JP3845100B2 - 文字入力装置、及び文字入力方法 - Google Patents

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Description

本発明は、文字入力装置、及び文字入力方法に関する。
従来、配設された複数のボタンに対応付けられた文字を画面上に表示することで、ユーザの選択操作による文字入力が可能な装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。このような装置の中には、ハードウェアボタン(以下、単に「ボタン」と記す。)の位置と画面上のソフトウェアボタン(以下、「表示ボタン」と記す。)の位置とを対応付けることによって、押下されたボタンの位置に対応する表示ボタン上の文字を入力する装置も提案されている。
特開平6−318203号公報
しかしながら、上記従来技術では、以下の様な問題点があった。すなわち、所望の文字列の入力を容易にする観点から、ユーザが選択した文字を基に、入力の候補となる文字列を複数表示することが有効であるが、この文字列の長さは相互に異なる。また、選択された文字によっても、入力候補となる文字列が異なるため、自ずからその長さは異なる。
入力候補の文字列が1〜2文字と短い場合には、当該文字列に1つのボタンを割り当てても、画面上の表示ボタンに比較的大きな文字で文字列を表示することができる。しかし、入力候補の文字列が長い場合、あるいは、漢字など、複雑な文字や記号が含まれる文字列の場合には、ユーザの視認が困難となり、これが文字入力の利便性を阻害する要因となる。
そこで、本発明の課題は、入力候補の文字列に対して複数のボタンを割り当てることにより、容易かつ迅速な文字入力を可能とすることである。
上記課題を解決すべく、本発明に係る文字入力装置は、任意の文字を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された文字に対応付けられた文字列を入力候補として画面上に表示させる表示制御手段とを備える文字入力装置であって、本発明に特有の構成要素として、前記入力候補としての文字列の長さを判定する判定手段と、前記判定手段により判定された前記文字列の長さに応じて、当該文字列に割り当てられるボタンの数を決定する決定手段とを更に備え、前記表示制御手段は、前記決定手段により決定されたボタン数を基に形成された表示ボタン上に前記文字列を表示させる。
本発明に係る文字入力方法は、任意の文字を選択する選択ステップと、前記選択ステップにて選択された文字に対応付けられた、入力候補としての文字列の長さを判定する判定ステップと、前記判定ステップにて判定された前記文字列の長さに応じて、当該文字列に割り当てられるボタンの数を決定する決定ステップと、前記決定ステップにて決定されたボタン数を基に形成された表示ボタン上に前記文字列を表示させる表示制御ステップとを含む。
これらの発明によれば、ユーザが選択した文字に対応する文字列を入力候補として画面表示する際に、当該文字列の長さ(例えば文字数)に応じたボタン数が決定された後、当該ボタン数に応じた領域を有する表示ボタン上に文字列が表示される。すなわち、表示ボタンの最小構成単位がボタンと1対1に対応している場合には、表示ボタンの表示領域は、割り当てられたボタンの数が多い程広くなる。したがって、例えば、文字列が長いと判断できる場合には、1つの文字列に2以上のボタンを割り当てることにより、文字列が表示される表示ボタンが大きくなり、当該文字列を構成する各文字の視認性が高まる。その結果、文字列の長さを問わず、容易かつ迅速な文字入力が可能となる。
本発明に係る文字入力装置において好ましくは、前記表示制御手段は、複数のボタンが割り当てられた文字列を表示する際に、前記複数のボタンのイメージを併せて表示させる。
本発明によれば、文字列を表示するに際して、表示される文字列に割り当てられた複数のボタンのイメージが、文字列と同時に画面表示される。したがって、ユーザは、これらのボタンイメージを見ることで、直接的な選択操作の対象となるボタン(ハードウェアボタン)と、文字列を含む画面上の表示ボタン(ソフトウェアボタン)との対応関係をより明確に認識することができる。その結果、ボタンの誤選択に伴う入力ミスが低減される。
本発明に係る文字入力装置は、任意の文字を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された文字に対応付けられた文字列を入力候補として画面上に表示させる表示制御手段とを備える文字入力装置であって、前記入力候補としての文字列の大きさを判定する判定手段と、前記判定手段により判定された前記文字列の大きさに応じて、当該文字列に割り当てられるボタンの数を決定する決定手段とを更に備え、前記表示制御手段は、前記決定手段により決定されたボタン数を基に形成された表示ボタン上に前記文字列を表示させる。
本発明に係る文字入力方法は、任意の文字を選択する選択ステップと、前記選択ステップにて選択された文字に対応付けられた、入力候補としての文字列の大きさを判定する判定ステップと、前記判定ステップにて判定された前記文字列の大きさに応じて、当該文字列に割り当てられるボタンの数を決定する決定ステップと、前記決定ステップにて決定されたボタン数を基に形成された表示ボタン上に前記文字列を表示させる表示制御ステップとを含む。
これらの発明によれば、ユーザが選択した文字に対応する文字列を入力候補として画面表示する際に、当該文字列の大きさ(例えばポイント数)に応じたボタン数が決定された後、当該ボタン数に応じた領域を有する表示ボタン上に文字列が表示される。同一の文字列であっても、これを構成する文字のサイズが大きくなると、より大きな表示領域が必要になる。そこで、文字列が大きい場合には、多数のボタンを割り当てることで大きな表示領域を確保し、文字列が小さい場合には、少数のボタンを割り当てることで表示領域を節約する。これにより、限られた表示領域を効率的に使用しつつ、文字の視認性を高めることができる。その結果、文字列の大きさを問わず、容易かつ迅速な文字入力が可能となる。
本発明に係る文字入力装置においては、前記入力候補としての文字列の大きさは、当該文字列の使用頻度に応じて変更されるものとしてもよい。例えば、使用頻度が高い文字列を大きく表示させることで、ユーザは、文字列の使用頻度の高低を一目で把握できると共に、入力したい文字列を、より容易かつ迅速に入力することが可能となる。
ここで、文字には、かな、漢字の他に、記号や数字を含む。また、文字は、絵文字、アイコン、写真、画像などの表示データであってもよい。
また、本発明は、表示された文字の入力候補の中から、ボタンの選択操作によって、ユーザ所望の文字を入力可能なあらゆる文字入力装置に適用可能であり、その機能やサイズによって適用対象を除外するものではない。しかしながら、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)等は、ボタンや表示画面が小さく、文字入力が必ずしも容易でないことから、このような携帯型端末に本発明を適用することが特に効果的である。
本発明によれば、入力候補の文字列に対して複数のボタンを割り当てることにより、容易かつ迅速な文字入力が可能となる。
(第1の実施形態)
以下、例示のために添付された図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。まず、本実施の形態における携帯端末1の構成について説明する。図1は、携帯端末1の機能的構成を示すブロック図である。図1に示す様に、携帯端末1は、入力部11(選択手段に対応)と、文字数テーブル12と、文字数判定部13(判定手段に対応)と、ボタン数テーブル14と、ボタン数決定部15(決定手段に対応)と、表示制御部16(表示制御手段に対応)と、表示部17とを備える。
以下、携帯端末1の各構成要素について詳細に説明する。
入力部11は、ユーザの手指による押下又は接触操作を検知すると、当該操作のあったボタンに対応する表示ボタン上の文字を選択する。同様に、入力部11は、ユーザの手指による押下操作に基づいて、当該操作のあったボタンに対応して表示ボタン上に表示された入力候補の文字列を入力する。
文字数テーブル12は、図2に示す構成を有する。図2を参照すると、文字領域121には、選択候補となる文字が格納されている。入力候補文字列領域122には、上記文字が選択された場合に入力の候補となる文字列(勿論、文字でもよい。)が予め格納されている。これらの文字及び文字列は、必要に応じて、ユーザが追加、削除、変更することにより更新可能である。入力候補の文字列は、更新日時が新しいものの優先順位が高くなる様に上段から順に格納される。また、文字数領域123には、対応する入力候補文字列の文字数が格納されている。
例えば、選択候補の文字として“あ”が格納されている場合には、これに対応した入力候補として、“ありがとう”、“朝”、“あ”、“あけまして”、“アプリケーション”、“あと”、“ある”、“味”の各文字列が格納されている。また、各文字列に含まれる文字の数として、“5”,“1”,“1”,“5”,“8”,“2”,“2”,“1”が格納されている。なお、文字数と同時に、文字列が漢字を含むか否かを示す情報を格納しておくこともできる。図2には、文字数が“5”の文字列である“ありがとう”、“あけまして”、“有り得ない”に関してのみ、漢字の有無を参照可能とした例を示す。
文字数判定部13は、文字数テーブル12内のデータを参照することで、入力部11から入力された文字に対応する文字列と文字数とを取得する。なお、文字数判定部13が上記文字列の文字数を自ら計数することによって、文字数テーブル12の文字数領域123に既存のデータは必ずしも必要ではなくなる。取得若しくは計数された文字数は、後段に位置するボタン数決定部15に出力される。また、取得された文字列は、更に後段の表示制御部16に出力される。
ボタン数テーブル14は、文字数を基に必要なボタン数を特定するためのデータ格納領域である。図3に示す様に、ボタン数テーブル14は、文字数領域141とボタン数領域142とを有する。文字数領域141には、1以上の文字数を示す数字データ(例えば、“1”,“2”,“3”,…)が格納されており、ボタン数領域142には、対応する文字数の文字列又は文字に割り当てられるボタンの数(例えば、“1”,“1”,“2”,…)を示す数字データが格納されている。なお、割り当てるべきボタンの数は、文字列が漢字を含むか否かに応じて、変更するものとしてもよい。この場合、例えば、文字数が“5”の文字列に関しては、図3に示す様に、漢字を含まない場合にはボタン数に“2”を設定し、漢字を含む場合には“3”を設定する。
ボタン数決定部15は、ボタン数テーブル14を参照し、文字数判定部13から入力された文字数の文字列に割り当てるべきボタンの数を決定する。決定されたボタン数は、表示制御部16に出力される。
表示制御部16は、ボタン数決定部15から入力されたボタン数に応じた長さの表示ボタンを表示部17に表示させる。表示ボタンは、ボタンを割り当て可能な範囲で表示される。例えば、ボタンが縦3列、横4列に配設されている場合には、12個分のボタンを割り当てられる限度の表示ボタン、すなわち、“ありがとう”、“朝”、“あ”、“あけまして”、“アプリケーション”、“あと”、“ある”、“味”を表示するための表示ボタンが表示される。なお、表示ボタンは、表示された時点では、必ずしも選択可能でなくともよい。
表示制御部16は、表示ボタンを表示部17に表示させた後に、文字数判定部13から入力された文字列を、各表示ボタン上に表示させる。
また、表示制御部16は、入力部11からの指示に従って、表示ボタン上に表示させた文字列を選択及び入力可能な状態に移行する。
表示部17は、表示制御部16による制御内容に従って、選択候補の文字、表示ボタン、入力候補の文字列、入力された文字などのデータを所定の表示領域に表示する。
次に、図4〜図6を参照して、第1の実施形態における携帯端末1の動作を説明し、併せて、本発明に係る文字入力方法について説明する。図4は、携帯端末1により実行される文字入力処理を説明するためのフローチャートである。
まずS1では、入力部11は、文字の選択入力の有無を監視しており、文字が選択されると(S1;YES)、その文字を文字数判定部13に出力する。例えば、“あ”の文字を選択する場合について、図5(a)及び図5(b)を参照して説明する。まず、表示画面が図5(a)に示す状態にあるとき、ユーザが手指によりボタン11aを押下すると、「あ行」が選択される。その結果、表示画面17aは、図5(b)に示す表示画面17bに遷移する。更に、ユーザの手指がボタン11aを押下すると、「あ」の文字が選択される。
S2では、文字数判定部13は、S1で選択された文字に対応する入力候補文字列と、その長さに相当する文字数とを、文字数テーブル12から取得する。その後、ボタン数決定部15は、S2で取得された文字数に応じて、文字列を表示するためのソフトウェアボタン(表示ボタン)に割り当てられるボタンの数を決定する(S3)。この処理は、上述したボタン数テーブル14を参照して行われる。
S4では、表示制御部16が、S3で決定されたボタン数に応じた長さの表示ボタンを表示部17に表示させる。なお、このとき表示される表示ボタンは、入力候補として格納されている全ての文字列を表示するためのものであることが望ましいが、ボタンの数(本実施の形態では12個)や表示領域には制限があることから、表示ボタンの数にも上限を設定するものとしてもよい。本実施の形態では、画面上の全ての表示ボタンに対してボタンを割り当てることを可能とするために、表示ボタンの上限数は12に設定されているものとする。
続いて、表示制御部16は、S4で表示された表示ボタン上に、S2で取得された文字列を入力候補として表示させる(S5)。その結果、表示部17の表示画面は、図5(c)に示す状態となる。図5(c)において、表示ボタン16a〜16hには、“ありがとう”、“朝”、“あ”、“あけまして”、“アプリケーション”、“あと”、“ある”、“味”の文字列又は文字がそれぞれ表示されている。
例えば、“ありがとう”は、漢字を含まない5文字の文字列であるので、2個のボタンが割り当てられる。2個のボタンとは、ボタン11a,11bであり、これらのボタンに対応する位置に表示された表示ボタン16aの前面に、“ありがとう”なる文字列が表示される。以下同様に、“朝”は、表示ボタン16bの前面に表示され、“あ”は、表示ボタン16cの前面に表示される。図5(c)を参照すると、文字入力用に設けられたボタンは12個であり、これら全てのボタンに対応する画面17c上の位置に、入力候補となる何れかの文字列を有する表示ボタン16a〜16hが表示される。このとき、表示画面17cの左上端部には、1文字目の入力文字として“あ”が表示される。
S6では、入力部11は、予測ボタン16iの選択操作を待機している。予測ボタン16iが選択される前に、2文字目の文字の選択操作があると(S6;NO)、S1に戻り、それ以降の処理が再び実行される。すなわち、「ら行」に対応するボタン11cが手指により押下されると(図5(c)参照)、ら行の文字である“らりるれろ”が2文字目の選択候補として表示される(図5(d)参照)。その後、ボタン11bの押下操作により、“り”が選択されると(S1;YES)、上述したS2〜S5に示した処理の実行により、“あり”に対応して登録された文字列が表示ボタン上に表示される。その結果、表示部17の表示画面は、図6(a)に示す状態に移行する。すなわち、表示ボタン16j〜16qの前面には、“ありがとう”、“蟻”、“あり”、“有り”、“在り”、“有り得ない”、“ありかも”の各文字列が表示される。
図6(a)に示す様に、予測ボタン16iは、ボタン11dに対応する位置に表示されている。S6において、ユーザの手指がボタン11dを押下すると(S6;YES)、現時点で入力候補として表示されている表示ボタン16j〜16qは、文字列と共に、選択可能な位置に移動する。この処理をもって、入力候補の文字列が入力可能となる(S7)。入力可能となった文字列が表示された画面17fを図6(b)に示す。図6(b)においては、従前には、文字を選択するために使用されていた表示領域が、文字列を入力するための表示領域として使用されている。
S8では、S7で入力可能となった文字列の入力候補の中から、ユーザの手指による押下操作によって、任意の一文字列が入力される。図6(c)は、ボタン11eの押下操作によって、“あり”に対応する入力候補文字列の中から“有り得ない”が選択及び入力された際における表示画面17gを示す図である。
以上説明した様に、本発明に係る携帯端末1によれば、ユーザによって文字が選択された際に、この文字に対応付けられた文字列の長さに応じて、この文字列が表示される表示ボタンに割り当てるべきボタンの数を決定する。すなわち、携帯端末1は、文字列が短い場合には、表示ボタンが少数であっても、全ての文字列が表示ボタン上に表示しきれるので、割り当てるべきボタンの数を少ない数に決定する。これに対して、文字列が長い場合には、表示ボタンが多数無いと、全ての文字列が表示ボタン上に収まらないので、割り当てるべきボタンの数を多い数に決定する。
これにより、登録された文字を選択して所望の文字列をユーザが入力する際に、表示ボタンに表示される文字列を構成する個々の文字が小さく表示されることが無くなり、各文字の視認性が高まる。また、表示ボタン上の文字列は、ボタンの配列に対応する位置に表示されるのは従前の通りであるが、所望の文字列に対応する表示ボタンにボタンが複数割り当てられている場合には、これら複数のボタンの内、何れか1つのボタンでも押下されれば、ユーザは、上記所望の文字列を入力することができる。このため、文字列の入力が容易となる。
(第2の実施の形態)
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態における携帯端末では、表示制御部は、複数のボタンが割り当てられた表示ボタンの表示に際して、当該表示ボタンと同時に、上記複数のボタンのイメージを表示部に表示させる態様を採る。本実施の形態における携帯端末は、第1の実施形態において既述の携帯端末と、その要部構成を同一とする。したがって、その図示及び説明は省略すると共に、図7〜図9を参照して、第1の実施形態との差異について説明する。
図7は、第2の実施形態における携帯端末1の動作である文字入力処理について説明する。併せて、本発明に係る文字入力方法を構成する各ステップについて説明する。なお、本文字入力処理は、第1の実施形態において詳述した文字入力処理(図4参照)と基本的には同様である。したがって、共通するステップの説明は省略し、本発明に特有の処理について説明する。具体的には、図7のT1〜T4は、図4に示したS1〜S4に相当し、図7のT6〜T9は、図4に示したS5〜S8にそれぞれ相当する。
第2の実施形態における文字入力処理は、T5の処理を含む点において、第1の実施形態と相違する。T5では、表示制御部16は、T4で表示部17に表示された表示ボタンに併せて、ボタンのイメージを表示させる。ここで表示されたボタンイメージは、T9で文字列が入力されるまで継続して表示され、文字列が入力された後も更に継続して表示させることができる。これにより、携帯端末1は、ユーザの文字入力が完了するまで、ボタンイメージを基に、ハードウェアのボタンと表示ボタンとの位置の対応関係の認識を容易にする。
図8(c)〜図9(c)において、表示ボタンの前面に表示されたボタンイメージを破線にて示す。なお、図8(a),図8(b)は、前述の図5(a),図5(b)と同一であるので、その説明は省略する。これらの図に示す様に、ボタンイメージの表示枠は、表示ボタンの最小構成単位を表す枠に沿って表示される。このため、表示ボタンに対応するボタンが1つである場合には、表示ボタンを表す実線枠とボタンイメージを表す破線枠とが重なり合って、実線に示す枠のみが表示されることになる。一方、表示ボタンに対応するボタンが複数有る場合には、表示ボタンを表す実線枠とボタンイメージを表す破線枠とが重なり合わない部分が存在する。したがって、ユーザは、破線枠を視認可能となり、この破線枠を参照することで、各々の表示ボタンに何れのボタンが割り当てられているかを簡易迅速に把握することができる。なお、ボタンイメージの表示に際しては、破線に限らず、背景色、模様などを使用することもできる。
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において、適宜変形態様を採ることも可能である。例えば、上記実施の形態では、各表示ボタン(文字列)に割り当てられるボタンの数を最大でも3つとしたが、4つ以上であっても勿論よい。この場合、本実施の形態で想定した携帯端末1を使用すると、文字列が二行以上に渡って表示されることになるが、かかる場合であっても、ユーザが、上記文字列が表示されている表示ボタンに対応する何れのボタンを押下することによっても、当該文字列を入力可能であることに変わりない。
また、上記各実施の形態では、文字列に対応付けられた文字の選択に際して、“あかさたな…”といった段を選択した後に、その段に属する文字を選択する二段階の選択手法を採った。しかし、本発明が、文字に限らず、記号や数字の入力をも想定したものであることは上述した通りであり、一段階若しくは三段階以上の選択手法を採ることを排除するものではない。更に、予測ボタンを選択するタイミングに関しても、2文字を選択した後に限らず、1文字選択後、若しくは3文字以上選択後という様に、選択された文字の数は任意である。
更に、上記各実施の形態では、携帯端末1は、文字列の長さに応じてボタンの数を決定するものとしたが、文字列の大きさに応じて、文字列に割り当てられるボタンの数を決定するものとしてもよい。かかる態様における携帯端末1の表示画面の一例を図10(a)に示す。文字列の大きさは、当該文字列の使用頻度に基づいて決定される。図10(a)に示す様に、使用頻度が高い文字列(“ありがとう”、“あと”)は大きく表示され、使用頻度が低い文字列(“アプリケーション”、“あ”、“ある”、“味”)は通常の大きさで表示される。したがって、使用頻度の高い文字列、つまり選択される可能性の高い文字列が、より大きな文字で表示されることになり、ユーザによる入力が容易になる。
なお、同一の文字列に割り当てられる複数のボタンは、横並び(左右)に配置されているボタンに限らない。すなわち、図10(a)に示した“あと”、あるいは、図10(b)に示す“有り”の様に、縦並び(上下)に配置されたボタンであってもよい。
携帯端末の機能的構成を説明するためのブロック図である。 文字数テーブルにおけるデータ格納例を示す図である。 ボタン数テーブルにおけるデータ格納例を示す図である。 第1の実施形態における携帯端末の動作を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態における携帯端末の画面遷移図の前半部分であり、図5(a)は、1文字目の行の選択前、図5(b)は、1文字目の行の選択後、図5(c)は、1文字目の選択後かつ2文字目の行の選択前、図5(d)は、2文字目の行の選択後における表示画面の一例をそれぞれ示す図である。 第1の実施形態における携帯端末の画面遷移図の後半部分であり、図6(a)は、2文字目の選択後、図6(b)は、予測ボタンの選択後、図6(c)は、入力文字の選択後における表示画面の一例をそれぞれ示す図である。 第2の実施形態における携帯端末の動作を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態における携帯端末の画面遷移図の前半部分であり、図8(a)は、1文字目の行の選択前、図8(b)は、1文字目の行の選択後、図8(c)は、1文字目の選択後かつ2文字目の行の選択前、図8(d)は、2文字目の行の選択後における表示画面の一例をそれぞれ示す図である。 第2の実施形態における携帯端末の画面遷移図の後半部分であり、図9(a)は、2文字目の選択後、図9(b)は、予測ボタンの選択後、図9(c)は、入力文字の選択後における表示画面の一例をそれぞれ示す図である。 文字サイズに応じてボタン数を変更する携帯端末の表示画面を示す図であり、図10(a)は、2文字目の行の選択後、図10(b)は、2文字目の選択後における表示画面の一例をそれぞれ示す図である。
符号の説明
1…携帯端末、11…入力部、12…文字数テーブル、13…文字数判定部、14…ボタン数テーブル、15…ボタン数決定部、16…表示制御部、17…表示部

Claims (6)

  1. 任意の文字を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された文字に対応付けられた文字列を入力候補として画面上に表示させる表示制御手段とを備える文字入力装置であって、
    前記入力候補としての文字列の長さを判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された前記文字列の長さに応じて、当該文字列に割り当てられるボタンの数を決定する決定手段とを更に備え、
    前記表示制御手段は、前記決定手段により決定されたボタン数を基に形成された表示ボタン上に前記文字列を表示させることを特徴とする文字入力装置。
  2. 前記表示制御手段は、複数のボタンが割り当てられた文字列を表示する際に、前記複数のボタンのイメージを併せて表示させることを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。
  3. 任意の文字を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された文字に対応付けられた文字列を入力候補として画面上に表示させる表示制御手段とを備える文字入力装置であって、
    前記入力候補としての文字列の大きさを判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された前記文字列の大きさに応じて、当該文字列に割り当てられるボタンの数を決定する決定手段とを更に備え、
    前記表示制御手段は、前記決定手段により決定されたボタン数を基に形成された表示ボタン上に前記文字列を表示させることを特徴とする文字入力装置。
  4. 前記入力候補としての文字列の大きさは、当該文字列の使用頻度に応じて変更されることを特徴とする請求項3に記載の文字入力装置。
  5. 任意の文字を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにて選択された文字に対応付けられた、入力候補としての文字列の長さを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにて判定された前記文字列の長さに応じて、当該文字列に割り当てられるボタンの数を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにて決定されたボタン数を基に形成された表示ボタン上に前記文字列を表示させる表示制御ステップと
    を含むことを特徴とする文字入力方法。
  6. 任意の文字を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにて選択された文字に対応付けられた、入力候補としての文字列の大きさを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにて判定された前記文字列の大きさに応じて、当該文字列に割り当てられるボタンの数を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにて決定されたボタン数を基に形成された表示ボタン上に前記文字列を表示させる表示制御ステップと
    を含むことを特徴とする文字入力方法。
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