JP3843772B2 - 自動伴奏装置及びプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動伴奏スタイルデータの演奏を特定のセクションからシンクロスタートさせるのに好適な自動伴奏装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動伴奏装置には、鍵盤などを押す演奏操作に同期して自動伴奏(和音で表現される伴奏スタイルデータの再生)を開始させる「シンクロスタート」と呼ばれる機能が備えられているが、初心者などが演奏の練習などをするときの伴奏においては、自動伴奏スタイルデータの演奏を、特定のセクション、例えばイントロセクションから、シンクロスタートさせることが有用である。
【0003】
自動伴奏スタイルデータのイントロセクションからシンクロスタートさせる場合、従来のシンクロスタートの設定方法では、パネル面に設けられた自動伴奏ストップスイッチを操作して演奏中の自動伴奏を停止し、イントロスイッチを操作して次に演奏させる自動伴奏のイントロセクションを選択し、その後、さらに、シンクロスイッチを操作することによって、当該自動伴奏のイントロセクションからのシンクロスタートの待機状態を設定することができる。このため、イントロセクションからのシンクロスタートの待機をセットするのに何回ものスイッチ操作を必要とする。
【0004】
また、別の設定方法では、自動伴奏されるイントロセクションの再生中にシンクロスイッチをオン操作することにより、当該イントロセクションからのシンクロスタートの待機状態を設定することができる。この場合、操作タイミングを外してメインセクションの再生中にシンクロスイッチをオンすれば、当該自動演奏のメインセクションからのシンクロスタートの待機状態を設定することになってしまう。
【0005】
このように、従来の装置においては、イントロセクションからのシンクロスタートの待機状態を設定する操作に手間がかかったり、或いは、操作には手間がかからないが、イントロセクションの再生中をねらってシンクロスイッチをオンすることは簡単な作業ではないという不都合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような従来技術の不都合に鑑み、簡単な操作で、特定のセクション(例えば、イントロセクション)からのシンクロスタートの待機状態を設定することができる自動伴奏システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の主たる特徴に従うと、演奏の進行に対応した複数セクションの演奏データから成る自動伴奏データの再生を演奏操作に応じて開始するシンクロスタート機能を有する自動伴奏装置において、自動伴奏データの読出待機を指定するためのスタイル選択スイッチと、スタイル選択スイッチの操作に基づいて、次に再生すべき自動伴奏データの所定セクションの演奏データを読出待機状態に設定するシンクロスタート待機設定手段とを具備する自動伴奏装置(請求項1)、並びに、演奏の進行に対応した複数セクションの演奏データから成る自動伴奏データの再生を演奏操作に応じて開始するシンクロスタート機能を有する自動伴奏装置に対して、自動伴奏データの読出待機を指定するためのスタイル選択スイッチの操作を検出するステップと、検出されたスタイル選択スイッチの操作に基づいて、次に再生すべき自動伴奏データの所定セクションの演奏データを読出待機状態に設定するステップとから成る手順を実行させる自動伴奏のためのプログラム(請求項4)が提供される。
【0008】
この発明による自動伴奏装置は、さらに、自動伴奏データの再生中におけるスタイル選択スイッチの操作に基づいて、当該自動伴奏データの再生を停止する自動伴奏停止手段を具備する(請求項2)。
【0009】
この発明による自動伴奏装置は、さらに、再生すべき自動伴奏データを指定するための自動伴奏データ指定用操作子と、自動伴奏データ指定用操作子の操作に基づいて、当該自動伴奏データ指定用操作子により指定された自動伴奏データの所定のセクションの演奏データを次に再生すべき自動伴奏データに設定する自動伴奏データ設定手段とを具備する(請求項3)。
【0010】
〔発明の作用〕
この発明によると、演奏の進行に対応した複数セクションの演奏データから成る自動伴奏データ(自動伴奏情報、伴奏スタイルデータ)の再生を演奏操作に応じて開始するシンクロスタート機能を有する自動伴奏装置において、自動伴奏データの読出待機を設定するためのスタイル選択スイッチが設けられ、シンクロスタート待機設定手段(S6;S62)は、このスタイル選択スイッチの操作に基づいて、次に再生すべき自動伴奏データの所定セクション(例えば、イントロセクション)の演奏データを読出待機状態に設定する。なお、括弧書きは、後述する実施例における参照記号を表わし、以下においても同様である。
【0011】
つまり、この発明では、スタイル選択スイッチを操作すると(S5)、シンクロスタート待機設定手段(S6;S62)により、次に再生するように設定されている自動伴奏データ(伴奏スタイルデータ)のうち、所定セクションの演奏データ(例えば、イントロセクションデータ)がシンクロスタートの読出待機状態に設定される。
【0012】
従って、簡単な操作で、所定セクション(例えば、イントロセクション)からのシンクロスタートの待機状態を設定することができる。また、1つのスタイル選択スイッチだけを使ってシンクロスタートを設定することができ、また、設定されるセクションは、必ず、所定セクション(イントロセクション)であるので、操作や動作がわかりやすく、初心者でも使いやすい自動伴奏装置或いは自動伴奏機能付き電子楽器を提供することができる。さらに、スタイル選択スイッチの操作のみで、所定セクションの演奏データ(例えば、イントロセクションデータ)のシンクロスタートが設定されるため、所定のセクション(例えば、イントロセクション)を選択するためのスイッチを設けなくてもよいという利点が得られる。
【0013】
また、この発明による自動伴奏装置には、自動伴奏停止手段(S62)を設けて、自動伴奏データ(伴奏スタイルデータ)の再生中においてスタイル選択スイッチの操作があると(S5→YES)、さらに、当該自動伴奏データの再生が停止されるように構成しているので、自動伴奏中にスタイル選択スイッチを操作した場合、再生されていた自動伴奏を自動伴奏停止手段(S62)により確実に停止してから、次に再生すべき自動伴奏スタイル(伴奏スタイルデータ)の所定セクション(例えば、イントロセクション)の読出待機を設定することができる。
【0014】
この発明による自動伴奏装置には、さらに、再生すべき自動伴奏データ(伴奏スタイルデータ)を指定するための自動伴奏データ指定用操作子(テンキー)を設け、この自動伴奏データ指定用操作子(テンキー)が操作されたときは(S63→YES)、自動伴奏設定手段(S64,S65)によって、当該自動伴奏データ指定用操作子(テンキー)により指定された自動伴奏データ(伴奏スタイルデータ)の所定のセクション(例えば、イントロセクション)の演奏データが次に再生すべき自動伴奏データに設定されるように構成しているので、読出待機中に新たな自動伴奏データ(伴奏スタイルデータ)を選択することにより、選択された自動伴奏スタイル(伴奏スタイルデータ)の所定セクション(例えば、イントロセクション)を次に再生すべき演奏データとして設定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の好適な実施例を詳述する。なお、以下の実施例は単なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0016】
〔ハードウエア構成〕
図1は、この発明の一実施例による自動伴奏システムのハードウエア構成のブロック図を示す。このシステムの例では、シンクロスタート機能を備える自動伴奏を行うことができる電子楽器を全体装置とするが、もちろん、パーソナルコンピュータ(PC)で実現してもよい。システムは、中央処理装置(CPU)1、タイマ2、読出専用メモリ(ROM)3、ランダムアクセスメモリ(RAM)4、外部記憶装置5、操作回路6、表示回路7、音源回路8などの外に、通信インターフェイス(I/F)9やMIDIインターフェース(I/F)10などを備え、これらの装置1〜10は、通信バス11を介して互いに接続されている。
【0017】
システム全体を制御するCPU1は、所定のソフトウエア・プログラムに従いタイマ2によるクロックを利用して種々の制御を行い、演奏操作による演奏情報や他の電子楽器からの演奏情報に基づく通常の演奏情報処理の外、特に、シンクロスタート待機設定機能を備えた自動伴奏処理を中心的に遂行する。ROM3には、このシステムを制御するための所定の制御プログラム(基本的な演奏情報処理や自動伴奏処理などの各種処理を実行するためのプログラム)や、これらの処理に付随する各種テーブル及び各種データ(例えば、複数の伴奏スタイルデータ)などが記憶されている。また、RAM4には、これらの処理に際して利用されるフラグやバッファなどの情報が一時的に記憶され、例えば、自動伴奏用に選択された伴奏スタイルを表わす情報(スタイルナンバ)を格納する記録領域として「スタイル選択バッファ」が設けられる。従って、スタイル選択バッファを参照することで現在の選択スタイルがわかる。
【0018】
外部記憶装置5は、ハードディスクドライブ(HDD)の外に、コンパクトディスク・リード・オンリィ・メモリ(CD−ROM)、フレキシブルディスク(FD)、光磁気(MO)ディスク、ディジタル多目的ディスク(DVD)、メモリカード等の可搬型記憶媒体を用いた装置から成り、各種制御プログラムや各種データを記憶することができる。自動伴奏などに必要なプログラムや各種データベースは、ROM3を利用するだけでなく、外部記憶装置5からRAM4内に読み込むことができる。例えば、HDDには、自動伴奏処理を含む楽音制御のための各種ソフトウエアのインストールが可能である。
【0019】
操作回路6は、これに接続される操作子装置12の各種操作子の操作内容を検出してシステム内に導入するものであり、操作子装置12は、演奏用の鍵盤やスイッチ・ダイヤル等の演奏操作子の外に、各種設定用のパネル操作子を備える。これらのパネル操作子には、自動伴奏を開始又は停止させるための「スタートストップ」スイッチ、システムを「イントロ・シンクロスタート」(自動伴奏をイントロセクションからシンクロスタートさせること)の待機状態に設定するための「スタイル選択」スイッチ、テンキーなど、各種のスイッチがある。テンキーは、自動伴奏に用いられる伴奏スタイルを指定するためのスタイル番号選択スイッチとして用いられる。なお、パネル操作子には、自動伴奏のセクションを選択するための特別の操作子(スイッチ)は設けられていない。
【0020】
また、表示回路7は、これに接続される表示装置13の表示内容をCPU1からの指令に従って制御するものである。表示装置13は、操作パネル上に設けられた画面表示部や各種インジケータを含み、画面表示部には、パネル操作子で操作や指定が可能な伴奏スタイル選択画面などの画面を表示することができる。
【0021】
音源回路8は、DSP等で構成される効果回路を含み、D/A変換器やアンプ、スピーカから成るサウンドシステム14が接続されており、RAM4などに記憶される演奏情報などを読み出して、対応する楽音を発音再生することができる。また、通信I/F9には、ローカルエリアネットワーク(LAN)やインターネット、電話回線等の通信ネットワーク15が接続され、通信ネットワーク15を介してサーバコンピュータ等から制御プログラムや演奏情報などの各種データを外部記憶装置5にストアすることもできる。
【0022】
MIDII/F10には、他の電子楽器などの演奏情報処理装置16が接続され、演奏情報をMIDI形式で授受することができる。なお、図1は、電子楽器を用いるシステムについて説明したが、パーソナルコンピュータ(PC)端末を用いて自動伴奏システムを構成してもよい。
【0023】
〔自動伴奏情報の構成例〕
図2は、この発明の一実施例による自動伴奏システムで用いられる自動伴奏情報の一構成例を表わす図である。自動伴奏情報(自動伴奏データ)は「伴奏スタイルデータ」或いは単に「スタイルデータ」と呼ばれ、複数の伴奏スタイルデータが予めROM3に記憶されている。伴奏スタイルデータは、コードパートやベースパート、ドラムパートなどの伴奏パートを再生する演奏データであり、ジャンルごと乃至曲風ごとに用意されている。また、ユーザが新たなスタイルデータを作成し、RAM4又は外部記憶装置5に格納することもできる。
【0024】
1つの(伴奏)スタイルには、複数のセクションの演奏データ(コードとベースとリズム)が含まれており、セクションの種類には、イントロセクション(曲の先頭部分)、メインセクション(中間部分)、エンディングセクション(末尾部分)などがある。1つのスタイルデータは、図2の左側に示されるように、当該スタイルデータの番号を表わすスタイルナンバで始まり、イントロセクション(「イントロ」)、メインセクション(「メイン」)、エンディングセクション(「エンディング」)の演奏データが続き、「エンド」データで終わる。
【0025】
各セクションの演奏データ(セクションデータ)は、当該セクションに対応する数小節長(1〜2小節)の伴奏楽曲を自動演奏するための演奏データであり、図2の右側に示されるように、自動演奏時の再生態様を設定するためのテンポ、音色、音量等の設定情報に続いて、当該セクションの演奏データを構成する演奏イベント及びその処理タイミングの組が続き、「エンド」データで終わる。なお、セクションデータは、特定和音(一般的には、Cメジャー)に沿った楽曲を表わすように作成されており、自動伴奏時には、セクションデータから読み出される演奏イベントの音高を、押鍵で指定される和音に基づいて音高変換して発音するようになっている。
【0026】
〔動作の一例〕
図3は、この発明の一実施例による自動伴奏システムにおいてイントロ・シンクロスタート待機状態を設定する場合の一動作例を示す。図3を用いてこの自動伴奏システムにおけるシンクロスタート設定の極く概略的な動作例を説明する:このシステムでは、「スタイル選択」スイッチがシンクロスタート待機を指定するため用いられる。また、「スタイルA」、「スタイルB」、「スタイルC」、…で表わされる伴奏スタイルデータ(自動伴奏情報)は、テンキーによるスタイル番号の指定にて選択可能であり、それぞれ、「イントロ」や「メイン」などで表わされる複数のセクションの演奏データから成る。伴奏スタイルデータ「スタイルA」の再生中に「スタイル選択」スイッチを操作すると(T1)、「スタイルA」の再生は直ちに停止され、その特定セクションデータ「イントロ」がシンクロスタート待機状態に設定される。そこで、そのまま押鍵すると(T2)、「スタイルA」の「イントロ」の再生が開始される。一方、スイッチ操作(T1)〜押鍵(T2)の間に、テンキー操作により「スタイルB」を選択すると(T12)、そのタイミングで(T12)「スタイルB」の特定セクションデータ「イントロ」がシンクロスタートの待機状態に設定される。
【0027】
より具体的に動作を説明する。いま、例えば、図3の左側に示すように、“伴奏スタイルデータA”の任意のセクション(例えば、図示のようなメインセクション)の演奏データ(セクションデータ)を再生しているときに、時間軸上のタイミングT1において、操作子装置12のパネル操作子の「スタイル選択」スイッチの操作があると、システムは“伴奏スタイルデータA”のイントロセクションのシンクロスタート(イントロ・シンクロスタート)を待機する状態に設定される。
【0028】
次いで、タイミングT2にて、押鍵(和音を指定)があると、“伴奏スタイルデータA”のイントロセクションの演奏データ(イントロセクションデータ)の再生が開始される。そして、時点(タイミング)T3で“伴奏スタイルデータA”のイントロセクションデータの再生が終了すると、引き続いて、“伴奏スタイルデータA”のメインセクションデータの再生が開始される。
【0029】
また、任意の伴奏スタイルデータの任意のセクションデータ(例えば、図示のような“伴奏スタイルデータA”のメインセクションデータ)の再生中、タイミングT1で「スタイル選択」スイッチの操作があった後、押鍵することなく、タイミングT12において、さらに、“伴奏スタイルデータB”のスタイルを選択するテンキーの操作があった場合は、このタイミングT12で、“伴奏スタイルデータB”のイントロ・シンクロスタートを待機するように設定が切り換えられる。
【0030】
この場合には、図3に括弧書きで示すように、その後、タイミングT2で押鍵(和音を指定)があると“伴奏スタイルデータB”のイントロセクションデータの再生が開始される。そして、時点T3で“伴奏スタイルデータB”のイントロセクションデータの再生が終了すると、引き続いて、“伴奏スタイルデータB”のメインセクションデータの再生が開始される。
【0031】
〔メイン処理の動作例〕
図4は、この発明の一実施例によるメイン処理の動作例を表わすフローチャートである。このメイン処理には、シンクロスタート待機設定機能を備えた自動伴奏処理や鍵盤操作に基づく発音処理が含まれ、図4のフローチャートは、自動伴奏システム(電子楽器)の電源をオンした時からオフするまでの間に起動しているメイン処理の動作を表わす。電源オンによりこのメイン処理がスタートとすると、ステップS1にて「スタートストップ」スイッチの操作が検出されたか否かを判定する。
【0032】
ここで、「スタートストップ」スイッチの操作が検出されると(S1→YES)、ステップS2に進み、ステップS2〜S4の処理によって、「スタートストップ」スイッチの操作ごとに自動伴奏のスタートとストップが切り換えて設定される。すなわち、ステップS2では自動伴奏の再生中であるか否かを判断し、自動伴奏の再生中であれば(YES)自動伴奏の再生ストップが指示されたことになるから、ステップS3で、現在選択中の伴奏スタイルのエンディングセクションデータの先頭位置に読出位置(読出ポインタ)を設定する。この設定によって、後述する再生処理(図6)で、当該伴奏スタイルのエンディングセクションデータの再生が開始され、エンディングの再生終了後に自動伴奏がストップされる。
【0033】
また、ステップS2で自動伴奏の再生中でないと判断されたときは(NO)、再生のスタートが指示されたことになるので、ステップS4に進み、後述する再生処理(図6)の割込を許可して再生処理を起動し、自動伴奏をスタートさせる。ここで、自動伴奏が停止しているとき(自動伴奏の再生中でないとき)には、必ず、再生のためのデータ読出位置がその時の選択スタイルのイントロセクションデータの先頭に設定されているので、自動伴奏は、選択スタイルのイントロの再生から開始される。
【0034】
ステップS1で「スタートストップ」スイッチの操作が検出されなかったとき(NO)、或いは、ステップS3,S4の処理後は、ステップS5に進んで、「スタイル選択」スイッチの操作が検出されたか否かを判断し、「スタイル選択」スイッチの操作が検出されたときは、ステップS6でスタイル選択処理(図5)を行った後ステップS7に進み、そうでないときは直ちにステップS7に進む。
【0035】
ステップS7では、次の(1)〜(3)のような「その他の処理」を行う。
(1)「スタイル選択」スイッチがオンされていないとき(つまり、シンクロ待機状態でないとき)のテンキー操作に基づく処理:
・自動伴奏が再生中であれば、テンキーが操作されて新たな伴奏スタイルが選択された時に、新たな伴奏スタイルの再生を開始する。ただし、再生されるセクションは、テンキー操作時点で再生されていたセクションである。
・自動伴奏が停止中であれば、テンキーの操作で選択された新たな伴奏スタイルのイントロセクションデータの先頭に読出位置を設定する。
(2)パネル上の各種スイッチ(パネル操作子)の操作に伴う各種の処理。
(3)鍵盤(演奏操作子)の操作(押離鍵)に伴う発音処理や操作された鍵からの和音検出処理。等々。
【0036】
そして、ステップS7の処理後は、ステップS8で終了が指示されたか否か判断し、終了が指示されないときは(NO)ステップS1に戻り、終了指示があるまでステップS1〜S8の動作を繰り返す。そして、終了指示があると(S8→YES)、このメイン処理を終了する。
【0037】
図5は、この発明の一実施例によるスタイル選択処理の動作例を表わすフローチャートである。このフローチャートは、メイン処理のステップS6で実行されるスタイル選択処理ルーチンの動作例を表わし、このフローチャートの動作により、「スタイル選択」スイッチが操作されると、次の(1)〜(3)の処理動作が実行される。すなわち、(1)又は(2)の処理を行って、イントロ・シンクロスタートの待機状態にシステムを設定すると共に、(3)の処理を行って、イントロセクションからの自動伴奏を開始させることができる:
(1)現在選択している伴奏スタイルについてイントロ・シンクロスタートの待機状態にシステムを設定すると共に、この「スタイル選択」スイッチの操作が自動伴奏の再生中になされたときには自動伴奏を停止させる「読出位置リセット処理」(S62)、又は、
(2)「スタイル選択」スイッチを操作した後次に押鍵される迄の間になされたテンキー操作により新たに選択された伴奏スタイルについてイントロ・シンクロスタートの待機状態に設定する「テンキー操作処理」(S64,S65)、及び、
(3)「スタイル選択」スイッチ操作後における最初の押鍵検出に基づき、(1)又は(2)の自動伴奏を開始させる「鍵盤操作検出処理」(S67)。
【0038】
さて、図5のスタイル選択処理ルーチンの第1ステップS61では、「スタイル選択」スイッチが操作されたときに自動伴奏の再生中であるか否かを判断し、再生中であるときは(YES)、「読出位置リセット処理」のステップS62で、スタイルの再生(自動伴奏)を停止し、読出位置をリセットする。ここで、「スタイルの再生を停止する」とは、再生中の楽音を消音して再生処理を停止することであり、「読出位置をリセットする」とは、現在選択されている伴奏スタイルのイントロセクションデータの先頭に読出位置を移動し設定することである。
【0039】
一方、「スタイル選択」スイッチが操作されたときに自動伴奏の再生中でないとき(S61→NO)及びステップS62の処理の後は、ステップS63に進んで、テンキーが操作されたか否かを判定し、テンキー操作があったときに、ステップS64,S65で「テンキー操作処理」を行う。この「テンキー操作処理」の動作は、「スタイル選択」スイッチが操作された後次に押鍵があるまでの間(シンクロスタートの待機中)にテンキーが操作されたときに起動し、この動作では、RAM4内にあるスタイル選択バッファが利用される。
【0040】
すなわち、ステップS64にて、テンキーで指定されたスタイルをスタイル選択バッファ〔選択したスタイルを表わす情報(スタイルナンバ)を格納する記録領域(スタイル選択バッファの参照により現在選択されている伴奏スタイルがわかる)〕に格納し、ステップS65にて、選択された伴奏スタイルのイントロセクションデータの先頭に読出位置を設定する。このように、シンクロスタートの待機中に、再生される伴奏スタイルを変更すると、変更後の新たな伴奏スタイルデータはイントロセクションから再生されるように設定される。
【0041】
テンキーが操作されなかったとき(S63→NO)及びステップS65の処理の後は、ステップS66で、押鍵操作が検出されたか否かを判定し、押鍵操作が検出されないときは、この判定は「NO」となりテンキー操作の検出ステップS63に戻る。従って、ステップS63のテンキー操作の検出は次の押鍵操作があるまで繰り返し行われ、テンキー操作せずにステップS62で再生を停止した伴奏スタイルのイントロ・シンクロスタート待機状態を設定したままとしたり、或いは、再度のテンキー操作によりステップS64,S65の「テンキー操作処理」をやり直し、次に再生すべき伴奏スタイルを変更することができる。
【0042】
そして、「スタイル選択」スイッチを操作した後、最初に押鍵操作を行うと、ステップS66の判定が「YES」となりステップS67に進み、「押鍵操作検出処理」が行われる。この「押鍵操作検出処理」では、「スタイル選択」スイッチの操作後、最初の押鍵操作(押鍵による和音指定)が検出されたときに、再生処理(図6)の割込を許可して再生処理を起動する。これにより、選択中のスタイルのイントロセクションからの自動伴奏をスタートさせ、メイン処理(図4)のステップS7にリターンする。
【0043】
〔再生処理〕
図6は、この発明の一実施例による再生処理の動作例を表わすフローチャートである。この再生処理は、自動伴奏中〔再生処理の割込許可中(S4,S67)〕にのみ起動可能であり、タイマ2による所定のタイミング(MIDIのクロックタイミング)ごとに起動する。なお、この例では、自動伴奏は、必ず、伴奏スタイルデータのイントロセクションの再生から開始されるようになっており、イントロセクションデータの再生が終了する(イントロセクションデータが最後のデータまで読み出される)と、自動的にメインの再生が始まる(読出位置がメインセクションデータの先頭に設定される)。また、メインセクションデータは、自動伴奏の終了の指示があるまで繰り返し再生され、自動伴奏の終了が指示された時に、メインセクションデータからエンディングセクションデータに再生が切り換えられる。
【0044】
この再生処理フローがスタートすると、第1ステップP1では、現在の読出位置以降のイベントで現在のタイミングで処理すべきイベントを処理し、読出位置を次のイベント位置に移動する。ここで、リズムのイベントはそのまま発音し、コードとベースのイベントは、その時点で指定されている和音に基づいて音高変換して発音する。次のステップP2では、エンディングセクションの再生が終了したか否かを判断し、エンディングセクションの再生がまだ終了していないとき或いは再生中のセクションがエンディングではないときは(NO)、このタイミングでの再生処理を終了し、次のタイミングの到来ごとにステップP1の処理を繰り返す。
【0045】
そして、演奏が進行して行きエンディングセクションデータの再生が終了したときに、ステップP2からステップP3に進んで、再生処理を停止して自動伴奏を終了させると共に、読出位置を選択スタイルのイントロセクションデータの先頭に設定する。このように、通常は、エンディングセクションデータの再生が終了すると、この再生処理による自動伴奏を停止し、読出位置をその時の選択スタイルのイントロセクションデータの先頭に設定する。
【0046】
〔種々の実施態様〕
以上、この発明を一実施例について説明したが、この発明は種々の態様で実施することができる。例えば、シンクロスタートの待機が設定される特定のセクションは、実施例ではイントロセクションとしたが、必要に応じて、メインセクションやエンディングセクションなど、他のセクションとすることができる。また、シンクロスタート待機を設定する特定のセクションを初期設定などで変更することができるように構成してもよい。
【0047】
実施例においては、シンクロスタートの待機中〔S6;S61〜S66(NO)〕には「スタートストップ」スイッチの操作が無視されているが、シンクロスタートの待機中に「スタートストップ」スイッチが操作されると自動伴奏をスタートさせる(再生処理を起動させる)ようにしてもよい。
【0048】
なお、この発明に関する制御プログラムは、次に示すように、(1)ハードディスクやCD−ROMドライブを利用する例や、(2)ネットワークを利用してプログラムをダウンロードする例のようにして取得することができる:
(1)HDDは制御プログラムや各種データを記憶しておく記憶装置である。ROMに制御プログラムが記憶されていない場合、このHDD内のハードディスクに制御プログラムを記憶させておき、それをRAMに読み込むことにより、ROMに制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPUにさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。CD−ROMドライブは、CD−ROMに記憶されている制御プログラムや各種データを読み出す装置である。読み出した制御プログラムや各種データは、HDD内のハードディスクにストアされる。制御プログラムの新規インストールやバージョンアップ等が容易に行える。なお、このCD−ROMドライブ以外にも、外部記憶装置として、フレキシブルディスク装置、光磁気ディスク(MO)装置等、様々な形態のメディアを利用するための装置を設けるようにしてもよい。
(2)通信インターフェースはLANやインターネット、電話回線等の通信ネットワークに接続されており、該通信ネットワークを介して、サーバコンピュータと接続される。ハードディスク装置内に制御プログラムや各種データが記憶されていない場合、サーバコンピュータからプログラムやデータをダウンロードするために用いられる。クライアントとなる本装置は、通信インターフェース及び通信ネットワークを介してサーバコンピュータへとプログラムやデータのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サーバコンピュータは、このコマンドを受け、要求されたプログラムやデータを、通信ネットワークを介して本装置へと配信し、本装置が通信インターフェースを介して、これらプログラムやデータを受信してハードディスク装置に蓄積することにより、ダウンロードが完了する。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、演奏の進行に対応した複数セクションの演奏データから成る自動伴奏データの再生を演奏操作に応じて開始するシンクロスタート機能を有する自動伴奏装置において、自動伴奏データの読出待機を指示するためのスタイル選択スイッチを設け、このスタイル選択スイッチを操作すると、次に再生すべき自動伴奏データの所定セクションの演奏データ(例えば、イントロセクションデータ)をシンクロスタートの読出待機状態に設定するようにしている。
【0050】
従って、簡単な操作で、所定セクション(例えば、イントロセクション)からのシンクロスタートの待機状態を設定することができる。また、1つのスタイル選択スイッチだけを使ってシンクロスタートを設定することができ、設定されるセクションは、必ず、所定セクション(例えば、イントロセクション)となるので、操作や動作がわかりやすく、初心者でも使いやすいシンクロスタート機能付き自動伴奏装置を提供することができる。さらに、スタイル選択スイッチの操作のみで、所定セクションの演奏データのシンクロスタートが設定されるため、所定のセクション(例えば、イントロセクション)を選択するためのスイッチを設けなくてもよいという利点が得られる。
【0051】
また、この発明では、自動伴奏データの再生中においてスタイル選択スイッチを操作したときは、当該自動伴奏データの再生を停止し自動伴奏を停止してから、シンクロスタートのために、次に再生すべき自動伴奏スタイルの所定セクション(例えば、イントロセクション)の読出待機を設定することができる。
【0052】
この発明においては、さらに、再生すべき自動伴奏データを指示するための自動伴奏データ指定用操作子を設け、この自動伴奏データ指定用操作子を操作したときは、当該自動伴奏データ指定用操作子により指示された自動伴奏データの所定のセクション(例えば、イントロセクション)の演奏データを次に再生すべき自動伴奏データに設定するようにしているので、シンクロスタート読出待機中に新たな自動伴奏データを選択すれば、選択された自動伴奏データの所定セクション(例えば、イントロセクション)を次に再生すべき演奏データとして設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例による自動伴奏システムのハードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、この発明の一実施例による自動伴奏情報(スタイルデータ)の一構成例を表わす図である。
【図3】図3は、この発明の一実施例による自動伴奏システムにおいてイントロ・シンクロスタート待機状態を設定する場合の一動作例を示す。
【図4】図4は、この発明の一実施例によるメイン処理の動作例を表わすフローチャートである。
【図5】図5は、この発明の一実施例によるスタイル選択処理の動作例を表わすフローチャートである。
【図6】図6は、この発明の一実施例による再生処理の動作例を表わすフローチャートである。
【符号の説明】
T1 「スタイル選択」スイッチ操作タイミング、
T2 「スタイル選択」スイッチ操作後の押鍵タイミング、
T3 当該スタイルのイントロセクションデータの終了時点、
T12 テンキー(スタイル番号選択スイッチ)操作タイミング。

Claims (4)

  1. 演奏の進行に対応した複数セクションの演奏データから成る自動伴奏データの再生を演奏操作に応じて開始するシンクロスタート機能を有する自動伴奏装置において、
    自動伴奏データの読出待機を指定するためのスタイル選択スイッチと、
    前記スタイル選択スイッチの操作に基づいて、次に再生すべき自動伴奏データの所定セクションの演奏データを読出待機状態に設定するシンクロスタート待機設定手段と
    を具備することを特徴とする自動伴奏装置。
  2. さらに、
    自動伴奏データの再生中における前記スタイル選択スイッチの操作に基づいて、当該自動伴奏データの再生を停止する自動伴奏停止手段
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の自動伴奏装置。
  3. さらに、
    再生すべき自動伴奏データを指定するための自動伴奏データ指定用操作子と、
    前記自動伴奏データ指定用操作子の操作に基づいて、当該自動伴奏データ指定用操作子により指定された自動伴奏データの所定のセクションの演奏データを次に再生すべき自動伴奏データに設定する自動伴奏データ設定手段と
    を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動伴奏装置。
  4. 演奏の進行に対応した複数セクションの演奏データから成る自動伴奏データの再生を演奏操作に応じて開始するシンクロスタート機能を有する自動伴奏装置に対して、
    自動伴奏データの読出待機を指定するためのスタイル選択スイッチの操作を検出するステップと、
    検出された前記スタイル選択スイッチの操作に基づいて、次に再生すべき自動伴奏データの所定セクションの演奏データを読出待機状態に設定するステップと
    から成る手順を実行させる自動伴奏のためのプログラム。
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