JP3841670B2 - 棒状導光体、面発光体及びこれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

棒状導光体、面発光体及びこれを用いた液晶表示装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は棒状導光体、面発光体および液晶表示装置に係り、特に、反射型液晶表示装置の照明手段として用いるとき輝度が高く輝度ムラが少ない棒状導光体、この棒状導光体を構成要素として含む高輝度の面発光体、およびこの面発光体を用いた視認性の優れた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機、携帯用表示端末機、ゲーム機などに多く用いられる反射型液晶表示装置は、一般に表示画面の照明を外光に依存しているので、外光が不足する環境下では画像コントラストが低下し表示画像の視認性が極端に低下する。この問題を解決するために、反射型液晶表示ユニットの表示面上に「フロントライト」と呼ばれる面発光体を照明器具として装着した液晶表示装置が用いられている。この面発光体は、それ自体は透明であって、これを装着した液晶表示装置は、昼間の屋外や明るい室内など外光が十分に照射される環境では面発光体を透過した外光により液晶表示画面を照明し、暗い環境下では前記面発光体を発光させて液晶表示画面全体を照明して明視性を得ている。
【0003】
従来から用いられているフロントライト付き液晶表示装置の一例を図13に示す。図13においてこの液晶表示装置は、概略、面発光体140と液晶表示ユニット50とからなっている。このうち面発光体140は光源20と棒状導光体110と導光板30とからなっている。この棒状導光体110と導光板30とは透明体である。液晶表示ユニット50は概略、液晶表示板60と反射板70とからなっている。
フロントライトである面発光体140の作用について説明する。光源20から発せられた光(ビームBoで代表)は透光性の棒状体からなる棒状導光体110の一端面(以下「受光端面」という)101から棒状導光体110の内部に導入され、内部でほぼ直角方向に反射され、長手方向の一側面(以下「射出側面」という)102から帯状光束L1として射出される。射出した光(ビームBi)は、透明な方形板状の導光板30に、その一側面から入射する。導光板30に入射した帯状光束L1は内部でほぼ直角方向に反射され、導光板30の下面から面全体に広がる面状光束として射出し、液晶表示ユニット50の表示面51全体を均一に照明する。このとき液晶表示板60の画素52が液晶駆動回路により光透過モードにされていると、導光板30から投射された光(ビームBs)はこの画素52を透過し、その下層に配置された反射板70により反射され、反射光(ビームBm)は再び画素52を透過し、更に透明体である導光板30も透過して観察者により光点として視認される。
【0004】
図14は従来から用いられている棒状導光体110の構成を示している。図14において、棒状導光体110は、射出側面102に対向する側面(以下「反射側面」という)104に、その幅(短辺)方向に延びる稜線106とこれを挟む傾斜面107a,107bからなる多数のプリズム部105…が形成されている。これらのプリズム部105…は、稜線106相互の間隔、プリズム形状の高さ及び傾斜面の傾斜角がそれぞれ調整されている。これによって光源20から射出され受光端面101から棒状導光体110内に導入された光は、ビームBn …で示すように、棒状導光体の各壁面に投射して複雑な内面反射を繰り返し、最終的に大部分は射出側面102の方向に反射され、射出側面102を透過して帯状光束L1 として導光板30に射出されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記構成の従来の液晶表示装置は、多くの場合小型の携帯用機器に用いられるので、面発光体140による照明に際しては、光源20の小型化と共に消費電力を極力低減し、なおかつ充分な照度と照明の均一性とを得ることが求められる。この観点から光源の効率向上と共に、棒状導光体110及び導光板30における導光損失を極力低減する技術が必要になる。そこで棒状導光体110における導光損失について精査したところ、図14のビームBwで代表されるように、受光端面101から入射した光のうち約20%は、反対側の端面(対向端面)103から系外に放散されて導光損失となっていることがわかった。また、棒状導光体110から射出される前記帯状光束L1の輝度分布を測定すると、光源20に近い部位では輝度が大であり対向端面103に近い部位では輝度が低下していて、その結果として導光板30から射出される照明光に輝度ムラが生じることがわかった。
本発明は前記の課題を解決するためになされたものであり、従ってその目的は、棒状導光体における対向端面からの光の放散を防ぎ、これによって面発光体の導光損失を低減し、かつ輝度ムラを改善し、少ない消費電力で良好な明視性が得られる液晶表示装置を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために本発明は、透光性の棒状体からなり、光源が照射した光を前記棒状体の一端面(受光端面)から受光し、長手方向の側面(射出側面)から帯状光束として射出する棒状導光体であって、前記受光端面に対向する端面(対向端面)が、棒状体の内部方向に凸の二次曲面をなし、かつ、前記受光端面の方向から投射された光の少なくとも一部を前記射出側面に対して非平行に反射するように形成された棒状導光体を提供する。
【0007】
本発明の棒状導光体においては、対向端面に投射された光が棒状導光体内部に向けて、射出側面に対して非平行に反射されるので、その非平行な反射光は射出側面に投射するか又は対向端面に投射することになり、少なくともその一部は棒状導光体内部におて内面反射を繰り返して最終的に射出側面の方向に反射され、帯状光束の一部として射出側面を透過し導光板に導入され帯状光束の輝度増大に寄与する。
【0009】
向端面が曲面からなる場合には、射出側面の長手方向に対して前記の反射光を連続的に分散させることができて反射光が射出側面の限定された部位に集中することによる輝度ムラを効果的に防止できる。この曲面は、棒状導光体の内部に向けて凸の二次曲面でありかつ曲面上の任意の点における接線が射出側面に対して30°〜0°の範囲内の内角を有するようにすることが更に好ましい。
【0010】
前記の対向端面は、反射層が形成されていることが好ましい。
傾斜した対向端面に投射された光は、傾斜角に対応して一部は導光板の内部に向けて反射するが、一部はなお透過して系外に放散し導光損失となる場合がある。対向端面に光を内面反射させる反射層を設けることにより、この透過による導光損失を防ぎ、帯状光束の輝度を向上させることができる。反射層は、対向端面の表面にアルミニウム薄膜を形成したり又は対向端面に鏡板を装着するなどにより形成することができる。
【0011】
前記の対向端面は、乱反射性であってもよい。
対向端面が乱反射性とされていれば、対向端面からの反射光は棒状導光体内部に広範囲に拡散し、反射光が射出側面の限定された部位に集中することによる輝度ムラを防止できる。この乱反射性の対向端面には反射層が形成されていることが更に好ましい。対向端面の乱反射性は、対向端面に乱反射フィルムを貼着したり、対向端面自体に微細な凹凸を形成したり、又は微細な凹凸を有する反射層を装着するなどの方法により実現できる。
【0012】
本発明の棒状導光体は、前記の射出側面と対向する側面(反射側面)に、受光端面から入射した光及び対向端面が反射した光を共に射出側面に向けて反射する反射手段が設けられていてもよい。
本発明の前記棒状導光体において、対向端面から内面反射した光は一般に射出側面の方向ばかりでなく一部は反射側面の方向にも拡散する。このとき反射側面が受光端面から入射した光に対してばかりでなく、対向端面から反射した光をも射出側面に向けて反射するように形成されていれば、反射側面の方向に拡散した反射光も射出側面に向けて反射され、帯状光束の出力増大に寄与する。受光端面から入射した光と対向端面から反射した光の双方を射出側面に向けて反射する手段としては、反射側面に、受光端面から入射した光を射出側面方向に反射するように設計された傾斜面と対向端面から反射した光を射出側面方向に反射するように設計された傾斜面とを併せ持つ複合したプリズム面を形成することが好ましい。
【0013】
本発明はまた、前記の何れかの棒状導光体と、その射出側面から射出した帯状光束を少なくとも一方の板面から面状光束として射出する導光板とを有する面発光体を提供する。この導光板は板厚方向に透光性であり、かつ前記帯状光束を一方の板面(発光面)から面状光束として射出する反射手段が設けられていることが好ましい。
【0014】
本発明の面発光体は、前記本発明の棒状導光体が従来型の棒状導光体より出力輝度が増大しているので、導光板は従来と同様のものであっても、面発光体全体として発光面から射出される面状光束の輝度が向上している。導光板が板厚方向に透光性でありかつ帯状光束を発光面から面状光束として射出する反射手段が設けられていれば、この面発光体は反射型液晶表示装置の表示面の上に装着してこの表示面を照明できるようになり、かつ反射型液晶表示装置の反射層から反射した光を導光板を通して上方に射出できるようになり、反射型液晶表示装置のフロントライトとして適用できるようになる。この導光板の反射手段は、発光面と対向する面(モニタ面)に形成され、稜線が棒状導光体の長手方向と平行に延びる複数のプリズム状傾斜面からなっていることが好ましい。
【0015】
本発明は更に、前記の面発光体と液晶表示ユニットとを備えた液晶表示装置を提供する。
本発明の液晶表示装置は、前記本発明の面発光体を液晶表示面の照明に用いるので小型省電力の光源を用いながら明るく、輝度ムラのない視認性の良好な画面が得られる。
前記の面発光体と液晶表示ユニットとの積層順序は限定されるものではない。例えば導光板が板厚方向に光透過性でありかつ一方の発光面から面状光束を照射するタイプの面発光体を反射型液晶表示ユニットの上層に配置すれば、本発明の面発光体をフロントライトとする反射型液晶表示装置が得られる。また反射層を持たない透光性の液晶表示板を上層に配置し、その下に、導光板の対向面を光反射性とした面発光体を発光面を上に向けて配置すれば、前記面発光体をバックライトとする反射型液晶表示装置が得られる。更に、面状光束が導光板の双方の板面から同時に射出されるタイプの面発光体を挟んで両側に反射層を持たない透光性の液晶表示板を配置すれば、裏表の相方向に同じ又は異なる画像が表示できる液晶表示装置が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を具体例によって説明するがこれらの具体例は本発明を何ら制限するものではない。また添付の図面は本発明の思想を説明するためのものであって、本発明の説明に不要な要素は省略し、また図示した各要素の形状・寸法比・数なども実際のものと必ずしも一致しない。
【0017】
基本形態1)
図1及び図2は、それぞれ基本形態である棒状導光体を示す平面図である。図1及び図2におて棒状導光体10は透明なアクリル樹脂製で概略6面体構成の細長い棒状体からなっている。図1に示すように、この棒状導光体10は、光源20及び導光板30と組合わされて全体として面発光体40を構成している。以下一般に、棒状導光体の長手方向に沿う面を「側面」、端末の面を「端面」という。
【0018】
棒状導光体10は、一方の端面が受光端面1、この受光端面1に隣接する一側面が射出側面2,受光端面1に対向する端面が対向端面3、射出側面2に対向する側面が反射側面4とされている。受光端面1は棒状導光体10の長手方向に垂直な平面であり、光源20から照射された光を受光する。射出側面2は棒状導光体10の長手方向に沿う平面であり、受光端面1が受光した光を、光束の幅が射出側面の長さ方向に延びる帯状光束L1 として導光板30に向けて射出する。この射出側面2に対向する反射側面4は、その幅(短辺)方向に延びる稜線6とこれを挟む傾斜面7a,7bからなる多数のプリズム部5…により形成され、プリズム部5の傾斜面7a,7b…に投射した光(ビームBn…で代表)を射出側面2の方向に反射するようにプリズム部5…の形状や配列間隔などが適宜に調整されている。なお、射出側面2及び反射側面4に挟まれた上下の2側面はいずれも平面である。
【0019】
基本形態において対向端面3は、図1及び表1の基本例1〜基本例3に示すように射出側面2に対する内角θが90°未満であるか、又は図2及び表1の基本例4に示すように90°を越える傾斜面からなっていて、何れの場合も、受光端面1の方向から投射する光Boを射出側面2に対して非平行に反射するように形成されている。ここで、基本例1〜基本例4の内角θはそれぞれ、30°、45°、60°、120°とした。
【0020】
前記基本形態の棒状導光体10は以下のように作用する。
光源20が発光すると、その光は受光端面1から棒状導光体10内に入射し、棒状導光体10内で拡散し、一般に図1のビームBn…で示すように射出側面2の内面や反射側面4のプリズム部5…で複雑な内面反射を繰り返し、最終的に入射光の大部分は反射側面4のプリズム部5…によって反射され射出側面2から、光束幅が射出側面2の長さ方向に延びる帯状光束L1として射出される。棒状導光体10の内部におい光は一方の端面(受光端面1)から入射するので、プリズム部5…などを適切に設計することにより全体的に拡散するとはいえ、射出側面2の対向端面3に比較的近い部分では射出される帯状光束L1の輝度が低下する傾向がある。
【0021】
一方、棒状導光体10内に入射した光のうち、ほぼ直進する光はビームBoで示すように対向端面3に投射される。この対向端面3は射出側面2に対して傾斜しているので、投射光は射出側面2に対して非平行な反射光(ビームBr)として反射される。図1に示すように、対向端面3の内角θが90°未満である場合には反射光(ビームBr)は直接射出側面2の方向に反射され帯状光束L1 の一部として射出側面2から射出される。また図2に示すように対向端面3の内角θが90°を越えている場合は、反射光(ビームBr)は反射側面4のプリズム部5に形成された傾斜面7aに投射して反射し、結局、帯状光束L1 の一部として射出側面2から射出される。従って本基本形態の棒状導光体10は内角が90°未満の場合も90°を越える場合も、従来の棒状導光体に比べて導光損失が少なく、帯状光束の輝度が向上する。また対向端面3からの反射光は、内角θが90°未満である場合はもちろんであるが内角θが90°を越える場合も、比較的対向端面3に近い射出側面2の部分から射出されるので、帯状光束L1 の輝度ムラの解消にも寄与することになる。
【0022】
前記基本形態において、射出側面2に対する対向端面3の内角θを前記のようにそれぞれ、30°、45°、60°、120°と変化させた棒状導光体を試作し、内角θ=90°である従来の棒状導光体と、帯状光束の平均輝度及び輝度ムラを比較した。平均輝度の測定は、図3に示すように、射出側面2の長さ方向に受光端面1側から対向端面3側までを17等分して合計18の測定点を設け、各測定点において、垂直線から射出側面の長さ方向に±20°の範囲内で測定視野を振って輝度を測定し、その平均値を各測定点における輝度とし、更に前記18測定点の輝度の平均値を求め平均輝度とした。測定結果は、θ=90°である従来の棒状導光体(比較例1)の平均輝度を1としたときの比率で評価した。また輝度ムラは、前記18測定点の輝度のうち、最小値(min)と最大値(max)との比(min/max)を求め、この数値が大きい方が輝度ムラが少ないと判定した。結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
Figure 0003841670
【0024】
表1の結果から、基本例1〜基本例3は、対向端面3の射出側面2に対する内角が90°未満であって、対向端面3に投射した光が射出側面2の方向に反射され、射出側面2から射出したことにより帯状光束L1の平均輝度が向上した。また基本例4は内角が90°を越えているが、この場合は対向端面3の反射光が反射側面4に投射し更に射出側面2の方向に反射され、射出側面2から射出したことにより帯状光束L1の平均輝度が向上した。いずれにしても、対向端面3が受光端面1の方向から投射した光を射出側面2に対して非平行に反射するように構成されたことによって平均輝度の向上が達成された。また特に内角θが90°未満の場合は、対向端面3近傍の輝度出力が上昇したことによって、帯状光束L1の全体としての輝度ムラが改善されたことがわかる。
【0025】
基本形態2)
図4は基本形態2の棒状導光体を示す平面図である。図4において棒状導光体11は、対向端面3の構成が異なる以外は基本形態1のものと実質的に同様である。本基本形態における対向端面3は2面の傾斜面3a,3bからなり、これらの傾斜面3a,3bがそれぞれ、受光端面1の方向から投射した光を射出側面2に対して非平行に反射する。傾斜面3a,3bのうち、反射側面4に隣接する傾斜面3aの射出側面2に対する内角θaは60°であり、射出側面2に隣接する傾斜面3bの内角θbは45°である。またこの対向端面3にはアルミニウム皮膜による反射層8が施されている。
【0026】
基本形態の棒状導光体11は、対向端面3が異なる傾斜角を持つ2面の傾斜面3a,3bからなり、傾斜面3aは傾斜が急峻なので受光端面1方向から投射した光を受光端面1に近い射出側面2に反射し、傾斜面3bは傾斜が緩いので光を対向端面3に近い射出側面2に反射する。これによって、対向端面3によって反射される光が帯状光束L1の幅方向に比較的均一に分散され、幅方向に輝度ムラが更に少ない良質の帯状光束L1が得られる。また、対向端面3には反射層8が施されているので、面の反射率が高く、帯状光束L1の輝度がいっそう向上している。
【0027】
棒状導光体11における帯状光束L1の平均輝度及び幅方向の輝度ムラを測定した。それぞれの測定方法及び評価方法は基本形態1で説明したものと同様である。本基本形態の棒状導光体試料を基本例5とし、比較のため基本形態1の基本例2、基本例3、及びθ=90°である従来の棒状導光体(比較例1)と共に測定結果を表2に示す。
【0028】
【表2】
Figure 0003841670
【0029】
表2の結果から、基本例5の平均輝度が比較例1に比べて高いことは明らかであるが基本例2、基本例3に比べても高いのは対向端面3に反射層8が設けられていることによる。また基本例5は対向端面3が、傾斜角が異なる二つの傾斜面からなっていることによって、比較例1に対してはもちろんであるが基本例2、基本例3に比べても輝度ムラが大幅に改善されている。
【0030】
(実施形態)
図5は実施形態の棒状導光体を示す平面図である。図5において棒状導光体12は、対向端面3の構成が異なる以外は基本形態2のものと実質的に同様である。本実施形態における対向端面3は、棒状導光体の内部方向に凸の二次曲面からなり、かつこの対向端面3にはアルミニウム皮膜による反射層8が設けられている。反射側面4に隣接する対向端面3の接線と射出側面2とのなす内角は80°であり、射出側面2に隣接する対向端面3の接線と射出側面2とのなす内角は30°である。
【0031】
本実施形態の棒状導光体12は、対向端面3が内角を連続的に80°から30°まで変化させる二次曲面からなっているので、対向端面3から反射した光(ビームBr)が射出側面2の受光端面1方向に向けて漸次減衰するように投射し、これによって受光端面1から入射した光の対向端面3方向への減衰を補完し、射出側面2から射出される帯状光束L1の幅方向の輝度ムラを有効に解消する。また、対向端面3には反射層8が設けられているので、面の反射率が高く、帯状光束L1の輝度がいっそう向上している。
【0032】
本実施形態の棒状導光体試料を実施例とし、帯状光束L1の平均輝度及び幅方向の輝度ムラを基本形態2の場合と同様に測定した。結果を表2に示す。表2の結果から、実施例は対向端面3が射出側面2の長さ方向に光を連続的に減衰するように反射する二次曲面からなっているので、輝度ムラが、比較例1に比べてはいうまでもないが基本例2、基本例3に比べても大幅に改善され、更に基本例5に比べても改善されている。実施例の平均輝度が比較例1に比べて高いことはいうまでもないが、基本例2、基本例3に比べても高いのは対向端面3に反射層8が設けられていることによる。
【0033】
基本形態4)
図6は基本形態4の棒状導光体の一部分を示す平面図である。図6において棒状導光体13は、対向端面3の構成が異なる以外は図1に示した基本形態1のものと実質的に同様である。本基本形態における対向端面3は、射出側面2に対する内角が60°の傾斜面からなり、かつ乱反射性の微細な凹凸9…が対向端面3の全面に形成されている。また、対向端面3にはアルミニウム皮膜による反射層8が設けられている。
【0034】
基本形態の対向端面3は、射出側面2の方向に傾斜し、乱反射性の微細な凹凸9が形成され、かつ反射層8が設けられているので、受光端面1方向から対向端面3に投射した光(ビームBo)は主として射出側面2の長さ方向に光量が受光端面1方向に漸次減衰するように乱反射し、また一部の乱反射光は反射側面4に投射して結局、射出側面2の方向に反射される。これによって、射出側面2から射出される帯状光束の輝度は幅方向に比較的均一に分布し、幅方向に輝度ムラが少なくかつ高輝度の帯状光束が得られる。
【0035】
基本形態の棒状導光体13の試料(基本例7)は、表2に示すように平均輝度が1.17,輝度ムラが0.46であった。基本例7の平均輝度が比較例1(1.00)に比べて高いことはいうまでもないが、対向端面の傾斜角θが60°である基本例3に比べても高いのは対向端面3に反射層8が設けられていることによる。また輝度ムラは、対向端面3が乱反射性とされたことによって内角が2段階とされた基本例5より更に改善された。
【0036】
基本形態5)
図7は基本形態5の棒状導光体の一部分を示す平面図である。図7において棒状導光体14は、受光端面1から入射した光及び対向端面3が反射した光を共に射出側面2に向けて反射する反射手段が設けられている。この反射手段は、反射側面4に配列された多数のプリズム部55…からなっている。プリズム部55は、反射側面4の幅(短辺)方向に延びる稜線6とこれを挟む傾斜面7a,7b,及び7cから構成されている。このうち、稜線6より対向端面3の方向に配置された傾斜面7aの射出側面2に対する傾斜角αaは、当該プリズム部が配置された位置において受光端面1方向から投射した光(ビームBn)を射出側面2方向に反射するように設定されている。また、稜線6より受光端面1の方向に配置された傾斜面7cの射出側面2に対する傾斜角αcは、当該プリズム部が配置された位置において対向端面3により反射された光(ビームBr)を射出側面2方向に反射するように設定されている。従って配列されたプリズム部55…のそれぞれの幅、高さ、傾斜角αa,αcは、当該プリズム部が配置された位置、光源光の指向性、対向端面3の構成と反射光の指向性などを考慮して個別に設計され、全体として最も多くの光が射出側面2方向に反射されるように成形されている。なお傾斜面7cも、対向端面3により反射された光(ビームBr)を傾斜面7aとは異なる角度で射出側面2の方向に反射させる。
【0037】
基本形態の棒状導光体14は、受光端面1から入射した光及び対向端面3が反射した光を共に射出側面2に向けて反射するプリズム部55…が設けられているので、受光端面1から入射した光及び対向端面3から反射した光のうち、反射側面4の方向に指向した光が共に帯状光束L1の輝度向上に有効に利用され、かつ輝度ムラも改善される。
【0038】
基本形態の棒状導光体14において対向端面3の形状は、受光端面1方向から投射した光の少なくとも一部を射出側面2に対して非平行に反射するように形成されたものであれば特に限定されないが、例えば図2に例示したように内角θが90°を越える傾斜面を有する場合や、図6に例示したように微細凹凸9…などにより乱反射性とされている場合には特に有用である。対向端面3が乱反射性とされている場合には、図8に示すように、対向端面3が射出側面2に対して垂直(θ=90°)になっていてもよい。この場合も対向端面3からの反射光(ビームBr)の少なくとも一部は射出側面2に対して非平行になり、その一部は反射側面4の傾斜面7cに投射し射出側面2側に反射されるので、帯状光束L1の輝度向上に寄与することができる。
【0039】
上記の各実施形態において、棒状導光体の受光端面1と射出側面2とを除く各面は、入射光の透過放散による導光損失を低減するために内面反射性とされていることが好ましい。内面反射性の付与は、例えばアルミニウムなど銀面材の蒸着や、内面反射性ケースへの収納などにより実現できる。
【0040】
(実施形態6)
図9は、本発明の一実施形態である面発光体を示す斜視図である。図9においてこの面発光体40は、光源20と棒状導光体10と導光板30とからなっている。光源20は発光ダイオード(LED)を内蔵するランプハウスからなり、一方の面に設けられた照射窓から棒状導光体10の受光端面1に向けて光(ビームBo)を投射するように配置されている。本実施形態における棒状導光体10は、図1に示し基本形態1の基本例3として説明したものであり、対向端面3の射出側面2に対する内角θが60°とされた構成を有するが、他の何れの棒状導光体もこれに代替可能であり、何れも有効である。
【0041】
図9において導光板30は、透明なアクリル樹脂製の方形平板であり、その側面の一つが入光側面31として棒状導光体10の射出側面2に対向して配置され、棒状導光体10から射出される帯状光束L1を受光するようになっている。
【0042】
導光板30の下向きの板面は発光面32であって、液晶表示ユニット50の表示面51と対向するように配置されている。導光板30において発光面32と対向する上向きの板面はモニタ面34である。このモニタ面34には多数のプリズム部35…が所定の間隔で配列されている。それぞれのプリズム部35は、棒状導光体の射出側面2と平行な方向に延びる稜線36とこれを挟む傾斜面37a,37bから構成され、傾斜面37a,37bの角度や高さは、その位置において、導光板30に入射した光(ビームBi)が傾斜面37bに投射し、かつ最も効率的に発光面32の方向に反射されるように調整されている。
【0043】
導光板30が棒状導光体10の射出側面2から射出した帯状光束L1を入光側面31から受光すると、導光板30内に入射した光(ビームBi)は導光板30内で拡散し、発光面32やモニタ面34のプリズム部35…で複雑な内面反射を繰り返し、最終的に光(ビームBi)の大部分はプリズム部35…によって反射され、発光面32から液晶表示ユニット50の表示面全体に広がる面状光束L2として射出され液晶表示ユニット50の表示面51を照射する。そして液晶表示ユニットの表示面51を照明した光の内、液晶の配向によって光透過性とされた画素52を透過した光(ビームBs)は、以下に詳しく説明する反射板70によって反射され、再び画素52を透過し、更に光透過性委の導光板30も透過してモニタ光(ビームBm)として観察者に視認されるようになる。
【0044】
本実施形態の面発光体40は、導光板30の構成は従来から用いられている面発光体における導光板と同様であるが、棒状導光体10が従来のものより高輝度でかつ輝度ムラが軽減された帯状光束L1を射出するので、そのぶん発光面32から射出される面状光束L2の輝度が高く輝度ムラも少なくなり、結果的に視認されるモニタ光(ビームBm)が明るく、透過画素と非透過画素とのコントラストが高く輝度ムラも解消した視認性の良好な画像が得られる。
【0045】
上記の導光板30において入光側面31以外の側面や上下の板面は、外光や光源光の余分な反射又は散乱に起因するヘイズやグレアを防止し画像コントラストを高めるために反射防止膜が施されていてもよい。
【0046】
基本形態7)
図10は、本発明の一実施形態である液晶表示装置を示す斜視図である。図10においてこの液晶表示装置は、概略、面発光体40と液晶表示ユニット50とからなっている。このうち面発光体40は基本形態6に示したものと同様である。また液晶表示ユニット50は概略、液晶表示板60と反射板70とからなっている。
【0047】
液晶表示板60は、概略を図11に示すように、表示面51側から下方に順次、保護膜や位相差膜や偏光膜などを含む光制御層61、上部透明電極層62、液晶層63、及び下部透明電極層64を有し、これらの層が表示面51の面内で、それぞれ独立に駆動制御される画素52…のマトリクスを形成している。図示した液晶表示板60における層構成や駆動方式は一例であって、特に限定されるものではない。例えば層構成中にはカラーフィルタ層などが含まれていてもよく、駆動方式も単純マトリクス方式やアクティブマトリクス方式など何れであってもよい。それぞれの画素52は、対応する上部透明電極層62と下部透明電極層64との間の電位変化により液晶層63の対応する部位の液晶分子が配向モードを変化させ、これによって透光/遮光のモード変換を実現する。
【0048】
反射板70は、一例を図12に示すように、合成樹脂基板71の表面に、内面が球面の一部をなす多数の凹部72…が密集して形成され、この合成樹脂基板71の凹部72…を含む上面全体に反射膜73が成膜されてなっている。この反射板70は、上方から投射された光(ビームBs)を凹部72で乱反射し、モニタ光(ビームBm)として広い範囲に拡散放射する。この反射板70が図10に示すように液晶表示板60の下面に装着されると、導光板30の発光面32から射出されかつ液晶表示板60で透光モードの画素52を透過した光(ビームBs)は反射板70において乱反射され、当該画素52及び導光板30を透過して広い範囲に拡散するので、画像を明瞭に観察できる視野角が広くなる。
【0049】
本実施形態の液晶表示装置は、面発光体40の発光面32から面状光束L2として射出された光(ビームBs)が液晶表示ユニット50の表示面51を照射すると、液晶駆動回路によって透光モードとされた画素52の部分では射出光(ビームBs)が液晶表示板60を透過し、反射板70において乱反射され、反射光(ビームBm)は再度液晶表示板60を透過し更に導光板30も透過してモニタ光Bmとして広い視野角で観察者に視認されるようになる。
【0050】
この液晶表示装置は、面発光体40の棒状導光体10が従来のものより高輝度でムラが少ない帯状光束L1を射出するので、そのぶん発光面32から射出される面状光束L2の輝度が高く輝度ムラが軽減され、結果的に視認されるモニタ光(ビームBm)が明るく均一で、透過画素と非透過画素とのコントラストが高い視認性の良好な画像が得られる。
【0051】
【発明の効果】
本発明の棒状導光体は、対向端面が、受光端面の方向から投射された光の少なくとも一部を射出側面に対して非平行に反射するように形成され、前記受光端面に対向する端面(対向端面)が、棒状体の内部方向に凸の二次曲面をなしているので、対向端面に投射した光が有効に利用され、射出側面から射出される光の輝度を増大させ輝度ムラを減少させる。特に、受光端面に対向する端面(対向端面)を二次曲面としているので、対向端面から反射した光が射出側面2の受光端面1方向に向けて漸次減衰するように投射し、これによって受光端面から入射した光の対向端面3方向への減衰を補完し、射出側面から射出される帯状光束の幅方向の輝度ムラを有効に解消する。
また、前記二次曲面をなす端面が、内角を連続的に80゜〜30゜まで変化させたものであるので、対向端面から反射した光が射出側面の受光端面方向に向けて漸次減衰するように投射し、これによって受光端面から入射した光の対向端面3方向への減衰を補完し、射出側面から射出される帯状光束の幅方向の輝度ムラを有効に解消することができる。
更に、対向端面に反射層を設けた場合、面の反射率が高く、帯状光束の輝度がいっそう向上する。
本発明の面発光体は、出力輝度が高い前記の棒状導光体を有しているので、従来の面発光体に比べて照明輝度が高く輝度ムラも少ない。
本発明の液晶表示装置は、前記の面発光体と液晶表示ユニットとを有しているので、従来の同種の液晶表示装置に比べ画像コントラストが高く、輝度ムラが少なく、視認性が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である棒状導光体を示す平面図である。
【図2】 本発明の他の実施形態である棒状導光体を示す平面図である。
【図3】 棒状導光体の出力輝度を測定する方法を示す平面図である。
【図4】 本発明の他の実施形態である棒状導光体を示す平面図である。
【図5】 本発明の更に他の実施形態である棒状導光体を示す平面図である。
【図6】 本発明の更に他の実施形態である棒状導光体の一部を示す平面図である。
【図7】 本発明の更に他の実施形態である棒状導光体の一部を示す平面図である。
【図8】 図7の実施形態における一変形を示す平面図である。
【図9】 本発明の一実施形態である面発光体を示す斜視図である。
【図10】 本発明の一実施形態である液晶表示装置を示す斜視図である。
【図11】 図10の実施形態における液晶表示板を示す斜視図である。
【図12】 図10の実施形態における反射板を示す斜視図である。
【図13】 フロントライト付き液晶表示装置の一従来例を示す斜視図である。
【図14】 図13の従来例における棒状導光体を示す平面図である。
【符号の説明】
1…受光端面、2…射出側面、3…対向端面、4…反射側面。
5…プリズム部、6…稜線、7a,7b…傾斜面。
10…棒状導光体、20…光源、30…導光板、40…面発光体。
50…液晶表示ユニット、60…液晶表示板、70…反射板。

Claims (8)

  1. 透光性の棒状体からなり、光源が照射した光を前記棒状体の一端面(受光端面)から受光し、長手方向の側面(射出側面)から帯状光束として射出する棒状導光体であって、前記受光端面に対向する端面(対向端面)が、棒状体の内部方向に凸の二次曲面をなし、かつ、前記受光端面の方向から投射された光の少なくとも一部を前記射出側面に対して非平行に反射するように形成されたことを特徴とする棒状導光体。
  2. 前記二次曲面をなす端面が、内角を連続的に80゜〜30゜まで変化させたものであることを特徴とする請求項1に記載の棒状導光体。
  3. 前記対向端面に反射層が形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の棒状導光体。
  4. 前記対向端面が乱反射性であることを特徴とする請求項1〜請求項の何れかに記載の棒状導光体。
  5. 前記の射出側面と対向する側面(反射側面)に、前記受光端面から入射した光及び前記対向端面が反射した光を共に前記射出側面に向けて反射する反射手段が設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項の何れかに記載の棒状導光体。
  6. 請求項1〜請求項の何れかに記載の棒状導光体と、前記射出側面から射出した帯状光束を少なくとも一方の板面から面状光束として射出する導光板とを有することを特徴とする面発光体。
  7. 前記導光板は板厚方向に透光性であり、かつ前記帯状光束を一方の板面(発光面)から面状光束として射出する反射手段が設けられたことを特徴とする請求項に記載の面発光体。
  8. 請求項または請求項に記載の面発光体と液晶表示ユニットとを備えたことを特徴とする液晶表示装置。
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