JP3854592B2 - 蓄電器の充電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば電気二重層キャパシタ等の繰り返し充放電可能な蓄電器の充電装置、特に直列に接続された複数の蓄電器を充電する装置に関する。
繰り返し充放電可能な蓄電器として、電気二重層キャパシタが用いられている。電気二重層キャパシタは、電気化学反応を用いる二次電池と比較して、大電流による急速充放電が可能であり、かつ長寿命という特徴を有している。しかし、1個あたりの耐電圧が一般的に2.5V程度と低いため、出力電圧を増大させるためには、複数の電気二重層キャパシタを直列に接続して使用する必要がある。また、電気二重層キャパシタは耐電圧を超えて充電してしまうと急速に劣化してしまう特徴を有しているので、耐電圧を超えない範囲で電気二重層キャパシタを使用する必要がある。
直列に接続された複数の電気二重層キャパシタを同時に充電する場合は、電気二重層キャパシタの各々に容量のばらつきがあるため、充電電圧にもばらつきが発生することになる。各電気二重層キャパシタに効率よく電気エネルギーを蓄積させるためには、耐電圧を超えない範囲で各電気二重層キャパシタの電圧が均等になるように充電を行うことが望ましい。そこで、各電気二重層キャパシタの電圧のばらつきを補正して電圧が均等になるように充電するための回路が必要となる。その回路の一例が特開2001−136660号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2001−136660号公報
直列に接続する電気二重層キャパシタの数を増やして全体の耐電圧を増大させることにより、蓄積可能な電気エネルギーを増大させることができるとともに、負荷への放電電流を低減させることができる。ただし、直列に接続された電気二重層キャパシタ全体の耐電圧が充電用電源の出力電圧より十分高い場合は、電気二重層キャパシタに効率よく電気エネルギーを蓄積させるために、例えばDC−DCコンバータのような昇圧用の回路を用いて充電用電源からの電圧を昇圧させて充電を行う必要がある。この場合は充電装置の小型化が困難であるという問題点がある。
本発明は、直列に接続された蓄電器の各々を電圧が均等になるように充電することができるとともに、例えばDC−DCコンバータのような昇圧用の回路を用いることなく充電用電源からの電圧を昇圧させて蓄電器を充電することができる蓄電器の充電装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、第1の本発明に係る蓄電器の充電装置は、直列に接続された複数の蓄電器を充電用電源を用いて充電する装置であって、各蓄電器の両端子間を磁気的に結合し、各蓄電器の両端子間に略同一の誘起電圧を印加可能な充電用巻線を含む充電用トランスと、該誘起電圧が各蓄電器の両端子間に印加されるように、各蓄電器と充電用巻線との間の接続状態を切り換え可能な切換手段と、各蓄電器と充電用巻線との間の接続状態の切り換え制御を行う制御手段と、を備え、複数の蓄電器は、充電用電源の両端子間に接続された蓄電器及び充電用電源の両端子間に接続されない蓄電器によって構成され、充電用電源の両端子間に接続されない蓄電器については、前記制御手段により各蓄電器と充電用巻線との間の接続状態を切り換えることで、充電用巻線に発生する誘起電圧が印加されて充電が行われ、複数の蓄電器全体の充電電圧は充電用電源の出力電圧より大きくなることを特徴とする。
第1の本発明によれば、各蓄電器の両端子間に略同一の誘起電圧を印加することができるので、各蓄電器の電圧が均等になるように充電を行うことができる。さらに、充電用電源の両端子間に接続されない蓄電器についても、充電用巻線に発生する誘起電圧が印加されることにより充電が行われるので、例えばDC−DCコンバータのような昇圧用の回路を用いることなく充電用電源からの電圧を昇圧させて蓄電器の充電を行うことができる。なお、ここでの蓄電器については、蓄電セル単体であってもよいし、複数の蓄電セルが並列接続されたものであってもよい。
第2の本発明に係る蓄電器の充電装置は、第1の本発明に記載の装置であって、前記切換手段は、各蓄電器と充電用巻線の間の導通/非導通の切り換えが可能であり、前記制御手段は、各蓄電器と充電用巻線の間の導通/非導通を交互に切り換えることを特徴とする。
この構成によれば、各蓄電器と充電用巻線の間の導通/非導通を交互に切り換えることにより、各蓄電器に略同一の誘起電圧を印加させることができるので、各蓄電器の電圧が均等になるように充電を行うことができる。
第3の本発明に係る蓄電器の充電装置は、第2の本発明に記載の装置であって、前記充電用トランスは、前記充電用巻線と磁気的に結合され、複数の蓄電器全体に誘起電圧を印加可能な回収用巻線をさらに含むことを特徴とする。
この構成によれば、充電用巻線と磁気的に結合され、複数の蓄電器全体に誘起電圧を印加可能な回収用巻線を含むことにより、充電用トランスに蓄えられた磁気エネルギーを回収用巻線から蓄電器へ回収させることができる。
第4の本発明に係る蓄電器の充電装置は、第1の本発明に記載の装置であって、前記切換手段は、各蓄電器の正負端子に対する充電用巻線の接続方向の切り換えが可能であり、前記制御手段は、各蓄電器の正負端子に対する充電用巻線の接続方向を切り換えることを特徴とする。
この構成によれば、各蓄電器の正負端子に対する充電用巻線の接続方向を切り換えることにより、各蓄電器に略同一の誘起電圧を略常時印加させることができるので、均等充電動作を効率よく行うことができる。さらに、充電用トランスに蓄えられた磁気エネルギーを蓄電器へ回収させるための回収用巻線が不要となる。
第5の本発明に係る蓄電器の充電装置は、第1〜4の本発明のいずれか1に記載の装置であって、前記充電用トランスは複数のトランスに分割されて設けられており、それらのトランスの各々が前記充電用巻線と磁気的に結合された巻線を含み、それらの巻線が互いに並列接続されていることを特徴とする。
この構成によれば、分割されたトランスの各々が充電用巻線と磁気的に結合された巻線を含み、それらの巻線が互いに並列接続されていることにより、多数の蓄電器を直列接続して出力電圧を増大させることができるので、負荷への放電電流を減少させることができる。
第6の本発明に係る蓄電器の充電装置は、第1〜4の本発明のいずれか1に記載の装置であって、前記充電用トランスは複数のトランスに分割されて設けられており、それらのトランス間が蓄電器の両端子間を介して接続されていることを特徴とする。
この構成によれば、分割されたトランス間が蓄電器の両端子間を介して接続されていることにより、多数の蓄電器を直列接続して出力電圧を増大させることができるので、負荷への放電電流を減少させることができる。
第7の本発明に係る蓄電器の充電装置は、第1〜6の本発明のいずれか1に記載の装置であって、各蓄電器の充電電圧を検出する電圧検出手段をさらに備え、前記制御手段は、各蓄電器の充電電圧間に所定の差が生じた場合に、各蓄電器と充電用巻線との間の接続状態を切り換えるように制御することを特徴とする。
この構成によれば、各蓄電器の充電電圧間に所定の差が生じた場合に、各蓄電器と充電用巻線との間の接続状態を切り換えるように制御することにより、充電の際の損失を低減させることができる。
第8の本発明に係る蓄電器の充電装置は、第1〜7の本発明のいずれか1に記載の装置であって、蓄電器が充放電状態にあるか否かを検出する充放電検出手段をさらに備え、前記制御手段は、蓄電器が充放電状態にある場合に、各蓄電器と充電用巻線との間の接続状態を切り換えるように制御することを特徴とする。
この構成によれば、蓄電器が充放電状態にある場合に、各蓄電器と充電用巻線との間の接続状態を切り換えるように制御することにより、充電の際の損失を低減させることができる。
第9の本発明に係る蓄電器の充電装置は、第1〜8の本発明のいずれか1に記載の装置であって、前記蓄電器は電気二重層キャパシタであることを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)を、図面に従って説明する。
(1)第1実施形態
図1,2は、本発明の第1実施形態に係る蓄電器の充電装置の構成の概略を示す回路図であり、蓄電器が電気二重層キャパシタである場合について示す。本実施形態の充電装置は、充電用電源S101、充電用トランスT101、スイッチSW101〜SW106及びスイッチ制御回路B101を備えている。
電気二重層キャパシタC101〜C106は互いに直列に接続されている。直列接続された電気二重層キャパシタの各々については、電気二重層キャパシタセル単体であってもよいし、複数の電気二重層キャパシタセルが並列接続されたものであってもよい。なお、図示は省略しているが、電気二重層キャパシタC101〜C106の両端子TM101,TM102間には、負荷が接続される。
充電用電源S101は、直流電圧を出力可能であり、その両端子間に電気二重層キャパシタC104〜C106が接続されている。一方、電気二重層キャパシタC101〜C103については、充電用電源S101の両端子間に接続されない。このように、電気二重層キャパシタC101〜C106は、充電用電源S101の両端子間に接続される電気二重層キャパシタC104〜C106、及び充電用電源S101の両端子間に接続されない電気二重層キャパシタC101〜C103によって構成されることになる。なお、充電用電源S101の出力電圧については、電気二重層キャパシタC104〜C106全体の耐電圧を超えない範囲に設定される。
充電用トランスT101は、充電用巻線L101〜L106及び回収用巻線L141を含んでいる。充電用巻線L101〜L106は、電気二重層キャパシタC101〜C106にそれぞれ対応して設けられており、電気二重層キャパシタC101〜C106の両端子間にそれぞれ接続されている。そして、充電用巻線L101〜L106は、互いに磁気的に結合されており、その巻数が略等しく設定されていることにより、電気二重層キャパシタC101〜C106の各々の両端子間に略同一の誘起電圧を印加可能となっている。
回収用巻線L141は、電気二重層キャパシタC101〜C106の両端子TM101,TM102間に接続されている。回収用巻線L141の巻数と充電用巻線L101〜L106の巻数の比は、直列接続された電気二重層キャパシタの数に略等しく設定され、すなわち図1の例では約6倍に設定されている。そして、回収用巻線L141は、充電用巻線L101〜L106と磁気的に結合されていることにより、電気二重層キャパシタC101〜C106全体に誘起電圧を印加可能となっている。また、回収用巻線L141と電気二重層キャパシタC101との間には、回収用巻線L141から電気二重層キャパシタC101への電流の流れのみを許容する整流ダイオードCD101が設けられている。
切換手段としてのスイッチSW101〜SW106は、キャパシタC101と巻線L101との間、キャパシタC102と巻線L102との間、キャパシタC103と巻線L103との間、キャパシタC104と巻線L104との間、キャパシタC105と巻線L105との間、及びキャパシタC106と巻線L106との間における導通/非導通の切り換えがそれぞれ可能である。スイッチSW101〜SW106の一例としては、FETを用いることができる。
制御手段としてのスイッチ制御回路B101は、スイッチSW101〜SW106の導通/非導通を同期させて交互に切り換える制御を行う。より具体的な構成の一例としては、スイッチ制御回路B101は、図2に示すように、パルス電圧を出力するパルス発生回路B102と、このパルス電圧を分配して各スイッチSW101〜SW106へ出力する分配用トランスT102と、を備えている。
なお、図1,2では、直列に接続する電気二重層キャパシタの数を6、充電用電源S101の両端子間に接続する電気二重層キャパシタの数を3としているが、直列に接続する電気二重層キャパシタの数n1、及び充電用電源S101の両端子間に接続する電気二重層キャパシタの数n2については、n1>n2の条件で任意に設定することができる。
次に、本実施形態の充電動作について説明する。
電気二重層キャパシタC104〜C106には、充電用電源S101からの電圧が印加される。一方、スイッチ制御回路B101は、スイッチSW101〜SW106の導通/非導通を同期させながら交互に切り換える制御を行う。
ここで、互いに磁気的に結合された充電用巻線L101〜L106の巻数は略等しいため、スイッチSW101〜SW106の導通時における充電用巻線L101〜L106に発生する誘起電圧は略同一となる。充電用巻線L101〜L106は電気二重層キャパシタC101〜C106の両端子間にそれぞれ接続されるため、充電用巻線L101〜L106に発生する誘起電圧は、ほぼ電気二重層キャパシタC101〜C106の平均電圧となり、スイッチSW101〜SW106の導通時には、この電圧が電気二重層キャパシタC101〜C106の各々に印加される。このように、電気二重層キャパシタC101〜C103については、充電用電源S101の両端子間に接続されていないものの、充電用巻線L101〜L103に発生する誘起電圧をそれぞれ印加することができるので、充電を行うことができる。
スイッチSW101〜SW106の導通時に、電気二重層キャパシタC101〜C106の電圧にばらつきが発生している場合、誘起電圧より電圧の高いキャパシタについては該キャパシタの両端子間に接続された充電用巻線へ放電電流が流れ、誘起電圧より電圧の低いキャパシタについては該キャパシタの両端子間に接続された充電用巻線からの充電電流が流れる。したがって、各電気二重層キャパシタC101〜C106の電圧が均等になるように充電が行われる。
スイッチSW101〜SW106の非導通時には、充電用トランスT101に蓄えられた磁気エネルギーにより、回収用巻線L141に誘起電圧が発生する。この電圧が電気二重層キャパシタC101〜C106全体に印加され、充電電流が整流ダイオードCD101を介して電気二重層キャパシタC101〜C106へ流れることにより、エネルギー回収が行われ、電気二重層キャパシタC101〜C106全体の充電が行われる。このように、充電用電源S101の両端子間に接続されていない電気二重層キャパシタC101〜C103については、回収用巻線L141によっても充電を行うことができる。
各電気二重層キャパシタC101〜C106の電圧が等しくなると、充電用巻線L101〜L106に向かって流れる電流は充電用巻線L101〜L106のインダクタンスLに対して流れる電流Iのみとなる。この電流Iは以下の(1)式で表される。
I=e/L×t1 (1)
ここで、eは電気二重層キャパシタC101〜C106の電圧であり、t1はスイッチSW101〜SW106の導通時間である。
(1)式より電流Iを小さく抑えるには、充電用巻線L101〜L106の巻数を多くし、スイッチSW101〜SW106の導通時間t1を短くすることが好ましい。ただし、充電用巻線L101〜L106の巻数を多くすると、巻線抵抗による損失が増大するため、スイッチSW101〜SW106の導通時間t1を短くする、すなわちスイッチ制御回路B101によるスイッチSW101〜SW106の切り換え周波数を高くすることが好ましい。
本実施形態における巻線電圧波形の一例を図3に示す。スイッチSW101〜SW106の導通時間t1に対し、スイッチSW101〜SW106の非導通時の逆起電圧の大きさは順方向電圧の大きさとほぼ等しく、持続時間t2も導通時間t1とほぼ等しい。
以上説明したように、本実施形態によれば、充電用トランスT101の充電用巻線L101〜L106により各電気二重層キャパシタC101〜C106の両端子間に略同一の誘起電圧を印加することができるので、各電気二重層キャパシタC101〜C106の電圧が均等になるように充電を行うことができる。したがって、電気二重層キャパシタC101〜C106に効率よく電気エネルギーを蓄積することができる。
さらに、電気二重層キャパシタC101〜C103については、充電用電源S101の両端子間に接続されていなくても充電用巻線L101〜L103に発生する誘起電圧がそれぞれ印加されることにより充電を行うことができるので、充電用電源S101からの電圧を昇圧させて電気二重層キャパシタC101〜C106を充電することができ、電気二重層キャパシタC101〜C106全体の充電電圧は充電用電源S101の出力電圧よりも高くなる。したがって、充電用電源S101の出力電圧を増加させることなく、電気二重層キャパシタC101〜C106全体の充電電圧を増大させることができるので、負荷への放電電流を減少させることができる。また、充電用電源S101からの電圧を昇圧させて電気二重層キャパシタC101〜C106の充電を行う際に、例えばDC−DCコンバータのような昇圧用の回路を用いる必要がないため、充電装置の小型化を実現できる。
(2)第2実施形態
図4,5は、本発明の第2実施形態に係る電気二重層キャパシタの充電装置の構成の概略を示す回路図である。本実施形態における充電用トランスT101は、互いに磁気的に結合された中点タップ付き巻線L151〜L153を含んでいる。
中点タップ付き巻線L151については、その中点が電気二重層キャパシタC101と電気二重層キャパシタC102との間に接続され、その両端子が電気二重層キャパシタC101,C102の両端子と接続される。ただし、中点タップ付き巻線L151の電気二重層キャパシタC101,C102の正負端子に対する接続方向がスイッチSW101,SW102によって切り換え可能である。具体的には、スイッチSW101,SW102は、電気二重層キャパシタC101の正側端子と中点タップ付き巻線L151の一端子とを接続し、電気二重層キャパシタC102の負側端子と中点タップ付き巻線L151の他端子とを接続する第1の状態(図4に示す状態)と、電気二重層キャパシタC101の正側端子と中点タップ付き巻線L151の他端子とを接続し、電気二重層キャパシタC102の負側端子と中点タップ付き巻線L151の一端子とを接続する第2の状態と、の切り換えが可能である。
同様に、中点タップ付き巻線L152については、その中点が電気二重層キャパシタC103と電気二重層キャパシタC104との間に接続され、その両端子が電気二重層キャパシタC103,C104の両端子と接続される。スイッチSW103,SW104は、電気二重層キャパシタC103の正側端子と中点タップ付き巻線L152の一端子とを接続し、電気二重層キャパシタC104の負側端子と中点タップ付き巻線L152の他端子とを接続する第1の状態(図4に示す状態)と、電気二重層キャパシタC103の正側端子と中点タップ付き巻線L152の他端子とを接続し、電気二重層キャパシタC104の負側端子と中点タップ付き巻線L152の一端子とを接続する第2の状態と、の切り換えが可能である。そして、中点タップ付き巻線L153については、その中点が電気二重層キャパシタC105と電気二重層キャパシタC106との間に接続され、その両端子が電気二重層キャパシタC105,C106の両端子と接続される。スイッチSW105,SW106は、電気二重層キャパシタC105の正側端子と中点タップ付き巻線L153の一端子とを接続し、電気二重層キャパシタC106の負側端子と中点タップ付き巻線L153の他端子とを接続する第1の状態(図4に示す状態)と、電気二重層キャパシタC105の正側端子と中点タップ付き巻線L153の他端子とを接続し、電気二重層キャパシタC106の負側端子と中点タップ付き巻線L153の一端子とを接続する第2の状態と、の切り換えが可能である。
このように、本実施形態においては、電気二重層キャパシタC101,C102に誘起電圧を印加するための充電用巻線L101,L102が中点タップ付き巻線L151によって構成されている。同様に、電気二重層キャパシタC103,C104に誘起電圧を印加するための充電用巻線L103,L104が中点タップ付き巻線L152によって構成され、電気二重層キャパシタC105,C106に誘起電圧を印加するための充電用巻線L105,L106が中点タップ付き巻線L153によって構成されている。そして、上記に説明したスイッチSW101,SW102の第1の状態と第2の状態とを交互に切り換えることで、充電用巻線L101,L102の電気二重層キャパシタC101,C102の正負端子に対する接続方向の切り換えが可能である。同様に、スイッチSW103,SW104の第1の状態と第2の状態とを交互に切り換えることで、充電用巻線L103,L104の電気二重層キャパシタC103,C104の正負端子に対する接続方向の切り換えが可能であり、スイッチSW105,SW106の第1の状態と第2の状態とを交互に切り換えることで、充電用巻線L105,L106の電気二重層キャパシタC105,C106の正負端子に対する接続方向の切り換えが可能である。
スイッチ制御回路B101は、上記に説明したスイッチSW101〜SW106の第1の状態と第2の状態とを同期させながら交互に切り換える制御を行う。より具体的な構成の一例としては、スイッチ制御回路B101は、図5に示すように、パルス電圧を出力するパルス発生回路B102と、このパルス電圧を分配して各スイッチSW101〜SW106へ出力する分配用トランスT102と、を備えている。
他の構成については第1実施形態と同様であるため説明を省略し、以下、本実施形態の充電動作について説明する。
電気二重層キャパシタC104〜C106には、充電用電源S101からの電圧が印加される。一方、スイッチ制御回路B101は、上記に説明したスイッチSW101〜SW106の第1の状態と第2の状態とを同期させながら交互に切り換える制御を行う。
ここで、互いに磁気的に結合された充電用巻線L101〜L106の巻数は略等しいため、スイッチSW101〜SW106の第1の状態時において充電用巻線L101〜L106に発生する誘起電圧は略同一となる。充電用巻線L101〜L106は電気二重層キャパシタC101〜C106の両端子間にそれぞれ接続されるため、充電用巻線L101〜L106に発生する誘起電圧は、ほぼ電気二重層キャパシタC101〜C106の平均電圧となり、スイッチSW101〜SW106の第1の状態時に、この電圧が電気二重層キャパシタC101〜C106の各々に印加される。
本実施形態においては、スイッチSW101〜SW106を第2の状態に切り換えても、ほぼ電気二重層キャパシタC101〜C106の平均電圧となる誘起電圧が充電用巻線L101〜L106の各々に発生し、この電圧が電気二重層キャパシタC101〜C106の各々に印加される。
第1実施形態と同様に、電気二重層キャパシタC101〜C106の電圧にばらつきが発生している場合、誘起電圧より電圧の高いキャパシタについては該キャパシタの両端子間に接続された充電用巻線へ放電電流が流れ、誘起電圧より電圧の低いキャパシタについては該キャパシタの両端子間に接続された充電用巻線からの充電電流が流れる。したがって、各電気二重層キャパシタC101〜C106の電圧が均等になるように充電が行われる。また、電気二重層キャパシタC101〜C103については、充電用電源S101の両端子間に接続されていないものの、充電用巻線L101〜L103に発生する誘起電圧をそれぞれ印加することができるので、充電を行うことができる。
本実施形態における巻線電圧波形の一例を図6に示す。本実施形態のスイッチ制御回路B101は、スイッチSW101〜SW106の第1の状態の時間と第2の状態の時間配分が略等しくなるように、スイッチSW101〜SW106の切り換え制御を行う。
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、各電気二重層キャパシタC101〜C106の電圧が均等になるように充電を行うことができるとともに、例えばDC−DCコンバータのような昇圧用の回路を用いることなく充電用電源S101からの電圧を昇圧させて電気二重層キャパシタC101〜C106を充電することができる。
さらに、本実施形態においては、電気二重層キャパシタC101〜C106と充電用巻線L101〜L106との接続動作はプッシュプル動作となるため、電圧のばらつきを補正するための誘起電圧を常に印加することが可能となり、均等充電動作を効率よく行うことができる。また、充電用トランスT101に蓄えられた磁気エネルギーは逆の半サイクルで電気二重層キャパシタC101〜C106へ回収可能なため、第1実施形態における回収用巻線L141及び整流ダイオードCD101を省略することができる。
(3)第3実施形態
図7は、本発明の第3実施形態に係る電気二重層キャパシタの充電装置の構成の概略を示す回路図である。本実施形態においては、電気二重層キャパシタC101〜C118が直列接続され、充電用電源S101の両端子間に電気二重層キャパシタC113〜C118が接続されている。そして、充電用トランスT101が3つのトランスT111,T112,T113に分割されて設けられている。トランスT111,T112,T113は巻線L171,L172,L173をそれぞれ含んでいる。巻線L171は充電用巻線L101〜L106と磁気的に結合され、巻線L172は充電用巻線L107〜L112と磁気的に結合され、巻線L173は充電用巻線L113〜L118と磁気的に結合されている。また、巻線L171,L172,L173は互いに並列接続されていることにより、トランスT111,T112,T113間の電気的接続が行われている。他の構成は第2実施形態と同様であるため説明を省略する。
なお、図7では充電用トランスT101を3つに分割した例を示しているが、充電用トランスT101の分割数については任意に設定することができる。また、第1実施形態においても、充電用トランスT101を複数に分割して設けることができる。
ここで、直列接続される電気二重層キャパシタの数が多くなるにつれて、1つに共有化された充電用トランスT101では充電用巻線の巻数の確保が難しくなる。しかし、本実施形態によれば、多数の電気二重層キャパシタを直列接続することができ、全体の耐電圧をさらに増加させることができ、負荷への放電電流をさらに減少させることができる。
さらに、充電用トランスT101を分割したときのトランス間の電気的接続については、電気二重層キャパシタの両端子間を介して接続してもよい。その一例として、トランスT111とトランスT112とを電気二重層キャパシタC106,C107の両端子間を介して接続した場合を図8に示す。
図8に示す構成においては、電気二重層キャパシタC101〜C112が直列接続され、充電用電源S101の両端子間に電気二重層キャパシタC107〜C112が接続されている。そして、トランスT111は中点タップ付き巻線L151〜L153と磁気的に結合された中点タップ付き巻線L161をさらに含み、トランスT112は中点タップ付き巻線L154〜L156と磁気的に結合された中点タップ付き巻線L162をさらに含む。
中点タップ付き巻線L161については、その中点が電気二重層キャパシタC107の負側端子に接続され、その両端子のいずれかがスイッチSW121を介して電気二重層キャパシタC107の正側端子に接続される。スイッチSW121は、電気二重層キャパシタC107の正側端子と中点タップ付き巻線L161の一端子とを接続する第1の状態(図8に示す状態)と、電気二重層キャパシタC107の正側端子と中点タップ付き巻線L161の他端子とを接続する第2の状態と、の切り換えが可能である。
同様に、中点タップ付き巻線L162については、その中点が電気二重層キャパシタC106の正側端子に接続され、その両端子のいずれかがスイッチSW124を介して電気二重層キャパシタC106の負側端子に接続される。スイッチSW124は、電気二重層キャパシタC106の負側端子と中点タップ付き巻線L162の他端子とを接続する第1の状態(図8に示す状態)と、電気二重層キャパシタC106の負側端子と中点タップ付き巻線L162の一端子とを接続する第2の状態と、の切り換えが可能である。
スイッチSW121,SW124が第1の状態(図8に示す状態)のときは、トランスT111の充電用巻線L121とトランスT112の充電用巻線L107とが電気二重層キャパシタC107の両端子間を介して接続され、トランスT111の充電用巻線L106とトランスT112の充電用巻線L124とが電気二重層キャパシタC106の両端子間を介して接続される。一方、スイッチSW121,SW124が第2の状態のときは、トランスT111の充電用巻線L122とトランスT112の充電用巻線L108とが電気二重層キャパシタC107の両端子間を介して接続され、トランスT111の充電用巻線L105とトランスT112の充電用巻線L123とが電気二重層キャパシタC106の両端子間を介して接続される。
図8において、電圧のばらつきの一例として、電気二重層キャパシタC101の電圧が誘起電圧より高く、電気二重層キャパシタC112の電圧が誘起電圧より低い場合を考える。この場合、電気二重層キャパシタC112はトランスT112を介して電気二重層キャパシタC106〜C111から充電電流を受ける。一方、電気二重層キャパシタC101はトランスT111を介して電気二重層キャパシタC102〜C107へ充電電流を流す。したがって、電気二重層キャパシタC101から電気二重層キャパシタC106,C107を介して電気二重層キャパシタC112へ充電電流が流れることになり、電圧が均等になるように充電が行われる。
そして、トランスT114がさらに備えられている場合を図9に示す。図9に示す構成においては、トランスT111とトランスT114とが電気二重層キャパシタC101〜C104の両端子間のそれぞれを介して接続されており、トランスT112とトランスT114とが電気二重層キャパシタC109〜C112の両端子間のそれぞれを介して接続されている。図9に示す構成によれば、電圧のばらつきを補正するための充電経路が多重化されるので、電気二重層キャパシタへ流す電流を増大させることができ、充電時間を短縮することができる。
なお、各実施形態におけるスイッチ制御回路B101によるスイッチの切り換え制御については、電気二重層キャパシタの充電電圧間に所定の差が生じた場合に行うようにしてもよく、これによって、充電の際の損失を低減させることができる。その一例である図10に示す構成においては、各電気二重層キャパシタC101〜C106の充電電圧を測定して電気二重層キャパシタC101〜C106間の電圧差を検出する電圧差検出回路D101が図4に示す構成からさらに備えられている。スイッチ制御回路B101は、電圧差検出回路D101からの出力電圧に基づいて、スイッチSW101〜SW106の切り換え制御を行うか否かを判定する。
図11は、電圧差検出回路D101の一例として、電気二重層キャパシタC101〜C106の電圧の平均値(全体電圧の1/6)と各電気二重層キャパシタC101〜C106の電圧との差を絶対値増幅し加算した電圧を出力する回路である。電気二重層キャパシタC101〜C106の電圧がすべて等しくなれば、出力電圧は電気二重層キャパシタC101〜C106の中点(キャパシタC103とキャパシタC104との間)電圧となる。この出力電圧と中点電圧との偏差が所定値以上の場合は、スイッチ制御回路B101はスイッチSW101〜SW106の切り換え制御を行う。一方、出力電圧と中点電圧との偏差が所定値より小さい場合は、スイッチ制御回路B101はスイッチSW101〜SW106の切り換え制御を行わない。
図12に示す電圧差検出回路D101の一例においては、6個の抵抗器Rと6個の抵抗器rにより、電気二重層キャパシタC101〜C106全体の電圧を6等分して平均化し、オープンコレクタ型(またはオープンドレイン型)のコンパレータにより誤差検出し、ワイアードオアにより合成している。すべてが許容範囲誤差の場合には出力電圧はHレベルとなり、1つでも誤差が許容範囲を超えた場合は出力電圧はLレベルとなる。ここで、誤差の許容範囲は抵抗器rにより設定される。電圧差検出回路D101からの出力電圧がLレベルの場合は、スイッチ制御回路B101はスイッチSW101〜SW106の切り換え制御を行う。一方、電圧差検出回路D101からの出力電圧がHレベルの場合は、スイッチ制御回路B101はスイッチSW101〜SW106の切り換え制御を行わない。
さらに、各実施形態におけるスイッチ制御回路B101によるスイッチの切り換え制御については、電気二重層キャパシタが充放電状態にある場合に行うようにしてもよく、これによって、充電の際の損失を低減させることができる。その一例である図13に示す構成においては、電気二重層キャパシタC101〜C106が充放電状態にあるか否かを検出する充放電検出回路D102が図4に示す構成からさらに備えられている。スイッチ制御回路B101は、充放電検出回路D102からの出力電圧に基づいて、スイッチSW101〜SW106の切り換え制御を行うか否かを判定する。
図14に示す充放電検出回路D102の一例においては、電気二重層キャパシタC106に微小抵抗R101を直列接続し、微小抵抗R101に発生する電圧を絶対値増幅している。充放電電流が0であるならば、出力電圧は電気二重層キャパシタC101〜C106の中点電圧となる。この出力電圧と中点電圧との偏差が所定値以上の場合は、スイッチ制御回路B101はスイッチSW101〜SW106の切り換え制御を行う。一方、出力電圧と中点電圧との偏差が所定値より小さい場合は、スイッチ制御回路B101はスイッチSW101〜SW106の切り換え制御を行わない。
以上の説明においては、蓄電器が電気二重層キャパシタである場合について説明した。ただし、本発明は、例えば鉛蓄電池、リチウムイオン電池、ポリマ電池等の電気二重層キャパシタ以外の蓄電器にも適用することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明の第1実施形態に係る蓄電器の充電装置の構成を示す回路図である。 本発明の第1実施形態に係る蓄電器の充電装置の構成を示す回路図である。 本発明の第1実施形態に係る蓄電器の充電動作の一例を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る蓄電器の充電装置の構成を示す回路図である。 本発明の第2実施形態に係る蓄電器の充電装置の構成を示す回路図である。 本発明の第2実施形態に係る蓄電器の充電動作の一例を説明する図である。 本発明の第3実施形態に係る蓄電器の充電装置の構成を示す回路図である。 本発明の第3実施形態の変形例に係る蓄電器の充電装置の構成を示す回路図である。 本発明の第3実施形態の変形例に係る蓄電器の充電装置の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態の変形例に係る蓄電器の充電装置の構成を示す回路図である。 電圧差検出回路の構成の一例を示す回路図である。 電圧差検出回路の構成の一例を示す回路図である。 本発明の実施形態の変形例に係る蓄電器の充電装置の構成を示す回路図である。 充放電検出回路の構成の一例を示す回路図である。
符号の説明
B101 スイッチ制御回路、C101〜C118 電気二重層キャパシタ、L101〜L118 充電用巻線、S101 充電用電源、SW101〜SW118 スイッチ、T101 充電用トランス。

Claims (9)

  1. 直列に接続された複数の蓄電器を充電用電源を用いて充電する装置であって、
    各蓄電器の両端子間を磁気的に結合し、各蓄電器の両端子間に略同一の誘起電圧を印加可能な充電用巻線を含む充電用トランスと、
    該誘起電圧が各蓄電器の両端子間に印加されるように、各蓄電器と充電用巻線との間の接続状態を切り換え可能な切換手段と、
    各蓄電器と充電用巻線との間の接続状態の切り換え制御を行う制御手段と、
    を備え、
    複数の蓄電器は、充電用電源の両端子間に接続された蓄電器及び充電用電源の両端子間に接続されない蓄電器によって構成され、
    充電用電源の両端子間に接続されない蓄電器については、前記制御手段により各蓄電器と充電用巻線との間の接続状態を切り換えることで、充電用巻線に発生する誘起電圧が印加されて充電が行われ、複数の蓄電器全体の充電電圧は充電用電源の出力電圧より大きくなることを特徴とする蓄電器の充電装置。
  2. 請求項1に記載の蓄電器の充電装置であって、
    前記切換手段は、各蓄電器と充電用巻線の間の導通/非導通の切り換えが可能であり、
    前記制御手段は、各蓄電器と充電用巻線の間の導通/非導通を交互に切り換えることを特徴とする蓄電器の充電装置。
  3. 請求項2に記載の蓄電器の充電装置であって、
    前記充電用トランスは、前記充電用巻線と磁気的に結合され、複数の蓄電器全体に誘起電圧を印加可能な回収用巻線をさらに含むことを特徴とする蓄電器の充電装置。
  4. 請求項1に記載の蓄電器の充電装置であって、
    前記切換手段は、各蓄電器の正負端子に対する充電用巻線の接続方向の切り換えが可能であり、
    前記制御手段は、各蓄電器の正負端子に対する充電用巻線の接続方向を切り換えることを特徴とする蓄電器の充電装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1に記載の蓄電器の充電装置であって、
    前記充電用トランスは複数のトランスに分割されて設けられており、
    それらのトランスの各々が前記充電用巻線と磁気的に結合された巻線を含み、
    それらの巻線が互いに並列接続されていることを特徴とする蓄電器の充電装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1に記載の蓄電器の充電装置であって、
    前記充電用トランスは複数のトランスに分割されて設けられており、
    それらのトランス間が蓄電器の両端子間を介して接続されていることを特徴とする蓄電器の充電装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1に記載の蓄電器の充電装置であって、
    各蓄電器の充電電圧を検出する電圧検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、各蓄電器の充電電圧間に所定の差が生じた場合に、各蓄電器と充電用巻線との間の接続状態を切り換えるように制御することを特徴とする蓄電器の充電装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1に記載の蓄電器の充電装置であって、
    蓄電器が充放電状態にあるか否かを検出する充放電検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、蓄電器が充放電状態にある場合に、各蓄電器と充電用巻線との間の接続状態を切り換えるように制御することを特徴とする蓄電器の充電装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1に記載の蓄電器の充電装置であって、
    前記蓄電器は電気二重層キャパシタであることを特徴とする蓄電器の充電装置。
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