JP3849875B2 - 無線lanのデータ伝送性能分析方法 - Google Patents

無線lanのデータ伝送性能分析方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線LAN(local area network)通信システムに係るもので、詳しくは、ヨーロッパ方式無線LAN通信システムのデータ伝送性能分析方法に関するものである。
一般に、無線LAN通信システムの運用方式は、米国のIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)方式と、ヨーロッパのETSI(European Telecommunication Standards Institute)方式とに大別されるが、前記米国方式にはIEEE802.11a方式が主に使用され、ヨーロッパ方式にはETSI BRAN HIPERLAN/2方式(H/2)が主に使用されている。
本発明は、前記H/2のヨーロッパ方式無線LAN通信システムに関するもので、前記無線LANがデータを伝送するMAC(medium access control)フレーム中、使用者データが伝送される領域であるLCH(long transmit channel)のOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボル個数を正確に分析する方法に関するものである。
図9は一般の無線LAN通信システムの構成を示した図で、図示されたように、一般の無線LAN通信システムはコンピュータにより構成され、入力されるデータを処理、格納及び出力して、所定領域の範囲で移動しながら設定された経路を通して接続された相手方と無線でデータを送受信する複数のターミナル(mobile terminal;MT)10、15と、それら複数のターミナル10、15と無線接続されて要請された経路を設定し、該当のデータを無線に送受信するアクセスポイント(access point;AP)20と、該アクセスポイント20により前記各ターミナル10、15を他の網に接続させる公衆通信網30と、を含んで構成されている。
又、前記ターミナル10は、移動可能なコンピュータにより構成され、自らデータを入力、処理及び出力して、前記アクセスポイント20を通して無線接続された他のターミナル15と該当のデータを送受信すると同時に、前記公衆通信網30を通して他の網のターミナルと接続して該当のデータを送受信する。
このとき、前記アクセスポイント20に接続される複数のターミナル10、15はLANを構成し、該LANは、無線接続によりデータが伝送されるため無線LANになる。
一方、前記無線LANにおける相手方との接続方式には、アクセスポイント20が主体になって相手方と接続する方式と、アクセスポイント20なしに各ターミナル10、15を接続する必要がある相手方ターミナル10、15と直接接続するアドホック(Ad−Hok)方式とがある。
図10はヨーロッパ方式無線LANのMACフレームの構成を示した図で、図示されたように、ヨーロッパ方式無線LANを通して伝送されるデータは、前記MACフレーム単位に送受信される。各ターミナル10、15は、無線送受信されるデータを所定大きさのMACフレーム単位に区分し、一つのMACフレームは、ヨーロッパ方式のETSI BRAN HIPERLAN/2の規格によって2msで、500個のOFDMシンボルにより構成される。
又、前記一つのMACフレームは、シグナルリングPDU(protocol data unit)と、データPDUと、から構成されるが、前記シグナルリングPDUは、アクセスポイント20がサービス領域内の全てのターミナル10、15に公知事項を伝送するBCH(broadcasting channel)と、MACフレームの構造を説明するFCH(frame channel)と、チャンネル割当要請に対する結果を通報するACH(access feedback channel)と、データ送受信経路であるチャンネルの割当を要請するRCH(random access channel)と、から構成される。このとき、前記BCH、FCH及びACHは前記データPDUの前に位置し、前記RCHは前記データPDUの後に位置する。
且つ、前記データPDUは、上向伝送データのためのUL(up link)PDUと、複数のターミナル10、15がアクセスポイント20なしに相互直接接続するアドホック方式に使用されるDiL(direct link)PDUと、下方伝送データのためのDL(down link)PDUと、から構成される。このとき、前記DiL PDUはオプション事項である。
このようなMACフレームを利用する無線LANで使用者データを伝送するPDUはデータPDUで、前記無線LANの性能は、伝送される使用者データの大きさ又はシンボル個数によって決定される。
図11は一般の無線LANにおけるデータ伝送性能分析方法を示したフローチャートで、図示されたように、一般のデータ伝送性能分析方法は、単一セクターを使用する無線LANでLCHを通して伝送されるOFDMシンボルの個数を計算し(S10、S20)、該計算されたシンボルの個数を利用してデータ伝送性能を分析する(S20)。
即ち、一般のデータ伝送性能分析方法は、単一セクターを構成する無線LANで使用されるMACフレームのシグナルリングPDUのシンボルの個数を計算し、LCHを除いたデータPDUのシンボルの個数を計算し、前記一つのMACフレームに設定されたOFDMシンボル個数から、前記計算されたシグナルリングPDUのシンボルの個数と、前記計算されたLCHを除いたデータPDUのシンボル個数を減算する(S10、S20)。次いで、該減算結果値がLCHを通して伝送されるOFDMシンボルの個数になり、前記減算結果値によりデータ伝送性能が決定される(S30)。
このように、一般のデータ伝送性能分析方法は、単一セクターにより構成された無線LAN、即ち、方向性のないオムニ(omni)方式の無線LANで使用されるMACフレームのデータ伝送性能を分析する。
韓国特許出願公開第2002−0049790号明細書 特開2001−333024号公報 国際公開第02/13429号パンフレット
然るに、このような一般のデータ伝送性能分析方法は、サービス領域を所定区域に区分する多重セクターにより構成された無線LANでデータ伝送性能を分析する場合、各セクターを区分するセクタースイッチガード時間を反映せずにデータ伝送性能を分析するため、データ伝送性能を正確に分析し得ないという不都合な点があった。
又、一般のデータ伝送性能分析方法は、伝送データをターミナル別に区分するための伝播遅延ガード時間(propagation delay guard time)の占めるOFDMシンボル個数を反映しないため、性能分析を正確に行い得ないという不都合な点があった。
又、一般のデータ伝送性能分析方法は、アドホック(Ad−Hok)方式を使用する場合のデータ伝送性能を分析しないことで、DiL PDUによるOFDMシンボルが反映されないため、正確な性能を分析し得ないという不都合な点があった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、多重セクターを使用するヨーロッパ方式無線LANのデータ伝送性能を正確に分析し得る無線LANのデータ伝送性能分析方法を提供することを目的とする。
又、多重セクター無線LAN環境で、アドホック(Ad−Hok)方式を使用する場合のデータ伝送性能を正確に分析し得る無線LANのデータ伝送性能分析方法を提供することを目的とする。
本発明の無線LANのデータ伝送性能分析方法は、一つのMAC(Medium access control)フレームに含まれた全てのセクタースイッチガード時間及び伝播遅延ガード時間のシンボル合計をシーリング関数処理する工程と、前記MACフレームに設定されたシンボル個数から、前記シーリング関数処理されたシンボル個数、シグナルリングPDU(Protocol data unit)のシンボル個数及びLCH(Long transmit channel)を除いたデータPDUのシンボル個数を減算する工程と、該減算結果値を利用してデータ伝送性能を表示する工程と、を順次行うことを特徴とする。
本発明の無線LANのデータ伝送性能分析方法は、前記シグナルリングPDUのシンボル個数が、前記MACフレームにセクター別に形成されたプリアンブルを有する各BCH(Broadcasting channel) PDU、プリアンブルを有する各FCH(Frame channel)及びACH(access feedback channel)のPDU及びプリアンブルを有する各RCH PDUがそれぞれ占めるシンボル個数の合計であることを特徴としてもよい。
本発明の無線LANのデータ伝送性能分析方法は、前記LCHを除いたデータPDUのシンボル個数は、LCHを除いたDL(down link) PDUのシンボル個数及びLCHを除いたUL(Up link) PDUのシンボル個数の全てを含むことを特徴としてもよい。
本発明の無線LANのデータ伝送性能分析方法は、LCHを除いたDiL PDUのシンボル個数を更に含むことを特徴としてもよい。
本発明の無線LANのデータ伝送性能分析方法は、前記LCHを除いたDL PDUのシンボル個数が、ターミナル別に受信されるプリアンブル及びSCHのシンボル個数の全てを加算し、前記LCHを除いたUL PDUのシンボル個数は、ターミナル別に送信するプリアンブル及びSCHのシンボル個数の全てを加算し、前記LCHを除いたDiL PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びSCHのシンボル個数の全てを加算することを特徴としてもよい。
本発明の無線LANのデータ伝送性能分析方法は、一つのMACフレームで、シグナルリングのために割り当てられたシンボル個数と、セクター及びターミナル区分のために割り当てられたシンボル個数とを計算する工程と、前記一つのMACフレームに割り当てられた総シンボル個数から、前記計算されたシンボル個数を減算する工程と、該減算結果によるシンボル個数でデータ伝送性能を表示する工程と、を順次行うことを特徴とする。
本発明の無線LANのデータ伝送性能分析方法は、前記計算する工程は、前記一つのMACフレームから、シグナルリングのために割り当てられた部分とセクター及びターミナル区分のために割り当てられた部分とを検出する工程と、前記シグナルリングのために割り当てられた部分のシンボル個数を計算する工程と、前記セクター及びターミナル区分のために割り当てられた部分のシンボル個数を計算した後、シーリング関数処理する工程と、を順次行うことを特徴としてもよい。
本発明の無線LANのデータ伝送性能分析方法は、前記シグナルリングのために割り当てられた部分のシンボル個数を計算する工程は、セクター個数だけ形成されたBCH PDU、FCH及びACHのPDU、LCHを除いたUL PDU、LCHを除いたDiL PDU、LCHを除いたDL PDU及びRCH PDUのシンボル個数の全てを加算することを特徴としてもよい。
本発明の無線LANのデータ伝送性能分析方法は、前記BCH PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びBCHのシンボル個数を示し、前記FCH及びACHのPDUのシンボル個数は、プリアンブル、FCH及びACHのシンボル個数を示し、前記RCH PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びRCHのシンボル個数を示し、前記LCHを除いたUL PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びSCHのシンボル個数を示し、前記LCHを除いたDiL PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びSCHのシンボル個数を示し、前記LCHを除いたDL PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びSCHのシンボル個数をそれぞれ示すことを特徴としてもよい。
本発明の無線LANのデータ伝送性能分析方法は、前記セクター及びターミナル区分のために割り当てられた部分のシンボル個数を計算する工程は、前記各BCH PDU間に存在するセクタースイッチガード時間の占めるシンボル個数と、前記各FCH及びACHのPDU間に存在するセクタースイッチガード時間の占めるシンボル個数と、前記各UL PDU間に存在する伝播遅延ガード時間の占めるシンボル個数と、送信ターミナルの変更時、前記各DiL PDU間に存在する伝播遅延ガード時間の占めるシンボル個数と、最後のDL PDUの後に存在する各伝播遅延ガード時間の占めるシンボル個数と、セクター別各RCH PDU間に存在するセクタースイッチガード時間と、セクター当りターミナルを区分するために存在する各RCHガード時間の占めるシンボル個数の全てを加算することを特徴としてもよい。
このような目的を達成するため、本発明に係る無線LANのデータ伝送性能分析方法においては、一つのMACフレームに含まれた全てのセクタースイッチガード時間及び伝播遅延ガード時間のシンボル合計をシーリング関数処理する工程と、前記MACフレームに設定されたシンボル個数から、前記シーリング関数処理されたシンボル個数、シグナルリングPDUのシンボル個数及びLCHを除いたデータPDUのシンボル個数を減算する工程と、該減算結果値を利用してデータ伝送性能を表示する工程と、を順次行うことを特徴とする。
又、前記シグナルリングPDUのシンボル個数は、前記MACフレームにセクター別に形成されたプリアンブルを有する各BCH PDU、プリアンブルを有する各FCH及びACHのPDU並びにプリアンブルを有する各RCH PDUがそれぞれ占めるシンボル個数の合計であることを特徴とする。
又、前記LCHを除いたデータPDUのシンボル個数は、LCHを除いたDL PDUのシンボル個数及びLCHを除いたUL PDUのシンボル個数の全てを含み、前記LCHを除いたデータPDUのシンボル個数は、LCHを除いたDiL PDUのシンボル個数を更に含むことを特徴とする。
又、前記LCHを除いたDL PDUのシンボル個数は、ターミナル別に受信されるプリアンブル及びSCHのシンボル個数の全てを加算し、前記LCHを除いたUL PDUのシンボル個数は、ターミナル別に送信するプリアンブル及びSCHのシンボル個数の全てを加算し、前記LCHを除いたDiL PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びSCHのシンボル個数の全てを加算することを特徴とする。
且つ、本発明に係る無線LANのデータ伝送性能分析方法は、一つのMACフレームで、シグナルリングのために割り当てられたシンボル個数と、セクター及びターミナル区分のために割り当てられたシンボル個数とを計算する工程と、前記一つのMACフレームに割り当てられた総シンボル個数から、前記計算されたシンボル個数を減算する工程と、該減算結果によりシンボル個数でデータ伝送性能を表示する工程と、を順次行うことを特徴とする。
又、前記計算する工程は、前記一つのMACフレームから、シグナルリングのために割り当てられた部分と、セクター及びターミナル区分のために割り当てられた部分とを検出する工程と、前記シグナルリングのために割り当てられた部分のシンボル個数を計算する工程と、前記セクター及びターミナル区分のために割り当てられた部分のシンボル個数を計算した後、シーリング関数処理をする工程と、を順次行うことを特徴とする。
又、前記シグナルリングのために割り当てられた部分のシンボル個数を計算する工程は、セクター個数だけ形成されたBCH PDU、FCH及びACHのPDU、LCHを除いたUL PDU、LCHを除いたDiL PDU、LCHを除いたDL PDU並びにRCH PDUのシンボル個数の全てを加算することを特徴とする。
又、前記BCH PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びBCHのシンボル個数を示し、前記FCH及びACHのPDUのシンボル個数は、プリアンブル、FCH及びACHのシンボル個数を示し、前記RCH PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びRCHのシンボル個数を示し、前記LCHを除いたUL PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びSCHのシンボル個数を示し、前記LCHを除いたDiL PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びSCHのシンボル個数を示し、前記LCHを除いたDL PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びSCHのシンボル個数をそれぞれ示すことを特徴とする。
又、前記セクター及びターミナル区分のために割り当てられた部分のシンボル個数を計算する工程は、前記各BCH PDU間に存在するセクタースイッチガード時間の占めるシンボル個数と、前記各FCH及びACHのPDU間に存在する各セクタースイッチガード時間の占めるシンボル個数と、前記各UL PDU間に存在する伝播遅延ガード時間の占めるシンボル個数と、送信ターミナルの変更時、前記各DiL PDU間に存在する伝播遅延ガード時間の占めるシンボル個数と、最後のDL PDUの後に存在する各伝播遅延ガード時間の占めるシンボル個数と、セクター別の各RCH PDU間に存在するセクタースイッチガード時間と、セクター当りのターミナルを区分するために存在する各RCHガード時間の占めるシンボル個数の全てを加算することを特徴とする。
以上説明したように、本発明に係る無線LANのデータ伝送性能分析方法は、多重セクター無線LANのデータ伝送性能分析をするとき、セクタースイッチガード時間及び伝播遅延ガード時間を反映するため、データ伝送性能を正確に分析し得るという効果がある。
又、データ伝送性能を正確に分析するため、多重セクター環境無線LAN通信システムの設計を最適化し得るという効果がある。
以下、本発明の実施の形態に対し、図面に基づいて説明する。
図1は多重セクターを使用するヨーロッパ方式無線LANのMACフレームの構成を示した図で、図示されたように、各MACフレームは、ETSI BRAN HIPERLAN/2規格によって2msで、500個のOFDMシンボルにより構成される。又、一つのMACフレームは、セクター別に形成されたBCH、FCH、ACH及びRCHを含み、各ターミナル別に形成されたDL、DiL及びULを含んでいる。このとき、前記DL、DiL及びULは使用者がデータを伝送するためのデータPDUで、前記BCH、FCH、ACH及びRCHはシグナルリングのためのシグナルリングPDUであって、前記BCH、FCH及びACHは前記データPDUの前に位置し、前記RCHは前記データPDUの後に位置する。又、多重セクター環境で使用されるMACフレームは各セクタースイッチガード時間及び伝播遅延ガード時間を含んでいるが、図1には示されていない。
図2は多重セクター環境で形成されるBCH PDUの構造を示した図で、図示されたように、BCH PDUはセクターの個数だけ形成され、各BCH PDUはBCHを開始するためのプリアンブル(preamble)を含んでいる。又、各BCH PDU間にはセクター別に区分するためのセクタースイッチガード時間(sector switch guard time)が与えられるが、BCHは全てのターミナルが受信するチャンネルである。
このとき、多重セクター環境で形成される前記BCH PDUのOFDMシンボル個数は、数式1のように計算される。
Figure 0003849875
上式中、NSECはアクセスポイント当りのセクター個数、Sはセクタースイッチガード時間(実際は800ns未満であるが、800nsと仮定する)、UDOFDMはOFDMの単位周期時間(4μs)、Δ(t)はデルタステップ関数
Figure 0003849875
をそれぞれ示したものである。
又、前記数式1の9×NSECは、セクター個数だけ形成されたプリアンブル及びBCHによるOFDMシンボル個数を計算するもので、
Figure 0003849875
は、多重セクターにより形成されたセクタースイッチガード時間により発生するOFDMシンボル個数を計算するものである。
即ち、多重セクター環境で形成されるBCH PDUの占めるOFDMシンボル個数を計算するために、本発明は、プリアンブル及びBCHによるOFDMシンボル個数だけでなく、セクター単位を区分するための各セクタースイッチガード時間の占めるOFDMシンボル個数を反映する。
図3は多重セクター環境で形成されるFCH及びACHのPDU構造を示した図で、図示されたように、FCH及びACHのPDUは、該当MACフレームの構造を説明するFCHと、チャンネル割当結果の通報を受けるACHとを連続して一緒に含み、該当のプリアンブルを具備している。又、FCH及びACHのPDUはセクターの個数だけ形成され、各FCH及びACHのPDU間にはセクタースイッチガード時間が与えられ、最後のFCH及びACHのPDUの後には伝播遅延ガード時間が与えられる。
このとき、多重セクター環境で形成されるFCH及びACHのPDUによるOFDMシンボル個数は数式2のように計算される。
Figure 0003849875
上式中、NIEは全体セクターのIEブロック個数、BFCHはFCHのためにOFDMシンボル当り符号化されたバイト個数、Pは伝播遅延ガード時間をそれぞれ示したものである。
又、前記数式2のΔ(NSEC)2+(27/BFCH)×NIE+3×Nsecは多重セクター個数だけ形成されたプリアンブルと、FCH及びACHによるOFDMシンボル個数とを計算するもので、(S(NSEC−1)+P)/UDOFDMは、セクターを区分する複数のセクタースイッチガード時間と、最後のFCH+ACH PDUの後に存在する伝播遅延ガード時間によるOFDMシンボル個数とを計算するものである。
即ち、多重セクター環境で形成されるFCH及びACHのPDUの占めるOFDMシンボル個数を計算するために、本発明は、プリアンブル及びFCH+ACHによるOFDMシンボル個数だけでなく、各セクタースイッチガード時間及び伝播遅延ガード時間の占めるOFDMシンボル個数をそれぞれ計算する。
図4はターミナル別DL PDUの構造を示した図で、図示されたように、DL PDUはターミナル個数だけ具備され、各DL PDU間にはガード時間がなく、最後のDL PDUの後に伝播遅延ガード時間が位置する。
又、各DL PDUは、プリアンブルと、シグナルリングのためのチャンネルとして受信ターミナルの情報を含むSCH(short transmit channel)と、前記受信ターミナルに伝送されるデータを含むLCH(long transmit channel)と、から構成される。
このとき、ターミナル個数だけ形成されるDL PDUからLCHを除いた部分の占めるOFDMシンボル個数は、数式3のように計算される。
Figure 0003849875
上式中、NDLSCHはDL PDUトレインにおけるSCHの総個数、NDLMTはDL PDUトレインにおけるターミナル(MT)の個数をそれぞれ示したものである。
又、前記数式3の2×NDLMT+(9/BSCH)×NDLSCHは、ターミナル個数だけ形成されるDL PDUのプリアンブルと、シグナルリングのための各SCHによるOFDMシンボル個数とを計算するもので、(P/UDOFDM)は、最後のDL PDUの後に存在する伝播遅延ガード時間によるOFDMシンボル個数を計算するものである。
即ち、ターミナル個数だけ形成されるDL PDUからLCHを除いた部分が占めるOFDMシンボル個数を計算するために、本発明は、各プリアンブル及びSCHによるOFDMシンボル個数だけでなく、最後のDL PDUの後に存在する伝播遅延ガード時間によるOFDMシンボル個数を計算する。
図5はターミナル別DiL PDUの構造を示した図で、図示されたように、DiL PDUは、無線LANを構成する複数のターミナルがアクセスポイント(AP)を経由せずに、相手方のターミナルと直接無線接続してデータ通信を行うアドホック方式の場合に形成される。
又、DiL PDUは、伝送開始を表示するプリアンブルと、発信地及び目的地などのシグナルリング情報が含まれるSCHと、伝送しようとするデータが含まれるLCHと、から構成され、全てのDiL PDU間に伝播遅延ガード時間が位置するものでなく、データを伝送するターミナル、即ち、発信地の変更された各DiL PDU間に伝播遅延ガード時間が位置される。例えば、発信地が第1ターミナル(MT1)で、受信地の相互異なる各DiL PDUが連続して形成された場合、それら各DiL PDU間には伝播遅延ガード時間が位置せずに、発信地の相互異なる各DiL PDU間に伝播遅延ガード時間が位置される。
このとき、ターミナル別に形成されるDiL PDUからLCHを除いた部分の占めるOFDMシンボルの個数は、数式4のように計算される。
Figure 0003849875
上式中、NDiLSCHはDiL PDUトレインにおけるSCHの総個数、NDiLMTはDiL PDUトレインにおけるターミナル(MT)の個数、NDiLMT−Diffは連続された二つのターミナル間でインデックスの異なる送信機の個数をそれぞれ示したものである。
又、前記数式4の4×NDiLMT+(9/BSCH)×NDiLSCHはターミナル別に形成されるDiL PDUの各プリアンブルと、シグナルリングのための各SCHによるOFDMシンボル個数とを計算するもので、(NDiLMT−Diff+1)P/UDOFDMはデータを送信するターミナル(MT)が変更される度毎に生成される伝播遅延ガード時間によるOFDMシンボル個数を計算するものである。
即ち、ターミナル別に形成されるDiL PDUからLCHを除いた部分の占めるOFDMシンボルの個数を計算するために、本発明は、各プリアンブル及びSCHによるOFDMシンボル個数だけでなく、データを送信するターミナル(MT)が変更される度毎に生成される各伝播遅延ガード時間によるOFDMシンボル個数を計算する。
図6はターミナル別UL PDUの構造を示した図で、図示されたように、複数のターミナルがアクセスポイントにデータを送信する場合、使用される上向リンク(UL)PDUは、ターミナルの個数だけ具備され、各UL PDUは相互伝播遅延ガード時間により区分される。
又、UL PDUは、プリアンブルと、シグナルリングチャンネルとしてターミナルの情報を含むSCHと、目的地に伝送されるデータを含むLCHと、から構成される。
このとき、ターミナル別に形成されるUL PDUからLCHを除いた部分が占めるOFDMシンボル個数は、数式5のように計算される。
Figure 0003849875
上式中、NULSCHはUL PDUトレインにおけるSCHの総個数、NULMTはUL PDUトレインにおけるターミナルの個数、Pは伝播遅延ガード時間、PREULはULプリアンブルの個数(短いプリアンブルを3、長いプリアンブルを4に設定する)、BSCHはSCHのためにOFDMシンボル当り符号化されるバイト個数をそれぞれ示したものである。
又、前記数式5のPREUL×NULMT+(9/BSCH)×NULSCHはターミナル別に形成されるUL PDUのプリアンブルと、シグナルリングのためのSCHによるOFDMシンボル個数とを計算するもので、
Figure 0003849875
はUL PDUでターミナル(MT)単位を区分するための各伝播遅延ガード時間によるOFDMシンボル個数を計算するものである。
即ち、ターミナル別に形成されるUL PDUからLCHを除いた部分の占めるOFDMシンボル個数を計算するために、本発明は、各プリアンブル及びSCHによるOFDMシンボル個数だけでなく、ターミナル(MT)単位を区分するための各伝播遅延ガード時間によるOFDMシンボル個数を計算する。
図7は多重セクター環境で形成されるRCH PDUの構造を示した図で、図示されたように、複数のターミナルのチャンネル割当要請信号をアクセスポイントに伝送するための各RCH PDUは、セクタースイッチガード時間によりセクター単位に区分される。又、各セクターのRCH PDUは、各RCHガード時間によりターミナル(MT)単位に区分される。このとき、各RCH PDUは、プリアンブル及びRCHを含んでいる。
このとき、多重セクター環境で形成されるRCH PDUのOFDMシンボル個数は、数式6のように計算される。
Figure 0003849875
上式中、NRCHは全体セクターにおけるRCHの総個数、PRERCHはRCHのためのプリアンブル個数(短いプリアンブルを3、長いプリアンブルを4に設定する)をそれぞれ示したものである。
又、前記数式6の(PRERCH+3)×NRCHは多重セクター環境で形成されるRCH PDUのプリアンブルと、RCHによるOFDMシンボル個数とを計算するもので、
Figure 0003849875
は各セクターを区分するためのセクタースイッチガード時間と、各ターミナルのRCHを区分するためのRCHガード時間によるOFDMシンボル個数とを計算するものである。
即ち、多重セクター環境で形成されるRCH PDUのOFDMシンボル個数を計算するために、本発明は、各ターミナルにより発生するプリアンブルと、RCHによるOFDMシンボル個数だけでなく、各セクターを区分するためのセクタースイッチガード時間と、各ターミナルのRCHを区分するためのRCHガード時間が占めるOFDMシンボル個数とを計算する。
図8は本発明に係る無線LANのデータ伝送性能分析方法を示したフローチャートで、図示されたように、本発明に係る無線LANのデータ伝送性能分析方法は、MACフレーム単位にデータを伝送する無線LANの性能を分析する場合(S100)、一つのMACフレームに含まれたセクターを区分するための各セクタースイッチガード時間と、ターミナルを区分するための各伝播遅延ガード時間の占めるOFDMシンボル個数とをシーリング関数(Ceiling function)により計算する(S110)。本発明は、前記一つのMACフレームに設定されたOFDMシンボル個数から、LCHを除いたデータPDUのOFDMシンボル個数と、シグナルリングPDUのOFDMシンボル個数だけでなく、前記シーリング関数により計算されたOFDMシンボル個数を減算する(S120)。よって、本発明は、多重セクター環境でMACフレームに形成される各セクタースイッチガード時間と、ターミナル区分のためにMACフレームに形成される各伝播遅延ガード時間の占めるOFDMシンボル個数を反映することで、多重セクターで運営される無線LANのデータ伝送性能を正確に分析することができる(S130)。
このとき、多重セクター環境の無線LANで形成される一つのMACフレームに割り当てられるOFDMシンボル個数は既に特定値に設定され、その一つのMACフレームは、シグナルリングのためのチャンネル及び使用者がデータを伝送するためのチャンネルだけでなく、セクター別に各チャンネルを区分するためのセクタースイッチガード時間と、ターミナル別に各チャンネルPDUを区分するための伝播遅延ガード時間と、RCHガード時間と、から構成される。このような多重セクター環境の無線LANのデータ伝送性能は、多重セクター環境で形成される一つのMACフレームにより伝送されるデータの量で示すことができる。従って、本発明は、前記一つのMACフレームのLCHを通して伝送されるデータの量を測定するために、まず、前記一つのMACフレームからLCHを除いた残りの部分に割り当てられる全てのOFDMシンボル個数を計算した後、該計算されたOFDMシンボル個数を前記一つのMACフレームに割り当てられた特定値から減算することで、該減算結果値は前記一つのMACフレームのLCHを通して伝送されるOFDMシンボル個数となる。
又、前記一つのMACフレームからLCHを除いた残りの部分に割り当てられるOFDMシンボル個数は、使用者データを含まない部分に割り当てられるOFDMシンボル個数で、数式1〜数式6により計算されたOFDMシンボル個数の全てを加算することで得られる(このとき、数式4が反映されると、アドホック方式の場合を含んで無線LANのデータ伝送性能を分析する場合で、数式4が反映されないと、アドホック方式の場合を含まずに無線LANのデータ伝送性能を分析する場合である)。
即ち、本発明は、多重セクター環境で使用される一つのMACフレームのLCHの占める各OFDM個数を数式7により計算し、例えば、一つのMACフレームに設定された総OFDMシンボル個数は500とする。
Figure 0003849875
このとき、本発明は、前記セクターを区分するための各セクタースイッチガード時間(S)、ターミナルを区分するための各伝播遅延ガード時間(P)及びRCHを相互区分するためのRCHガード時間(Pと同様である)の全てを加算した値をシーリング関数処理することで、OFDMシンボル個数を算出する。
且つ、前記伝播遅延ガード時間は、ETSI BRAN HIPERLAN/2のMACレイヤーの規格によって、2μs、2.8μs、4μs及び12μsの4種類の値中何れか一つを使用し、セクタースイッチガード時間は800ns(0.8μs)と規定し、又、OFDMシンボルの長さは4μsにする。よって、前記各セクタースイッチガード時間、伝播遅延ガード時間及びRCHガード時間の合計が常に4の倍数になるという保障はないため、シーリング関数処理によりデータ伝送性能分析が行われてOFDMシンボル単位になる。
本発明は、一般の無線LANデータ伝送性能分析方法では反映されなかった各セクタースイッチガード時間、伝播遅延ガード時間及びRCHガード時間を、使用者データを含まない部分に包含してデータ伝送性能を分析するため、多重セクター環境における無線LANのデータ伝送性能を正確に分析することができる。
又、このようなデータ伝送性能の正確な分析は、多重セクター環境無線LAN通信システムの設計を最適化することができる。
一つのMACフレームに含まれた全てのセクタースイッチガード時間及び伝播遅延ガード時間のシンボル合計をシーリング関数処理する工程と、前記MACフレームに設定されたシンボル個数から、前記シーリング関数処理されたシンボル個数、シグナルリングPDUのシンボル個数及びLCHを除いたデータPDUのシンボル個数を減算する工程と、該減算結果値を利用してデータ伝送性能を表示する工程と、を順次行って無線LANのデータ伝送性能を分析する。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明に係る多重セクターを使用するヨーロッパ方式無線LANのMACフレームの構成を示した図である。 本発明に係る多重セクター環境で形成されるBCH PDUの構造を示した図である。 本発明に係る多重セクター環境で形成されるFCH及びACHのPDU構造を示した図である。 本発明に係るターミナル別DL PDUの構造を示した図である。 本発明に係るターミナル別DiL PDUの構造を示した図である。 本発明に係るターミナル別UL PDUの構造を示した図である。 本発明に係る多重セクター環境で形成されるRCH PDUの構造を示した図である。 本発明に係る無線LANのデータ伝送性能分析方法を示したフローチャートである。 一般の無線LAN通信システムの構成を示した図である。 ヨーロッパ方式無線LANのMACフレームの構成を示した図である。 一般の無線LANにおけるデータ伝送性能分析方法を示したフローチャートである。
符号の説明
10 ターミナル
15 ターミナル
20 アクセスポイント

Claims (10)

  1. 一つのMAC(Medium access control)フレームに含まれた全てのセクタースイッチガード時間及び伝播遅延ガード時間のシンボル合計をシーリング関数処理する工程と、
    前記MACフレームに設定されたシンボル個数から、前記シーリング関数処理されたシンボル個数、シグナルリングPDU(Protocol data unit)のシンボル個数及びLCH(Long transmit channel)を除いたデータPDUのシンボル個数を減算する工程と、
    該減算結果値を利用してデータ伝送性能を表示する工程と、を順次行うことを特徴とする無線LANのデータ伝送性能分析方法。
  2. 前記シグナルリングPDUのシンボル個数は、
    前記MACフレームにセクター別に形成されたプリアンブルを有する各BCH(Broadcasting channel) PDU、プリアンブルを有する各FCH(Frame channel)及びACH(access feedback channel)のPDU及びプリアンブルを有する各RCH PDUがそれぞれ占めるシンボル個数の合計であることを特徴とする請求項1記載の無線LANのデータ伝送性能分析方法。
  3. 前記LCHを除いたデータPDUのシンボル個数は、
    LCHを除いたDL(down link) PDUのシンボル個数及びLCHを除いたUL(Up link) PDUのシンボル個数の全てを含むことを特徴とする請求項1記載の無線LANのデータ伝送性能分析方法。
  4. LCHを除いたDiL PDUのシンボル個数を更に含むことを特徴とする請求項3記載の無線LANのデータ伝送性能分析方法。
  5. 前記LCHを除いたDL PDUのシンボル個数は、ターミナル別に受信されるプリアンブル及びSCHのシンボル個数の全てを加算し、
    前記LCHを除いたUL PDUのシンボル個数は、ターミナル別に送信するプリアンブル及びSCHのシンボル個数の全てを加算し、
    前記LCHを除いたDiL PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びSCHのシンボル個数の全てを加算することを特徴とする請求項4記載の無線LANのデータ伝送性能分析方法。
  6. 一つのMACフレームで、シグナルリングのために割り当てられたシンボル個数と、セクター及びターミナル区分のために割り当てられたシンボル個数とを計算する工程と、
    前記一つのMACフレームに割り当てられた総シンボル個数から、前記計算されたシンボル個数を減算する工程と、
    該減算結果によるシンボル個数でデータ伝送性能を表示する工程と、を順次行うことを特徴とする無線LANのデータ伝送性能分析方法。
  7. 前記計算する工程は、
    前記一つのMACフレームから、シグナルリングのために割り当てられた部分とセクター及びターミナル区分のために割り当てられた部分とを検出する工程と、
    前記シグナルリングのために割り当てられた部分のシンボル個数を計算する工程と、
    前記セクター及びターミナル区分のために割り当てられた部分のシンボル個数を計算した後、シーリング関数処理する工程と、を順次行うことを特徴とする請求項6記載の無線LANのデータ伝送性能分析方法。
  8. 前記シグナルリングのために割り当てられた部分のシンボル個数を計算する工程は、
    セクター個数だけ形成されたBCH PDU、FCH及びACHのPDU、LCHを除いたUL PDU、LCHを除いたDiL PDU、LCHを除いたDL PDU及びRCH PDUのシンボル個数の全てを加算することを特徴とする請求項7記載の無線LANのデータ伝送性能分析方法。
  9. 前記BCH PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びBCHのシンボル個数を示し、
    前記FCH及びACHのPDUのシンボル個数は、プリアンブル、FCH及びACHのシンボル個数を示し、
    前記RCH PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びRCHのシンボル個数を示し、
    前記LCHを除いたUL PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びSCHのシンボル個数を示し、
    前記LCHを除いたDiL PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びSCHのシンボル個数を示し、
    前記LCHを除いたDL PDUのシンボル個数は、プリアンブル及びSCHのシンボル個数をそれぞれ示すことを特徴とする請求項8記載の無線LANのデータ伝送性能分析方法。
  10. 前記セクター及びターミナル区分のために割り当てられた部分のシンボル個数を計算する工程は、
    前記各BCH PDU間に存在するセクタースイッチガード時間の占めるシンボル個数と、
    前記各FCH及びACHのPDU間に存在するセクタースイッチガード時間の占めるシンボル個数と、
    前記各UL PDU間に存在する伝播遅延ガード時間の占めるシンボル個数と、
    送信ターミナルの変更時、前記各DiL PDU間に存在する伝播遅延ガード時間の占めるシンボル個数と、
    最後のDL PDUの後に存在する各伝播遅延ガード時間の占めるシンボル個数と、
    セクター別各RCH PDU間に存在するセクタースイッチガード時間と、セクター当りターミナルを区分するために存在する各RCHガード時間の占めるシンボル個数の全てを加算することを特徴とする請求項7記載の無線LANのデータ伝送性能分析方法。
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