JP3845365B2 - Tilt-type sunroof - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チルト式サンルーフに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の自動車用サンルーフにおいて、車両の屋根に設けた開口をサンルーフパネルにより選択的に開閉可能にしたものがあり、その開閉動作としては屋根に対してスライドさせるスライド式と上下方向に傾動させるチルト式とがある。チルト式は、スライド式に対して広い取り付けスペースを必要とせず、また構造も簡単であることから、簡便なサンルーフとして用いられている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
上記したようなチルト式サンルーフにあっては、サンルーフパネルの車両前側縁部を左右一対のヒンジ機構により傾動自在に支持すると共に、サンルーフパネル３の車両後側縁部をその中央部で昇降機構により上下動自在に支持している。それにより、サンルーフパネルは、その前側縁部を左右の２個所で支持されると共に後側縁部を中央の１個所で支持される３点支持となる。
【０００４】
【特許文献１】
実公平７−４６５７２号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
一方、サンルーフにあっては、全閉状態で屋根の面とサンルーフパネルの面とが連続する同一面を形成することが要求されるため、全閉状態のサンルーフパネルの縁部の高さの位置精度が重要になる。しかしながら、上記３点支持構造のサンルーフパネルの後側縁部では、その中央支持部を支点として左右側にて上下に振れ易いため、後側縁部の面一性の調整が難しいという問題がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決して、チルト式サンルーフの全閉状態における屋根との面一性の確保を簡単な構造で実現するために、本発明に於いては、車両の屋根（１）に設けられた開口（２）と、その開口面に対して傾動可能に設けられたサンルーフパネル（３）とを有するチルト式サンルーフであって、前記サンルーフパネル（３）の一方の縁部を傾動可能に支持する左右一対のヒンジ機構（５・６）と、前記サンルーフパネル（３）の前記ヒンジ機構（５・６）とは相反する側となる他方の縁部の中央部分に配設されかつ全閉状態と全開状態との２位置で保持し得るようにされた昇降機構（７）とを有し、前記昇降機構（７）により全閉状態に保持されている前記サンルーフパネル（３）の前記他方の縁部を前記昇降機構（７）による保持力に抗する向きに弾発的に押し上げるべく、前記他方の縁部における前記昇降機構（７）の左右に配設されかつ前記他方の縁部を押圧する弾発的押圧部材（３１）を有するものとした。
【０００７】
これによれば、ヒンジ機構による２個所と昇降機構による１個所との３点支持構造のチルト式サンルーフにおいて、全閉状態における昇降機構側のサンルーフパネルの縁部の左右の倒れを、昇降機構の左右に設けた弾発的押圧部材により防止することができるため、３点支持構造においてもサンルーフパネルの屋根に対する全閉状態における面一性を確保することができる。
【０００８】
特に、前記弾発的押圧部材（３１）が、前記サンルーフパネル（３）の前記他方の縁部に対する押圧位置（取付位置）を別個に変更可能なように昇降機構を挟む左右位置に別個に配設されたものとすると良い。これにより、弾発的押圧部材を左右非対称に配置し得るので、サンルーフパネルの他方の縁部（車両後側縁部）に昇降機構の左右で異なる付勢力を作用させることができ、サンルーフパネルの車両後側縁部の左右の倒れに対する微調整が可能である。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面に示された具体例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【００１０】
図１は、本発明が適用された自動車用チルト式サンルーフを示す要部斜視図である。図に示されるように車両の屋根１の適所に矩形状の開口２が設けられており、その開口２が傾動可能なサンルーフパネル３により図の矢印Ａに示されるように開閉されるようになっている。本図示例におけるサンルーフパネル３は、矩形状ガラスパネル及びその周縁部を支持する金属製支持枠３ａにより構成されている。
【００１１】
図２は本発明に基づくサンルーフの分解組立斜視図である。図に示されるように、本サンルーフには、車両の屋根１を形成する部材であるルーフパネルに車室内側から取り付けられる矩形状の環状枠形フレーム４が用いられる。その環状枠形フレーム４の車両前側縁部の適所（図示例では左右２個所）には、サンルーフパネル３を傾動可能に支持するためのレシーバ５がそれぞれ設けられており、サンルーフパネル３の一方の縁部としての支持枠３ａの車両前側縁部には車両中心線に対して対称位置に左右一対の係合舌片６が設けられている。これら係合舌片６及びレシーバ５によりヒンジ機構が構成されている。
【００１２】
サンルーフパネル３と環状枠形フレーム４との各車両後側縁部の中央部間には昇降機構７が設けられている。なお、図２ではサンルーフパネル３側に昇降機構７が連結されているものが示されているが、組み付け状態では昇降機構７の一部が環状枠形フレーム４側に連結されるようになっている。これにより、レシーバ５に係合舌片６を係合すると共に昇降機構７を介して環状枠形フレーム４とサンルーフパネル３とを連結することにより、環状枠形フレーム４とサンルーフパネル３とが一体的にサブアッセンブリ化され、そのサブアッセンブリ状態で屋根１に取り付けられるようになっている。
【００１３】
図３に環状枠形フレーム４の左半分の平面図を示す。環状枠形フレーム４は、車両前後方向中心線に対して左右対称形となるように例えば薄板材をプレス加工して形成されている。このプレス加工により、環状枠形フレーム４の全周に連続する凹状断面形状の周方向排水溝４ａが形成される。この排水溝４ａは、開口２とサンルーフパネル３との隙間から浸入する水滴を受けるべく、開口２の周縁の下方に位置するようにされている。また、排水溝４ａの４個所のコーナ部にはドレンパイプ１５が設けられている。ドレンパイプ１５には図示されないホースが取り付けられ、排水溝４ａに溜まった水を車両下部から外に排水するようになっている。
【００１４】
環状枠形フレーム４の前側縁部には上記レシーバ５と重なる位置に各前側取付ブラケット８が設けられ、後側縁部にはその直線部分の略全範囲に渡って後側取付ブラケット９が設けられていると共に、左側縁部及び右側縁部には耳状の各ブラケット１０が設けられている。各ブラケット８・９・１０は、薄板をプレス加工して形成されており、それぞれ環状枠形フレーム４の外方に延出するように環状枠形フレーム４の表面または裏面に例えばスポット溶接されている。そして、各ブラケット８・９・１０の適所には屋根１側のパネルにねじ止めするためのねじ挿通孔が設けられている。環状枠形フレーム４の剛性は、上記周方向排水溝４ａを形成することにより確保される。さらに、排水溝４ａの断面形状を全周に渡って均一とすることなく適所で形状を変えるなどして、より一層剛性を高めるようにしている。また、各ブラケット８・９・１０を固着している部分でも剛性が高められている。したがって、サンルーフパネル３を組み付けたサブアッセンブリ状態で歪みが生じることを抑制でき、そのサブアッセンブリ状態でラインへの搬入や車両への組み付けを行うことができるため、作業性が良い。
【００１５】
次に、ヒンジ機構を構成するレシーバ５及び係合舌片６の構造について図４を参照して示す。図に示されるように、レシーバ５は環状枠形フレーム４に固設される下側部材１１とその下側部材１１に重ねられるように組み付けられる上側部材１２とからなる。係合舌片６は平板を円弧状に曲成した形状に形成されている。係合舌片６をその円弧形状の中心回りに回動可能にするように、下側部材１１には湾曲底面を有する凹設形状の下側ガイド部１３が設けられていると共に、上側部材１２には下側ガイド部１３の底面に所定の隙間をもって対峙する湾曲天井面を有する凹設形状の上側ガイド部１４が設けられている。これら両ガイド部１３・１４間の隙間に係合舌片６が挿入されるようになっている。このようにして、サンルーフパネル３の車両前側が支持されている。
【００１６】
図４はサンルーフパネル３の全閉時のヒンジ機構の状態を示しており、サンルーフパネル３のチルトアップ時には図５に示されるようになる。図４及び図５を対比して分かるように、サンルーフパネル３のチルト動作に応じて、レシーバ５の上側・下側部材１２・１１間に形成された湾曲スロットにより係合舌片６がガイドされる。このようにしてサンルーフパネル３の車両前側部分を傾動可能に支持するヒンジ機構が構成されている。
【００１７】
次に、昇降機構７について図６及び図７を参照して示す。本図示例における昇降機構７は、サンルーフパネル３の枠３ａの下面に例えばねじ止めにより固設されたベース部材２１と、そのベース部材２１に一端部を枢支されているレバー２２と、後側取付ブラケット９に固設されたブラケット２４とレバー２２の中間部とを連結するリンク棒２３とにより構成されている。なお、ベース部材２１は金属製プレス加工品であり、レバー２２及びリンク棒２３は合成樹脂材を成型して形成されている。
【００１８】
レバー２２の一端部には枢支軸２５がその中間部をモールドされて一体的に設けられており、枢支軸２５の両端部がベース部材２１に設けられた一対の枢支孔により支持されている。これにより、ベース部材２１に対してレバー２２が揺動自在に設けられている。レバー２２の中間部は凹状断面形状に形成されており、その左右両側壁部のそれぞれ外側に配置された一対のリンク棒２３の一端部同士が両側壁部を貫通する軸部材２６により同軸的に枢支されている。リンク棒２３の他端部には互いに相反する向きに突設された軸部２３ａが設けられており、各軸部２３ａが上記ブラケット２４に回動自在に連結されている。
【００１９】
このように構成された昇降機構７にあっては、サンルーフパネル３を閉じた状態を示す図６においてレバー２２が屋根１に対して略倒伏状態になる位置で保持されている。この状態では、外力によりサンルーフパネル３を上げようとしても、リンク棒２３の連結点との位置関係により、レバー２２が図の矢印Ｂにより示されるチルトアップ時操作方向に回動しないようにされている。それに対して、レバー２２を矢印Ｂに示される向きに回動させるように操作することにより、リンク棒２３の軸部２３ａを支点としてレバー２２が回動し得る。レバー２２の上記矢印Ｂ方向の操作により、図８に示されるようにリンク棒２３がその軸部２３ａ回りに約３／４回転して略起立状態になると共に、レバー２２も屋根１に対して略起立状態になり、サンルーフパネル３がチルトアップする。
【００２０】
レバー２２は、環状枠形フレーム４をその下方から上方に向けて回り込むようにして起き上がる。図示例では、レバー２２の環状枠形フレーム４側が凹形断面形状に形成されており、それによる左右両側壁部には環状枠形フレーム４側に向けて開放された係合凹部２２ａが設けられている。また、図示例では上記ブラケット２４の中間部から略起立状態のレバー２２側に延出する切り起こし部２４ａが形成されており、その切り起こし部２４ａの延出端部に係合凸部としてのエラストマ製ストッパ２７が固着されている。これら係合凹部２２ａとストッパ２７との断面形状は互いに補完的形状をなす略同一の大きさにされている。
【００２１】
サンルーフパネル３がチルトアップして全開位置に至る時には、レバー２２が図８の矢印Ｂに示されるように回動し得るため、相対的にストッパ２７が係合凹部２２ａに入り込む。なお、ストッパ２７の突出端部が緩いテーパ形状になっており、係合凹部２２ａへストッパ２７が突入し易くなっている。
【００２２】
チルトアップ状態のサンルーフパネル３を外力により押し下げようとしても、図８に示されるように、サンルーフパネル３とレバー２２との連結点に作用する力の方向が上記係合凹部２２ａをストッパ２７により一層係合させる方向になるため、サンルーフパネル３の下降が阻止される。サンルーフパネル３の浮き上がり方向に対しても、係合凹部２２ａとストッパ２７の下面とが係合して、リンク棒２３を介すことなくレバー２２により直接的に環状枠形フレーム４とサンルーフパネル３とが結合された状態になるため、サンルーフパネル３の上昇が阻止される。
【００２３】
このように、レバー２２の略起立状態におけるストッパ２７と係合凹部２２ａとが、図の矢印Ｃにより示される上下方向すなわちサンルーフパネル３のチルト方向に互いに係合するため、サンルーフパネル３のチルト方向のがたを抑制し得る。したがって、走行中などの振動によりサンルーフパネル３が共振しそうになっても、上記係合状態において係合凹部２２ａが防振材からなるストッパ２７の上下面に食い込むようになり、係合部におけるサンルーフパネル３の振動を好適に防止し得る。
【００２４】
したがって、リンク棒２３の各連結部に公差によるがたがあっても、サンルーフパネル３のチルトアップ状態におけるがたとして現れることがなく、連結部のがたによる異音を抑制し得る。このように係合凹部２２ａとストッパ２７とがチルト方向に対して係合していることから、サンルーフパネル３のチルトアップ状態が安定する。
【００２５】
また、環状枠形フレーム４の車両後側縁部には、中央に設けられた昇降機構７を挟んで左右一対のエラストマ材からなる弾発的押圧部材３１が設けられている。図９に示されるように、環状枠形フレーム４と一体化されている後側ブラケット９の一部をＵ字状断面形状に形成し、その内側周壁部に弾発的押圧部材３１の弾発係合脚部３１ａが取り付けられ、弾発係合脚部３１ａのサンルーフパネル３側には一体成形された中空の弾性頭部３１ｂが形成されている。
【００２６】
サンルーフパネル３の全閉状態では、左右一対の弾性頭部３１ｂが、図９の想像線の状態から実線で示される扁平圧縮変形の状態になるようにサンルーフパネル３の支持枠３ａの底面により押圧されるように各部材の取付位置関係が設定されている。全閉状態でサンルーフパネル３の他方の縁部としての車両後側縁部が中央の昇降機構７を挟んだ左右の部分が、弾性頭部３１ｂの圧縮変形により図１０の矢印Ｒに示される向きの弾発的反発力を受ける。これら弾発的反発力Ｒにより、サンルーフパネル３の車両後側縁部が、昇降機構７による閉じ方向の係止力に対して昇降機構７を挟んだ左右の部分で弾発的に保持される。
【００２７】
昇降機構７のみでサンルーフパネル３の車両後側縁部の中央を保持する場合にはその昇降機構７の連結部を支点として左右に倒れが生じ易いが、上記構造によりその倒れを抑制することができる。また、例えば支持枠３ａの底面の高さが左右で異なっていても、その高さ違いを弾性頭部３１ｂの弾性変形により吸収できる。このように、サンルーフパネル３の屋根１の上面に対する面一性を簡単な構造で確保し得る。
【００２８】
なお、環状枠形フレーム４の内周側に形成された内向フランジ部には車室側ウェザーストリップ３２が取り付けられている。この車室側ウェザーストリップ３２は、車室の天井用内装材３３の対応する縁部を支持すると共に、全閉状態のサンルーフパネル３の支持枠３ａの下面に当接する中空弾性頭部３２ａを一体的に有している。この車室側ウェザーストリップ３２は開口２（環状枠形フレーム４）の内周縁部の全周に渡って設けられており、車室側ウェザーストリップ３２によってもサンルーフパネル３の全閉状態における縁部の上下方向の振れを抑制することができる。しかしながら、車室側ウェザーストリップ３２では、開口２の全周に渡って連続して設けられていることから、サンルーフパネル３の車両後側縁部の左右において高さ違いがあった場合に片方の弾発付勢力を強めるようにすることはできない。
【００２９】
それに対して、サンルーフパネル３の車両後側縁部の昇降機構７を挟んで左右別個に弾発的押圧部材３１が設けられていると共に、図３に示されるようにサンルーフパネル３の車両後側縁部の長さに対して短くしておくことにより、図１０の矢印Ｄに示されるように弾発的押圧部材３１の取付位置を左右方向に変更可能であり、配設位置を左右別々に設定することができる。これにより、一対の弾発的押圧部材３１を左右非対称に配置すれば、サンルーフパネル３の車両後側縁部に対して昇降機構７を挟んで左右で異なる付勢力を生じさせることができるため、サンルーフパネル３の車両後側縁部の左右の倒れに対する微調整が可能であり、より好適にサンルーフパネル３の屋根１に対する面一性を確保することができる。
【００３０】
なお、本図示例ではサンルーフパネル３を環状枠形フレーム４にサブアッセンブリ化した状態で屋根１に取り付ける構造のものを示したが、本発明によれば、その構造に限定されるものではなく、環状枠形フレーム４を用いずに屋根側部材に直接的に弾発的押圧部材３１を組み付けるようにしたものにも適用可能である。
【００３１】
【発明の効果】
このように本発明によれば、ヒンジ機構による２個所と昇降機構による１個所との３点支持構造のチルト式サンルーフにおいて、全閉状態における昇降機構側のサンルーフパネルの縁部の左右の倒れを、昇降機構の左右に設けた弾発的押圧部材により防止することができる。このようにチルト式サンルーフにおける昇降機構の左右に弾発的押圧部材を配設するという簡単な構造により、３点支持構造のサンルーフパネルの屋根に対する全閉状態における面一性を確保することができ、高騰化することなく商品性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明が適用された自動車用チルト式サンルーフを示す要部斜視図。
【図２】本発明に基づくチルト式サンルーフの分解組立斜視図。
【図３】環状枠形フレームを示す要部平面図。
【図４】全閉状態におけるヒンジ機構を示す図３の矢印IV−IV線に沿って見た要部断面図。
【図５】開状態におけるヒンジ機構を示す図４に対応する図。
【図６】全閉状態における昇降機構を示す図３の矢印VI−VI線に沿って見た要部断面図。
【図７】昇降機構を示す要部斜視図。
【図８】全開状態における昇降機構を示す図６に対応する図。
【図９】図３の矢印IX−IX線に沿って見た要部断面図。
【図１０】図９の矢印Ｘ−Ｘ線に沿って見た要部端面図。
【符号の説明】
１ 屋根
２ 開口
３ サンルーフパネル
５ レシーバ
６ 係合舌片
７ 昇降機構
３１ 弾発的押圧部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a tilt type sunroof.
[0002]
[Prior art]
In conventional sunroofs for automobiles, there are ones in which the opening provided in the roof of the vehicle can be selectively opened and closed by a sunroof panel, and the opening and closing operation is a sliding type that slides against the roof and a tilt type that tilts up and down There is. The tilt type does not require a wide mounting space as compared with the slide type and has a simple structure, and is therefore used as a simple sunroof (see, for example, Patent Document 1).
[0003]
In the tilt type sunroof as described above, the vehicle front side edge portion of the sunroof panel is supported so as to be tiltable by a pair of left and right hinge mechanisms, and the vehicle rear side edge portion of the sunroof panel 3 is supported by a lifting mechanism at the center thereof. Supports up and down movement. Thereby, the sunroof panel is a three-point support in which the front side edge is supported at two left and right positions and the rear side edge is supported at one central position.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 7-45672 [0005]
[Problems to be solved by the invention]
On the other hand, in the case of a sunroof, since it is required that the roof surface and the surface of the sunroof panel are formed in the fully closed state, the height of the edge of the sunroof panel in the fully closed state is required. Accuracy becomes important. However, the rear edge portion of the sunroof panel having the three-point support structure has a problem that it is difficult to adjust the flushness of the rear edge portion because the center support portion tends to swing up and down on the left and right sides. .
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve such a problem and to ensure the flushness with the roof in the fully closed state of the tilt type sunroof with a simple structure, in the present invention, it is provided on the roof (1) of the vehicle. A tilt type sunroof having an opening (2) formed and a sunroof panel (3) provided so as to be tiltable with respect to the opening surface, wherein one edge of the sunroof panel (3) is tiltable The pair of left and right hinge mechanisms (5, 6) to be supported and the hinge mechanism (5, 6) of the sunroof panel (3) are disposed at the center of the other edge on the opposite side and are fully closed And the other side of the sunroof panel (3) that is held in a fully closed state by the lifting mechanism (7). Holding force by the lifting mechanism (7) To orientation resiliently pushed against, and those having a resiliently pressing member for pressing (31) the disposed and having the other edge portion on the left and right of the elevating mechanism in the other edge portion (7) did.
[0007]
According to this, in the tilt type sunroof having a three-point support structure of two places by the hinge mechanism and one place by the lifting mechanism, the left and right tilting of the edge of the sunroof panel on the lifting mechanism side in the fully closed state is prevented. Since it can be prevented by the elastic pressing members provided on the left and right, even in the three-point support structure, it is possible to ensure the flushness of the sunroof panel in the fully closed state with respect to the roof.
[0008]
In particular, the elastic pressing member (31) is separately arranged at the left and right positions sandwiching the lifting mechanism so that the pressing position (attachment position) to the other edge of the sunroof panel (3) can be changed separately. may you and those that have been set. Thereby, since the elastic pressing member can be arranged asymmetrically in the left-right direction, different urging forces can be applied to the other edge (vehicle rear side edge) of the sunroof panel on the left and right sides of the lifting mechanism. Fine adjustment can be made to the left and right tilting of the rear edge of the vehicle.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail based on specific examples shown in the accompanying drawings.
[0010]
FIG. 1 is a perspective view of an essential part showing a tilt type sunroof for automobiles to which the present invention is applied. As shown in the drawing, a rectangular opening 2 is provided at an appropriate position on the roof 1 of the vehicle, and the opening 2 is opened and closed as shown by an arrow A in the figure by a tiltable sunroof panel 3. ing. The sunroof panel 3 in the illustrated example is composed of a rectangular glass panel and a metal support frame 3a that supports a peripheral portion thereof.
[0011]
FIG. 2 is an exploded perspective view of the sunroof according to the present invention. As shown in the figure, a rectangular annular frame 4 attached to the roof panel, which is a member forming the roof 1 of the vehicle, from the vehicle interior side is used for the sunroof. Receivers 5 for supporting the sunroof panel 3 so as to be tiltable are provided at appropriate positions (two places on the left and right in the illustrated example) of the vehicle front side edge of the annular frame 4, respectively. A pair of left and right engaging tongue pieces 6 are provided at positions symmetrical to the vehicle center line at the vehicle front side edge portion of the support frame 3a as an edge portion. The engaging tongue piece 6 and the receiver 5 constitute a hinge mechanism.
[0012]
An elevating mechanism 7 is provided between the center portions of the vehicle rear side edges of the sunroof panel 3 and the annular frame frame 4. FIG. 2 shows the lifting mechanism 7 connected to the sunroof panel 3 side. However, in the assembled state, a part of the lifting mechanism 7 is connected to the annular frame 4 side. Yes. Thus, the annular frame frame 4 and the sunroof panel 3 are integrated by engaging the engaging tongue piece 6 with the receiver 5 and connecting the annular frame frame 4 and the sunroof panel 3 via the lifting mechanism 7. Thus, it is sub-assembled, and is attached to the roof 1 in the sub-assembly state.
[0013]
FIG. 3 shows a plan view of the left half of the annular frame 4. The annular frame frame 4 is formed by, for example, pressing a thin plate material so as to be symmetrical with respect to the vehicle longitudinal center line. By this pressing, a circumferential drainage groove 4a having a concave cross-sectional shape that is continuous over the entire circumference of the annular frame 4 is formed. The drainage groove 4 a is positioned below the periphery of the opening 2 so as to receive water droplets entering from the gap between the opening 2 and the sunroof panel 3. Further, drain pipes 15 are provided at four corner portions of the drainage groove 4a. A drain hose (not shown) is attached to the drain pipe 15 so that the water accumulated in the drain groove 4a is drained from the lower part of the vehicle.
[0014]
Each front mounting bracket 8 is provided at a position overlapping the receiver 5 at the front edge of the annular frame 4, and a rear mounting bracket 9 is provided at substantially the entire range of the linear portion at the rear edge. In addition, ear-shaped brackets 10 are provided on the left and right edges. Each bracket 8, 9, 10 is formed by pressing a thin plate and is, for example, spot welded to the front or back surface of the annular frame 4 so as to extend outward from the annular frame 4. Yes. And the screw insertion hole for screwing to the panel by the side of the roof 1 is provided in the appropriate place of each bracket 8,9,10. The rigidity of the annular frame frame 4 is ensured by forming the circumferential drainage groove 4a. Further, the rigidity is further enhanced by changing the shape of the drainage groove 4a at an appropriate place without making the sectional shape of the drainage groove 4a uniform over the entire circumference. Further, the rigidity is enhanced even in the portion where each bracket 8, 9, 10 is fixed. Therefore, it is possible to suppress the occurrence of distortion in the subassembly state in which the sunroof panel 3 is assembled, and in the subassembly state, it is possible to carry in the line or to be assembled in the vehicle, so that workability is good.
[0015]
Next, the structure of the receiver 5 and the engaging tongue piece 6 constituting the hinge mechanism will be described with reference to FIG. As shown in the figure, the receiver 5 includes a lower member 11 fixed to the annular frame 4 and an upper member 12 assembled so as to overlap the lower member 11. The engaging tongue piece 6 is formed in a shape obtained by bending a flat plate into an arc shape. The lower member 11 is provided with a concave lower guide portion 13 having a curved bottom surface and an upper member 12 so that the engaging tongue 6 can be rotated around the center of the arc shape. Is provided with a concave upper guide portion 14 having a curved ceiling surface facing the bottom surface of the lower guide portion 13 with a predetermined gap. The engaging tongue piece 6 is inserted into the gap between the guide portions 13 and 14. In this way, the vehicle front side of the sunroof panel 3 is supported.
[0016]
FIG. 4 shows a state of the hinge mechanism when the sunroof panel 3 is fully closed, as shown in FIG. 5 when the sunroof panel 3 is tilted up. 4 and 5, the engaging tongue piece 6 is guided by the curved slot formed between the upper and lower members 12 and 11 of the receiver 5 in accordance with the tilting operation of the sunroof panel 3. The In this way, the hinge mechanism that supports the vehicle front side portion of the sunroof panel 3 so as to be tiltable is configured.
[0017]
Next, the lifting mechanism 7 will be described with reference to FIGS. The elevating mechanism 7 in the illustrated example includes a base member 21 fixed to the lower surface of the frame 3a of the sunroof panel 3 by, for example, screwing, a lever 22 pivotally supported at one end by the base member 21, and a rear side. A bracket 24 fixed to the mounting bracket 9 and a link bar 23 connecting the intermediate portion of the lever 22 are configured. The base member 21 is a metal stamped product, and the lever 22 and the link bar 23 are formed by molding a synthetic resin material.
[0018]
A pivot shaft 25 is integrally formed at one end of the lever 22 with its middle portion molded, and both ends of the pivot shaft 25 are supported by a pair of pivot holes provided in the base member 21. ing. As a result, the lever 22 is swingably provided with respect to the base member 21. An intermediate portion of the lever 22 is formed in a concave cross-sectional shape, and one end portions of a pair of link rods 23 arranged on the outer sides of the left and right side wall portions are coaxially formed by a shaft member 26 penetrating the both side wall portions. It is pivotally supported. The other end of the link bar 23 is provided with a shaft portion 23a projecting in a direction opposite to each other, and each shaft portion 23a is rotatably connected to the bracket 24.
[0019]
In the elevating mechanism 7 configured as described above, the lever 22 is held at a position where the lever 22 is substantially lying on the roof 1 in FIG. 6 showing the sunroof panel 3 closed. In this state, even if the sunroof panel 3 is raised by an external force, the lever 22 is prevented from rotating in the operation direction at the time of tilt-up indicated by the arrow B in FIG. Yes. On the other hand, by operating the lever 22 to rotate in the direction indicated by the arrow B, the lever 22 can be rotated with the shaft portion 23a of the link rod 23 as a fulcrum. When the lever 22 is operated in the direction of the arrow B, the link bar 23 is rotated approximately 3/4 around its shaft portion 23a as shown in FIG. As a result, the sunroof panel 3 is tilted up.
[0020]
The lever 22 rises so as to turn the annular frame-shaped frame 4 upward from below. In the illustrated example, the annular frame-shaped frame 4 side of the lever 22 is formed in a concave cross-sectional shape, and the left and right side wall portions are provided with engaging recesses 22a that are open toward the annular frame-shaped frame 4 side. ing. Further, in the illustrated example, a cut-and-raised portion 24a extending from the intermediate portion of the bracket 24 toward the lever 22 in a substantially standing state is formed, and an extending end portion of the cut-and-raised portion 24a is used as an engaging convex portion. An elastomer stopper 27 is fixed. The cross-sectional shapes of the engaging recess 22a and the stopper 27 are substantially the same size, which are complementary to each other.
[0021]
When the sunroof panel 3 is tilted up to reach the fully open position, the lever 22 can be rotated as shown by the arrow B in FIG. 8, so that the stopper 27 relatively enters the engaging recess 22a. Note that the protruding end portion of the stopper 27 has a loosely tapered shape, so that the stopper 27 can easily enter the engaging recess 22a.
[0022]
Even if the sunroof panel 3 in the tilted-up state is pushed down by an external force, the direction of the force acting on the connection point between the sunroof panel 3 and the lever 22 is further increased by the stopper 27 as shown in FIG. Since the direction is engaged, the sunroof panel 3 is prevented from descending. The engagement recess 22a and the lower surface of the stopper 27 are engaged with each other even in the lifting direction of the sunroof panel 3, and the annular frame 4 and the sunroof panel 3 are directly connected by the lever 22 without the link rod 23 interposed therebetween. And the sunroof panel 3 is prevented from rising.
[0023]
In this way, the stopper 27 and the engaging recess 22a in the substantially upright state of the lever 22 engage with each other in the vertical direction indicated by the arrow C in the drawing, that is, the tilt direction of the sunroof panel 3, and therefore the tilt direction of the sunroof panel 3 It can be suppressed. Therefore, even if the sunroof panel 3 is likely to resonate due to vibration during traveling or the like, the engagement recess 22a bites into the upper and lower surfaces of the stopper 27 made of a vibration isolating material in the engaged state. The vibration of the panel 3 can be suitably prevented.
[0024]
Therefore, even if there is a backlash due to tolerance in each connecting portion of the link rod 23, it does not appear as a backlash in the tilted-up state of the sunroof panel 3, and noise due to backlash of the connecting portion can be suppressed. Thus, since the engaging recess 22a and the stopper 27 are engaged in the tilt direction, the tilt-up state of the sunroof panel 3 is stabilized.
[0025]
Further, a resilient pressing member 31 made of a pair of left and right elastomer materials is provided on the vehicle rear side edge portion of the annular frame 4 with a lifting mechanism 7 provided in the center. As shown in FIG. 9, a part of the rear bracket 9 integrated with the annular frame 4 is formed in a U-shaped cross-sectional shape, and the elastic pressing member 31 is elastically formed on the inner peripheral wall portion thereof. An engagement leg 31a is attached, and a hollow elastic head 31b that is integrally formed is formed on the sunroof panel 3 side of the elastic engagement leg 31a.
[0026]
In the fully closed state of the sunroof panel 3, the pair of left and right elastic heads 31b are pressed by the bottom surface of the support frame 3a of the sunroof panel 3 so as to change from the imaginary line state of FIG. As described above, the attachment position relationship of each member is set. In the fully closed state, the left and right portions of the sun roof panel 3 as the other edge of the sun roof panel 3 sandwich the lifting mechanism 7 at the center, and the direction indicated by the arrow R in FIG. 10 due to the compression deformation of the elastic head 31b. Receives a repulsive force of. By these elastic repulsive forces R, the vehicle rear side edge portion of the sunroof panel 3 is elastically held at the left and right portions sandwiching the lifting mechanism 7 with respect to the locking force in the closing direction by the lifting mechanism 7. .
[0027]
In the case where the center of the vehicle rear side edge of the sunroof panel 3 is held only by the lifting mechanism 7, it is easy to tilt left and right with the connecting portion of the lifting mechanism 7 as a fulcrum. it can. For example, even if the height of the bottom surface of the support frame 3a is different on the left and right, the height difference can be absorbed by the elastic deformation of the elastic head 31b. In this way, the flatness of the sunroof panel 3 with respect to the upper surface of the roof 1 can be ensured with a simple structure.
[0028]
A cabin-side weather strip 32 is attached to an inward flange portion formed on the inner peripheral side of the annular frame 4. The passenger compartment side weather strip 32 supports a corresponding edge of the interior member 33 for the ceiling of the passenger compartment, and a hollow elastic head portion 32a that comes into contact with the lower surface of the support frame 3a of the sunroof panel 3 in the fully closed state. Have. The passenger compartment side weather strip 32 is provided over the entire periphery of the inner peripheral edge of the opening 2 (annular frame-shaped frame 4), and the passenger compartment side weather strip 32 also provides an edge portion of the sunroof panel 3 in the fully closed state. Can be prevented from swinging in the vertical direction. However, since the passenger compartment side weather strip 32 is provided continuously over the entire periphery of the opening 2, if there is a difference in height between the left and right sides of the vehicle rear side edge of the sunroof panel 3, one of the two is removed. It is not possible to increase the bullet force.
[0029]
On the other hand, a resilient pressing member 31 is provided separately on the left and right sides of the elevating mechanism 7 at the vehicle rear side edge of the sunroof panel 3, and the vehicle rear side of the sunroof panel 3 as shown in FIG. By shortening the length of the edge portion, the mounting position of the elastic pressing member 31 can be changed in the left-right direction as shown by the arrow D in FIG. Can be set. Accordingly, if the pair of elastic pressing members 31 are arranged asymmetrically in the left-right direction, it is possible to generate different urging forces on the left and right sides of the elevating mechanism 7 with respect to the vehicle rear side edge portion of the sunroof panel 3. Fine adjustment can be made to the left and right tilting of the vehicle rear side edge of the sunroof panel 3, and the surface uniformity of the sunroof panel 3 with respect to the roof 1 can be more suitably secured.
[0030]
In the illustrated example, the sunroof panel 3 is attached to the roof 1 in a state in which the sunroof panel 3 is sub-assembled into the annular frame-shaped frame 4, but according to the present invention, the structure is not limited to this, The invention can also be applied to a structure in which the elastic pressing member 31 is directly assembled to the roof side member without using the annular frame 4.
[0031]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in a tilt type sunroof having a three-point support structure of two places by the hinge mechanism and one place by the lifting mechanism, the left and right sides of the edge of the sunroof panel on the lifting mechanism side in the fully closed state can be tilted. The elastic pressing members provided on the left and right sides of the lifting mechanism can prevent this. As described above, the simple structure in which the elastic pressing members are disposed on the left and right of the lifting mechanism in the tilt type sunroof can ensure the flushness in the fully closed state with respect to the roof of the sunroof panel of the three-point support structure. The merchantability can be improved without soaring.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an essential part showing a tilt sunroof for automobiles to which the present invention is applied.
FIG. 2 is an exploded perspective view of a tilt sunroof according to the present invention.
FIG. 3 is a main part plan view showing an annular frame-shaped frame.
4 is a cross-sectional view of a main part viewed along the line IV-IV in FIG. 3 showing the hinge mechanism in the fully closed state.
FIG. 5 is a view corresponding to FIG. 4 showing the hinge mechanism in the open state.
6 is a cross-sectional view of the main part viewed along the arrow VI-VI line in FIG. 3 showing the lifting mechanism in the fully closed state.
FIG. 7 is a perspective view of a main part showing a lifting mechanism.
FIG. 8 is a view corresponding to FIG. 6 showing the lifting mechanism in the fully opened state.
FIG. 9 is a cross-sectional view of the main part viewed along the line IX-IX in FIG. 3;
10 is an end view of a main part viewed along the line XX in FIG. 9;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Roof 2 Opening 3 Sunroof panel 5 Receiver 6 Engagement tongue piece 7 Elevating mechanism 31 Elastic pressing member

Claims (1)

車両の屋根に設けられた開口と、その開口面に対して傾動可能に設けられたサンルーフパネルとを有するチルト式サンルーフであって、
前記サンルーフパネルの一方の縁部を傾動可能に支持する左右一対のヒンジ機構と、前記サンルーフパネルの前記ヒンジ機構とは相反する側となる他方の縁部の中央部分に配設されかつ全閉状態と全開状態との２位置で保持し得るようにされた昇降機構と、該昇降機構により全閉状態に保持されている前記サンルーフパネルの前記他方の縁部を前記昇降機構による保持力に抗する向きに弾発的に押し上げるべく、前記他方の縁部における前記昇降機構を挟んで左右別個に配設された弾発的押圧部材とを有し、
前記弾発的押圧部材が、その取付位置を別個に変更可能であることを特徴とするチルト式サンルーフ。A tilt type sunroof having an opening provided in a roof of a vehicle and a sunroof panel provided to be tiltable with respect to the opening surface,
A pair of left and right hinge mechanisms that tiltably support one edge of the sunroof panel and a central portion of the other edge that is opposite to the hinge mechanism of the sunroof panel and are fully closed against the other edge of the sunroof panel held in the fully closed state to the holding force by the lifting mechanism by a raising and lowering mechanism which is adapted to be held at two positions of the fully open state, the lifting mechanism to push the elastically in the direction, we have a left and right separately disposed has been elastically pressing member sandwich the lifting mechanism in the other edge portion,
The tilt type sunroof characterized in that the elastic pressing member can be separately changed in its mounting position .

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