JP3844331B2 - 透光性防音板及びこれを用いた防音壁 - Google Patents

透光性防音板及びこれを用いた防音壁 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路鉄道などの騒音対策に用いられる透光性、透視性があり、かつ吸音性を有する透光性防音板及びこれを用いた防音壁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、透光性、透視性を有する吸音性の遮音板として、透光性の膜状吸音材と透光性の遮音材を間に空間を設けてパネル化した防音板があるが、内部空間と外部とにある温度差が生じるような場合には、内部の湿気が内面に結露し曇りが発生することにより、透光性と透視性が損なわれるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来の問題点を解決するためになされたものであり、内面結露を防止できるようにして、透光性、透視性を確保し、かつ吸音性、遮音性を備えた透光性防音板及びこれを用いた防音壁を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明の透光性防音板は、透光性の膜状材料の両面又は片面に多孔板を配した透光性吸音材と、透光性遮音板と、これらを一定間隔に保持するパネル枠材とからなる透光性防音板であって、該透光性防音板の一部に通気開口を設け、その通気開口を通じて、内部空気と外気を流通させ温度を均一化し湿度を分散させて、その透光性防音板の内面の結露を防止したことを特徴とする。
また、この透光性防音板には内面の結露を防止する手段として、該透光性防音板の内面に撥水性材料を塗布して、その透光性防音板の内面の結露を防止したことを特徴とするものである。
【0005】
なお、このような透光性防音板において、その構成部材である前記透光性吸音材をパネル枠材にルーズに留め付けた構造とすることが好ましく、また透光性防音板の内部には内部吸音材を配置することが好ましく、さらには透視できる開口が全面積の30%以上であることが特に好ましい。
また本発明の防音壁は、上記の透光性防音板を設置したことを特徴とするものである。
【0006】
本発明の透光性防音板は、以上のように透光性吸音材と透光性遮音板とをパネル化するとともに、この透光性防音板には内面の結露を防止する手段が設けられているのであるから、湿度や気温の変化があっても透光性、透視性が確保でき、かつ吸音性、遮音性を備える利点があり、日照や視界を妨げることなく防音効果を発揮することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を本発明の透光性防音板の外観図である図1、その断面を示す図2、その部分拡大図である図3を参照して、実施形態とともに詳細に説明する。
本発明の透光性防音板は、先ず、図2に示すように、透光性吸音材1と透光性遮音板2とを、パネル枠材3により一定間隔に保持してパネル化した点を特徴とするものである。
【0008】
次いで、本発明の透光性防音板では、その防音板の一部に通気開口を設けるなどして、結露を防止した構造を採用した点にもその特徴がある。かくして、防音板内部の湿気が内面に結露して透光性と透視性が損なわれるという現象を解決することができるのである。
このように、防音板の一部に通気開口を設けるのは、内部空気と外気との流通を促進して、温度の均一化や湿気の分散を促すためのものであり、以下に説明するようさらに具体化することができる。
【0009】
1)透光性吸音材1をパネル枠材3から5〜10mm程度浮かせて、つまり隙間を設けて取り付けたり、パネル枠材自体に孔あけ加工を施してスリット孔や丸孔状の通気開口を設けて、外気との流通を良くすれば、結露を効果的に防止できる。
なお、透光性吸音材1をパネル枠材3から浮かせて取り付けるには、図3(A)に例示するように、透光性吸音材1の周囲を補強用押さえ板8aで縁取りしてパネル化し、相手方のパネル枠材3に設けられた支持枠材3aに、5〜10mm長さの取り付け治具9aを介して、ねじ、ボルト、リベットや簡易止め付け金具(ワンタッチ金具)で取り付けるようにすればよく、この取り付け方法によれば、現場でのメンテナンス時の取り替えが容易になる利点が得られる。
【0010】
2)この通気開口の形成位置としては、防音板の上面側の場合は、雨水が浸入しやすいので、庇などを設ける措置が好ましく、特に、防音版の側面側、好ましくは下面側に設けるようにするのがよい。この場合でも、雨水のしぶきが浸入しないよう入り組んだ開口構造を採用するのがよい。さらに、パネル枠材の下部には、侵入した雨水を排出できるよう水抜き孔を適宜に配置しておくのがよい。また、これら防音板を防音壁とした場合、通気開口から騒音が漏れないよう、予めその通気開口の形成位置関係などを配慮して調整する必要がある。
【0011】
かくして、本発明では、急激な温度、湿度の変化などにより、防音板内面の結露による曇りを効果的に防止できる。さらに、雨水が入りにくく、排水しやすいので、結露防止効果の他、湿気によるパネル枠材などの腐食や劣化を軽減できる利点が得られるのである。
【0012】
さらに、本発明では、防音板の内面に光触媒、親水性材料または撥水性材料を塗布、付着させて、防音板内面の結露による曇りを防止することができる。この場合、光触媒としては、アナターゼ型の二酸化チタンが適当であり、また親水性材料としては、シリカ系、アルミナ複合金属系、シリコン系で親水基を有する塗料やコーティング剤が好適であり、撥水性材料としては、アクリルシリコン系、シリコン系で疎水基を有するコーティング剤が好適である。なお、このケースでは、先の通気開口や水抜き孔を設けた構造を併用するようにしてもよい。
以上説明した結露防止手段の他には、防音板の内部にシリカゲル系の乾燥剤を封入したり、この防音板自体を密閉構造に構成することも適宜に採用することができる。
【0013】
以下に、本発明の防音板を構成する各部材について説明する。
(透光性吸音材)
透光性吸音材1は、図4に示すように透光性、透視性の膜状材料5の両側または片側に、多孔板6を配した吸音材であって、膜状材料5の振動を多孔板6で調整して適正な振動を得ることによって音のエネルギーを吸収する吸音材である。
用いられる膜状材料5は、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化エチレン等のフッ素樹脂系フィルムやポリエステル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、酢酸ビニル、ポリビニリデンなどの合成樹脂フィルムであって、厚さは6μm〜2000μmが好ましい。その理由は、厚さが厚いと膜振動が生じにくくなり吸音率が低下し、薄すぎると破損しやすくなるためである。
【0014】
前記膜状材料5と組み合わされる多孔板6は、アルミニウム、鉄、ガラス、合成樹脂などの各種材料からなる網やエキスパンドメタルのような網状のもの、アルミニウム、鉄等の金属板、珪酸カルシウム板、セラミック板等の無機質板、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル等の有機質板に貫通する孔明け加工した孔明き板が適当である。
この多孔板6の孔の開口率は、吸音性の確保と透光性、透視性の確保のため40%以上とすることが好ましい。また一つの開口(孔)の大きさは、3〜50mmが好ましい。透視性の面からは孔径が大きい方が好ましいが、膜振動の調整機能が低下しやすく吸音率が低下するので前記範囲が適当である。
【0015】
また、膜状材料5と多孔板6との組み合わせは、1個の膜状材料5に対して多孔板6をその両側または片側に配置することができるが、膜状材料5の音波による振動を調整するためには、膜状材料5が多孔材6に軽く触れるか触れない程度にするか、部分的に接触させたり接触させなかったりするようなルーズな構造にする必要がある。
膜状材料5が2層の場合には、多孔板6、膜状材料5、多孔板6、膜状材料5の組み合わせや、多孔板6、膜状材料5、多孔板6、膜状材料5、多孔板6などの組み合わせとなる。膜状材料5が3層以上の場合もこれに準じて組み合わせればよい。透光性吸音材1をパネル枠材3に取り付ける際は、音源側に多孔板6がくるようにするのが好ましい。
【0016】
また、透光性吸音材1をパネル枠材3へ留め付ける時には、端部や中間部を長い距離に渡って押さえて留め付けても良いが、部分的に固定し、固定部と固定部の間はルーズにして留め付け部近傍でも音波による膜状材料の振動が十分行われるようにすることが好ましい。なお、透光性吸音材1に紫外線等に対する耐候性処理を施しても良い。また、透光性吸音材1は平面状に取り付けても良いし、波形、三角形等の凹凸形にして取り付けても良い。
【0017】
(パネル枠材)
パネル枠材3は、透光性吸音材1と透光性遮音板2とを一定間隔に保持してパネル化するための部材であり、アルミニウム、鉄などの金属や塩化ビニル等の合成樹脂、セラミック、セメント等の無機材料を用いることができる。
【0018】
(透光性遮音板)
透光性遮音板2としては、ポリカーボネート、塩化ビニル、メタクリル樹脂、スチロール樹脂、ABS樹脂、フッ化エチレン樹脂、アクリル樹脂等の合成樹脂やゴムであって透光性、透視性を有するものや、透明、半透明のガラス等の透光性、透視性を有するものを用いることができる。これらは単独または複層にして用いられる。その大きさは防音板の大きさにより決まる。厚さは必要とする遮音力(音響透過損失)から設定されるが、道路防音壁に用いる場合でプラスチック板の場合には3〜10mmが好ましい。この透光性遮音板2は曲面加工、スリット加工、模様加工、レンズ加工等を施したものでも良い。また、紫外線等に対する耐候性処理や表面硬さ向上のための処理や網等による補強を施したものを用いても良い。
【0019】
(内部吸音材)
本発明の防音板内部には内部吸音材4が装着され得る。この内部吸音材4は、例えば連通孔を有する多孔質吸音材であるグラスウール、ロックウール等の無機繊維からなる多孔質材、アルミニウム繊維などの金属繊維からなる金属多孔質材、アルミニウムの発泡体、アルミニウム粒子の焼結体、陶磁器粒子の焼結体、ウレタン、メラミン樹脂などの発泡体、セラミック発泡体、軽量骨材の焼結体または接着多孔体、セメント発泡体、珪酸カルシウム発泡体等が用いられる。なお、気孔率、流れ抵抗、通気率、嵩比重、大きさ、厚さ、取り付け時の背後空気層の有無、吸音材の保護材の有無、内部吸音材自身の吸音特性に制限されるものではない。
【0020】
防音板内部への内部吸音材4の配置は、図5に示すようにパネル枠材3等の側面に沿って入れたり、縦または横方向にスリット状に入れたり、格子状、丸孔状等形状はどのような形状に配置してもよいが、透視できる開口が防音板全体の面積の30%以上とするように配置することが好ましい。30%を下回ると透光性、透視性が劣り好ましくない。
【0021】
上記のように、本発明の透光性防音板は、透光性吸音材1とパネル枠材3と透光性遮音板2とからなる。これらは図2のように適宜にリベット、ビス、接着剤等を用いてパネルに組み立てられる。透光性吸音材1と透光性遮音板2との間には空気層7が存在する。
また、本発明の透光性防音板の厚さは音源の周波数に合わせて設定する。厚さを薄くすると空気層7が小さくなり高周波領域の吸音率が向上し、厚くすると空気層7が大きくなり低周波領域の吸音率が向上する。一般的には50〜200mm厚さにして用いる。
【0022】
また、本発明の透光性防音板の表面、裏面、内部には、汚れ防止や窒素酸化物浄化のため二酸化チタン等の光触媒を塗布等によって付着させても良い。また、本発明の透光性防音板の上端及び下端には積み上げて設置する時のはめ込み部や、両端部に落下防止用のワイヤーロープを通すための孔を設けても良い。
【0023】
なお、高速道路のランプウエイで本線部に遮音壁を設置するような場合には、音源は本線側とランプウエイ側の双方にあり、両面吸音性の防音板が必要となるが、この場合は、防音板の断面構成を透光性吸音材1、空気層7、透光性遮音板2、空気層7、透光性吸音材1とし、内部空音材4やパネル枠材3を組み合わせて両面吸音性のパネルにすればよい。
【0024】
このように構成された本発明の透光性防音板は、透光性、透視性とともに吸音性、遮音性を備える利点があり、日照や視界を妨げることなく防音効果を発揮することができる。
【0025】
本発明の防音壁は、例えば図6に示すように所定の間隔に立設したH形支柱(H形鋼)10、10間に上記の透光性防音板を、透光性吸音材1を音源側にして上部から落とし込み、固定パネルや金具などで固定して立設することができる。防音壁の高さを高くする場合には多数の防音板を積み上げればよい。この防音壁も日照や視界を妨げることなく防音効果を発揮することができる。
【0026】
【実施例】
以下に本発明の実施例を示す。
厚さ12μmのフッ素樹脂フィルム2枚と、孔ピッチが5×10mm(A)及び4×8mm(B)のアルミニウム製のエキスパンドメタルを用いて、音源側からエキスパンドメタル(A)、フッ素樹脂フィルム、エキスパンドメタル(B)、フッ素樹脂フィルムの組み合わせで配置し、透光性吸音材1とした。この透光性吸音材1と5mm厚さの透明ポリカーボネート板からなる透光性遮音板2を、1.6mm厚さの亜鉛メッキ鋼板からなるパネル枠材3によりパネル化し、図2に示すように配置し、実施例1の透光性防音板を作成した。
【0027】
透光性吸音材1の固定には、図3(B)に示すように、押さえ板8を当て、約200mmの間隔でもってリベットで固定する方法としたが、押さえ板8と透光性吸音材1、透光性吸音材1とパネル枠材3との間には厚さ1.6mmの丸形座金9を入れ、固定位置相互間の吸音材がルーズになるようにして振動が抑制されないようにするとともに、隙間の大きさ(幅)が1.6mmの通気開口を透光性防音板の周囲に作成した。更に、透光性吸音材と透光性遮音材の内面には結露防止のため二酸化チタンをコーティングした。
【0028】
実施例1の透光性防音板は大きさが1000mm×1960mm、厚さが125mm、透視可能な開口率は約80%で、残響室法吸音率は、250Hzで0.81、500Hzで0.82、1000Hzで0.93、2000Hzで0.62であった。また音響透過損失は、250Hzで18dB、500Hzで22dB、1000Hzで29dB、2000Hzで33dBであった。
【0029】
次いで、実施例1の透光性防音板の透光性吸音材と透光性遮音材を二酸化チタンコーティングしていないものに取り替え、図3(A)に示すように、透光性吸音材1の周囲を補強用押さえ板8aで縁取りし、パネル枠材3に設けられた支持枠材3aに10mm長さの取り付け治具9aを介してビス止めし、透光性防音板の周囲に結露防止のための厚さが約10mmの通気開口を設けた。なお、透光性防音板の上面側には雨水浸入防止のための庇を設け受けた。
更に、内部に25mm厚さのメラミン樹脂発泡吸音材を21μのフッ素樹脂フィルムで包んだものを内部吸音材として、図5に示すように配置して実施例2の透光性防音板を作成した。この透光性防音板の透視可能な開口率は約75%で残響室法吸音率は250Hzで0.82、500Hzで0.85、1000Hzで0.98、2000Hzで0.67であった。 また音響透過損失は、250Hzで19dB、500Hzで23dB、1000Hzで29dB、2000Hzで33dBであった。
【0030】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の透光性防音板は、内面結露による透光性、透視性の低化が生じないうえ、効果的な吸音性、遮音性も備えた防音板であり、この防音板から構成され設置される防音壁は、防音効果を高めるため壁を高くしても日照や視界(透視性)を損なうことがなく、かつ音源側での音の反射を抑制できるので高い防音効果が確保できるという優れた効果がある。よって、本発明は、従来の問題を解決した透光性防音板およびこれを用いた防音壁として、その工業的価値はきわめて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の透光性防音板の外観図(A)(B)。
【図2】本発明の透光性防音板の断面図。
【図3】本発明の透光性防音板の部分拡大断面図(A)(B)。
【図4】透光性吸音材の拡大断面図。
【図5】内部吸音材を配置した本発明の透光性防音板の断面図。
【図6】本発明の防音壁の外観図。
【符号の説明】
1 透光性防音材、2 透光性遮音板、3 パネル枠材、3a 支持枠材、4内部吸音材、5 膜状材料、6 多孔板、7 空気層、8 押さえ板、8a 補強用押さえ板、9 丸形座金、9a 取り付け治具、10 H形支柱

Claims (6)

  1. 透光性の膜状材料の両面又は片面に多孔板を配した透光性吸音材と、透光性遮音板と、これらを一定間隔に保持するパネル枠材とからなる透光性防音板であって、該透光性防音板の一部に通気開口を設け、その通気開口を通じて、内部空気と外気を流通させ温度を均一化し湿度を分散させて、その透光性防音板の内面の結露を防止したことを特徴とする透光性防音板。
  2. 透光性の膜状材料の両面又は片面に多孔板を配した透光性吸音材と、透光性遮音板と、これらを一定間隔に保持するパネル枠材とからなる透光性防音板であって、該透光性防音板の内面に撥水性材料を塗布して、その透光性防音板の内面の結露を防止したことを特徴とする透光性防音板。
  3. 透光性吸音材をパネル枠材にルーズに留め付けた請求項1または2に記載の透光性防音板。
  4. 透光性防音板の内部に内部吸音材を配置した請求項1または2または3に記載の透光性防音板。
  5. 透視できる開口が全面積の30%以上である請求項1〜4のいずれかに記載の透光性防音板。
  6. 請求項1からのいずれかに記載の透光性防音板を配置してなる透光性防音壁。
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