JP3848290B2 - Name resolution method when taking over computer name, cluster server computer, and cluster service program - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クラスタシステムを構成する複数のサーバ計算機のうちのクライアント計算機にサービスを提供しているサーバ計算機に障害が発生した結果、クラスタシステム内の残りのいずれかのサーバ計算機が当該サービスを継続すると共に、当該サービスを提供しているサーバ計算機のみに一時的に割り当てられている特定のコンピュータ名を当該サービスを引き継ぐ他のサーバ計算機に引き継ぐ場合に好適な、コンピュータ名引継ぎ時の名前解決方法、クラスタサーバ計算機及びクラスタサービスプログラムを提供することにある。
【０００２】
【従来の技術】
近年、計算機システムの可用性を高めたシステムとして、クラスタシステムが注目を集めている。このクラスタシステムでは、クライアント（クライアント計算機）に対して継続的にサービスを供給するために、サーバ（サーバ計算機）を２重化して、一方のサーバ（主系サーバ、現用機）が障害等で運用を停止した場合に、そのサーバが提供していたサービスを他方のサーバ（待機系サーバ、予備機）で引き継ぐという、サーバのクラスタリングに関する技術が適用される（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
特許文献１に記載された技術では、クライアント（他のシステム）に対してサービスを提供していた、ネットワークアドレス（ＩＰアドレス）がＡのサーバが障害等で運用を停止した場合、ネットワークアドレス（ＩＰアドレス）がＢのサーバから当該クライアント（他のシステム）へコネクション（制御用コネクション）接続が実行されると共に、系切り替え通知が実行される。クライアントは、この系切り替え通知を受け取ると、自身が管理する相手サーバ情報テーブル上のネットワークアドレスをＡからＢに更新する。クライアントは、この更新されたネットワークアドレスＢをもとにコネクション（データ用コネクション）を実行する。これにより、２重化されたサーバのうちの一方のサーバが提供していたサービスを他方のサーバで引き継ぐことができる。
【０００４】
【特許文献１】
特開２００１−１４４７６８号公報（段落００１３乃至段落００１５、図３及び図４）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記した従来技術においては、障害が発生したサーバとの間にコネクションが接続されていなかったクライアントの相手サーバ情報テーブルには、サービスを引き継いだサーバのネットワークアドレスは反映されない。このため、この種のクライアント（例えば、障害が発生したサーバのネットワークアドレスが登録された相手サーバ情報テーブルを持つクライアント）は、サービスを引き継いだサーバと接続することができない。そこで、この種のクライアントが持つ相手サーバ情報テーブルも正しく更新できるようにするためには、サーバは過去にサービスを要求した全てのクライアントを記憶していなければならない。
【０００６】
ところで、クラスタシステムにおいて、クライアントがサーバと通信しようとする際に、コンピュータ名で宛先のサーバ（サービスを要求するサーバ）を指定することがある。この場合、クライアントをサーバに実際に接続するためには、宛先のサーバのコンピュータ名を当該サーバのネットワークアドレスに解決する必要がある。そのためには、ブロードキャストを用いた問い合わせ、或いはネームサーバへの問い合わせ等が適用される。これらの通信によるネットワークの負荷を軽減するため、このように名前解決を行った結果はクライアントのローカルな名前キャッシュテーブル（名前記憶手段）に例えば一定時間保存される。そこで、名前キャッシュテーブルにエントリが残っている間は、当該キャッシュテーブルを利用して名前解決を行うのが一般的である。
【０００７】
ここで、２重化されたサーバを備えたクラスタシステムにおいて、一方のサーバに障害が発生した結果、他方のサーバがサービスを引き継ぐために、サービスを提供するサーバ計算機にのみ一時的に割り当てられるコンピュータ名（例えば仮想サーバ名と呼ばれる特定コンピュータ名）を引き継ぐ場合を考える。この時点でクライアントの名前キャッシュテーブルにサーバのコンピュータ名に対応するネットワークアドレスが存在している場合、そのネットワークアドレスは引継ぎ前のサーバのネットワークアドレスである。しかし、実際には引継ぎ後のサーバのネットワークアドレスが、サービスを要求すべきサーバの本当のアドレスである。したがって、この状態でクライアントがサーバと通信を行おうとすると、通信先のネットワークアドレスに対応するサーバが見つからないために接続に失敗してしまう。
【０００８】
本発明は上記事情を考慮してなされたものでその目的は、サーバ計算機がコンピュータ名（特定コンピュータ名）の引継ぎを行った際に、その引き継ぎをクライアント計算機に反映でき、これによりサーバ計算機間の引き継ぎ動作後に、クライアント計算機が引き継ぎ先のサーバ計算機と直ちに通信できる、コンピュータ名引き継ぎ時の名前解決方法、クラスタサーバ計算機及びクラスタサービスプログラムを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明の１つの観点によれば、クラスタシステム内でクライアント（クライアント計算機）にサービスを提供しているサーバ（サーバ計算機）に障害が発生した場合に、当該サービスを提供しているサーバのみに一時的に割り当てられている特定のコンピュータ名を、当該サービスを引き継ぐ他のサーバ（引き継ぎ先サーバ）に引き継ぐ、コンピュータ名引継ぎ時の名前解決方法が提供される。この方法は、上記特定コンピュータ名の引き継ぎ時に、ネームサーバ（ネームサーバ計算機）のデータベースに登録されている、上記特定コンピュータ名と障害が発生したサーバのネットワークアドレスとの対応を示す情報を、上記特定コンピュータ名と引き継ぎ先サーバのネットワークアドレスとの対応を示す情報に更新するように、当該引き継ぎ先サーバから上記ネームサーバに要求するステップと、上記特定コンピュータ名の引き継ぎ時に、当該特定コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を格納した名前記憶手段を備えているクライアントに対して、当該特定コンピュータ名と引き継ぎ先サーバのネットワークアドレスとの対応を示す情報に更新するように、当該引き継ぎ先サーバから要求するステップとを備えている。
【００１０】
このように上記構成においては、クラスタシステム内のサーバ（クラスタサーバ）が特定コンピュータ名（仮想サーバ名）の引き継ぎを行った際に、当該サーバ（即ち引き継ぎ先サーバ）からネームサーバに対し、ネームサーバのデータベースに登録されている、特定コンピュータ名と障害発生サーバのネットワークアドレスとの対応を示す情報（旧情報）を、当該特定コンピュータ名と引き継ぎ先サーバのネットワークアドレスとの対応を示す情報（新情報）に更新するように要求される。また、引き継ぎ先サーバから旧情報がキャッシュされている名前記憶手段を備えたクライアントに対して、当該旧情報を上記新情報に更新するように要求される。これにより、クライアントは、自身の名前記憶手段にキャッシュされている旧情報を新情報に更新し、以後当該新情報に従い、引き継ぎ先サーバの正しいネットワークアドレスを用いて当該サーバと通信することが可能となる。つまり上記の構成においては、サーバがコンピュータ名（特定コンピュータ名）の引継ぎを行った際に、その引き継ぎをクライアントに反映でき、これによりサーバ間の引き継ぎ動作後に、クライアントは引き継ぎ先のサーバと直ちに通信できる。
【００１１】
ここで、クライアントの名前記憶手段に格納されている旧情報を新情報に更新させる代わりに、当該旧情報を削除させるようにしても構わない。この場合、旧情報が削除された名前記憶手段を有するクライアントが引き継ぎ先サーバと通信を行おうとする際には、特定コンピュータ名に対するネットワークアドレスの問い合わせがネームサーバに対して行われ、当該ネームサーバにより上記引き継ぎ先サーバの正しいネットワークアドレスに解決される。これにより、サーバ間の引き継ぎ動作後に、クライアントは引き継ぎ先のサーバと直ちに通信できる。
【００１２】
また、ネームサーバのデータベースに登録されている情報により特定される全てのクライアントを、上記旧情報をキャッシュしている名前記憶手段を備えたクライアントと見なすとよい。このようにすると、クラスタサーバ自身がクライアントに関するデータベースを所持する必要なしに上記旧情報を新情報に更新するように要求するクライアントを簡単に特定できる。この場合、上記旧情報をキャッシュしていない名前記憶手段を備えたクライアントに対しても、更新要求が通知される可能性がある。しかし、旧情報をキャッシュしていない名前記憶手段を備えたクライアントでは、その要求は無視されるため、何ら問題とならない。但し、ネットワークの負荷は増大する。
【００１３】
そこで、ネームサーバのデータベースに、コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報に対し、当該情報で特定される計算機からの問い合わせに対して名前解決したコンピュータ名の情報が付加される構造を適用するならば、上記旧情報（特定コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報）を格納した名前記憶手段を備えているクライアントを、上記データベースに登録されている情報のうち、名前解決したコンピュータ名の情報として上記特定コンピュータ名の情報が付加されている情報で確実に特定できる。このようにすると、引き継ぎ先サーバは、上記旧情報を格納した名前記憶手段を備えているクライアントだけに上記更新要求を通知できるようになり、ネットワークの負荷の増大を防ぐことができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。図１のネットワークシステムは、クラスタシステム１０を備えている。クラスタシステム１０は、クライアント（クライアント計算機）に対してサービスを提供する、複数、例えば２台のサーバ（クラスタサーバ計算機）１１-1，１１-2から構成される。サーバ１１-1，１１-2はネットワークセグメント１２により相互接続されている。
【００１５】
図１の状態では、サーバ１１-1，１１-2のうちのサーバ１１-1がクライアント（クライアント計算機）に対してサービスを提供する主系サーバとして動作し、サーバ１１-2はサーバ１１-1に障害が発生した場合にサーバ１１-1が提供していたサービスを引き継ぐ待機系サーバとして動作しているものとする。サーバ１１-1には、コンピュータ名“server1”とネットワークアドレス“192.168.1.2”とが割り当てられている。一方、サーバ１１-2には、コンピュータ名“server2”とネットワークアドレス“192.168.1.3”とが割り当てられている。また、主系のサーバ１１-1には、上記コンピュータ名“server1”に加えて、仮想サーバ名“vserver”が割り当てられている。仮想サーバ名“vserver”は、サービスを提供しているサーバ（主系サーバ）のみに一時的に割り当てられる特定のコンピュータ名である。
【００１６】
サーバ１１-1及びサーバ１１-2は、クラスタサービス機構１１０-1，１１０-2を有する。クラスタサービス機構１１０-1，１１０-2は互いに通信をしながら動作して、サーバ１１-1，１１-2のクラスタリングを行う。クラスタサービス機構１１０-1，１１０-2は、サーバ１１-1，１１-2のうちクライアントにサービスを提供しているサーバに障害が発生した場合に、もう一方のサーバで当該サービス（または同様のサービス）を継続できるよう支援する機能を有する。この支援機能には、仮想サーバ名“vserver”を引き継ぐ機能が含まれている。クラスタサービス機構１１０-1，１１０-2は、サーバ１１-1，１１-2（内の図示せぬＣＰＵ）が当該サーバ１１-1，１１-2が有する記憶装置（図示せず）に格納されているクラスタサービスプログラムを読み取って実行することにより実現される機能ブロックである。
【００１７】
図１のネットワークシステムはまた、ネームサーバ（ネームサーバ計算機）２１と、クライアント（クライアント計算機）２２とを備えている。ネームサーバ２１及びクライアント２２はいずれもネットワークセグメント１２に接続されている。なお、ネットワークセグメント１２には、クライアント２２以外の多数のクライアント（図示せず）も接続されている。このように、図１のネットワークシステムでは、ネームサーバ２１及びクライアント２２（を含む複数のクライアント）は、いずれもサーバ１１-1，１１-2が接続されているのと同一のネットワークセグメント１２に接続されている。しかし、サーバ１１-1，１１-2、ネームサーバ２１及びクライアント２２（を含む複数のクライアント）が同一のネットワークセグメントに接続されている必要はない。
【００１８】
ネームサーバ２１は、通信の際に、コンピュータ名からネットワークアドレスへの解決を支援する。そのためネームサーバ２１は、コンピュータ名とネットワークアドレスの対応を記憶したデータベース２１０を有している。ネームサーバ２１には、コンピュータ名“nameserver”とネットワークアドレス“192.168.1.1”とが割り当てられている。図１のネットワークシステムにおいて、ネームサーバ２１が有するデータベース２１０の内容の一例を図２に示す。この図２では、仮想サーバ名“vserver”に対応するネットワークアドレスが“192.168.1.2”であること、つまり仮想サーバ名“vserver”がサーバ１１-1に割り当てられていることを示している。
【００１９】
クライアント２２は、クラスタシステム１０内の主系サーバ（ここではサーバ１１-1）からサービスの提供を受ける計算機（端末）である。クライアント２２には、コンピュータ名“client1”とネットワークアドレス“192.168.1.4”とが割り当てられている。クライアント２２は名前キャッシュテーブル２２０を有する。この名前キャッシュテーブル２２０のエントリには、クライアント２２が過去に通信した、或いは現在通信しているサーバのコンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報が記憶される。つまり名前キャッシュテーブル２２０は、コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を記憶するための記憶手段である。この名前キャッシュテーブル２２０の領域には、例えば、クライアント２２が有する記憶装置（図示せず）の一部の領域が割り当てられる。名前キャッシュテーブル２２０のエントリの情報は、例えば一定時間だけ保存される。なお、名前キャッシュテーブル２２０のエントリ（の情報）をＬＲＵ（Least Recently Used）法に従って管理することも可能である。
【００２０】
クライアント２２はコンピュータ名を使ってサービスを提供するサーバ１１-i（ｉは１または２）との通信を行う。この際の、コンピュータ名からネットワークアドレスの解決には、次の手順
▲１▼クライアント２２が有する名前キャッシュテーブル（つまりローカルの名前キャッシュテーブル）２２０を参照
▲２▼ネームサーバ２１への問い合わせ（▲１▼で解決できなかった場合）
が用いられる。サービスを提供するサーバ１１-iのコンピュータ名にはクラスタサービス機構１１０-iが提供する仮想サーバ名“vserver”が使用される。
【００２１】
上記したように、クライアント２２の名前キャッシュテーブル２２０に仮想サーバ名“vserver”とネットワークアドレスとの対応を示す情報が記憶されていない場合、当該クライアント２２は、ネームサーバ２１に対し、ネットワークセグメント１２を介して仮想サーバ名“vserver”に対応するネットワークアドレスの問い合わせを行う。この問い合わせに従い、ネームサーバ２１により仮想サーバ名“vserver”が対応するネットワークアドレスに解決される。図２の例では、ネームサーバ２１のデータベース２１０には、仮想サーバ名“vserver”に対応するネットワークアドレスとして、サーバ１１-1のネットワークアドレス“192.168.1.2”が記憶されている。この場合、クライアント２２は、仮想サーバ名（コンピュータ名）“vserver”に対応するネットワークアドレスの解決結果として“192.168.1.2”を取得する。クライアント２２は、仮想サーバ名（コンピュータ名）“vserver”とネームサーバ２１により名前解決されたネットワークアドレス“192.168.1.2”との対応を示す情報を、当該クライアント２２の名前キャッシュテーブル２２０に格納する。このときの名前キャッシュテーブル２２０の内容の一例を図３に示す。
【００２２】
次に、図１のネットワークシステムにおける仮想サーバ名の引き継ぎについて、図４の動作説明図及び図５のフローチャートを参照して説明する。まず、クラスタシステム１０内のサーバ１１-1が主系サーバとなって、クライアント２２を含む複数のクライアントにサービスを提供しているものとする。この状態で、サーバ１１-1に障害４１が発生したものとする。このサーバ１１-1で障害４１が発生したことは、クラスタシステム１０内のサーバ１１-2のクラスタサービス機構１１０-2によって認識される。
【００２３】
クラスタサービス機構１１０-2は、サーバ１１-1での障害４１の発生を認識すると、仮想サーバ名“vserver”をコンピュータ名が“server2”のサーバ１１-2に引き継がせることを決定する。この場合、クラスタサービス機構１１０-2は、図４において矢印４２で示すように、仮想サーバ名“vserver”を引き継ぎ先のサーバ１１-2に追加する（図５ステップＳ１）。これにより、仮想サーバ名“vserver”が割り当てられるサーバの実体は、コンピュータ名が“server1”のサーバ１１-1からコンピュータ名が“server2”のサーバ１１-2に引き継がれたことになる。この段階で、“vserver”に対応するネットワークアドレスはサーバ１１-1のネットワークアドレス“192.168.1.2”から、引き継ぎ先のサーバ１１-2のネットワークアドレス“192.168.1.3”に切り替わる。
【００２４】
そこでクラスタサービス機構１１０-2は、ネームサーバ２１のデータベース２１０に登録されている仮想サーバ名“vserver”とネットワークアドレスとの対応を示す情報を、この新たな対応を示す情報、つまり仮想サーバ名“vserver”と引き継ぎ先サーバ１１-2のネットワークアドレス“192.168.1.3”との対応を示す情報に更新するように、図４において矢印４３で示すようにネームサーバ２１に対して要求する（図５ステップＳ２）。この更新後のデータベース２１０の内容を図６に示す。
【００２５】
次にクラスタサービス機構１１０-2は、ネームサーバ２１のデータベース２１０を参照し、仮想サーバ名“vserver”に対応付けて引き継ぎ前のサーバ１１-1のネットワークアドレス（つまり誤ったネットワークアドレス）“192.168.1.2”をキャッシュしている可能性のあるクライアントを探す(図５ステップＳ３）。このクライアントの探索は次のように行われる。まずクラスタサービス機構１１０-2は、仮想サーバ名“vserver”及び（クラスタシステム１０を構成するサーバ１１-1，１１-2の）コンピュータ名“server1”，“server2”は認識できる。そこでクラスタサービス機構１１０-2は、これら“vserver”，“server1”，“server2”以外のコンピュータ名をデータベース２１０から全て検索する。そしてクラスタサービス機構１１０-2は、検索できたコンピュータ名に対応付けられているネットワークアドレスを、誤ったネットワークアドレス“192.168.1.2”をキャッシュしている可能性のあるクライアントのネットワークアドレスであると判定する。つまりクラスタサービス機構１１０-2は、検索できたコンピュータ名に対応付けられているネットワークアドレスを、誤ったネットワークアドレス“192.168.1.2”をキャッシュしているクライアントのネットワークアドレスであると見なす。この例のように、データベース２１０の内容が図６の場合、コンピュータ名が“client1”でネットワークアドレスが“192.168.1.4”のコンピュータ、つまりクライアント２２が見つけ出される。
【００２６】
クラスタサービス機構１１０-2は、目的とするクライアント（コンピュータ）を見つけ出すと、見つけ出した全てのクライアント（コンピュータ）に対して、当該クライアント（コンピュータ）が有する名前キャッシュテーブルの内容を更新させるためのメッセージ（更新要求メッセージ）を送信する（図５ステップＳ４）。この例では、図４の矢印４４で示すように、クラスタサービス機構１１０-2からクライアント２２に対して更新要求メッセージが送信される。この更新要求メッセージには、仮想サーバ名“vserver”と引き継ぎ先サーバ１１-2のネットワークアドレス“192.168.1.3”との対応を示す情報が含まれている。
【００２７】
クライアント２２は、クラスタサービス機構１１０-2から送信された更新要求メッセージを受信すると、当該メッセージに含まれている仮想サーバ名“vserver”が登録されているエントリが存在するかを調べ、この例のように存在するならば（図３参照）、そのエントリ中のネットワークアドレスを、当該メッセージに含まれているネットワークアドレス“192.168.1.3”に更新する（図５ステップＳ５）。この更新後の名前キャッシュテーブル２２０の内容を図７に示す。
【００２８】
このようにクライアント２２は、クラスタサービス機構１１０-2から受け取った更新要求メッセージに従い、名前キャッシュテーブル２２０の内容を正しい内容に更新する。これ以後クライアント２２は、更新された名前キャッシュテーブル２２０に仮想サーバ名“vserver”と対応付けて登録されている正しいネットワークアドレス“192.168.1.3”を用いることにより、障害が発生したサーバ１１-1からサービスを引き継いだサーバ１１-2と通信を行うことができる。
【００２９】
［第１の変形例］
上記実施形態では、サービスを引き継ぐサーバ１１-2のクラスタサービス機構１１０-2からの更新要求メッセージにより、クライアント２２の名前キャッシュテーブル２２０の誤った内容を、正しい情報（仮想サーバ名“vserver”と引き継ぎ先サーバ１１-2のネットワークアドレス“192.168.1.3”との対応を示す情報）に更新している。しかし、クライアント２２の名前キャッシュテーブル２２０の誤った内容（旧情報）を削除するだけでも構わない。そこで、図１のネットワークシステムにおいて、クライアント２２の名前キャッシュテーブル２２０の誤った旧情報を新情報に更新する代わりに、当該旧情報（が登録されているエントリ）を削除するようにした、上記実施形態の第１の変形例について、図８のフローチャートを参照して説明する。
【００３０】
まず、サーバ１１-1に障害が発生した場合、サーバ１１-2のクラスタサービス機構１１０-2は、図５中のステップＳ１乃至Ｓ３と同様の処理を実行する。即ちクラスタサービス機構１１０-2は、仮想サーバ名“vserver”を引き継ぎ先のサーバ１１-2に追加してから、仮想サーバ名“vserver”に対応付けて引き継ぎ前のサーバ１１-1のネットワークアドレス“192.168.1.2”をキャッシュしている可能性のあるクライアントを探すまでの処理（図８ステップＳ１１〜Ｓ１３）を実行する。
【００３１】
次にクラスタサービス機構１１０-2は、ステップＳ１３で目的とするクライアントを探し出すと、そのクライアント、即ちクライアント２２の名前キャッシュテーブル２２０の誤った内容（旧情報）を削除させるためのメッセージ（削除要求メッセージ）を、当該クライアント２２に送信する（図８ステップＳ１４）。この更新要求メッセージには、仮想サーバ名“vserver”が含まれている。クライアント２２は、このクラスタサービス機構１１０-2からの削除要求メッセージを受け取ると、名前キャッシュテーブル２２中の対応するエントリ（つまり仮想サーバ名“vserver”を含む情報が登録されているエントリ）を探し、この例のように当該エントリが存在するならば（図３参照）、当該エントリ（の情報）を、図９に示すように名前キャッシュテーブル２２０から削除する（ステップＳ１５）。
【００３２】
さて、名前キャッシュテーブル２２０から仮想サーバ名“vserver”とネットワークアドレスとの対応を示すエントリの情報が削除されている状態で、クライアント２２が当該仮想サーバ名“vserver”でサーバにアクセスするものとする。この場合、クライアント２２は仮想サーバ名“vserver”に対応するネットワークアドレスをネームサーバ２１に問い合わせる。
【００３３】
ネームサーバ２１は、クライアント２２からの問い合わせに従ってデータベース２１０を参照し、仮想サーバ名“vserver”を、サーバ１１-1からサービスを引き継いだサーバ１１-2のネットワークアドレス“192.168.1.3”に解決する。このように、クライアント２２が仮想サーバ名“vserver”でサーバに接続しようとする際に、ネームサーバ２１に問い合わせることにより、仮想サーバ名“vserver”は正しいネットワークアドレスに解決される。これによりクライアント２２は、障害が発生したサーバ１１-1からサービスを引き継いだサーバ１１-2と正しく通信を行うことができる。つまり、クラスタサービス機構１１０-2からクライアント２２に更新要求メッセージを送信した場合と同様の効果が得られる。また、これ以後、仮想サーバ名“vserver”とサーバ１１-2のネットワークアドレス“192.168.1.3”との対応を示す情報が名前キャッシュテーブル２２０に登録される。
【００３４】
［第２の変形例］
上記実施形態（及び同実施形態の第１の変形例）において、クラスタサービス機構１１０-2がネームサーバ２１のデータベース２１０を参照することにより検索されるクライアントには、目的とするクライアント以外のコンピュータも含まれている可能性がある。そこで、図１のネットワークシステムにおいて、目的とするクライアント、つまり仮想サーバ名“vserver”と障害が発生したサーバ１１-1のネットワークアドレスとの対応を示す誤った情報が登録された名前キャッシュテーブルを有するクライアントを特定できるようにした、上記実施形態の第２の変形例について説明する。
【００３５】
この第２の変形例では、ネームサーバ２１に、図２のデータ構造のデータベース２１０に代えて、図１０に示すデータ構造のデータベース２１０’が保持される。このデータベース２１０’の特徴は、コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報に対して、当該情報で特定されるコンピュータからのコンピュータ名によるアクセスで対応するネットワークアドレスに名前解決した際の、当該コンピュータ名の情報が付加されている点にある。
【００３６】
図１０のデータベース２１０’の例では、コンピュータ名が“client1”でネットワークアドレスが“192.168.1.4”のコンピュータ（即ちクライアント２２）からの仮想サーバ名（コンピュータ名）“vserver”によるアクセス（仮想サーバ名“vserver”に対する名前解決の問い合わせ）に対して名前解決したことが示されている。したがって、クラスタサービス機構１１０-2は、データベース２１０’内のエントリのうち、名前解決したコンピュータ名が“vserver”のエントリだけを検索すればよい。
【００３７】
この場合、仮想サーバ名“vserver”と障害が発生したサーバ１１-1のネットワークアドレスとの対応を示す誤った情報が格納された名前キャッシュテーブルを有するクライアントだけを検索できる。つまり、名前キャッシュテーブル内エントリの更新を要求する更新要求メッセージ、または名前キャッシュテーブル内エントリの削除を要求する削除要求メッセージを送信すべきクライアントだけを検索できる。これにより、更新要求メッセージまたは削除要求メッセージを送信すべきクライアントを限定することができ、ネットワークの負荷を軽減できる。
【００３８】
図１０に示したデータベース２１０’の例では、コンピュータ名が“client1”のコンピュータ（つまりクライアント２２）が過去にネームサーバ２１に問い合わせを行ってコンピュータ名“vserver”をネットワークアドレスに解決したことが示されている。この状態で、サーバ１１-2のクラスタサービス機構１１０-2がサービスの引き継ぎ処理を行った場合、コンピュータ名が“client1”のコンピュータ（クライアント２２）だけが、仮想サーバ名“vserver”と障害が発生したサーバ１１-1のネットワークアドレスとの対応を示す誤った情報が格納された名前キャッシュテーブルを有するクライアントとして検索される。したがって、コンピュータ名が“client1”のコンピュータ（クライアント２２）に対してのみ、名前キャッシュテーブル内エントリの更新要求メッセージまたは削除要求メッセージが送信される。つまり、他のコンピュータ、例えばコンピュータ名が“client2”のコンピュータ（クライアント）に対しては、当該メッセージは送信されない。これにより、上記実施形態または上記第１の変形例に比べて、更新要求メッセージまたは削除要求メッセージの送信に伴うネットワーク負荷を軽減できる。
【００３９】
なお、本発明は、上記実施形態及び変形例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態及び変形例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
【００４０】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、サーバ計算機がコンピュータ名（特定コンピュータ名）の引継ぎを行った際に、その引き継ぎをクライアント計算機に直接または間接に反映できるため、サーバ計算機間の引き継ぎ動作後に、クライアント計算機が引き継ぎ先のサーバ計算機と直ちに通信できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一実施形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図。
【図２】 図１中のネームサーバ２１が有するデータベース２１０の内容の一例を示す図。
【図３】 図１中のクライアント２２が有する名前キャッシュテーブル２２０の内容の一例を示す図。
【図４】 同実施形態における仮想サーバ名の引き継ぎ動作を説明するための図。
【図５】 同実施形態で適用される仮想サーバ名の引き継ぎ手順を示すフローチャート。
【図６】 図５中のステップＳ２の実行後におけるデータベース２１０の内容例を示す図。
【図７】 図５中のステップＳ５の実行後における名前キャッシュテーブル２２０の内容例を示す図。
【図８】 同実施形態の第１の変形例で適用される仮想サーバ名の引き継ぎ手順を示すフローチャート。
【図９】 同第１の変形例における名前キャッシュテーブル２２０内エントリの削除を説明するための図。
【図１０】 同実施形態の第２の変形例で適用されるデータベース２１０’のデータ構造例を示す図。
【符号の説明】
１０…クラスタシステム、１１-1，１１-2…サーバ（サーバ計算機）、１２…ネットワークセグメント、２１…ネームサーバ（ネームサーバ計算機）、２２…クライアント（クライアント計算機）、１１０-1，１１０-2…クラスタサービス機構、２１０，２１０’…データベース、２２０…名前キャッシュテーブル（名前記憶手段）。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In the present invention, as a result of a failure in a server computer providing a service to a client computer among a plurality of server computers constituting a cluster system, any of the remaining server computers in the cluster system continues the service. In addition, a name resolution method at the time of computer name takeover suitable for taking over a specific computer name temporarily assigned only to a server computer providing the service to another server computer taking over the service, It is to provide a cluster server computer and a cluster service program.
[0002]
[Prior art]
In recent years, cluster systems have attracted attention as systems that increase the availability of computer systems. In this cluster system, in order to continuously supply services to clients (client computers), servers (server computers) are duplicated, and one server (primary server, active computer) is operated due to a failure, etc. When the server is stopped, a technology related to server clustering is applied in which the service provided by the server is taken over by the other server (standby server, spare machine) (see, for example, Patent Document 1).
[0003]
In the technique described in Patent Document 1, when a server having a network address (IP address) of A that provided a service to a client (another system) is stopped due to a failure or the like, the network address (IP A connection (control connection) connection is executed from the server with the address (B) to the client (another system), and a system switchover notice is executed. When the client receives this system switching notification, the client updates the network address on the partner server information table managed by itself from A to B. The client executes a connection (data connection) based on the updated network address B. As a result, the service provided by one of the duplicated servers can be taken over by the other server.
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2001-144768 A (paragraphs 0013 to 0015, FIGS. 3 and 4)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described prior art, the network address of the server that has taken over the service is not reflected in the partner server information table of the client that has not been connected to the failed server. For this reason, this type of client (for example, a client having a partner server information table in which the network address of a server in which a failure has occurred) cannot be connected to the server that has taken over the service. Therefore, in order to be able to correctly update the partner server information table held by this type of client, the server must store all clients that have requested a service in the past.
[0006]
By the way, in a cluster system, when a client tries to communicate with a server, a destination server (a server requesting a service) may be specified by a computer name. In this case, in order to actually connect the client to the server, it is necessary to resolve the computer name of the destination server to the network address of the server. For this purpose, an inquiry using broadcast or an inquiry to a name server is applied. In order to reduce the load on the network due to these communications, the result of the name resolution is stored in a local name cache table (name storage means) of the client for a certain period of time, for example. Thus, while entries remain in the name cache table, name resolution is generally performed using the cache table.
[0007]
Here, in a cluster system having duplicate servers, as a result of a failure in one server, a computer that is temporarily assigned only to the server computer that provides the service so that the other server can take over the service Consider a case where a name (for example, a specific computer name called a virtual server name) is taken over. If a network address corresponding to the computer name of the server exists in the client name cache table at this time, the network address is the network address of the server before takeover. However, in reality, the network address of the server after the takeover is the real address of the server that should request the service. Therefore, if the client tries to communicate with the server in this state, the connection fails because the server corresponding to the network address of the communication destination cannot be found.
[0008]
The present invention has been made in consideration of the above circumstances, and its purpose is that when a server computer takes over a computer name (specific computer name), the takeover can be reflected in the client computer, thereby allowing the server computers to take over. An object is to provide a name resolution method, a cluster server computer, and a cluster service program at the time of a computer name takeover, in which a client computer can immediately communicate with a takeover destination server computer after the takeover operation.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
According to one aspect of the present invention, when a failure occurs in a server (server computer) that provides a service to a client (client computer) in a cluster system, only the server that provides the service temporarily A name resolution method at the time of taking over a computer name is provided, in which a specific computer name assigned automatically is taken over to another server (takeover destination server) that takes over the service. In this method, at the time of taking over the specific computer name, information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address of the server in which a failure has occurred is registered in the name server (name server computer) database. Requesting the name server from the takeover destination server to update the information indicating the correspondence between the computer name and the network address of the takeover destination server, and at the time of taking over the specific computer name, the specific computer name and the network address. A request from the takeover destination server to update the information including the correspondence between the specific computer name and the network address of the takeover destination server to a client having a name storage means storing information indicating the correspondence with With steps to There.
[0010]
As described above, in the above configuration, when a server (cluster server) in a cluster system takes over a specific computer name (virtual server name), the server (namely, takeover destination server) sends a name server to the name server. Information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address of the failed server registered in the database (old information), and information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address of the takeover destination server (new information) ) Is requested to update. In addition, a client having a name storage unit in which old information is cached is requested from the takeover destination server to update the old information to the new information. As a result, the client can update the old information cached in its own name storage means to the new information, and thereafter can communicate with the server using the correct network address of the takeover destination server according to the new information. Become. In other words, in the above configuration, when the server takes over the computer name (specific computer name), the takeover can be reflected in the client, so that after the takeover operation between the servers, the client immediately communicates with the takeover destination server. it can.
[0011]
Here, instead of updating the old information stored in the name storage unit of the client to the new information, the old information may be deleted. In this case, when a client having a name storage means from which old information has been deleted tries to communicate with the takeover destination server, an inquiry about the network address for the specific computer name is made to the name server, and the name server Resolves to the correct network address of the takeover destination server. Thus, after the takeover operation between the servers, the client can immediately communicate with the takeover destination server.
[0012]
Further, all clients specified by information registered in the name server database may be regarded as clients having name storage means for caching the old information. In this way, it is possible to easily specify the client that requests the old information to be updated to the new information without the need for the cluster server itself to have a database relating to the client. In this case, there is a possibility that an update request is also notified to a client having a name storage means that does not cache the old information. However, since the request is ignored in the client having the name storage means that does not cache the old information, there is no problem. However, the load on the network increases.
[0013]
Therefore, a structure is applied in which information indicating the correspondence between the computer name and the network address is added to the name server database with the information of the computer name resolved in response to the inquiry from the computer specified by the information. Then, a client having a name storage unit storing the old information (information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address) is used for the computer name whose name is resolved among the information registered in the database. Information can be reliably specified by information to which the information of the specific computer name is added. In this way, the takeover destination server can notify the update request only to the client having the name storing means storing the old information, and can prevent an increase in the load on the network.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a network system according to an embodiment of the present invention. The network system in FIG. 1 includes a cluster system 10. The cluster system 10 includes a plurality of, for example, two servers (cluster server computers) 11-1 and 11-2 that provide services to clients (client computers). Servers 11-1 and 11-2 are interconnected by a network segment 12.
[0015]
In the state of FIG. 1, the server 11-1 of the servers 11-1 and 11-2 operates as a primary server that provides services to clients (client computers), and the server 11-2 is a server 11-1. It is assumed that the server 11-1 is operating as a standby server that takes over the service provided by the server 11-1 when a failure occurs. A computer name “server1” and a network address “192.168.1.2” are assigned to the server 11-1. On the other hand, a computer name “server2” and a network address “192.168.1.3” are assigned to the server 11-2. In addition to the computer name “server1”, a virtual server name “vserver” is assigned to the primary server 11-1. The virtual server name “vserver” is a specific computer name that is temporarily assigned only to the server providing the service (primary server).
[0016]
The server 11-1 and the server 11-2 have cluster service mechanisms 110-1 and 110-2. The cluster service mechanisms 110-1 and 110-2 operate while communicating with each other to cluster the servers 11-1 and 11-2. When a failure occurs in the server 11-1 or 11-2 that provides a service to the client, the cluster service mechanism 110-1 or 110-2 causes the other server to perform the service (or similar service). It has a function to support the service). This support function includes a function of taking over the virtual server name “vserver”. In the cluster service mechanisms 110-1 and 110-2, the servers 11-1 and 11-2 (CPUs not shown) are stored in storage devices (not shown) included in the servers 11-1 and 11-2. It is a functional block realized by reading and executing a cluster service program.
[0017]
The network system of FIG. 1 also includes a name server (name server computer) 21 and a client (client computer) 22. Both the name server 21 and the client 22 are connected to the network segment 12. A number of clients (not shown) other than the client 22 are also connected to the network segment 12. As described above, in the network system of FIG. 1, the name server 21 and the client 22 (including a plurality of clients) are all connected to the same network segment 12 to which the servers 11-1 and 11-2 are connected. Has been. However, the servers 11-1 and 11-2, the name server 21 and the client 22 (including a plurality of clients) need not be connected to the same network segment.
[0018]
The name server 21 supports resolution from a computer name to a network address during communication. Therefore, the name server 21 has a database 210 that stores the correspondence between computer names and network addresses. The name server 21 is assigned a computer name “nameserver” and a network address “192.168.1.1”. FIG. 2 shows an example of the contents of the database 210 that the name server 21 has in the network system of FIG. FIG. 2 shows that the network address corresponding to the virtual server name “vserver” is “192.168.1.2”, that is, the virtual server name “vserver” is assigned to the server 11-1.
[0019]
The client 22 is a computer (terminal) that receives a service from a primary server (here, the server 11-1) in the cluster system 10. The client 22 is assigned a computer name “client1” and a network address “192.168.1.4”. The client 22 has a name cache table 220. In the entry of the name cache table 220, information indicating the correspondence between the computer name of the server with which the client 22 has communicated in the past or is currently communicating and the network address is stored. That is, the name cache table 220 is a storage unit for storing information indicating the correspondence between computer names and network addresses. For example, a partial area of a storage device (not shown) included in the client 22 is allocated to the area of the name cache table 220. The information of the entry in the name cache table 220 is stored for a certain time, for example. It is also possible to manage the entry (information) of the name cache table 220 according to the LRU (Least Recently Used) method.
[0020]
The client 22 communicates with a server 11-i (i is 1 or 2) that provides a service using a computer name. To resolve the network address from the computer name at this time, follow the steps below.
(1) Refer to the name cache table (that is, the local name cache table) 220 of the client 22
(2) Inquiry to the name server 21 (if it cannot be resolved in (1))
Is used. The virtual server name “vserver” provided by the cluster service mechanism 110-i is used as the computer name of the server 11-i that provides the service.
[0021]
As described above, when the information indicating the correspondence between the virtual server name “vserver” and the network address is not stored in the name cache table 220 of the client 22, the client 22 sends the network segment 12 to the name server 21. Through the network address corresponding to the virtual server name “vserver”. Following this inquiry, the name server 21 resolves the virtual server name “vserver” to the corresponding network address. In the example of FIG. 2, the database 210 of the name server 21 stores the network address “192.168.1.2” of the server 11-1 as the network address corresponding to the virtual server name “vserver”. In this case, the client 22 acquires “192.168.1.2” as the resolution result of the network address corresponding to the virtual server name (computer name) “vserver”. The client 22 stores information indicating the correspondence between the virtual server name (computer name) “vserver” and the network address “192.168.1.2” resolved by the name server 21 in the name cache table 220 of the client 22. An example of the contents of the name cache table 220 at this time is shown in FIG.
[0022]
Next, taking over of the virtual server name in the network system of FIG. 1 will be described with reference to the operation explanatory diagram of FIG. 4 and the flowchart of FIG. First, it is assumed that the server 11-1 in the cluster system 10 is a primary server and provides services to a plurality of clients including the client 22. In this state, it is assumed that a failure 41 has occurred in the server 11-1. The occurrence of the failure 41 in the server 11-1 is recognized by the cluster service mechanism 110-2 of the server 11-2 in the cluster system 10.
[0023]
When the cluster service mechanism 110-2 recognizes the occurrence of the failure 41 in the server 11-1, the cluster service mechanism 110-2 determines to transfer the virtual server name “vserver” to the server 11-2 with the computer name “server2”. In this case, the cluster service mechanism 110-2 adds the virtual server name “vserver” to the takeover destination server 11-2 as indicated by the arrow 42 in FIG. 4 (step S1 in FIG. 5). As a result, the server entity to which the virtual server name “vserver” is assigned is handed over from the server 11-1 with the computer name “server1” to the server 11-2 with the computer name “server2”. At this stage, the network address corresponding to “vserver” is switched from the network address “192.168.1.2” of the server 11-1 to the network address “192.168.1.3” of the takeover destination server 11-2.
[0024]
Therefore, the cluster service mechanism 110-2 uses information indicating the correspondence between the virtual server name “vserver” registered in the database 210 of the name server 21 and the network address, as information indicating the new correspondence, that is, the virtual server name “ A request is made to the name server 21 as shown by an arrow 43 in FIG. 4 to update the information indicating the correspondence between “vserver” and the network address “192.168.1.3” of the takeover destination server 11-2 (step in FIG. 5). S2). The contents of the updated database 210 are shown in FIG.
[0025]
Next, the cluster service mechanism 110-2 refers to the database 210 of the name server 21 and associates it with the virtual server name “vserver” to associate the network address of the server 11-1 before taking over (that is, an incorrect network address) “192.168. A client that may cache “1.2” is searched (step S3 in FIG. 5). This client search is performed as follows. First, the cluster service mechanism 110-2 can recognize the virtual server name “vserver” and the computer names “server1” and “server2” (of the servers 11-1 and 11-2 constituting the cluster system 10). Therefore, the cluster service mechanism 110-2 searches the database 210 for all computer names other than “vserver”, “server1”, and “server2”. Then, the cluster service mechanism 110-2 determines that the network address associated with the searched computer name is the network address of a client that may have cached the wrong network address “192.168.1.2”. To do. That is, the cluster service mechanism 110-2 regards the network address associated with the searched computer name as the network address of the client caching the incorrect network address “192.168.1.2”. As shown in this example, when the contents of the database 210 are as shown in FIG. 6, a computer whose computer name is “client1” and whose network address is “192.168.1.4”, that is, the client 22 is found.
[0026]
When the cluster service mechanism 110-2 finds the target client (computer), the cluster service mechanism 110-2 causes all the found clients (computers) to update the contents of the name cache table of the client (computer) ( Update request message) is transmitted (step S4 in FIG. 5). In this example, as shown by an arrow 44 in FIG. 4, an update request message is transmitted from the cluster service mechanism 110-2 to the client 22. This update request message includes information indicating the correspondence between the virtual server name “vserver” and the network address “192.168.1.3” of the takeover destination server 11-2.
[0027]
Upon receiving the update request message transmitted from the cluster service mechanism 110-2, the client 22 checks whether there is an entry in which the virtual server name “vserver” included in the message is registered. If it exists (see FIG. 3), the network address in the entry is updated to the network address “192.168.1.3” included in the message (step S5 in FIG. 5). The contents of the updated name cache table 220 are shown in FIG.
[0028]
As described above, the client 22 updates the contents of the name cache table 220 to the correct contents in accordance with the update request message received from the cluster service mechanism 110-2. Thereafter, the client 22 uses the correct network address “192.168.1.3” registered in association with the virtual server name “vserver” in the updated name cache table 220, so that the failed server 11-1 It is possible to communicate with the server 11-2 that has taken over the service.
[0029]
[First Modification]
In the above embodiment, the update request message from the cluster service mechanism 110-2 of the server 11-2 that takes over the service causes the incorrect contents of the name cache table 220 of the client 22 to be transferred to the correct information (virtual server name “vserver”). (Information indicating correspondence with the network address “192.168.1.3” of the destination server 11-2). However, it is only necessary to delete the erroneous contents (old information) of the name cache table 220 of the client 22. Therefore, in the network system of FIG. 1, in place of updating the old old information in the name cache table 220 of the client 22 to the new information, the old information (entry registered) is deleted. A first modification of the embodiment will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0030]
First, when a failure occurs in the server 11-1, the cluster service mechanism 110-2 of the server 11-2 executes processing similar to steps S1 to S3 in FIG. That is, after adding the virtual server name “vserver” to the takeover destination server 11-2, the cluster service mechanism 110-2 associates the virtual server name “vserver” with the network address “of the server 11-1 before taking over. Processing until searching for a client that may cache “192.168.1.2” (steps S11 to S13 in FIG. 8) is executed.
[0031]
Next, when the cluster service mechanism 110-2 finds the target client in step S13, a message (deletion request message) for deleting the wrong contents (old information) of the name cache table 220 of the client, that is, the client 22 is found. ) Is transmitted to the client 22 (step S14 in FIG. 8). This update request message includes the virtual server name “vserver”. Upon receiving the deletion request message from the cluster service mechanism 110-2, the client 22 searches for a corresponding entry in the name cache table 22 (that is, an entry in which information including the virtual server name “vserver” is registered) If the entry exists as in this example (see FIG. 3), the entry (information thereof) is deleted from the name cache table 220 as shown in FIG. 9 (step S15).
[0032]
Now, it is assumed that the client 22 accesses the server with the virtual server name “vserver” in a state where the entry information indicating the correspondence between the virtual server name “vserver” and the network address is deleted from the name cache table 220. . In this case, the client 22 inquires of the name server 21 about the network address corresponding to the virtual server name “vserver”.
[0033]
The name server 21 refers to the database 210 according to the inquiry from the client 22 and resolves the virtual server name “vserver” to the network address “192.168.1.3” of the server 11-2 that has taken over the service from the server 11-1. As described above, when the client 22 tries to connect to the server with the virtual server name “vserver”, the virtual server name “vserver” is resolved to a correct network address by inquiring of the name server 21. As a result, the client 22 can correctly communicate with the server 11-2 that has taken over the service from the server 11-1 where the failure has occurred. That is, the same effect as when an update request message is transmitted from the cluster service mechanism 110-2 to the client 22 can be obtained. Thereafter, information indicating the correspondence between the virtual server name “vserver” and the network address “192.168.1.3” of the server 11-2 is registered in the name cache table 220.
[0034]
[Second Modification]
In the above-described embodiment (and the first modification of the embodiment), the client searched by the cluster service mechanism 110-2 referring to the database 210 of the name server 21 includes computers other than the target client. May be included. Therefore, the network system of FIG. 1 has a name cache table in which erroneous information indicating correspondence between the target client, that is, the virtual server name “vserver” and the network address of the failed server 11-1 is registered. A second modification example of the above-described embodiment in which the client can be specified will be described.
[0035]
In the second modification, the name server 21 holds a database 210 ′ having a data structure shown in FIG. 10 instead of the database 210 having the data structure shown in FIG. The feature of this database 210 'is that when information indicating the correspondence between the computer name and the network address is resolved to the corresponding network address by accessing with the computer name from the computer specified by the information, the computer The name information is added.
[0036]
In the example of the database 210 ′ in FIG. 10, access by a virtual server name (computer name) “vserver” from a computer (namely, client 22) having a computer name “client1” and a network address “192.168.1.4” (virtual server name The name resolution is shown in response to (name resolution query for “vserver”). Therefore, the cluster service mechanism 110-2 only needs to search for an entry in the database 210 ′ whose name is “vserver”.
[0037]
In this case, only clients having a name cache table in which erroneous information indicating correspondence between the virtual server name “vserver” and the network address of the server 11-1 in which the failure has occurred are stored can be searched. That is, it is possible to search only for clients to which an update request message for requesting update of an entry in the name cache table or a delete request message for requesting deletion of an entry in the name cache table should be transmitted. As a result, the clients to which the update request message or the deletion request message should be transmitted can be limited, and the network load can be reduced.
[0038]
In the example of the database 210 ′ shown in FIG. 10, it is shown that the computer with the computer name “client1” (that is, the client 22) has inquired the name server 21 in the past and has resolved the computer name “vserver” into a network address. Has been. In this state, when the cluster service mechanism 110-2 of the server 11-2 performs the service takeover processing, only the computer (client 22) with the computer name “client1” has a failure with the virtual server name “vserver”. As a client having a name cache table in which incorrect information indicating correspondence with the network address of the server 11-1 is stored. Therefore, an update request message or a delete request message for an entry in the name cache table is transmitted only to the computer (client 22) whose computer name is “client1”. That is, the message is not transmitted to another computer, for example, a computer (client) whose computer name is “client2”. Thereby, compared with the said embodiment or the said 1st modification, the network load accompanying transmission of an update request message or a deletion request message can be reduced.
[0039]
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiments and modifications as they are, and can be embodied by modifying the components without departing from the scope of the invention in the implementation stage. In addition, various inventions can be formed by appropriately combining a plurality of constituent elements disclosed in the above-described embodiments and modifications. For example, some components may be deleted from all the components shown in the embodiment.
[0040]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, when a server computer takes over a computer name (specific computer name), the takeover can be reflected directly or indirectly on the client computer. Later, the client computer can immediately communicate with the takeover server computer.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a network system according to an embodiment of the present invention.
2 is a view showing an example of the contents of a database 210 included in the name server 21 in FIG.
3 is a view showing an example of the contents of a name cache table 220 that the client 22 in FIG. 1 has. FIG.
FIG. 4 is a diagram for explaining a virtual server name takeover operation in the embodiment;
FIG. 5 is a flowchart showing a virtual server name takeover procedure applied in the embodiment;
6 is a view showing an example of the contents of a database 210 after execution of step S2 in FIG.
7 is a view showing an example of the contents of a name cache table 220 after execution of step S5 in FIG.
FIG. 8 is an exemplary flowchart illustrating a procedure for taking over a virtual server name applied in the first modification of the embodiment;
FIG. 9 is a view for explaining deletion of an entry in the name cache table 220 in the first modification.
FIG. 10 is a view showing a data structure example of a database 210 ′ applied in the second modification example of the embodiment;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Cluster system, 11-1, 11-2 ... Server (server computer), 12 ... Network segment, 21 ... Name server (name server computer), 22 ... Client (client computer), 110-1, 110-2 ... Cluster service mechanism, 210, 210 '... database, 220 ... name cache table (name storage means).

Claims (6)

クライアント計算機にサービスを提供する複数のサーバ計算機を備え、当該複数のサーバ計算機のうちのサービスを提供しているサーバ計算機に障害が発生した場合に、残りのいずれかのサーバ計算機が当該サービスを継続するクラスタシステムと、コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を登録したデータベースに従って、コンピュータ名をネットワークアドレスに解決するネームサーバ計算機と、コンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための前記ネームサーバ計算機に対する問い合わせに対して、当該ネームサーバ計算機により解決されたコンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を格納するための名前記憶手段を備えたクライアント計算機とがネットワーク接続されたネットワークシステムにおいて適用されるコンピュータ名引き継ぎ時の名前解決方法であって、
前記ネットワークシステム内の計算機から前記ネームサーバ計算機に対する、あるコンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための問い合わせに対して、前記データベースを参照することにより名前解決をした際に、当該ネットワークアドレスに名前解決したコンピュータ名を、前記データベースに登録されている当該問い合わせを行った計算機のコンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報に付加するステップと、
前記クラスタシステム内でクライアント計算機にサービスを提供しているサーバ計算機に障害が発生した場合に、当該サービスを提供しているサーバ計算機のみに一時的に割り当てられている特定のコンピュータ名を当該サービスを引き継ぐ他のサーバ計算機に引き継ぐステップと、
前記特定コンピュータ名の引き継ぎ時に、前記ネームサーバ計算機の前記データベースに登録されている、前記特定コンピュータ名と前記障害が発生したサーバ計算機のネットワークアドレスとの対応を示す情報を、当該特定コンピュータ名と当該特定コンピュータ名を引き継いだサーバ計算機のネットワークアドレスとの対応を示す情報に更新するように、当該特定コンピュータ名を引き継いだサーバ計算機から前記ネームサーバ計算機に要求するステップと、
前記特定コンピュータ名を引き継いだサーバ計算機が、前記データベースから当該特定コンピュータ名が付加されている情報を検索することにより、当該検索された情報によって示される、過去に当該特定コンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための問い合わせをしたクライアント計算機を、当該特定コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を格納した名前記憶手段を備えているクライアント計算機として特定するステップと、
前記特定コンピュータ名を引き継いだサーバ計算機が、前記特定されたクライアント計算機に対して、当該クライアント計算機の名前記憶手段に格納されている前記特定コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を、当該特定コンピュータ名と当該特定コンピュータ名を引き継いだサーバ計算機のネットワークアドレスとの対応を示す情報に更新するように要求するステップと
を具備することを特徴とするコンピュータ名引き継ぎ時の名前解決方法。Multiple server computers that provide services to client computers, and if any of the server computers that provide the services fails, any of the remaining server computers will continue the service A name server computer for resolving a computer name to a network address according to a database in which information indicating a correspondence between the computer system and a computer name is registered, and a name server computer for resolving a computer name to a network address In response to an inquiry, a network system in which a client computer having a name storage means for storing information indicating correspondence between a computer name resolved by the name server computer and a network address is connected to the network. A name resolution method at the time of the takeover computer name to be applied in Temu,
When a name is resolved by referring to the database in response to an inquiry for resolving a computer name to a network address from a computer in the network system to the name server computer, the name is resolved to the network address. Adding the computer name to information indicating the correspondence between the computer name and network address of the computer that made the inquiry registered in the database;
When a failure occurs in a server computer providing a service to a client computer in the cluster system, a specific computer name temporarily assigned only to the server computer providing the service is assigned to the service. Steps to take over to other server computers to take over;
Information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address of the failed server computer registered in the database of the name server computer at the time of taking over the specific computer name, Requesting the name server computer from the server computer taking over the specific computer name so as to update the information indicating the correspondence with the network address of the server computer taking over the specific computer name;
The server computer that has taken over the specific computer name searches the database for the information to which the specific computer name is added, thereby resolving the specific computer name in the past as indicated by the searched information. Identifying a client computer that has made an inquiry to perform as a client computer having name storage means that stores information indicating a correspondence between the specific computer name and a network address;
The server computer that has taken over the specific computer name indicates the information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address stored in the name storage unit of the client computer for the specified client computer. name resolution method when takeover computer name, characterized by comprising the steps of: request to update the information indicating the correspondence between the network address of the computer name and a server computer which takes over the specific computer name. クライアント計算機にサービスを提供する複数のサーバ計算機を備え、当該複数のサーバ計算機のうちのサービスを提供しているサーバ計算機に障害が発生した場合に、残りのいずれかのサーバ計算機が当該サービスを継続するクラスタシステムと、コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を登録したデータベースに従って、コンピュータ名をネットワークアドレスに解決するネームサーバ計算機と、コンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための前記ネームサーバ計算機に対する問い合わせに対して、当該ネームサーバ計算機により解決されたコンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を格納するための名前記憶手段を備えたクライアント計算機とがネットワーク接続されたネットワークシステムにおいて適用されるコンピュータ名引き継ぎ時の名前解決方法であって、
前記ネットワークシステム内の計算機から前記ネームサーバ計算機に対する、あるコンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための問い合わせに対して、前記データベ ースを参照することにより名前解決をした際に、当該ネットワークアドレスに名前解決したコンピュータ名を、前記データベースに登録されている当該問い合わせを行った計算機のコンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報に付加するステップと、
前記クラスタシステム内でクライアント計算機にサービスを提供しているサーバ計算機に障害が発生した場合に、当該サービスを提供しているサーバ計算機のみに一時的に割り当てられている特定のコンピュータ名を当該サービスを引き継ぐ他のサーバ計算機に引き継ぐステップと、
前記特定コンピュータ名の引き継ぎ時に、前記ネームサーバ計算機の前記データベースに登録されている、前記特定コンピュータ名と前記障害が発生したサーバ計算機のネットワークアドレスとの対応を示す情報を、当該特定コンピュータ名と当該特定コンピュータ名を引き継いだサーバ計算機のネットワークアドレスとの対応を示す情報に更新するように、当該特定コンピュータ名を引き継いだサーバ計算機から前記ネームサーバ計算機に要求するステップと、
前記特定コンピュータ名を引き継いだサーバ計算機が、前記データベースから当該特定コンピュータ名が付加されている情報を検索することにより、当該検索された情報によって示される、過去に当該特定コンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための問い合わせをしたクライアント計算機を、当該特定コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を格納した名前記憶手段を備えているクライアント計算機として特定するステップと、
前記特定コンピュータ名を引き継いだサーバ計算機が、前記特定されたクライアント計算機に対して、当該クライアント計算機の名前記憶手段に格納されている前記特定コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を削除するように要求するステップと
を具備することを特徴とするコンピュータ名引き継ぎ時の名前解決方法。Multiple server computers that provide services to client computers, and if any of the server computers that provide the services fails, any of the remaining server computers will continue the service A name server computer for resolving a computer name to a network address according to a database in which information indicating a correspondence between the computer system and a computer name is registered, and a name server computer for resolving a computer name to a network address In response to an inquiry, a network system in which a client computer having a name storage means for storing information indicating correspondence between a computer name resolved by the name server computer and a network address is connected to the network. A name resolution method at the time of the takeover computer name to be applied in Temu,
With respect to the name server computer from the computer in the network system, in response to the inquiry for solving one computer name to a network address, upon the name resolution by referring to the database, the name to the network address Adding the resolved computer name to information indicating the correspondence between the computer name and network address of the computer that made the inquiry registered in the database;
When a failure occurs in a server computer providing a service to a client computer in the cluster system, a specific computer name temporarily assigned only to the server computer providing the service is assigned to the service. Steps to take over to other server computers to take over;
Information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address of the failed server computer registered in the database of the name server computer at the time of taking over the specific computer name, Requesting the name server computer from the server computer taking over the specific computer name so as to update the information indicating the correspondence with the network address of the server computer taking over the specific computer name;
The server computer that has taken over the specific computer name searches the database for the information to which the specific computer name is added, thereby resolving the specific computer name in the past as indicated by the searched information. Identifying a client computer that has made an inquiry to perform as a client computer having name storage means that stores information indicating a correspondence between the specific computer name and a network address;
The server computer taking over the specific computer name deletes the information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address stored in the name storage unit of the client computer for the specified client computer. name resolution method when takeover computer name, characterized by comprising a step of requesting the. 計算機からの、あるコンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための問い合わせに対して、コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を登録したデータベースに従って、前記問い合わせられたコンピュータ名をネットワークアドレスに解決すると共に、当該ネットワークアドレスに名前解決したコンピュータ名を、前記データベースに登録されている当該問い合わせを行った計算機のコンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報に付加するネームサーバ計算機と、コンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための前記ネームサーバ計算機に対する問い合わせに対して、当該ネームサーバ計算機により解決されたコンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を格納するための名前記憶手段を備えたクライアント計算機と、クラスタシステムとがネットワーク接続されたネットワークシステムに適用される前記クラスタシステム内のクラスタサーバ計算機において、
前記クラスタサーバ計算機と共に前記クラスタシステムを構成する他のクラスタサーバ計算機に障害が発生した結果、当該他のクラスタサーバ計算機が提供しているサービスを前記クラスタサーバ計算機自身が引き継ぐ場合に、当該他のクラスタサーバ計算機のみに一時的に割り当てられている特定のコンピュータ名をも引き継ぐ手段と、
前記特定コンピュータ名の引き継ぎ時に、前記ネームサーバ計算機の前記データベースに登録されている、前記特定コンピュータ名と前記障害が発生した前記他のクラスタサーバ計算機のネットワークアドレスとの対応を示す情報を、当該特定コンピュータ名と自身のネットワークアドレスとを示す情報に更新するように前記ネームサーバ計算機に要求する手段と、
前記特定コンピュータ名の引き継ぎ時に、前記データベースから当該特定コンピュータ名が付加されている情報を検索することにより、当該検索された情報によって示される、過去に当該特定コンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための問い合わせをしたクライアント計算機を、当該特定コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を格納した名前記憶手段を備えているクライアント計算機として特定する手段と、
前記特定されたクライアント計算機に対して、当該クライアント計算機の名前記憶手段 に格納されている前記特定コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を、当該特定コンピュータ名と自身のネットワークアドレスとの対応を示す情報に更新するように要求する手段と
を具備することを特徴とするクラスタサーバ計算機。 From the computer, in response to the inquiry for solving one computer name to a network address, according to a database that registers information indicating the correspondence between the computer names and network addresses, together with the solution to the queried computer name to a network address A name server computer that adds the computer name resolved to the network address to information indicating the correspondence between the computer name of the computer that made the inquiry registered in the database and the network address, and the computer name to the network address Name for storing information indicating correspondence between the computer name resolved by the name server computer and the network address in response to the inquiry to the name server computer for resolution to A client computer having a storage unit, the cluster server computer in the cluster system and cluster system is applied to a network connected network system,
The cluster results to the server computer other cluster server computers constituting the cluster system with failure, when the service which the other cluster server computer is provided by the cluster server computer itself takes over, the other cluster A means of inheriting a specific computer name temporarily assigned only to the server computer;
Information indicating the correspondence between the specific computer name registered in the database of the name server computer and the network address of the other cluster server computer in which the failure has occurred is registered when the specific computer name is taken over. Means for requesting the name server computer to update to information indicating a computer name and its network address;
Resolving the specific computer name to the network address in the past indicated by the searched information by searching the database to which the specific computer name is added when taking over the specific computer name Means for identifying the inquired client computer as a client computer having name storage means for storing information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address;
For the specified client computer, information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address stored in the name storage unit of the client computer is used to indicate the correspondence between the specific computer name and its own network address. And a means for requesting to update the information to be indicated. 計算機からの、あるコンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための問い合わせに対して、コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を登録したデータベースに従って、前記問い合わせられたコンピュータ名をネットワークアドレスに解決すると共に、当該ネットワークアドレスに名前解決したコンピュータ名を、前記データベースに登録されている当該問い合わせを行った計算機のコンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報に付加するネームサーバ計算機と、コンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための前記ネームサーバ計算機に対する問い合わせに対して、当該ネームサーバ計算機により解決されたコンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を格納するための名前記憶手段を備えたクライアント計算機と、クラスタシステムとがネットワーク接続されたネットワークシステムに適用される前記クラスタシステム内のクラスタサーバ計算機において、
前記クラスタサーバ計算機と共に前記クラスタシステムを構成する他のクラスタサーバ計算機に障害が発生した結果、当該他のクラスタサーバ計算機が提供しているサービスを前記クラスタサーバ計算機自身が引き継ぐ場合に、当該他のクラスタサーバ計算機のみに一時的に割り当てられている特定のコンピュータ名をも引き継ぐ手段と、
前記特定コンピュータ名の引き継ぎ時に、前記ネームサーバ計算機の前記データベースに登録されている、前記特定コンピュータ名と前記障害が発生した前記他のクラスタサーバ計算機のネットワークアドレスとの対応を示す情報を、当該特定コンピュータ名と自身のネットワークアドレスとを示す情報に更新するように前記ネームサーバ計算機に要求する手段と、
前記特定コンピュータ名の引き継ぎ時に、前記データベースから当該特定コンピュータ名が付加されている情報を検索することにより、当該検索された情報によって示される、過去に当該特定コンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための問い合わせをしたクライアント計算機を、当該特定コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を格納した名前記憶手段を備えているクライアント計算機として特定する手段と、
前記特定されたクライアント計算機に対して、当該クライアント計算機の名前記憶手段に格納されている前記特定コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を削除するように要求する手段と
を具備することを特徴とするクラスタサーバ計算機。 From the computer, in response to the inquiry for solving one computer name to a network address, according to a database that registers information indicating the correspondence between the computer names and network addresses, together with the solution to the queried computer name to a network address A name server computer that adds the computer name resolved to the network address to information indicating the correspondence between the computer name of the computer that made the inquiry registered in the database and the network address, and the computer name to the network address Name for storing information indicating correspondence between the computer name resolved by the name server computer and the network address in response to the inquiry to the name server computer for resolution to A client computer having a storage unit, the cluster server computer in the cluster system and cluster system is applied to a network connected network system,
The cluster results to the server computer other cluster server computers constituting the cluster system with failure, when the service which the other cluster server computer is provided by the cluster server computer itself takes over, the other cluster A means of inheriting a specific computer name temporarily assigned only to the server computer;
Information indicating the correspondence between the specific computer name registered in the database of the name server computer and the network address of the other cluster server computer in which the failure has occurred is registered when the specific computer name is taken over. Means for requesting the name server computer to update to information indicating a computer name and its network address;
Resolving the specific computer name to the network address in the past indicated by the searched information by searching the database to which the specific computer name is added when taking over the specific computer name Means for identifying the inquired client computer as a client computer having name storage means for storing information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address;
Characterized by comprising the to the identified client computer, and means for requesting to delete the information indicating the correspondence between the particular computer name and network address stored in the name storage means of the client computer A cluster server computer. 計算機からの、あるコンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための問い合わせに対して、コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を登録したデータベースに従って、前記問い合わせられたコンピュータ名をネットワークアドレスに解決すると共に、当該ネットワークアドレスに名前解決したコンピュータ名を、前記データベースに登録されている当該問い合わせを行った計算機のコンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報に付加するネームサーバ計算機と、コンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための前記ネームサーバ計算機に対する問い合わせに対して、当該ネームサーバ計算機により解決されたコンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を格納するための名前記憶手段を備えたクライアント計算機と、クラスタシステムとがネットワーク接続されたネットワークシステムに適用される前記クラスタシステム内のクラスタサーバ計算機に、
前記クラスタサーバ計算機と共に前記クラスタシステムを構成する他のクラスタサーバ計算機に障害が発生した結果、当該他のクラスタサーバ計算機が提供しているサービスを前記クラスタサーバ計算機自身が引き継ぐ場合に、当該他のクラスタサーバ計算機のみに一時的に割り当てられている特定のコンピュータ名をも引き継ぐステップと、
前記クラスタサーバ計算機が前記特定コンピュータ名を引き継ぐ際に、前記ネームサーバ計算機の前記データベースに登録されている、前記特定コンピュータ名と前記障害が発生したサーバ計算機のネットワークアドレスとの対応を示す情報を、当該特定コンピュータ名と前記クラスタサーバ計算機自身のネットワークアドレスとの対応を示す情報に更新するように前記クラスタサーバ計算機から前記ネームサーバ計算機に要求するステップと、
前記特定コンピュータ名を引き継いだ前記クラスタサーバ計算機が、前記データベースから当該特定コンピュータ名が付加されている情報を検索することにより、当該検索された情報によって示される、過去に当該特定コンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための問い合わせをしたクライアント計算機を、当該特定コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を格納した名前記憶手段を備えているクライアント計算機として特定するステップと、
前記特定コンピュータ名を引き継いだ前記クラスタサーバ計算機が、前記特定されたクライアント計算機に対して、当該クライアント計算機の名前記憶手段に格納されている前記特定コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を、当該特定コンピュータ名と前記クラスタサーバ計算機自身のネットワークアドレスとの対応を示す情報に更新するように要求するステップと
を実行させるためのクラスタサービスプログラム。 From the computer, in response to the inquiry for solving one computer name to a network address, according to a database that registers information indicating the correspondence between the computer names and network addresses, together with the solution to the queried computer name to a network address A name server computer that adds the computer name resolved to the network address to information indicating the correspondence between the computer name of the computer that made the inquiry registered in the database and the network address, and the computer name to the network address Name for storing information indicating correspondence between the computer name resolved by the name server computer and the network address in response to the inquiry to the name server computer for resolution to A client computer having a storage unit, a cluster server computer in the cluster system and cluster system is applied to a network connected network system,
The cluster results to the server computer other cluster server computers constituting the cluster system with failure, when the service which the other cluster server computer is provided by the cluster server computer itself takes over, the other cluster Taking over a specific computer name temporarily assigned only to the server computer,
When the cluster server computer takes over the specific computer name, information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address of the server computer in which the failure has occurred, registered in the database of the name server computer, Requesting the name server computer from the cluster server computer to update the information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address of the cluster server computer itself;
The cluster server computer that has succeeded the specific computer name searches the database for the specific computer name in the past indicated by the searched information by searching the database for the information to which the specific computer name is added. Identifying a client computer that has made an inquiry to resolve as a client computer having name storage means that stores information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address;
The cluster server computer that has taken over the specific computer name, with respect to the specified client computer , information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address stored in the name storage means of the client computer, A cluster service program for executing the step of requesting to update the information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address of the cluster server computer itself. 計算機からの、あるコンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための問い合わせに対して、コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を登録したデータベースに従って、前記問い合わせられたコンピュータ名をネットワークアドレスに解決すると共に、当該ネットワークアドレスに名前解決したコンピュータ名を、前記データベースに登録されている当該問い合わせを行った計算機のコンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報に付加するネームサーバ計算機と、コンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための前記ネームサーバ計算機に対する問い合わせに対して、当該ネームサーバ計算機により解決されたコンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を格納するための名前記憶手段を備えたクライアント計算機と、クラスタシステムとがネットワーク接続されたネットワークシステムに適用される前記クラスタシステム内のクラスタサーバ計算機に、
前記クラスタサーバ計算機と共に前記クラスタシステムを構成する他のクラスタサーバ計算機に障害が発生した結果、当該他のクラスタサーバ計算機が提供しているサービスを前記クラスタサーバ計算機自身が引き継ぐ場合に、当該他のクラスタサーバ計算機のみに一時的に割り当てられている特定のコンピュータ名をも引き継ぐステップと、
前記クラスタサーバ計算機が前記特定コンピュータ名を引き継ぐ際に、前記ネームサーバ計算機の前記データベースに登録されている、前記特定コンピュータ名と前記障害が発生したサーバ計算機のネットワークアドレスとの対応を示す情報を、当該特定コンピュータ名と前記クラスタサーバ計算機自身のネットワークアドレスとの対応を示す情報に更新するように前記クラスタサーバ計算機から前記ネームサーバ計算機に要求するステップと、
前記特定コンピュータ名を引き継いだ前記クラスタサーバ計算機が、前記データベースから当該特定コンピュータ名が付加されている情報を検索することにより、当該検索された情報によって示される、過去に当該特定コンピュータ名をネットワークアドレスに解決するための問い合わせをしたクライアント計算機を、当該特定コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を格納した名前記憶手段を備えているクライアント計算機として特定するステップと、
前記特定コンピュータ名を引き継いだ前記クラスタサーバ計算機が、前記特定されたクライアント計算機に対して、当該クライアント計算機の名前記憶手段に格納されている前記特定コンピュータ名とネットワークアドレスとの対応を示す情報を削除するように要求するステップと
を実行させるためのクラスタサービスプログラム。 From the computer, in response to the inquiry for solving one computer name to a network address, according to a database that registers information indicating the correspondence between the computer names and network addresses, together with the solution to the queried computer name to a network address A name server computer that adds the computer name resolved to the network address to information indicating the correspondence between the computer name of the computer that made the inquiry registered in the database and the network address, and the computer name to the network address Name for storing information indicating correspondence between the computer name resolved by the name server computer and the network address in response to the inquiry to the name server computer for resolution to A client computer having a storage unit, a cluster server computer in the cluster system and cluster system is applied to a network connected network system,
The cluster results to the server computer other cluster server computers constituting the cluster system with failure, when the service which the other cluster server computer is provided by the cluster server computer itself takes over, the other cluster Taking over a specific computer name temporarily assigned only to the server computer,
When the cluster server computer takes over the specific computer name, information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address of the server computer in which the failure has occurred, registered in the database of the name server computer, Requesting the name server computer from the cluster server computer to update the information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address of the cluster server computer itself;
The cluster server computer that has succeeded the specific computer name searches the database for the specific computer name in the past indicated by the searched information by searching the database for the information to which the specific computer name is added. Identifying a client computer that has made an inquiry to resolve as a client computer having name storage means that stores information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address;
The cluster server computer taking over the specific computer name deletes the information indicating the correspondence between the specific computer name and the network address stored in the name storage unit of the client computer for the specified client computer And a cluster service program for executing the steps to request.
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