JP3831351B2 - 包装袋の製造方法および縦型充填包装機 - Google Patents

包装袋の製造方法および縦型充填包装機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート状のフィルムを筒状に形成した筒状フィルム内に充填物を投入し、その筒状フィルムを熱シールして充填物が充填された包装袋を製造する縦型充填包装置に関し、特に、シート状のフイルムから筒状フィルムを形成するための縦シール方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シート状のフィルムを製袋ガイドによって筒状に形成し、その合わせ面を縦シール装置で熱シールして筒状フィルムを形成し、筒状フィルム内に充填物を投入するとともに、筒状フィルムの幅方向を横シール装置によって熱シールし、その熱シール部を切断して充填物が充填された包装袋を製造する縦型充填包装機が広く使用されている。
【0003】
また、包装袋の製造時間の短縮や十分なシール時間の確保を目的として、筒状フィルムの流れを止めることなく連続的に送り、この筒状フィルムの搬送速度と同速で横シール装置を筒状フィルムの搬送方向下流側に移動させながら熱シールする、いわゆるボックスモーション型の横シール装置が種々開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
同文献に示される縦型充填包装機は、図7に示すように、熱溶着可能なシート状のフィルムを製袋ガイド113によって筒状に形成して、その重ね合わせた部分を縦シール装置110によって長手方向に熱シールすることで縦シールし、筒状に形成した筒状フィルム160を下方に連続的に搬送しながら横シール装置120をボックスモーション型に移動させながら幅方向に熱シールすることで横シールして、包装袋166を製造する装置である。
【0005】
また、縦シール装置110による縦シールでは、フィルムの重ね合わせ方法の違いによって封筒貼り(ラップシール)や合掌貼り(フィンシール)などの形態が一般的に用いられている。封筒貼りとは、筒状に形成したフィルムの両側縁を互いに重ねてフィルムの内面と外面とが面接触した状態で熱シールしたものであり、一方、合掌貼りとは、フィルムの両側縁をその内面どうしが面接触するように重ねて熱シールしたものである。
【0006】
【特許文献1】
特開2000―72104号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようなボックスモーション型の横シール装置を備えた縦型充填包装機において、一般的に縦シール装置は固定配置されていて、連続的に搬送されるフィルムを挟み込んで熱シールするものであった。すなわち、縦シール装置は、フィルムとの摩擦を生じながら熱シールを行うので、フィルムの材質または縦シール装置の熱シール温度などによっては形成される縦シール部が汚くなったり、不完全シール部となったりする恐れがある。また、不完全シール部とならないまでも、しわの発生やフィルムの伸び等の不具合の原因となる。特に、縦シール部の幅が広い場合、フィルムと縦シール装置との摩擦抵抗が大きくなり、こうした問題はより発生しやすい。
【0008】
ところで、包装袋が容易に開封されないように熱シール部の強度が要求される場合や、熱溶着しにくいフィルムを使用する場合には、熱シールするための時間を十分に確保する必要がある。したがって、縦シール装置は効率よくエネルギーを伝達して短時間で確実にフィルムを熱シールできることが望まれる。
【0009】
そこで本発明の目的は、包装袋の縦シール部を効率的かつ綺麗に形成することができる包装袋の製造方法およびその製造に用いる縦型充填包装機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明の包装袋の製造方法は、シート状のフィルムの両側縁同士封筒貼り状に重なるように前記フィルムを筒状に形成する工程と、前記フィルムを搬送しながら前記両側縁同士の重ね合せ部を前記側縁に沿う方向に熱シールし、これによって形成された縦シール部を有する筒状フィルムを形成する工程と、前記筒状フィルム内に充填物を投入する工程と、前記充填物が投入された前記筒状フィルムの幅方向に熱シールする工程とを有し、前記筒状フィルムを形成する工程は、加熱手段を備え前記筒状フィルムの外側に配置されたヒータバーと、前記筒状フィルムの内側で前記ヒータバーに対向配置されるとともに、連結部材により前記ヒータバーに連結され前記ヒータバーと一体的に移動するように構成された受け部材とで前記重ね合せ部を挟圧しつつ、前記ヒータバーおよび前記受け部材を前記フィルムの搬送速度と略同速で、前記フィルムの搬送方向下流側へ移動させながら前記縦シール部を形成する。
【0011】
本発明によれば、封筒貼りの形態で折り込まれたフィルム同士の重ね合せ部をヒータバーと受け部材とで挟み込み、その状態でヒータバーと受け部材とをフィルムの搬送速度と略同速で下方に移動させながら熱シールを行う。したがって、ヒータバーの加熱手段による熱がフィルムに効率よく伝達され短時間で良好な熱シールを実施できる。しかも縦シール部は、ヒータバーおよび受け部材と擦れることなく形成されるため、より綺麗なものとなる。
【0012】
また、本発明の縦型充填包装機は、シート状のフィルムの両側縁同士封筒貼り状に重なるように前記フィルムを筒状に形成する製袋ガイドと、前記両側縁同士の重ね合せ部を前記側縁に沿う方向に熱シールし、これによって形成された縦シール部を有する筒状フィルムを形成する縦シール装置と、前記フィルムを搬送するフィルム送り手段と、前記筒状フィルム内に充填物を投入する投入パイプと、前記充填物が投入された前記筒状フィルムの幅方向に熱シールする横シール装置とを有し、前記縦シール装置は、加熱手段を備えるとともに前記フィルムの搬送方向に略直交する方向に進退移動するヒータバーと、前記ヒータバーに対向配置される受け部材と、前記ヒータバーおよび前記受け部材を保持するための保持手段と、前記保持手段を移動させる駆動手段とを備え、前記保持手段は、前記ヒータバーを保持するとともに前記フィルムの搬送方向沿って移動可能に設けられた昇降ブロックと、前記筒状フィルムの内側に配置されるとともに前記搬送方向に沿って移動可能に設けられ、前記受け部材を支持する内側メインパイプと、前記昇降ブロックと前記内側メインパイプとを連結する連結部材とを有し、前記連結部材によって連結される、前記昇降ブロックと前記内側メインパイプとの連結部は前記重ね合せ部の上端より上方に設けられており、前記ヒータバーと前記受け部材とで前記重ね合せ部を挟圧しつつ、前記ヒータバーおよび前記受け部材を前記フィルムの搬送速度と略同速で前記フィルムの搬送方向下流側へ移動させながら前記縦シール部を形成するものである。
【0013】
本発明による縦型充填包装機の縦シール装置は、保持手段によってヒータバーおよび受け部材を保持して、それらをフィルムの搬送速度と略動速度で移動させることができ、上述の本発明による包装袋の製造を良好に実施することができる。
【0014】
また、連結部材によって連結される、昇降ブロックと内側メインパイプとの連結部が、フィルム同士の重ね合せ部の上端より上方となる位置に設けられているため、重ね合せ部に干渉することなくヒータバーおよび受け部材を上下移動させることができる。
【0015】
また、保持手段を上下移動させるための駆動手段はサーボモータであることが好ましい。これによって、動作のタイミングが精確な駆動を得ることができる。しかも、サーボモータの回転量を調整するだけで保持手段、すなわちヒータバー等の上下移動範囲を変更できる。
【0016】
上述のサーボモータの回転運動は、送りネジ機構を介して保持体の往復直線運動に変換されるよう構成するとよい。例えば、クランク機構によってもサーボモータの駆動を伝達することは可能であるが、ヒータバー等の移動範囲を容易に調整することができる点で、送りネジ機構が本発明による縦シール装置により好ましい。
【0017】
なお、本明細書において「フィルム」とは、溶着可能な材質からなるシート状のものを示し、「筒状フィルム」とは、縦シール装置によって熱シールされ筒状に加工されたものを示す。また、フィルムには例えばナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレンなどを目的に応じて適宜貼り合わせたラミネートフィルムといった樹脂フィルムを用いるとよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の縦型充填包装機の一実施形態の概略構成を示す正面図である。
【0019】
図1に示す本実施形態の縦型充填包装機1は、シート状のフィルム61の長手方向に熱シールする縦シール装置10と、充填物が投入された筒状フィルム60を挟み込んで搬送するシゴキ装置40と、筒状フィルム60を幅方向に熱シールする横シール装置20と、上記の各装置の駆動を制御する制御装置(不図示)とを備え、筒状フィルム60に充填物65を投入して筒状フィルム60を幅方向に熱シールして包装袋66を製造する装置である。
【0020】
筒状フィルム60の搬送方向の上流側である縦型充填包装機1の上側に配置された製袋ガイド13は、シート状のフィルム61を案内して筒状に形成するものであり、フィルム61の両側縁の重ね合せ部は、フィルム61の内面と外面とが面接触する封筒貼り(ラップシール)形態となる。
【0021】
製袋ガイド13に連設されたフィルムガイド19は、半円筒状の断面形状を有し、略鉛直方向に延びる部材であり、搬送される筒状フィルム60を案内する。フィルムガイド19の内側には、充填物65を投入するための投入パイプ45が略鉛直方向に配置されている。
【0022】
縦シール装置10は、製袋ガイド13の下方に配置され、製袋ガイド13によって形成された重ね合せ部(不図示)をフィルム61の側縁に沿う方向に熱シールする。なお、上述したように縦シール装置10によって筒状となったフィルム61を筒状フィルム60して示す。縦シール装置10に関しては、他の図面等を参照してより詳細に後述する。
【0023】
シゴキ装置40は、縦シール装置10の下方で筒状フィルム60を挟み込む一対のシゴキローラ41を有しており、シゴキローラ41は筒状フィルム60を間に置いて対向配置されている。それぞれのシゴキローラ41は不図示の駆動手段によって回転可能に設けられており、シゴキローラ41で筒状フィルム60を挟み込んだ状態で回転することで、筒状フィルム60を略鉛直方向下向きに送る。なお、筒状フィルム60を押し潰さずに送ることができるように、シゴキローラ41とは別に、シゴキローラ41と同期して回転して筒状フィルム60を搬送するフィルム送りローラ48がシゴキローラ41の上方に配置されている。したがって、筒状フィルム60の搬送は、シゴキローラ41を開いた状態でフィルム送りローラ48のみによっても可能であるし、フィルム送りローラ48およびシゴキローラ41を同時に使用しても可能である。
【0024】
横シール装置20は、シゴキ装置40の下方に配置されており、筒状フィルム60を間に置いて対向配置された一対の部材を有し、不図示の駆動手段によって筒状フィルム60の送り方向に直交する方向に進退移動する。一方の部材は電熱ヒーター等の加熱手段(不図示)を内蔵しており、他方の部材は進退可能に設けられたカッター(不図示)を備えている。このように構成された横シール装置20によって、筒状フィルム60を挟み込んで、筒状フィルム60の幅方向に熱シールして、カッター(不図示)でその熱シール部を切断して包装袋66を分離することができる。
【0025】
さらに、横シール装置20は、一般的な包装機に用いられるボックスモーション型で熱シールすることが可能な機構を有し、筒状フィルム60の搬送を止めることなく熱シールできるものとし、その詳細な説明は省略する。
【0026】
本実施形態の縦シール装置10について、図2〜図4を参照してより詳細に説明する。
【0027】
図2は、図1に示す縦型充填包装機1の縦シール装置10をより詳細に示す正面図であり、一部を断面図で示した図である。図3は、図2に示す縦シール装置10の上面図であり、図4は、図2に示す縦シール装置10の右側面図である。
【0028】
図2に示すように、縦シール装置10は、フィルム61の重ね合せ部を挟み込んで封筒貼りで熱シールする縦シールユニット11と、縦シールユニット11を上下移動させる駆動機構50とで構成される。
【0029】
縦シールユニット11は、フィルム61を熱シールするための加熱手段(不図示)を備えたヒータバー12と、ヒータバー12に対向配置される受け部材14とを有する。ヒータバー12は、フィルム61を縦シールするために略鉛直方向に長さを有した形状であり、例えばエアシリンダといった不図示の駆動手段によってフィルム61の搬送方向に直交する方向、すなわち水平方向に進退移動可能に設けられている。受け部材14は、後述する内側メインパイプ16に支持されており、そのヒータバー12と対向する面には、熱シール時に半溶融状態となるフィルム61が付着するのを防止するためにシリコーンゴム14aが貼り付けられている。
【0030】
駆動機構50は、上述のヒータバー12等を保持する昇降ブロック55と、受け部材14の支持体であり昇降ブロック55に連設されている内側メインパイプ16と、それらを上下移動させるための駆動源となるサーボモータSMと、サーボモータの回転運動を昇降ブロック55に伝達する送りネジ機構を構成するボールネジ51とを備えている。すなわち、本実施形態においては、昇降ブロック55および内側メインパイプ16がヒータバー12および受け部材14の保持手段であって、サーボモータSMおよびボールネジ51がその保持手段を移動させる駆動手段である。
【0031】
昇降ブロック55は、投入パイプ45と平行に設けられたポスト53に沿って移動可能に設けられており、略鉛直方向上下に移動することできる。
【0032】
より詳細には、昇降ブロック55は、図3に示すように、案内部材である2本のポスト53によって支持されている。2本のポスト53の間には昇降ブロック55を上下移動させるためのボールネジ51がポスト53と平行に設けられており、昇降ブロック55に係合している。また、昇降ブロック55は、内側メインパイプ16等を包囲する形状であるため、それらと干渉することはない。上述したヒータバー12は、昇降ブロック55のボールネジ51が係合されている側の反対側に設けられ、フィルム61の搬送方向と略直交する方向に進退移動可能に設けられている。
【0033】
再び図2に戻り、昇降ブロック55とボールネジ51とは、昇降ブロック55に設けられたナット52を介して係合されている。これによって、ボールネジ51の回転量に応じて昇降ブロック55が移動する。
【0034】
サーボモータSMは、その回転軸がボールネジ51と平行になるように固定配置され、回転軸にはプーリー53aが設けられている。一方のボールネジ51の下端にもプーリー53bが設けられており、2つのプーリー53a、53bにはタイミングベルト54が架けられサーボモータSMの回転がボールネジ51に伝達される。サーボモータSMは、不図示の制御装置と接続されており、回転量等を自在に調整することができる。
【0035】
ヒータバー12と受け部材14とでフィルム61を挟んだ状態で、それらをフィルム61の搬送方向に移動させるには、受け部材14がヒータバー12と一体的に移動する構造であることが望まれる。本実施形態では、フィルム61が封筒張りの形態で重ね合せられているため、受け部材14は筒状に形成されたフィルム61の内側で移動する必要がある。そこで、本実施形態では受け部材14の支持体である内側メインパイプ16を以下のように構成し、ヒータバー12に同期した上下移動を可能としている。
【0036】
図3を参照し、内側メインパイプ16断面形状等を説明する。矩形断面を有する内側メインパイプ16は、投入パイプ45と同軸で、投入パイプを囲うように設けられている。さらにその外側には半円筒状の一対のフィルムガイド19が配置されている。内側メインパイプ16に設けられた受け部材14と、ヒータバー12との間にはフィルムガイド19は存在していないため、受け部材14とヒータバー12とは互いに当接することができる。本包装機の動作時には、製袋ガイド13によって筒状に形成されたフィルム61は、フィルムガイド19で案内され、その重ね合せ部が、上述のヒータバー12と受け部材14とで挟まれる領域内を通過するように搬送される。
【0037】
再び図2に戻り、内側メインパイプ16は、連結シャフト17およびシャフト連結部18などの連結部材によって昇降ブロック55と連結している。
【0038】
昇降ブロック55の縦シールユニット11が配置された側には、上方へ延びる連結シャフト17が配設されている。連結シャフト17の上端と内側メインパイプ16の上端とは、シャフト連結部18を介して連結され、このシャフト連結部18の位置は、筒状に形成されるフィルム61と干渉しないように、製袋ガイド13によって形成された重ね合せ部の上端より上方であることが好ましい。より好ましくは、製袋ガイド13の上端より上方であればよい。連結シャフト17は、詳細には図4の側面図に示すように互いに平行に設けられた2本の部材である。
【0039】
以上のように構成された本実施形態の縦型充填包装機1の動作を以下に説明する。
【0040】
縦型充填包装機1では、横シール装置20がボックスモーション型の熱シールを行い、筒状フィルム60を連続的に搬送しながら包装袋66を形成できる。なお、シゴキ装置40および横シール装置20の動作は一般的なボックスモーション型の縦型充填包装機と同様であるのでここでは説明を省略し、一例として一定速度で送られるフィルム61を縦シールする場合の縦シール装置10の動作を、図5に示すタイミング線図を用いて説明する。
【0041】
図示するタイミング線図において、横軸は時間を示し、縦軸はヒータバー12の高さを示す。上述したように、本実施形態ではヒータバー12と受け部材14とは同期して移動するが、図5では概略的にヒータバー12のみを示している。
【0042】
また、フィルム61は一定速度である搬送速度Vfで搬送されるものとし、ヒータバー12の長さをLで示す。上述した製袋ガイド13によって重ね合わされたフィルム61の重ね合せ部をSとし、Sをヒータバー12の長さLに対応する長さで分割した領域を領域S0、S1、S2で示す。
【0043】
図5において、時間軸上t0に示す状態を初期状態とし、ヒータバー12がその可動範囲のほぼ上端となる位置で、不図示の加熱手段を作動させて加熱されている状態であり、領域S1に縦シール部を形成し始める直前の状態である。時間軸上t2に示す状態は、フィルム61すなわち重ね合せ部Sが時間t2経過後にLだけ送られた状態を示し、領域S1が初期状態に対してLだけ搬送され、次回の領域S2を熱シールし始める直前の状態である。なお、領域S0は前回の熱シールによってすでに縦シール部が形成されている。
【0044】
はじめに、領域S1の熱シールを開始するため時間軸上t0の状態に示すように、ヒータバー12をフィルム61の搬送方向下流側である下方に移動させ始める。すなわち、図2に示すサーボモータSMを駆動して昇降ブロック55をフィルム61の搬送速度Vfと略速度である下降速度Vdにて下降させ始める。ヒータバー12および受け部材14は、昇降ブロック55等によって保持されているため、両部材は同時に下方へ移動し始める。
【0045】
ヒータバー12を下方に移動させ始めると同時に、不図示の駆動手段を作動させヒータバー12でフィルム61を押圧し、フィルム61の重ね合せ部Sをヒータバー12と受け部材14とで挟み込む。この状態で、領域S1に縦シール部を形成しながら時間t1が経過するまでヒータバー12を下方に移動させる。
【0046】
所定時間(t1)経過したら、ヒータバー12を退避させて重ね合せ部Sの挟圧を解除する。そして、ヒータバー12を元の高さに戻すために、サーボモータSMを逆回転させ始める。ヒータバー12の上昇する速度を上昇速度Vuとし、上昇する時間をt3とする。
【0047】
ヒータバー12が上昇し、時間軸上t2の状態となったら、続いて領域S1連続する領域S2を熱シールするために再びフィルム61を押圧する。
【0048】
以上一連の動作を繰り返すことによって、一定速度Vfでフィルム61が連続的に搬送される場合においても連続した縦シール部を形成することができる。
【0049】
ところで、上述のように形成される複数の縦シール部は、包装袋66(図1参照)を密閉する機能を有するものであるため、隙間なく連続的に形成されることが好ましい。図5の場合、領域S1の縦シール部と次回の工程で形成される領域S2の縦シール部とを連続して形成するための条件は、ヒータバー12が上下移動する時間であるt1およびt3の合計時間が、フィルム61がLだけ下方に送られる時間であるt2を超えないように制御すればよい。
【0050】
より好ましくは、領域S1の縦シール部と次回の工程で形成される領域S2の縦シール部とが確実に連続するように、それぞれの縦シール部の端部が相互に重なるようにヒータバー12の上下移動を制御することが好ましい。
【0051】
ただし、図6に示すように、縦シール部が形成された領域S1、S2が連続せず不連続部が存在する場合でも、その不連続部の長さ、すなわち領域S1とS2との距離が、横シール部の幅を超えないものであれば横シールすることで横シール部と縦シール部とによる密閉を実施することができる。なお、充填物投入工程において、充填物65がその不連続部を越える位置まで投入されると不連続部から漏れ出してしまう恐れがあり、特に、充填物65が液体等であればより漏れ出しやすい。しかし、投入される充填物65の量が不連続部を越えない場合であれば包装袋66を製造することができる。また、充填物65が固形物の場合、不連続部に達するまで投入すると横シール時にその固形物を潰してしまうことになるため、通常、不連続部を超えて投入されることはないため、充填物65が固形物の場合も包装袋66を製造することができる。
【0052】
以上説明したように本実施形態による縦シール動作では、ヒータバー12と受け部材14とでフィルム61の縦シールされる領域、すなわち重ね合せ部Sを挟み込んだ状態で、フィルム61と略同速で時間t1だけ下方に移動しながら領域S1に縦シール部を形成する。
【0053】
したがって、ヒータバー12の熱はフィルム61に効率よく伝達され、短時間で良好な熱シールを実施できる。しかも、形成される縦シール部はヒータバー12および受け部材14と擦れないので、縦シール部はより綺麗なものとなり、しわの発生なども抑えることができる。
【0054】
特に、本実施形態のようにボックスモーション型で動作する横シール装置20を備え連続してフィルム61を送る場合であっても、フィルムの搬送を停止することなく良好な縦シールを行うことができる。
【0055】
また、ヒータバー12等の上下移動の駆動源は回転を自在に変更できるサーボモータSMであるため、不図示の制御装置を調整するだけで、サーボモータSMの回転量等を変更でき、移動範囲および移動速度を容易に変更することができる。したがって、包装袋66の形状を変更する場合や、包装袋66の製造速度を変更する場合でも容易に対応することができる。なお、サーボモータSMに代えて、ステッピングモータを駆動源とすることも可能であるが、動作の信頼性の点でサーボモータSMを用いることが好ましい。
【0056】
なお、本実施形態ではボックスモーション型の熱シールを実施できる横シール装置20を用いて説明したが、これに限られることはなく固定配置されて筒状フィルム60の搬送方向に直交する方向に対向移動する公知の横シール装置を使用したものでもよい。すなわち、筒状フィルム60を間欠的に送る場合においても、十分に熱シール時間を確保することを目的として本発明による縦シール装置を用いることができる。
【0057】
また、本実施形態では、シゴキローラ41で筒状フィルム60を挟み込んで搬送する場合について説明したが、フィルム送りローラ48のみで搬送する場合、シゴキローラ41は必ずしも必要ない。
【0058】
そして、本実施形態では図2に示すように、ボールネジ51を利用した送りネジ機構を使用したが、サーボモータSMの回転軸にクランクレバーを係合し、回転運動を往復直線運動に変換するクランク機構を用いてもよい。ただし、ヒータバー12等の移動範囲を容易に調整することができる点で、送りネジ機構がより好ましい。
【0059】
さらに、縦シールの形態は上述したような封筒貼りの形態に限らず、合掌貼りする場合でも本発明による効果は失われることはない。この場合、図2に示す製袋ガイド13を合掌貼り用のものに変更して、縦シールユニット11も合掌張りに対応したヒータバー12および受け部材14を備えるものに変更すればよい。合掌貼りする場合、筒状に形成されるフィルム61の重ね合せ部は、その筒形状の半径方向外側に突出するため、受け部材14は筒状に形成されたフィルム61の外側に配置すればよく、受け部材14を支持してフィルム61の内側で上下移動する保持部材(図2に示す内側メインパイプ16等)を構成しなくてよい。
【0060】
また、縦シールユニット11には、フィルム61を溶着するための手段として上述した加熱手段に代えて、すでに公知の超音波シール手段、高周波誘電加熱シール手段等を使用してもよい。これらの手段であっても、本実施形態のようにフィルム61を挟み込みつつ、フィルムの搬送速度と略同速で移動しながら熱シールすることで効率よく熱シールでき、しわの発生等も防止できる。
【0061】
さらに、縦シールユニット11の配置位置に関しても、図2に示したようにフィルム61を間に置いて駆動機構50の反対側に縦シールユニット11を配置する形態のみに限られるものではない。
【0062】
したがって、包装袋の形態も、本実施形態に示したような縦シール部が包装袋のほぼ中央に形成されるいわゆるピロー型の包装袋のみに限られない。例えば、縦シール装置の向きを変更し、縦シールユニットを合掌張り可能なものに変更し縦シール部が包装袋の側部に形成される三方シール型の包装袋を製造することも可能である。さらに、包装袋の4方がすべて熱シールされている四方シール型の包装体を製造する場合でも、本発明による効果は失われることはない。この場合、フィルムの折り返し部を熱シールする縦シールユニットをさらに設け、2つの縦シールユニットが同時に移動するように構成するとよい。
【0063】
このように、本発明による縦シール装置は公知の縦型充填包装機に適宜組み込むことも可能であり、シート状のフィルムを用いて種々の包装袋を製造することができる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、封筒貼り状のフィルム同士の重ね合せ部に対して、縦シール装置のヒータバーが発生する熱が効率よく伝達されるため、短時間で良好な熱シールを実施することができる。しかも、縦シール部はヒータバーおよび受け部材と摩擦を生じることなく形成されるのでより綺麗なものとなり、しわ等の発生も抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縦型充填包装機の一実施形態の概略構成を示す正面図である。
【図2】図1に示す縦型充填包装機の縦シール装置の詳細を示す正面図であり、一部を断面図でしめした図である。
【図3】図2に示す縦シール装置の上面図である。
【図4】図2に示す縦シール装置の右側面図である。
【図5】一定速度で搬送されるフィルムに、連続した縦シール部を形成する動作を示すタイミング線図である。
【図6】連続しない縦シール部によって包装体を密閉する形態を示す斜視図である。
【図7】従来技術の一例である縦シール装置と製袋ガイドによって形成される重ね合せ部の形態とを説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 縦型充填包装機
10 縦シール装置
11 縦シールユニット
12 ヒータバー
13 製袋ガイド
14 受け部材
16 内側メインパイプ
17 連結シャフト
18 シャフト連結部
19 フィルムガイド
20 横シール装置
40 シゴキ装置
41 シゴキローラ
45 投入パイプ
50 駆動機構
51 ボールネジ
52 ナット
53a、53b プーリー
54 タイミングベルト
55 昇降ブロック
60 筒状フィルム
61 フィルム
65 充填物
66 包装袋
SM サーボモータ

Claims (4)

  1. シート状のフィルムの両側縁同士封筒貼り状に重なるように前記フィルムを筒状に形成する工程と、前記フィルムを搬送しながら前記両側縁同士の重ね合せ部を前記側縁に沿う方向に熱シールし、これによって形成された縦シール部を有する筒状フィルムを形成する工程と、前記筒状フィルム内に充填物を投入する工程と、前記充填物が投入された前記筒状フィルムの幅方向に熱シールする工程とを有し、
    前記筒状フィルムを形成する工程は、加熱手段を備え前記筒状フィルムの外側に配置されたヒータバーと、前記筒状フィルムの内側で前記ヒータバーに対向配置されるとともに、連結部材により前記ヒータバーに連結され前記ヒータバーと一体的に移動するように構成された受け部材とで前記重ね合せ部を挟圧しつつ、前記ヒータバーおよび前記受け部材を前記フィルムの搬送速度と略同速で、前記フィルムの搬送方向下流側へ移動させながら前記縦シール部を形成する包装袋の製造方法。
  2. シート状のフィルムの両側縁同士封筒貼り状に重なるように前記フィルムを筒状に形成する製袋ガイドと、前記両側縁同士の重ね合せ部を前記側縁に沿う方向に熱シールし、これによって形成された縦シール部を有する筒状フィルムを形成する縦シール装置と、前記フィルムを搬送するフィルム送り手段と、前記筒状フィルム内に充填物を投入する投入パイプと、前記充填物が投入された前記筒状フィルムの幅方向に熱シールする横シール装置とを有し、
    前記縦シール装置は、加熱手段を備えるとともに前記フィルムの搬送方向に略直交する方向に進退移動するヒータバーと、前記ヒータバーに対向配置される受け部材と、前記ヒータバーおよび前記受け部材を保持するための保持手段と、前記保持手段を移動させる駆動手段とを備え、
    前記保持手段は、前記ヒータバーを保持するとともに前記フィルムの搬送方向沿って移動可能に設けられた昇降ブロックと、前記筒状フィルムの内側に配置されるとともに前記搬送方向に沿って移動可能に設けられ前記受け部材を支持する内側メインパイプと、前記昇降ブロックと前記内側メインパイプとを連結する連結部材とを有し、前記連結部材によって連結される、前記昇降ブロックと前記内側メインパイプとの連結部が前記重ね合せ部の上端より上方に設けられており、
    前記ヒータバーと前記受け部材とで前記重ね合せ部を挟圧しつつ、前記ヒータバーおよび前記受け部材を前記フィルムの搬送速度と略同速で前記フィルムの搬送方向下流側へ移動させながら前記縦シール部を形成する縦型充填包装機。
  3. 前記駆動手段は、サーボモータを有する、請求項に記載の縦型充填包装機。
  4. 前記駆動手段は、前記サーボモータの回転運動を前記保持手段の往復直線運動に変換する送りネジ機構をさらに有する、請求項2または3に記載の縦型充填包装機。
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