JP3838377B2 - 磁気共鳴法により対象を画像化する方法及び装置 - Google Patents
磁気共鳴法により対象を画像化する方法及び装置 Download PDFInfo
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Description
a. 身体の一部にスピンを励起するために励起RFパルスを発生し、
b. 定常磁界に読み取り傾斜を印加し、磁気共鳴信号をサンプリングする
各段階を含み、読み取り傾斜及び更なる傾斜の印加はk空間内のラインの点に対応する時点でサンプリングを与え、それはk空間内の所定の組のラインの一部分をなし、傾斜は磁気共鳴信号がその組の実質的に全てのラインでサンプルされるように測定サイクル毎に異ならせて印加される、
測定サイクルを少なくとも二回繰り返す磁気共鳴により定常磁界に置かれた身体の一部を画像化する方法に関する。
本発明はまた磁気共鳴により対象を画像化する方法を実施するMR装置に関する。
この種の方法はWO93/01509から知られている。この知られている方法によれば励起RFパルスに続いて磁気共鳴信号が発生し、その信号値はk空間内のラインの点に対応するサンプリング時点まで励起RFパルスからの間隔にわたる傾斜の積分に対して測定される。信号値がサンプリング時点又はその組のラインの多数の点に対応するサンプリング点でサンプルされたときに患者の一部の画像が変換により得られる。この知られた方法は就中例えば血液又は脳脊椎液(CFS)のような患者の身体の一部の組織及び流体の流れを画像化するために用いられる。知られた方法はまた位相コントラスト血管造影及び血管内の流速の測定用に用いられる。画像内のエコーアーティファクトを打ち消すために知られている方法では、磁気共鳴信号の測定中に読み取り傾斜が開始する時点は連続的なリニア位相誤差が測定された信号でk空間内で発生され、画像は僅かに歪むだけであるように変化される。この知られた方法の欠点はアーティファクトが例えば流体の流れのエコー画像のような対象の流体の流れの画像で発生しやすいことである。
本発明の目的は流れ画像のそのようなアーティファクトを打ち消す方法を提供することにある。この目的に対して本発明による方法は測定サイクル毎に励起RFパルスと読み取り傾斜との間の間隔は変化され、測定サイクル毎に読み取り傾斜の一次モーメントは実質的に一定に保たれることを特徴とする。読み取り傾斜の一次モーメントが異なる時間シフトで連続的に励起する測定中に実質的に一定に保たれる故に一次モーメントによる流体の流れの中のスピンの位相変動はky=0の近傍で実質的に一定であり、連続した励起中の流体の流れのスピンの位相変動により生ずる動きのアーティファクトは打ち消される。
本発明による方法の特定の実施例は読み取り傾斜は初期読み取り傾斜及び正と負の方向の交番読み取り傾斜を含み、初期読み取り傾斜の持続時間に等しい間隔にわたる初期読み取り傾斜の第一の積分値は読み取り傾斜の第一のローブの持続時間に等しい間隔にわたる交番読み取り傾斜の第二の積分値の実質的に半分に等しく、第一の積分値の符号は第二の積分値の符号と逆であり、初期読み取り傾斜と交番読み取り傾斜の第一のローブの中心との間の時間間隔は一定に保たれることを特徴とする。これは交番読み取り傾斜の第一のローブは一定であり、流体の流れのスピンの位相変動は一定であり、液体の流れの動きのアーティファクトは画像内で打ち消されることにより達成される。
本発明による方法の更なるバージョンは励起RFパルスに続き、読み取り傾斜の印加の前に読み取り傾斜に平行に延びる方向の双極傾斜対が発生されることを特徴とする。この段階は奇数又は偶数の傾斜エコー信号に対する一次の流れ補正を達成する。何故ならば流れによる該傾斜エコー信号の位相への寄与は実質的にゼロに調整されるからである。他の可能性は平均位相誤差を偶数及び奇数の傾斜エコー信号に対して実質的にゼロに調節することである。これは初期の読み取り傾斜及び交番傾斜の補正されるべきモーメントと反対の一次モーメントと組になる双極傾斜を用いることにより達成される。
本発明による方法の更なるバージョンは励起RFパルスに続き、読み取り傾斜の横方向に延在する方向を有する初期位相エンコーディング傾斜の印加の前に初期位相エンコーディング傾斜に平行に延在する方向の双極傾斜対を印加することを特徴とする。この段階は位相エンコード方向に対する流れの補正をなし、それにより読み取り傾斜及び初期の位相エンコード傾斜の方向に対して斜めの流体の流れを有する画像のエコー及び変位アーティファクトは打ち消される。
本発明の更なるバージョンは励起RFパルスに続いて、少なくとも一つのリフォーカシングRFパルスが印加され、その後に読み取り傾斜が印加され、信号値が測定されることを特徴とする。この段階の利点はリフォーカスされた磁気共鳴信号では励起RFパルスにすぐに続く自由誘導減衰信号より信号の測定に利用可能な時間がより多いということにある。更にまた定常磁界の不均一の影響はリフォーカシングRFパルスに用いたときはより少ない。単一の励起RFパルスを含むパルスシーケンスは単一のRFリフォーカシングパルスが続き、またはそれがない場合に、及び交番読み取り傾斜が更に続くときにはこれはエコープラナー画像化法(EPI)のパルスシーケンスとして知られている。多数のリフォーカシングRFパルスがまた実施可能である。励起RFパルス、多数のリフォーカシングRFパルス、磁気共鳴信号を発生するための多数の読み取り傾斜を含む他の磁気共鳴画像化技術で用いられるパルスシーケンスは「傾斜及びスピンエコー」(GRASE)技術として知られている。必要ならば幾つかのGRASEパルスシーケンスが測定されるk空間の一部分の測定に対して繰り返される。この画像化技術は上記特許出願WO/93/01509から知られている。この知られている画像化技術により磁気共鳴信号は各リフォーカシングRFパルスの後にサンプルされ、サンプリング点はk空間の異なるライン上に置かれている。
本発明による方法の更なるバージョンはk空間の同じ点が反対向きの読み取り傾斜を用いて2回測定され、その後に画像が測定された信号値から得られることを特徴とする。反対向きの読み取り傾斜を伴うk空間の同じ又は実質的に同じ点の2つの信号値を測定し、得られた信号値から画像を得ることによりゴーストアーティファクトが打ち消される。
本発明による方法の他のバージョンは付加的なラインが所定の組のライン間に挿入され、読み取り傾斜はその方向の符号が全てのラインで逆転されるように印加されることを特徴とする。この段階の結果として測定された信号値から画像の再構成後に再構成された画像の一部分はゴーストアーティファクトが存在しない。
本発明はまた磁気共鳴手段による画像化のための装置に関し、その装置は上記の方法を達成するよう配置される。本発明によるそのような装置は制御ユニットはまた測定サイクル毎に励起RFパルスと読み取り傾斜との間の間隔は変化され、測定サイクル毎に読み取り傾斜の一次モーメントは実質的に一定に保たれるよう配置されることを特徴とする。本発明のこれらの及び他のより詳細な特徴は以下に図面を参照して例により説明される。
図1は対象の画像化のためのMR装置を示す。
図2は知られている多重(マルチプル)EPIパルスシーケンスを示す。
図3は多重EPIパルスシーケンスで知られている時間シフトを示す。
図4は時間シフトによる位相補正を示す。
図5は初期読み取り傾斜及び交番読み取り傾斜の第一のローブを示す。
図6は多重EPIパルスシーケンスで本発明による時間シフトを示す。
図7は本発明による時間シフトを有するEPIパルスシーケンスを示す。
図8は流れの補正による位相誤差の調整を示す。
図9は第二のリフォーカシングRFパルスに先立つよう配置された補正読み取り傾斜及び補正位相エンコーディング傾斜を有するGRASEパルスシーケンスを示す。
図1は磁気共鳴装置を示し、これは定常磁界を発生する第一の磁石システム2と、X,Y,Z方向に傾斜を有する付加的な磁界を発生する種々の傾斜コイル3、4、5を含む。示された座標系のZ方向は慣行により磁石システム2の定常磁界の方向に対応する。用いられる測定座標系x,y,zは図1に示されるX,Y,Zの座標系と独立に選択されうる。傾斜コイル3、4、5は給電ユニット11により給電される。RF送信コイル6はRF磁界を発生し、RF送信機及び変調器8に接続される。受信コイルは例えば患者である検査されるべき対象7のRF磁界により発生する磁気共鳴信号を受信する。これはRF送信コイル6と同じコイルである。磁石システム2はまた検査されるべき患者を収容するために充分広い検査空間を含む。RF送信コイル6は検査空間内で患者7の一部分を囲うよう配置される。RF送信コイル6は送受信回路9を介して信号増幅器及び復調ユニット10に接続される。制御ユニット12はRFパルス及び傾斜を含む特別なパルスシーケンスを発生するためにRF送信機用の変調器8及び電力供給ユニット11を制御する。復調ユニット10から得られた位相及び振幅は処理ユニット14に印加される。処理ユニット14は変換により画像を形成するよう得られた信号を処理する。画像は例えばモニタ15により可視化される。磁気共鳴画像9及び磁気共鳴装置の詳細な説明はM.A. Foster、J.M.S Hutchisonにより、IRL出版から1987年に発行された本「Practical NMR Imaging」に記載されている。
本発明は磁気共鳴信号を発生するために就中知られている多重エコープラナーパルスシーケンス(マルチショットEPI)に関する。知られているパルスシーケンスは例えば2次元フーリエ画像化技術で用いられる。図2は知られている多重EPI法のパルスシーケンス200を示す。EPIパルスシーケンス200はGz行で示されるz方向の傾斜を有する一時的な磁界210と同時に図2のHF行に示されるフリップ角αを有する励起RFパルス201から始まる。フリップ角αは例えば90°である。励起RFパルス201はz方向に垂直に延在するスライスで第一の磁気共鳴信号240を発生する。図2でこの磁気共鳴信号はMR行に示される。続いてt1の時点でディフェーズ用の一時的な磁界230が負のx方向に向けられた傾斜で印加される。続いて、第一の磁気共鳴信号240がそれぞれのスピンのディフェーズにより急速に減衰する。
t3の時点で交番する一時的な磁界231が印加され、その傾斜は正及び負の方向に交互に向けられる。この交番する一時的な磁界231は以下に交番読み取り傾斜と称する。ディフェーズする一時的な磁界230は初期読み取り傾斜と称する。初期読み取り傾斜の持続時間は記号Δで示される。印加された交番する一時的な磁界231によりそれぞれのスピンの方向は逆転する。従ってディフェーズはリフェーズに変換され、傾斜エコー信号241が再びディフェーズする前にt4の時点で現れる。2つの極性の逆転の間で交番読み取り傾斜のパルスシーケンスの一部分は読み取り傾斜のローブと称される。このローブの持続時間に等しい間隔にわたる交番読み取り傾斜の積分は持続時間Δにわたる初期読み取り傾斜の積分のマイナス二倍に等しい。
各連続するローブは更なる傾斜エコー信号を発生し、斯くして一連の傾斜エコー信号241、242、243、244、245が発生する。実際例えば単一のEPIパルスシーケンス中に5つの傾斜エコー信号が発生する。初期読み取り傾斜230の印加中にy方向に傾斜を有する一時的な磁界220はまた磁気共鳴信号で位相エンコードをなすよう印加される。この一時的な磁界220は初期位相エンコーディング傾斜と称される。読み取り傾斜の極性の反転で位相エンコーディング傾斜パルス(ブリップ)221、222、223、224が更にまた印加され、斯くしてサンプルされるべきk空間の一部分に規則的に分布するライン上に配置され、kx軸に平行に延在するサンプリング点に対応する傾斜エコー信号241、242、243、244、245の測定された信号値が得られる。各位相エンコーディング傾斜パルスの後に測定された信号値が次のラインに対応する傾斜信号が発生される。マルチショットEPI法の異なる初期位相エンコーディング傾斜の選択により連続したEPIパルスシーケンスで測定値はそのサンプリング点がk空間の多数のライン上に位置するよう測定される。
上記マルチショットEPI法により発生した測定された磁気共鳴信号から再構成された画像のアーティファクトを打ち消すために該アーティファクトは定常磁界の不均一による場合には上記特許出願WO95/01509から知られている方法が用いられる。上記特許出願に開示されてる方法によれば期間τ2は連続したEPIパルスシーケンスで初期読み取り傾斜と交番読み取り傾斜との間で変化される;それはτ2=t3−t2を維持し、初期傾斜のパルス持続時間に等しい間隔にわたる初期読み取り傾斜230の第一の積分は第一のローブの持続時間に等しい間隔にわたる交番傾斜231の第二の積分の実質的に半分に等しく、第一の積分の符号は第二の積分の符号と反対である。例により図3は知られている方法の時間シフトを示す。説明のために図3は5つの連続したEPIパルスシーケンスの初期読み取り傾斜330及びそれに続く交番読み取り傾斜331のみを示し、時間間隔τ2は
で決定され、ここでCは定数、kyは測定されるべき磁気共鳴信号の初期位相エンコーディングの実際の値、Δkyはk空間内の隣接するライン間の距離であり、
ではTは交番読み取り傾斜のローブの幅であり、Nはパルスシーケンスの繰り返しの数である。図4は定常磁界の不均一によるk空間を横切る位相誤差の分布及び知られている方法による位相誤差の補正を示す。階段状のライン40は補正なしでky値の関数として静止した組織の位相誤差を表し、階段状のライン41は補正した場合のky値の関数として静止した組織で励起されたスピンにより測定された傾斜エコー信号の位相誤差を表す。補正の利点は位相誤差がk空間を横切ってリニアに分布し、フーリエ変換の後にゴーストアーティファクトが画像内で抑制され、歪みのみが残ることにある。
体の一部分、例えば血流又はCSFの画像化中にアーティファクトは異なる時間間隔τ2を通して読み取り傾斜の異なる一次モーメントにより発生し、それにより流体の流れの中のスピンの異なる位相変化は図4の傾いた階段状のライン42により示されるように発生する。初期読み取り傾斜及び交番読み取り傾斜の一次モーメントが一定に保たれる本発明による位相補正は図4の階段状のライン43に示される。ky=0の近傍での位相誤差は実質的には一定であることが図4から得られる。読み取り傾斜の一次モーメントによるスピンの位相変動は図5を参照して説明される。図5は初期読み取り傾斜51及び読み取り傾斜52を示す。読み取り傾斜の方向で速度vの流れでスピンによる位相変化Φvは以下の式で与えられ、
ここでt3=t1+Δ、t4=t3+Δ、t3=t2+τ2であり、γは核磁気回転比である。Gは印加された傾斜の強度であり、vは傾斜の方向での流体の流れの速度である。これはまたΦv=γGΔ(Δ+τ2)vの関係を維持する。しかしながら時間間隔τ2は各連続するEPIパルスシーケンスに対して異なり、異なる位相変化は同じシーケンス番号の傾斜エコー信号で発生し、これは連続するEPIパルスシーケンスで発生する。スピンの流れにより生ずる位相誤差をky=0の近傍でkyに独立にするために本発明の方法によれば各EPIシーケンスの連続するEPIパルスシーケンスで時間間隔τ2を一定に保ち、励起RFパルスと初期読み取り傾斜との間の間隔τ1を変化することにより初期読み取り傾斜及び交番読み取り傾斜の一次モーメントは一定に保たれ、時間間隔τ1は
により決定され、ここでCは定数、kyは測定されるべき磁気共鳴信号の初期位相エンコーディングの実際の値、Δkyはk空間内の隣接するライン間の距離であり、
ではTは交番読み取り傾斜のローブの幅であり、Nはパルスシーケンスの繰り返しの数である。
図6は本発明による5つの連続するEPIパルスシーケンスの例であり、その初期読み取り傾斜630及び交番読み取り傾斜631のみが示され;読み取り傾斜の一次モーメントは該式に従って前のEPIパルスシーケンスの間隔τ1(n−1)に関して間隔τ1(n)を変化し、初期読み取り傾斜630と交番読み取り傾斜631との間の間隔τ2を一定に保つことにより実質的に一定に保たれる。流れによるスピンの正味の位相変化は以下の全てのEPIパルスシーケンスに対して一定である。更にまた読み取り傾斜がシフトされたときに初期位相エンコーディング傾斜及び位相エンコーディングパルスはまたシフトされる。
双極傾斜対はまた身体の一部の血流又はCSFの画像での更なるゴーストアーティファクトを打ち消すために用いられる。5つの傾斜エコー信号のエコーパルス列を含むEPIシーケンスでは斯くして一次の流れ補正は例えば第一の傾斜エコー信号、第三の傾斜エコー信号、第五の傾斜エコー信号で達成される。図7はEPIパルスシーケンス700を示し、ここで双極傾斜対732は初期読み取り傾斜730及び交番読み取り傾斜731の前に付加される。好ましく用いられる第一の可能性では励起RFパルス701と双極傾斜対732との間の間隔τ3は一定に保たれ、双極傾斜対732と初期読み取り傾斜730との間の間隔τ4は変化される。更なる可能性によればこれは実施することが実際にはより困難であるが間隔τ3を変化し、間隔τ4を一定に保つ;間隔τ4の持続時間はまたゼロである。両方の可能性に於いて読み取り傾斜の一次モーメントは時間シフトにより影響されない。斯くして一次の流れの補正は初期読み取り傾斜730及び交番読み取り傾斜731の第一のローブにより調節されることが達成され、エコーパルス列の第一の傾斜エコー信号741での流れによる位相誤差は実質的にゼロである。更にまた交番読み取り傾斜731のローブにより、一次の流れ補正はまたエコーパルス列の第三の傾斜エコー信号743及び第五の傾斜エコー信号745に対しても生ずる。双極傾斜対による位相誤差Φvの調整は図8に示される。図8はΦvの第一の調整81を示し、ここでΦvは交番読み取り傾斜の正のローブに対して実質的にゼロに等しい。
この可能性はk平面に対応する測定値は一回のみ測定される傾斜エコー信号の測定の実施中に、又は交番読み取り傾斜の同じ方向で信号値が数回測定される傾斜エコー信号の測定の実施中に好ましく用いられる。この場合には流れの補正はky=0の周辺のラインに対して達成され、このラインは測定された信号値の再構成された画像に最も重要な貢献をなす。他の可能性はΦvの第二の調整82の使用であり、実質的にゼロに等しい値は読み取り傾斜の負のローブに対して調整される。更にまたΦvはまた第三の値83に調整され、交番読み取り傾斜の正及び負のローブに対するΦvの平均値は実質的にゼロに等しい値に調整される。流れ補正は体積要素内の流れにより生ずるような位相シフトの差による信号損失の減少及び流速の時間依存変動に対する傾斜エコー信号の位相の感応の減少をもたらす。
双極傾斜対はまたx方向及びy方向に関して角をなす方向の身体の一部で血液又はCSFの流体の流れによるシフトを打ち消すために初期位相エンコーディング傾斜720と第一の傾斜エコー信号741との間に挿入することが可能である。
更なる改善は磁気共鳴信号が各測定に対して反対に向けられた読み取り傾斜で二回(NSA=2)測定される流れ補正を有する方法により達成可能であり、測定された信号値はk空間で同じ又は実質的に同じライン上に配置される。例えば第一の測定中に信号値は正のky方向にラインに沿って測定され、第二の測定中には負のky方向にラインに沿って測定される。この目的のために例えばEPIパルスシーケンスでの初期読み取り傾斜及び読み取り傾斜は一つおきのパルスシーケンスで反転される。この方法はまた単一のEPI法で用いられ、ここではk平面の実質的に全てのラインの組が単一の励起RFパルスにより測定される。マルチショットEPI法に対して図7に例として示されるパルスシーケンスは初期読み取り傾斜730及び交番読み取り傾斜731及び双極傾斜対732の方向は偶数又は奇数パルスシーケンスのいずれでも反転される。技術的な理由により実際のシーケンスは次のようになる:読み取り傾斜の第一の方向で全ての測定を実施し、続いて最初の方向と逆の読み取り傾斜の方向で全ての測定を実施する。双極傾斜対の付加により流れの補正は測定の実施中に達成され、それにより流れによる位相誤差は最小となり、位相誤差の符号は読み取り傾斜の符号が変化するに従って変化し、読み取り傾斜731の正と負のローブの位相誤差Φvの平均値を実質的にゼロに調整することを可能にする。測定の後に測定値の二組は再構成に対して利用可能である。それに続いて再構成中に第一の画像は第一の組及び第二の組の測定値から得られ、流れによる位相誤差は+Φvであり、第二の画像は二組の測定値から得られ、位相誤差は−Φvである。図8で第一の測定中に測定された測定値の位相誤差は「+」により印を付けられたライン84により示され、第二の測定中に測定された測定値の位相誤差は「○」により印を付けられたライン85により示される。
再構成により2つの画像が得られ、それぞれは流れにより一定であるが反対向きの位相誤差Φv有する。続いて最終画像が2つの画像から得られる。例えば流速が毎秒0.25m以下の場合のように流れによる位相誤差が小さいときには画像又は信号値は再構成に対して単純に加算されうる。より高い流速の場合には単純な加算では最適な結果を得られない。何故ならば位相+Φv及び−Φvを有する信号は位相誤差の値Φvがπ/2に到達する故に相互に打ち消しあうからである。故により高い流速の場合には位相誤差は例えば画像内の画素毎の絶対値又はΦvを除去する複素画像上での位相補正をなすことによるような計算により両方の複素画像から除去される。
位相誤差Φvの除去に対する他の可能性はk空間内の付加的なラインの測定である。この目的のために付加的なラインは所定の組のラインの間に挿入され、読み取り傾斜はその方向がライン毎にその符号が変化するような方法で傾斜エコー信号の測定中に印加される。測定された信号値から画像の再構成の後に画像の一部分はこれらのゴーストアーティファクトが画像の外に位置する故にゴーストアーティファクトが除去される。
本発明はまた例えばリフォーカシングRFパルスを含むEPI法で用いられる。複数のリフォーカシングRFパルスが用いられるが、2つの連続するリフォーカシングRFパルス間の位相エンコーディングが同じであるスピンエコーマルチエコーEPI法の場合にも本発明を用いることはまた可能である。測定された信号値を用いて異なるT2コントラストを有する画像が得られる。他の可能性は傾斜及びスピンエコーマルチエコー法(GRASE)を用いることであり、ここでは複数のリフォーカシングRFパルスが用いられ、異なる位相エンコーディングは連続するリフォーカシングRFパルス間に印加され、それにより測定の実施の時間を節約する。図9は知られたGRASEシーケンスの方法の適用を示し、それは例えば二次元フーリエ画像化技術をなすよう対象又は身体内に傾斜信号941、942、943、944、945を発生するために用いられる。GRASEパルスシーケンス900はフリップ角αの励起RFパルス901から開始され、続いて間隔t1の後にフリップ角βのリフォーカシングRFパルス902が続く。このフリップ角αは例えば90°である。フリップ角βは例えば180度である。励起RFパルス901は第一の磁気共鳴信号940を発生する。図9でこの信号はMR行に示される。第一の磁気共鳴信号940は磁界の局部変化によりそれぞれのスピンのディフェージングにより急速に減衰する。時点t91で励起RFパルス901にリフォーカシングRFパルス902が続く。リフォーカシングRFパルス902は局部磁界を乱すことなくそれぞれのスピンの方向を逆転する。結果としてディフェージングはリフェージングに変換され、それにより一時的な傾斜が存在しないでスピンエコー信号が間隔t92の後に発生し、t92はt91の2倍である。しかしながら初期読み取り傾斜930がリフォーカシングRFパルス902の後に時点t1で印加されたときにそれはまたスピンのディフェージングを引き起こす。時点t2で交番読み取り傾斜231が印加され、傾斜は交互に正と負の方向に向けられる。交番読み取り傾斜931の第一のローブはリフェージングを引き起こし、それにより傾斜エコー信号941が時点t4で発生する。それぞれの以下に続くローブは更なる傾斜エコー信号を発生し、斯くして一連の傾斜エコー信号941、942、943、944、945が発生する。初期読み取り傾斜930の印加中に初期位相エンコーディング傾斜920がまた印加される。読み取り傾斜の極性の逆転で更にまた位相エンコーディング傾斜パルス(ブリップ)221、222、223、224が印加され、その結果傾斜エコー信号941、942、943、944、945の測定された信号値がkxに平行に延在するk空間に規則的に分布されたラインに対応し、各位相エンコーディング傾斜パルスの後に測定された信号値が次のラインに対応する傾斜エコー信号が発生する。
k空間のラインの組の全て又は実質的に全てのラインをサンプルするために必要ならば連続するGRASEパルスシーケンスが発生され、それは初期位相エンコーディング傾斜が異なる値を有し、斯くして続くリフォーカシングRFパルス903の前に位相は例えば初期読み取り傾斜930を補正する第一の補正パルス923及び初期位相エンコーディング傾斜920及び位相エンコーディング傾斜パルス921、922、923、924を補正する第二の補正パルス925によりk空間の原点のような固定された点に再び戻される。その場合には2つのリフォーカシングRFパルス902、903の間のパルスシーケンスの部分は充分な回数繰り返される。
ky=0の近傍で流れによる位相誤差をkyに独立にするために本発明による方法では読み取り傾斜の一次モーメントはGRASEパルスシーケンス900で時間間隔τ2=t3−t2を一定に保つことにより各GRASEエコーシーケンスで一定に保たれる。定常磁界の不均一によるk空間の位相誤差を線形化するために励起RFパルスからディフェージング読み取り傾斜までの時間間隔τ1は式
により制御されて連続するEPIパルスシーケンスで変化され、ここでkyは測定されるべき磁気共鳴信号の初期位相エンコーディングの実際の値、Δkyはk空間内の隣接するライン間の距離であり、
ではTはローブの幅であり、NはGRASEパルスシーケンスの繰り返し中にリフォーカシングRFパルスの後に印加される交番読み取り傾斜の全体の数に等しい。本発明による方法の用いられる他の応用は例えば位相コントラスト血管造影法及び流速測定である。本発明はまた例えば三次元スキャン法のようなマルチショットEPIシーケンスを用いる他の知られている磁気共鳴画像化法と組み合わせて用いられる。
Claims (12)
- RFパルスを発生する手段と、
一時的な傾斜を発生する手段と、
磁気共鳴信号を受信しサンプリングする手段と、
画像を形成するように前記サンプリングされた磁気共鳴信号を処理する手段と、
を有する、定常磁界内に配置された身体の一部分の画像を形成する装置の作動方法であって、
制御手段の制御下において、
a.スピン励起用の励起RFパルスを発生し、
b.前記定常磁界上に重ねられる読み取り傾斜を発生し、磁気共鳴信号をサンプリングする、
ことを含む測定サイクルが少なくとも2回繰り返され、前記読み取り傾斜及び更なる傾斜の発生は、k空間内の関連付けられる組のラインの一部分を形成する該k空間内のラインの点に対応する時点でのサンプリングを与え、前記傾斜は、前記磁気共鳴信号が前記組のライン上でサンプリングされるように測定サイクル毎に異ならせて発生され、
1つの測定サイクルから次の測定サイクルにおいて、前記励起RFパルスと前記読み取り傾斜との間の時間間隔が変えられることにより、前記読み取り傾斜の一次モーメントは実質的に一定に保たれ、
前記読み取り傾斜は、初期読み取り傾斜と、正と負の方向の交番読み取り傾斜とを有し、
前記初期読み取り傾斜と、前記交番読み取り傾斜の第1のローブとは、時間間隔によって離され、
前記初期読み取り傾斜の持続時間に等しい間隔にわたる前記初期読み取り傾斜の第1の積分値は、前記読み取り傾斜の前記第1のローブの持続時間に等しい間隔にわたる前記交番読み取り傾斜の第2の積分値の実質的に半分に等しく、
前記第1の積分値の符号は、第2の積分値の符号と逆であり、
1つの測定サイクルから次の測定サイクルにおいて、前記初期読み取り傾斜と前記交番読み取り傾斜の前記第1のローブの中心との間の時間間隔は一定に保たれることを特徴とする方法。 - 前記励起RFパルスに続き、且つ、前記読み取り傾斜の発生の前に、前記読み取り傾斜の方向に対して平行に延びる方向の双極傾斜対が発生されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記励起RFパルスに続き、且つ、前記読み取り傾斜の方向に対して横方向に延在する方向を有する初期位相エンコーディング傾斜の発生の前に、前記初期位相エンコーディング傾斜の方向に対して平行に延びる方向の双極傾斜対が発生されることを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
- 前記励起RFパルスに続いて、少なくとも1つの再収束RFパルスが発生され、前記再集束RFパルスの後に前記読み取り傾斜が発生され、信号値が測定されることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の方法。
- 前記k空間の同じ点が、反対向きの読み取り傾斜を用いて2回測定され、その後に画像が測定された信号値から得られることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項記載の方法。
- 付加的なラインが前記所定の組のライン間に挿入され、
前記読み取り傾斜は、その方向の符号がライン毎に逆転されるように発生されることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項記載の方法。 - 実質的に均一な定常磁界を発生する手段と、
RFパルスを発生する手段と、
一時的な傾斜を発生する手段と、
RFパルスを発生する手段用及び一時的な傾斜を発生する手段用の制御信号を発生する制御ユニットと、
MR信号を受信しサンプリングする手段と、
前記サンプリングされたMR信号を処理する処理ユニットと、
を有し、
前記制御ユニットは、
a.励起RFパルスを発生し、
b.前記定常磁界上に読み取り傾斜を重ね、発生した磁気共鳴信号の信号値をサンプリングし、前記読み取り傾斜及び更なる傾斜の印加は、k空間内の関連付けられる組のラインの一部分を形成する該k空間内のラインの点に対応するサンプリングポイントを与え、前記傾斜は、前記磁気共鳴信号が前記組の実質的に全てのライン上でサンプリングされるように測定サイクル毎に異ならせて印加される測定サイクルを少なくとも2回繰り返すよう構成され、
前記制御ユニットは、また、1つの測定サイクルから次の測定サイクルにおいて、前記励起RFパルスと前記読み取り傾斜との間の時間間隔が変えられることにより、前記読み取り傾斜の一次モーメントは実質的に一定に保たれるように構成される、実質的に均一で定常な磁界内に配置された身体の一部分の画像を形成する装置であって、
前記読み取り傾斜は、初期読み取り傾斜と、正と負の方向の交番読み取り傾斜とを有し、
前記初期読み取り傾斜と、前記交番読み取り傾斜の第1のローブとは、時間間隔によって離され、
前記初期読み取り傾斜の持続時間に等しい間隔にわたる前記初期読み取り傾斜の第1の積分値は、前記読み取り傾斜の前記第1のローブの持続時間に等しい間隔にわたる前記交番読み取り傾斜の第2の積分値の実質的に半分に等しく、
前記第1の積分値の符号は、第2の積分値の符号と逆であり、
1つの測定サイクルから次の測定サイクルにおいて、前記初期読み取り傾斜と前記交番読み取り傾斜の前記第1のローブの中心との間の時間間隔は一定に保たれることを特徴とする装置。 - 前記励起RFパルスに続き、且つ、前記読み取り傾斜の印加の前に、前記読み取り傾斜の方向に対して平行に延びる方向の双極傾斜対が発生されることを特徴とする請求項7記載の装置。
- 前記励起RFパルスに続き、且つ、前記読み取り傾斜の方向に対して横方向に延在する方向を有する初期位相エンコーディング傾斜の印加の前に、前記初期位相エンコーディング傾斜の方向に対して平行に延びる方向の双極傾斜対が発生されることを特徴とする請求項7又は8記載の装置。
- 前記励起RFパルスに続いて、少なくとも1つの再収束RFパルスが発生され、前記再集束RFパルスの後に前記読み取り傾斜が印加され、信号値が測定されることを特徴とする請求項7乃至9のうちいずれか1項記載の装置。
- 前記k空間の同じ点が、反対向きの読み取り傾斜を用いて2回測定され、その後に画像が測定された信号値から得られることを特徴とする請求項7乃至10のうちいずれか1項記載の装置。
- 付加的なラインが前記所定の組のライン間に挿入され、
前記読み取り傾斜は、その方向の符号がライン毎に逆転されるように印加されることを特徴とする請求項7乃至10のうちいずれか1項記載の装置。
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