JP3826352B2

JP3826352B2 - Assembling the deck unit

Info

Publication number: JP3826352B2
Application number: JP2002193582A
Authority: JP
Inventors: 正明中西; 陽児諸井; 浩徳田; 進一郎藤原; 良一磯崎
Original assignee: Shimizu Corp
Current assignee: Shimizu Corp
Priority date: 2002-07-02
Filing date: 2002-07-02
Publication date: 2006-09-27
Anticipated expiration: 2022-07-02
Also published as: JP2004036178A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はデッキユニットの組付方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
鉄骨構造の建物においてスラブを施工するにあたり、図８に示すように、小梁１００上にデッキプレート１０１を取り付けてデッキユニット１０２とし、このデッキユニット１０２をクレーン等の適宜吊上手段により吊り上げて大梁１０３間に配置し、小梁１００と大梁１０３とを接合させた後、デッキプレート１０１上にコンクリートを打設し、これによりコンクリート製のスラブを得る工法がある。いわゆる床版ユニット化工法である。
この工法では、大梁１０３に小梁１００をセットした後、小梁１００上にデッキプレート１０１を取り付ける工法に比べ、デッキプレート１０１を小梁１００に取り付けて予めユニット化した状態で大梁１０３に組み付けるため、その分、作業効率に優れ、工期短縮並びにコスト低減が図れる利点がある。
【０００３】
前記デッキユニット１０２を吊り上げて大梁１０３間に配置する際には、図９に示すように、小梁１００の上部フランジ１００ａに、側部から該上部フランジ１００ａを挟み込むように挟持固定具１０４を取り付け、この挟持固定具１０４にワイヤー連結具１０５を取り付け、このワイヤー連結具１０５から上方に延びるワイヤー１０６に連結された吊りフレーム１０７を介してクレーン等の適宜吊上手段により吊り上げていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来のデッキユニットの組付方法には、以下の問題があった。
すなわち、小梁１００の上部フランジ１００ａに側部から挟み込む挟持固定具１０４を取り付け、この挟持固定具１０４を介してデッキユニット１０２を吊り上げるようにしており、挟持固定具１０４は比較的幅寸法が大きいため、デッキプレート１０１を小梁１００の長さ方向端部まで敷きつめることができず、デッキプレート１０１と大梁１０３との間に、デッキプレート１０１の敷き残し部分がそのまま開口１０８として残ってしまう。
【０００５】
この開口１０８は、後の端部デッキプレート敷き施工によって塞ぐようにしているが、この場合、溶接ケーブルの段取り等を含め、労務手間がかかってしまう。
また、端部デッキプレート敷き施工をする前は、デッキプレート１０１と大梁１０３との間に開口１０８が残ったままであり、安全性の面から問題がある。安全性の面の対策として、開口１０８に落下防止用のネットや墜落防止の親綱を張る方法もあるが、この場合、ネット等を張るための新たな工程が増えてしまい、工期が長引くとともにコストがアップするという別の新たな問題が生じる。
【０００６】
前記事情に鑑み、本発明においては、デッキプレートを小梁の端部まで達するように敷きつめることができ、デッキユニットを大梁上にセットしたときデッキプレートと大梁との間に開口が生じず、後の端部デッキプレート敷き施工が不要になって労務手間が減少し、しかも、落下防止の水平ネットや墜落防止の親綱を張る必要がなく安全面でも優れるデッキユニットの組付方法を提供することを課題としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明においては、以下の手段を採用した。
すなわち、請求項１記載のデッキユニットの組付方法は、間隔をあけて配置される複数の小梁上にデッキプレートを取り付けてデッキユニットとし、該デッキユニットを吊り上げて大梁間に配置し、前記小梁と前記大梁とを接合するデッキユニットの組付方法において、前記小梁の上面端部に、該小梁の長さ方向に延び、その底面フランジを前記小梁の上面にボルトにより固定されるＴ形鋼からなる吊上部材を取り付け、該吊上部材を介して前記デッキユニットを吊り上げることを特徴としている。
請求項２記載のデッキユニットの組付方法は、請求項１記載のものにおいて、前記吊上部材を、前記小梁の端部から外方へ張り出して取り付け、前記デッキユニットを吊り上げて前記大梁間に配置した後、前記小梁と前記大梁とを接合するまでの間に、前記吊上部材の張出部分を前記大梁の上面に載せて、前記デッキユニットの荷重を大梁に仮預けすることを特徴としている。
請求項３記載のデッキユニットの組付方法は、請求項１記載のものにおいて、前記デッキユニットを複数枚重ねた状態で吊り上げ、下側のデッキユニットから順に前記大梁間にセットすることを特徴としている。
【０００８】
本発明のデッキユニットの組付方法によれば、小梁の上面端部にＴ形鋼からなる吊上部材を取り付け、該吊り上げ部材を介してデッキユニットを吊り上げるようにしており、デッキプレートに吊上部材との干渉を避けるよう切欠を形成するだけで、該デッキプレートを小梁の長さ方向端部まで達するように敷きつめることができる。この結果、デッキユニットを大梁間に配置し、小梁と大梁とを接合する段階で、デッキプレートと大梁との間にデッキプレートの敷き残しによる開口が生じることがなく、したがって、従来行っていた後の端部デッキプレート敷き施工が不要になる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図１は本発明に係るデッキユニットの組付方法を示す斜視図である。本発明に係るデッキユニットの組付方法を説明する前に、デッキユニット３およびこのデッキユニット３を吊り上げるため、小梁１に取り付けられる吊上部材６について説明する。
【００１０】
デッキユニット３は、間隔をあけて配置される複数の小梁１上に、デッキプレート２がボルト止め等の適宜固定手段により取り付けられて構成される。デッキユニット３は予め工場等で作成し現場のストックヤードに運ばれても、あるいは、作業現場の地組ヤードで作成され、ストックヤードに運ばれてもよい。
【００１１】
このデッキユニット３の小梁１の上面端部１ａには吊上部材６が取り付けられる。吊上部材６は小梁１を作成するときあるいはその後デッキユニット３を作成するときに取り付けられる。この吊上部材６は、デッキユニット３を吊り上げる際に、ワイヤー１０６の下端に取り付けられるワイヤー連結具１０５に連結されるものである。
【００１２】
前記吊上部材６の具体的な例としては、図２（ａ）に示すように、小梁１の長さ方向に延び、その下端を小梁１の上部フランジの幅方向略中央に溶接される長方形状の縦プレート６ａが挙げられる。また、縦プレート６ａの略中央部分には孔が形成され、この孔を介してワイヤー連結具１０５が取り付けられるよになっている。
【００１３】
また、前記吊上部材６の他の具体的な例としては、図２（ｂ）に示すように、小梁１の長さ方向に延び、その底面フランジ６ｂａを小梁１の上面に図示せぬボルトにより固定されるＴ形鋼６ｂが挙げられる。Ｔ形鋼６ｂのウェブ部６ｂｂの略中央部分にも孔が形成され、この孔を介してワイヤー連結具１０５が取り付けられるようになっている。
【００１４】
また、前記吊上部材６は小梁１の上面端部１ａに取り付けられるとき、小梁１の端部から外方へ張り出すように取り付けられる。このようの小梁１の端部から外方へ張り出す張出部分７を設ける点は、縦プーレト６ａおよびＴ形鋼６ｂについても同様である。
【００１５】
前記デッキプレート２は、作成時において、小梁１の上部フランジ１ｂにボルトや溶接等の適宜固定手段で取り付けられるが、このとき、小梁１の長さ方向端部まで達するように敷きつめられて取り付けられる。ここで、デッキプレート２の端部と縦プレート６ａ等の吊上部材６とが干渉することが懸念されるが、予め、デッキプレート２に縦プレート６等ａとの干渉を避けるよう切欠２ａを設けておけば（図２参照）、吊上部材６との干渉を避けることができる。
【００１６】
次に、本発明のデッキユニットの組付方法について説明する。
予め、ストックヤードに積み上げてあるデッキユニット３に対し、小梁１に取り付けた吊上部材６にワイヤー連結具１０５を連結する。ワイヤー連結具１０５は、クレーン等の適宜吊上手段に吊り上げられる吊りフレーム１０７から下方に延びるワイヤー１０６の先端に取り付けられている。そして、これらワイヤー連結具１０５、ワイヤー１０６、吊りフレーム１０７等を介して吊上手段によりデッキユニット３を吊り上げ、大梁４間の正規の位置に配置する（図１、図３参照）。
【００１７】
このとき、吊上部材６の小梁１の端部から張り出す張出部分７を、大梁４の上面４ａに載せて、デッキユニット３の荷重を大梁４に仮預けする。その後、吊上部材６からワイヤー連結具１０５を外し、クレーン等の吊上手段によるデッキプレート３の吊り支持を解放する。この状態で、小梁１の端部を大梁４にボルト止めする。
【００１８】
ここで、前述したようにデッキプレート２が小梁１の端部まで達するように敷きつめられており、デッキユニット３を吊り上げて大梁４間の正規の位置に正確に位置決めしたり、その後の小梁１と大梁４とを接合する作業は、デッキプレート２と大梁４との間に開口がなく、上部から手を差し入れることができないから、それらデッキユニット３の下側からの作業になる（図４参照）。
それらデッキユニット３の下側からの作業は、図に示すように、大梁４の下方にパイプ材等で足場８を組み、この足場を使用して進めたり、あるいは図４（ｂ）に示すように、下側のスラブ９に高所作業車１０を走らせ、この高所作業車１０を利用して進めることで何ら支障なく行うことができる。
【００１９】
上述した発明の実施の形態では、小梁１の上面１ａ端部に縦プレート６ａやＴ形鋼６ｂ等からなる吊上部材６を取り付け、吊上部材６を介してデッキユニット３を吊り上げるようにしており、デッキプレート２に吊上部材６との干渉を避けるよう切欠２ａを形成するだけで、該デッキプレート２を小梁１の端部１ａまで達するように敷きつめることができる。
【００２０】
この結果、デッキユニット３を大梁４間に配置し、小梁１と大梁４とを接合する段階で、デッキプレート２と大梁４との間にデッキプレート２の敷き残しによる開口が生じることがない。このため、従来行っていた後工程の端部デッキプレート敷き施工も不要になる。また、デッキプレート２と大梁４との間に落下防止用のネットや墜落防止の親綱を張ることも勿論不要になる。
なお、縦プレート６ａの高さが所定値より高い場合、デッキユニット３を吊り上げてセットした後に縦プレート６ａを切断する作業が必要になるが、縦プレート６ａの高さを予め、後打ちされるコンクリートスラブ内に埋まる高さに設定しておけば、この切断作業は不要になる。
【００２１】
また、吊上部材６とデッキプレート２の切欠２ａとの間に隙間が形成され、後工程でデッキプレート２上にスラブ用のコンクリートを打設するときに、この吊上部材６とデッキプレート２の切欠２ａとの間の隙間からコンクリートが漏れ出ることが懸念されるが、吊上部材６の下側には小梁１の上部フランジ１ａがあり、これが吊上部材６とデッキプレート２の切欠２ａとの間の隙間を塞ぐ位置にあるので、例え、吊上部材６とデッキプレート２の切欠２ａとの間の隙間からコンクリートが漏れ出る場合であっても、漏れ出たコンクリートは上部フランジ上に止まり、下階まで落下することはない。
【００２２】
また、デッキユニット３を吊り上げて大梁４間に配置した後、小梁１と大梁４とを接合するまでの間に、吊上部材６の張出部分７を大梁４の上面に載せて、デッキユニット３の荷重を大梁４に仮預けするから、その後のクレーン等の吊上手段による吊り支持が不要になり、吊上手段の早期解放が可能となる。また、仮預け後は、不安定なワイヤー支持ではなく溶接等固定した吊上部材６による支持であるので、デッキユニット３がふらついたり揺れ動いたりすることのない安定した支持が行える。このため、小梁１と大梁４とをボルト接合する作業をデッキユニット３の下側から安心して行うことができる。また、小梁１の大梁４へのボルト接合する時期を自由に選ぶことができ、工程上また労務上の面でも有利になる。
加えて、縦プレート６ａ等の吊上部材６を張出部分７を利用し、この張出部分７を大梁４に溶接やボルト止め等の固定手段により接合する構成にすれば、小梁１端部の剪断力を大梁４に伝達することができ、強度の向上も図れる。
【００２３】
図５は本発明の他の実施の形態を示すものである。
なお、この実施の形態では、説明の便宜上、前述の実施の形態で説明した構成要素と同一構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
この実施の形態の特徴は、デッキユニット３を複数枚重ねた状態で吊り上げ、下側のデッキユニット３から順に前記大梁４間にセットする点にある。
すなわち、図５、図６（ａ）に示すものは、複数のデッキユニット３を小梁１の幅方向にずらして配置し、個々のデッキユニット３の小梁１の上面端部１ａに前記縦プレート６ａを取り付け、それら縦プレート６ａにそれぞれワイヤー連結具１０５を介してワイヤー１０６を取り付け、これらワイヤー１０６およびその上端に取り付けた吊りフレーム１０７を介して複数のデッキユニット３をクレーン等の吊上手段により一体的に吊リ上げるようにしている。
【００２４】
そして、図７に示すように互いに重ねた状態で吊り上げた複数のデッキユニット３のうち最下部に位置するデッキユニット３を所定の大梁４の間に位置させ、このデッキユニット３を、縦プレート６をそれら大梁４の上面４ａに載せて仮預ける。この状態でクレーン等の吊上手段による吊り支持を解く。次いで、この時点で最下端に位置するデッキユニット３（初期状態から見れば下から２番目のデッキユニット３）を、次なる大梁３間に位置させてセットする。
以下、上記操作を繰り返しすことで、複数のデッキユニット３を吊り上げ、下側のデッキユニット３から順に前記大梁４間にセットすることができる。
【００２５】
このデッキユニットの組付方法であると、ストックヤードに配置されている複数のデッキユニット３を一体として吊り上げることができるので、デッキユニット３を一つずつ吊り上げる方法に比べて、クレーン等の吊上手段の作業効率が向上するとともに、ストックヤードの利用効率も向上する。
【００２６】
なお、デッキユニット３を複数枚重ねて吊り上げる方法としては、図５、図６（ａ）に示すものに限られることなく、図６（ｂ）に示すようなものもある。
図６（ｂ）に示すものは、個々のデッキユニット３の小梁１の上面端部１ａに縦プレート６ａを取り付ける点は、前述したものと同様であるが、ここでは、小梁１の下部フランジ１ｃに連結用プレート２１を下方に延びるように取り付け、この連結用プレート２１と前記縦プレート６ａとをボルトやピンを介して連結することにより、下側のデッキプレート３を上側のデッキプレート３に支持させている。
【００２７】
そして、最上部のデッキユニット３をワイヤー１０６等により吊り下げるだけで、その下側に位置する複数のデッキユニット３をそれぞれ順に支持することができ、もって、ストックヤードに配置されている複数のデッキユニット３を一体として吊り上げることができる。
【００２８】
このようなデッキユニットの組付方法によっても、複数のデッキユニット３を一体として吊り上げることができ、前述したように、クレーン等の吊上手段の作業効率がよくなるとともに、ストックヤードの利用効率もよくなる。
加えて、この組付方法によれば、ストックヤードで積み重ねた場合、縦プレート６ａと連結用プレート２１とを連結させることで、両者がスペーサの働きをすることとなり、重ねられた複数のデッキユニット３の荷重が、例え最下部に位置するデッキユニット３のデッキプレート２に作用してデッキプレート２が変形するといった不具合の発生を未然に防止できる。
【００２９】
以上において本発明の一実施の形態を説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で他の構成を採用することができる。
例えば、前記実施の形態においては、互いに平行に配置される２本の小梁１にデッキプレート２を取り付けた例に基づきデッキユニット３を説明したが、デッキユニット３を構成する小梁１の数は２本に限られることなく、３本でもあるいは４本以上であってもよい。また、デッキプレート２の形は、図に示すような台形に限らず、波形あるいは補強された平坦状のものでもよい。
【００３０】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば以下の効果を奏する。
請求項１に係るデッキユニットの組付方法によれば、小梁の上面端部に取り付けた吊上部材を介してデッキユニットを吊り上げるので、デッキプレートを小梁の端部まで達するように敷きつめることができ、デッキユニットを大梁間に配置し、小梁と大梁とを接合する段階で、デッキプレートと大梁との間にデッキプレートの敷き残しによる開口が生じることがない。このため、デッキユニットを大梁上にセットしたとき、従来行っていた後工程の端部デッキプレート敷き施工が不要になるため、溶接ケーブルの段取等を含めて労務手間が減少する。また、デッキユニットのセット後は、床上の隙間がなく安全である。また、落下防止の水平ネットや墜落防止の親綱を行う必要もない。
また、吊上部材として、小梁の長さ方向に延び、その底面フランジを小梁の上面にボルトにより固定される至極簡単なＴ形鋼を用いるので、コストを低減できるとともに、工期も短縮できる。また、Ｔ形鋼は繰り返し使用できるので、材料費を低減することができる。
【００３３】
請求項２に係るデッキユニットの組付方法によれば、吊上部材を小梁の端部から外方へ張り出して取り付け、この吊上部材の張出部分を大梁の上面に載せて、デッキユニットの荷重を大梁に仮預けするから、デッキユニットの吊荷の落下のおそれがなく、しかも、クレーン等の吊り上げ手段を早期に解放できる。また、小梁のボルト締めのタイミングに自由度が生じ、工程上の面でもまた労務手間の面でも有利になる。
【００３４】
請求項３に係るデッキユニットの組付方法によれば、デッキユニットを複数枚重ねた状態で吊り上げ、下側のデッキユニットから順に前記大梁間にセットするから、クレーン等吊り上げ手段の作業効率が良くなり、ストックヤードの利用効率も良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態を示すデッキユニットの組付方法におけるデッキユニットを吊り上げた状態を示す斜視図である。
【図２】本発明の一実施の形態を示すデッキユニットの組付方法で用いられる吊上部材の例を示す斜視図である。
【図３】本発明の一実施の形態を示すデッキユニットの組付方法におけるデッキユニットを吊り上げて大梁の間に配置した状態を示す斜視図である。
【図４】本発明の一実施の形態を示すデッキユニットの組付方法における小梁と大梁とを接合する状態を示す側面図である。
【図５】本発明の他の実施の形態を示すデッキユニットの組付方法におけるデッキユニットを吊り上げた状態を示す斜視図である。
【図６】本発明の他の実施の形態を示すデッキユニットの組付方法におけるデッキユニットを吊り上げた状態を示す要部斜視図である。
【図７】本発明の他の実施の形態を示すデッキユニットの組付方法におけるデッキユニットを大梁の間にセットする状態を示す側面図である。
【図８】従来のデッキユニットの組付方法を説明する斜視図である。
【図９】従来のデッキユニットの組み付け方法を説明する一部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
１小梁
１ａ上面端部
２デッキプレート
２ａ切欠
３デッキユニット
４大梁
６吊上部材
６ａ縦プレート
６ｂＴ形鋼
７張出部分
２１連結用プレート[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for assembling a deck unit.
[0002]
[Prior art]
When constructing a slab in a steel structure building, as shown in FIG. 8, a deck plate 101 is attached on a small beam 100 to form a deck unit 102, and the deck unit 102 is lifted by a suitable lifting means such as a crane. There is a construction method in which a concrete slab is obtained by placing concrete on the deck plate 101 after the small beams 100 and the large beams 103 are joined to each other and placed between the three. This is a so-called floor slab unitization method.
In this method, after the small beam 100 is set on the large beam 103, the deck plate 101 is attached to the small beam 100 and assembled to the large beam 103 in a unitized state in comparison with the method of mounting the deck plate 101 on the small beam 100. Therefore, there is an advantage that the work efficiency is excellent and the work period can be shortened and the cost can be reduced.
[0003]
When the deck unit 102 is lifted and arranged between the large beams 103, as shown in FIG. 9, a clamping fixture 104 is attached to the upper flange 100a of the small beam 100 so as to sandwich the upper flange 100a from the side. The wire coupler 105 is attached to the clamping fixture 104, and is lifted by appropriate lifting means such as a crane through a suspension frame 107 coupled to the wire 106 extending upward from the wire coupler 105.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The above-described conventional deck unit assembly method has the following problems.
That is, a clamping fixture 104 that is sandwiched from the side is attached to the upper flange 100a of the beam 100, and the deck unit 102 is lifted through the clamping fixture 104. The clamping fixture 104 has a relatively large width dimension. Therefore, the deck plate 101 cannot be laid down to the end in the length direction of the small beam 100, and the unlaid portion of the deck plate 101 remains as the opening 108 between the deck plate 101 and the large beam 103.
[0005]
The opening 108 is closed by a later end deck plate laying work. In this case, however, labor is required including the setup of the welding cable.
In addition, before the end deck plate is laid, the opening 108 remains between the deck plate 101 and the large beam 103, which is problematic in terms of safety. As a safety measure, there is a method of placing a net for preventing fall or a parent rope for preventing fall in the opening 108, but in this case, a new process for stretching the net is increased, and the construction period is prolonged. Another new problem arises that increases costs.
[0006]
In view of the above circumstances, in the present invention, the deck plate can be laid to reach the end of the small beam, and when the deck unit is set on the large beam, there is no opening between the deck plate and the large beam, Providing a method for assembling a deck unit that eliminates the need for rear end deck plate construction, reduces labor, and eliminates the need for a fall-preventing horizontal net or fall-prevention master rope, which is superior in terms of safety. It is an issue.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention employs the following means.
That is, in the method for assembling the deck unit according to claim 1, a deck plate is attached to a plurality of small beams arranged at intervals to form a deck unit, the deck unit is lifted and arranged between the large beams, In the assembling method of the deck unit for joining the small beam and the large beam, it extends in the length direction of the small beam on the upper surface end portion of the small beam, and the bottom flange thereof is fixed to the upper surface of the small beam with a bolt. A lifting member made of T-shaped steel is attached, and the deck unit is lifted through the lifting member.
A method for assembling the deck unit according to claim 2 is the method according to claim 1, wherein the lifting member is attached by projecting outward from an end of the small beam, and the deck unit is lifted between the large beams. And placing the projecting portion of the lifting member on the upper surface of the large beam and temporarily depositing the load of the deck unit to the large beam before the small beam and the large beam are joined. It is a feature.
A method for assembling the deck unit according to claim 3 is characterized in that, in the method according to claim 1, the deck unit is lifted in a state where a plurality of the deck units are stacked and set between the large beams in order from the lower deck unit. Yes.
[0008]
According to the assembling method of the deck unit of the present invention, fitted with a T-shaped steel or Ranaru hanging the upper member to the ends of the top surface of the joists, and so as to lift the deck unit through the lifting member, the deck plate The deck plate can be laid so as to reach the end of the beam in the length direction only by forming a notch so as to avoid interference with the lifting member. As a result, at the stage where the deck unit is arranged between the large beams and the small beam and the large beam are joined, there is no opening due to the deck plate remaining between the deck plate and the large beam. Later end deck plate laying is not required.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing a method of assembling a deck unit according to the present invention. Before describing the method of assembling the deck unit according to the present invention, the deck unit 3 and the lifting member 6 attached to the beam 1 for lifting the deck unit 3 will be described.
[0010]
The deck unit 3 is configured by mounting a deck plate 2 on a plurality of small beams 1 arranged at intervals with appropriate fixing means such as bolts. The deck unit 3 may be created in advance at a factory or the like and transported to a stock yard on the site, or may be created in a ground yard at a work site and transported to the stock yard.
[0011]
A lifting member 6 is attached to the upper surface end 1 a of the beam 1 of the deck unit 3. The lifting member 6 is attached when the beam 1 is formed or when the deck unit 3 is subsequently formed. The lifting member 6 is connected to a wire connector 105 attached to the lower end of the wire 106 when the deck unit 3 is lifted.
[0012]
As a specific example of the lifting member 6, as shown in FIG. 2A, it extends in the length direction of the beam 1, and its lower end is welded to the substantially center of the upper flange of the beam 1 in the width direction. A rectangular vertical plate 6a. Moreover, a hole is formed in the substantially central portion of the vertical plate 6a, and the wire connector 105 is attached through this hole.
[0013]
As another specific example of the lifting member 6, as shown in FIG. 2 (b), it extends in the length direction of the beam 1 and its bottom flange 6ba is illustrated on the upper surface of the beam 1. T-shaped steel 6b fixed with a bolt. A hole is also formed in a substantially central portion of the web portion 6bb of the T-shaped steel 6b, and the wire connector 105 is attached through the hole.
[0014]
Further, when the lifting member 6 is attached to the upper surface end 1 a of the beam 1, the lifting member 6 is attached so as to protrude outward from the edge of the beam 1. The same applies to the longitudinal pellet 6a and the T-shaped steel 6b in that the protruding portion 7 projecting outward from the end of the small beam 1 is provided.
[0015]
The deck plate 2 is attached to the upper flange 1b of the small beam 1 by appropriate fixing means such as bolts or welding at the time of preparation. At this time, the deck plate 2 is laid so as to reach the end of the small beam 1 in the length direction. It is attached. Here, although there is a concern that the end of the deck plate 2 interferes with the lifting member 6 such as the vertical plate 6a, the notch 2a is previously formed on the deck plate 2 so as to avoid interference with the vertical plate 6 or the like a. If provided (see FIG. 2), interference with the lifting member 6 can be avoided.
[0016]
Next, a method for assembling the deck unit of the present invention will be described.
The wire connector 105 is connected to the lifting member 6 attached to the beam 1 with respect to the deck unit 3 previously stacked in the stockyard. The wire connector 105 is attached to the tip end of a wire 106 that extends downward from a suspension frame 107 that is lifted by appropriate lifting means such as a crane. Then, the deck unit 3 is lifted by the lifting means via the wire coupler 105, the wire 106, the suspension frame 107, and the like, and is arranged at a regular position between the large beams 4 (see FIGS. 1 and 3).
[0017]
At this time, the overhanging portion 7 protruding from the end of the small beam 1 of the lifting member 6 is placed on the upper surface 4 a of the large beam 4, and the load of the deck unit 3 is temporarily stored in the large beam 4. Thereafter, the wire connector 105 is removed from the lifting member 6, and the suspension support of the deck plate 3 by the lifting means such as a crane is released. In this state, the end of the small beam 1 is bolted to the large beam 4.
[0018]
Here, as described above, the deck plate 2 is laid so as to reach the end of the small beam 1, and the deck unit 3 is lifted to be accurately positioned at a regular position between the large beams 4. 1 and the beam 4 are joined from the lower side of the deck unit 3 because there is no opening between the deck plate 2 and the beam 4 and a hand cannot be inserted from above (see FIG. 4).
As shown in the figure, the work from the lower side of these deck units 3 is carried out by assembling a scaffold 8 with pipe material or the like below the girder 4 and using this scaffold, or as shown in FIG. 4 (b). In addition, the aerial work vehicle 10 can be run on the lower slab 9 and advanced using the aerial work vehicle 10 without any trouble.
[0019]
In the above-described embodiment of the invention, the lifting member 6 made of the vertical plate 6a, the T-shaped steel 6b, or the like is attached to the end portion of the upper surface 1a of the small beam 1, and the deck unit 3 is lifted via the lifting member 6. Therefore, the deck plate 2 can be laid so as to reach the end portion 1a of the beam 1 only by forming the notch 2a so as to avoid interference with the lifting member 6 on the deck plate 2.
[0020]
As a result, when the deck unit 3 is disposed between the large beams 4 and the small beam 1 and the large beam 4 are joined, there is no opening due to the unlaid deck plate 2 between the deck plate 2 and the large beam 4. . For this reason, the end deck plate laying work of the post process which was performed conventionally becomes unnecessary. Further, it is of course unnecessary to install a fall prevention net or a fall prevention parent rope between the deck plate 2 and the girder 4.
In addition, when the height of the vertical plate 6a is higher than a predetermined value, it is necessary to cut the vertical plate 6a after the deck unit 3 is lifted and set. If the height is set so as to be buried in the concrete slab, this cutting work becomes unnecessary.
[0021]
In addition, a gap is formed between the lifting member 6 and the notch 2a of the deck plate 2, and when the concrete for slab is placed on the deck plate 2 in a later process, the lifting member 6 and the deck plate 2 are disposed. There is a concern that the concrete leaks from the gap between the notch 2a, but there is an upper flange 1a of the beam 1 below the lifting member 6, which is the notch between the lifting member 6 and the deck plate 2. Since the concrete is leaked from the gap between the lifting member 6 and the notch 2a of the deck plate 2, the leaked concrete is on the upper flange. And will not fall to the lower floor.
[0022]
Further, after the deck unit 3 is lifted and arranged between the large beams 4, the protruding portion 7 of the lifting member 6 is placed on the upper surface of the large beam 4 until the small beam 1 and the large beam 4 are joined. Since the load of the unit 3 is temporarily stored in the girder 4, subsequent suspension support by a lifting means such as a crane becomes unnecessary, and the lifting means can be released early. Further, after the temporary deposit, since the support is not the unstable wire support but the lifting member 6 fixed by welding or the like, the deck unit 3 can be supported stably without being fluctuated or shaken. For this reason, the operation | work which bolt-joins the small beam 1 and the big beam 4 can be performed from the bottom of the deck unit 3 in comfort. Further, it is possible to freely select the time for bolting the small beam 1 to the large beam 4, which is advantageous in terms of process and labor.
In addition, if the lifting member 7 such as the vertical plate 6a is used by the overhanging portion 7 and the overhanging portion 7 is joined to the large beam 4 by fixing means such as welding or bolting, the end of the small beam 1 The shearing force of the part can be transmitted to the large beam 4 and the strength can be improved.
[0023]
FIG. 5 shows another embodiment of the present invention.
In this embodiment, for convenience of explanation, the same components as those described in the above-described embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
The feature of this embodiment is that a plurality of deck units 3 are lifted in a stacked state and set between the large beams 4 in order from the lower deck unit 3.
5 and 6A, a plurality of deck units 3 are arranged while being shifted in the width direction of the beam 1, and the vertical unit 1 a is arranged on the upper surface end 1 a of the beam 1 of each deck unit 3. Plates 6a are attached, wires 106 are attached to the vertical plates 6a via wire couplers 105, and a plurality of deck units 3 are lifted by cranes or the like via these wires 106 and suspension frames 107 attached to the upper ends thereof. So that it can be hung together.
[0024]
Then, as shown in FIG. 7, the deck unit 3 positioned at the bottom of the plurality of deck units 3 suspended in a stacked state is positioned between predetermined large beams 4, and the deck unit 3 is connected to the vertical plate 6. Are temporarily placed on the upper surface 4a of the large beams 4. In this state, the suspension support by the lifting means such as a crane is released. Next, the deck unit 3 positioned at the lowest end (second deck unit 3 from the bottom when viewed from the initial state) is positioned between the next large beams 3 and set.
Hereinafter, by repeating the above operation, the plurality of deck units 3 can be lifted and set between the large beams 4 in order from the lower deck unit 3.
[0025]
With this method of assembling the deck unit, a plurality of deck units 3 arranged in the stockyard can be lifted together, so that the lifting of a crane or the like is higher than the method of lifting the deck units 3 one by one. The work efficiency of the means is improved and the use efficiency of the stockyard is also improved.
[0026]
Note that the method of lifting a plurality of deck units 3 in a stacked manner is not limited to that shown in FIGS. 5 and 6A, and there is also a method shown in FIG. 6B.
6 (b) is the same as that described above in that the vertical plate 6a is attached to the upper surface end 1a of the beam 1 of each deck unit 3, but here the lower part of the beam 1 A connecting plate 21 is attached to the flange 1c so as to extend downward, and the connecting plate 21 and the vertical plate 6a are connected to each other through bolts or pins, whereby the lower deck plate 3 is connected to the upper deck plate 3. To support.
[0027]
Then, by simply suspending the uppermost deck unit 3 with a wire 106 or the like, the plurality of deck units 3 located below the deck unit 3 can be supported in order, and thus a plurality of decks arranged in the stock yard. The unit 3 can be lifted as a unit.
[0028]
Also by such a method of assembling the deck unit, the plurality of deck units 3 can be lifted together, and as described above, the working efficiency of the lifting means such as a crane is improved, and the utilization efficiency of the stock yard is also improved. .
In addition, according to this assembling method, when stacked in the stock yard, the vertical plate 6a and the connecting plate 21 are connected to each other so that both serve as a spacer, and a plurality of stacked deck units It is possible to prevent the occurrence of a problem that the deck plate 2 is deformed by the load of 3 acting on the deck plate 2 of the deck unit 3 located at the bottom.
[0029]
Although one embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above embodiment, and other configurations can be adopted without departing from the spirit of the present invention.
For example, in the above-described embodiment, the deck unit 3 has been described based on the example in which the deck plate 2 is attached to the two small beams 1 arranged in parallel to each other. However, the number of the small beams 1 constituting the deck unit 3 is described. Is not limited to two, but may be three or four or more. Further, the shape of the deck plate 2 is not limited to a trapezoid as shown in the figure, but may be a corrugated or reinforced flat shape.
[0030]
【The invention's effect】
As described above, the present invention has the following effects.
According to the assembling method of the deck unit according to claim 1, since the deck unit is lifted through the lifting member attached to the upper surface end of the beam, the deck plate is laid to reach the end of the beam. In the stage where the deck unit is arranged between the large beams and the small beams and the large beams are joined together, there is no opening due to the unlaid deck plate between the deck plate and the large beams. For this reason, when the deck unit is set on the girder, it is not necessary to carry out the end deck plate laying in the post-process which has been performed in the past, so labor costs including the setup of the welding cable are reduced. Also, after setting the deck unit, there is no gap on the floor and it is safe. In addition, there is no need to carry out a fall prevention horizontal net or a fall prevention parent rope.
Further, as the lifting member, an extremely simple T-shaped steel that extends in the length direction of the beam and whose bottom flange is fixed to the upper surface of the beam by a bolt is used, so that the cost can be reduced and the work period can be shortened. . Moreover, since T-shaped steel can be used repeatedly, material cost can be reduced.
[0033]
According to the assembling method of the deck unit according to claim 2 , the lifting member is extended and attached outward from the end portion of the small beam, and the protruding portion of the lifting member is placed on the upper surface of the large beam. Therefore, there is no fear of dropping the suspended load of the deck unit, and lifting means such as a crane can be released early. In addition, there is a degree of freedom in the timing of bolting the small beam, which is advantageous both in terms of process and labor.
[0034]
According to the method for assembling the deck unit according to claim 3 , since a plurality of deck units are lifted up and set between the large beams in order from the lower deck unit, the working efficiency of the lifting means such as a crane is good. Therefore, the use efficiency of the stock yard is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a state in which a deck unit is lifted in a method for assembling a deck unit according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing an example of a lifting member used in the deck unit assembling method according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing a state in which the deck unit is lifted and arranged between the large beams in the deck unit assembling method according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a side view showing a state in which a small beam and a large beam are joined in a method of assembling a deck unit according to an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing a state in which a deck unit is lifted in a method for assembling a deck unit according to another embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a main part perspective view showing a state in which a deck unit is lifted in a method for assembling a deck unit according to another embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a side view showing a state in which a deck unit is set between large beams in a method for assembling a deck unit according to another embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a perspective view for explaining a conventional method of assembling a deck unit.
FIG. 9 is a partial enlarged perspective view for explaining a conventional method of assembling a deck unit.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Small beam 1a Upper surface edge part 2 Deck plate 2a Notch 3 Deck unit 4 Large beam 6 Lifting member 6a Vertical plate 6b T-shaped steel 7 Overhang | projection part 21 Connection plate

Claims

間隔をあけて配置される複数の小梁上にデッキプレートを取り付けてデッキユニットとし、該デッキユニットを吊り上げて大梁間に配置し、前記小梁と前記大梁とを接合するデッキユニットの組付方法において、
前記小梁の上面端部に、該小梁の長さ方向に延び、その底面フランジを前記小梁の上面にボルトにより固定されるＴ形鋼からなる吊上部材を取り付け、該吊上部材を介して前記デッキユニットを吊り上げることを特徴とするデッキユニットの組付方法。A method of assembling a deck unit for attaching a deck plate on a plurality of small beams arranged at intervals to form a deck unit, lifting the deck unit between the large beams, and joining the small beams and the large beams In
A hoisting member made of T-shaped steel that extends in the length direction of the beam and is fixed to the upper surface of the beam by a bolt is attached to the upper end portion of the beam. A method of assembling the deck unit, wherein the deck unit is lifted through the deck unit.

請求項１記載のデッキユニットの組付方法において、
前記吊上部材を、前記小梁の端部から外方へ張り出して取り付け、前記デッキユニットを吊り上げて前記大梁間に配置した後、前記小梁と前記大梁とを接合するまでの間に、前記吊上部材の張出部分を前記大梁の上面に載せて、前記デッキユニットの荷重を大梁に仮預けすることを特徴とするデッキユニットの組付方法。In the assembly method of the deck unit of Claim 1,
The lifting member is attached by projecting outward from the end of the beam, and after the deck unit is lifted and disposed between the beams, the beam is joined between the beams and the beam. A method of assembling a deck unit, wherein the projecting portion of the lifting member is placed on the upper surface of the beam and the load of the deck unit is temporarily deposited in the beam.

請求項１記載のデッキユニットの組付方法において、
前記デッキユニットを複数枚重ねた状態で吊り上げ、下側のデッキユニットから順に前記大梁間にセットすることを特徴とするデッキユニットの組付方法。In the assembly method of the deck unit of Claim 1 ,
A method for assembling a deck unit, wherein a plurality of the deck units are lifted and stacked between the large beams in order from the lower deck unit.