JP3829615B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図13〜図15には、特開平10−74563号に開示されたコネクタを示した。このコネクタには、レバー101とハウジング本体105とから構成されたレバー付コネクタハウジング100と、そのレバー付コネクタハウジング100と互いに嵌合可能な相手側コネクタハウジング102とが設けられている。レバー101は、ハウジング本体105に対して回動可能に取り付けられており、カム溝103が凹設されている。一方、相手側コネクタハウジング102には、そのカム溝103に挿入可能なカムピン104が突設されている。カム溝103内にカムピン104を挿入した状態で、レバー101を回動することにより、カムピン104をカム溝103に沿って移動させ、もって両ハウジング100,102を嵌合または離間する方向に移動することができる。
【0003】
このコネクタにおいて、両コネクタハウジング100,102を嵌合するときには、図14に示すように、カム溝103にカムピン104を挿入し、レバー101を矢印A方向に回動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このコネクタにおいては、設計上両コネクタハウジング100,102が接触し合う部分(ハウジング本体105の外面及び、相手側コネクタハウジング102の内面)には、所定のクリアランスを設けておく必要がある。このため、両コネクタハウジング100,102を嵌合するために、レバー101を回動させていくと、図15に示すように、両コネクタハウジング100,102においてレバー101の操作端部101Aが延設されている側が逆側(図15において、左側)よりも近接してしまうことがある。このため、両コネクタハウジング100,102が互いに斜めに傾いた状態となり、正規の嵌合位置から外れてしまうことが生じ得た。
【0005】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、レバーを設けたコネクタにおいて、両ハウジングを嵌合するときに傾きながら嵌合操作が行われることを規制し、正規の嵌合位置に組み付けることが可能なコネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために請求項1の発明に係るコネクタは、ハウジング本体とこのハウジング本体に対して回動可能に組み付けられると共にカム溝を設けたレバーとを備えたレバー付コネクタハウジングと、前記カム溝に挿入可能なカムピンを備え前記レバー付コネクタハウジングに対して互いに嵌合可能とされた相手側コネクタハウジングとを備え、前記レバーは前記カムピンを前記カム溝に挿入可能な嵌合開始位置と前記カムピンを前記カム溝に沿って移動させることで前記両コネクタハウジングを正規の嵌合位置とする嵌合完了位置との間を回動可能とされたものであって、前記レバーには、傾動規制部が設けられている一方、前記相手側コネクタハウジングには、前記レバーを前記嵌合開始位置から前記嵌合完了位置側へと回動させる途中までは前記傾動規制部に係合しておらず、前記ハウジング本体が、前記正規の嵌合位置となるときの前記相手側コネクタハウジングに対する対向姿勢よりも更に前記レバーの回動方向に回転した姿勢に傾動した場合に、前記レバーが前記嵌合完了位置に至る直前から当該嵌合完了位置に至るまでの間、前記傾動規制部に係合する傾動規制受部が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載のコネクタは、請求項1に記載のものであって、前記レバーの回動中心に対して前記レバーの操作部とは逆方向の先端部に設けられていることを特徴とする。
【0007】
【発明の作用、および発明の効果】
請求項1の発明によれば、両コネクタハウジングを嵌合するには、レバーを嵌合開始位置として、レバーのカム溝にカムピンを挿入してから、レバーを嵌合完了位置の方向に回動させる。すると、カムピンがカム溝に沿って移動することにより、両コネクタハウジングが近接する方向に移動し、レバーが嵌合完了位置まで回動すると、両コネクタハウジングが正規の嵌合位置に至る。上記の嵌合操作中に、両コネクタハウジングを互いに傾動させようとする力が働いた場合にも、レバーと相手側コネクタハウジングとに設けられた傾動規制部と傾動規制受部とが係合して、両コネクタハウジングの相対的な傾動が規制される。このため、両コネクタハウジングは、傾動することなく正規の嵌合位置に組み付けられる。
請求項2の発明によれば、傾動規制部は、レバーの回動中心に対してレバーの操作部とは逆方向の先端部に設けられている。このため、両コネクタハウジングを傾動させようとするモーメントに対抗するモーメントを発生させる場合に、傾動規制部をレバーの回動中心に近接する位置に設けた場合に比べると、より小さな力で対抗させることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について、図1〜図12を参照しつつ詳細に説明する。
図1には、本実施形態のコネクタ1を嵌合する前の様子を示した。このコネクタ1には、レバー2を備えたレバー付コネクタハウジング3(以下、レバー付ハウジングと言う)と、このレバー付ハウジング3と互いに嵌合可能な相手側コネクタハウジング4(以下、相手側ハウジングと言う)とが設けられている。なお、以下の記述において特に断らない限り、図1中の矢印に示す方向のように、両ハウジング3,4において互いに嵌合する方向を前方(F)、その反対方向を後方(B)とし、左方(L)または右方(R)を示す。
【0009】
まず、図1〜図5を参照しつつ、両ハウジング3,4の構成について説明する。
レバー付ハウジング3は、レバー2とハウジング本体5とに分離して形成されており、レバー2はハウジング本体5に対して回動可能に取り付けられている。ハウジング本体5は、略直方体状に形成されており、その内部には図示しない雌側端子金具が収容可能とされている。ハウジング本体5の中央上端(後端部B)には、左右の側壁6に一対の軸ピン7が突設されている。軸ピン7の先端部分は、図3に示すように、径方向外側に突設されてレバー2の脚部13が拡開変形するのを規制する拡開規制部7Aが設けられている。この軸ピン7には、レバー2の軸受部8が嵌まり込むことにより、レバー2が軸ピン7を回動中心として回動可能に組み付けられる。
【0010】
また、左右側壁6には、軸ピン7から等距離に回動案内突部9が円弧をなして形成されている。回動案内突部9は、図2に示すように、その下端部分(ハウジング本体5においては前端部分)で途切れて二分割されている。この回動案内突部9は、レバー2の案内受部33にスライド可能に嵌まり込むことにより、レバー2の回動操作が円滑に行われるように案内する。また、左右側壁6の両端部分には、それぞれ一対の嵌合案内突条11が前後方向に延設されている。各嵌合案内突条11は、相手側ハウジング4に凹設された溝部12に嵌まり込むことにより、両ハウジング3,4の嵌合を円滑に案内する。
【0011】
レバー2は、ハウジング本体5を左右方向から挟み付けるように略コ字状に一体に形成されている。レバー2には、ハウジング本体5の左右側壁6に沿って取り付けられる一対の脚部13と、両脚部13の一端部分を連結する操作部14とが設けられている。両脚部13は、互いに近接する方向に僅かに弾性変形が可能とされている。また、脚部13の先端には、略半円形状の挟持部15が設けられている。両挟持部15は、互いに対向する面側をハウジング本体5の側壁6に接触させた状態で回転可能とされている。挟持部15が形成する半円の中心部分には、脚部13の先端方向(より正確には、脚部13において操作部14が設けられている側とは逆側の先端方向)に開放する軸受部8が溝状に形成されている。この軸受部8には、軸ピン7が回動可能に嵌まり込む。
【0012】
また、挟持部15の先端側には、傾動規制部16が設けられている。この傾動規制部16は、両ハウジング3,4が正規の嵌合位置に至ったときに、レバー2が相手側ハウジング4の内部に位置する部分(本実施形態においては、挟持部15の全体が相手側ハウジング4の内部に位置することになる)において、レバー2の回動中心である軸ピン7から最も遠ざかった位置に設けられている。また、傾動規制部16は、レバー2において、軸受部8に対して操作部14が延出される方向とは逆方向に延出されていると共に、軸受部8と操作部14と傾動規制部16とはほぼ同一直線状に設けられている。
【0013】
また傾動規制部16は、挟持部15の先端から切り込まれた二本の溝部34,35の中間部分に形成されており、僅かに内側方向(両脚部13が近接する方向)に弾性変形が可能とされている。傾動規制部16の先端には、外側に向かって係合突起36が突設されている。この係合突起36には、図4及び図5に拡大して示すように、その下方向および軸受部8方向に案内面36A,36Bが設けられている。一方、その上方向(後述する相手側ハウジング4の傾動規制受部28に係合する方向)については、平面状の当接面36Cとされている。
【0014】
また、図2に示すように、挟持部15の外縁を傾動規制部16から下方に進んだところには、カム溝17が設けられている。カム溝17は、挟持部15の外縁から内側に向かって所定の形状に凹設されており、ここには相手側ハウジング4のカムピン18が嵌まり込み可能とされている。カム溝17の開口縁17Aは、レバー2が嵌合開始位置(図1または図8に示す位置)に至ったときに、ハウジング本体5の前面側に開放するようになり、この位置でカムピン18を受入可能となる。
さらに、図2に示すように、挟持部15の外縁をカム溝17から下方に進んだところには、突部19が突設されている。この突部19は、レバー2の脚部13を水平方向(図2に示す方向)としたときに、軸受部8の鉛直下方よりも僅かに右側にずれた位置に設けられており、相手側ハウジング4の案内面20に当接可能とされている。
【0015】
また、図2において、操作部14の下端側には、連結部21が設けられている。この連結部21は、僅かに弾性変形可能とされており、相手側ハウジング4に設けられた連結突部22に係合することにより、レバー2を嵌合完了位置に固定し、不用意に嵌合開始位置の方向に回動するのを規制する。
相手側ハウジング4は、レバー付ハウジング3よりも一回り大きな略直方体形状とされており、前面側に開放されたフード状に形成されている。この相手側ハウジング4は、長手方向の中心に対して対称的に形成されており、レバー付ハウジング3の方向を変えて、レバー2の突出方向が図1に示す方向とは逆側とした状態でも嵌合可能とされている。
【0016】
相手側ハウジング4の内部には、雄側端子金具23(図1に、先端のみを僅かに示した)が収容されており、それらの端子金具23は、レバー付ハウジング3に収容された雌側端子金具(図示せず)と連結可能とされている。相手側ハウジング4において、左右の内側壁面24の中央上端には、軸ピン受溝25が凹設されている。この軸ピン受溝25には、両ハウジング3,4が嵌合したときに、軸ピン7が収容される。また、内側壁面24には、軸ピン受溝25を中心として、ほぼ扇状に案内台部27が設けられている。案内台部27は、その周囲の内側壁面24を薄肉状として、薄肉部26とすることにより、その薄肉部26から相手側ハウジング4の内部空間の方向に僅かに突設するようにして形成されている。
【0017】
案内台部27の前端側は、相手側ハウジング4の前方から後方に進むに従って、軸ピン受溝25を中心として径方向に拡がるように直線状に傾斜した案内面20とされ、その案内面20が所定の位置まで拡開した後に、今度は滑らかに略円弧状の略円弧部29(両ハウジング3,4の嵌合操作が進行するときに、突部19が接触するように形成されているため、正確には円弧ではない)が中央方向に向かうようにして形成されている。さらに、略円弧部29の後端部では、図2に示すように、相手側ハウジング4の後端部に向かって直線状の直線部31が形成されている。また、案内面20と略円弧部29との接合部分が頂点部30とされ、略円弧部29と直線部31との接合部分が凹部32とされている。
【0018】
また、案内台部27のほぼ中央には、左右一対のカムピン18が突設されている。各カムピン18は、レバー2の回動操作に従って、カム溝17に沿って移動することで、両ハウジング3,4が近接または離間する方向に移動するようになっている。
また、内側壁面24において、薄肉部26が形成されている外側部分(案内台部27が設けられている側とは逆側)には、カムピン18を挟んで対称的な位置に一対の傾動規制受部28が設けられている。
【0019】
この傾動規制受部28は、薄肉部26と内側壁面24との境界部分において、相手側ハウジング4の後端から前端に向かって直線状に形成された後方直線境界部37と、その前端部分の前方直線境界部38との間に階段状に形成されている。すなわち、前方直線境界部38は、後方直線境界部37よりも軸ピン受溝25に対して近接する方向に設けられており、前方直線境界部38の後端縁が、相手側ハウジング4の後端に向かって対向するようになっている。この階段状部分が、図示下方に向かう小さな平面状の傾動規制受部28とされている。この傾動規制受部28は、両ハウジング3,4が正規の嵌合位置に至ったときには、レバー2の傾動規制部16に設けられた当接面36Cに対して面当たりに当接するようになっている(詳細については、後述する)。
【0020】
次に、上記のように構成された本実施形態の作用および効果について、図6〜図12を参照しつつ説明する。
まず、両ハウジング3,4の嵌合操作に先立ち、それぞれのハウジング3,4に、図示しない電線の端部に接続された端子金具を装着しておく。また、レバー付ハウジング3においては、レバー2をハウジング本体5に取り付けた後に、図6に示すように、レバー2の延設方向とハウジング本体5の後端縁とを一致させた嵌合完了位置に退避しておく。この嵌合完了位置では、図8に示した嵌合開始位置に比べると、レバー2がハウジング本体5から突出する度合いが小さくされており、レバー2の変形・破損が回避されるようになっている。
【0021】
ここで、図6に示すように、互いのハウジング3,4の前面側を対向させ、図7に示すように、レバー付ハウジング3を相手側ハウジング4の内部に押し入れるようにして、両ハウジング3,4を近接させる。このとき、レバー2の突部19が、相手側ハウジング4の案内面20の上端部分に接触した状態となっている。なお、両ハウジング3,4が、図6〜図8に示す位置にあるときには、両ハウジング3,4内部の端子金具同士の接合は開始されていないので、大きな嵌合力は必要としない。
【0022】
この状態で、さらに両ハウジング3,4が近接するように押し込み操作を行うと、突部19が案内面20によって案内されて、レバー2の操作部14が軸ピン7よりも上側に位置するように、レバー2全体が軸ピン7を回動中心として回動する。こうして、両ハウジング3,4を所定の位置まで押し込むと、図8に示すように、レバー2は嵌合開始位置に至る。なお、このときには、突部19が頂点部30において、略円弧部29側に位置している。
【0023】
ここから、図8の矢印Aに示すように、レバー2の操作部14を下方に回動させる。すると、レバー2の回動に伴って、カムピン18がカム溝17に沿って移動すると共に、両ハウジング3,4が更に近接する方向に移動する(図9を参照)。このとき、両ハウジング3,4の内部では、互いの端子金具同士の嵌合が進行している。また、このときには、突部19は略円弧部29に沿って移動している。
両ハウジング3,4の嵌合操作が更に進行すると、図10に示すように、レバー2の傾動規制部16が相手側ハウジング4の傾動規制受部28に近接する。そして、両ハウジング3,4が正規の嵌合位置に至る直前に(或いは、両ハウジング3,4が傾動したときには、それよりも早い段階で)、傾動規制部16に設けられた当接面36Cと傾動規制受部28とがほぼ面当たりに当接する。このため、両ハウジング3,4が正規の嵌合位置に対して互いに傾いた状態に傾動させようとする力が働いた場合にも、当接面36Cと傾動規制受部28との間に働く抗力によって、両ハウジング3,4の傾動が規制される。
【0024】
こうして、図12に示すように、レバー2の延設方向とハウジング本体5の後端縁とが一致する嵌合完了位置までレバー2を回動させると、両ハウジング3,4が正規の嵌合位置に至って嵌合操作が完了すると共に、コネクタ1の組付けが完了する。このときには、レバー2の連結部21は、相手側ハウジング4の連結突部22に係合して、レバー2が嵌合開始位置の方向に回動するのが規制されている。なおこのときには、突部19は凹部32に位置している。
このように、本実施形態によれば、両ハウジング3,4を嵌合するには、レバー2を嵌合開始位置として、レバー2のカム溝17にカムピン18を挿入してから、レバー2を嵌合完了位置の方向に回動させる。すると、カムピン18がカム溝17に沿って移動することにより、両ハウジング3,4が近接する方向に移動し、レバー2が嵌合完了位置まで回動すると、両ハウジング3,4が正規の嵌合位置に至る。
【0025】
上記の嵌合操作中に、両ハウジング3,4を互いに傾動させようとする力が働いた場合にも、レバー2と相手側ハウジング4とに設けられた傾動規制部16と傾動規制受部28とが係合して、両ハウジング3,4の相対的な傾動が規制される。このため、両ハウジング3,4は、傾動することなく正規の嵌合位置に組み付けられる。
また、傾動規制部16は、レバー2の回動中心から最も遠ざかった位置に設けられている。このため、両ハウジング3,4を傾動させようとするモーメントに対抗するモーメントを発生させる場合に、傾動規制部16をレバー2の回動中心である軸ピン7に近接する位置に設けた場合に比べると、より小さな力で対抗させることが可能となる。
【0026】
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように変形して実施することができる。また、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶものである。
本実施形態においては、レバー付ハウジング3を雌側コネクタハウジングとし、相手側ハウジング4を雄側コネクタハウジングとしたが、本発明によれば、雌雄のコネクタハウジングを逆転させて、レバー付コネクタハウジングを雄側コネクタハウジングとし、相手側コネクタハウジングを雌側コネクタハウジングとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるコネクタの嵌合前の斜視図(但し、説明の便宜上、レバーは嵌合開始位置としてある)
【図2】コネクタの分解側面図(相手側コネクタハウジングにおいては側断面図)
【図3】ハウジング本体の平面図
【図4】図2における円R内の拡大図
【図5】図2中、レバーを矢印B方向から見たときの右半分を示す図
【図6】両コネクタハウジングを嵌合するときの様子を示す側断面図(1)(相手側コネクタハウジングにおいては側断面図、以下同じ)
【図7】両コネクタハウジングを嵌合するときの様子を示す側断面図(2)
【図8】両コネクタハウジングを嵌合するときの様子を示す側断面図(3)
【図9】両コネクタハウジングを嵌合するときの様子を示す側断面図(4)
【図10】両コネクタハウジングを嵌合するときの様子を示す側断面図(5)
【図11】両コネクタハウジングを嵌合するときの様子を示す側断面図(6)
【図12】両コネクタハウジングが正規の嵌合状態に至ったときの側断面図
【図13】従来例におけるコネクタの嵌合前の斜視図
【図14】従来例において、両コネクタハウジングを嵌合するときの様子を示す側面図
【図15】従来例において、両コネクタハウジングを嵌合するときに、正規の嵌合位置から傾動してしまったときの様子を示す側面図
【符号の説明】
1…コネクタ
2…レバー
3…レバー付コネクタハウジング
4…相手側コネクタハウジング
5…ハウジング本体
16…傾動規制部
17…カム溝
18…カムピン
28…傾動規制受部
Claims (2)
- ハウジング本体とこのハウジング本体に対して回動可能に組み付けられると共にカム溝を設けたレバーとを備えたレバー付コネクタハウジングと、前記カム溝に挿入可能なカムピンを備え前記レバー付コネクタハウジングに対して互いに嵌合可能とされた相手側コネクタハウジングとを備え、前記レバーは前記カムピンを前記カム溝に挿入可能な嵌合開始位置と前記カムピンを前記カム溝に沿って移動させることで前記両コネクタハウジングを正規の嵌合位置とする嵌合完了位置との間を回動可能とされたコネクタであって、
前記レバーには、傾動規制部が設けられている一方、前記相手側コネクタハウジングには、前記レバーを前記嵌合開始位置から前記嵌合完了位置側へと回動させる途中までは前記傾動規制部に係合しておらず、前記ハウジング本体が、前記正規の嵌合位置となるときの前記相手側コネクタハウジングに対する対向姿勢よりも更に前記レバーの回動方向に回転した姿勢に傾動した場合に、前記レバーが前記嵌合完了位置に至る直前から当該嵌合完了位置に至るまでの間、前記傾動規制部に係合する傾動規制受部が設けられていることを特徴とするコネクタ。 - 前記傾動規制部は、前記レバーの回動中心に対して前記レバーの操作部とは逆方向の先端部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
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