JP3842095B2 - 情報記録媒体再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報記録媒体再生装置に関し、詳しくは、情報記録媒体再生装置のローディング方式に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、音楽用のCD(Compact Disk)に書き込まれた情報を読み取る音楽CDドライブやPC用の記録媒体としてのCD−ROM(CD Read Only Memory)に書き込まれた情報を読み取るCD−ROMドライブなどの情報記録媒体再生装置には、記録媒体を載置するトレイが前面にせり出してくるフロントローディング方式(トレイ方式)、記録媒体を直接ドライブの前面に挿入するスロットイン方式、或いは、ポップアップ式にトップカバーを開いて記録媒体をドライブの上面から挿入するトップローディング方式などが採用されている。
ところで、フロントローディング方式やスロットイン方式を採用した情報記録媒体再生装置では、ユーザがトレイの開閉動作を妨げないようにしたり記録媒体の挿排出路を確保しなければならないために、情報記録媒体再生装置の前面側にはある程度の作業空間が必要となってしまうという問題があった。そして、そのような問題のために、情報記録媒体再生装置の設置場所が限られてしまうという問題もある。
また、ポップアップ式にトップカバーが開くトップローディング方式の記録媒体再生装置では、トレイが前面にせり出さないので前面側に作業空間を空ける必要はないものの、ドライブの上面側にトップカバーが完全に開ききるだけの空間が必要となってしまうという問題がある。そして、そのような問題のために、トップカバーが途中でつかえてしまうような狭い場所では記録媒体の交換作業に支障を来してしまうことから設置場所の自由度が低いという問題がある。
【0003】
本発明は、このような従来の情報記録媒体再生装置が有している問題点を解決するためになされたものであり、記録媒体を必要最小限の作業空間でもって情報記録媒体再生装置にローディングさせることができ、装置本体の設置場所の自由度を向上させた情報記録媒体再生装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために本発明は、情報が記録された記録媒体を筐体内部に収容する所定の収容位置と記録媒体からの情報読み取りまたは記録媒体への情報書き込みを行う記録再生位置との間で搬送する搬送手段を備えた情報記録媒体再生装置であって、
筐体上面に設けられた開口部と、前記開口部から挿入された前記記録媒体を収容するとともに、前記収容位置と前記記録再生位置との間に移動可能に設けられた記録媒体保持手段と、前記開口部を開閉するように前記筐体上面に沿って移動可能に設けられた蓋体とを備え、前記搬送手段は、前記蓋体と前記記録媒体保持手段とを相反する方向に向かって移動させ、且つ前記開口部を閉状態とした前記蓋体を垂直に下降させたのち前記開口部とは異なる筐体上面側に水平移動させて前記開口部を開状態とすると共に、前記開口部を開状態とした前記蓋体を前記開口部側に水平移動させたのち垂直に上昇させて前記開口部を閉状態とすることを特徴とする。
【0005】
前記記録媒体を筐体内部に収容する収容位置は、前記開口部のほぼ下方側とされるとともに、前記記録再生位置は、前記開口部の下方側とは異なる筐体内部に位置されることを特徴とする。
【0006】
前記蓋体による前記開口部の開閉移動と、前記記録媒体保持手段による前記収容位置と前記記録再生位置との間の移動とを同一の駆動源で行うことを特徴とする。
【0007】
前記情報記録媒体再生装置は、前記記録媒体の移動方向に沿った水平孔と前記開口部の下方側に向かって傾斜した傾斜孔とが形成された第1の案内孔を有し、前記筐体上面に沿って前記蓋体を移動させるラック部材と、前記記録媒体の移動方向に沿った水平孔および前記開口部の上方側に向かって上昇した垂直孔とが形成された第2の案内孔を有する固定部材と、前記蓋体に突設され前記第1の案内孔と第2の案内孔とに摺動可能に嵌合する嵌合突起とを備え、前記ラック部材が前記記録媒体保持手段の移動方向と相反する方向に向かって移動することにより、前記蓋体の嵌合突起が前記第1の案内孔と第2の案内孔とに沿って摺動して前記蓋体を水平移動及び垂直に昇降移動させることによって前記開口部を開閉することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の最も好適と思われる情報記録媒体再生装置の実施の形態について図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明を適用した情報記録媒体再生装置の概略を説明するために開口部を開状態とした装置本体の斜視図、図2は、図1における装置内部の構成を説明するための分解平面図、図3は、図1における装置内部の構成を説明するための分解正面図である。なお、それらの図では、装置本体に記録媒体を挿入したり排出したりする方向を上下方向、装置本体の長手方向を左右方向、装置本体の短手方向を前後方向として説明する。
【0009】
まず、図1〜3を参照して情報記録媒体再生装置の構成について説明する。
図1〜3に示すように、情報記録媒体再生装置1は、筐体内部と外部とを連通するよう筐体上面2に設けられた開口部3と、この開口部3を開閉する蓋体としてのスライドドア4と、開口部3から筐体内部に挿入された記録媒体100を載置する記録媒体載置部5が凹み形成された記録媒体保持手段としてのスライドベース6と、筐体内部に組み込まれスライドドア4およびスライドベース6をスライド移動させるスライド機構7と、スライドベース6上の記録媒体100をクランプするクランパ8と、記録媒体100に書き込まれた情報を読み取ったり、情報を書き込んだりする記録再生部9とから構成されている。
【0010】
開口部3は、情報記録媒体再生装置1の筐体上面2の片半分側をほぼ矩形状に開口することにより形成され、この開口部3からほぼ水平状態の記録媒体100を垂直方向に下降させることにより筐体内部に記録媒体100が挿入される。
【0011】
開口部3を開閉するスライドドア4は、ほぼ水平状態のまま筐体上面2の長手方向(図中左右方向)に沿ってスライド移動自在に配置されているものであり、図2に示すように、筐体上面2の片半分側を覆うような枠体形状からなる本体部10と、この本体部10の図中前、後両端部から前、後方向に向かってそれぞれ張り出された張り出し部11と、張り出し端部が下方(図2においては紙面奥側)に向かうように形成された立ち下がり部12とから形成され、各立ち下がり部12の所定位置には、図中前、後方向(図3においては紙面手前側)に向かって所定距離だけ突出された摺動ピン部13が所定高低差をつけて2個一体的に形成されている。なお、このスライドドア4の細部には、開口部3を閉状態としたスライドドア4と筐体上面2との隙間から侵入する塵、埃を減少させる防塵構造が施されている。このような、スライドドア4の図中前、後方向には、スライドドア4をスライド可能に支持する一対の上側ラック部材14およびシャーシ部材15が配設されている。
【0012】
スライドドア4とシャーシ部材15との間に介在し、長手方向が左右方向に向かうように配置された上側ラック部材14は縦板形状とされ、スライドドア4の摺動ピン部13をほぼ図中左右方向に向けて摺動可能に嵌合してスライドドア4をほぼ水平状態に保ったままスライド移動させる案内孔16が2個、所定高低差をつけて設けられている。
各案内孔16には、図3に示すように、それぞれ図中左右方向に向かって所定距離だけ延ばされた水平部17と、この水平部端から開口部3の下方側に向かって連続して斜め下方に所定距離だけ向かう傾斜部18と、傾斜部端に設けられスライド移動中の摺動ピン部13が係止する下向きの係止部19とが形成されている。また、上側ラック部材14の下端縁には、スライド機構7の駆動ギヤ39と噛み合うためのラック部20が図中左右方向に沿って下向きに形成されている。
【0013】
上側ラック部材14と協動してほぼ水平状態のスライドドア4をスライド移動自在に支持するシャーシ部材15は、平面視がほぼ平板状で正面視がほぼ矩形状とされた状態で筐体内部に組み込まれるもので、図3に示すように、シャーシ部材15の正面側には、スライドドア4の摺動ピン部13を図中左右方向に向けて摺動可能に嵌合する案内孔21が2個、所定高低差をつけて設けられている。各案内孔21には、左右方向に向かって所定距離だけ延ばされた水平部22と、この水平部端に連続し開口部3に向かって上方に所定距離だけ向かう垂直部23とが形成されている。そのことにより、スライドドア4は、これらの上側ラック部材14およびシャーシ部材15の案内孔16,21に摺動ピン部13が摺動可能に嵌合されてスライド移動が規制される。すなわち、開口部3を閉状態としたスライドドア4は、垂直に下降したのち開口部3とは異なる筐体上面2側に水平移動して開口部3を開状態とする。また、開口部3を開状態としたスライドドア4は、開口部3側に水平移動したのち垂直に上昇して開口部3を閉状態とする。
【0014】
ところで、図2,3に示すように、シャーシ部材15の左右両端部の上縁部には、シャーシ部材15を筐体内に固定するためのウェルディングボルト24が上向きに取り付けられている。
さらに、前側(図2において紙面下側)のシャーシ部材15の背面左右両端部には、上側ラック部材14の側端部が当接することによって開口部3の開状態を検知するオープン検知スイッチ25が図中左端に、また、開口部3の閉状態を検知するクローズ検知スイッチ26が図中右端の開口部側にそれぞれ取り付けられていて、これらの検知スイッチ25,26から出力された検出信号は、情報記録媒体再生装置1に組み込まれた図示しない制御手段に入力される。この制御手段には、各種検出信号や制御信号に基づいてスライドドア4やスライドベース6をスライド移動させて開口部3を開閉制御するとともに記録媒体100を搬送制御するプログラムが予め記憶格納されている。
【0015】
開口部3の下方における筐体内部には、ほぼ水平状態のまま開口部3の下方側と記録再生部9との間をスライド移動するスライドベース6がスライド移動自在に配置されている。このスライドベース6のほぼ中央部には、記録媒体100を水平状態のまま載置する凹み形状の記録媒体載置部5が一体成形されているとともに、この記録媒体載置部5の載置中心C1は、記録媒体載置部5に載置する記録媒体100の回転中心とほぼ一致している。さらに、この記録媒体載置部5には、下方側から記録再生部9の一部が挿通可能なように所定形状に切り欠かれた切り欠き部27が形成されている。また、スライドベース6の図中前後両端部の上面側には、スライド機構7の駆動ギヤ39と噛み合うためのラック部28が長手方向(図中左右方向)に沿って上向きに形成されている。
【0016】
スライド機構7は、スライドドア4とスライドベース6とをそれぞれ所定位置までスライド移動させるために筐体内に組み込まれているもので、駆動源としての駆動モータ29と複数のプーリおよびギヤ30〜39とを備えて構成されている。詳述すると、開口部3の下方側にあたるシャーシベース(図示略)に固定された駆動モータ29の駆動軸に連結された小プーリ30と、この小プーリ30と所定距離をあけて軸支された大プーリ31とにゴムベルト32が掛け回され、大プーリ31と一体化された小径ギヤ33に所定距離をあけて軸支された大径ギヤ34が噛合し、大径ギヤ34を軸部に取り付けた伝動シャフト35の図中前後両端部に連結された伝達プーリ36と、シャーシ部材15のほぼ中間部の下方側であってスライドベース6よりも上方側となる位置に軸支された減速プーリ37とにタイミングベルト38が掛け回され、減速プーリ37と一体化された駆動ギヤ39の上面側に、上側ラック部材14のラック部20の所定位置がほぼ水平状態で噛み合わされるとともに、駆動ギヤ39の下面側に、スライドベース6のラック部28の所定位置がほぼ水平状態で噛み合わされている。そして、開口部3を開状態とするように回動制御された駆動ギヤ39の上面側に、上側ラック部材14のラック部20の図中右端側、駆動ギヤ39の下面側に、スライドベース6のラック部28の図中左端側をそれぞれ噛み合わせることによって、駆動ギヤ39の正、逆回転により上側ラック部材14とスライドベース6とがそれぞれ相対する左右方向の何れか一方に向かって移動するように構成されている(図5参照)。
そのため、開口部3を閉状態とした駆動ギヤ39の上面側には、上側ラック部材14のラック部20の図中左端側、駆動ギヤ39の下面側には、スライドベース6のラック部28の図中右端側が噛み合わされるとともに、スライド機構7は、情報記録媒体再生装置1に組み込まれた図示しない制御手段によって制御される。
【0017】
クランパ8は、開口部3とは異なった筐体上面2のほぼ下方側にあたる筐体内部にチルト機構を備えて配置されていて、記録再生部9の上方側の所定位置、言い換えれば、スライドベース6の載置中心C1がクランプ状態におけるクランプ中心C2とほぼ同軸上となる位置、に搬送されてきたスライドベース6上の記録媒体100の上面側をスライド機構7と連動してクランプするものである。
【0018】
記録再生部9は、図2,3において一点鎖線で示すように、クランパ8の下方側のシャーシベースに固定され、図示しないターンテーブル上に記録媒体100を載置してクランパ8とともにクランプし、所定の回転速度により回転させて記録媒体100に書き込まれた情報を読み取ったり、情報を書き込んだりするものである。そのため、ターンテーブルの回転中心軸とクランプ状態におけるクランパ8のクランプ中心C2とがほぼ同軸上となるように配置されることにより、開口部3とは異なった筐体上面2の下方側にターンテーブルの回転中心軸が配置される。この記録再生部9は、情報記録媒体再生装置1に組み込まれた図示しない制御手段によって制御される。
【0019】
かかる構造を有する情報記録媒体再生装置1によれば、スライド機構7における駆動モータ29の駆動力により小プーリ30を図3中反時計回り方向に回転させると、それに連動して大プーリ31〜小径ギヤ33が反時計回り方向に回転し、大径ギヤ34〜伝達プーリ36〜減速プーリ37〜駆動ギヤ39が時計回り方向に回転する。駆動ギヤ39が時計回り方向に回転することにより、上側ラック部材14が図中右方向に送り出されるのにともなってスライドベース6が図中左方向に移動される。この上側ラック部材14の移動によって、上側ラック部材14の案内孔16とシャーシ部材15の案内孔21とに摺動可能に嵌合しているスライドドア4の摺動ピン部13が移動方向を規制されることにより、スライドドア4がほぼ水平状態のまま図中右方向に送り出されて開口部3の下方側に到達する。それから、スライドドア4は垂直に上昇して開口部3を閉じる。これに対し、スライドベース6は、ほぼ水平状態のまま開口部3の下方側から送り出されて筐体上面2の下方側に到達する。
【0020】
このように、情報記録媒体再生装置1の筐体内部に必要最小限の部品点数で、省スペースのスライド機構7を組み込むことができるので、装置本体の内部構造を簡素化しながら筐体上面2のスライドドア4が水平方向にスライド移動し、且つ垂直方向に昇降移動することによって開口部3をスムーズに開閉するスライディングトップ式の情報記録媒体再生装置1を提供することが可能になる。しかも、記録再生部9とスライド機構7の駆動モータ29およびギヤ群30〜39とをスライドベース6下方側のシャーシベースに配置することができるので、装置本体における高さ方向の増大を招くことがなく、装置本体の小型化を図る最適なレイアウトを得ることができるとともに、装置本体の配置スペースに与える影響を最小限とすることが可能になる。
【0021】
次に、本実施形態の情報記録媒体再生装置1における開口部3の開閉手順について図4〜図11を参照して説明する。図4は、開口部3が開状態にある情報記録媒体再生装置1の内部状態を示した平面図、図5は、図4の正面図、図6は、開口部3が閉ざされていく過程における情報記録媒体再生装置1の内部状態を示した平面図、図7は、図6の正面図、図8は、開口部3がさらに閉ざされた情報記録媒体再生装置1の内部状態を示した平面図、図9は、図8の正面図、図10は、開口部3が閉状態にある情報記録媒体再生装置1の内部状態を示した平面図、図11は、図10の正面図である。
【0022】
筐体上面2に形成された開口部3が開状態にある情報記録媒体再生装置1は、図4,5に示すように、制御手段に予め設定されている開作動制御により、開口部3(同図中、二点鎖線で示す)とは異なる筐体上面2側にスライドドア4が移動配置されて開口部3を開状態としているとともに、その開口部3の下方側にスライドベース6が移動配置されている。この状態では、図5に示すように、上側ラック部材14のラック部20の図中右端側と駆動ギヤ39の上面側とが噛み合わされているとともに、スライドベース6のラック部28の図中左端側と駆動ギヤ39の下面側とが噛み合わされている。そして、スライドドア4の摺動ピン部13は、上側ラック部材14の案内孔16の係止部19とシャーシ部材15の案内孔21の水平部22における水平部端(図中左端側)とを連通するように嵌合している。また、上側シャーシ部材15の図中左端側が、シャーシ部材15に取り付けられたオープン検知スイッチ25に当接していることによって、開口部3が開状態であることが制御手段より検出されている。なお、クランパ8は、上方に向かって待避回動されておりクランプ待機状態となっている。
【0023】
その状態でユーザが、図5に示すように、開口部3から筐体内部に向かって記録媒体をほぼ水平状態のまま下降させてスライドベース6の記録媒体載置部5に載置するとともに、装置本体に設けられたスライドドアクローズ用スイッチ40(図1に図示)を押下すると、制御手段がスライド機構7の駆動モータ29を図中反時計回り方向に回転するように給電制御する。この駆動力により小プーリ30が図中反時計回り方向に回転して、ゴムベルト32を介して大プーリ31、小径ギヤ33を図中反時計回り方向に回転させて大径ギヤ34、伝達プーリ36が図中時計回り方向に回転し、タイミングベルト38を介して減速プーリ37、駆動ギヤ39を図中時計回り方向に回転させる。すると、駆動ギヤ39に噛合している上側ラック部材14が図中右方向に向かって移動を開始するとともに、開口部3の下方側に位置していたスライドベース6が図中左方向の記録再生部9に向かってスライド移動を開始する。
【0024】
すると、上側ラック部材14の案内孔16の係止部19に嵌合しているスライドドア4の摺動ピン部13は、シャーシ部材15の案内孔21の水平部22によって図中右方向以外の移動を規制されることにより、スライドドア4は、図6〜図9に示すように、上側ラック部材14の移動にともなってほぼ水平状態のまま図中右方向に向かってスライド移動を開始する。そして、上側ラック部材14が図中右方向に移動してオープン検知スイッチ25から離脱すると、オープン検知スイッチ25から制御手段に対して検出信号が出力される。なお、待避状態であってクランパ8は、スライド機構7と連動して下向きに回動し始めており、徐々にクランプ状態に移行している。
【0025】
さらに、駆動ギヤ39の回動が継続され、上側ラック部材14と一体となってスライドドア4が図中右方向に向かってスライド移動していくと、やがてスライドドア4の摺動ピン部13は、上側ラック部材14の案内孔16の係止部19に嵌合したままの状態で、シャーシ部材15の案内孔21の水平部22を挿通し終えて図中右端側の水平部端、つまり垂直部23の下端部に当接する。そのため、スライドドア4は、図中右方向、つまり水平方向への移動が規制されるとともに、開口部3のほぼ下方側とされる位置に到達している。このとき、スライドベース6は、駆動ギヤ39の回動にともなって記録再生部9に向かって図中左方向に連続してスライド移動している。
【0026】
その後も駆動ギヤ39の回動が継続されて上側ラック部材14を図中右方向へ移動させることにより、スライドドア4の摺動ピン部13は、上側ラック部材14の案内孔16の係合部19から傾斜部18を挿通し始めるとともに、シャーシ部材15の案内孔21の水平部22から垂直部23を挿通し始めるようになる。そのため、スライドドア4は、ほぼ水平状態を保持したまま上方の開口部3に向かって上昇を開始する。
【0027】
そして、上昇したスライドドア4は、スライドドア4の摺動ピン部13が上側ラック部材14の案内孔16の傾斜部18を挿通し終えて水平部17を挿通し始めるとともに、シャーシ部材15の案内孔21の垂直部23を挿通し終えて垂直部上端に当接することによって、その上昇移動が停止されるとともに、開口部3の開口縁に当接して開口部3を閉状態としている。この際、スライドドア4に施されている防塵構造により、スライドドア4と筐体上面2との隙間から侵入する塵、埃が減少される。
【0028】
シャーシ部材15の案内孔23の垂直部上端に摺動ピン部13が当接したスライドドア4は、図中上下左右方向の移動が規制されるものの、上側ラック部材14は、その案内孔16の水平部17にスライドドア4の摺動ピン部13を挿通した状態で、駆動ギヤ39によってさらに図中右方向に所定距離だけ移動される。そして、図10,11に示すように、上側ラック部材14の案内孔16の水平部17における水平部端(図中左端部側)がスライドドア4の摺動ピン部13と当接するとともに、上側ラック部材14の図中右端側がシャーシ部材15に取り付けられたクローズ検知スイッチ26と当接する。そのことにより、開口部3が閉状態となったことがクローズ検知スイッチ26によって検出され駆動モータ29への給電が停止されることにより、開口部3をスライドドア4によって閉状態とした上側ラック部材14およびスライドベース6の移動が停止される。このとき、開口部3の下方側から図中左方向に向かってスライド移動したスライドベース6は記録再生部9に到達しており、記録媒体載置部5の載置中心C1とクランプ状態に移行したクランパ8のクランプ中心C2とがほぼ同軸上に位置している。そして、ユーザが所望すれば記録再生部9が、所定の回転速度で記録媒体100を回転させて、記録媒体100に書き込まれている情報を読み込んだり、或いは記録媒体100に情報を書き込んだりする。
【0029】
このように、開口部3が閉状態にある情報記録媒体再生装置1は、図10,11に示すように、スライド機構7によって上側シャーシ部材15およびスライドドア4が開口部側に位置するように移動されているとともに、スライドベース6が記録再生部9に位置するように移動されている。その状態における駆動ギヤ39の上側には、開口部3を閉状態にしている上側ラック部材14の図中左端側が噛み合わされているとともに、駆動ギヤ39の下側には、記録再生部9に搬送されてきたスライドベース6のラック部28の図中右端側が噛み合わされている。
【0030】
そして、閉状態にある開口部3を開状態に移行させるには、開状態にある開口部3を閉状態に移行させた上述の手順を逆に辿っていけばよい。
すなわち、開口部3がスライドドア4によって閉ざされている状態の情報記録媒体再生装置1において、ユーザが、装置本体に設けられたスライドドアオープン用スイッチ41(図1に図示)を押下すると、制御手段に予め設定されている閉作動制御により、制御手段がスライド機構7の駆動モータ29を図中時計回り方向に回転するように給電制御する。この駆動力により小プーリ30が図中時計回り方向に回転して、ゴムベルト32を介して大プーリ31、小径ギヤ33を図中時計回り方向に回転させ、大径ギヤ34、伝達プーリ36が図中反時計回り方向に回転して、タイミングベルト38を介して減速プーリ37、駆動ギヤ39を図中反時計回り方向に回転させ、駆動ギヤ39に噛合している上側ラック部材14が図中左方向に向かって移動を開始するとともに、スライドベース6が図中右方向に向かって移動を開始する。また、クランプ状態にあったクランパ8は、スライドベース6のスライド移動にともなって待避位置に移行すべく上方への待避回動を開始する。
【0031】
上側ラック部材14は、駆動ギヤ39の回動にともなって図中左方向に向かって徐々に移動していくが、スライドドア4の摺動ピン部13は、上側ラック部材14の案内孔16の水平部17とシャーシ部材15の案内孔21の垂直部23とに嵌合されていて、図中上下左右方向への移動が規制されている。そのため、スライドドア4の摺動ピン部13が上側ラック部材14の案内孔16の水平部17を挿通している間、開口部3はスライドドア4によって閉状態とされたままの状態が維持される。そして、上側ラック部材14がさらに図中左方向に移動して、スライドドア4の摺動ピン部13が、上側ラック部材14の案内孔16の水平部17を挿通し終わって傾斜部18を挿通し始めるとともに、シャーシ部材15の垂直部23を下降し始めるようになると、スライドドア4がほぼ水平状態のままで下降を開始する。
【0032】
なおも、上側ラック部材14が図中左方向に向かって移動すると、スライドドア4の摺動ピン部13は、上側ラック部材14の案内孔16の傾斜部18を挿通したのち係止部19に係止されるとともに、シャーシ部材15の案内孔21の垂直部23を下端まで挿通したのち水平部端に位置される。そのことにより、スライドドア4の下降は停止され、スライドドア4の摺動ピン部13が上側ラック部材14の係止部19とシャーシ部材15の案内孔21の水平部22とにより水平方向への移動以外は規制されることにより、上側ラック部材14のスライド移動にともなってスライドドア4は図中左方向に向かってスライド移動を開始する。このとき、クローズ検出スイッチ26は、上側ラック部材14のスライド移動にともなって開口部3が閉状態ではなくなったことを検知して制御手段に出力する。
【0033】
このようにスライドドア4は、上側ラック部材14の移動にともなってほぼ水平状態のまま図中左方向に向かってスライド移動し、やがて、スライドドア4の摺動ピン部13は、シャーシ部材15の案内孔21の係止部19を連通した状態で、上側ラック部材14の案内孔16の水平部17における水平部端に当接するとともに、上側シャーシ部材15の図中左端側が、シャーシ部材15に取り付けられたオープン検知スイッチ25に当接することにより、開口部3が開状態であることが制御手段に出力されて駆動モータ29への給電が停止される。このとき、開口部3とは異なる筐体上面側にスライドドア4が移動配置されて開口部3を開状態としているとともに、開口部3の下方側にスライドベース6が移動配置されている。なお、クランパ8は、上方に向かって待避回動されておりクランプ待機状態となっている。
【0034】
このように、本発明の情報記録媒体再生装置1では、筐体上面2に形成された記録媒体挿入用の開口部3は、筐体上面2の長手方向に沿ってスライド移動し、且つ垂直方向に昇降移動するスライドドア4によって開閉されるので、フロントローディング方式やスロットイン方式、或いはポップアップ式にトップカバーが開くトップローディング方式を採用した情報記録媒体再生装置のようにユーザがトレイの開閉動作を妨げたり、記録媒体の挿排出路を確保したり、ドライブの上面側にある程度の空間を必要とすることはなくなり、ユーザの利便性および情報記録媒体再生装置の設置場所の自由度を向上させることができる。さらに、スライドドア4が開口部3の開口縁に下方側から当接して開口部3を閉状態とするので、スライドドア4と筐体上面2との隙間から侵入する塵、埃を減少させることができる。
また、本発明の情報記録媒体再生装置1では、スライドドア4による開閉動作が筐体内部で行われるために、作業空間が十分に確保できないような狭い場所でも記録媒体の交換作業に支障を来すことなく設置することができる。
さらに、本発明の情報記録媒体再生装置1では、開口部3とは異なる筐体上面の下方側に記録再生部9が配置され、この記録再生部9と開口部3の下側との間をスライド移動するスライドベース6がスライドドア4と連動するように配設されていることにより、記録媒体交換が容易にできるようになるとともに、開口部3が開放されてもスライドベース6が記録再生部9を保護することとなるので、ユーザが誤って記録再生部9に触れてしまうことが防止されて記録再生部9が損傷することを未然に防止することができる。
【0035】
ところで、本発明における記録媒体100は、CD−Audio/ROMのみならず、CD−R/RW,DVD−ROM/R/RW、MDなどの光ディスクやMOなどの光磁気ディスクも含まれるものとし、これらの記録媒体に対して情報の読み書きをするドライブに本発明を適用することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、本発明による情報記録媒体再生装置は、情報が記録された記録媒体を筐体内部に収容する所定の収容位置と記録媒体からの情報読み取りまたは記録媒体への情報書き込みを行う記録再生位置との間で搬送する搬送手段を備えた情報記録媒体再生装置であって、筐体上面に設けられた開口部と、開口部から所定方向に挿通された記録媒体を収容するとともに、収容位置と記録再生位置との間に移動自在に設けられた記録媒体保持手段と、開口部を開閉するように筐体上面に沿って移動自在に設けられた蓋体とを備え、搬送手段は、蓋体と記録媒体保持手段とを相反する方向に向かって移動させ、且つ開口部を閉状態とした蓋体を垂直に下降させたのち開口部とは異なる筐体上面側に水平移動させて開口部を開状態とすると共に、開口部を開状態とした蓋体を開口部側に水平移動させたのち垂直に上昇させて開口部を閉状態とする。そのことにより、ユーザが筐体内部に記録媒体を挿入しようとして、筐体上面に沿って蓋体を移動させて開口部を開口状態とすると同時に、開口部の下方側には記録媒体保持手段が搬送手段によって移動されている。そして、開口部から記録媒体を挿入して記録媒体保持手段に保持させて記録再生位置まで移動させると同時に、蓋体が開口部を閉状態とするように移動されるようにしたので、記録媒体を必要最小限の作業空間でもって情報記録媒体再生装置にローディングさせることができ、装置本体の設置場所の自由度を向上させた情報記録媒体再生装置を提供することができる。さらに、蓋体が開口部の開口縁に下方側から当接して開口部を閉状態とするので、蓋体と筐体上面の隙間から侵入する塵、埃を減少させることができる。
また、開口部の下方側とは異なる筐体内部に記録再生位置を設けるようにしたので、開口部が開状態となっても記録再生位置は記録媒体保持手段によって保護されることとなり、記録再生位置の損傷を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した情報記録媒体再生装置の概略を説明するために開口部を開状態とした装置本体の斜視図である。
【図2】 図1における装置内部の構成を説明するための分解平面図である。
【図3】 図1における装置内部の構成を説明するための分解正面図である。
【図4】 開口部が開状態にある情報記録媒体再生装置の内部状態を示した平面図である。
【図5】 図4の正面図である。
【図6】 開口部が閉ざされていく過程における情報記録媒体再生装置の内部状態を示した平面図である。
【図7】 図6の正面図である。
【図8】 開口部がさらに閉ざされた情報記録媒体再生装置の内部状態を示した平面図である。
【図9】 図8の正面図である。
【図10】 開口部が閉状態にある情報記録媒体再生装置の内部状態を示した平面図である。
【図11】 図10の正面図である。
【符号の説明】
1 情報記録媒体再生装置
2 筐体上面
3 開口部
4 スライドドア
5 記録媒体載置部
6 スライドベース
7 スライド機構
8 クランパ
9 記録再生部
13 摺動ピン部
14 上側ラック部材
15 シャーシ部材
16,21 案内孔
20,28 ラック部
29 駆動モータ
39 駆動ギヤ
100 記録媒体
Claims (4)
- 情報が記録された記録媒体を筐体内部に収容する所定の収容位置と記録媒体からの情報読み取りまたは記録媒体への情報書き込みを行う記録再生位置との間で搬送する搬送手段を備えた情報記録媒体再生装置であって、
筐体上面に設けられた開口部と、
前記開口部から挿入された前記記録媒体を収容するとともに、前記収容位置と前記記録再生位置との間に移動可能に設けられた記録媒体保持手段と、
前記開口部を開閉するように前記筐体上面に沿って移動可能に設けられた蓋体とを備え、
前記搬送手段は、前記蓋体と前記記録媒体保持手段とを相反する方向に向かって移動させ、且つ前記開口部を閉状態とした前記蓋体を垂直に下降させたのち前記開口部とは異なる筐体上面側に水平移動させて前記開口部を開状態とすると共に、前記開口部を開状態とした前記蓋体を前記開口部側に水平移動させたのち垂直に上昇させて前記開口部を閉状態とすることを特徴とする情報記録媒体再生装置。 - 前記記録媒体を筐体内部に収容する収容位置は、前記開口部のほぼ下方側とされるとともに、前記記録再生位置は、前記開口部の下方側とは異なる筐体内部に位置されることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体再生装置。
- 前記蓋体による前記開口部の開閉移動と、前記記録媒体保持手段による前記収容位置と前記記録再生位置との間の移動とを同一の駆動源で行うことを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体再生装置。
- 前記情報記録媒体再生装置は、前記記録媒体の移動方向に沿った水平孔と前記開口部の下方側に向かって傾斜した傾斜孔とが形成された第1の案内孔を有し、前記筐体上面に沿って前記蓋体を移動させるラック部材と、
前記記録媒体の移動方向に沿った水平孔および前記開口部の上方側に向かって上昇した垂直孔とが形成された第2の案内孔を有する固定部材と、
前記蓋体に突設され前記第1の案内孔と第2の案内孔とに摺動可能に嵌合する嵌合突起とを備え、
前記ラック部材が前記記録媒体保持手段の移動方向と相反する方向に向かって移動することにより、前記蓋体の嵌合突起が前記第1の案内孔と第2の案内孔とに沿って摺動して前記蓋体を水平移動及び垂直に昇降移動させることによって前記開口部を開閉することを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体再生装置。
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