JP3824668B2 - 電動サーボモータ式調速機の制御装置 - Google Patents

電動サーボモータ式調速機の制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は電動サーボモータ式調速機の制御装置に関し、一対の電動サーボモータが発生する操作力が平衡するよう工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、調速機の駆動源が油圧方式から電動機を用いた電動サーボモータ式に代わりつつある。この電動サーボモータはブラシなし直流電動機と、この電動機の出力が供給される減速機と、この減速機の出力が供給される回転−直線運動変換部とから構成されていて、直線運動に変換された運動体に水車の水口開度調整用のガイドリングが接続されている。
【0003】
上記電動サーボモータは油圧式に比較して保守点検が容易であるため、近年次第に多用されるようになってきた。これに伴ってサーボモータに使用されるブラシなし直流電動機(以下BLMと称す)の単機容量も増加するようになってきた。しかし、前記BLMには製作限界がある。
【0004】
BLMを大容量にすると、BLMにモータ電流を供給するインバータ装置に使用されているパワートランジスタの容量も増加しなければならないという問題が生じる。また、パワートランジスタの容量を増加させるために、パワートランジスタを並列接続することも考えられるけれども、このような手段にすると制御がむずかしくなるとともに不経済となる。さらに、BLM自身を大型とすると、はずみ車効果GD2が増加し、負荷しゃ断時の不動時間が大きくなって水車発電機の回転数ΔNを増加させてしまう問題も生じるとともにBLMの慣性のため等価閉鎖速度に達するまでに時間がかかりすぎる問題もある。
【0005】
そこで本願出願人は、上記問題を解決して、電動サーボモータの容量が小さくてもガイドリングの調整が容易にできる電動モータ式調速機の制御装置を先に出願した(実願昭62−142690号及び実願昭62−142691号)。
【0006】
ここで図3を参照して先に出願した実願昭62−142690号の実施例を説明する。
【0007】
図3において、1は水車の水口開度を調整するガイドリングで、このガイドリング1の外周部には互に180度離れた位置にサーボモータ取付体2,3を突設させる。サーボモータ取付体2,3には電動サーボモータ4,5を構成する回転−直線運動変換部6,7が連結される。8,9はBLMで、BLM8,9の駆動力は図示しない減速機を介して回転−直線変換部6,7に伝達される。回転−直線変換部6,7の位置は位置検出器6a,7aにより検出される。
【0008】
BLM8,9にはインバータ装置10,11からモータ電流が供給される。12,13は電流制御装置である。インバータ装置10,11と電流制御装置12,13はサーボモータ制御部となる。14はPID速度制御装置で、この制御装置14には設定速度と水車発電機の速度(水車速度)とが入力され、その速度差からPID演算を行う。PID速度制御装置14の出力であるPID速度制御指令は開度制御装置15に供給される。開度制御装置15には電動サーボモータ4の回転−直線変換部6,7に設けられた位置検出器6a,7aの検出位置信号が入力される。開度制御装置15の開度制御指令は電流指令として電流制御装置12,13に供給される。16,17は変流器である。
【0009】
水車発電機の速度が設定速度と異なってくると、PID速度制御装置14からPID速度制御指令が送出される。この速度制御指令は開度制御装置15に入力される。この開度制御装置15には、電動サーボモータ4,5の回転−直線運動変換部6,7の移動位置を検出する位置検出器6a,7aの検出位置信号も入力され、PID速度制御指令と検出位置信号の差に対応した電流指令である開度制御指令が開度制御装置15から送出される。この開度制御指令により、電流制御装置12,13からインバータ装置10,11の制御出力が送出される。インバータ装置10,11はその制御出力によりゲートが制御されてBLM8,9にモータ電流を供給し、回転−直線運動変換部6,7を駆動して、水車発電機が設定速度となるようにガイドリング1の水口開度を変える。
【0010】
なお、回転−直線運動変換部6と回転−直線運動変換部7は運動方向が逆となるように構成する。すなわち、変換部6が押す方向のとき、変換部7は引く方向となるようにする。
【0011】
上記のようにしてガイドリング1を2台の電動サーボモータ4,5で駆動すると、ガイドリング1の駆動力は電動サーボモータが1台の場合に比較してその容量が小さくても確実に制御できる。また、サーボモータ4,5が小さいため、BLM8,9の容量も当然小さくなる。このため、はずみ車効果GD2も小さくなるので、負荷しゃ断の不動時間が小さく水車発電機の回転数には影響を与えなくなる。さらに、BLM8,9が小型であるから等価閉鎖速度に達するまでの時間も短くてすむ。
更に、ガイドリング1を片側だけで制御する場合にして操作力損失の低減を図ることができる。
【0012】
次に図4及び図5を参照して、先に出願した実願昭62−142691号の実施例を説明する。なお図3に示す実願昭62−142690号の実施例と同一機能をはたす部分には同一符号を付し重複する説明は省略する。
【0013】
図4に示すようにこの従来技術では、第1の開度制御装置15に、PID速度制御装置14からのPID速度制御指令及び位置検出器6aで検出した検出位置信号が入力される。また第2の開度制御装置19には、全閉指令及び位置検出器7aで検出した検出位置信号が入力される。開度制御装置15,19の開度制御指令はインターフェイス部18へ送られる。他の部分の構成は図3に示す従来技術と同一である。
【0014】
図5はインターフェイス部18の詳細を示す回路図で、図4と同一部分には同一符号を付して示す。図5において、図中上部の電動サーボモータ4、インバータ装置10及び電流制御装置12からなるシステムをAシステムと称し、図中下部の電動サーボモータ5、インバータ装置11及び電流制御装置13からなるシステムをBシステムと称す。
【0015】
図5に示すインターフェイス部18はAシステムが故障したとき(故障検出器は図示省略)動作する常開設点A1,A2,A3と常閉接点A4を有し、Bシステムが故障したとき動作する常開接点B1,B2を有する。常開接点A1とA2は直列接続されて第1開度制御装置15と電流制御装置12とを結ぶ電路に介装される。常閉接点A4と常開接点B2は直列接続されて第2開度制御装置19と電流制御装置13とを結ぶ電路に介装される。また、常開接点A3とB1は直列接続されて常開接点A1とA2の共通接続点と、常閉接点A4と常開接点B2の共通接続点間に接続される。
【0016】
通常制御時は常開接点A1,A2,A3とB1,B2がオンになっていて常閉接点A4はオフされている。このため、第1開度制御装置15の開度制御指令はインターフェイス部18を介して電流制御装置12,13に供給されるようになっている。そしてAシステムに故障が発生したときに、インターフェイス部18の常開接点A1,A2,A3がオフされ、常閉接点A4がオンとなって、第2開度制御装置19からガイドベーン全閉指令が電流制御装置13に入力されるようになる。
【0017】
次に図4,図5に示す従来例の動作を述べる。水車発電機の速度が設定速度と異なってくるPID速度制御装置14からPID速度制御指令が送出される。このPID速度制御指令は第1開度制御指令15に入力される。この第1開度制御15には電動サーボモータ4の回転−直線運動変換部6の移動位置を検出する位置検出器6aの検出位置信号も入力され、第1開度制御装置15から両信号の差に応じた開度制御指令が送出される。この開度制御指令により電流制御装置12,13からインバータ装置10,11の制御出力が送出される。インバータ装置10,11はその制御出力によりゲートが制御されてBLM8,9を制御し、回転−直線運動変換部6,7を駆動して、水車発電機が設定速度となるようにガイドリング1の水口開度を変える。
【0018】
上記のように電動サーボモータ4,5によりガイドリング1を制御しているとき、電動サーボモータ4に故障が発生したとする。この故障発生を図示しない検出器が検出すると、インターフェイス部18の常開接点A1,A2,A3をオフさせ、常閉接点A4をオンにする。このため、第1開度制御装置15の開度制御指令は電流制御装置12,13に入力されなくなるが、電流制御装置13には第2開度制御装置19からガイドベーン全閉指令が常閉接点A4と常開接点B2 を通って入力される。この指令によってガイドリング1はベーンを閉じる方向に駆動される。これにより、水車を自動的に停止させるため、安全な電動サーボモータ式調速機が得られる。
【0019】
図6は更に他の従来技術を示す。この従来技術では、インバータ装置10からBLM8へ供給するモータ電流IAと、インバータ装置11からBLM9へ供給モータ電流IBとが平衡するように工夫し、電動サーボモータ4,5の力のバランスが平衡するようにしたものである。
【0020】
つまり減算器22は電流IBから電流IAを減算して差電流IB−IAを求め、積分器20は差電流IB−IAを積分した積分信号SAを出力する。したがってIA>IBのときには積分信号SAはマイナス値となり、IA<IBのときには積分信号SAはプラス値となる。加算器24では、開度制御装置15から出力される開度制御指令に積分信号SAが加えられ、加算器24の出力が電流制御装置12へ送られる。したがってIA>IBのときには電流制御装置12へ送られる値が小さくなり、IAが減じていき、IA<IBのときには電流制御装置12へ送られる値が大きくなり、IAが増えていく。この結果IAとIBが等しくなる。
【0021】
同様に減算器23は電流IAから電流IBを減算して差電流IA−IBを求め、積分器21は差電流IA−IBを積分した積分信号SBを出力する。したがってIB>IAのときには積分信号SBはマイナス値となり、IB<IAのときには積分信号SBはプラス値となる。加算器25では、開度制御装置15から出力される開度制御指令に積分信号SBが加えられ、加算器25の出力が電流制御装置13へ送られる。したがってIB>IAのときには電流制御装置13へ送られる値が小さくなり、IBが減じていき、IB<IAのときには電流制御装置13へ送られる値が大きくなり、IBが増えていく。この結果IBとIAが等しくなる。
【0022】
図6の従来技術ではモータ電流IA,IBが平衡するように工夫したので、BLM8,9の調整ズレや経年変化による特性変化が生じても、BLM8,9が発生する力を平衡させることができる。
【0023】
結局、図3〜図5に示す従来技術では、同一の開度制御指令を電流制御装置12,13に入れることによりBLM8,9のモータ電流を平衡させるようにしており、図6に示す従来技術では、モータ電流IA,IBの差に基づきモータ電流IA,IBが平衡するように調整している。
【0024】
電動サーボモータ4,5では、BLM8,9の回転運動を減速機を介して回転−直線運動変換部6,7へ伝え、回転−直線運動変換部6,7ではボールネジ等を用いて回転運動を直線運動に変換してガイドリング1に力を伝える。
【0025】
ところで上記従来技術では、電動サーボモータ4,5における減速機やボールネジ等のロスの不平衡や、これらメカ機構の経年変化の不平衡や、温度等の環境変化の偏り等があるため、BLM8,9のモータ電流を平衡させたとしても、サーボモータ取付体2,3に作用する操作力(電動サーボモータ4,5の操作力)が不平衡となってしまうおそれがあり、精度よく操作力を平衡させることができなかった。
【0026】
このような操作力の不平衡が生じると、メカ的に不要な応力が発生してしまうと共に、電気的にはモータが過負荷になるおそれがあった。
【0027】
本発明は、上記従来技術に鑑み、一対の電動サーボモータがガイドリングに伝える操作力が平衡するようにした、電動サーボモータ式調速機の制御装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の構成は、回転することにより水車の水口開度を調整するガイドリングの外周部のうち周方向に沿い離れた位置に連結されており、モータ電流がそれぞれ供給されると駆動して前記ガイドリングを同一の回転方向に沿い回転させる押し操作力または引き操作力をそれぞれ前記ガイドリングに付与してガイドリングを回転させる一対の電動サーボモータと、
開度制御指令に応じてモータ電流を前記一対の電動サーボモータにそれぞれ供給する一対のサーボモータ制御部と、
水口開度が目的開度となるような開度制御指令を前記一対のサーボモー制御部に送る制御部とを有する電動サーボモータ式調速機の制御装置において、
前記一対の電動サーボモータから前記ガイドリングに付与する操作力をそれぞれ個別に検出する一対の力センサと、
前記電動サーボモータの一方の操作力が他方の操作力よりも大きいときには、一方の電動サーボモータにモータ電流を供給する一方のサーボモータ制御部に入力する開度制御指令を減じ、他方の電動サーボモータにモータ電流を供給する他方のサーボモータ制御部に入力する開度制御指令を増すよう調整する調整部と、を備えたことを特徴とする。
【0029】
【作用】
本発明では、一対の電動サーボモータが発生する操作力を力センサにより個別に求め、両操作力が平衡するようにサーボモータ制御部を調整する。このように直接的に操作力を検出して調整するため、両操作力が正確に平衡する。
【0030】
【実施例】
以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。なお従来技術と同一部部には同一符号を付し重複する説明は省略する。
【0031】
図1は本発明の第1実施例を示す。第1実施例では、図3に示す従来技術に、更に、ロードセル50,51、減算器52、アンプ(演算増幅器)53、反転器54、リミッタ付加算器55,56を付加した構成となっている。
【0032】
ロードセル50,51は、電動サーボモータ4,5からガイドリング1へ伝える操作力を直接検出することができる部分、具体的には回転−直線運動変換部6,7とサーボモータ取付体2,3とを連結するロッドに備えられている。このロドセル50,51は各操作力に応じた力検出信号FA,FBを出力する。
【0033】
減算器52は、力検出信号FBから力検出信号FAを減算して力偏差信号Δfを出力し、アンプ53は力偏差信号Δfを増幅して力偏差信号ΔFを出力する。反転器54は力偏差信号ΔFの正負を反転して正負を反転した力偏差信号ΔFを出力する。リミッタ付加算器55,56は、開度制御装置15から出力される開度制御指令Kに、力偏差信号ΔFを加えて信号(開度制御指令)K+ΔFを出力する。ただしBLM8,9のモータ電流IA,IBが定格電流以上にならないように、リミッタ付加算器55,56は信号K+ΔFの上限をリミットしている。
【0034】
本実施例では、PID速度制御装置14のPID速度制御指令Vと、位置検出器6a,7aの検出位置信号PA, PBとの差に応じて、開度制御指令15から開度制御指令Kが出力される。電動サーボモータ4,5は開度制御指令Kに応じた操作力を発生する。両操作力が等しいときには力偏差信号ΔFは零となり、従来と同様に開度制御指令Kに応じた操作力が発生する。
【0035】
操作力がアンバランスとなり力検出信号FAが力検出信号FBよりも大きくなったときには、力偏差信号ΔFの値は負値となる。よって加算器55の出力信号(開度制御指令)K+ΔFの値は小さくなり、加算器56の出力信号(開度制御指令)K+ΔFの値は大きくなり、電動サーボモータ4の操作力が減じ、電動サーボモータ5の操作力が増し、両方の操作力が平衡する。
【0036】
操作力がアンバランスとなり、前述したとのとは逆に、力検出信号FBが力検出信号流FAよりも大きくなったときには、力偏差信号ΔFの値は正値となる。よって加算器55の出力信号(開度制御信号)K+ΔFの値は大きくなり、加算器56の出力信号(開度制御指令)K+ΔFの値は小さくなり、電動サーボモータ4の操作力が増し、電動サーボモータ5の操作力が減じ、両方の操作力が平衡する。
【0037】
このように本実施例では電動サーボモータ4,5の操作力を検出し、両操作力が平衡するように調整をしているため、減速機やボールネジ等のロスに不平衡があっても、両操作力は等しくなる。
【0038】
なおモータ電流IA,IB、力検出信号FA,FB、速度制御指令V、開度制御指令Kを監視することにより、異常(例えば水車ガイドベーン内部に流木や木の葉などの異物が混入して操作不能となった状態)の発見が容易にできる。
【0039】
図2は本発明の第2実施例を示す。第2実施例では、図4に示す従来技術に、更に、ロードセル50,51、減算器52、アンプ(演算増幅器)53、反転器54、リミッタ付加算器55,56を付加した構成となっている。
【0040】
正常時には第1実施例と同様に、信号K+ΔFに応じて操作力が電動サーボモータ4,5から生じ、両方の操作力が等しくなる。
【0041】
一方、異常時には、図4に示す従来技術と同様に、全閉指令により、電動サーボモータ5が作動してガイドリング1が閉方向に回転していく。
【0042】
【発明の効果】
以上実施例と共に具体的に説明したように本発明によれば、2つの電動サーボモータからガイドリングに伝える操作力を個別に検出し、両操作力が等しくなるようにサーボ制御部に入力する信号を調整するようにしたので、経年変化やメカロスのちがいがあっても、両操作力を精度よく平衡させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す構成図。
【図2】 本発明の第2実施例を示す構成図。
【図3】 従来技術を示す構成図。
【図4】 従来技術を示す構成図。
【図5】 従来技術を示す構成図。
【図6】 従来技術を示す構成図。
【符号の説明】
1 ガイドリング
2,3 サーボモータ取付体
4,5 電動サーボモータ
6,7 回転−直線運動変換部
6a,7a 位置検出器
8,9 ブラシなし直流電動機(BLM)
10,11 インバータ装置
12,13 電流制御装置
14 PID速度制御装置
15,19 開度制御装置
16,17 変流器
18 インターフェイス部
20,21 積分器
22,23 減算器
24,25 加算器
50,51 ロードセル
52 減算器
53 アンプ
54 反転器
55,56 リミッタ付加算器

Claims (1)

  1. 回転することにより水車の水口開度を調整するガイドリングの外周部のうち周方向に沿い離れた位置に連結されており、モータ電流がそれぞれ供給されると駆動して前記ガイドリングを同一の回転方向に沿い回転させる押し操作力または引き操作力をそれぞれ前記ガイドリングに付与してガイドリングを回転させる一対の電動サーボモータと、
    開度制御指令に応じてモータ電流を前記一対の電動サーボモータにそれぞれ供給する一対のサーボモータ制御部と、
    水口開度が目的開度となるような開度制御指令を前記一対のサーボモー制御部に送る制御部とを有する電動サーボモータ式調速機の制御装置において、
    前記一対の電動サーボモータから前記ガイドリングに付与する操作力をそれぞれ個別に検出する一対の力センサと、
    前記電動サーボモータの一方の操作力が他方の操作力よりも大きいときには、一方の電動サーボモータにモータ電流を供給する一方のサーボモータ制御部に入力する開度制御指令を減じ、他方の電動サーボモータにモータ電流を供給する他方のサーボモータ制御部に入力する開度制御指令を増すよう調整する調整部と、を備えたことを特徴とする電動サーボモータ式調速機の制御装置。
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