JP3837590B2 - 注出容器 - Google Patents
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- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/20—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
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- B65D47/241—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with poppet valves or lift valves, i.e. valves opening or closing a passageway by a relative motion substantially perpendicular to the plane of the seat the valve being opened or closed by actuating a cap-like element
- B65D47/242—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with poppet valves or lift valves, i.e. valves opening or closing a passageway by a relative motion substantially perpendicular to the plane of the seat the valve being opened or closed by actuating a cap-like element moving helically
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクイズ性を利用して内容液を注出する合成樹脂製注出容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
胴部を把持した指先で押圧することにより、この胴部をスクイズ変形させてシャンプーやリンス等の内容液を注出する合成樹脂製の液体注出容器が種々知られている。
【0003】
この注出容器の一つとして、容器本体の口部に不動に組付けられて、外周面に螺条を刻設した注出筒の上端部に栓筒片と窓孔を設けた中栓体と、この中栓体に螺合により昇降可能にかつ離脱不能に組付き、上端に注出口を開設したキャップ体と、を有し、キャップ体の回転操作による昇降によってその注出口に栓筒片を嵌脱させ、これにより注出口を開閉するようにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術にあっては、使用後の注出口の密閉は、キャップ体の螺合締め付けによって、注出口に中栓体の栓筒片を密嵌させて達成するように構成されているので、流通段階や非使用時において、中栓体に対するキャップ体の螺合締め付けが緩む可能性を有しており、この緩みにより注出口に対する栓筒片の密嵌も解除されて気密性が損なわれ、もって内容液の品質が劣化する恐れがある、と云う問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、中栓体に対するキャップ体の螺合締め付けによってキャップ体の注出口を密閉する注出容器において、キャップ体の螺合締め付けの緩みを防止することを技術的課題とし、もって非使用時における密閉を確実に保持すると共に、使用時における良好な使用感を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決する本発明の手段は、
スクイズ変形可能なやや偏平な有底筒形状に成形された胴部の上端に、口部を起立連設した容器本体を有すること、
容器本体の口部に不動に組付く組付き筒の上端に、外周面に螺条を有し、上端部に栓筒片と窓孔を設けた注出筒を起立連設した中栓体を有すること、
中栓体の組付き筒に回転可能に外嵌する円筒形状の内筒片と、略楕円形状の外筒片との二重構造に形成されたスカート筒の上端に、内周面に螺条を有し、上端部に中栓体の栓筒片に密に摺接可能な注出口を開設したカバー筒を起立連設し、中栓体に螺合により昇降可能にかつ離脱不能に組付くキャップ体を有すること、
中栓体の組付き筒の外周面に係止突片を設けると共に、キャップ体の内筒片の内周面に、中栓体に対するキャップ体の螺合締め付け限において係止突片に乗り越えにより係止可能な係止片を設けること、
にある。
【0007】
注出容器の非使用時には、中栓体に対するキャップ体の螺合締め付けにより、キャップ体の係止片が中栓体の係止突片に乗り越えにより係止すると共に、キャップ体の下降によりその注出口に栓筒片が密嵌している。
【0008】
中栓体の係止突片に対するキャップ体の係止片の乗り越え時にクリック感があるため、使用者はキャップ体による密閉を確認でき、良好な使用感を得ることができると共に、係止突片と係止片との係止により、キャップ体の螺合締め付けが緩む恐れがなく、密閉状態が確実に保持される。
【0009】
注出容器の使用時には、キャップ体を螺脱方向に回転操作して係止突片と係止片との係止を解除させ、キャップ体を上昇させれば、キャップ体の注出口から中栓体の栓筒片が離脱するため、注出口は開放され、注出可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照しながら説明する。
容器本体1は、スクイズ変形可能な比較的軟質な合成樹脂材料により、やや偏平な有底筒形状に成形された胴部2の上端に、外周面に周方向に分割された一対のアンダーカット結合用の係止条4を突設した口部3を起立連設して構成されている(図2参照)。
【0011】
中栓体10は、容器本体1の口部3にアンダーカット結合により不動に組付く組付き筒11の上端に、フランジ部12を介して注出筒13を立設して構成されている。
【0012】
中栓体10の組付き筒11の内周面には、口部3の一対の係止条4間に位置して中栓体10の周方向の組付き位置を特定すると共に、中栓体10の回転を防止する一対の縦条14が突設されており、また組付き筒11の外周面には、上端に係止突条15が周設されていると共に、下端部の軸対称位置に一対の縦条状の係止突片16が設けてある。
【0013】
中栓体10の注出筒13の外周面には、軸対称に一対の螺条17が形成されていると共に、下端部の所定位置にストッパ片18が突設されている。
【0014】
また、注出筒13の上端開口部には、図3に示すように複数(この実施例では三本)の連結片19を介して栓筒片20が軸心位置に設けてあり、各連結片19間の三つの空間が、内容液が通過する窓孔21に形成されている。
【0015】
キャップ体30は、図1、図4、図5に示すように、円筒形状の内筒片32と楕円形状の外筒片33との二重構造に形成されたスカート筒31の上端に、肩部34を介してカバー筒35を立設して構成されている。
【0016】
キャップ体30の内筒片32の内周面には、中栓体10の組付き筒11の係止突条15に係止可能な抜け止め条36が周設されていると共に、その下方の所定の軸対称位置には、係止突片16に乗り越えにより係止可能な一対の縦条状の係止片37が突設されている。
【0017】
肩部34の下面には、係止片37が係止突片16を乗り越えた際に中栓体10のストッパ片18に突き当る突き当り片38が突設されている。
【0018】
カバー筒35の内周面には、注出筒13の螺条17に螺合する軸対称の一対の螺条39が形成されていると共に、このカバー筒35の上端部には注出口40が開設されており、注出口40の内径およびカバー筒35の上端部の内径は、それぞれ栓筒片20の外周面および注出筒13の上端部の外周面に密に摺接可能な大きさに形成されている。
【0019】
図1の右半分は、容器の非使用時における密閉状態を示し、中栓体10に対するキャップ体30の螺合締め付けにより、キャップ体30の係止片37が中栓体10の係止突片16に乗り越えにより係止する(図5参照)と共に、キャップ体30の下降によりその注出口40に栓筒片20が密嵌している。
【0020】
なお、この係止状態では、偏平状の容器本体1と楕円形状のスカート筒31の外筒片33との各長軸の方向が一致した状態で係止し、容器本体1とキャップ体30との周方向の位置合わせが達成されている。
【0021】
使用時には、この状態から、キャップ体30を螺脱方向に例えば半回転、回転操作して係止突片16と係止片37との係止を解除させ、キャップ体30を上昇させれば、注出口40から栓筒片20が離脱するため、注出口40は開放され、注出可能となる(図1の左半分参照)。
【0022】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
容器本体に不動に組付く中栓体と、この中栓体に対する螺合による昇降によりその注出口が開閉されるキャップ体との間に、キャップ体の螺合締め付け限において乗り越えにより係止する係止手段を設けたので、流通段階や購入された後の非使用時においてキャップ体の螺合締め付けが緩む恐れがなく、注出口の密閉状態が確実に保持されるため、内容液の品質劣化も確実に防止される。
【0023】
係止手段の乗り越え時にクリック感があるため、使用者はキャップ体による密閉を確認でき、安心して使用できると共に、良好な使用感を得ることができる。
【0024】
また、係止を、偏平状の容器本体と略楕円形状のスカート筒の外筒片との各長軸の方向が一致した状態で係止させることにより、容器本体とキャップ体との周方向の位置合わせを容易に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、右半分は注出口密閉状態の、左半分は同開放状態のそれぞれ要部縦断面図。
【図2】図1に示した実施例の、容器本体上部の斜視図。
【図3】図1に示した実施例の、中栓体上部の斜視図。
【図4】図1に示した実施例の、キャップ体の斜視図。
【図5】図4に示したキャップ体の底面図。
【符号の説明】
1 ; 容器本体
2 ; 胴部
3 ; 口部
4 ; 係止条
10; 中栓体
11; 組付き筒
12; フランジ部
13; 注出筒
14; 縦条
15; 係止突条
16; 係止突片
17; 螺条
18; ストッパ片
19; 連結片
20; 栓筒片
21; 窓孔
30; キャップ体
31; スカート筒
32; 内筒片
33; 外筒片
34; 肩部
35; カバー筒
36; 抜け止め条
37; 係止片
38; 突き当り片
39; 螺条
40; 注出口
Claims (1)
- スクイズ変形可能なやや偏平な有底筒形状に成形された胴部(2) の上端に、口部(3) を起立連設した容器本体(1) と、前記口部(3) に不動に組付く組付き筒(11)の上端に、外周面に螺条(17)を有すると共に、上端部に栓筒片(20)と窓孔(21)を設けた注出筒(13)を起立連設した中栓体(10)と、前記組付き筒(11)に回転可能に外嵌する円筒形状の内筒片(32)と略楕円形状の外筒片(33)との二重構造に形成されたスカート筒(31)の上端に、内周面に螺条(39)を有すると共に、上端部に前記栓筒片(20)に密に摺接可能な注出口(40)を開設したカバー筒(35)を起立連設し、前記中栓体(10)に螺合により昇降可能にかつ離脱不能に組付くキャップ体(30)と、から構成され、前記組付き筒(11)の外周面に係止突片(16)を設けると共に、前記内筒片(32)の内周面に、前記中栓体(10)に対するキャップ体(30)の螺合締め付け限において前記係止突片(16)に乗り越えにより係止可能な係止片(37)を設けて成る注出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14859098A JP3837590B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 注出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14859098A JP3837590B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 注出容器 |
Publications (2)
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JPH11342967A JPH11342967A (ja) | 1999-12-14 |
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ID=15456162
Family Applications (1)
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JP14859098A Expired - Lifetime JP3837590B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 注出容器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3837590B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP6184900B2 (ja) * | 2014-04-30 | 2017-08-23 | 株式会社吉野工業所 | 泡噴出容器 |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP14859098A patent/JP3837590B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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