JP3851639B2 - 無線タグ読取装置 - Google Patents

無線タグ読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3851639B2
JP3851639B2 JP2004144806A JP2004144806A JP3851639B2 JP 3851639 B2 JP3851639 B2 JP 3851639B2 JP 2004144806 A JP2004144806 A JP 2004144806A JP 2004144806 A JP2004144806 A JP 2004144806A JP 3851639 B2 JP3851639 B2 JP 3851639B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless tag
reader
antenna
storage case
wireless
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004144806A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005327099A (ja
Inventor
雅一 加藤
禎利 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2004144806A priority Critical patent/JP3851639B2/ja
Publication of JP2005327099A publication Critical patent/JP2005327099A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3851639B2 publication Critical patent/JP3851639B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10009Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
    • G06K7/10158Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves methods and means used by the interrogation device for reliably powering the wireless record carriers using an electromagnetic interrogation field
    • G06K7/10178Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves methods and means used by the interrogation device for reliably powering the wireless record carriers using an electromagnetic interrogation field including auxiliary means for focusing, repeating or boosting the electromagnetic interrogation field

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Description

本発明は、収納ケースに無線タグを取り付けた封筒などの物品を複数収納し、この各物品の無線タグからIDやデータを読み取る無線タグ読取装置に関する。
収納ケースに無線タグを取り付けた物品、例えば郵便物を複数収納し、各郵便物に取り付けられた無線タグに格納されているIDやデータを、収納ケースの外部に配置したリーダ・アンテナで読み取る装置としては、収納ケース内を、アンテナを配置した複数の仕切り板で所定の間隔に仕切り、それぞれの仕切られた空間に郵便物を1つずつ収納し、それぞれ仕切り板に配置したアンテナを介して該当する無線タグからデータを読み取るものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−37425公報
このように従来は、無線タグが重なるとデータの読み取りができなくなるという問題を解決するために、収納ケースに仕切り板を設けてそれぞれの仕切られた空間に郵便物を1つずつ収納するようにしていたが、この方法では、一度に多数の郵便物を収納することができず、このため、無線タグの読み取り効率が悪かった。また、収納ケースに仕切り板を設けるとともに各仕切り板にアンテナを配置しているため、構成が複雑化するという問題があった。
逆に仕切り板のないケースに多数の郵便物を収納すると、各郵便物に取り付けられた無線タグ同士が重なってしまい、読み取りができなくなるという問題が発生する。
本発明は、このような問題を解決するために為されたもので、無線タグを取り付けた物品を収納ケースに一度に多数収納しても、各無線タグを正しく読み取ることができ、しかも構成を簡単化できる無線タグ読取装置を提供する。
本発明は、無線タグ及びスペーサを取り付けた平板状の物品を複数並べて収納する収納ケースの近傍に配置されたリーダ・アンテナと、無線タグとリーダ・アンテナとの間に配置した、複数の線状の導体を、各無線タグの並びの方向に平行に並べた無給電素子とを備え、リーダ・アンテナを介して各物品の無線タグを読み取ることにある。
また、本発明は、無線タグを取り付けた平板状の物品を複数並べて収納する収納ケースの近傍に配置されたリーダ・アンテナと、無線タグとリーダ・アンテナとの間に配置した、複数の線状の導体を格子状に並べたものからなる、または、角形や円形等の面状の導体からなる無給電素子とを備え、リーダ・アンテナを介して各物品の無線タグを読み取ることにある。
本発明によれば、無線タグを取り付けた物品を収納ケースに一度に多数収納して各物品が重なっても各無線タグのIDやデータを正しく読み取ることができ、これにより無線タグの読み取り効率を向上でき、しかも構成を簡単化できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は全体構成を示す図で、1はIDやデータを格納した無線タグ2を取り付けた物品、例えば、郵便封筒で、この郵便封筒1を多数重ねるように並べて収納ケース3に収納している。なお、ここでは内部の郵便封筒1が見えるように収納ケース3を点線で示している。
前記収納ケース3を支持台4の上に載せ、その支持台4の下方にリーダ・アンテナ5を配置している。前記リーダ・アンテナ5は同軸ケーブル6を介して質問器7に接続している。前記支持台4の上には、線状の導体からなる無給電素子8を複数、所定の間隔で配置している。
図2は、郵便封筒1の下端に例えば厚さが3mmで中空としたスペーサ9を貼り、このスペーサ9の中空によって形成した凹部10に無線タグ2を貼り付けた無線タグ付き封筒11を示している。この無線タグ付き封筒11を、例えば30枚、前記収納ケース3に無線タグ2が同じ高さ位置になるように揃えて入れる。前記収納ケース3は、例えば、ポリカーボネートなどの非金属によって構成されている。収納ケース3内においては隣接する無線タグ2間の最小間隔は、郵便封筒1の厚さとスペーサ9の厚さを加算した約3.2mm程度となる。
前記支持台4の上に配置される複数の無給電素子8は、図3に示すように、例えば幅tが1.0〜1.5mm程度で長さLが40mm程度の線状導体からなり、これを間隔Dで平行に配置している。ここでは間隔Dは約7mmになっている。そして、配置された複数の無給電素子8の両端にある無給電素子8間の幅Tを略90mmにしている。
前記支持台4は、特にリーダ・アンテナ5と無線タグ2の間に位置する面を、電波を遮断しないようにポリカーボネートなどの非金属製材料によって形成している。
このような構成とすることにより、収納ケース3に入れられた全ての無線タグ付き封筒11の無線タグ2からIDやデータを読み取ることが可能になる。
図1に示す構成の無線タグ読取装置においては、無給電素子8の長さを、波長の3分の1前後に設定するのが最も適していることが実験から確認された。すなわち、無給電素子8の長さLを変化させ、それぞれの長さにおいて支持台4の高さを可変しながら、収納ケース3に収納した30枚の郵便封筒11の無線タグ2からIDを読み取ることで実験を行った。
図4はこの実験における無給電素子8の長さLと最大読取距離との関係の一例を示したグラフである。なお、最大読取距離とは、収納ケース3に収納した30枚の郵便封筒11の全ての無線タグ2からIDが読み取れるときの、リーダ・アンテナ5と支持台4の下面との間の最も離れた距離を言う。
図4のグラフから分かるように、無給電素子8の長さが41mm付近で最大読取距離は最も大きくなり、43mm辺りを超えると急に読取距離は短くなる。長さを40mmよりも短くすると読取距離は短くなるが、長くした場合よりも緩やかに下降することが分かる。実際には、通信周波数として2.45GHzを使っているので、波長は122.4mmであり、波長の3分の1の長さは40.8mmになる。このように、無給電素子8を波長の略3分の1の長さにした場合に読取距離が最も大きくなり、読取性能を向上させることができる。
このように、無線タグ2とリーダ・アンテナ5との間に、無線タグ2の並び方向に導体から成る無給電素子8を複数平行に並べることにより、無線タグ2が重なってもIDの読み取りができるようになり、一度に多数の無線タグのIDを読み取ることができる。しかも、無給電素子8の長さを通信周波数の波長の略3分の1の長さとすることにより、読取性能の向上を図ることができる。
上述した例では隣接する無給電素子間の間隔Dを約7mmとしたが、この間隔Dを3mm〜10mmに変化させて無線タグのID読取実験を行った時の、間隔Dと最大読取距離との関係の一例を図5にグラフで示す。すなわち、無線タグ2を取り付けた封筒11を30枚重なるように並べて収納ケース3に収納し、リーダ・アンテナ5で無線タグ2からIDを読み取り、このときに30枚全ての封筒11の無線タグ2からIDが読み取れたときのリーダ・アンテナ5と支持台4の下面との間の最大読取距離と、無給電素子8の間隔Dとの相関を示している。なお、通信周波数としては2.45GHzを使用している。無線タグ付き封筒11はスペーサ9によって約3mm間隔で並べられている。
図5に示すように、無給電素子8の間隔Dを無線タグ2の最小間隔と同等の3mmにすると最大読取可能距離は65mmで、無給電素子8の間隔Dを広げていくと最大読取可能距離は徐々に大きくなり、無給電素子8の間隔Dを7mmにすると最大読取可能距離は135mmで最も大きくなる。さらに、無給電素子8の間隔Dを広げていくと最大読取可能距離は徐々に小さくなり10mmにすると最大読取可能距離は95mmとなる。
このように無給電素子8の間隔Dには最適値があり、通信周波数を2.45GHzに設定した状態で無線タグ2が3mm間隔で並んでいる場合には、無給電素子8の間隔Dを7mmにすると読取可能距離が最大となる。しかも、無給電素子8を配置する間隔Dは無線タグ2の最小間隔と同等とする必要は全くなく、むしろ無線タグ2の最小間隔よりも広くすることにより読取性能を高めることができることが分かった。すなわち、無給電素子8の間隔Dは7mm程度が最も適しているが、4mm〜10mm程度であっても3mm間隔の場合よりも読取性能を向上することができる。
また、図6は配置する無給電素子8の本数を変化させてデータ読取実験を行った時の、本数と最大読取距離との関係の一例を示すグラフである。すなわち、無線タグ2を取り付けた封筒11を30枚重ねて収納ケース3に収納し、リーダ・アンテナ5で無線タグ2からIDを読み取ったときに、30枚全ての封筒11の無線タグ2からIDが読み取れたときのリーダ・アンテナ5と支持台4の下面との間の最大読取距離と、無給電素子8の本数との相関を示している。なお、通信周波数としては2.45GHzを使用している。無線タグ付き封筒11はスペーサ9によって約3mm間隔で並べられ、無給電素子8は7mm間隔で設けられている。
スペーサ9を取り付けた無線タグ付き封筒11を30枚重ねて並べると、全体の幅は約90mmになる。そして、図7に示すように、14本の無給電素子8を約7mmで配置すると、配置した全体の幅は、7mm×13=91mmで封筒11の全体幅と略等しくなる。この場合は図6から135mm程度の最大読取距離が得られる。これに対し、図8に示すように、6本の無給電素子8を約7mmで配置すると、配置した全体の幅は7mm×5=35mmで封筒11の全体幅の、3分の1強程度と短くなる。この場合は図6から並べられた全ての封筒11の無線タグ2を読み取ることができないことになる。
図6に示す結果から、無給電素子8の本数が12本のときに読取距離が最大となり、10本に減らしても14本の場合よりも読取距離は大きくなっている。また、8本以下では最大読取距離は90mm以下と短くなる。このように、図6においては無給電素子8の本数を9本から15本程度にすることで最大読取可能距離を100mm以上にできる。好ましくは、10本から13本の範囲に設定すれば最大読取可能距離を140mm以上にできる。これは封筒11の全体幅に相当する本数である14本よりも少なくすることにより最大読取可能距離を大きくすることができることを意味している。
このように、無線タグ付き封筒11を多数収納する収納ケース3を載せる支持台4の上に線状の導体からなる無給電素子8を複数、所定の間隔で配置することで、収納ケース3に収納した封筒11が重なっても各無線タグ2のIDやデータを正しく読み取ることができ、無線タグ2の読み取り効率を向上できる。しかも、支持台4の上に線状導体からなる無給電素子8を配置するのみで収納ケース3自体は単純な箱であり、全体の構成を簡単化できる。
また、支持台4の上に配置する無給電素子8の長さL、隣接する無給電素子8との間隔D、配置する無給電素子8の本数を適当に設定することで、収納ケース3内の全ての封筒11に取り付けられた無線タグ2からIDやデータを正しく読み取ることができる最大読取可能距離を任意に設定することができる。
なお、この実施の形態では収納ケース3を載せる支持台4の上に無給電素子8を配置したがこれに限定するものではなく、例えば、収納ケース3の底面の内側あるいは外側に設けてもよく、要は、リーダ・アンテナ5と無線タグ2との間に位置するのであればどこに設けても構わない。
また、この実施の形態において、無給電素子8の長さは波長の3分の1程度にするのが最適として説明したが、無給電素子を取り付ける部材の誘電率により最適な長さは変化する。このため、常に波長の3分の1の長さが最適であるとは限らない。
(第2の実施の形態)
なお、前述した実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明は省略する。
図9に示すように、支持台4の上に複数の線状の導体を交差させて格子状にした無給電素子81を配置している。すなわち、無給電素子81は、図10に示すように縦と横の寸法が共にaで等しい正方形状になっている。この寸法aは通信周波数の約3分の1の長さにしている。通信周波数を2.45GHzとすれば波長は122.4mmとなるので、この場合にはa=40mmにしている。
そして、図11に示すようにスペーサ9を使用せずに無線タグ2を貼り付けたのみの封筒1を例えば30枚重なるように並べて収納ケース(図示せず)に収納し、この収納ケースを、無給電素子81を配置した支持台4の上に載置する。そして、質問器7がリーダ・アンテナ5によって各無線タグ2からIDやデータを読み取る。なお、図11では全体を横にしているがこれは無給電素子81の配置状態を示すためで、実際には図9に示すようになっている。各封筒1はスペーサ9を取り付けていないので、封筒間の間隔は約1mmであり、30枚重ねた全体の幅は約30mmとなる。
このような構成における読み取り結果を図12に示す。なお、この図では30枚の封筒1の無線タグ2に対して1〜30の番号を付し、IDの読み取りができたものを「1」、読み取りができなかったものを「0」として表わしている。この結果から、リーダ・アンテナ5と支持台4の下面との間の距離が15mm〜25mmの範囲において30枚の封筒1に取り付けられている無線タグ2のすべてからIDの読み取りができたことがわかる。
上記においては無給電素子81の寸法aを40mmとして説明したが、図13は無線タグ2を貼り付けた封筒1を1mm間隔で100枚並べた状態で、無給電素子81の寸法aを34mm、36mm、38mm、40mm、42mmと変化させ、それぞれの寸法においてリーダ・アンテナ5と支持台4の下面との間の距離を0〜100mmまで5mmステップで変化させ、各距離にて無線タグのIDを読み取った読取枚数を合計したのべ読取枚数を示すグラフである。
図13の結果からわかるように、寸法aが38mm前後のときに最も読み取りが良好となる。また、寸法aが42mmになると急激にのべ読取枚数は低下する。この場合、通信周波数は2.45GHzであり、その波長の約3分の1の長さは40.8mmである。従って、無給電素子81の寸法aを通信周波数の波長の約3分の1にするか、それよりも若干短くすることで無線タグ2の読み取りが良好となることがわかる。
このように、複数の線状の導体を交差させて格子状にした無給電素子81を支持台4上に配置することにより、無線タグ2の間隔が1mmというような非常に近接して重なった場合にもデータを読み取ることができ、読取性能の向上を図ることができる。
次にスペーサ9を使用せずに無線タグ2を貼り付けたのみの封筒1を重ね、しかも無給電素子を配置し無い場合において、各無線タグ2からどの程度IDが読み取れるかについて行った実験の結果について述べる。
すなわち、図14に示すように、無線タグ2を貼り付けたのみの封筒1を30枚重なるように並べて収納ケース(図示せず)に収納し、この収納ケースを、無給電素子を配置していない支持台(図示せず)の上に載置する。そして、リーダ・アンテナ5によって各無線タグ2からデータを読み取る。
このような構成における読み取り結果を図15に示す。この結果から、例えばリーダ・アンテナ5と支持台4の下面との間の距離が40mmの場合、30枚の無線タグ2の中でIDが読み取れたものが11枚のみであった。このように、無給電素子を配置しない場合には、重なっている封筒1の無線タグ2のすべてからIDを読み取ることは不可能である。
次に、スペーサ9を使用せずに無線タグ2を貼り付けたのみの封筒1を重ね、これを第1の実施の形態における線状の導体からなる無給電素子8を平行に配置したのみの場合において、各無線タグ2からどの程度IDが読み取れるかについて行った実験の結果について述べる。
すなわち、図16に示すように、スペーサ9を使用せずに無線タグ2を貼り付けたのみの封筒1を1mm間隔で30枚重なるように並べて収納ケース(図示せず)に収納し、この収納ケースを、線状の導体からなる無給電素子8を例えば4本平行に配置した支持台4の上に載置する。そして、リーダ・アンテナ5によって各無線タグ2からIDを読み取る。
このような構成における読み取り結果を図17に示す。線状の導体からなる無給電素子8を配置した場合、封筒1に厚さ3mmのスペーサ9を取り付けて無線タグ2の間隔を3mm以上にした場合には問題なく全ての無線タグ2からIDを読み取ることができたが、スペーサを使用せずに重ねた場合には無線タグ2の間隔が1mm程度しかなく、この場合には最大でも半数程度しか読み取りができなかった。
このように、スペーサを使用せずに無線タグ2を貼り付けたのみの封筒1を1mm間隔で並べて収納ケースに収納するような場合でも、支持台4の上に複数の線状の導体を交差させて格子状にした無給電素子81を配置することで、全ての無線タグ2からIDやデータを読み取ることが可能になる。
なお、この実施の形態では無給電素子として、複数の線状の導体を交差させて格子状にした無給電素子81を配置した場合について述べたが、他の構成であっても1mm間隔で重ねた封筒1の無線タグ2からデータを読み取ることができる。すなわち、図18の(a)に示すように面状導体で四角形などの角形のものや、(b)に示すように面状導体で円形のものや、(c)に示すように面状導体で角形のものから4つの角と対向する一対の辺の一部を切り取った形状のものであっても格子状の無給電素子81と同等の機能が得られる。また、図18の(d)に示すように格子状に配置した線状導体で囲まれた一部を面状の導体で埋めたものや、(e)に示すように複数の線状の導体を交差させて格子状にしたものを傾けた形状のものであっても無給電素子81と同等の機能が得られる。
また、上記実施の形態では、格子状の無給電素子81は縦と横の寸法が共にaで等しい正方形状としたが、厳密な正方形状である必要はなく、また、縦と横の寸法が異なっていても構わない。
また、この実施の形態において、無給電素子81の寸法aは波長の3分の1程度にすることにより読み取りが良好となることを示したが、無給電素子81を取り付ける部材の誘電率により最適な長さは変化する。このため、常に波長の3分の1の長さが最適であるとは限らない。
(第3の実施の形態)
なお、この実施の形態は無線タグ2を貼り付けた郵便封筒1を重ねて収納する収納ケースの変形例について述べる。
図19に示す収納ケース31は、内部の底面31aを階段状に形成したもので、その底面の断面を示すと図20に示すように同じ方向に複数の階段を繰り返し配置する構成になっている。この収納ケース31に無線タグ2を貼り付けた郵便封筒1を多数重なるように並べて収納すると、図21に示すように、各封筒1は上下方向の位置が底面の段差に応じてずれる。
このように、封筒1の上下方向の位置が底面の段差に応じてずれることから、各封筒1の同じ位置に貼り付けられた無線タグ2も上下にずれることになる。従って、各封筒1が1mm間隔で重なっていても隣接した無線タグ2では上下の位置にずれがあるので、ずらさずに重なっている場合に比べて無線タグからのデータの読み取りは確実にできるようになる。すなわち、無線タグの読み取り性能を向上させることができる。
また、このように無線タグ2を上下にずらすことによって線状の導体からなる無給電素子8を複数本並行に配置した場合においてもスペーサを使用せずに全ての無線タグ2からデータを読み取ることが可能になる。
また、図22に示す収納ケース32は、内部の底面32aを斜面状に形成したもので、同じ方向に複数の斜面を繰り返し配置する鋸歯状の構成になっている。
このような構成の収納ケース32においても無線タグ2を貼り付けた郵便封筒1を多数重なるように並べて収納すると、各封筒1は上下方向の位置が底面の斜面に応じてずれる。従って、各封筒1の同じ位置に貼り付けられた無線タグ2も上下にずれることになり、この場合もずらさずに重なっている場合に比べて無線タグからのデータの読み取りは確実にできるようになる。
この収納ケースの底面の形状としては、その他、図23に示すように階段状であっても一部の階段の向きを変えたものや、図24に示すように底面に高さの異なる凹凸をランダムに形成したものであってもよい。
(第4の実施の形態)
なお、この実施の形態は無線タグ2を貼り付けた郵便封筒1の変形例について述べる。
図25に示すように、郵便封筒1に無線タグ2の貼り付け範囲を決める枠1aを印刷し、この枠1aの中に無線タグ2を、(a)、(b)、(c)に示すようにランダムに貼り付ける。なお、枠1a内への無線タグ2の貼り付けは、人が直接行っても、また、無線タグ貼り付け装置を使って自動的に行っても良い。無線タグ貼り付け装置を使用する場合には、無線タグ貼り付け装置にあらかじめ貼り付け範囲を記憶させておき、貼り付け範囲内のランダムな位置に無線タグを貼り付けるようにプロブラミングしておくことにより実現できる。
このように郵便封筒1に無線タグ2をランダムに貼り付けることで、図1に示したような底面が平坦な収納ケース3に多数の郵便封筒1を重なるように並べて入れても、各無線タグ2の存在する位置は異なる。すなわち、隣接する無線タグが重なり合うことはほとんど無くなる。従って、各無線タグ2からデータを確実に読み取ることが可能になり、読取性能を向上させることができる。
(第5の実施の形態)
なお、この実施の形態は支持台とこの上に配置される格子状の無給電素子81の変形例について述べる。
前述した第2の実施の形態では、線状の導体を格子状にした無給電素子81を使用することで、郵便封筒1に貼り付けられた無線タグ2の間隔が1mmというような非常に近接して並べた場合にも無線タグのIDやデータを読み取ることができ、読取性能を向上できることを述べた。
これは無給電素子81の寸法aが、重なった郵便封筒1の幅に略等しい場合には問題ないが、例えば、郵便封筒1が100枚程度重なっている場合には各封筒間の間隔が1mmであっても全体の幅は100mmになる。これに対して無給電素子81の寸法aを40mm程度にした場合、無給電素子81から外れた位置に並んでいる郵便封筒1が生じる。そして、このような郵便封筒1に貼り付けられている無線タグ2については読み取り性能が低下し、IDやデータを読み取ることができない無線タグが発生する。
そこで、図26に示すように、支持台4の上に溝15を形成し、その溝15に沿って移動する可動基材16を設け、その可動基材16の上に格子状の無給電素子81を配置する。前記可動基材16はポリカーボネート製など非金属製のもので、可動機構(図示せず)により溝15に沿って自動的に移動するようになっている。
そして、支持台4の上に、図27に示すように、無線タグを貼り付けた郵便封筒1を多数重なるように並べて収納した収納ケース3を、郵便封筒1の並びの方向が可動基材16の移動方向と一致するようにして載せる。
このような構成においては、可動基材16を溝15に沿って一方の端から他方の端に移動させつつリーダ・アンテナ5によって各郵便封筒1の無線タグ2からIDやデータを読み取る。すなわち、可動基材16が通過する位置には格子状の無給電素子81が配置されているので、その上に位置する無線タグ2からは確実にIDやデータを読み取ることができる。従って、可動基材16が溝15に沿って一方の端から他方の端へ移動することで収納ケース3内の郵便封筒1に貼り付けられている無線タグの全てからIDやデータを確実に読み取ることができる。
なお、ここでは可動基材16を移動させながら無線タグを読み取るようにしたが、可動基材16を一旦静止させて無線タグを読み取り、その後移動させてから再び静止させて無線タグを読み取ることを繰り返す方法であってもよい。
また、ここでは無給電素子81を配置した可動基材16を移動させるようにしたが、無給電素子81を支持台4の上に固定し、収納ケース3を支持台4の上で移動させるようにしても同様の効果が得られる。
本発明の、第1の実施の形態に係る全体構成を示す図。 同実施の形態における無線タグ付き封筒を示す斜視図。 同実施の形態における無給電素子の配置状態を示す図。 同実施の形態において無給電素子の長さLを変化させたときの、長さLと最大読取距離との関係の一例を示したグラフ。 同実施の形態において無給電素子の間隔Dを変化させたときの、間隔Dと最大読取距離との関係の一例を示したグラフ。 同実施の形態において無給電素子の本数を変化させたときの、本数と最大読取距離との関係の一例を示したグラフ。 同実施の形態において約3mm間隔で並べた無線タグ付き封筒に対して約7mm間隔で14本の無給電素子を配置した状態を示す斜視図。 同実施の形態において約3mm間隔で並べた無線タグ付き封筒に対して約7mm間隔で6本の無給電素子を配置した状態を示す斜視図。 本発明の、第2の実施の形態に係る全体構成を示す図。 同実施の形態で使用する無給電素子の構成を示す図。 同実施の形態においてスペーサを使用しない封筒を並べた場合の無線タグのデータ読取り例を示す概略構成図。 図11の構成におけるデータ読取結果を示す図。 同実施の形態において無給電素子の寸法を変化させ、それぞれの寸法においてリーダ・アンテナと無線タグ間の距離を変化させ、各距離にて無線タグを読み取った読取枚数を合計したのべ読取枚数を示すグラフ。 スペーサを使用しない封筒を並べた場合で、無給電素子を使用しないで無線タグのデータ読み取りを行う場合の概略構成図。 図14の構成におけるデータ読取結果を示す図。 スペーサを使用しない封筒を並べた場合で、線状の導体からなる無給電素子を使用して無線タグのデータ読み取りを行う場合の概略構成図。 図16の構成におけるデータ読取結果を示す図。 同実施の形態における無給電素子の各種変形例を示す図。 本発明の、第3の実施の形態に係る収納ケースの底面構成を示す斜視図。 同実施の形態における底面構成を示す断面図。 同実施の形態において収納ケースに郵便封筒を収納した状態を示す図。 同実施の形態における収納ケースの底面構成の変形例を示す斜視図。 同実施の形態における収納ケースの底面構成の変形例を示す断面図。 同実施の形態における収納ケースの底面構成の変形例を示す断面図。 本発明の、第4の実施の形態に係る郵便封筒の構成を示す図。 本発明の、第5の実施の形態に係る支持台の構成を示す斜視図。 同実施の形態における支持台の上に郵便封筒を収納した収納ケースを載せた状態を示す斜視図。
符号の説明
1…郵便封筒、2…無線タグ、3…収納ケース、5…リーダ・アンテナ、8…無給電素子。

Claims (8)

  1. 無線タグ及びスペーサを取り付けた平板状の物品を複数並べて収納する収納ケースの近傍に配置されたリーダ・アンテナと、
    前記無線タグとリーダ・アンテナとの間に配置した、複数の線状の導体を、各無線タグの並びの方向に平行に並べた無給電素子とを備え、
    前記リーダ・アンテナを介して前記各物品の無線タグを読み取ることを特徴とする無線タグ読取装置。
  2. 無線タグ及びスペーサを取り付けた平板状の物品を複数並べて収納する収納ケースと、
    この収納ケースの近傍に配置されたリーダ・アンテナと、
    前記無線タグとリーダ・アンテナとの間に配置した、複数の線状の導体を、各無線タグの並びの方向に平行に並べた無給電素子とを備え、
    前記リーダ・アンテナを介して前記各物品の無線タグを読み取ることを特徴とする無線タグ読取装置。
  3. 各無給電素子間の距離を、収納ケースに収納される無線タグを取り付けた平板状の物品間の最小間隔よりも大きく設定したことを特徴とする請求項1又は2記載の無線タグ読取装置。
  4. 無給電素子は、複数の線状の導体を、無線タグを取り付けた平板状の物品を並べた全体幅よりも狭い領域に並べたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1記載の無線タグ読取装置。
  5. 無線タグを取り付けた平板状の物品を複数並べて収納する収納ケースの近傍に配置されたリーダ・アンテナと、
    前記無線タグとリーダ・アンテナとの間に配置した、複数の線状の導体を格子状に並べたものからなる、または、角形や円形等の面状の導体からなる無給電素子とを備え、
    前記リーダ・アンテナを介して前記各物品の無線タグを読み取ることを特徴とする無線タグ読取装置。
  6. 無線タグを取り付けた平板状の物品を複数並べて収納する収納ケースと、
    この収納ケースの近傍に配置されたリーダ・アンテナと、
    前記無線タグとリーダ・アンテナとの間に配置した、複数の線状の導体を格子状に並べたものからなる、または、角形や円形等の面状の導体からなる無給電素子とを備え、
    前記リーダ・アンテナを介して前記各物品の無線タグを読み取ることを特徴とする無線タグ読取装置。
  7. 無線タグを取り付けた平板状の物品の並び方向に移動可能な可動基材を無線タグとリーダ・アンテナとの間に配置し、この可動基材上に無給電素子を配置したことを特徴とする請求項5又は6記載の無線タグ読取装置。
  8. 無給電素子を、収納ケースを載せる支持台の上に配置し、この支持台の下にリーダ・アンテナを配置したことを特徴とする請求項1、2、5又は6記載の無線タグ読取装置。
JP2004144806A 2004-05-14 2004-05-14 無線タグ読取装置 Expired - Fee Related JP3851639B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004144806A JP3851639B2 (ja) 2004-05-14 2004-05-14 無線タグ読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004144806A JP3851639B2 (ja) 2004-05-14 2004-05-14 無線タグ読取装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006201017A Division JP4253336B2 (ja) 2006-07-24 2006-07-24 無線タグ読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005327099A JP2005327099A (ja) 2005-11-24
JP3851639B2 true JP3851639B2 (ja) 2006-11-29

Family

ID=35473415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004144806A Expired - Fee Related JP3851639B2 (ja) 2004-05-14 2004-05-14 無線タグ読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3851639B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009280273A (ja) 2008-05-26 2009-12-03 Fujitsu Ltd 収納容器
JP5410846B2 (ja) * 2009-06-05 2014-02-05 旭化成ホームズ株式会社 収納物の保管情報管理システム
US20130162403A1 (en) 2011-12-27 2013-06-27 Grant Edward Striemer Apparatus and Method for Providing Product Information
US20150235063A1 (en) * 2012-08-28 2015-08-20 Tagsys Object Identification Device with RFID Tag of Small Size
US9551758B2 (en) 2012-12-27 2017-01-24 Duracell U.S. Operations, Inc. Remote sensing of remaining battery capacity using on-battery circuitry
US9478850B2 (en) 2013-05-23 2016-10-25 Duracell U.S. Operations, Inc. Omni-directional antenna for a cylindrical body
US9726763B2 (en) 2013-06-21 2017-08-08 Duracell U.S. Operations, Inc. Systems and methods for remotely determining a battery characteristic
US9882250B2 (en) 2014-05-30 2018-01-30 Duracell U.S. Operations, Inc. Indicator circuit decoupled from a ground plane
US10297875B2 (en) 2015-09-01 2019-05-21 Duracell U.S. Operations, Inc. Battery including an on-cell indicator
US10151802B2 (en) 2016-11-01 2018-12-11 Duracell U.S. Operations, Inc. Reusable battery indicator with electrical lock and key
US11024891B2 (en) 2016-11-01 2021-06-01 Duracell U.S. Operations, Inc. Reusable battery indicator with lock and key mechanism
US10483634B2 (en) 2016-11-01 2019-11-19 Duracell U.S. Operations, Inc. Positive battery terminal antenna ground plane
US10818979B2 (en) 2016-11-01 2020-10-27 Duracell U.S. Operations, Inc. Single sided reusable battery indicator
US10608293B2 (en) 2016-11-01 2020-03-31 Duracell U.S. Operations, Inc. Dual sided reusable battery indicator
US11837754B2 (en) 2020-12-30 2023-12-05 Duracell U.S. Operations, Inc. Magnetic battery cell connection mechanism

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005327099A (ja) 2005-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3851639B2 (ja) 無線タグ読取装置
EP2535945A1 (en) Module for protecting photovoltaic panel
CN102474000A (zh) 天线及便携终端
CA2466681A1 (en) Radio frequency identification systems for asset tracking
CN107431164B (zh) 电池装置、电池单元以及电池装置的设置方法
JP4417931B2 (ja) 無線タグ読取装置及び読取方法
CN107658548A (zh) 可动式天线及检查物品装置
JP4253336B2 (ja) 無線タグ読取装置
JP3898206B2 (ja) 無線タグ読取装置
JP2009077246A (ja) Rfid用アンテナ
JP4941756B2 (ja) 物品搬送用台車
CN203753637U (zh) 载带
JP4684751B2 (ja) 物品保管装置
TW201041789A (en) Tray for bearing liquid crystal panel
JP4241464B2 (ja) 携帯無線機のための広帯域アンテナ
JP4410538B2 (ja) タグ付物品収納容器
JP7064385B2 (ja) 建材用パレット
JP2009266145A (ja) 無接触形のicタグ
JP2011051643A (ja) 太陽電池パネル用梱包材
CN111392183A (zh) 一种3c薄片智能化承载料框及3c薄片运输方法
CN212606465U (zh) 一种可容纳多规格电池片的料盒
CN212922407U (zh) 一种光伏组件包装装置
CN207465170U (zh) 基板存放装置
CN101407267B (zh) 光盘机容器
JP7326841B2 (ja) 包装部材

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3851639

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090908

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110908

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120908

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120908

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130908

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees