして横方向に伸延している。
【0042】
第2の調整手段の一例である第1のアクチュエータ16aが2つのねじによって緊締水平固定板69に固着されている。第1のアクチュエータ16aは、好ましくは、図6に示すような圧電調整ユニットから形成されている。調整ピン17は下部アダプター1aのプローブ案内板6と係合しているので、第1のアクチュエータ16aの作動によって、プローブ案内板6を緊締水平固定板69に対して相対的に移動することができる。プローブ案内板6と位置決め板9とは、もう1つの、即ち、第2のアクチュエータ16bによって相互に連結されている。
【0043】
第1のアクチュエータ16aが作動すると、プローブ案内板6は緊締水平固定板69に対して相対移動されることになるが、位置決め板9に対して相対移動されることはない。従って、第1のアクチュエータ16aの作動によって、下部アダプター1aにおいては、テスト用プローブ4と電気回路基板2との間の配列に変化を生じない。テスト用プローブ4に対する電気回路基板2の配列は、図1を参照して先に説明した方法と手段を介して、第2のアクチュエータ16bによって達成されることになる。
【0044】
係止部材68には垂直に立設された連結素子の一例であるキャッチピン70が固着されている。このキャッチピン70は、所定の隙間を保持しながらプローブ案内板6を挿通しており、この隙間によって、プローブ案内板6は第1のアクチュエータ16aによって生じた移動に従うことができる十分な移動の自由度を有することができる。
【0045】
上部アダプター1bには、キャッチピン70と対峙する状態に連結素子の一例であるボールローラブッシュ71が設けられており、上、下部アダプター1b、1aが合体された際に、キャッチピン70はボールローラブッシュ71と摺動自在に係合することができる。キャッチピン70はボールローラブッシュ71によって正確に案内されることになる。キャッチピン70とボールローラブッシュ71との協働によって、2つのアダプター1a、1bは、相互に相対的に精密に配列されることになる。
【0046】
第1のアクチュエータ16aを作動すると、下部アダプター1aのプローブ案内板6と位置決め板9とが一体となって移動する。位置決め板9の移動によって、電気回路基板固定ピン11と係合する電気回路基板2も移動することになり、上部アダプター1bのテスト用プローブ4に対して電気回路基板2の上部に設けたテストポイントが配列されることになる。上部アダプター1bはキャッチピン70によって所定位置に位置決めされているので、図7に矢印72で示すように、固定された上部アダプター1bに対して、電気回路基板2を相対的に移動することができる。
【0047】
下部アダプター1aに設けられた第1及び第2のアクチュエータ16a、16bの協働によって、電気回路基板2は、それぞれ、上、下部アダプター1b、1aに対して相対的に配列されることになる。
【0048】
図8に、電気回路基板2の両面をテストするために用いられる他のテスト固定装置の上、下部アダプター1a、1bが示されている。これらのアダプター1a、1bは、いわゆる剛性を有する、又は固定式のプローブアダプターであり、テスト用プローブ4は傾斜状態にアダプター本体3内に配列されている。従って、これらのアダプター1a、1bは、トランスレータを用いることなく、電気回路基板2のテストポイントに対して、フルアレイ式カセットのパターンを、直接トランスレートすることができる。
【0049】
アダプター1a、1bは、公知の方法及び手段で、複数の案内板75によって構成される。下部アダプター1aは、例えば、固定状態に組み込まれたキャッチピン76を具備しており、一方、上部アダプター1bは、キャッチピン76と対峙するブッシュ77を有している。従って、これらのアダプター1a、1bを合体させた際、相互に精密に配列されることになる。
【0050】
下部アダプター1aは2つの第1のアクチュエータ16aを具備する。前述した実施例と異なり、プローブ案内板6は、位置決め板9の一面であって電気回路基板2から離れた側の面に配置されている。従って、下部アダプター1aは位置決め板9が移動自在に取付けられる固定ユニットを形成し、位置決め板9は、第1のアクチュエータ16aの作動に対応して移動され、電気回路基板固定ピン11によって案内される電気回路基板2を、プローブ案内板6内に案内されるテスト用プローブ4に配列することができる。
【0051】
一方、上部アダプター1bは、位置決め板9の一側面であって、電気回路基板2に対峙する側にプローブ案内板6を具備しており、テスト用プローブ4を電気回路基板2に対して相対的に配列することができる。下部アダプター1aの位置決め板9に固着されている電気回路基板固定ピン11は、上部アダプター1bのプローブ案内板6と位置決め板9に設けられている対応する遊嵌孔78と嵌合している。従って、電気回路基板2を上部アダプター1bに対して自由に移動することができる。
【0052】
このように、2つのアダプター1a、1bの構造を異ならせることによって、電気回路基板2を下部アダプター1aのテスト用プローブ4に対して配列させるに際して、電気回路基板2も上部アダプター1bに対して相対的に移動することになり、上部アダプター1bのテスト用プローブ4に対して、しばしば、正確に位置づけすることができることになる。このように、上部アダプター1bによる調整をしばしば不要としたり、あるいは、微調整にとどめることができる。
【0053】
図9にアダプター1の平面図が示されており、表面積のほとんどがテストフィールド80に用いられている。テストフィールド80には、図示しないが、テスト用プローブ4を固定するための孔が設けられている。これらの孔は、電気回路基板2のテストポイントに対応して配置されている。図9の上部のコーナーにおいて、図6のアクチュエータに相当する2つのアクチュエータ16が概念的に表示されている。アダプター1は、さらに、アクチュエータ16を調整又は較正するために、前述した孔アレイ20を2つ具備している。アクチュエータ16が所定の個所に最終的に固着される前に、プローブ案内板6と位置決め板9とは、孔アレイ20のそれぞれの孔にピンを差し込むことによって相互に相対的に配列されることになる。このピンは、一般的には、中央部に配設された対をなす孔に挿入される。系統的不整合(systematic misalignment) を有する電気回路基板をテストする際には、アクチュエータ16を作動して、この系統的不整合によって所定位置に配置されていないプローブ案内板6と位置決め板9とが孔アレイ20によって調整され、その後、アクチュエータ16が再度所定位置に固定される。従って、プローブ案内板6と位置決め板9とは、アクチュエータ16の始動位置において、不整合量を可及的に小さく限定することができる。
【0054】
以上、本発明を、幾つかの実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
【0055】
【発明の効果】
このように、本発明では、電気回路基板とテスト用プローブ間の相対移動によって電気回路基板に設けられているテストポイントにテスト用プローブを調整するための調整手段(第1、第2の電動アクチュエータ)は全てアダプター内に配置されている。調整手段がアダプター内に一体的に組み込まれているので、アダプターの外形寸法は従来のアダプターの寸法のままでよく、機械的な再装備を必要とすることなく、本発明に係るアダプターを既存のテスト固定装置に用いることができ、テスト用プローブとテスト対象物のテストポイントとの間の精密な調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電気回路基板のテスト用アダプターの一部の簡略化した断面説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る電気回路基板のテスト用アダプターの一部の簡略化した平面図である。
【図3】図2に示す電気回路基板のテスト用アダプターの孔アレイを示す説明図である。
【図4】図2に示す電気回路基板のテスト用アダプターの孔の他のアレイを示す説明図である。
【図5】図2に示す電気回路基板のテスト用アダプターの孔の他のアレイを示す説明図である。
【図6】圧電調整ユニットの平面図である。
【図7】電気回路基板の両側からテストする相互に連結された2ピン式トランスレータを有する電気回路基板のテスト用アダプターを具備するテスト固定装置の簡略化した説明図である。
【図8】電気回路基板の両側からテストする相互に連結された2剛性プローブ式アダプターを有する電気回路基板のテスト用アダプターを具備するテスト固定装置の簡略化した説明図である。
【図9】他の電気回路基板のテスト用アダプターの平面図である。
【符号の説明】
a:孔間距離、b:孔間距離、1:テスト用アダプター、1a:下部アダプター、1b:上部アダプター、2:電気回路基板、3:アダプター本体、4:テスト用プローブ、5:プレート、6:プローブ案内板、7:プローブ案内孔、9:位置決め板、10:孔、11:電気回路基板固定ピン、12:孔、13:位置決め孔、15:調整手段、16:アクチュエータ、16a:第1のアクチュエータ、16b:第2のアクチュエータ、17:調整ピン、18:孔、19:孔、20:孔アレイ、21a:孔、21b:孔、22:列、23:行、24:テストマーカー、25:テストマーカー、30:圧電調整ユニット、31:取付フレーム、32:上部横長部材、33:縦長部材、34:下部横長部材、35:タップ孔、36:位置決め部材(位置決め手段)、37:位置決め部材(位置決め手段)、38:揺動フレーム、39:脚部、40:基部ウェブ、41:自由端、42a:圧電素子、42b:圧電素子、43:回転素子、44:結合部材、45:揺動フレーム、46:脚部、47:基部ウェブ、48a:圧電素子、48b:圧電素子、49:センサピン、50a:誘導センサ、50b:誘導センサ、51:回転素子、52:連結部材、53:連結部材、54:ブラケット、55:センサーピン、56a:誘導センサ、56b:誘導センサ、60:圧力板、61:圧力板、62:フルアレイ式カセット、63:フルアレイ式カセット、64:テストピン、65:トランスレータ、66:導通路、68:係止部材、69:緊締水平固定板、70:キャッチピン、71:ボールローラブッシュ、72:矢印、75:案内板、76:キャッチピン、77:ブッシュ、78:遊嵌孔、80:テストフィールド

Claims (7)

  1. それぞれが複数のテスト用プローブを有する下部アダプター及び上部アダプターを具備し、電気回路基板の両面をテストするための電気回路基板のテスト用アダプターであって、
    テストされるべき前記電気回路基板の下面のテストポイントのパターンと適合し、前記テストポイントに接触する前記テスト用プローブの端部が配設されているプローブ案内孔を有するプローブ案内板と、
    前記プローブ案内板より前記電気回路基板から離れた側にあって、前記テスト用プローブが隙間をもって挿通する孔を有し、前記プローブ案内板と相対的に移動可能に配置され、前記プローブ案内板を隙間をもって挿通し、前記電気回路基板を位置決めする電気回路基板固定ピンを有する電気回路基板位置決め手段と、
    前記プローブ案内板と前記電気回路基板位置決め手段を相対移動させて、前記電気回路基板の下面のテストポイントに前記テスト用プローブを整合又は一致させる第2の電動アクチュエータと、
    前記電子回路基板の上面をテストするテスト用プローブを有する前記上部アダプターに設けられられた一方の連結素子に係合する他方の連結素子を備え、前記プローブ案内板と相対移動可能に配置された水平固定板と、
    前記水平固定板に対して、前記プローブ案内板と前記電気回路基板位置決め手段とを一体的に移動させて、前記電気回路基板位置決め手段に前記電気回路基板固定ピンを介して係合した前記電気回路基板の上面側のテストポイントを、前記上部アダプターに設けられた前記テスト用プローブに配列させる第1の電動アクチュエータとを有し、
    前記プローブ案内板、前記電気回路基板位置決め手段、前記第1、第2の電動アクチュエータ、及び前記水平固定板は前記下部アダプター内に設けられていることを特徴とする電気回路基板のテスト用アダプター。
  2. 前記一方の連結素子はボールローラブッシュであって、前記他方の連結素子は前記水平固定板に係止部材を介して立設されたキャッチピンであることを特徴とする請求項記載の電気回路基板のテスト用アダプター。
  3. 前記電気回路基板位置決め手段は位置決め板であることを特徴とする請求項記載の電気回路基板のテスト用アダプター。
  4. 前記第1、第2の電動アクチュエータは、少なくとも一つの圧電素子からなる圧電調整ユニットであることを特徴とする請求項1又は2記載の電気回路基板のテスト用アダプター。
  5. 前記圧電調整ユニットは相互に直交するように配置されている2つの位置決め手段を具備することを特徴とする請求項記載の電気回路基板のテスト用アダプター。
  6. 前記各位置決め手段は、圧電素子からなる相互に平行に配列された2つの棒を具備し、前記圧電素子からなる2つの棒に、極性を異にする電圧が印加され、該電圧印加によって、前記2つの棒は、それぞれの長手方向軸線に対して相対的に横方向に回転するようにしたことを特徴とする請求項記載の電気回路基板のテスト用アダプター。
  7. 前記各位置決め手段は、2つの脚部と基部ウェブからなるU字状の揺動フレームと、前記脚部間にかつ該脚部と平行に配置される前記圧電素子からなる棒から構成され、前記圧電素子からなる前記各棒は回転素子を介して前記揺動フレームの基部ウェブに連結され、前記脚部及び前記圧電素子からなる前記棒の自由端は取付フレーム又はブラケットの一部に連結され、前記自由端によって前記U字状の揺動フレームは矩形形状に形成され、前記圧電素子からなる前記棒に電圧を印加することによって、前記基部ウェブが、それぞれ、平行リンクのように、前記取付フレーム又はブラケットの前記一部と平行に移動するようにしたこと特徴とする請求項記載の電気回路基板のテスト用アダプター。
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