JP3831499B2

JP3831499B2 - Construction method of column head of PC cantilever bridge

Info

Publication number: JP3831499B2
Application number: JP29699197A
Authority: JP
Inventors: 藤秀司伊
Original assignee: Taisei Corp
Current assignee: Taisei Corp
Priority date: 1997-10-29
Filing date: 1997-10-29
Publication date: 2006-10-11
Anticipated expiration: 2017-10-29
Also published as: JPH11131421A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポストテンション工法及び片持架設工法により構築されるプレストレストコンクリート橋（以下、ＰＣ片持架設橋という）の主桁のうち、橋脚の上方に位置する柱頭部の構築方法に関するもので、特に、底部コンクリートと頂部コンクリートとに分けてコンクリートを打設する場合における、ＰＣ片持架設橋の柱頭部の構築方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来のこの種のＰＣ片持架設橋における柱頭部の構築方法は、例えば、１日に打設できるコンクリート量は限られていることから、橋脚の上方に位置する箱桁たる柱頭部を底部及び頂部の２回に分けてコンクリートを打設し構築するというものであり、具体的には、橋脚の構築後に、橋脚の上側部に張り出したブラケット上に型枠支保工を設置して箱桁底部のコンクリートを打設し、養生後、更に箱桁内に型枠支保工を設置して箱桁頂部のコンクリートを打設し柱頭部を形成させた後、本設のＰＣ鋼材によるプレストレスを導入し当該柱頭部の断面内に引張応力を発生させないようにした上で、箱桁内の型枠支保工及びブラケット上の型枠支保工を解体し撤去するというものである。
【０００３】
従って、かかる柱頭部の構築方法により一旦柱頭部が構築されれば、当該柱頭部に型枠及び支保工が一体となった移動作業台車を据え付け、これを用いて柱頭部から両側に向かって片持部を張り出していくことができるから、片持部の張り出し完了後、直ちに側径間部及び中央部を施工することにより、ＰＣ片持架設橋の構築を円滑かつ迅速に完成させることが可能である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ブラケット上の型枠支保工としては、２回目の頂部のコンクリート打設後、本設のＰＣ鋼材によるプレストレスを柱頭部に導入するまでの間、柱頭部の底部及び頂部を合わせた全コンクリート荷重を支え、しかも、橋脚の上側部から片持ちで張り出したブラケット式により当該荷重を支えるので、きわめて大がかりなものになり、このため施工が煩雑であり不経済であった（ブラケット式以外の支柱式や枠組式などの支保工もこれと同様に不都合があった）。
【０００５】
そこで、本発明の目的は、ブラケット式や支柱式などによる柱頭部の型枠支保工を飛躍的に縮小することができ、よって、効率的かつ経済的に行い得るＰＣ片持架設橋の柱頭部の構築方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るＰＣ片持架設橋の柱頭部の構築方法は、従来のＰＣ片持架設橋の柱頭部の構築方法において、柱頭部の底部コンクリートの打設をしてから当該柱頭部の頂部コンクリートに本設のプレストレスを導入するまでの間、底部コンクリートに仮設のプレストレスを導入する仮設プレストレス導入工程を有することを特徴とするものである。
【０００７】
即ち、本発明は、柱頭部の底部コンクリートの打設をしてから当該柱頭部の頂部コンクリートに本設のプレストレスが導入されるまでの間、底部コンクリートに仮設のプレストレスを導入し、この底部コンクリートに頂部コンクリートの荷重を負担させることにより、従来、大がかりなものとなっていた柱頭部を支保するの型枠支保工を飛躍的に縮小させることができ、よって、効率的かつ経済的にＰＣ片持架設橋の柱頭部の構築を行うことが可能になる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
【０００９】
図１及び図２は本実施の形態に係るＰＣ片持架設橋の柱頭部の構築方法を示す概略側面図であって、図１は縦側面図、図２は横側面図を示している。
【００１０】
これらの図において、符号１は、このＰＣ片持架設橋の箱桁（主桁）を橋の中間において支える橋脚、符号２は、橋脚１の構築が完成した後、まず最初に構築される箱桁の柱頭部、符号３は、橋脚１の上側部に固設されたブラケットユニットであって、鉛直部材３ａ、傾斜部材３ｂ、水平部材３ｃ、及び井桁部材３ｄで構成されている。
【００１１】
また、符号４は、このブラケットユニット３上に設置され、柱頭部２を支保する底部型枠支保工、符号５は、前記ブラケットユニット３上であって柱頭部２の周囲に設置され、柱頭部２の外側部分の型枠の組立、解体などを行うビティー足場、符号６は、底部コンクリート２ａの上でかつ箱桁の内部に設置され、頂部コンクリート２ｂの頂板部分の支保や、柱頭部２の内側部分の型枠の組立、解体などを行う桁内型枠支保工、符号７は、型枠及び支保工が一体となった移動作業台車たるトラベラー、を示している。
【００１２】
更に、符号８は、底部コンクリート２ａに仮設のプレストレスを導入するための仮設のＰＣ鋼棒、符号９は、頂部コンクリート２ｂに本設のプレストレスを導入するための本設のカンチレバーケーブル、を示している。
【００１３】
本実施の形態において、柱頭部２は、桁高の高い箱桁であるゆえ柱頭部２のコンクリート量がかなり多いのに対し、１日に打設できるコンクリート量は限られていることから、底部コンクリート２ａ及び頂部コンクリート２ｂの２回に分けて施工される。
【００１４】
また、仮設のＰＣ鋼棒８は、図３に示すように、上部ＰＣ鋼棒８ａ、中央部ＰＣ鋼棒８ｂ、及び下部ＰＣ鋼棒８ｃからなり、かつ、シース１１内に設置されるものであり、これにより、底部コンクリート２ａの打設後直ちに仮設のプレストレスが導入される。
【００１５】
次に、本実施の形態に係るＰＣ片持架設橋の柱頭部の構築方法を図１乃至図３を用いて説明する。
【００１６】
（ａ）底部コンクリートの施工
先ず、橋脚１の構築が完成した後、橋脚１の上側部にブラケットユニット３が架構され、このブラケットユニット３の井桁部材３ｄ上に底部型枠支保工４及びビティー足場５が設置される。
【００１７】
この底部型枠支保工４は、柱頭部２のすべてのコンクリート荷重を支える必要はなく、底部コンクリート２ａの荷重のみを支えることが可能であれば足りるので、設置が容易かつ迅速に行うことが可能である。
【００１８】
そして、この底部型枠支保工４の頂部の型枠板の上において鉄筋が組み立てられ、あらかじめＰＣ鋼棒８を挿入すべきシース１１が配置された後、コンクリートポンプ車（図示外）の利用により底部コンクリート２ａが打設される。
【００１９】
（ｂ）仮設プレストレス導入、底部型枠支保工解体
次いで、この底部コンクリート２ａの養生中に、前記シース１１内にＰＣ鋼棒８が挿入され、当該底部コンクリート２ａが所定の強度に達したことを確認した上で、当該ＰＣ鋼棒８の端部に切られたねじの利用によりＰＣ鋼棒８を緊張させ、これにより、底部コンクリート２ａに所定の大きさの仮設のプレストレスが導入されるのである。
【００２０】
そして、この仮設のプレストレスが導入された後、底部コンクリート２ａを支えていたブラケットユニット３上の底部型枠支保工４が解体される。
【００２１】
このとき、片持状態の底部コンクリート２ａに自重が付与されるが、当該自重による引張応力が断面内に生じないように仮設のプレストレスが導入されているので、当該底部コンクリート２ａに撓みやひび割れが発生することはない。
【００２２】
（ｃ）頂部コンクリートの施工
次に、箱桁の内部であって底部コンクリート２ａの上に、頂部コンクリート２ｂを支保する桁内型枠支保工６が設置される。この桁内型枠支保工６は、頂部コンクリート２ｂの荷重のみを支えれば足りるので、設置が比較的容易である。
【００２３】
そして、この桁内型枠支保工６の頂板の上において鉄筋が組み立てられ、あらかじめカンチレバーケーブル９を挿入すべきシース（図示外）が配置された後、コンクリートポンプ車（図示外）の利用により頂部コンクリート２ｂが打設される。
【００２４】
このとき、桁内型枠支保工６の荷重、頂部コンクリート２ｂの荷重、及び底部コンクリート２ａの自重が当該片持状態の底部コンクリート２ａに付与されるが、当該荷重等による引張応力が断面内に生じないように仮設のプレストレスが導入されているので、当該底部コンクリート２ａに撓みやひび割れが発生することはない。
【００２５】
（ｄ）本設プレストレス導入、仮設プレストレス解放
そして、この頂部コンクリート２ｂの養生中に、シース内にカンチレバーケーブル９が挿入され、当該底部コンクリート２ａが所定の強度に達したことを確認した上で、当該カンチレバーケーブル９の端部に油圧ジヤッキ（図示外）を取り付け、この油圧ジヤッキの利用によりカンチレバーケーブル９を緊張させ、これにより、頂部コンクリート２ｂに所定の大きさの本設のプレストレスが導入されることになる。
【００２６】
そして、この本設のプレストレスが導入された後、底部コンクリート２ａに導入されていた仮設のプレストレスが解放され、これにより、柱頭部２の構築が完成する。尚、柱頭部２の構築が完成した後、当該柱頭部２に型枠及び支保工が一体となったトラベラー７が据え付けられ、円滑かつ迅速な片持部の施工が図られることになる。
【００２７】
従って、本実施の形態に係るＰＣ片持架設橋の柱頭部の構築方法によれば、柱頭部２の頂部コンクリート２ｂの施工前から頂部コンクリート２ｂの打設が完了して本設のプレストレスが導入されるまでの間、底部コンクリート２ａに仮設のプレストレスを導入し、この底部コンクリート２ａに、自重のほかに頂部コンクリート２ｂの張出し床版の荷重を除くすべての荷重を負担させることとしたので、従来、大がかりなものとなっていた底部型枠支保工４を飛躍的に縮小させることができ、その結果、効率的かつ経済的に当該構築を行うことが可能になる。
【００２８】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るＰＣ片持架設橋の柱頭部の構築方法によれば、従来のＰＣ片持架設橋の柱頭部の構築方法において、柱頭部の底部コンクリートの打設をしてから当該柱頭部の頂部コンクリートに本設のプレストレスを導入するまでの間、底部コンクリートに仮設のプレストレスを導入する仮設プレストレス導入工程を有することとしたので、ブラケット式や支柱式などによる柱頭部の型枠支保工を飛躍的に縮小することができ、よって、効率的かつ経済的な当該構築方法が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態に係るＰＣ片持架設橋の柱頭部の構築方法を示す概略縦側面図である。
【図２】本発明の一実施の形態に係るＰＣ片持架設橋の柱頭部の構築方法を示す概略横側面図である。
【図３】本発明の一実施の形態に係るＰＣ片持架設橋の柱頭部（仮設のＰＣ鋼棒）を示す概略断面図である。
【符号の説明】
１…橋脚
２…柱頭部
２ａ…底部コンクリート
２ｂ…頂部コンクリート
３…ブラケットユニット
３ａ…鉛直部材
３ｂ…傾斜部材
３ｃ…水平部材
３ｄ…井桁部材
４…底部型枠支保工
５…ビティー足場
６…桁内型枠支保工
７…トラベラー
８…ＰＣ鋼棒
８ａ…上部ＰＣ鋼棒
８ｂ…中央部ＰＣ鋼棒
８ｃ…下部ＰＣ鋼棒
９…カンチレバーケーブル
１１…シース[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for constructing a column head located above a bridge pier among main girder of a prestressed concrete bridge (hereinafter referred to as a PC cantilever bridge) constructed by a post-tension construction method and a cantilever construction method, In particular, the present invention relates to a method for constructing a column head of a PC cantilever bridge in the case of placing concrete separately into bottom concrete and top concrete.
[0002]
[Prior art]
In the conventional method for constructing a column head in a PC cantilever bridge of this type, for example, since the amount of concrete that can be cast per day is limited, the column head that is a box girder located above the pier is used as the bottom and Concrete is cast and constructed in two steps at the top. Specifically, after construction of the pier, a formwork support is installed on the bracket overhanging the upper part of the pier, and the bottom of the box girder After the concrete is placed and cured, a formwork support is installed in the box girder, the concrete at the top of the box girder is cast to form the column head, and pre-stress due to the PC steel material is introduced. Then, after preventing the tensile stress from being generated in the cross section of the column head, the formwork support in the box girder and the formwork support on the bracket are disassembled and removed.
[0003]
Therefore, once the column head is constructed by the method for constructing the column head, a movable work carriage in which the formwork and the support work are integrated is installed on the column head, and this is used to remove the piece from the column head toward both sides. Since the holding part can be extended, construction of the PC cantilever bridge can be completed smoothly and quickly by constructing the side span part and the central part immediately after the completion of the extension of the cantilever part. It is.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, as the formwork support work on the bracket, after the second top concrete placement, until the prestress due to the PC steel material is introduced to the pillar head, all the bottom and top of the pillar head are combined. The concrete load is supported and the load is supported by the bracket type that cantilevered from the upper part of the pier, so the construction becomes very large, and the construction is complicated and uneconomical (other than the bracket type). The support work such as the column type and the frame type was also inconvenient as well).
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to dramatically reduce the column head support work by a bracket type or a column type, so that the column head of a PC cantilever bridge can be efficiently and economically performed. It is to provide a construction method.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a method for constructing a column head of a PC cantilever bridge according to the present invention is a method for constructing a column head of a conventional PC cantilever bridge in which the bottom concrete of the column head is placed. Until a temporary prestress is introduced into the bottom concrete until a permanent prestress is introduced into the top concrete of the column head.
[0007]
That is, the present invention introduces temporary prestress to the bottom concrete from the time when the bottom concrete of the column head is placed to the time when the prestress is introduced to the top concrete of the column head. By bearing the load of the top concrete on the bottom concrete, it is possible to dramatically reduce the formwork support work for supporting the pillar head, which has been a large scale in the past, and thus efficiently and economically. It becomes possible to construct the column head of a PC cantilever bridge.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on embodiments shown in the accompanying drawings.
[0009]
FIG.1 and FIG.2 is a schematic side view which shows the construction method of the column head of the PC cantilever bridge according to this embodiment, FIG. 1 is a vertical side view, and FIG. 2 is a lateral side view.
[0010]
In these drawings, reference numeral 1 denotes a bridge pier that supports the box girder (main girder) of the PC cantilever bridge in the middle of the bridge, and reference numeral 2 denotes a box that is constructed first after the construction of the pier 1 is completed. The column head of the girder, reference numeral 3 is a bracket unit fixed to the upper side of the pier 1 and is composed of a vertical member 3a, an inclined member 3b, a horizontal member 3c, and a well member 3d.
[0011]
Reference numeral 4 is installed on the bracket unit 3 and supports the bottom formwork for supporting the column head 2. Reference numeral 5 is installed on the bracket unit 3 around the column head 2. 2 is a bite scaffold for assembling and disassembling the formwork of the outer part 2, and 6 is installed on the bottom concrete 2 a and inside the box girder to support the top plate part of the top concrete 2 b, An in-girder formwork supporting work for assembling and disassembling the inner part formwork, reference numeral 7 denotes a traveler which is a moving work carriage in which the formwork and the support work are integrated.
[0012]
Further, reference numeral 8 denotes a temporary PC steel bar for introducing temporary prestress to the bottom concrete 2a, and reference numeral 9 denotes a permanent cantilever cable for introducing permanent prestress to the top concrete 2b. Show.
[0013]
In the present embodiment, the column head 2 is a box girder having a high girder height, so that the amount of concrete of the column head 2 is considerably large, whereas the amount of concrete that can be placed in one day is limited. It is divided into two times, concrete 2a and top concrete 2b.
[0014]
Further, as shown in FIG. 3, the temporary PC steel bar 8 includes an upper PC steel bar 8 a, a central PC steel bar 8 b, and a lower PC steel bar 8 c and is installed in the sheath 11. With this, temporary pre-stress is introduced immediately after placing the bottom concrete 2a.
[0015]
Next, a method for constructing the column head of the PC cantilever bridge according to the present embodiment will be described with reference to FIGS.
[0016]
(A) Construction of the bottom concrete First, after the construction of the pier 1 is completed, the bracket unit 3 is constructed on the upper side of the pier 1, and the bottom formwork supporting work 4 and the bittery scaffold on the cross beam member 3d of the bracket unit 3 5 is installed.
[0017]
The bottom formwork support 4 does not need to support all the concrete load of the column head 2 but only needs to be able to support the load of the bottom concrete 2a, so that it can be installed easily and quickly. It is.
[0018]
Then, after the reinforcing bars are assembled on the top formwork plate of the bottom formwork supporter 4 and the sheath 11 into which the PC steel bar 8 is to be inserted in advance, a concrete pump car (not shown) is used. The bottom concrete 2a is cast.
[0019]
(B) Temporary pre-stress introduction, bottom formwork support dismantling dismantling Next, during the curing of the bottom concrete 2a, the PC steel rod 8 was inserted into the sheath 11, and the bottom concrete 2a reached a predetermined strength After confirming the above, the PC steel bar 8 is tensioned by using a screw cut at the end of the PC steel bar 8, and thereby a temporary prestress having a predetermined size is introduced into the bottom concrete 2a. It is.
[0020]
After the temporary prestress is introduced, the bottom formwork support 4 on the bracket unit 3 supporting the bottom concrete 2a is dismantled.
[0021]
At this time, self-weight is imparted to the bottom concrete 2a in the cantilever state, but temporary pre-stress is introduced so that tensile stress due to the self-weight does not occur in the cross section. Therefore, the bottom concrete 2a is bent or cracked. Will not occur.
[0022]
(C) Construction of top concrete Next, the in-girder formwork support 6 which supports the top concrete 2b is installed inside the box girder and on the bottom concrete 2a. The in-girder form supporter 6 is only required to support the load of the top concrete 2b, and is therefore relatively easy to install.
[0023]
Then, after reinforcing bars are assembled on the top plate of the in-girder formwork supporter 6 and a sheath (not shown) into which the cantilever cable 9 is inserted in advance, the top portion is used by using a concrete pump car (not shown). Concrete 2b is placed.
[0024]
At this time, the load of the in-girder form support 6, the load of the top concrete 2 b, and the weight of the bottom concrete 2 a are applied to the bottom concrete 2 a in the cantilever state, but the tensile stress due to the load or the like is in the cross section. Since temporary prestress is introduced so as not to occur, the bottom concrete 2a does not bend or crack.
[0025]
(D) While confirming that the cantilever cable 9 was inserted into the sheath during the introduction of the permanent prestress, the temporary prestress was released, and the curing of the top concrete 2b, the bottom concrete 2a reached a predetermined strength. Then, a hydraulic jack (not shown) is attached to the end of the cantilever cable 9, and the cantilever cable 9 is tensioned by using the hydraulic jack, so that the pre-stress of a predetermined size is applied to the top concrete 2b. Will be introduced.
[0026]
And after this pre-stress is introduced, the temporary pre-stress introduced into the bottom concrete 2a is released, and the construction of the column head 2 is thereby completed. After the construction of the column head 2 is completed, the traveler 7 in which the formwork and the support work are integrated is installed on the column head 2 so that the cantilever can be smoothly and quickly constructed.
[0027]
Therefore, according to the construction method of the column head of the PC cantilever bridge according to the present embodiment, the placement of the top concrete 2b is completed before the construction of the top concrete 2b of the column head 2 and the prestress of the main building is caused. Until it was introduced, temporary pre-stress was introduced into the bottom concrete 2a, and all the loads except the load of the overhanging slab of the top concrete 2b were borne on the bottom concrete 2a in addition to its own weight. The bottom formwork supporting work 4 that has conventionally been large-scale can be dramatically reduced, and as a result, the construction can be performed efficiently and economically.
[0028]
【The invention's effect】
As described above, according to the method of constructing a column head of a PC cantilever bridge according to the present invention, in the conventional method of constructing a column head of a PC cantilever bridge, the bottom concrete of the column head is placed. Until the pre-stress is introduced to the concrete at the top of the column head, and there is a temporary pre-stress introduction process for introducing temporary pre-stress into the bottom concrete. The formwork support work for the column head can be dramatically reduced, and thus the construction method can be realized efficiently and economically.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic vertical side view showing a method for constructing a column head of a PC cantilever bridge according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic lateral side view showing a method for constructing a column head portion of a PC cantilever bridge according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view showing a column head (temporary PC steel bar) of a PC cantilever bridge according to an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Pier 2 ... Column head 2a ... Bottom concrete 2b ... Top concrete 3 ... Bracket unit 3a ... Vertical member 3b ... Inclined member 3c ... Horizontal member 3d ... Well beam member 4 ... Bottom formwork support 5 ... Bitty scaffold 6 ... In the girder Formwork support 7 ... Traveler 8 ... PC steel bar 8a ... Upper PC steel bar 8b ... Central PC steel bar 8c ... Lower PC steel bar 9 ... Cantilever cable 11 ... Sheath

Claims

ＰＣ片持架設橋の柱頭部の構築方法において、
柱頭部の底部コンクリートの打設をしてから当該柱頭部の頂部コンクリートに本設のプレストレスを導入するまでの間、底部コンクリートに仮設のプレストレスを導入する仮設プレストレス導入工程を有することを特徴とする、
ＰＣ片持架設橋の柱頭部の構築方法。In the construction method of the column head of the PC cantilever bridge,
It has a temporary pre-stress introduction step of introducing temporary pre-stress to the bottom concrete from the placement of the bottom concrete of the column head to the introduction of permanent pre-stress to the top concrete of the column head. Features
Construction method of column head of PC cantilever bridge.