JP3839979B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、複写機、プリンターなどとされる電子写真方式、或いは静電記録方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機、レーザービームプリンタなどの画像形成装置において、像担持体である感光ドラムの表面にトナー像を形成し、このトナー像を紙などの転写材に転写する方式のものは、トナー像の転写後に感光ドラム表面に残った残留トナーをクリーニング装置によって除去している。
【0003】
又、カラー複写機において、転写材の選択性を高めるために中間転写体を備えた機種でも、中間転写体上に残留する未転写トナーを中間転写体用のクリーニング装置によって除去している。
【0004】
クリーニング装置としては、例えば、ウレタンゴムなどの弾性部材を板状に形成したクリーニングブレードを有し、このクリーニングブレードのエッジを所定の圧力で感光ドラム表面に当接させて、感光ドラム表面に付着している残留トナーを掻き落とすようにしている。このクリーニングブレードを使用したクリーニング装置は、比較的構成が簡単で小型であり、コスト的にも有利なわりに、トナー除去性能が優れているという利点があるため、広く実用化されている。
【0005】
又、特に高速高画質化を要求される高画質カラー画像形成装置においては、中間転写体への振動・ダメージを極力少なくするために、クリーニングブレードよりも、より簡易軽圧タイプのブラシクリーナーやクリーニングレスタイプを導入している機種も散見される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の画像形成装置は、クリーニングブレードを感光ドラム表面に当接させているため、画像形成装置の長期使用に伴って、クリーニングブレードに残留トナーが強固に付着して、いわゆるフィルミングを発生させ、その後の画質を劣化させるといった問題がある。
【0007】
又、近時の画像形成装置は、転写材の表面(第1面)に画像形成を行った後に、その転写材を画像形成装置内で、表裏反転して裏面(第2面)に再度の画像形成を行う、いわゆる両面画像形成機能を備えたものが多用されている。
【0008】
このような画像形成装置において、トナー像の定着に一対のローラのニップ部に転写材を通過させる構成の一般的な定着装置を用いた場合、トナーが上記ローラに付着するのを防止すべく、ローラ表面にシリコンオイルを塗布する。このシリコンオイルは、第1面のトナー像の定着時に転写材に付着し、第2面の画像形成時に中間転写体に付着してしまう。そして、中間転写体表面に付着したシリコンオイルは中間転写体に当接する感光ドラムに一部転移し付着して、中間転写体のオイル汚染による画像不良はもとより、感光ドラム表面のオイル汚染による帯電不良や、クリーニングブレードのエッジに存在するトナーと混合してクリーニングブレードのエッジを擦り抜けてクリーニング不良を発生させるといった問題がある。
【0009】
又、中間転写体を備えた構成により、高画質化を達成するために、極力中間転写体へクリーニング部材からのダメージを防ぐ必要があり、クリーニング機構の設定としては、軽圧化、簡易化、さらには転写効率の高いトナーを使用することを前提としたクリーナレス化が実用化されつつある。
【0010】
この場合、どうしても、中間転写体上に残存する帯電生成物や上記の転着オイル、紙粉、ゴミなどの除去能力は低下せざるはいない状況になりがちである。
【0011】
又、無理に中間転写体上のトナーをクリーニングする部材の当接圧を高めると、中間転写体へのダメージは大きくなり、中間転写体の搬送不良など、画像形成における不具合が顕著になるきらいがある。
【0012】
更に、中間転写体上のクリーニングの簡易・軽圧化のために、非接触系のクリーニング前帯電といった補助手段を講じている機種も見受けられるが、帯電によるオゾン発生量の増大は、クリーニング部材はもとより機内のゴム材などの劣化を促進させ、機械全体の寿命を低下させてしまうといった問題がある。
【0013】
又、帯電による中間転写体の電気的性能の劣化や電気的メモリの保持は、画像不良や画質の長期安定化を阻害する要因となっている。
【0014】
従って、本発明の目的は、構造の複雑化を伴うことなく、長期使用に伴うフィルミングの発生や定着時のシリコンオイルの付着によるクリーニング不良の防止、簡易系中間転写体クリーニング装置におけるクリーニング性の確保を同時に達成し、画質の劣化を防止するようにした画像形成装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。
【0016】
要約すれば、本発明の第の態様によれば、移動可能な表面を有する像担持体と、前記像担持体表面にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記像担持体表面に常時当接されるとともに、前記像担持体表面のトナー像を転移させる中間転写体と、該中間転写体上の転移トナー像を転写材上に転移させる転写手段とを有する画像形成装置において、
画像形成中の、前記中間転写体の前記像担持体への当接圧をP1、非画像形成時の当接圧をP2としたときに、P1=P2>0を満足し、非画像形成時に前記中間転写体が前記像担持体と相対速度差をもって、前記像担持体と順方向に回転し、かつ、画像形成装置本体内の温湿度を検知する手段を有し、非画像形成時、前記画像形成装置本体内の温湿度の変化に対応して、前記像担持体或いは前記中間転写体の回転速度を変えることを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の第の態様によれば、移動可能な表面を有する像担持体と、前記像担持体表面にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記像担持体表面に常時当接されるとともに、前記像担持体表面のトナー像を転移させる中間転写体と、該中間転写体上の転移トナー像を転写材上に転移させる転写手段とを有する画像形成装置において、
画像形成中の、前記中間転写体の前記像担持体への当接圧をP1、非画像形成時の当接圧をP2としたときに、P1=P2>0を満足し、非画像形成時に前記中間転写体が前記像担持体と相対速度差をもって、前記像担持体と順方向に回転し、かつ、画像形成装置本体内の温湿度を検知する手段を有し、非画像形成時、前記画像形成装置本体内の温湿度の変化に対応して、前記像担持体或いは中間転写体の回転時間を変えることを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の第の態様によれば、移動可能な表面を有する像担持体と、前記像担持体表面にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記像担持体表面に常時当接されるとともに、前記像担持体表面のトナー像を転移させる中間転写体と、該中間転写体上の転移トナー像を転写材上に転移させる転写手段とを有する画像形成装置において、
画像形成中の、前記中間転写体の前記像担持体への当接圧をP1、非画像形成時の当接圧をP2としたときに、P1=P2>0を満足し、非画像形成時に前記中間転写体が前記像担持体と相対速度差をもって、前記像担持体と順方向に回転し、かつ、画像形成装置本体内の温湿度を検知する手段を有し、非画像形成時、画像形成装置本体内の温湿度の変化に対応して、前記像担持体或いは中間転写体の回転速度あるいは回転時間を変えることを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の第の態様によれば、移動可能な表面を有する像担持体と、前記像担持体表面にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記像担持体表面に常時当接されるとともに、前記像担持体表面のトナー像を転移させる中間転写体と、該中間転写体上の転移トナー像を転写材上に転移させる転写手段とを有する画像形成装置において、
画像形成中の、前記中間転写体の前記像担持体への当接圧をP1、非画像形成時の当接圧をP2としたときに、P1=P2>0を満足し、非画像形成時に前記中間転写体が前記像担持体と相対速度差をもって、前記像担持体と順方向に回転し、かつ、画像形成装置本体内の温湿度を検知する手段を有し、非画像形成時、画像形成装置本体内の温湿度の変化に対応して、前記像担持体或いは中間転写体の回転速度及び回転時間を変えることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0017】
本発明にて一実施態様によれば、非画像形成時、前記像担持体及び前記中間転写体の回転速度が、画像形成時の回転速度よりも大である。
本発明にて他の実施態様によれば、非画像形成時、前記像担持体の回転中には前記中間転写体の搬送回転が停止している。ここで、他の実施態様によれば、非画像形成時、前記中間転写体が搬送回転を停止している期間の前記像担持体の回転速度をV1、画像形成時の回転速度をV2としたとき、V1>V2である。
本発明にて他の実施態様によれば、非画像形成時、前記像担持体が回転を停止している期間に、前記中間転写体が搬送回転する。ここで、他の実施態様によれば、非画像形成時、前記像担持体が回転を停止している期間に、前記中間転写体の搬送回転速度をV3、画像形成時の搬送回転速度をV4としたとき、V3>V4である。
本発明にて他の実施態様によれば、非画像形成時、前記中間転写体が搬送回転を停止している期間の前記像担持体の回転速度をV1、画像形成時の回転速度をV2としたとき、V1>V2である。
本発明にて他の実施態様によれば、非画像形成時、前記像担持体が回転を停止している期間に、前記中間転写体の搬送回転速度をV3、画像形成時の搬送回転速度をV4としたとき、V3>V4である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0019】
実施例1
図1は、本発明に係る画像形成装置の第1実施例を示す構成図である。同図に示す画像形成装置は4色フルカラー複写機であり、画像形成装置本体(以下、「装置本体」という)100の内側に、像担持体1の回転搬送方向Aに沿って上流側から下流側へ順に4個の画像形成部、即ち、第1の画像形成部4a、第2の画像形成部、第3の画像形成部4c、及び第4の画像形成部4dを備えている。
【0020】
図1に示すように、第1〜第4の画像形成部4a〜4dは、像担持体として、ドラム型の電子写真感光体(以下、「感光ドラム」という)1を備えている。感光ドラム1としては、円筒状のアルミニウム基体の表面に、キャリア発生層(CGL)とキャリア輸送層(CTL)とを有する感光層を、CTLの厚みが40μmとなるようにコート1、JIS表面粗さ(B0601)であるRz(10点平均)が、初期状態で2μm以下のものを使用した。感光ドラム1は、装置本体100によって回転自在に支持されるとともに、駆動手段(不図示)によって矢印A方向に120mm/secのプロセス速度で回転駆動される。尚、感光ドラム1は外径80mmのものを使用した。
【0021】
感光ドラム1の上方には、一次帯電器(トナー像形成手段)2が近接配置されており、感光ドラム1表面は、この一次帯電器2によって一様に帯電される。帯電後の感光ドラム1表面は、画像形成部上方に配置された光学系(トナー像形成手段)の露光を受けて静電潜像が形成され、その後、ブランク露光部3によって露光を受ける。
【0022】
続いて、静電潜像に、現像器(トナー像形成手段)4a〜4dによって現像剤中のトナーが付着され、トナー像として現像される。尚、現像剤としては、シリコン系トナーとフェライト系キャリアとを主とする2成分現像剤を使用した。
【0023】
このトナー像は、感光ドラム1と、感光ドラム1に線圧(ドラムスラスト方向長さでスラスト方向に付加されている部材圧を割り算したもの)、5gr/cmで加圧され、感光ドラム1と順方向に回転する中間転写体である中間転写ベルト11とが当接対向する転写部位に到来すると、予め帯電された中間転写ベルト11によって形成される電界の作用で感光ドラム1表面から中間転写ベルト11へ静電吸着される形で転移していく。
【0024】
ここで、画像形成中の、中間転写ベルト11の感光ドラム1への当接圧をP1、非画像形成時の当接圧をP2としたとき、P1=P2>0を満足している。
【0025】
上述の中間転写ベルト11は、ベース層材料としてEPDMゴム、クロロプレンゴム、エピクロルヒドリンゴム、シリコンゴム、NBRゴム、或いはそれらの変成ゴムなどが用いられる。また、表層の材料としては、高離型性、低摩擦係数の観点からフッ素樹脂を含有する材料(例えば、PVDF、PTFE、四フッ化エチレンなどを含む材料)が用いられる。
【0026】
本実施例においては、図2に示すように、中間転写ベルト11を構成するベース層11aにEPDMゴムを用い、このベース層11aに、PVDM樹脂を分散させた塗料をコーティングして表層11bとした。
【0027】
中間転写ベルト11は、感光ドラム1と対向する一次転写バイアスローラ8、支持ローラ9、二次転写バイアスローラ12と対向する対向ローラ10、及びクリーニングブレード16と対向する対向ローラ19に矢印B方向に搬送回転可能に掛け渡されている。
【0028】
又、中間転写ベルト11の清掃手段としてのクリーニングブレード16を中間転写ベルト11の搬送回転方向に対して順方向に当接させた。尚、このクリーニングブレード16の材質として、ポリウレタンゴムを用いた。
【0029】
トナー像転写後の感光ドラム1は、転写材Pに転写されない状態で表面に残った残留トナーが、クリーニング装置5のクリーニングブレード17によって掻き落とされて除去され、さらに前露光ランプ15によって残留電荷が除去されて、つぎの画像形成に供される。
【0030】
以上のようにして第1の画像形成部4aによって第1のトナー像が形成された感光ドラム1は搬送回転し、第2の画像形成部4b、第3の画像形成部4c、そして第4の画像形成部4dによってそれぞれ第1の画像形成部4aのときと同様に、トナー像が多重現像される。ただし、第1〜第4の画像形成部4a〜4dで現像されるトナー像のトナーの色はそれぞれ異なり、中間転写体11上に4色のトナー像が一次転写バイアスローラ8部において一括して転写され、中間転写ベルト11上のトナー合成像にタイミングを合わせるようにして、転写材Pが転写バイアスローラ12部に搬送され、ここにおいて、転写材Pにトナー合成像が一括して転写され、転写材Pは、転写材搬送路18を経て、トナー画像を定着させる定着手段14に搬送され、定着手段14による熱加圧を受けて定着され、コピー画像を得る。
【0031】
このとき、定着手段14の定着ローラの表面には、離型剤として例えばシリコンオイルが塗布されていて、転写材P上のトナーが定着ローラの表面に付着しないようにしている。
【0032】
表面(第1面)にトナー像が形成された転写材Pは、その画像形成が片面の場合にはフラッパの上方を通過して排紙トレイ上に排出される。これに対して、画像形成が両面に亘る場合には、第1面にトナー像が定着された転写材Pは、フラッパの切り替えによって、排紙トレイに排出されないで下方の再給送手段に導かれる。そして、反転装置で表裏反転された後、再度、第2面に、トナー像が転写された後、定着手段14にて定着され、フラッパーの上方を通って排紙トレイ上に排出され、画像形成が完了する。
【0033】
その後、感光ドラム1は3回転空回転動作を行い、同時に、感光ドラム1に順方向当接された中間転写ベルト11も所定の回転動作を行う。
【0034】
ここで、本発明の特徴部分である感光ドラム1〜中間転写ベルト11間に回転速度差を発生させるために、感光ドラム1の回転プロセス速度を120mm/secから160mm/secに速度アップさせた。
【0035】
これによる相対速度差により、感光ドラム1と中間転写ベルト11間に摺擦研磨力が生じ、感光ドラム1と中間転写ベルト11が相互に相手を研磨し合う動作が生じ、画像形成回数の累積に伴う、感光ドラム1および中間転写体11表面に付着堆積する異物(帯電生成物、紙粉、オイル、トナー、ゴミなど)を除去することが可能となり、高画質高安定性の向上を達成することができた。
【0036】
因みに、本実施例において、感光ドラム1に当接するクリーニングブレード17の当接線圧を40gr/cm、中間転写ベルト11に当接するクリーニングベルト16の当接線圧を10gr/cmとして、環境条件高温高湿である32℃、75%の環境試験室内における耐久実験の結果により、従来2万枚時点で、帯電生成物によると見られる画像不良(画像流れ)やオイルスジクリーニング不良が発生していたものが、3万枚を経過してもなお良好な状態を保つことが確認できた。本実験においては、耐久モードとして、画像比率25%程度の画像をA4サイズ横送りで連続コピーすることにより評価を行った。
【0037】
本実施例においては、中間転写体に中間転写ベルト11を採用した場合を述べたが、中間転写体として、図3に示すように、円筒状の中間転写ドラム20を採用しても上述と同様な効果が確認できた。この中間転写ドラム20は無端であり、いずれかの層にゴム、またはエラストマー、あるいはスポンジ層を含ませることにより、中間転写ドラム20の表面に適度な弾性を持たせることができ、前述の転写ベルト系の中間転写体11に比較して感光ドラム1に対するダメージの増加を抑制する工夫を付加した。
【0038】
実施例2
次に、本発明の第2実施例について説明する。
【0039】
本実施例の目的は、非画像形成時における第1実施例のシーケンスを常時投入することを避けて、あるコピー枚数間隔で、第1実施例の主眼である相対速度差を利用した研磨能力アップを利用し、高画質高安定化を図っていくものである。
【0040】
ただし、当然研磨回数は第1実施例に対して減少することになり、別の手段により、この減少分をカバーしなくてはならないため、本実施例においては、非画像形成時における感光ドラム1回転のプロセス速度を、画像形成時120mm/secに対して、200mm/secに上げ、同時に、中間転写ベルト11の回転プロセス速度も120/secから150mm/secに押し上げ、感光ドラム1〜中間転写ベルト11間の研磨回数を増やすことにより達成した。
【0041】
本実施例においては、特に両面連続コピーバージョンを有しない画像形成装置において有効であり、実施したシーケンスでは、5千枚コピー毎に1回の割合で本実施例のシーケンスを投入し、不必要なまでに研磨回数を増やすことのないようにして、感光ドラム1と中間転写ベルト11の長寿命化と、ドラムクリーニングブレード17、中間転写体クリーニングブレード16の長寿命化を達成することにつとめた。
【0042】
因みに、従来技術においては、高温高湿の環境下である32℃・75%において、画像流れ(帯電不良による画像ボケ)が発生していたが、本実施例においては、片面A4サイズ横送り、1枚間欠間欠コピーにて、3万5千枚までクリーニング性を保持していることが確認できた。
【0043】
実施例3
次に、本発明の第3実施例について説明する。
【0044】
本実施例の目的は前述の第2実施例と同様であるが、特に本実施例は感光ドラム1上に、非常に強固にトナーが融着しやすいトナーを使用する画像形成装置に特に有効である。
【0045】
本実施例の実験評価として、第1及び第2実施例で使用したトナー中の外添剤(特に、クリーニング助剤として、滑材及び研磨剤の役割を果たすために投入している)であるチタン酸ストロンチュームを2倍量投入した系において、コピー枚数の累積に伴い、非画像形成部に強固な融着物質(通称、フィルミング)が発生した。発生枚数は、高温高湿32℃、75%環境下で、1万枚以下であった。
【0046】
このため、第2実施例よりも強固な研磨性を出現させるために、画像形成前と画像形成後の非画像形成時に、中間転写ドラム20を停止させて、感光ドラム1のみプロセス速度120mm/secの回転を行わせ、第1と第2実施例以上の感光ドラム〜中間転写体20間の研磨力を発生させ、強固に感光ドラム1上に付着したフィルミングを除去することができた。この時、片面、A4サイズ横送り、1枚間欠コピーであった。
【0047】
尚、本実施例は、感光ドラム1及びび中間転写ドラム20に対してダメージ回避を考慮して、5千枚毎に作動するシーケンスとした。
【0048】
実施例4
次に、本発明の第4実施例について説明する。
【0049】
本実施例は、第3実施例の効果を更に向上させたものであり、特に第3実施例に述べた画像形成装置よりもプロセス速度の速い高速カラー複写機に対応したものである。
【0050】
本実施例としては、プロセス速度が160mm/secと高くなった高速複写機において適用した。高速化に対応して前記ドラム径は180mmのものを使用した。
【0051】
実験評価としては、第3実施例と同様の評価モードを行ったが、従来技術では、3千枚のコピー枚数にてフィルミングの発生が見られたが、本実施例では、非画像形成時における感光ドラム1のプロセス速度を、画像形成時におけるプロセス速度(V1=120mm/sec)より大きなV2=180mm/secとし、中間転写ドラム20を停止させた状態で、第3実施例よりも強固に付着したフィルミングの除去が可能となった。
【0052】
因みに、本実施例のシーケンスは、2000枚毎に投入して、コピー枚数目標である1万枚を達成することができた。この時、A4サイズ横送り、1枚間欠コピーであった。
【0053】
又、全く同様の効果が確認できた形態として、感光ドラム1に当接する中間転写体が中間転写ドラム20である系において、非画像形成時に、逆に、感光ドラム1を停止させて、中間転写ドラム20のプロセス速度を、画像形成時のプロセス速度(V3=120mm/sec)より大きいV4=180mm/secとした状態においても前述とほぼ同等の効果を得ることが可能となった。使用画像は、デューティ比25%のものを使用した。
【0054】
又、ここで、非画像形成時、感光ドラム1が回転を停止している期間に、中間転写ドラム20の搬送回転速度をV3、画像形成時の搬送回転速度をV4としたとき、V3>V4である。
【0055】
実施例5
次に、本発明の第5実施例について説明する。
【0056】
本実施例の目的は、フィルミングなどの発生の少ない構成とするために、トナー中の外添剤成分を減らしたプロセス設計を行った画像形成装置の特に画像流れにする画像不良の発生を抑制することを主眼とするものである。
【0057】
トナー中の外添剤の成分(特に、研磨剤)を減らすことは、感光体に対するダメージ(耐久、摺擦キズなど)を抑制し、傷によるタテスジといった画像不良の発生を遅らせて感光体の寿命を伸ばす利点ががあるが、反面、感光体の削れ量が低減してしまい、感光体表面の帯電能を阻害する帯電生成物の除去能力の低下を引き起こし、特に帯電生成物の高温高湿時における吸水現象は、感光ドラム帯電保持能力の低下につながり、いわゆる画像流れ(画像ボケ)という画像不良を発生させてしまう。
【0058】
ここで、本実施例においては、画像流れ対策としては、特に高温高湿環境下において、前述の第1実施例などに見られる感光ドラム1〜中間転写ベルト11間の研磨力アップシーケンスを取り入れるとともに、高温高湿環境以外におけるシーケンスよりも研磨力を向上させるために、装置内環境条件に連動して研磨力を変化させるシーケンスを導入したものである。逆に、研磨力をそれほど必要としない、例えば、低温低湿環境下には、必要以上の研磨力が作動することのないようにし、いたずらに、感光ドラム1回りの部材の寿命を低下させることのないようにした。
【0059】
実施形態としては、環境条件を3区分に分割し、I(機内温度20℃〜30℃未満、湿度10%〜60%未満)、II(機内温度30℃〜45℃未満、湿度60%〜80%未満)、III (機内温度45℃以上、湿度80%以上)とした。その他の組み合わせは、湿度値をもって区分に割り振った。
【0060】
区分Iの環境条件においては、第1実施例における感光ドラム1の非画像形成時におけるプロセス速度を140mm/secとした。区分IIにおいては、第1実施例と同様のシーケンスとした。区分III においては、第1実施例における感光ドラム1の非画像形成時における感光ドラム1のプロセス速度を180mm/secとした。これにより、高温高湿時により発生しやすい画像流れに対して、環境条件に連動して感光ドラム1〜中間転写ベルト11間の研磨力を高めることができ、効率的な高画質安定化シーケンスを作り上げることが可能となった。
【0061】
又、上述と同様の効果を別の環境条件に対応したシーケンスを組むことにより、達成することができた。
【0062】
上述の画像形成装置内の環境区分に対応して、区分Iにおいて、第1実施例における感光ドラム1の回転数を3回転とした。区分IIにおいては、第1実施例における感光ドラム1の回転数を4回転とした。区分III においては、第1実施例における感光ドラム1の回転数を5回転とした。
【0063】
以上により、感光ドラム1の回転数、つまり、中間転写ベルトと当接研磨している時間を環境条件に対応させることにより、上述と同様な効果を達成した。
【0064】
因みに、従来例によれば、高温高湿環境か32℃・75%において、トナー中の前述外添剤チタン酸ストロンチューム量0.2%(重量%)の条件下で、2万枚以下のコピー枚数にて、始業時の電源ON時に画像流れが発生していたものが、本実施例における相対速度差アップ、感光ドラム回転数アップ(研磨時間アップ)により、双方とも2万枚以上画像流れを防止していることが確認できた。この時、A4横送り、画像デューティ比6%、1枚間欠コピーであった。
【0065】
ここで、環境に対応して、感光ドラム1の非画像形成時における回転速度、あるいは回転数の制御は不図示の制御回路にて演算制御される。制御伝達系としては、不図示の本発明に用いた画像形成装置の給紙部に配置した温湿度センサにて検知された条件を信号に変換して前述の制御回路演算回路に伝達され、感光ドラム駆動モータ制御回路に送られて感光ドラムの回転制御を行う。
【0066】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、画像形成中の、前記中間転写体の前記像担持体への当接圧をP1、非画像形成時の当接圧をP2としたときに、P1=P2>0を満足し、非画像形成時に前記中間転写体が前記像担持体と相対速度差をもって、前記像担持体と順方向に回転し、かつ
(1)画像形成装置本体内の温湿度を検知する手段を有し、非画像形成時、前記画像形成装置本体内の温湿度の変化に対応して、前記像担持体或いは前記中間転写体の回転速度を変えるか、
)画像形成装置本体内の温湿度を検知する手段を有し、非画像形成時、前記画像形成装置本体内の温湿度の変化に対応して、前記像担持体或いは中間転写体の回転時間を変えるか、
)画像形成装置本体内の温湿度を検知する手段を有し、非画像形成時、前記画像形成装置本体内の温湿度の変化に対応して、前記像担持体或いは中間転写体の回転速度あるいは回転時間を変えるか、または、
)画像形成装置本体内の温湿度を検知する手段を有し、非画像形成時、前記画像形成装置本体内の温湿度の変化に対応して、前記像担持体或いは中間転写体の回転速度及び回転時間を変える、
構成とすることにより、構造の複雑化を伴うことなく、長期使用に伴うフィルミングの発生や定着時のシリコンオイルの付着によるクリーニング不良の防止、簡易系中間転写体クリーニング装置におけるクリーニング性の確保を同時に達成し、画質の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1、第2及び第5実施例に係る多色画像形成装置を示す概略構成図である。
【図2】図1の多色画像形成装置の中間転写ベルトを示す部分拡大断面図である。
【図3】第3及び第4実施例に係る多色画像形成装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体)
11 中間転写ベルト(中間転写体)
12 転写手段
20 中間転写ドラム(中間転写体)

Claims (11)

  1. 移動可能な表面を有する像担持体と、前記像担持体表面にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記像担持体表面に常時当接されるとともに、前記像担持体表面のトナー像を転移させる中間転写体と、該中間転写体上の転移トナー像を転写材上に転移させる転写手段とを有する画像形成装置において、
    画像形成中の、前記中間転写体の前記像担持体への当接圧をP1、非画像形成時の当接圧をP2としたときに、P1=P2>0を満足し、非画像形成時に前記中間転写体が前記像担持体と相対速度差をもって、前記像担持体と順方向に回転し、かつ、画像形成装置本体内の温湿度を検知する手段を有し、非画像形成時、前記画像形成装置本体内の温湿度の変化に対応して、前記像担持体或いは前記中間転写体の回転速度を変えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 移動可能な表面を有する像担持体と、前記像担持体表面にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記像担持体表面に常時当接されるとともに、前記像担持体表面のトナー像を転移させる中間転写体と、該中間転写体上の転移トナー像を転写材上に転移させる転写手段とを有する画像形成装置において、
    画像形成中の、前記中間転写体の前記像担持体への当接圧をP1、非画像形成時の当接圧をP2としたときに、P1=P2>0を満足し、非画像形成時に前記中間転写体が前記像担持体と相対速度差をもって、前記像担持体と順方向に回転し、かつ、画像形成装置本体内の温湿度を検知する手段を有し、非画像形成時、前記画像形成装置本体内の温湿度の変化に対応して、前記像担持体或いは中間転写体の回転時間を変えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 移動可能な表面を有する像担持体と、前記像担持体表面にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記像担持体表面に常時当接されるとともに、前記像担持体表面のトナー像を転移させる中間転写体と、該中間転写体上の転移トナー像を転写材上に転移させる転写手段とを有する画像形成装置において、
    画像形成中の、前記中間転写体の前記像担持体への当接圧をP1、非画像形成時の当接圧をP2としたときに、P1=P2>0を満足し、非画像形成時に前記中間転写体が前記像担持体と相対速度差をもって、前記像担持体と順方向に回転し、かつ、画像形成装置本体内の温湿度を検知する手段を有し、非画像形成時、画像形成装置本体内の温湿度の変化に対応して、前記像担持体或いは中間転写体の回転速度あるいは回転時間を変えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 移動可能な表面を有する像担持体と、前記像担持体表面にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記像担持体表面に常時当接されるとともに、前記像担持体表面のトナー像を転移させる中間転写体と、該中間転写体上の転移トナー像を転写材上に転移させる転写手段とを有する画像形成装置において、
    画像形成中の、前記中間転写体の前記像担持体への当接圧をP1、非画像形成時の当接圧をP2としたときに、P1=P2>0を満足し、非画像形成時に前記中間転写体が前記像担持体と相対速度差をもって、前記像担持体と順方向に回転し、かつ、画像形成装置本体内の温湿度を検知する手段を有し、非画像形成時、画像形成装置本体内の温湿度の変化に対応して、前記像担持体或いは中間転写体の回転速度及び回転時間を変えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 非画像形成時、前記像担持体及び前記中間転写体の回転速度が、画像形成時の回転速度よりも大である請求項1〜4のいずれかの画像形成装置。
  6. 非画像形成時、前記像担持体の回転中には前記中間転写体の搬送回転が停止している請求項1〜4のいずれかの画像形成装置。
  7. 非画像形成時、前記中間転写体が搬送回転を停止している期間の前記像担持体の回転速度をV1、画像形成時の回転速度をV2としたとき、V1>V2である請求項の画像形成装置。
  8. 非画像形成時、前記像担持体が回転を停止している期間に、前記中間転写体が搬送回転する請求項1〜4のいずれかの画像形成装置。
  9. 非画像形成時、前記像担持体が回転を停止している期間に、前記中間転写体の搬送回転速度をV3、画像形成時の搬送回転速度をV4としたとき、V3>V4である請求項の画像形成装置。
  10. 非画像形成時、前記中間転写体が搬送回転を停止している期間の前記像担持体の回転速度をV1、画像形成時の回転速度をV2としたとき、V1>V2である請求項1〜4のいずれかの画像形成装置。
  11. 非画像形成時、前記像担持体が回転を停止している期間に、前記中間転写体の搬送回転速度をV3、画像形成時の搬送回転速度をV4としたとき、V3>V4である請求項1〜4のいずれかの画像形成装置。
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