JP3828377B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に係り、特に高所に配置され筐体の底面の吹出口に至る吐出風路に横風向板及び縦風向板を備えた空気調和機に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機として、特開平9−4916号公報(従来技術1)に示されているように、ルーバーをユニット化するとともに、通風路から容易に着脱自在な構成にして、メンテナンス作業性の向上を図るとともに、送風機の耐久性の向上と、快適空調に寄与する空気調和機の室内ユニットを提供するために、被空調空気を吸込んで熱交換させ、熱交換した空気を送風する送風機を備えたユニット本体と、上記送風機から吹出される熱交換空気を吹出し案内する通風路と、この通風路の端部に開口される熱交換空気の吹出し口と、この吹出し口に配置され、ここから吹出される熱交換空気の方向を変更する水平ルーバー及び縦ルーバーユニットとを具備し、上記縦ルーバーユニットは、通風路に対して着脱自在に取付けたものがある。
【0003】
また、従来の空気調和機として、特開平7−260192号公報(従来技術2)に示されているように、保守点検や部品交換等の作業が容易でサービス性が良く、作業も安全に行える空気調和機の室内ユニットを提供するために、ユニット本体を第1、第2の室内熱交換器を収納し吸込口を有する上側ユニット部と室内ファン及びファンモータや電気部品箱を収納し横断するルーバーを備えた吹出口を有する下側ユニット部とに分割可能としており、室内ファンやファンモータ等の保守点検や部品交換の作業、あるいは第1の室内熱交換器、第2の室内熱交換器等のユニット本体内側の清掃作業を行う際には、ユニット本体を上側ユニットと下側ユニットとに分離し、分離した各ユニット部毎に十分な作業空間を確保した上で所定の作業を行うようにしたものがある。そして、吹出口を横断するルーバーを開閉するルーバモータは電気部品箱と同じ側に配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術1では、吹出口から手を差し込んで送風機のメンテナンス作業を行なうためには、横流ファンを水平ルーバーを取外した後に縦ルーバユニットを取外すという独立した二つの面倒な作業が必要であり、高所に据付けられる空気調和機の室内ユニットにおける取外し作業に時間がかかり極めて面倒なものであった。
【0005】
一方、従来技術2では、吹出口にルーバーを有する下側ユニットに室内ファンやファンモータや電気部品箱を収納して上側ユニットから分離するようにしており、分離する下側ユニットが大型化して重くなってしまうという課題があった。そして、従来技術2では、ルーバーとして吹出口を横断するルーバーのみが設けられ、左右方向に風向を変更するルーバーについては開示されていない。
【0006】
また、従来技術2では、吹出口を横断するルーバを開閉するルーバモータが電気部品箱側と同じ側に配置されているため、電気部品箱をルーバーの側方まで延長して薄形化することができず、室内ファン及び室内熱交換器の横幅を大きくすることの障害になっていた。
【0007】
本発明の目的は、小型で軽量な吐出カバーを開放するという簡単な作業で横風向板及び縦風向板を同時に開放して貫流ファンの下部を露出することができ、露出した貫流ファンを下方から容易に清掃することができる空気調和機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、筐体本体部と、この筐体本体部の前部を覆う筐体前部とで構成される筐体を備えた空気調和機において、前記筐体前部は、筐体前部本体と、吸込口を備えたフロントパネルと、吹出口を備えた吐出カバーとを備え、前記筐体の内部には、前記吸込口と前記吹出口との間の通風路に貫流ファンが配置され、前記フロントパネルは、第1連結部を介して、前記筐体前部本体の上部に開放可能に取り付けられ、前記吐出カバーは、横風向板及び縦風向板を備え、前記貫流ファンの動作時に、前記通風路の一部を形成するとともに、前記貫流ファンを前記通風路に残して、前記筐体前部本体の下部に第2連結部を介して下方に開放可能に取り付けられている構成にしたことにある。
係る本発明の好ましい具体的な構成例は次の通りである。
(1)前記吐出カバーは、前記筐体の底面の一部を構成する底面部と、前記貫流ファンの吹出風路から前記吹出口に至る吐出風路を形成し且つ前記底面部との間に三角形状の空間を形成する風路壁と、前記底面部の両側から延びて前記筐体の両側面の一部を構成する側面部を有し、前記底面部の後側端部が前記第2連結部で軸支され、その第2連結部の前方の底面部及び前記風路壁が下方に開放可能に設けられていること。
(2)前記吐出カバーは、その後側が前記第2連結部で軸支され、その前方を下方に開放可能に設けられ、前記吐出カバーを開放可能とするロックスイッチを、該吐出カバーの前側に設けたこと。
(3)前記吐出カバーは、前記通風路と連通する風路壁を備え、前記風路壁に前記横風向板と前記縦風向板とを備えたこと。
(4)前記第2の連結部は、前記吐出カバーの開放動作を抑制する手段を備えたヒンジ機構を備えていること。
(5)前記吐出カバーは、前記横風向板または前記縦風向板を駆動する風向板モータを備えていること。
(6)前記吐出カバーは、ヒンジ機構を介して前記通風路側の前記筐体に軸支され、第1の所定角度で開放の一次ロックが掛かり、且つ第2の所定角度で開放の二次ロックが掛る係止具を備えていること。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。
【0022】
まず、本発明に係る空気調和機の全体構成を主に図1から図6を参照して説明する。
【0023】
室内ユニット1は、その外観を構成する横長の筐体2、この筐体2に形成される吸込口41a、41bの内側に配置されるエアーフィルタ5、このエアーフィルタ5のさらに内側に配置される熱交換器6、室内空気を前記吸込口41a、41bよりエアーフィルタ5及び熱交換器6を通して吸込んで吹出口42eより吹出す貫流ファン7、この貫流ファン7を駆動するファンモータ及び空気調和機の運転を制御するための電子部品を収納した電気品箱等により構成されている。このファンモータ及び電気品箱は、貫流ファン7及び熱交換器6の側方、この実施例では右側側方の空間に配置されている。そして、貫流ファン7は明度6以上の部材で構成されている。また、電気品箱は、さらに化粧カバー本体40内において横風向板44の側方まで延びている。室内ユニット1の大きさは、横幅寸法Lが690mm≦L≦1000mm、高さ寸法Hが240mm≦H≦320mm、奥行寸法Wが140mm≦W≦220mmの範囲に設定された横長の外形寸法を備えるものが一般的であり、この実施例に係る室内ユニット1は、横幅を798mm、高さを270mm、奥行きを183mmとする横長の外形寸法を備え、横幅寸法が高さ寸法の2倍以上となっている。
【0024】
この室内ユニット1は、一般に室内の壁面上部の天井近く等に設置されることが多く、室外に配置された室外ユニットと冷媒配管、電源接続線、信号接続線等を介して接続されて空気調和機を構成し、冷房、暖房、除湿、空気清浄、送風、及びその他の運転を行うものである。
【0025】
筐体2は、筐体後部を構成する筐体本体3と、筐体前部を構成する化粧カバー4とを有する。化粧カバー4は筐体本体3に着脱可能に装着されている。この化粧カバー4の具体的装着構造は、上部が突起部と係合部の係合構造、下部がねじによる締結構造となっている。この化粧カバー4を筐体本体3から外すには、下部のねじを外した後に、化粧カバー4の下部を前方上方に回動し、さらに化粧カバー4を上方に持ち上げて上部の係合を解除することにより外すことができる。
【0026】
また、筐体本体3は、後部ケーシング30と、この後部ケーシング30の前方に取付けられた前部ケーシング31と有している。後部ケーシング30は、樹脂成形により、吸込風路部、後部露受部、後部ファンケーシング部及び吹出風路部30aが一体に形成されている。この後部露受部は熱交換器6の背面側を形成する部分63に結露した露を受けるものである。また、前部ケーシング31は、樹脂成形により、貫流ファン7に対する前部ノーズ部31aと、熱交換器6の前面側部分61、62に結露した露を受ける前部露受部31bとが一体に形成されている。
【0027】
前部ケーシング31の前部ノーズ部31aと後部ケーシング30の後部ファンケーシング部との間に横長の貫流ファン7が配置されている。これにより、貫流ファン7は、その前方及び上方に形成される吸込風路71を通して室内空気を吸込み、下方に形成される吹出風路72へ吹出すようになっている。
【0028】
この吸込風路71は、後部ケーシング30及びフロントパネル41により囲まれた空間で形成されている。この吸込風路71中にエアーフィルタ5及び熱交換器6が配置される。一方、吹出風路72は、後部ケーシング30の吹出風路部30aと前部ケーシング31とにより形成され、吐出カバー42が形成する吐出風路42dに連通している。吐出風路42dは吹出風路72と同じく貫流ファン7の横幅とほぼ同じ横幅の横長に形成されている。このように、貫流ファン7は吸込口41a、41bと吹出口42eとの間に配置されている。
【0029】
貫流ファン7及び熱交換器6は、従来よりその横幅が長く形成されており、その側端部と筐体2の側壁との間の空間が狭くなるようにようにし、風量及び熱交換面積を増加して空気調和機の性能を向上するようになっている。これを実現するために、電気品箱は、エアーフィルタ5及び熱交換器6の側方の空間から吐出風路42dの側方の空間にまで延長され、薄形で広い面積を有するように構成されて電子部品の収納面積を確保するようになっている。さらには、横風向板44の風向板モータ46を吐出風路42dの反電気品箱側の側方に移動して配置されている。これにより、本実施例では空気調和機の大幅な省電力化を図ることができる。
【0030】
また、化粧カバー4は、化粧カバー本体40と、この化粧カバー本体40の前面部を形成するように取付けられた複数のフロントパネル41と、化粧カバー本体40の底面部を形成するように取付けられた吐出カバー42とを有する。
【0031】
吐出カバー42は、化粧カバー本体40の横幅と同じ幅で形成され、筐体2の横幅全体にわたって形成されている。また、吐出カバー42は、吐出風路42dを形成する風路壁42bが後部ケーシング30及び前部ケーシング31に合致する形状に形成されている。さらに、吐出カバー42は、吐出風路42dから吹出す風向を変更する2種類の風向板44、45を有する。この風向板44、45は、2枚の横風向板44と、多数の縦風向板45で構成されている。横風向板44は、吹出す空気の上下方向を変更するものであり、横風向板モータ46(図11参照)により回動可能となっており、運転停止時に吐出カバー42の吐出風路42dの前面をほぼ塞ぐ前面側の横風向板44とその内側に位置する小さい横風向板44とより成っており、運転時に所定開度まで回動して停止した状態または回動を繰り返す状態が選択可能になっている。また、縦風向板45は、吹出す空気の左右方向を変更するものであり、風向板モータ47(図12参照)により左右に回動可能になっており、横風向板44より内側の吐出風路42d内に配置されている。
【0032】
化粧カバー本体40は、樹脂成形により全体が枠状に形成されており、筐体2の前面部及び上面部に吸込開口を有すると共に、底面部に吹出風路を形成する開口を有している。また、化粧カバー本体40は、吸込開口の中央部に上下前後に延びる中央縦桟と、中央開口の前面上部に左右に延びる上部横桟とを有している。この中央縦桟の下部には発光部81が設けられている。この発光部81は、空気調和機の運転状態を表示するために所定の光を発するものである。
【0033】
フロントパネル41は、樹脂成形により、前面部及びこの前面部から延長された上面部からなる断面が概略逆L字状に形成され、筐体2の前面部全体及び上面部全体を形成している。また、フロントパネル41は、前面に吸込口41aを有し、上面に吸込口41bを有している。なお、吸込口41a、41bは多数の横桟よりなるグリル状に形成されている。
【0034】
また、フロントパネル41は、横方向に複数に分割されて構成され、この実施例では、左右に分割された2枚のフロントパネルで構成されている。従って、この2枚に分割されたフロントパネル41の大きさは、1枚のものに比較して半分の大きさとなっている。この2枚のフロントパネル41は左右に略対称で、その中央側端部が化粧カバー本体40の中央縦桟40cに一致するように配置されている。また、フロントパネル41は、側面側端部をヒンジ装置90を介して化粧カバー本体40の前面両側に水平方向に回動可能でかつ着脱可能に支持されている。
【0035】
フロントパネル41の内側の化粧カバー本体40にエアーフィルタ5を着脱可能に配置し、フロントパネル41を左右二つに分割すると共に、このフロントパネル41のそれぞれの側面側端部を水平方向に回動可能でかつ着脱可能に支持しているので、空気調和機が高い位置に設置されても二つのフロントパネル41を容易に両側に開放操作することができると共に、エアーフィルタ5の前面を大きく開いてエアーフィルタ5の清掃を容易に行うことができ、また、フロントパネル41を小形で安価な樹脂成形型で製作できる。
【0036】
さらに、フロントパネル41を閉じたときの合わせ目に位置して一方のフロントパネル41に表示部82が取付けられている。これにより、フロントパネル41を閉じたときの合わせ目に隙間を設けてもこの隙間を目立たなくすることができる。
【0037】
かかる構成において、フロントパネル41の中央側に手を掛けて前方に引くことにより、その中央側の上下で係合または係着されている状態を解除してフロントパネル41を両開きすることができる。
【0038】
エアーフィルタ5は、左右二つに分割されて構成されると共に、前面吸込口41a及び上面吸込口41bにまたがってフロントパネル41の内側に配置され、かつ熱交換器6の吸込側に配置されるように、化粧カバー本体40の吸込開口の周縁部に当接して装着されている。
【0039】
表示装置80は、運転状態を表示するものであり、図4で明らかなように、運転状態に応じた光を発する発光部81と、この発光部81からの光を受けて外部に表示する表示部82とからなっている。そして、発光部81は化粧カバー本体40側の前面中央下部に設けられ、表示部82はフロントパネル41の一方の前面中央側端部に縦長に設けられ、両者81、82は分離して構成されている。
【0040】
このように、発光部81と表示部82を分離することにより、フロントパネル41を化粧カバー本体40から取外す際に発光部81を化粧カバー本体40側に残すことができるので、フロントパネル41を容易に着脱できると共に、化粧カバー本体40側の表示部82を容易に掃除することができる。そして、発光部81からの光を反射板で反射させ、これを細長の表示板で受けて外部に表示することにより、空気調和機の使用者が大きな面積の表示板で運転状態を確認することができるので、使い勝手が良好である。
【0041】
冷凍サイクルの一部を構成する熱交換器6は、図3に示すように、複数の熱交換器61〜63を組合わせて構成され、具体的には、前面吸込口41a及び上面吸込口41bに対向するように前面下部熱交換器部61、前面上部熱交換器部62及び後部熱交換63より構成されている。なお、熱交換器6は、図3以外の図では省略してある。前面下部熱交換器部61は概略垂直に配置され、前面上部熱交換器部62は斜め上方に傾斜して配置され、後部熱交換器部63は斜め下方に傾斜して配置されている。なお、前面上部熱交換器部62と後部熱交換器部63とは概略逆V字形に形成されている。何れの熱交換器61、62、63も多数のアルミニューム製放熱フィンを狭い間隔で並置して熱交換パイプを貫通させたクロスフィン形熱交換器で構成され、各熱交換器61、62、63の熱交換パイプの間を接続パイプで接続し、連通することにより一つの熱交換器6として構成されている。このように、熱交換器6は、複数の熱交換器61、62、63が各吸込口41a、41bに対向して構成しているので、その熱交換器吸込面積を大きなものとすることができる。この吸込口41bが開くので、後部熱交換器部63の洗浄も容易である。
【0042】
室内空気を送風するための貫流ファン7は、前面下部熱交換器部61の後方で、かつ前面上部熱交換器部62及び後部熱交換器部63の下方に位置して設けられている。この貫流ファン7を回転することにより、室内空気を吸込風路71側から吸込んで、吹出風路72側から吹出すものである。
【0043】
次に、かかる空気調和機の基本的な運転動作を説明する。
【0044】
ここでは、冷房運転を代表して説明する。冷房運転は、冷凍サイクルを動作させると共に、室外機のファン及び室内ユニット1の貫流ファン7を回転させることにより行われる。この冷凍サイクルの動作により熱交換器6は低温となる。また、貫流ファン7の回転により、室内空気は、吸込口41a、41bから吸込まれ、エアーフィルタ5にて除塵された後、熱交換器6を通る際に冷却、除湿されて貫流ファン7に至り、吹出風路72を通って、吐出風路42dから室内に吹出される。これにより、所定の冷房運転が行われる。また、この冷房運転時には、横風向板モータ46により横風向板44を開いて回動または所定位置に停止すると共に、縦風向板モータ47により縦風向板45を回動または所定位置に停止するものである。
【0045】
この冷房運転において、前面側の熱交換器部61、62に結露した露は、前部ケーシング31の前部露受部に流下し、この前部露受部から室内ユニット1の背面下部に集められ、外部に排水される。一方、後部側の熱交換器部63に結露した露は、後部露受部に流下し、この後部露受部の両側から室内ユニット1の背面下部に集められ、外部に排水される。
【0046】
次に、吐出カバー42に係る構成及び機能の詳細について図7から図13も参照しながら説明する。
【0047】
吐出カバー42は、合成樹脂で製作され、図2及び図5で明らかなように筐体2の底面前側角部を構成するものであり、筐体2の横幅全体にわたって設置されると共に、筐体2に回動可能に軸支されている。具体的には、吐出カバー42は、化粧カバー本体40の底面角部を構成するものであり、後側下端部がトルクヒンジ43を介して回動可能に後部ケーシング30に軸支されている。これにより、吐出カバー42は、図2及び図5に示す筐体2に取付けられた運転位置の状態から図3及び図6に示す筐体2から開放された状態に回動することができる。
【0048】
そして、吐出カバー42は、筐体2の底面の一部を構成する底面部42aと、貫流ファン7の吹出風路72から吹出口42eに至る吐出風路42dを形成する風路壁42bと、底面部42aの両側から延びて筐体2の両側面の一部を構成する側面部42cとを有している。
【0049】
底面部42aは、前方上方に若干高くなるように傾斜して形成され、その両側端部が筐体2の両側面部と同じ位置まで延びており、前側上端部がフロントパネル41の下端部と若干の間隙を有して略一致する位置まで延びており、図3に示すように後側下端部が筐体2の底面部と略一致する位置まで延びて設けられている。また、底面部42aの後側下端部の裏側には、図7で明らかなようにヒンジ取付け部42fが形成されている。
【0050】
風路壁42bは、吹出風路72を形成する後部ケーシング30、31から前方下方に位置する吹出口42eに至る底面部42aまで前方に低く傾斜して延びる筒状に形成され、その内側を吐出風路42dとしている。換言すれば、風路壁42bは底面部42aから後部ケーシング30、31まで後方に高く傾斜して延びている。そして、風路壁42bの下面部は、図3で明らかなように貫流ファン7の直下で且つ吹出風路72の直下に面するように位置していると共に、底面部42aとの間に三角形状の空間42gを形成する。
【0051】
また、電気品箱側の風路壁42bと側面部42cとの間に位置する部分に赤外線信号透過部42hが形成されている。この赤外線信号透過部42hは、リモコンから赤外線信号を容易に透過する半透明部材で形成され、その後方に位置する受光素子と対応する位置に設けられている。
【0052】
両側の側面部42cは、図1で明らかなように筐体2の両側面部と略同一の平面を形成しており、前側上部にロックスイッチ49が設置されている。
【0053】
トルクヒンジ43は、図9及び図10に示すように、ヒンジ機構を構成する吐出側ヒンジ部材43aと筐体側ヒンジ部材43bとから成っており、それぞれにねじを通すための孔43c、43dが設けられている。吐出側ヒンジ部材43aと筐体側ヒンジ部材43bは、ヒンジ部と孔部により摩擦係合され、回動された際に任意の位置までスローダウンし静止できるものである。また、吐出側ヒンジ部材43aの強度を筐体側ヒンジ部材43bの強度より弱く設定されている。
【0054】
そして、このトルクヒンジ43は、図7に示すように、吐出側ヒンジ部材43aが吐出カバー42のヒンジ取付け部42fにねじ43eを介して着脱可能に取付けられており、筐体側ヒンジ部材43bが後部ケーシング30の下端部の見え難い位置ににねじ43fを介して着脱可能に取付けられている。また、トルクヒンジ43は図8に示すように左右の二個所のほぼ対称位置に設けられている。これにより、吐出カバー42は、筐体2の後部ケーシング30に回動可能に軸支されている。
【0055】
図2及び図5に示すように、吐出カバー42の前端部と化粧カバー本体40の前端部との間は係止具48により連結されている。即ち、係止具48は、折り畳み可能な合成樹脂部材で構成され、吐出カバー42が運転位置の状態では図2に示すように折り畳まれ、吐出カバー42が開放された状態では図5に示すように吐出カバー42の前端部を吊り下げるように延ばされる。この吐出カバー42が開放される場合において、吐出カバー42の回動により第1の所定角度(この実施例では80°)で一旦ロックが掛り、さらに回動することにより第2の所定角度(この実施例では90°)で最終的なロックが掛るようになっている。なお、係止具48は一側の端部に設けられている。また、係止具48は図2及び図5以外では図示を省略している。
【0056】
横風向板44は、図3に示すように、大小二つの風向板で構成されており、吐出風路42d内に配置され、吐出カバー42に回動可能に装着されている。大きい方の横風向板44は、運転停止時には吹出口42eを塞ぐように位置して底面部42aと略同一平面を形成し、運転時には吹出口42eを開くように回動または所定位置に停止して空調空気を吹出すようになっている。小さい方の横風向板44は、運転停止時には大きい方の横風向板44の裏側に位置し、運転時には大きい方の横風向板44と共に回動または所定位置に停止して空調空気を吹出すようになっている。
【0057】
図11に示す横風向板モータ46はこの大小の横風向板44をそれぞれ駆動するように二つ並べて風路壁42bの側面部の裏側に装着されている。そして、この横風向板モータ46は、風路壁42bの側面部と側面部42cとで形成される空間で反電気品箱側の有効に利用され難い空間(無効空間)に配置されている。電気配線46aは、電気品箱から横風向板モータ46への電気配線であり、空間42g内に収納され、風路壁42bの底面部の裏側に沿って設置されている。
【0058】
縦風向板45は、図4に示すように、多数の風向板で構成されて横風向板44の内側に配置され、多数の風向板が連動板45aにより連動して左右方向に風向を変更するように回動可能に吐出カバー42に装着されている。
【0059】
図12に示す縦風向板モータ47は、連動板45aを介して縦風向板45を駆動するように風路壁42bの底面部の裏側に装着され、空間42g内に収納されている。
【0060】
吐出カバー42の両側の側面部42cに設けられたロックスイッチ49は、図2に示す運転位置の状態では、斜め下方に移動するようになっている。これにより、ロックスイッチ49を斜め下方に移動させてロック状態を解除し、そのまま下方に力を加えることにより吐出カバー42を簡単に解放することができる。ロックスイッチ49は、図13に示すように、吐出カバー42の側面部42cの外面に露出する操作部49aと、この操作部49aに一体に形成されると共に化粧カバー本体4に係着可能な係着部49bと、この係着部49bを係着方向に押圧するコイルばね49cとからなっている。吐出カバー42のロック状態を解除するには、この操作部49aを斜め下方に(図13では左方に)移動するように押すことにより、コイルばね49cのばね力に抗して係着部49bが移動され、化粧カバー本体40との係着が外れて吐出カバー42が回動可能になる。
【0061】
上述した説明から明らかなように、吐出カバー42は、横風向板44、横風向板モータ46、縦風向板45及び縦風向板モータ47を装着し且つ貫流ファン7を筐体2側に残した状態で開放可能に筐体2に取付けられている。
【0062】
本実施例においては、横風向板44及び縦風向板45を装着し且つ貫流ファン7を筐体2側に残した状態で開放されるように吐出カバー42を筐体2に取付けているので、空気調和機が高所に配置されていても、吐出カバー42を開放するという簡単な作業で横風向板44と縦風向板45を同時に筐体2から開放して貫流ファン7の下部を露出することができ、露出した貫流ファン7を下方から容易に清掃することができる。
【0063】
そして、吐出カバー42は横風向板44及び縦風向板45を装着し且つ貫流ファン7を筐体2側に残した状態で下方に開放されるように筐体2に取付けているので、高所に配置された空気調和機における吐出カバー42を開放する作業方向が作業者の手元方向になり、容易に吐出カバー42を開放することができる。
【0064】
そして、明度6以上の部材で貫流ファン7を構成しているので、清掃の対象である貫流ファン7が格段に見易くなると共に、清掃前後の還流ファン7の汚れ状態を容易に確認することができる。
【0065】
また、前部ケーシング31及び後部ケーシング30から吹出口に至る吐出風路42dを吐出カバー42の風路壁42bにより形成し、横風向板44及び縦風向板45を装着し且つ貫流ファン7を筐体2側に残した状態で開放されるように吐出カバー42を筐体2に取付けているので、吐出カバー42を開放するという簡単な作業で横風向板44と縦風向板45を同時に筐体2から開放して貫流ファン7の下部を露出することができると共に、吐出風路42dを形成する風路壁42bも開放して貫流ファン7の露出側の開放空間を大きく開口できると共に、光が入り易くなって貫流ファン7が見易くなり、露出した貫流ファン7をより一層容易に清掃することができる。
【0066】
そして、貫流ファン7の吹出風路72より吹出口42eが位置する吐出風路42dを形成した風路壁42bの傾斜下面部及びその下方部分を筐体2より外方へ開放するように吐出カバー42を設けているので、特に貫流ファン7の直下部分に大きな開放空間を形成できると共に光が直下部から入り易くなって貫流ファン7がさらに見易くなり、露出した貫流ファン7の清掃作業をさらに容易に行なうことができる。
【0067】
また、吐出カバー42は、筐体2の底面前側角部を構成するように設置し、横風向板44及び縦風向板45を装着し且つ貫流ファン7を筐体2側に残した状態で回動されるように前後一側を筐体2に軸支しているので、吐出カバー42の前後一側を支点として回動させるという極めて簡単な作業で素早く貫流ファン7の下部を露出することができる。
【0068】
そして、吐出カバー42は下方に回動されるように後側下端部に筐体2を軸支しているので、吐出カバー42の後側下端部を支点として下方に回動することにより、縦風向板45が下方に位置ししかも前方に面して露出することとなり、縦風向板45の清掃を前方から容易に行なうことができる。
【0069】
そして、吐出カバー42は回動されるようにヒンジ機構を介して筐体2に軸支し、ヒンジ機構は、筐体2側より吐出カバー42側を弱い強度とすると共に、その弱い吐出側部材を取り換え可能に設けているので、万一、吐出カバー42に強い力を加えてしまっても、ヒンジ機構の吐出カバー42側の部材が破損するだけで済み、この吐出カバー42の部材を交換するだけで元の状態に修復することができる。
【0070】
また、吐出カバー42は、筐体2の底面前側角部の横幅全体にわたって設置し、横風向板44及び縦風向板45を装着し且つ貫流ファン7を筐体2側に残した状態で開放されるように筐体2に取付けているので、吐出カバー42の両側面が筐体2の両側面として露出することとなり、両手で吐出カバー42の両側面を持って安定して簡単に吐出カバー42を開放することができ、その開放作業を容易に行なうことができる。
【0071】
そして、吐出カバー42はロックスイッチ49を両側面に設置しているので、両手で吐出カバー42の両側面のロックスイッチ49を操作してロック状態を解除した状態から吐出カバー42の両側面を持って開放する動作にそのまま移行することができ、吐出カバー42の開放作業を極めて容易に行なうことができる。
【0072】
そして、吐出カバー42の底面内側で且つ吐出風路の側方に位置する筐体2側にリモコンからの赤外線信号を受信するための受光素子を設置すると共に、この受光素子の外側に位置する吐出カバー42部分を赤外線透過部材42hで形成しているので、リモコンからの赤外線信号による制御に支障なく、筐体2の底面前側角部の横幅全体にわたって吐出カバー42を設置することができる。
【0073】
また、吐出カバー42は横風向板44及び縦風向板45を装着し且つ貫流ファン7を筐体2側に残した状態で回動されるように前後一側をトルクヒンジ43を介して筐体2に軸支しているので、吐出カバー42が自重で回動してしまうことがなく、吐出カバー42を回動して開放する際に、カーテンレール等の障害物に衝突しないように吐出カバー42を任意の回動位置までスローダウンし静止することが可能である。
【0074】
そして、吐出カバー42は横風向板44、縦風向板45及び風向板モータ46または47を装着した状態で回動されるように前後一側をトルクヒンジ43を介して筐体2に軸支しているので、風向板モータ46または47を筐体2側に設ける場合のように風向板44または45との間に分離可能なギヤを介する等の必要がなく、安価な構成とすることができると共に、風向板モータ46または47を装着した状態でトルクヒンジ43により任意の位置で吐出カバー42を静止させることができる。
【0075】
また、吐出カバー42は、前後一側をヒンジ機構を介して筐体2に軸支すると共に、第1の所定角度で回動に一次ロックが掛かり且つ第2の所定角度で回動に二次ロックが掛る係止具49を介して筐体2に取付けているので、吐出カバー42を制限開度以上に回動しないように容易に操作することができる。
【0076】
また、フロントパネル41を水平方向に回動可能に吐出カバー42に軸支し、横風向板44及び縦風向板45を装着し且つ貫流ファン7を筐体2側に残した状態で下方へ回動されるように吐出カバー42の後側下端部を筐体2軸支しているので、フロントパネル41を水平方向に回動することと吐出カバー42を下方に回動することを独立して行うことができ、この両方41、42を開放した状態で前方及び下方からフロントパネル41及び吐出カバー42を共に開放して、エアーフィルタ5、熱交換器6、貫流ファン7及び縦風向板45の清掃を行うことができる。
【0077】
また、貫流ファン7の一側側方に配置した電気品箱を横風向板44の一側側方に延長して位置するように設置し、横風向板44を駆動する風向板モータ46を横風向板44の他側側方に位置するように設置しているので、電気品箱の面積を上下方向で広くすることができてこれを薄形化することができ、しかも風向板モータ46を横風向板44の他側の無効空間を利用して設置しており、これに伴って貫流ファン7及び熱交換器6を横幅を長くすることができる。従って、小型の筐体2で熱交換面積及び風量を増大して、空気調和機の大幅な省電力化を図ることができる。
【0078】
また、風向板モータ46は、横風向板44の反電気品箱側の側方に位置して設置すると共に、電気品箱から風路壁42bの裏側を通して電気配線46aを設けているので、風向板モータ46の電気配線46aが吐出カバー42を開放しても前方下方から見えない状態とすることができ、意匠上優れたものとすることができる。
【0079】
【発明の効果】
本発明によれば、小型で軽量な吐出カバーを開放するという簡単な作業で横風向板及び縦風向板を同時に開放して貫流ファンの下部を露出することができ、露出した貫流ファンを下方から容易に清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る空気調和機の斜視図である。
【図2】同空気調和機の側面図である。
【図3】同空気調和機の中央縦断面図である。
【図4】同空気調和機のフロントパネルおよび吐出カバーの開放状態の斜視図である。
【図5】同空気調和機の吐出カバーの開放時の側面図である。
【図6】同空気調和機の吐出カバーの開放時の中央縦断面図である。
【図7】同空気調和機の吐出カバーの開放時の中央要部縦断面拡大図である。
【図8】同空気調和機に用いる吐出カバーの平面図である。
【図9】同空気調和機に用いるトルクヒンジの開いた状態の説明図である。
【図10】同空気調和機に用いるトルクヒンジの閉じた状態の説明図である。
【図11】同空気調和機の縦風向板モータ部の縦断面図である。
【図12】同空気調和機の横風向板モータ部の縦断面図である。
【図13】同空気調和機のロックスイッチ部の縦断面図である。
【符号の説明】
1…室内ユニット、2…筐体、3…筐体本体、4…化粧カバー、5…エアーフィルタ、6…熱交換器、7…貫流ファン、30…後部ケーシング、30a…吹出風路部、31…前部ケーシング、31a…前部ノーズ部、31b…露受部、40…化粧カバー本体、41…フロントパネル、41a…前面吸込口、41b…上面吸込口、42…吐出カバー、42a…底面部、42b…風路壁、42c…側面部、42d…吐出風路、42e…吹出口、42f…ヒンジ取付け部、42g…空間、42h…赤外線信号透過部、43…トルクヒンジ、43a…吐出側ヒンジ部材、43b…筐体側ヒンジ部材、44…横風向板44、45…縦風向板、45a…連動板、46…横風向板モータ、46a…電気配線、47…縦風向板モータ、42e…吹出口、48…係止具、49…ロックスイッチ、71…吸込風路、72…吹出風路、80…表示装置、81…発光装置、82…表示部、90…ヒンジ装置。
Claims (7)
- 筐体本体部と、この筐体本体部の前部を覆う筐体前部とで構成される筐体を備えた空気調和機において、
前記筐体前部は、筐体前部本体と、吸込口を備えたフロントパネルと、吹出口を備えた吐出カバーとを備え、
前記筐体の内部には、前記吸込口と前記吹出口との間の通風路に貫流ファンが配置され、
前記フロントパネルは、第1連結部を介して、前記筐体前部本体の上部に開放可能に取り付けられ、
前記吐出カバーは、横風向板及び縦風向板を備え、前記貫流ファンの動作時に、前記通風路の一部を形成するとともに、前記貫流ファンを前記通風路に残して、前記筐体前部本体の下部に第2連結部を介して下方に開放可能に取り付けられている
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項1記載の空気調和機において、前記吐出カバーは、前記筐体の底面の一部を構成する底面部と、前記貫流ファンの吹出風路から前記吹出口に至る吐出風路を形成し且つ前記底面部との間に三角形状の空間を形成する風路壁と、前記底面部の両側から延びて前記筐体の両側面の一部を構成する側面部を有し、前記底面部の後側端部が前記第2連結部で軸支され、その第2連結部の前方の底面部及び前記風路壁が下方に開放可能に設けられていることを特徴とする空気調和機。
- 請求項1記載の空気調和機において、前記吐出カバーは、その後側が前記第2連結部で軸支され、その前方を下方に開放可能に設けられ、前記吐出カバーを開放可能とするロックスイッチを、該吐出カバーの前側に設けたことを特徴とする空気調和機。
- 請求項1記載の空気調和機において、前記吐出カバーは、前記通風路と連通する風路壁を備え、前記風路壁に前記横風向板と前記縦風向板とを備えたことを特徴とする空気調和機。
- 請求項1から請求項4記載の何れかの空気調和機において、前記第2の連結部は、前記吐出カバーの開放動作を抑制する手段を備えたヒンジ機構を備えていることを特徴とする空気調和機。
- 請求項1から請求項5記載の何れかの空気調和機において、前記吐出カバーは、前記横風向板または前記縦風向板を駆動する風向板モータを備えていることを特徴とする空気調和機。
- 請求項1から請求項6記載の何れかの空気調和機において、前記吐出カバーは、ヒンジ機構を介して前記通風路側の前記筐体に軸支され、第1の所定角度で開放の一次ロックが掛かり、且つ第2の所定角度で開放の二次ロックが掛る係止具を備えていることを特徴とする空気調和機。
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