JP3841777B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

本発明は、コンバインにおいて、選別装置の下方の選別風を発生させる唐箕の風量を調整する構成に関する。
従来からコンバイン等の選別室に配設する揺動本体は、揺動本体の前部が揺動可能に枢支され、揺動本体後部がクランク軸又は偏心軸に連結され、該軸を駆動させることにより揺動本体が前後方向に揺動され、籾や藁屑等を後方へ送りながら選別を行い、同時に揺動本体下方に配設した唐箕からの選別風を揺動本体内と揺動本体の下方に送風することにより風選が行われて、チャフシーブ部において一番物や二番物や藁屑等に選別する比重選別が行われていた。
また、圃場端での回行時や刈取り初めや終わりの作業時と、通常の作業時とでは穀稈の量に差が生じるため、穀稈量に応じて唐箕の回転数を増減したり、唐箕への吸引量を変更したりする技術が公知となっている。
特開平7−123849号公報
本発明は、次のような課題を解決するものである。
第1に、唐箕の回転で、吸引口より吸引される空気量を、第二シャッタ、第三シャッタの回動で被装・開放調整するので、簡単な構成で風量を調整できるようになり、唐箕の回転数を変える等の、複雑な変速機構を設ける必要がなく、コストを抑えた構成とする。
第2に、排藁の増加を検出すると、第二シャッタ、第三シャッタが回動され、各ファンへの吸入空気量が増加され、穀粒量の増加に合わせた大容量の選別風を揺動本体内に導入することができ、選別性能を高く維持した選別装置を提供する。
本発明はこのような問題点を解消するために、次のように構成したものである。
選別装置Bの揺動本体51の前下方にプレファン41を配置し、該揺動本体51の前後方向途中位置の下方に唐箕35を配設し、該プレファン41側部の開口は上下の吸引口8c・8dを形成し、該下部の吸引口8cを被装する第一シャッタ278を設け、該唐箕35側部の開口は上下の吸引口8a・8bを形成し、該唐箕35の上部吸引口8aを被装する第二シャッタ279を設け、該第二シャッタ279と前記第一シャッタ278とを連結アーム276により固結し、更に唐箕35の下部吸引口8bを被装する第三シャッタ277を設け、該第一シャッタ278と第二シャッタ279と第三シャッタ277は、バネによって吸引口を常時被装する位置に付勢されており、前記連結アーム276には、排藁量検知手段250からの操作ワイヤー258が連結され、大量の排藁を検知すると、連結アーム276が回動し、第二シャッタ279が上方に回動し、第一シャッタ278を下方へ回動し、更に、当接ピン287を介して第三シャッタ277を下方へ回動するものである。
以上のように構成したので、本発明は次のような効果を奏するものである。
選別装置Bの揺動本体51の前下方にプレファン41を配置し、該揺動本体51の前後方向途中位置の下方に唐箕35を配設し、該プレファン41側部の開口は上下の吸引口8c・8dを形成し、該下部の吸引口8cを被装する第一シャッタ278を設け、該唐箕35側部の開口は上下の吸引口8a・8bを形成し、該唐箕35の上部吸引口8aを被装する第二シャッタ279を設け、該第二シャッタ279と前記第一シャッタ278とを連結アーム276により固結し、更に唐箕35の下部吸引口8bを被装する第三シャッタ277を設け、該第一シャッタ278と第二シャッタ279と第三シャッタ277は、バネによって吸引口を常時被装する位置に付勢されており、前記連結アーム276には、排藁量検知手段250からの操作ワイヤー258が連結され、大量の排藁を検知すると、連結アーム276が回動し、第二シャッタ279が上方に回動し、第一シャッタ278を下方へ回動し、更に、当接ピン287を介して第三シャッタ277を下方へ回動するので、次のような効果を奏するものである。
第1に、プレファンと唐箕の回転で、吸引口より吸引される空気量を、第一シャッタ、第二シャッタ、第三シャッタの回動で被装調整するので、簡単な構成で風量を調整できるようになり、唐箕の回転数を変える等の、複雑な変速機構を設ける必要がなく、コストを抑えた構成となる。
第2に、排藁の増加を検出すると、第一シャッタ、第二シャッタ、第三シャッタが回動され、各ファンへの吸入空気量が増加され、穀粒量の増加に合わせた大容量の選別風を揺動本体内に導入することができ、選別性能を高く維持した選別装置を提供することができる。
本発明が解決しようとする課題及び解決するための手段は以上の如くであり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明する。
図1はコンバイン全体側面図、図2は選別装置への動力伝達構成を示すスケルトン図、図3は選別装置側面断面図、図4は選別室の側面を示す側面図、図5は本発明の吸引量調整機構を有する選別室の前部を示す側面図、図6は唐箕を有する選別室を示す部分側面図一部断面図、図7は風向板の配置構成を示す部分平面図、図8は排藁量検知手段を示す側面図である。
図1においてコンバインの全体構成から説明する。
クローラ式走行装置1上に機体フレーム2を載置し、該機体フレーム2前端に引起し・刈取装置Aを昇降可能に配設し、引起し・刈取装置Aは前端に分草板3を突出して穀稈を分草し、その後部に引起しケース4を立設して該引起しケース4より突出したタインの回転により穀稈を引き起こして、分草板3後部に配設した刈刃5にて株元を刈り取る。次に、上部搬送装置、下部搬送装置、縦搬送装置6にて後部へ搬送し、この縦搬送装置6の上端から株元がフィードチェーン7に受け継がれて脱穀装置内に穀稈を搬送し、該フィードチェーン7後端には排藁搬送装置16が配設され、排藁搬送装置16後部下方に配設した排藁カッター装置17にて、搬送されてきた排藁を切断して圃場に放出している。前記脱穀装置の側部には選別後の精粒を貯留するグレンタンク12が配設され、該グレンタンク12前部には運転部19が配設されている。
前記脱穀装置Bは図3に示すように、前後方向に軸芯を有する扱胴20と、送塵口処理胴21とが横架される扱室が選別装置B上部に形成され、選別装置B下部の、この扱室の下方に脱穀された籾と籾藁とを選別する選別室が形成されている。前記扱室の扱胴20周囲に扱刃20a・20a・・・が植設され、扱胴20下部周囲にはクリンプ網31を設けて籾や小さな藁くず等のみが漏下し、選別室内で選別されるようにしている。前記送塵口処理胴21は、扱胴20後部のグレンタンク12側に扱胴20と平行に横架されており、扱胴20で処理できなかった枝梗付着粒等を処理して未処理物を後方に搬送して機外へ排出している。
次に、図に示すスケルトン図を用いて駆動構成を説明する。
前記エンジンEの左右方向に出力軸60を突出し、該出力軸60の一端をギアケース259に入力して、該ギアケース259よりプーリー、ベルトを介してミッションケースに動力を伝えて走行装置を駆動し、また、ギアケース259内の作業クラッチを介して、機体前部に配設した引起し、刈取装置Aに動力を伝達すると同時に、選別装置Bやや排藁処理装置等を駆動する。前記ギアケース259から後方へ突出した出力軸よりプーリー、ベルトを介して送塵口処理胴21、及び扱胴20を駆動している。
また、前記ギアケース259より側方に駆動軸261を突出し、該駆動軸261の端部を機体の左側部に配する動力伝達部に入力して、プーリー、ベルトを介して後方に伝達している唐箕35、一番選別コンベア22に動力を伝達する様にしている。更に、前記一番コンベア22のコンベア軸273には、プーリー269とは別に第二プーリー274を嵌合しており、該第二プーリー274にベルトを巻回して、二番コンベア23、選別本体51や排出用の排風ファン30や排藁カッター装置17を駆動し、更に後方の機体後部に配設する結束装置に動力を伝達することもできる。
また、前記一番コンベア22の他側に、ベベルギアを介して揚穀コンベア13を駆動しており、該一番コンベア22によって搬送された籾は揚穀コンベア13を介してグレンタンク12に搬送している。また、前記二番コンベア23の他端部に、ベベルギアを介して還元コンベア62を駆動し、該還元コンベア62の他端の排出口は扱室のクリンプ網31の前側部に臨ませて配置し、二番物を還元して、再度選別を行うようにしている。
一方、前記エンジンEの右側に突出する出力軸60より、プーリーやベルトや連動軸やベベルギアを介して排出コンベア63に動力を伝達し、更に、縦コンベア64、排出オーガ65を駆動できる構成として、グレンタンク12内に貯留した籾を排出可能としている。
そして、図3に示すように、前記選別室には、揺動本体51と唐箕35とプレファン41等が配設され、脱穀された籾と藁屑等とが比重選別と風選別により一番物と二番物と藁くず等に選別が行なわれている。前記選別室は、図4に示すように、周囲に数個の支持柱25・25・・・が立設され、該支持柱25・25・・・に側部壁8が固設され、選別室の外側側面が形成されている。
また、選別室の前部にアクチュエータ257が配設され、運転部1における操作によってアクチュエータ257が駆動し、揺動本体51の後述するチャフ部55が操作されている。
前記揺動本体51は鉄板等の鋼材を箱型に溶着して剛性を高めたものである。該揺動本体51の前端部を扱胴20の前端下方に配置し、揺動本体51の後端を送塵口処理胴21の後部下方まで延出している。前記揺動本体51の前下部に枢支軸52を設けて後部をクランク軸53に枢支して、クランク軸53の回動により揺動するように構成されている。
そして、前記揺動本体51は、前部には第一グレンパン58が配され、その後下部を一段下げて第二グレンパン59が配され、第二グレンパン59の前部に選別風導入口51aを開口し、第二グレンパン59の後部より後方を下方に膨出して膨出部51bを成形し、該膨出部51b下面には落下口51cが開口されている。
そして、前記第一グレンパン58と第二グレンパン59とは、樹脂によって板体を波状にして籾を後方に搬送し易く成形している。該第一グレンパン58と第二グレンパン59とがボルトを用いて揺動本体51に螺合されている。
前記第一グレンパン58の後部にフルイ体71を後方へ突出して配置し、その後下部の第二グレンパン59に連接するように複数のチャフフィン54・54・・・を横設するチャフ部55を配設している。該チャフ部55下部位置の前記落下口51cの前部より後方途中位置まで網状のグレーンシーブ57によって被装されている。
また、前記揺動本体51の前下方にプレファン41が配され、揺動本体51の前後方向途中位置の下方に唐箕35が配置され、選別風導入口51aから導入されるプレファン41からの風が第一グレンパン58下面と第二グレンパン59上面との間を通り、チャフ部55上に搬送される籾を風で選別するようにしている。唐箕35がらの風が、落下口51cを通過してチャフ部55から選別風として吹き上げられ、揺動本体51の揺動と選別風とでチャフ部55による比重選別と風選別が行われる。
また、前記チャフ部55は、穀稈の量によって自動的にチャフフィン54・54・・・の角度を変えることのできる可動チャフ部55aと、手動によりチャフフィン54・54・・・の角度を二方向に変えることのできる手動チャフ部55bと、チャフフィン54・54・・・の角度が固定されている固定チャフ部55cとが形成されている。前記可動チャフ部55aは、揺動本体51前部の第二グレンパン59の後方位置より、揺動本体51の落下口51cに配したグレーンシーブ57の後方上方まで形成されている。前記手動チャフ部55bは、可動チャフ部55a後方のグレーンシーブ57によって被装されていない落下口51cの上部に配設され、固定チャフ部55cが揺動本体51後部に配設されている。
また、前記可動チャフ部55aのチャフフィン54・54・・・は、図5に示す揺動本体51側部に配置する連結板88によって連結され、該連結板88がリンク機構255に連動され、操作ワイヤー254を介して、前述したアクチュエータ257に接続され、操作ワイヤー256を介して、後述する排藁量検知手段250に連結されている。
前記穀稈量検知手段250は、排藁搬送装置16下方に配設されている。図8に示すように、前記排藁量検知手段250は、回動軸251が枢支され、該回動軸251に水平方向に突出する検出アーム252と垂直方向の上方に突出する作動アーム253とが固設され、該作動アーム253に操作ワイヤー256の他端が接続されいる。
よって、排藁の株元が前記排藁搬送装置16のチェーンとレールによって挟持され、排藁の量が多い場合に、レールが下方に移動して、前記検出アーム252が回動され、作動アーム253を介して操作ワイヤー256が引っ張られ、リンク機構255を回動し、連結板88が移動し、チャフフィン54・54・・・を一体的に傾動している。
次に、前記唐箕35とプレファン41の構成について説明する。
前記唐箕35は、図6に示す如くに、左右方向に軸芯を有する回動軸236と該回動軸236より半径方向に放射状に突設する羽根体238・238・・・より構成し、唐箕35の回動軸236は側部に固設した枢結プレート227により支持されている。
また、前記唐箕35の回転周囲の前方を前ガイド板239で被装し、下方を側面視円弧状の下ガイド板240で、上方を上ガイド板234で被装している。前記下ガイド板240の終端部に後ガイド板241が上ガイド板234と平行状に配置し、後ガイド板241と上ガイド板234との間に風路が形成されている。
また、前記唐箕35側部の側部壁8には開口が設けられ、前記枢結プレート227を境として、上下に吸引口8a・8bが形成され、ここから導入した空気は下ガイド板240より、前ガイド板239に沿って流れて風を発生させて、上ガイド板234に沿わせて、上ガイド板234と後ガイド板241との間の風路に送風している。
また、前記上ガイド板234と後ガイド板241のに形成する風路には前後方向に長い複数個の風向板270・270・・・が配設されている。該風向板270・270・・・は、図6、図7に示すように、選別室に左右方向に横架された固定板271上に前後方向に傾斜して固設され、選別室の左右側面の固定台272上部に載置固定されている。前記風向板270・270・・・は、L型に形成し、一面が固定板271上に固設され、他面を立状とした板体である。前記風向板270・270・・・は、固定板271上に左右方向に複数個が配設され、各風向板270・270・・・の後部は左右外側に向けるように傾斜状に配設されている。即ち、前記風向板270・270・・・の内で、左側(図7の紙面上の上方側)に配設する風向板270・270・・・の後部を左側に向け、右側(図7の紙面上の下方側)に配設する風向板270・270・・・の後部を右側に向けて、傾斜状に配設されている。前記風向板270・270・・・の傾斜角度は、左右外側より内側の風向板270・270の傾斜角度(前後方向に対する傾斜角度)のほうが大きく配置されており、風路の風を左右側方に案内して、揺動本体51のグレンシーブ57と一番コンベア22との間の送風の風量を左右方向で均一に整え、揺動本体51内の左右両側での選別精度が低下することを防いでる。
また、前記プレファン41は図3、図5に示す様に、ファン軸242と該ファン軸242より放射状に突設する羽根体244・244・・・より成り、該プレフン41は側部板8の間に配置されている。即ち、前記側部板8に略円形の開口が形成され、該開口の上下中央部に側面視略「く」字状の枢結プレート246を固設し、左右の枢結プレート246の間位置にファン軸242を枢支している。前記プレファン41側部の開口は、枢結プレート246を境として吸引口8c・8dが形成されている。
また、前記プレファン41の前面及び下面を円弧状のガイド体を用いて被装しており、プレファン41の回転によって吸引口8c・8dより空気が吸引され、グレンパン58の後下部の選別風導入口51aより送風を行い風選別を行えるようにしている。
更に、前記プレファン41の前部に吸引口245が開口され、エンジンEの排熱による熱風をプレファン41内部に導入可能に構成している。
以上に示す如くに、唐箕35とプレファン41は、側部より空気を吸引可能に構成しており、本発明においてこの吸引量を調整する吸引量調整機構Kを配置している。該吸引量調整機構Kは図5に示す如くに、前記側部板8の吸引口8cを被装する第一シャッタ278と、唐箕35側部の吸引口8aを被装する第二シャッタ279、唐箕35側部の吸引口8bを被装する第三シャッタ277、第一シャッタ278と第二シャッタ279とをを固設する連結アーム276、該アーム276を枢支する横軸275、第三シャッタ277を固設する回動アーム285、該回動アームを枢支する横軸286より構成されている。
即ち、前記横軸275を支持柱25より側方に突出し、該横軸275に連結アーム276中央部を枢支し、該連結アーム276の前端部に第一シャッタ278を固設し、横軸275より後方の連結アーム276後端部に第二シャッタ279が固設され、連結アーム276中央部の下部に当接ピン287が突出されている。前記連結アーム276は図示せぬバネによって閉じる方向に付勢され、第一シャッタ278と第二シャッタ279とで、吸引口8c・8aを被装する位置に保持されている。
また、前記連結アーム276前部には、操作ワイヤー258が固設され、該操作ワイヤー258他端が、アウターケース259内にガイドされ、前述した排藁量検知手段250の作動アーム253に連結されている。
また、前記第三シャッタ277の回動中心となる横軸286は、枢結プレート227前上部より側方に突出され、該横軸286に回動アーム285の一端が枢支され、回動アーム285他端に第三シャッタ277が固設され、図示せぬバネによって開口8bを被装する位置に付勢されている。前記回動アーム285前上部にはロッド288が固設され、該ロッド288が連結アーム276上の当接ピン287上方位置の、該当接ピン287の横軸275を中心とした回動軌跡上まで延出されている。
従って、前記排藁量検知手段250によって、大量の排藁が検知されると、可動チャフ部55aのチャフフィン54・54・・・を傾動すると同時に、操作ワイヤー258を介して連結アーム276が回動し、図5の二点鎖線の如く、第一シャッタ278を下方に、第二シャッタ279を上方に回動して、吸引口8cと吸引口8aを開放し、ファン41・35への流入空気量を増加させ、風量を増して大量の穀粒に対して選別を行えるようにしている。
更に、排藁量検知手段250によって、大量の排藁が検知されると、連結アーム276が回動し、連結アーム276上の当接ピン287が回動アーム285端部のロッド288に当接され、回動アーム285を横軸286を中心に回動し、第3シャッタ277が下方に回動され、各吸引口8a・8cと吸引口8bとが開放され、ファン41・35の流入空気量がさらに増大され、揺動本体51による比重選別の能力が向上される。
逆に、排藁量が減少すると、操作ワイヤー258が戻されて、各シャッタ277・278・279が吸引口8a・8b・8cを閉じる方向に回動されて流入空気量を減少して、精粒まで排出しないようにしている。但し、前記ワイヤー258の他端を運転部19に配設するレバーと連結して手動で風量を変更したり、ワイヤー258端をアクチュエーターと連結し、該アクチュエーターを穀粒量センサーと接続して、穀粒に応じて変更することもできる。
コンバイン全体側面図である。 選別装置への動力伝達構成を示すスケルトン図である。 選別装置側面断面図である。 選別室の側面を示す側面図である。 本発明の吸引量調整機構を有する選別室の前部を示す側面図である。 唐箕を有する選別室を示す部分側面図一部断面図である。 風向板の配置構成を示す部分平面図である。 排藁量検知手段を示す側面図である。
符号の説明
B 選別装置
35 唐箕
41 プレファン
8a・8b・8c・8d 吸引口
51 揺動本体
270 風向板
276 連結アーム
277 第三シャッタ
278 第一シャッタ
279 第二シャッタ
287 当接ピン

Claims (1)

  1. 選別装置Bの揺動本体51の前下方にプレファン41を配置し、該揺動本体51の前後方向途中位置の下方に唐箕35を配設し、該プレファン41側部の開口は上下の吸引口8c・8dを形成し、該下部の吸引口8cを被装する第一シャッタ278を設け、該唐箕35側部の開口は上下の吸引口8a・8bを形成し、該唐箕35の上部吸引口8aを被装する第二シャッタ279を設け、該第二シャッタ279と前記第一シャッタ278とを連結アーム276により固結し、更に唐箕35の下部吸引口8bを被装する第三シャッタ277を設け、該第一シャッタ278と第二シャッタ279と第三シャッタ277は、バネによって吸引口を常時被装する位置に付勢されており、前記連結アーム276には、排藁量検知手段250からの操作ワイヤー258が連結され、大量の排藁を検知すると、連結アーム276が回動し、第二シャッタ279が上方に回動し、第一シャッタ278を下方へ回動し、更に、当接ピン287を介して第三シャッタ277を下方へ回動することを特徴とするコンバイン。
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