JP3856714B2 - 電位検知回路を備えた半導体集積回路及び信号送受信システム - Google Patents

電位検知回路を備えた半導体集積回路及び信号送受信システム Download PDF

Info

Publication number
JP3856714B2
JP3856714B2 JP2002060029A JP2002060029A JP3856714B2 JP 3856714 B2 JP3856714 B2 JP 3856714B2 JP 2002060029 A JP2002060029 A JP 2002060029A JP 2002060029 A JP2002060029 A JP 2002060029A JP 3856714 B2 JP3856714 B2 JP 3856714B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
circuit
semiconductor integrated
integrated circuit
potential detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002060029A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003255026A (ja
Inventor
浩一 杉本
貴士 平田
徹 岩田
学志 ▲高▼橋
寛範 赤松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2002060029A priority Critical patent/JP3856714B2/ja
Priority to US10/365,527 priority patent/US6944003B2/en
Publication of JP2003255026A publication Critical patent/JP2003255026A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3856714B2 publication Critical patent/JP3856714B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H9/00Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
    • H02H9/04Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage
    • H02H9/045Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage adapted to a particular application and not provided for elsewhere
    • H02H9/046Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage adapted to a particular application and not provided for elsewhere responsive to excess voltage appearing at terminals of integrated circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電位検知回路を備えた半導体集積回路及び信号送受信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路同士がケーブルで接続されるインターフェース、例えばIEEE1394規格のような場合において、従来の半導体集積回路の接続の認識方法を説明する。
【0003】
半導体集積回路(以下LSIという)は、その内部に、接続されたケーブルに所定電位を与える電位発生回路と、接続されたケーブル上の電位を検知するケーブル電位検知回路と、電源の電位を検知して電源電位が設定電位よりも低下した際に前記電位発生回路からの所定電位のケーブルへの供給を停止させる電源電位検知回路とを備える。以下、これらの電位発生回路、ケーブル電位検知回路及び電源電位検知回路を持つ2つのLSI1及びLSI2が相互に2本のケーブルで接続されている場合の相互の接続状態の認識を説明する。
【0004】
LSI1が電位発生回路から第1のケーブルに所定電位を供給する。その電位をLSI2のケーブル電位検知回路が検知して、LSI2はLSI1と接続状態にあると認識する。一方、LSI2も電位発生回路から第2のケーブルに所定電位を供給し、LSI1がその電位をケーブル電位検知回路で検知して、LSI2と接続状態にあることを認識する。両者の電位発生回路は、その相互接続が断たれるまでの間、第1及び第2のケーブルに対し所定電位を供給し続ける。
【0005】
このような接続状態において、例えば一方のLSI1の電源が完全に遮断されて、電源電位が設定電位未満に低下すると、この電位低下を電源電位検知回路が検知して、電位発生回路から第1のケーブルへの所定電位の供給が停止され、これに伴い第1のケーブルの電位が所定電位未満になると、他方のLSI2のケーブル電位検知回路は、その電位低下を検知してLSI1が接続されなくなったことを認識する。その後、LSI1に対して再び電源が投入されると、その内部の電位発生回路から第1のケーブルに所定電位が供給されて、他方のLSI2のケーブル電位検知回路がLSI1との接続を再認識する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、電源の電位検知レベルを低く設定した場合は電源電位検知回路の動作が不安定になる。また、逆に電位検知レベルを高く設定した場合は、LSIの動作を評価する際に電源電位を電位検知レベルよりも下げると電源電位検知回路が働き、電位発生回路が動作しなくなる。このため、電源電位検知回路の電位検知レベルの設定が非常に困難である。
【0007】
また、前記従来の構成では、電源の遮断時に、電源電位が急低下する場合には、電源電位検知回路からの電位検知信号の出力期間が極めて短く、このため、その短期間の間では電位発生回路は通常通りには動作せず、第1のケーブルの電位は接続検知レベル未満の電位にはならず、その結果、電源が遮断されているにも拘わらず第2のLSI2は第1のLSI1が接続されていると誤認識する欠点がある。
【0008】
本発明の目的は、半導体集積回路の通常動作時や動作評価時などの動作の状況に応じて電源電位検知回路を適切に制御したり、電源の遮断時での電源電位の変化の状況に応じて電源電位検知回路を適切に制御することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明では、半導体集積回路の動作の評価時には、電源電位検知回路から電位検知信号を出力させないように構成して、半導体集積回路の電源電圧が電源電位検知回路の所定検知レベル未満に低下した状況となっても、半導体集積回路の動作を可能にしたり、電源の遮断時に電源電位が急低下する場合であっても、電源電位検知回路から比較的長く電位検知信号を出力させて、電位発生回路の動作を正常に確保することにある。
【0010】
すなわち、請求項1記載の発明の半導体集積回路は、ケーブルを介して他の半導体集積回路と接続される半導体集積回路であって、電源の電位が所定電位検知レベル未満のとき電位検知信号を出力する電位検知回路と、前記電位検知回路の電位検知信号を受けて所定接続検知レベル以上の電位を前記ケーブルに与えることを停止する電位発生回路とを備えた半導体集積回路であって、外部端子が備えられ、前記電位検知回路は、前記外部端子からの制御信号を受け、この制御信号により前記電位検知信号の出力及び非出力が制御されることを特徴とする。
【0011】
また、請求項2記載の発明の半導体集積回路は、ケーブルを介して他の半導体集積回路と接続される半導体集積回路であって、半導体集積回路の電源の電位が所定電位検知レベル未満のとき電位検知信号を出力する電位検知回路と、前記電位検知回路の電位検知信号を受けて所定接続検知レベル以上の電位を前記ケーブルに与えることを停止する電位発生回路とを備えた半導体集積回路であって、半導体集積回路の動作状態を決定するステートマシンが備えられ、前記電位検知回路は、前記ステートマシンの電源に接続され、このステートマシンの電源の電位により前記電位検知信号の出力及び非出力が制御されることを特徴とする。
【0012】
更に、請求項3記載の発明の信号送受信システムは、第1及び第2の半導体集積回路と、この2つの半導体集積回路を接続する第1及び第2のケーブルとを備えた信号送受信システムであって、前記第1の半導体集積回路は、電源の電位が所定電位検知レベル未満のとき電位検知信号を出力する電位検知回路と、前記電位検知回路の電位検知信号を受けないときには所定接続検知レベル以上の電位を発生して前記第1のケーブルに与える一方、前記電位検知回路の電位検知信号を受けたときには前記所定接続検知レベル以上の電位の発生を停止する第1の電位発生回路とを備え、前記第2の半導体集積回路は、前記第1の電位発生回路が前記第1のケーブルに所定接続検知レベル以上の電位を与えているとき、前記第2のケーブルに所定接続検知レベル以上の電位を与える第2の電位発生回路を備え、前記第1の半導体集積回路の電位検知回路は、電源として、前記第1の半導体集積回路の電源と共に、前記第2のケーブルの所定接続検知レベル以上の電位が与えられることを特徴とする。
【0013】
以上により、請求項1記載の発明では、例えば、半導体集積回路の動作の評価時には、外部端子よりHighレベルの制御信号を電位検知回路に入力して、この電位検知回路が動作しないように設定すれば、電源電位を電位検知回路の所定検知レベル未満に低下させても、半導体集積回路の動作下限電圧での動作評価が可能である。また、通常動作時には、外部端子よりLowレベルの制御信号を電位検知回路に入力して、電位検知回路が通常動作するように設定すれば、電源が遮断されて、電源電位が所定電位検知レベル以下に低下すると、前記電位検知回路が電位検知信号を出力して、電位発生回路が所定接続レベル以上の電位の発生を停止するので、ケーブルの電位は前記所定接続レベル未満の電位となる。従って、この(第1の)半導体集積回路に前記ケーブルを介して接続された他の(第2の)半導体集積回路では、第1の半導体集積回路との接続が断たれたと正しく判断する。
【0014】
また、請求項2記載の発明では、半導体集積回路の動作の評価時には、ステートマシンの電源の電位を電位検知回路に与えることにより、電位検知回路を動作させず、常に電位検知信号を出力させない。従って、半導体集積回路の電源の電位を所定電位検知レベル未満に低下させても、電位発生回路は接続検知レベル以上の電位をケーブルに出力するので、この(第1の)半導体集積回路と前記ケーブルを介して接続された第2の半導体集積回路とが接続状態にあると認識され、この状態で、第1の半導体集積回路の動作下限電圧での動作評価が可能になる。
【0015】
更に、請求項3記載の発明では、第1の半導体集積回路と第2の半導体集積回路とが接続状態にあるとの認識時には、第2の半導体集積回路では、第2の電位発生回路が所定接続検知レベル以上の電位を第2のケーブルに出力している。この状態において、第1の半導体集積回路の電源が遮断された際には、その電源電位が低下して所定電位検知レベル未満になると、第1の半導体集積回路の電位検知回路が電位検知信号を出力し、第1の電位発生回路の動作の停止によって第1のケーブルの電位は所定接続検知レベル未満になり始める。ここで、前記電源電位の低下が速い場合であっても、前記第1の半導体集積回路の電位発生回路には前記第2のケーブルから電源として所定接続検知レベル以上の電位が供給されているので、この電位を電源として電位検知信号を出力し続ける。その結果、第1の半導体集積回路の電位発生回路は確実に通常通りに動作して、第1のケーブルの電位は所定接続検知レベル未満の電位となる。その結果、第2の半導体集積回路では、第1の半導体集積回路との接続が断たれたと正しく判断すると共に、その後に第2の電位発生回路が所定接続検知レベル以上の電位の出力を停止するので、第2のケーブルの電位がこの所定接続検知レベル未満の電位となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面に基づいて説明する。
【0017】
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態である電位検知回路を備えた半導体集積回路の構成を示す図である。
【0018】
同図において、10は電源、12は電源10に接続された電位検知回路であって、電源10の電位を検知し、電源電位が所定の電位検知レベル未満のときに電位検知信号101を出力する。13は前記電位検知回路12から電位検知信号を受ける電位発生回路であって、前記電位検知回路12から電位検知信号を受けない場合には、所定接続検知レベル以上の電位を発生し、この電位をケーブル15に出力する一方、前記電位検知信号を受けたときには前記所定接続検知レベル以上の電位の発生を停止して、ケーブル15の電位を所定接続検知レベル未満の電位にする。14は前記電位発生回路13を制御するためのコントロール信号102を出力するコントロール回路であって、前記コントロール信号102が例えばHighレベルのときには電位発生回路13の動作を許容し、Lowレベルのときには禁止する。前記ケーブル15は、図示しない他の半導体集積回路と本半導体集積回路とを接続する。
【0019】
そして、11は本半導体集積回路に備えられた外部端子であって、この外部端子11には外部から制御信号が入力され、この制御信号は前記電位検知回路12に入力される。前記電位検知回路12は、前記制御信号が例えばHighレベルのときには前記電位検知信号の発生及び出力の動作が許容され、一方、前記制御信号が例えばLowレベルのときには前記電位検知信号の発生及び出力の動作が禁止される。
【0020】
以上のように構成された半導体集積回路の動作を以下に説明する。
【0021】
電源10の電源電位が電位検知回路12の電位検知レベル未満に低下すると、電位検知回路12は電位検知信号101を発生する。電位発生回路13は、例えばHighレベルのコントロール信号102によって動作が許容されている状況では、前記電位検知回路12からの電位検知信号102を受けて、ケーブル15への所定電位の供給を停止する。
【0022】
一方、本半導体集積回路の動作の評価時において、電源10の電源電位を電位検知回路12の電位検知レベルよりも下げると、外部端子11から電位検知回路12への制御信号の出力がない従来と同様の場合には、電位検知回路12が電位検知信号を出力して、電位発生回路13がケーブル15への所定電位の供給を停止するために、本半導体集積回路本来の動作下限電圧ではなくて電位検知回路12の電位検知レベルまでしか本半導体集積回路の動作検証ができなくなる。
【0023】
しかし、本実施の形態では、外部端子11にHighレベルの制御信号が入力されている場合には、電位検知回路12はその電位検知信号の出力が禁止され、このため、電源10の電源電位を電位検知レベルよりも低下させたときであっても、電位検知信号101を出力せず、電位発生回路13は所定動作を続行する。従って、外部端子11からHighレベルの制御信号を入力することにより、電源10の電源電位を電位検知回路12の電位検知レベル未満に低く設定した際での本半導体集積回路の低電圧動作の評価が可能となる。
【0024】
一方、外部端子11にLowレベルの制御信号が入力されている場合は、電位検知回路12の電位検知信号101の出力動作が許容されるので、電位発生回路13の動作は従来と同様である。
【0025】
従って、本発明の実施の形態によれば、外部端子11からの制御信号によって電位検知回路12の動作を許容及び禁止制御するので、電位検知回路12の電位検知レベル未満の低電圧動作の評価が可能になる。
【0026】
尚、外部端子11に入力する制御信号がHighレベルのときに電位検知回路12の動作を禁止したが、Lowレベルの制御信号を入力して電位検知回路12の動作を禁止し、Highレベルの制御信号を入力して電位検知回路12の動作を許容するように構成しても良いのは勿論である。
【0027】
(第2の実施の形態)
図2は本発明の第2の実施の形態の半導体集積回路の構成を示す図である。
【0028】
同図において、21は本半導体集積回路の電源、22は半導体集積回路のテストモードや通常動作などの切換えを行って本半導体集積回路の動作状態を決定するステートマシン、23はステートマシン22の電源である。24は本半導体集積回路の電源21に接続された電位検知回路であって、その電源21の電位が所定電位検知レベル未満になると電位検知信号201を出力する。
【0029】
また、25は前記電位検知回路24からの電位検知信号201を受ける電位発生回路であって、図1に示した電位発生回路13と同様に、前記電位検知回路24から電位検知信号201を受けない場合には、所定接続検知レベル以上の電位を発生してケーブル26に与える一方、前記電位検知信号201を受けたときに前記所定接続検知レベル以上の電位の発生を停止して、ケーブル26の電位を前記所定接続検知レベル未満の電位にする。前記ステートマシン22は、前記電位発生回路25を制御するコントロール信号202を発生し、このコントロール信号202が例えばHighレベルのときには電位発生回路25の動作が許容され、Lowレベルのときには動作が禁止される。ケーブル26は、図示しない他の半導体集積回路と本半導体集積回路とを接続する。
【0030】
更に、前記電位検知回路24は、前記ステートマシン22の電源23に接続される。この電位検知回路24は、前記ステートマシン22の電源23から電源供給を受けない通常動作時には、本半導体集積回路の電源21の電源電圧が所定接続検知レベル未満に低下すると電位検知信号を出力する通常動作を許容され、一方、ステートマシン22の電源23から電源供給を受けた動作評価時には、前記電位検知信号の出力動作が強制的に禁止されるように構成されている。
【0031】
以上のように構成された本半導体集積回路の動作を以下に説明する。
【0032】
ステートマシン22からのHighレベルのコントロール信号202が電位発生回路25に入力されている場合には、電位発生回路25は、その動作が許容されて、本半導体集積回路の電源21の電源電位が電位検知回路24の電位検知レベルよりも低下して電位検知回路24からの電位検知信号201を受けると、ケーブル26への所定検知レベル以上の電位の供給を停止する。
【0033】
一方、本半導体集積回路の動作評価時において、ステートマシン22の電源23が電位検知回路24に供給されていない従来と同様の場合には、半導体集積回路の電源21の電源電位を電位検知レベルよりも下げると、電位検知回路24が電位検知信号201を出力して、電位発生回路25がケーブル26への所定検知レベル以上の電位の供給を停止するために、本来の動作下限電圧ではなく、電位検知回路24の電位検知レベルまでしか本半導体集積回路の動作検証ができなくなる。しかし、本実施の形態では、本半導体集積回路の動作評価時には、ステートマシン22の電源23が電位検知回路24に供給されて、電位検知回路24がその動作を禁止され、半導体集積回路の電源21の電源電位を電位検知回路24の電位検知レベルよりも低下させても、電位検知信号201を出力しない。
【0034】
以上説明したように、本発明の実施の形態では、ステートマシン22の電源23の供給、非供給により、電位検知回路24の動作を許容又は禁止して、通常動作と半導体集積回路の動作評価とを切り分けたので、半導体集積回路の動作評価時には、半導体集積回路の電源21の電位を電位検知回路24の電位検知レベル未満に低下させた場合の動作評価を可能にできる。
【0035】
(第3の実施の形態)
図3は本発明の第3の実施の形態である信号送受信システムの全体構成を示す図である。
【0036】
同図において、1は第1の半導体集積回路、2は第2の半導体集積回路、31及び32は第1の半導体集積回路1と第2の半導体集積回路2とを接続する第1及び第2のケーブル、33は第1の半導体集積回路1の電源である。
【0037】
前記第1の半導体集積回路1において、38は電位検知回路であって、第1の半導体集積回路1の電源33に接続され、その電源電位が所定の電位検知レベル未満のときに電位検知信号301を出力する。34は第1の電位発生回路であって、前記電位検知回路38からの電位検知信号を受けないときには所定接続検知レベル以上の電位を発生して、この電位を第1のケーブル31に出力する一方、前記電位検知信号を受けたときには前記所定接続検知レベル以上の電位の発生を停止して、第1のケーブル31の電位を前記所定接続検知レベル未満の電位にする。39はコントロール回路であって、前記電位発生回路34を制御するためのコントロール信号302を出力する。前記電位発生回路34は、このコントロール信号302が例えばHighレベルのときには、前記接続検知レベル以上の電位の発生及び出力が許容され、Lowレベルのときには前記接続検知レベル以上の電位の発生及び出力が禁止される。
【0038】
更に、前記第2の半導体集積回路2において、35は第2の接続検知回路であって、第1のケーブル31に前記接続検知レベル以上の電位が与えられているときには第1の半導体集積回路1との接続を認識する。36は第2の電位発生回路であって、前記第1のケーブル31に前記接続検知レベル以上の電位が与えられているときに、所定の接続検知レベル以上の電位を第2のケーブル32に与える。
【0039】
加えて、前記第1の半導体集積回路1には、前記第2の半導体集積回路2の第2の電位発生回路36から第2のケーブル32に接続検知レベル以上の電位が与えられているときに、第2の半導体集積回路2との接続を認識する第1の接続検知回路37が備えられる。そして、前記第1の電位検知回路38には、電源として、前記第1の半導体集積回路1の電源33の他に、第2の半導体集積回路2の第2の電位発生回路36から前記第2のケーブル32に与えられた接続検知レベル以上の電位が供給されている。
【0040】
以下、本実施の形態の信号送受信システムの動作を説明する。
【0041】
第1の半導体集積回路1の電源33の電位が電位検知回路38の電位検知レベルよりも低下すると、電位検知回路38は電位検知信号301を発生する。ここで、コントロール回路39がHighレベルのコントロール信号302を出力している場合には、電位発生回路34はその動作が許容されていて、前記電位検知回路38からの電位検知信号301を受けて所定接続検知レベル以上の電位の出力を停止し、第1のケーブル31の電位を前記所定接続検知レベル未満の電位にする。第2の半導体集積回路2では、前記第1のケーブル31の電位が第2の接続検知回路35の接続検知レベル未満となったので、第1の半導体集積回路1とは接続されていないと認識し、第2の電位発生回路36から第2のケーブル32に所定検知レベル以上の電位の供給を停止する。
【0042】
しかし、第1の半導体集積回路1の電位検知回路38は第1の半導体集積回路1の電源33により動作しており、電源33の遮断時における電源電位の降下速度によっては、電位検知回路38の電位検知信号301の出力期間が短くて、電位発生回路34が所定通りに接続検知レベル以上の電位の供給を停止できない場合が発生する。この詳細を図5に基づいて説明する。
【0043】
図5は、電位検知回路38に第2のケーブル32の電位を与えない場合の電源遮断時における電源33、電位検知信号301、第1のケーブル31の電位のタイミングチャートを示す。同図において、電源33の電位が遮断により降下し、A点の電位検知レベルに達すると、電位検知信号301が電位検知回路38から出力される。その後、電源33の電位が電位検知回路38の動作下限電位であるB点に達すると、電位検知信号301が不定状態となる。このため、この電位検知信号301を受けている電位発生回路34から第1のケーブル31への出力電位の状態が不定状態となる。すると、電源33の電位降下速度が速い場合には、第1のケーブル31の電位が接続検知レベルよりも下がらない場合があり、その結果、電源33は遮断されているが第2の半導体集積回路2は第1の半導体集積回路1が接続されているという誤認識をすることがある。
【0044】
しかし、本実施の形態では、第2のケーブル2から第1の半導体集積回路1の第1の電位検知回路38に対して電源が供給されているので、電源33からの電源供給が遮断された場合であっても、その電源33の電源電圧の降下速度に拘わらず、電位検知回路38が所望通り正確に動作して、電位検知信号301を通常の出力期間だけ出力する。以下、本信号送受信システムのこの動作の詳細を図4により説明する。
【0045】
図4は、電源遮断時における電源33、電位検知信号301、第1のケーブル31、及び第2のケーブル32の各電位のタイミングチャートを示す。同図において、第1の半導体集積回路1の電源33の電位が電位検知回路38の電位検知レベルよりも高く供給されている場合は、電位検知回路38は電位検知信号301を出力せず(Lowレベルのままであり)、電位発生回路34は第1のケーブル31に対して接続検知レベル以上の電位を供給する。その電位は第2の半導体集積回路2の第2の接続検知回路35により検知され、第2の半導体集積回路2では、第2の電位発生回路36から第2のケーブル32に対して接続検知レベル以上の電位が供給される。
【0046】
その後、第1の半導体集積回路1の電源33が遮断されて、その電源電位が図中C点において電位検知レベルよりも下がると、第1の半導体集積回路1では、電位検知回路38がHighレベルの電位検知信号301を電位発生回路34に出力して、電位発生回路34が第1のケーブル31に対して接続検知レベル以上の電位の供給を停止し始める。ここで、電源33の電源電位が電位検知回路38の動作下限電圧よりも低くなっても、電位検知回路38には第2のケーブル32から接続検知レベル以上の電位が供給されていて、電位検知回路38は電位検知信号301の出力を維持するので、電位発生回路34は、第1のケーブル31に対する所定接続検知レベル以上の電位の供給の停止を続行して、第1のケーブル31の電位は図中D点において接続検知レベル未満となる。
【0047】
その後は、第1のケーブル31の電位が接続検知レベル未満となったのに伴い、第2の半導体集積回路2では、第2の接続検知回路35が第1の半導体集積回路1との接続が断たれたと認識し、第2の電位発生回路36は第2のケーブル32への接続検知レベル以上の電位の供給を停止し、第2のケーブル32の電位は接続検知レベル未満に低下し始める。これにより、第1の半導体集積回路1の第1の電位検知回路38には第2のケーブル32からの接続検知レベル以上の電位の供給が絶たれるが、第1のケーブル31の電位は既に所定接続検知レベル未満に低下しているので、何ら問題はない。
【0048】
従って、本実施の形態では、電位検知回路38に第2のケーブル32からの電源供給をする構成としたので、電源33の遮断時での電源電位の降下速度に拘わらず、電源33の遮断による第1の半導体集積回路1の接続、非接続を正しく認識することが可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1及び請求項2記載の発明の半導体集積回路によれば、電源電圧が所定電位検知レベル未満に低下した際に電位検知信号を出力する電位検知回路を備えた半導体集積回路であっても、動作下限電圧の動作評価を可能にできる。
【0050】
また、請求項3記載の発明の信号送受信システムによれば、第1の半導体集積回路の電源の遮断時に、その電源電位が急低下する場合であっても、電位検知回路から電位検知信号を比較的長期に亘って出力させて、電位発生回路からの所定接続検知レベル以上の電位の出力の停止を確実に行わせたので、第1の半導体集積回路の接続が断たれたとの正しい認識を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電位検知回路を備えた半導体集積回路の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の電位検知回路を備えた半導体集積回路の構成を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の信号送受信システムの構成を示す図である。
【図4】同信号送受信システムの電源遮断時の動作を示すタイミング図である。
【図5】第1の半導体集積回路の電位検知回路に対して第2のケーブルからの電源供給がない場合の信号送受信システムの電圧遮断時の動作を示すタイミング図である。
【符号の説明】
1 第1の半導体集積回路
2 第2の半導体集積回路
10、33 電源
11 外部端子
12、24、38 電位検知回路
13、25 電位発生回路
14、39 コントロール回路
15、26 ケーブル
21 半導体集積回路の電源
22 ステートマシン
23 ステートマシンの電源
31 第1のケーブル
32 第2のケーブル
34 第1の電位発生回路
35 第2の接続検知回路
36 第2の電位発生回路
37 第1の接続検知回路
101、201
301 電位検知信号

Claims (3)

  1. ケーブルを介して他の半導体集積回路と接続される半導体集積回路であって、
    電源の電位が所定電位検知レベル未満のとき電位検知信号を出力する電位検知回路と、
    前記電位検知回路の電位検知信号を受けて所定接続検知レベル以上の電位を前記ケーブルに与えることを停止する電位発生回路とを備えた半導体集積回路であって、
    外部端子が備えられ、
    前記電位検知回路は、前記外部端子からの制御信号を受け、この制御信号により前記電位検知信号の出力及び非出力が制御される
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  2. ケーブルを介して他の半導体集積回路と接続される半導体集積回路であって、
    半導体集積回路の電源の電位が所定電位検知レベル未満のとき電位検知信号を出力する電位検知回路と、
    前記電位検知回路の電位検知信号を受けて所定接続検知レベル以上の電位を前記ケーブルに与えることを停止する電位発生回路とを備えた半導体集積回路であって、
    半導体集積回路の動作状態を決定するステートマシンが備えられ、
    前記電位検知回路は、前記ステートマシンの電源に接続され、このステートマシンの電源の電位により前記電位検知信号の出力及び非出力が制御される
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  3. 第1及び第2の半導体集積回路と、この2つの半導体集積回路を接続する第1及び第2のケーブルとを備えた信号送受信システムであって、
    前記第1の半導体集積回路は、
    電源の電位が所定電位検知レベル未満のとき電位検知信号を出力する電位検知回路と、
    前記電位検知回路の電位検知信号を受けないときには所定接続検知レベル以上の電位を発生して前記第1のケーブルに与える一方、前記電位検知回路の電位検知信号を受けたときには前記所定接続検知レベル以上の電位の発生を停止する第1の電位発生回路とを備え、
    前記第2の半導体集積回路は、
    前記第1の電位発生回路が前記第1のケーブルに所定接続検知レベル以上の電位を与えているとき、前記第2のケーブルに所定接続検知レベル以上の電位を与える第2の電位発生回路を備え、
    前記第1の半導体集積回路の電位検知回路は、電源として、前記第1の半導体集積回路の電源と共に、前記第2のケーブルの所定接続検知レベル以上の電位が与えられる
    ことを特徴とする信号送受信システム。
JP2002060029A 2002-03-06 2002-03-06 電位検知回路を備えた半導体集積回路及び信号送受信システム Expired - Fee Related JP3856714B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002060029A JP3856714B2 (ja) 2002-03-06 2002-03-06 電位検知回路を備えた半導体集積回路及び信号送受信システム
US10/365,527 US6944003B2 (en) 2002-03-06 2003-02-13 Semiconductor integrated circuit with voltage-detecting circuit and signal transmitting and receiving system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002060029A JP3856714B2 (ja) 2002-03-06 2002-03-06 電位検知回路を備えた半導体集積回路及び信号送受信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003255026A JP2003255026A (ja) 2003-09-10
JP3856714B2 true JP3856714B2 (ja) 2006-12-13

Family

ID=27784779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002060029A Expired - Fee Related JP3856714B2 (ja) 2002-03-06 2002-03-06 電位検知回路を備えた半導体集積回路及び信号送受信システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6944003B2 (ja)
JP (1) JP3856714B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006075400A1 (ja) * 2005-01-17 2006-07-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha セグメントグレーティングアライメント装置
CN100561403C (zh) * 2005-10-17 2009-11-18 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 直流电压侦测电路
US20080061842A1 (en) * 2006-09-07 2008-03-13 Micron Technology, Inc. Circuit and method for detecting timed amplitude reduction of a signal relative to a threshold voltage
US7560959B2 (en) * 2006-09-18 2009-07-14 Micron Technology, Inc. Absolute value peak differential voltage detector circuit and method
JP5118939B2 (ja) * 2007-10-25 2013-01-16 ローム株式会社 液晶駆動装置及びこれを用いた液晶表示装置
US10812138B2 (en) 2018-08-20 2020-10-20 Rambus Inc. Pseudo-differential signaling for modified single-ended interface

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03143064A (ja) * 1989-10-27 1991-06-18 Sharp Corp データ通信用端末装置
US5559966A (en) * 1992-11-06 1996-09-24 Intel Corporation Method and apparatus for interfacing a bus that operates at a plurality of operating potentials
JPH07221819A (ja) * 1994-01-31 1995-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電話装置
US5852743A (en) * 1996-07-12 1998-12-22 Twinhead International Corp. Method and apparatus for connecting a plug-and-play peripheral device to a computer
JPH1127432A (ja) 1997-07-02 1999-01-29 Canon Inc ファクシミリ装置、及びその制御方法
US6378026B1 (en) * 1998-11-09 2002-04-23 Sipex Corporation Connection detection circuit and method

Also Published As

Publication number Publication date
US6944003B2 (en) 2005-09-13
US20030169551A1 (en) 2003-09-11
JP2003255026A (ja) 2003-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7461277B2 (en) Image forming device, power supply control device
US9182806B2 (en) Preventing flow of current from sub-CPU to main-CPU during power saving mode in an image forming apparatus
JP3856714B2 (ja) 電位検知回路を備えた半導体集積回路及び信号送受信システム
US8832477B2 (en) Electronic apparatus and signal disconnection/connection method
US20100262851A1 (en) Network apparatus with power saving capability and power saving method applied to network module
US7913002B2 (en) Test apparatus, configuration method, and device interface
JP4583588B2 (ja) 半導体装置
US20110161720A1 (en) Image processing apparatus and method of transmitting reference clock
JPH07249973A (ja) 電子機器
JP2007102444A (ja) 電子機器、電子機器の制御方法および制御プログラム
US8395406B2 (en) Integrated circuit architecture for testing variable delay circuit
US7843172B2 (en) Battery charging controller and portable electronic device
JP2004165993A (ja) 半導体集積回路の多電源インターフェース装置
JP7464634B2 (ja) 通信回路、通信装置および通信方法
US20060001320A1 (en) Power supply trouble detecting apparatus and electronic circuit
JPH0644032B2 (ja) 半導体集積回路装置
TWI447589B (zh) 電子支付終端與維護工具間經由usb連結之資料交換
JP6583321B2 (ja) 給電制御回路および給電制御方法
CN112685340A (zh) 一种自动启动EtherCat冗余功能的方法及装置
JP2003318271A (ja) 半導体集積回路
JP2019040336A (ja) バス接続装置及びバス接続方法
US7515554B2 (en) Half-duplex communication control method
JP2001337139A (ja) バーンインストレス回路を備えた半導体装置および半導体装置へのバーンインストレス印加方法
JP2004127166A (ja) Usbターゲット機器
JPH0784943A (ja) シリアル通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees