JP3850360B2 - 管理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特別入賞が当選状態となっている間に実行されるゲームにおいて、遊技者により行われる特定の停止操作で前記当選状態に係る特別入賞が成立して特典を付与するように構成されたスロットマシンの動作状態を管理する管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スロットマシンにおいては、特別入賞であるビッグボーナスやレギュラーボーナスが当選状態(フラグがオン)となってから、遊技者により行われる停止操作で、特別図柄(「777」等)が揃って、特別入賞が成立するまでのゲーム回数は、遊技者の技量により異なる。
【0003】
特別図柄を揃えるための技量が十分でない遊技者である初級者はなかなか目押しが成功しないため、初級者と前記技量が十分である上級者との間に、目押しを成功するまでのゲーム回数やゲームに投入された遊技媒体の数に差ができる。
【0004】
現状では、特別入賞が当選状態となっているにも関わらず、特別図柄を揃えるための技量が十分でない遊技者に対して、その遊技者に代わり係員が特別図柄を揃えてくれるサービスを行っている遊技店が存在する。
【0005】
また、所定条件の成立に基づき、所謂AT状態とも称されるアシストタイム状態を発生させるスロットマシンが存在する。この種のスロットマシンにおいては、ナビゲーション表示によりリールの停止順序等を遊技者に知らせて、遊技者はナビゲーションに従って、停止操作を行うことで、目押しを成功させ、多量の遊技媒体を獲得可能になっている。
【0006】
さらに、遊技台管理ホストコンピュータが、スロットマシンからビッグボーナスの成立したことを通知されてからビッグボーナスモードをスタートするまでの間において、アウトコイン数及びセーフコイン数に基づいて、浪費コイン数及び浪費ゲーム回数を求めるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−178979号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のスロットマシンにおいては、遊技者の技量が十分でなく、特別入賞が当選状態となってから特別図柄を揃えるまでに多くのゲーム回数が費やされることが予測される場合に、遊技者は係員に特別図柄を揃えてもらうために、呼出ランプのボタンを押して係員を呼ぶ必要があるため遊技者にとって煩わしく、また、呼出ランプのボタンを押してから係員が遊技者の所に来るまでに、遊技者が遊技しないで待っていると、そのスロットマシンの稼動率が低下してしまうという問題点があった。
【0010】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、スロットマシンに関する浪費データが所定値となったことを報知手段が報知するようにして、遊技者の要請がなくても遊技店内の係員が迅速に対応することができ、さらに遊技店内のスロットマシンの稼働率の低下を防止することができる管理装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]特別入賞が当選状態となっている間に実行されるゲームにおいて、遊技者により行われる特定の停止操作によって特別図柄が揃った場合に前記当選状態に係る特別入賞が成立して特典を付与するように構成されたスロットマシン(10)の動作状態を管理する管理装置であって、
前記スロットマシン(10)において当選状態となっている特別入賞を成立させるまでに浪費されている浪費データを計数する浪費データ計数手段(100、300)と、
前記浪費データ計数手段(100、300)により計数された浪費データが予め定められた所定値となったことを判定する判定手段(110、310)と、
前記判定手段(110、310)の判定結果に基づいて、前記スロットマシン(10)が設置される遊技店内の係員が遊技者に代わって前記特別図柄を揃えるサービスの提供の必要が生じた旨を知らせる情報を報知する報知手段(900)と、を備えて構成され、
前記スロットマシン(10)は、付与する特典の異なる複数種の特別入賞を成立可能に構成され、
前記報知手段(900)は、前記スロットマシン(10)が設置される遊技店内の係員が携帯する店内携帯情報伝達装置を含み、該店内携帯情報伝達装置に対して前記情報を送信することで、該店内携帯情報伝達装置を携帯する係員のみに前記情報を報知可能に構成され、遊技店内に設置された複数のスロットマシン(10)のうち前記報知の対象となったスロットマシン(10)を特定可能な情報と、該スロットマシン(10)において当選した特別入賞の種類を識別可能な情報を報知し、前記報知の対象となっているスロットマシン(10)において特別入賞が成立した場合には、当該特別入賞が成立した旨を知らせる情報、前記サービスの提供が不要になった旨を知らせる情報を報知することを特徴とする管理装置。
【0021】
[2]遊技者による停止操作に基づいて特別入賞が成立すると、賞としての遊技価値を付与可能な特別遊技状態が発生するスロットマシン(10)で実行されたゲームで使用したメダル数に応じた数のパルス列からなる入メダル信号を監視して、1ゲームあたりの最初の入メダル信号のパルスを検知したときに、1ゲームあたりに許容された最大投入メダル数に相当する数のパルスがスロットマシン(10)から出力される期間より長く設定された監視期間を開始して、監視期間中の入メダル信号のパルス数に係わらず、監視期間の終了後にスタート信号を生成し、
前記浪費データ計数手段(100、300)は、前記浪費データとして、前記スロットマシン(10)において特別入賞に当選してから該特別入賞が成立するまでに生成された前記スタート信号に基づき、ゲーム回数データを計数することを特徴とする[1]に記載の管理装置。
[3]遊技者による停止操作に基づいて特別入賞が成立すると、賞としての遊技価値を付与可能な特別遊技状態が発生するスロットマシン(10)で実行されたゲームで使用したメダル数に応じた数のパルス列からなる入メダル信号を監視して、1ゲームあたりの最後の入メダル信号のパルスを検知してから一定時間が経過しても次のパルスが検出されないときにスタート信号を生成し、
前記浪費データ計数手段(100、300)は、前記浪費データとして、前記スロットマシン(10)において特別入賞に当選してから該特別入賞が成立するまでに生成された前記スタート信号に基づき、ゲーム回数データを計数することを特徴とする[1]に記載の管理装置。
【0022】
前記発明は次のように作用する。
例えば、乱数の内部抽選により、特別入賞例えば、ビッグボーナス、レギュラーボーナスがフラグオンとなることで当選状態となる。特別入賞が当選状態となってから特別入賞が成立するまでの間に、遊技者の技量によってゲーム回数に多少の差異が生じる。
【0023】
浪費データ計数手段(100、300)は、当選状態となっている特別入賞を成立させるまでに浪費されている浪費データ(例えば、ゲーム回数やゲームに投入された遊技媒体の数、浪費時間)を計数する。この計数された浪費データが予め定められた所定値となったことを判定手段(110、310)が判定する。その判定手段(110、310)の判定結果に基づいて、報知手段(900)が、スロットマシン(10)が設置される遊技店内の係員が遊技者に代わって特別図柄を揃えるサービスの提供の必要が生じた旨を知らせる情報を報知する。
【0024】
すなわち、遊技店は、浪費データ計数手段(100、300)や判定手段(110、310)によって、特別入賞が当選状態となってから特別入賞が成立するまでの間のゲーム回数やゲームに投入された遊技媒体の数が多いスロットマシン(10)が存在し、そのスロットマシン(10)の遊技者が初級者であり、特別図柄を揃えるサービス(目押しサービス)を必要とするであろうことを判断し、特別図柄を揃えるサービスの提供の必要が生じた旨を知らせる情報を報知手段(900)によって、例えば遊技店内の係員に報知することが可能になる。
【0025】
その報知手段(900)は、広い概念のものであるが、いわゆるインカムと称される店内携帯情報伝達装置を含んでいる。この店内携帯情報伝達装置を遊技店内の係員が携帯することで、遊技店内の係員のみに特別図柄を揃えるサービスの提供の必要が生じた旨を知らせる情報を報知することができる。
【0026】
また、報知の際、報知の対象となったスロットマシン(10)を特定可能な情報を含ませることで、係員が当該スロットマシン(10)を探す効率が向上するので、より迅速に対処できる。
【0027】
また、当選した特別入賞の種類(ビッグボーナスあるいはレギュラーボーナス)を識別可能な情報を含ませることで、係員が事前にその情報を知ることとなり、直ちに何れかのボーナスを成立することができる。
【0028】
さらに、報知手段(900)は、前記報知の対象となっているスロットマシン(10)において特別入賞が成立した場合には、当該報知の対象となっているスロットマシン(10)において特別入賞が成立した旨を知らせる情報、前記サービスの提供が不要になった旨を知らせる情報を報知する。これにより、報知の対象となっているスロットマシン(10)において、特別図柄(例えば「777」)が揃えられ、特別入賞が成立した場合に、係員が目押しサービスをすべく、報知の対象となっているスロットマシン(10)の所へ行く必要がなくなる。
【0033】
また、浪費データ計数手段(100、300)は、前記浪費データとして、スロットマシン(10)において特別入賞に当選してから該特別入賞が成立するまでに生成されたスタート信号に基づき、ゲーム回数データを計数するように設定するとよい。ここでスタート信号の生成としては次の方法がある。
すなわち、遊技者による停止操作に基づいて特別入賞が成立すると、賞としての遊技価値を付与可能な特別遊技状態が発生するスロットマシン(10)で実行されたゲームで使用したメダル数に応じた数のパルス列からなる入メダル信号を監視して、1ゲームあたりの最初の入メダル信号のパルスを検知したときに、1ゲームあたりに許容された最大投入メダル数に相当する数のパルスがスロットマシン(10)から出力される期間より長く設定された監視期間を開始して、監視期間中の入メダル信号のパルス数に係わらず、監視期間の終了後にスタート信号を生成する。
【0034】
あるいは、遊技者による停止操作に基づいて特別入賞が成立すると、賞としての遊技価値を付与可能な特別遊技状態が発生するスロットマシン(10)で実行されたゲームで使用したメダル数に応じた数のパルス列からなる入メダル信号を監視して、1ゲームあたりの最後の入メダル信号のパルスを検知してから一定時間が経過しても次のパルスが検出されないときにスタート信号を生成する。このように、ゲーム回数を計数するように構成してもよい。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明を代表する一実施の形態を説明する。
図1〜図27は本発明の一実施の形態を示している。
【0036】
図1はLON(Local Operating Network)技術を応用した分散型ネットワーク管理システム図であり、図2は管理システムの部分的な機能ブロック図である。
【0037】
図1および図2に示すように、遊技場Aには複数の遊技機島1が設置されている。遊技機島1は、島フレーム枠の中段付近に複数のスロットマシン10を背中合わせに2列に並設して成る。スロットマシン10は、遊技媒体の投入により遊技が可能になり、遊技の開始操作により、遊技結果の抽選が行われるとともに、遊技盤上の可変表示装置が複数の識別情報の可変表示を始め、ビッグボーナス(BB)またはレギュラーボーナス(RB)などの特別入賞の当選(各ボーナスのフラグ成立)となった場合に、停止操作により停止表示された複数の識別情報が予め定められた組み合わせになると、特定遊技になり、多くの遊技媒体が遊技者に払い出されるものである。
【0038】
遊技機島1における各スロットマシン10間には、投入された現金やプリペイドカードの金額に応じた数量の遊技媒体を貸し出すメダル貸出装置(遊技媒体貸出装置)20が配設されている。更に遊技機島1の適所には遊技媒体計数器(計数機)30も配設されている。
【0039】
スロットマシン10にはそれぞれ個別の台番号が付されており、更に各スロットマシン10はそれぞれ幾つかの機種名に区分されている。また、遊技機島1にもそれぞれ個別の島番号が付されている。また、スロットマシン10には呼び出しランプLMPが設けられている。
【0040】
遊技機島1内には、中継器としての台コントローラ100が複数設置され、各台コントローラ100に、前記スロットマシン10や遊技媒体貸出装置20等がLONチップを用いて接続されている。台コントローラ100は、対応するスロットマシン10や遊技媒体貸出装置20等の各種動作や信号の送受信を検知、監視、制御するものである。
【0041】
本実施の形態において、台コントローラ100が検知、監視、制御するスロットマシン10の信号には、ビッグボーナスに当選したことを示すBB当選情報(BB当選信号)、ビッグボーナスが成立したことを示すBB成立情報(BB成立信号)、レギュラーボーナスに当選したことを示すRB当選情報、レギュラーボーナスが成立したことを示すRB成立情報、アシストタイム状態が成立したことを示すAT成立情報(AT成立信号)、ゲームが開始したことを示すスタート情報(スタート信号)、賞として遊技媒体が払い出されたことを示す出メダル情報、メダルの投入またはクレジットの利用を示す入メダル情報(入メダル信号)等が含まれている。
【0042】
各台コントローラ100は、HALL−BUSを介して、ゲートウェイを兼ねた島コントローラ200に接続されている。島コントローラ200は、対応する遊技機島1内の設備機器であるスロットマシン(遊技機)10、遊技媒体貸出装置20等の各データを一時集積、記憶するものである。
【0043】
島コントローラ200は、HALL情報ネットワーク(LAN:Local Area Network )と接続され、該HALL情報ネットワークには、ホール管理端末機300、ホール管理コンピュータ400、景品管理端末機500、POS装置600、情報表示端末機700、ポイント端末機800がそれぞれ接続されている。これらの各種装置には、ディスプレイ(CRT)、プリンタ、モデム、インカム(音声出力装置)等が必要に応じて更に接続されている。
【0044】
また、島コントローラ200は、台コントローラ100によって、BB当選情報、BB成立情報、RB当選情報、RB成立情報、AT成立情報、スタート情報、出メダル情報、入メダル情報が検出されたスロットマシン10を特定する機能も備えていて、これらの情報や信号はHALL情報ネットワークを介してホール管理端末機300に送られる。
【0045】
また、遊技場Aにはスロットマシン10の遊技機情報が送信される店内携帯情報伝達装置(インカム)900が備えられている。この店内携帯情報伝達装置900は、ホール管理端末機300と通信可能に構成されており、ホール管理端末機300の遊技機情報を受信可能なものである。店内携帯情報伝達装置900は報知手段の一つであって、報知手段は広い概念のものであって、PDA(パーソナル・ディジタル・アシスタント)や携帯電話、店内放送装置なども含まれている。
【0046】
図3は台コントローラ100のブロック図である。台コントローラ100には、種々のデータ処理を行う手段としてCPU(Central Processing Unit)110が設けられており、CPU110には主メモリーであるROM(Read Only Memory)120及びRAM(Random Access Memory)130が接続されている。
【0047】
CPU110は、ROM120に記憶されているシステムプログラム及びデータと、RAM130にロードされたプログラム及びデータに従って動作する。RAM130にロードされるプログラム及びデータとしては、表示制御プログラム131、操作制御プログラム132、遊技機制御プログラム133、遊技機情報プログラム134、売上断線情報プログラム135、それに遊技媒体計数器情報プログラム136等がある。
【0048】
表示制御プログラム131は、表示手段170への表示を制御する機能を実現し、操作制御プログラム132は、操作手段180により操作された内容を実行する機能を実現し、遊技機制御プログラム133は、スロットマシン10に遊技媒体を補給する機能を実現するプログラムである。
【0049】
また、遊技機情報プログラム134は、スロットマシン10の各種情報を収集し、収集した遊技機情報を遊技機情報記憶部140に記憶させる機能を実現し、売上断線情報プログラム135は、遊技媒体貸出装置20の売上情報及び断線情報を収集し、収集した遊技媒体貸出装置情報を遊技媒体貸出情報記憶部150に記憶させる機能を実現し、遊技媒体計数器情報プログラム136は、遊技媒体計数情報、エラー情報を収集し、遊技媒体計数器情報記憶部160に記憶させる機能を実現するプログラムである。
【0050】
遊技機情報記憶部140は、BB当選情報、BB成立情報、RB当選情報、RB成立情報、AT成立情報、スタート情報、出メダル情報、入メダル情報、その他の遊技機情報が記憶されている。
【0051】
また、CPU110には周辺装置として異常を表示する表示手段170、異常を解除する操作手段180が接続されている。周辺装置としては更に通信インターフェイス190が接続されている。通信インターフェイス190は通信ケーブルを介してホール管理端末機300に接続されており、遊技機情報記憶部140、遊技媒体貸出情報記憶部150、遊技媒体計数器情報記憶部160の各情報を送受信する。
【0052】
図4はホール管理端末機300のブロック図である。
ホール管理端末機300には、種々のデータ処理を行う情報処理手段としてCPU310が設けられており、CPU310には主メモリであるROM320及びRAM330が接続されている。
【0053】
CPU310は、ROM320に記憶されているシステムプログラム及びデータと、RAM330にロードされたプログラム及びデータに従って動作する。RAM330にロードされるプログラム及びデータとしては、表示制御処理プログラム331、遊技機制御処理プログラム332、遊技機情報処理プログラム333、売上断線処理プログラム334、遊技媒体計数器処理プログラム335、それに携帯音声情報出力プログラム336等がある。
【0054】
表示制御処理プログラム331は、表示手段350への表示を制御する機能を実現し、遊技機制御処理プログラム332は、スロットマシン10へ遊技媒体を補給及び打止制御を行う機能を実現し、遊技機情報処理プログラム333は、台コントローラ100の遊技機情報記憶部140に記憶されている遊技機情報を収集し、固定ディスク装置340内の遊技機情報データベース343に蓄積記録したり、蓄積記録した遊技機情報データベース340を一部消去したりする機能を実現するプログラムである。
【0055】
また、遊技機情報処理プログラム333は、CPU310の計数した浪費データが所定値となったことを判断する機能を実現するプログラムである。浪費データとは、例えば、スロットマシン10が特別入賞(ビッグボーナスやレギュラーボーナス)の当選状態となってから特別入賞が成立するまでの浪費期間内に実行されているゲーム回数データ(図3においてスタート情報)あるいは、その浪費期間内に費やされている遊技媒体数データ(図3において入メダル情報)あるいは、浪費期間内に費やされている浪費時間データである。
【0056】
また浪費期間とは図5に示すように、BB当選信号が生成されたときからBB成立信号が生成されたときまでの期間をいう。
【0057】
スタート情報や入メダル情報その他の遊技情報は、台コントローラ100の遊技情報記憶部140に記録され、外部出力手段である通信インターフェイス190を介して島コンピュータであるゲートウェイ200に送られ、ゲートウェイ200から信号入力手段である通信インターフェース390を介してホール管理端末機300に入力される。
【0058】
図5に示すように、例えば初級者に係るスロットマシン10においては、浪費期間▲1▼内にスタート情報が9回生成され、特別入賞が成立するまでに9回のゲームが浪費され、一方上級者に係るスロットマシン10においては、浪費期間▲2▼内にスタート情報が2回生成され、特別入賞が成立するまでに2回のゲームが浪費される。
【0059】
ここで、所定値を例えば「5」とすることで、遊技機情報処理プログラム333は、スロットマシン10において浪費データである浪費期間内のスタート情報が所定値「5」となったことを判断し、浪費データが所定値となったことに関する情報としてサービス対応情報を店内携帯情報伝達装置900に報知可能にする。この情報の報知は特別入賞が成立するまで行われる。また、遊技機情報処理プログラム333は、報知の対象となったスロットマシン10が複数存在した場合に、どのスロットマシン10が浪費データである遊技媒体数データ(入メダル数)が最も多いかを判断し、浪費データの最も多いスロットマシン10に係るサービス対応情報を優先的に店内携帯情報伝達装置900に報知可能にする。
【0060】
このサービス対応情報には、目押しサービスの提供の必要が生じた旨を知らせる情報や報知の対象となったスロットマシン10を特定可能なスロットマシン特定情報が含まれている。また、サービス対応情報には、特別入賞の種類すなわち、ビッグボーナス、レギュラーボーナスの種類を識別可能な特別入賞識別情報が含まれている。さらに、サービス対応情報には、報知の対象となっているスロットマシン10において特別入賞が成立した場合に、その特別入賞の成立を知らせるための情報として例えば、サービス不要情報が含まれている。
【0061】
さらに、遊技機情報処理プログラム333は、スロットマシン10が入賞関連情報報知状態であるアシストタイム状態となっているにもかかわらず、適正にゲームの停止操作が行われないことを判定する機能を実現するプログラムであって、その判定結果を店内携帯情報伝達装置900に報知可能なものである。
【0062】
ここで、アシストタイム状態発生の契機となる条件は、図6に示すように、スタート信号(スタート情報)が生成され、かつ、AT当選信号(AT当選情報)が生成することであり、アシストタイム状態とは、AT成立信号(AT成立情報)が生成されてから所定回数のスタート信号(スタート情報)が生成されるまでの間の状態をいう。
【0063】
図6に示すように、例えば、上級者に係るスロットマシン10においては、アシストタイム状態中の出メダル(小役)▲1▼が6回となり、初級者に係るスロットマシン10においては、アシストタイム状態中の出メダル(小役)▲2▼が2回となっている。アシストタイム状態中に適正にゲームの停止操作が行われているか否かは、同じく所定値が設けられ、遊技機情報処理プログラム333は、アシストタイム状態中の出メダル情報が所定値を超えているか否かを判定し、所定値を超えていない場合、その旨を店内携帯情報伝達装置900に報知可能にする。
【0064】
また、売上断線処理プログラム334は、台コントローラ100の遊技媒体貸出情報記憶部150に記憶されている売上情報、断線情報を収集し、固定ディスク装置340内の売上情報データベース341及び断線情報データベース342に蓄積記憶したり、蓄積記録した売上情報データベース341及び断線情報データベース342を一部消去したりする機能を実現し、遊技媒体計数器処理プログラム335は、台コントローラ100の遊技媒体計数器情報記憶部160に記憶されている情報を収集し固定ディスク装置340内の遊技媒体計数器情報データベース344に蓄積記憶したり、蓄積した遊技媒体計数器情報データベース344を一部消去したりする機能を実現するプログラムである。
【0065】
携帯音声情報出力プログラム336は、送信手段を含む音声出力装置301から店内携帯情報伝達装置900へ音声情報を送信する機能を実現し、携帯音声情報データベース345に蓄積記憶したり、蓄積記録した携帯音声情報データベース345を一部削除したりする機能を実現するプログラムである。
【0066】
また、携帯音声情報出力プログラム336は、報知の対象となったスロットマシン10の種類に応じて、遊技店内の複数の係員の各々が携帯する複数の店内携帯情報伝達装置900のうちのいずれかを選択してサービス対応情報を送信するプログラムでもある。
【0067】
さらに、携帯音声情報出力プログラム336は、複数の店内携帯情報伝達装置900のいずれかからサービス対応情報の送信に対する応答があった場合には、その他の店内携帯情報伝達装置900に対してサービス対応情報の送信に係る対応が済んでいることを特定可能なサービス不要情報を送信するプログラムでもある。
【0068】
CPU310にはバスを介して固定ディスク装置340が接続され、CPU310によって実行される種々のプログラムが固定ディスク装置340からRAM330にロードされる。また、ホール管理端末機300には、この他に周辺装置が接続されている。
【0069】
周辺装置としては、遊技場Aの各種データを文字及び図形で表示する表示手段350、操作者が操作する操作手段370が、それぞれインターフェイス回路を介して接続されている。周辺装置としては更に、プリンタ360、通信インターフェイス390を介して台コントローラ100および情報表示端末機700がそれぞれ接続されている。なお、台コントローラ100内の遊技場Aの各種データが、通信ケーブルを介してホール管理端末機300に収集される。
【0070】
更にまた、ホール管理端末機300には、通信インターフェイスを介して店内携帯情報伝達装置900が接続可能であり、ホール管理端末機300に記憶されている遊技機情報を店内携帯情報伝達装置900に送信する。
【0071】
また、ホール管理コンピュータ400が、通信インターフェイス390を介して接続されており、ホール管理端末機300に記憶されている遊技場Aの各種データを送信する。
【0072】
ホール管理コンピュータ400には、種々のデータ処理を行う情報処理手段としてCPUが設けられており、CPUには主メモリであるROM及びRAMが接続されている。CPUは、ROMに記憶されているシステムプログラム及びデータと、RAMにロードされたプログラム及びデータに従って動作する。RAMにロードされるプログラム及びデータとしては、表示制御処理プログラム、遊技機情報処理プログラム、売上断線処理プログラム等がある。
【0073】
また、ホール管理コンピュータ400のCPUには、この他に周辺装置が接続されている。周辺装置としては、遊技場Aの各種データを文字及び図形で表示するディスプレイ450、プリンタ460などがインターフェイス回路を介して接続されている。周辺装置としては、更に、通信インターフェイスを介してホール管理端末機300が接続されており、ホール管理端末機300内の遊技場Aの各種データが通信ケーブルを介してホール管理コンピュータ400に収集される。
【0074】
次に、図7〜図25に基づいて、本実施の形態に係る管理装置を遊技場に適用した管理システムの作用について説明する。図7はスロットマシンのゲーム開始からゲーム終了までのフローチャートである。
【0075】
図7に示すように、ゲーム開始処理が行われ(ステップS701)、乱数が抽出され(ステップS702)、ドラム回転処理が行われる(ステップS703)。抽出された乱数がBB乱数であれば(ステップS704:Y)、ビッグボーナス処理が行われ(ステップS705)、ゲーム終了で(ステップS706:Y)、ゲームが終了する。
【0076】
一方、抽出された乱数がBB乱数でなく(ステップS704:N)、RB乱数であれば(ステップS707:Y)、レギュラーボーナス処理が行われ(ステップS708)、ゲーム終了で(ステップS706:Y)、ゲームが終了する。
【0077】
一方、抽出されたRB乱数でなく(ステップS707:N)、小役乱数であれば(ステップS709:Y)、小役遊技処理が行われ(ステップS710)、ゲーム終了で(ステップS706:Y)、ゲームが終了する。
【0078】
抽出された乱数が小役乱数でなければ(ステップS709:N)、スロットマシン10の可変表示装置ははずれ図柄で停止し(ステップS711)、AT乱数を抽出し(ステップS712)、抽出された乱数がAT乱数であれば(ステップS713:Y)、アシストタイム処理が行われ(ステップS714)、ゲーム終了で(ステップS706:Y)、ゲームが終了する。一方、抽出された乱数がAT乱数でなければ(ステップS713:N)、ゲーム終了で(ステップS706:Y)、ゲームが終了する。
【0079】
図8はビッグボーナス処理のフローチャートである。図8に示すように、BB当選情報を外部出力端子より出力する(ステップS801)。次に、停止図柄が特定図柄であれば(ステップS802:Y)、所定枚数のメダル払い出しあるいはクレジットが行われ(ステップS803)、出メダル情報を出力する(ステップS804)。次に、BB成立情報を出力し(ステップS805)、ビッグボーナス遊技処理が行われ(ステップS806)、BB成立情報の出力が停止し(ステップS807)、ステップS706に戻り、ゲーム終了を判断する。
【0080】
一方、停止図柄が特定図柄でなければ(ステップS802:N)、ゲーム開始処理が行われ(ステップS808)、ドラム回転処理が行われ(ステップS809)、停止図柄が特定図柄であるかを判断する(ステップS802)。
【0081】
図9はレギュラーボーナス処理のフローチャートである。図9に示すように、RB当選情報を出力する(ステップS901)。次に、停止図柄が特定図柄であれば(ステップS902:Y)、所定枚数のメダル払い出しあるいはクレジットが行われ(ステップS903)、出メダル情報を出力する(ステップS904)。次に、RB成立情報を出力し(ステップS905)、レギュラーボーナス遊技処理が行われ(ステップS906)、RB成立情報の出力が停止し(ステップS907)、ステップS706に戻り、ゲーム終了を判断する。
【0082】
一方、停止図柄が特定図柄でなければ(ステップS902:N)、ゲーム開始処理が行われ(ステップS908)、ドラム回転処理が行われ(ステップS909)、停止図柄が特定図柄であるかを判断する(ステップS902)。
【0083】
図10はアシストタイム処理のフローチャートである。図10に示すように、アシストタイム(AT)状態発生の契機となる条件が成立すると(ステップS1001:Y)、AT成立情報を出力し(ステップS1002)、アシストタイム遊技処理が行われ(ステップS1003)、AT成立情報の出力が停止し(ステップS1004)、ステップS706に戻り、ゲーム終了を判断する。一方、アシストタイム(AT)状態発生の契機となる条件が成立しなければ(ステップS1001:N)、ステップS706に戻り、ゲーム終了を判断する。
【0084】
図11はアシストタイム遊技処理のフローチャートを示している。図11に示すように、処理開始時に、継続カウンタ(ゲーム回数)がクリアされ(ステップS1101)、継続カウンタが所定値以上でなければ(ステップS1102:N)、ゲーム開始処理が行われ(ステップS1103)、ドラム回転処理(ステップS1104)、乱数抽出(ステップS1105)後に、抽出した乱数が小役乱数であれば(ステップS1106:Y)、アシスト表示する(ステップS1107)。
【0085】
ここで、図11のフローチャートで継続カウンタとはゲーム回数のことで、小役ゲームの回数で、AT状態中にビッグボーナスやレギュラーボーナスが発生した場合は、ビッグボーナス等に関してはゲーム回数としてカウントされず、ビッグボーナス終了後に再び小役ゲームが開始されゲーム回数としてカウントされるものである。AT状態のゲーム回数は5ゲーム、30ゲームあるいは100ゲームなど機種により異なる。また、単一機種で複数のゲーム回数を設定してもよい。 また、アシスト表示とは、AT状態中に、特定小役が内部成立した場合、小役図柄とその停止位置を液晶画面やドット画面等に表示するナビゲート表示や、ストップボタンを点灯させるナビゲート表示であって、ナビゲート通りに光ったストップボタンを押すことにより、目押しをせずに小役図柄を揃え、多量の遊技媒体が獲得可能になるものであってもよい。
【0086】
このような アシスト表示(ステップS1107)により、停止図柄が特定図柄であれば(ステップS1108:Y)、所定枚数のメダルの払い出しあるいはクレジットが行われ(ステップS1109)、出メダル情報を出力し(ステップS1110)、継続カウンタをインクリメントし(ステップS1111)、継続カウンタが所定値以上であるかを判断する(ステップS1102)。
【0087】
一方、継続カウンタが所定値以上であれば(ステップS1102:Y)、AT成立情報を出力停止し(ステップS1112)、ステップS706に戻り、ゲーム終了を判断する。
【0088】
一方、抽出した乱数が小役乱数でなく(ステップS1106:N)、BB乱数であれば(ステップS1113:Y)、ビッグボーナス処理が行われ(ステップS1114)、継続カウンタが所定値以上であるかを判断する(ステップS1102)。抽出した乱数がBB乱数でなく(ステップS1113:N)、RB乱数であれば(ステップS1115:Y)、レギュラーボーナス処理が行われ(ステップS1116)、継続カウンタが所定値以上であるかを判断する(ステップS1102)。
【0089】
図12はゲーム開始処理のフローチャートである。図12に示すように、メダルあるいはクレジットが投入され(ステップS1201:Y)、スタートレバーが操作されると(ステップS1202:Y)、スタート情報をホール管理端末機300に出力し(ステップS1203)、入メダル情報をホール管理端末機300に出力する(ステップS1204)。
【0090】
図13は管理装置の浪費データ処理1のフローチャートである。図13に示すように、BB当選情報あるいはRB当選情報がオンすると(ステップS1301:Y)、BBあるいはRBに当選したスロットマシン10の浪費ゲームカウンタをクリアにする(ステップS1302)。次に、BB成立情報あるいはRB成立情報がオンでなければ(ステップS1303:N)、浪費ゲームカウンタが所定値を下まわっていて(ステップS1304:Y)、スタート情報がオンすれば(ステップS1305:Y)、浪費ゲームカウンタをインクリメントし(ステップS1306)、BB成立情報あるいはRB成立情報がオンであるかを判断する(ステップS1303)。
【0091】
一方、浪費ゲームカウンタが所定値を下まわっていなく(ステップS1304:N)、サービス対応情報をインカムn1〜nxに出力済みでなければ(ステップS1307:N)、サービス対応情報をインカムn1〜nxに出力し(ステップS1308)、BB成立情報あるいはRB成立情報がオンであるかを判断する(ステップS1303)。ここで、サービス対応情報には、目押しサービスの提供の必要が生じた旨を知らせる情報、報知の対象となったスロットマシン10を特定可能なスロットマシン特定情報、ビッグボーナスやレギュラーボーナスの種類を識別可能な特別入賞識別情報が含まれている。
【0092】
一方、BB成立情報あるいはRB成立情報がオンし(ステップS1303:Y)、サービス不要情報をインカムn1〜nxに出力済みでなければ(ステップS1309:N)、サービス不要情報をインカムn1〜nxに出力し(ステップS1310)、処理を終了する。BB当選情報およびRB当選情報がオンでなければ(ステップS1301:N)、処理を終了する。サービス不要情報としては、サービスが不要になった旨を知らせる情報、特定入賞が成立した旨を知らせる情報が含まれている。
【0093】
浪費ゲームカウンタが所定値を下まわっているかを判断する前に、遊技店内の係員からサービス対応済みの応答があるかを判定するようにしてもよい。すなわち、図14は管理装置の浪費データ処理2のフローチャートである。
【0094】
図14に示すように、BB当選情報あるいはRB当選情報がオンすると(ステップS1401:Y)、BBあるいはRBに当選したスロットマシン10の浪費ゲームカウンタをクリアにする(ステップS1402)。次に、BB成立情報あるいはRB成立情報がオンでなければ(ステップS1403:N)、インカムn1〜nxのいずれかから、サービス対応済みの応答がなければ(ステップS1404:N)、浪費ゲームカウンタが所定値を下まわっていて(ステップS1405:Y)、スタート情報がオンすれば(ステップS1406:Y)、浪費ゲームカウンタをインクリメントし(ステップS1407)、BB成立情報あるいはRB成立情報がオンであるかを判断する(ステップS1403)。
【0095】
一方、浪費ゲームカウンタが所定値を下まわっていなければ(ステップS1405:N)、サービス対応情報をインカムn1〜nxに報知済みであるかを判断する(ステップS1408)。サービス対応情報をインカムn1〜nxに報知済みであれば(ステップS1408:Y)、BB成立情報あるいはRB成立情報がオンであるかの判断(ステップS1403)に戻る。一方、サービス対応情報をインカムn1〜nxに報知済みでなければ(ステップS1408:N)、サービス対応情報をインカムn1〜nxに出力し(ステップS1409)、BB成立情報あるいはRB成立情報がオンであるかを判断する(ステップS1403)。ここで、サービス対応情報には、目押しサービスの提供の必要が生じた旨を知らせる情報、報知の対象となったスロットマシン10を特定可能なスロットマシン特定情報、ビッグボーナスやレギュラーボーナスの種類を識別可能な特別入賞識別情報が含まれている。
【0096】
一方、インカムn1〜nxのいずれかから、サービス対応済みの応答があれば(ステップS1404:Y)、送信済みのサービス対応情報に関しての対応が済んでいること(サービス提供済)を特定可能な情報としてサービス不要情報をインカムn1〜nxに出力し(ステップS1410)、処理を終了する。また、BB当選情報およびRB当選情報がオンでなければ(ステップS1401:N)、処理を終了する。
【0097】
また、一方、BB成立情報あるいはRB成立情報がオンし(ステップS1403:Y)、サービス不要情報をインカムn1〜nxに出力済みでなければ(ステップS1411:N)、サービス不要情報をインカムn1〜nxに出力し(ステップS1412)、処理を終了する。サービス不要情報をインカムn1〜nxに出力済みであれば(ステップS1411:Y)、処理を終了する。
【0098】
図15は浪費データ処理3のフローチャートである。図15に示すように、BB当選情報あるいはRB当選情報がオンすると(ステップS1501:Y)、BBあるいはRBに当選したスロットマシン10の浪費ゲームカウンタをクリアにする(ステップS1502)。次に、BB成立情報あるいはRB成立情報がオンでなければ(ステップS1503:N)、インカムn1〜nxのいずれかから、サービス対応済みの応答がなければ(ステップS1504:N)、浪費ゲームカウンタが所定値を下まわっていて(ステップS1505:Y)、スタート情報がオンでなく(ステップS1506:N)、入メダル情報の入力があれば(ステップS1507:Y)、入メダル数を演算し(ステップS1508)、スタート情報がオンであるか否かを判断する(ステップS1506)。入メダル情報の入力がなければ(ステップS1507:N)、スタート情報がオンであるか否かを判断する(ステップS1506)。
【0099】
一方で、スタート情報がオンであれば(ステップS1506:Y)、浪費ゲームカウンタをインクリメントし(ステップS1509)、BB成立情報あるいはRB成立情報がオンであるかを判断する(ステップS1503)。
【0100】
一方、浪費ゲームカウンタが所定値を下まわっていなければ(ステップS1505:N)、そのスロットマシン10を報知候補台として登録し(ステップS1510)、BB成立情報あるいはRB成立情報がオンであるかを判断する(ステップS1503)。
【0101】
一方、インカムn1〜nxのいずれかから、サービス対応済みの応答があれば(ステップS1504:Y)、サービス不要情報をインカムn1〜nxに出力し(ステップS1511)、処理を終了する。
【0102】
また、一方、BB成立情報あるいはRB成立情報がオンし(ステップS1503:Y)、サービス不要情報をインカムn1〜nxに報知済みでなければ(ステップS1512:N)、サービス不要情報をインカムn1〜nxに出力し(ステップS1513)、処理を終了する。なお、ここでのサービス不要情報には、特別入賞が成立した旨を知らせる情報も含む。サービス不要情報をインカムn1〜nxに報知済みであれば(ステップS1512:Y)、処理を終了する。また、BB当選情報およびRB当選情報がオンでなければ(ステップS1501:N)、処理を終了する。
【0103】
図16は管理装置のサービス対応報知優先処理のフローチャートである。図16に示すように、スロットマシン10の報知候補台が複数あると(ステップS1601:Y)、報知候補台のうち入メダル数が最大の台をサービス対応台として、サービス対応情報をインカムn1〜nxに報知し(ステップS1602)、そのスロットマシン10を報知候補台から抹消する(ステップS1603)。一方、スロットマシン10の報知候補台が複数なければ(ステップS1601:N)、報知候補台をサービス対応台として、サービス対応情報をインカムn1〜nxに報知し(ステップS1604)、そのスロットマシン10を報知候補台から抹消する(ステップS1603)。
【0104】
図17は管理装置のゲーム状態判定処理のフローチャートである。図17に示すように、AT成立情報がオンであれば(ステップS1701:Y)、AT状態中の出メダル数をクリアし(ステップS1702)、ATカウンタをクリアする(ステップS1703)。
【0105】
次に、AT成立情報がオフでなければ(ステップS1704:N)、スタート情報の入力があるかを繰り返し判断し(ステップS1705)、スタート情報の入力があり(ステップS1705:Y)、出メダル情報の入力があり(ステップS1706:Y)、BB成立情報の入力がなく(ステップS1707:Y)、RB成立情報の入力がなければ(ステップS1708:Y)、AT状態中の出メダルを演算する(ステップS1709)。
【0106】
次に、ATカウンタをインクリメントする(ステップS1710)。例えば、AT状態のゲーム回数が30ゲームの機種で、そのうちの1ゲームのメダル獲得が12枚で、最大360枚のメダルを獲得できる場合、AT状態となってから10ゲーム消化した段階で、獲得メダルが60枚に満たない場合、報知の対象にすると、ATカウンタが所定値(10ゲーム)以上であり(ステップS1711:Y)、AT状態中の出メダルが所定値(60枚)を下まわっていて(ステップS1712:Y)、サービス対応情報をインカムn1〜nxに報知済みでなければ(ステップS1713:N)、サービス対応情報をインカムn1〜nxに出力し(ステップS1714)、AT成立情報がオフであるかを判断する(ステップS1704)。
【0107】
一方、出メダル情報の入力がなく(ステップS1706:N)、あるいはBB成立情報の入力があり(ステップS1707:N)、あるいはRB成立情報の入力があれば(ステップS1708:N)、AT成立情報がオフであるかを判断する(ステップS1704)。また、ATカウンタが所定値以上でなく(ステップS1711:N)あるいは、AT状態中の出メダルが所定値を下まわらず(ステップS1712:N)あるいは、サービス対応情報をインカムn1〜nxに報知済みであれば(ステップS1713:Y)、AT成立情報がオフであるかを判断する(ステップS1704)。
【0108】
一方、AT成立情報がオフであれば(ステップS1704:Y)、サービス不要情報をインカムn1〜nxに報知済みでなければ(ステップS1715:N)、サービス不要情報をインカムn1〜nxに出力し(ステップS1716)、処理を終了する。サービス不要情報をインカムn1〜nxに報知済みであれば(ステップS1715:Y)、処理を終了する。また、AT成立情報がオンでなければ(ステップS1701:N)、処理を終了する。
【0109】
図18は管理装置のビッグボーナス当選情報入力処理のフローチャートである。図18に示すように、遊技機であるスロットマシン10から台コントローラ100にBB当選情報を入力し(ステップS1801)、台コントローラ100がBB当選情報を記憶し(ステップS1802)、台コントローラ100からホール管理端末機300にBB当選情報を送信し(ステップS1803)、ホール管理端末機300がBB当選情報を受信し(ステップS1804)、BB当選情報を遊技機情報データベース343に記憶する(ステップS1805)。
【0110】
図19は管理装置のビッグボーナス成立情報入力処理のフローチャートである。図19に示すように、遊技機であるスロットマシン10から台コントローラ100にBB成立情報を入力し(ステップS1901)、台コントローラ100がBB成立情報を記憶し(ステップS1902)、台コントローラ100からホール管理端末機300にBB成立情報を送信し(ステップS1903)、ホール管理端末機300がBB成立情報を受信し(ステップS1904)、BB成立情報を遊技機情報データベース343に記憶する(ステップS1905)。
【0111】
図20は管理装置の出メダル情報入力処理のフローチャートである。図20に示すように、遊技機であるスロットマシン10から台コントローラ100に出メダル情報を入力し(ステップS2001)、台コントローラ100が出メダル情報を記憶し(ステップS2002)、台コントローラ100からホール管理端末機300に出メダル情報を送信し(ステップS2003)、ホール管理端末機300が出メダル情報を受信し(ステップS2004)、出メダル情報を遊技機情報データベース343に記憶する(ステップS2005)。
【0112】
図21は管理装置のレギュラーボーナス当選情報入力処理のフローチャートである。図21に示すように、遊技機であるスロットマシン10から台コントローラ100にRB当選情報を入力し(ステップS2101)、台コントローラ100がRB当選情報を記憶し(ステップS2102)、台コントローラ100からホール管理端末機300にRB当選情報を送信し(ステップS2103)、ホール管理端末機300がRB当選情報を受信し(ステップS2104)、RB当選情報を遊技機情報データベース343に記憶する(ステップS2105)。
【0113】
図22は管理装置のレギュラーボーナス成立情報入力処理のフローチャートである。図22に示すように、遊技機であるスロットマシン10から台コントローラ100にRB成立情報を入力し(ステップS2201)、台コントローラ100がRB成立情報を記憶し(ステップS2202)、台コントローラ100からホール管理端末機300にRB成立情報を送信し(ステップS2203)、ホール管理端末機300がRB成立情報を受信し(ステップS2204)、RB成立情報を遊技機情報データベース343に記憶する(ステップS2205)。
【0114】
図23は管理装置のアシストタイム成立情報入力処理のフローチャートである。図23に示すように、遊技機であるスロットマシン10から台コントローラ100にAT成立情報を入力し(ステップS2301)、台コントローラ100がAT成立情報を記憶し(ステップS2302)、台コントローラ100からホール管理端末機300にAT成立情報を送信し(ステップS2303)、ホール管理端末機300がAT成立情報を受信し(ステップS2304)、AT成立情報を遊技機情報データベース343に記憶する(ステップS2305)。
【0115】
図24は管理装置のスタート情報入力処理のフローチャートである。図24に示すように、遊技機であるスロットマシン10から台コントローラ100にスタート情報を入力し(ステップS2401)、台コントローラ100がスタート情報を記憶し(ステップS2402)、台コントローラ100からホール管理端末機300にスタート情報を送信し(ステップS2403)、ホール管理端末機300がスタート情報を受信し(ステップS2404)、スタート情報を遊技機情報データベース343に記憶する(ステップS2405)。
【0116】
図25は管理装置の入メダル情報入力処理のフローチャートである。図25に示すように、遊技機であるスロットマシン10から台コントローラ100に入メダル情報を入力し(ステップS2501)、台コントローラ100が入メダル情報を記憶し(ステップS2502)、台コントローラ100からホール管理端末機300に入メダル情報を送信し(ステップS2503)、ホール管理端末機300が入メダル情報を受信し(ステップS2504)、入メダル情報を遊技機情報データベース343に記憶する(ステップS2505)。
【0117】
なお、前記実施の形態においては、浪費ゲーム数のカウントをホール管理端末機300で行うものを示したが、これに限らず、例えば、台コントローラ100や島コントローラ200で行うようにしてもよい。
また、遊技媒体としてパチンコ球を使用したスロットマシン10にも適用できる。
【0118】
さらに、実施の形態では、ビッグボーナスやレギュラーボーナスの当選状態を、スロットマシン10からのBB当選信号・RB当選信号を検出することで判断するようにしたが、ビッグボーナスの当選状態やレギュラーボーナスの当選状態の検出を、スロットマシン10に設けられた当選状態を告知するランプの点灯状態を監視することで行うようにしてもよい。
【0119】
さらに、実施の形態では、スロットマシン10からAT成立信号を入力してから出力が停止するまでをアシストタイム状態と判断するようにしたが、スロットマシン10に設けられたAT成立状態を告知するランプの点灯状態を監視することによりアシストタイム状態であることを判断するようにしてもよい。
【0120】
さらに、実施の形態では、アシストタイム状態中に入力するスタート信号と出メダル信号を監視して、所定数のゲームを実行(所定数のスタート情報を検出)した段階で出メダルが所定値に満たない場合は、遊技客が適正な遊技方法で遊技を行っていないものと判断するようにしたが、スロットマシン10から入力するアシストタイム状態発生後の小役当選信号と小役成立信号を監視して、アシストタイム状態中に発生した小役当選信号に対して小役成立信号の割合が所定値以下の場合は、遊技客が適正な遊技方法で遊技を行っていないものと判断するようにしてもよい。
【0121】
また実施の形態では、スロットマシン10からスタート信号が出力されるものとしたが、1ゲーム毎にスロットマシンから出力される入メダル信号に基づいて台コントローラ100がスタート信号を生成するように構成してもよい。たとえば、入メダル信号の入力を検出したときから監視期間を開始し、監視期間中に発生した入メダル信号の数にかかわらず、監視期間毎に1つのスタート信号を生成する。また前の監視期間が終了してからでなければ次の監視期間が開始されないようにしておく。入メダル信号は、メダル投入後にスタートレバーが操作されたとき、今回のメダル投入枚数に応じた数のパルスが連続して出力されるようになっているので、最大のかけ枚数(3枚)に相当する数のパルスが出力される期間よりもやや長い期間を監視期間に設定しておけば、かけ枚数にかかわりなく、ゲーム回数を計数することができる。
【0122】
図26は、スロットマシン10から出力される入メダル信号に基づいてスタート信号が生成される際のタイミングチャートを示している。波形1810は、スロットマシン10の出力する入メダル信号を、波形1820は、台コントローラ100に入力された入メダル信号を、波形1830は、入りメダル信号監視期間を、波形1840は、台コントローラ100で生成されてホール管理端末機300に出力されるスタート信号(ゲーム回数)を示している。
【0123】
メダル投入またはクレジットをかけた後にスタートレバーが操作されると、入メダル数に応じた数のパルス列からなる入メダル信号(波形1810)がスロットマシン10から出力される。図26では時刻T1、T4において、メダルまたはクレジットの3枚がけが行われ、その後の時刻T2、T5にスタートレバーが操作されて3つのパルスが連続出力されている。また時刻T7には、メダルまたはクレジットの1枚がけが行われ、その後の時刻T8にスタートレバーが操作されて1つのパルスが出力されている。
【0124】
台コントローラ100は、スロットマシン10から入力された入メダル信号(波形1820)を監視し、1つ目のパルスを検知した際に、監視期間を開始し、監視期間中に入力される入メダル信号のパルス数にかかわらず、監視期間の終了後に、1つのスタート信号(ゲーム回数を示す信号)を出力する。図26に示す例では、入メダル信号の最初のパルスを検知した時刻T2、T5、T8のそれぞれから一定長さの監視期間が開始し、監視期間の終了した時刻T3、T6、T9にそれぞれスタート信号(波形1840)が出力されている。
【0125】
また最後に入メダル信号を検出してから一定時間(待ち時間Tw)が経過しても次の入メダル信号が検出されないとき、1ゲームをカウントしてスタート信号を出力するように構成してもよい。複数枚のメダルやクレジットがかけられている場合には、パルスが短い時間間隔で連続して出力されるとともに、パルスの連続出力が終了した後は、次にスタートレバーが操作されるまでの比較的長い間、入メダル信号としてのパルスは出力されないので、上記の方法によって、スタート信号を生成することができる。待ち時間Twは、連続出力される入メダル信号のパルス間隔よりも充分に長い時間で、次のスタートレバーの操作までの時間よりも充分に短い時間であればよく、たとえば、パルス間隔の2倍〜3倍程度に設定すればよい。
【0126】
図27は、上記方法により、スロットマシン10から出力される入メダル信号に基づいてスタート信号が生成される際のタイミングチャートを示している。波形1910は、スロットマシン10の出力する入メダル信号を、波形1920は、台コントローラ100に入力された入メダル信号を、波形1930は、スタート信号を示している。
【0127】
図27では、時刻T10、T14において、メダルまたはクレジットの3枚がけが行われ、その後の時刻T11、T15にスタートレバーが操作され、波形1910が示すように、3つのパルスが連続出力されている。また時刻T18には、メダルまたはクレジットの1枚がけが行われ、その後の時刻T19にスタートレバーが操作されて1つのパルスが出力されている。
【0128】
台コントローラ100は、スロットマシン10から入力された入メダル信号(波形1920)を監視し、最後に入メダル信号のパルスを検出してからTw時間が経過しても次のパルスが検出されないとき、1つのスタート信号(ゲーム回数を示す信号)を出力するようになっている。図27に示す例では、入メダル信号の最初のパルス1911を検知した時刻T11から、待ち時間として定めたTwが経過する前に次のパルス1912が検知され、パルス1912が検知されてからTwの経過前に次のパルス1913が検知されたので、パルス1911、1912に基づくスタート信号の出力は行われない。3枚がけの最後のパルス1913を検知した後は、次のスタートレバーが操作されるまで入メダル信号のパルスが入力されないので、待ち時間のTwが経過しても次のパルスは検知されない。そこで、最後のパルスを検知してからTwの経過した時刻T13に、一群のパルス列の連続出力が終了したものと判定してスタート信号を出力している。1枚がけの場合には、1つ目の入メダル信号のパルス1914が検知されてから待ち時間Twが経過した時点(時刻T21)でスタート信号が出力される。
【0129】
このほか、入メダル信号の入力とスタート信号の入力の双方を検出した場合を1ゲームとみなして、これをカウントすることでゲーム回数を計数するようにしてもよい。これにより、何枚がけでゲームを行ったかを把握することができる。また入メダル信号からスタート信号を生成する処理は、台コントローラ100で行うのが好ましい。しかしながら、台コントローラ100や島コントローラ200を中継した後も、入メダル信号のパルスが複数ゲーム分まとめて連続出力されないようになっていれば、島コントローラ200やホール管理端末機300などで入メダル信号からスタート信号を生成してもよい。
【0130】
【発明の効果】
本発明に係る管理装置によれば、スロットマシンが特別入賞の当選状態となってから特別入賞が成立するまでに費やされる消費データが所定値となったことを判定手段が判定し、遊技店内の係員が遊技者に代わって特別図柄を揃えるサービスの提供の必要が生じた旨を知らせる情報を報知手段が報知するようにしたので、遊技者からの要請がなくても遊技店内の係員の対応が可能になり、さらに、遊技者が遊技を継続して行うようになるため、遊技店内のスロットマシンの稼働率の低下を防止することができる。
【0131】
また、遊技店内の係員が遊技者に代わって特別図柄を揃えるサービスの提供の必要が生じた旨を知らせる情報を報知手段が報知する際、遊技店内に設置された複数のスロットマシンのうち報知の対象となったスロットマシンを特定可能な情報を含ませることで、遊技店内の係員が迅速に対応することができ、当選した特別入賞の種類(ビッグボーナスまたはレギュラーボーナス)を識別可能な情報を含ませることで、遊技店内の係員が直ちにいずれかのボーナスを成立することができる。
【0132】
さらに、報知の対象となっているスロットマシンにおいて特別入賞が成立した場合には、当該報知の対象となっているスロットマシンにおいて特別入賞が成立した旨を知らせる情報、サービスの提供が不要になった旨を知らせる情報を報知するようにしたので、報知の対象となっているスロットマシンにおいて、特別入賞が成立した場合に、係員が目押しサービスをするためにそのスロットマシンの所へ行く必要がなく、係員が無駄なくサービスを提供することができる。
【0135】
さらに、当選状態となっている特別入賞を成立させるまでのゲーム回数が所定値となったスロットマシンが複数台存在したとき、その中でも、費やされた遊技媒体数データが一番多いスロットマシンで遊技している遊技者を優先すべき初級者であると判断し、報知を優先的に行うようにしたので、その初級者に対して優先的にサービスが提供され、初級者を遊技店の常連客として定着させることができ、集客力を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る管理装置を遊技場に適用した分散型ネットワーク管理システム図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る管理装置の部分的な機能ブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る管理装置の台コントローラのブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る管理装置のホール管理端末機のブロック図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る管理装置に入力される信号及びこれらの信号から判別可能な情報を示すタイムチャートである。
【図6】同じく、管理装置に入力される信号及びこれらの信号から判別可能な情報を示すタイムチャートである。
【図7】本発明の一実施の形態に係るスロットマシンのゲーム開始からゲーム終了までのフローチャートである。
【図8】同じくスロットマシンのビッグボーナス処理のフローチャートである。
【図9】同じくスロットマシンのレギュラーボーナス処理のフローチャートである。
【図10】同じくスロットマシンのアシストタイム処理のフローチャートである。
【図11】同じくスロットマシンのアシストタイム遊技処理のフローチャートである。
【図12】同じくスロットマシンのゲーム開始処理のフローチャートである。
【図13】本発明の一実施の形態に係る管理装置の浪費データ処理1のフローチャートである。
【図14】同じく管理装置の浪費データ処理2のフローチャートである。
【図15】同じく管理装置の浪費データ処理3のフローチャートである。
【図16】同じく管理装置のサービス対応報知優先処理のフローチャートである。
【図17】同じく管理装置のゲーム状態判定処理のフローチャートである。
【図18】同じく管理装置のビッグボーナス当選情報入力処理のフローチャートである。
【図19】同じく管理装置のビッグボーナス成立情報入力処理のフローチャートである。
【図20】同じく管理装置の出メダル情報入力処理のフローチャートである。
【図21】同じく管理装置のレギュラーボーナス当選情報入力処理のフローチャートである。
【図22】同じく管理装置のレギュラーボーナス成立情報入力処理のフローチャートである。
【図23】同じく管理装置のアシストタイム成立情報入力処理のフローチャートである。
【図24】同じく管理装置のスタート情報入力処理のフローチャートである。
【図25】同じく管理装置の入メダル情報入力処理のフローチャートである。
【図26】入メダル信号からスタート信号を生成する際の各種波形の一例を示す説明図である。
【図27】入メダル信号からスタート信号を生成する際の各種波形の他の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
LMP…呼び出しランプ
1…遊技機島
10…スロットマシン
20…遊技媒体貸出装置
30…遊技媒体計数器
100…台コントローラ
110…CPU
120…ROM
130…RAM
131…表示制御プログラム
132…操作制御プログラム
133…遊技機制御プログラム
134…遊技機情報プログラム
135…売上断線情報プログラム
136…遊技媒体計数器情報プログラム
140…遊技機情報記憶部
150…遊技媒体貸出情報記憶部
160…遊技媒体計数器情報記憶部
170…表示手段
180…操作手段
190…通信インターフェイス
200…島コントローラ
300…ホール管理端末機
301…音声出力装置
310…CPU
320…ROM
330…RAM
331…表示制御処理プログラム
332…遊技機制御処理プログラム
333…遊技機情報処理プログラム
334…売上断線処理プログラム
335…遊技媒体計数器処理プログラム
336…携帯音声情報出力プログラム
340…固定ディスク装置
341…売上情報データベース
342…断線情報データベース
343…遊技機情報データベース
344…計数器情報データベース
345…携帯音声情報データベース
350…表示手段
360…プリンタ
370…操作手段
400…ホール管理コンピュータ
450…表示手段
460…プリンタ
500…景品管理端末機
600…POS装置
700…情報表示端末機
800…ポイント端末機
900…店内携帯情報伝達装置
1810、1820、1910、1920…入メダル信号のパルス波形
1830…監視期間を示す波形
1840、1930…生成したスタート信号

Claims (3)

  1. 特別入賞が当選状態となっている間に実行されるゲームにおいて、遊技者により行われる特定の停止操作によって特別図柄が揃った場合に前記当選状態に係る特別入賞が成立して特典を付与するように構成されたスロットマシンの動作状態を管理する管理装置であって、
    前記スロットマシンにおいて当選状態となっている特別入賞を成立させるまでに浪費されている浪費データを計数する浪費データ計数手段と、
    前記浪費データ計数手段により計数された浪費データが予め定められた所定値となったことを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記スロットマシンが設置される遊技店内の係員が遊技者に代わって前記特別図柄を揃えるサービスの提供の必要が生じた旨を知らせる情報を報知する報知手段と、を備えて構成され、
    前記スロットマシンは、付与する特典の異なる複数種の特別入賞を成立可能に構成され、
    前記報知手段は、前記スロットマシンが設置される遊技店内の係員が携帯する店内携帯情報伝達装置を含み、該店内携帯情報伝達装置に対して前記情報を送信することで、該店内携帯情報伝達装置を携帯する係員のみに前記情報を報知可能に構成され、遊技店内に設置された複数のスロットマシンのうち前記報知の対象となったスロットマシンを特定可能な情報と、該スロットマシンにおいて当選した特別入賞の種類を識別可能な情報を報知し、前記報知の対象となっているスロットマシンにおいて特別入賞が成立した場合には、当該特別入賞が成立した旨を知らせる情報、前記サービスの提供が不要になった旨を知らせる情報を報知することを特徴とする管理装置。
  2. 遊技者による停止操作に基づいて特別入賞が成立すると、賞としての遊技価値を付与可能な特別遊技状態が発生するスロットマシンで実行されたゲームで使用したメダル数に応じた数のパルス列からなる入メダル信号を監視して、1ゲームあたりの最初の入メダル信号のパルスを検知したときに、1ゲームあたりに許容された最大投入メダル数に相当する数のパルスがスロットマシンから出力される期間より長く設定された監視期間を開始して、監視期間中の入メダル信号のパルス数に係わらず、監視期間の終了後にスタート信号を生成し、
    前記浪費データ計数手段は、前記浪費データとして、前記スロットマシンにおいて特別入賞に当選してから該特別入賞が成立するまでに生成された前記スタート信号に基づき、ゲーム回数データを計数することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 遊技者による停止操作に基づいて特別入賞が成立すると、賞としての遊技価値を付与可能な特別遊技状態が発生するスロットマシンで実行されたゲームで使用したメダル数に応じた数のパルス列からなる入メダル信号を監視して、1ゲームあたりの最後の入メダル信号のパルスを検知してから一定時間が経過しても次のパルスが検出されないときにスタート信号を生成し、
    前記浪費データ計数手段は、前記浪費データとして、前記スロットマシンにおいて特別入賞に当選してから該特別入賞が成立するまでに生成された前記スタート信号に基づき、ゲーム回数データを計数することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
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