JP3823123B2 - 教育支援装置、教育支援システム、教育支援方法および教育支援プログラム - Google Patents

教育支援装置、教育支援システム、教育支援方法および教育支援プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、教育支援装置、教育支援システム、教育支援方法および教育支援プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネット網に接続したコンピュータを使用する複数の受講生宛に教材の情報を表示可能とするURL(Uniform Resource Locator)を記載した電子メールを送信することが行われている。受講生が使用するコンピュータには表示画面中のURLの領域をマウスにてクリック操作すると所定のサーバとデータの送受信を行って同URLに存在するホームページデータを入手して表示する所定のソフトウェアがインストールされており、同ソフトウェアは電子メール中に記載されたURLの表示領域がクリック操作されたことを検出すると同URLに存在する教材のホームページデータを入手して表示する機能をコンピュータに実現させる。そこで、受講生は、同ソフトウェアの処理により表示される教材のホームページを見ることにより受講することができる。また、受講の進み具合や受講生の興味を反映させるため、管理者は管理者用コンピュータを使用する等して上記URLのホームページデータが参照された頻度等をサーバから入手し、電子メールを送信するタイミングを変更する操作入力を行ったり、ホームページデータを更新する操作入力を行ったりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の技術においては、以下のような課題があった。
すなわち、電子メール中に記載されたURLの表示領域をクリック操作して教材のホームページを閲覧した受講生が誰であるかがわからないため、受講生個別の受講状況を把握することができず、受講生別に適切な教材を表示可能とするホームページデータを提供することができなかった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、双方向通信可能なコンピュータに対して教材を表示可能とする教材情報を出力することにより受講生別に適切な教材を提供することが可能な教育支援装置、教育支援システム、教育支援方法および教育支援プログラムの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、複数の受講生が使用するとともに各種情報を入手して表示可能であって同情報に含まれる記憶場所を表すアドレス情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付けて同アドレス情報を含む閲覧要求を作成して送出可能な受講生用コンピュータと双方向通信可能であり、同受講生に対する教材を表示可能とする教材情報を同閲覧要求に応じて同受講生用コンピュータに対して出力する教育支援装置であって、複数の上記教材情報をそれぞれ別の上記アドレス情報に対応させて記憶した情報記憶領域と、上記複数のアドレス情報の入力を受け付け、入力されたアドレス情報に当該アドレス情報に対応する複数の教材情報の参照順を表す参照順データおよび上記受講生を識別する受講生識別データを含めるとともに、同参照順データおよび同受講生識別データを有する複数のアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する複数の教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成するメール作成手段と、作成された上記電子メール情報を上記受講生に対応する受講生用コンピュータに対して出力するメール出力手段と、上記受講生用コンピュータから上記受講生識別データを有するアドレス情報を含む上記閲覧要求を入手し、同アドレス情報に対応した教材情報を上記情報記憶領域から取得して同受講生用コンピュータに対して出力する教材出力手段と、入手された上記閲覧要求に含まれる上記受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成して外部に出力する支援情報作成手段とを具備し、上記支援情報作成手段は、上記教材出力手段にて入手された上記閲覧要求に含まれる上記参照順データおよび受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の教材情報が上記参照順に参照されているか否かを判定し、同参照順に参照されていないと判定したとき、閲覧順でない旨の別の電子メール情報を上記メール作成手段に作成させ、上記メール出力手段は、上記作成された閲覧順でない旨の別の電子メール情報を対応する上記受講生用コンピュータに対して出力するする構成としてある。
【0005】
本教育支援装置は、複数の受講生が使用する受講生用コンピュータと双方向通信可能である。同受講生用コンピュータは、各種情報を入手して表示可能であるとともに、同情報に含まれる記憶場所を表すアドレス情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付けて同アドレス情報を含む閲覧要求を作成して送出可能なコンピュータとされている。
受講生に対する教材を表示可能とする教材情報は、記憶場所を表すアドレス情報と対応して情報記憶領域に記憶されている。
メール作成手段により、教育支援装置に対してアドレス情報を入力することが可能である。アドレス情報が入力されると、入力されたアドレス情報に受講生を識別する受講生識別データが含められ、同アドレス情報に対応する教材の閲覧を促す旨の電子メール情報が作成されるとともに、受講生識別データを有するアドレス情報は同電子メール情報に含められる。すると、メール出力手段により、受講生識別データが含められたアドレス情報を有する電子メール情報は受講生に対応する受講生用コンピュータに対して出力される。
【0006】
受講生用コンピュータでは、電子メール情報を入手して表示可能であり、電子メール情報に含まれるアドレス情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付けて同アドレス情報を含む閲覧要求を作成して送出可能である。受講生用コンピュータが同閲覧要求を送出すると、教材出力手段により、受講生用コンピュータから受講生識別データを有するアドレス情報を含む閲覧要求が入手され、同アドレス情報に対応した教材情報は情報記憶領域から取得されて受講生用コンピュータに対して出力される。
受講生用コンピュータでは、教材情報を入手して表示可能である。従って、受講生は、電子メール情報に含まれるアドレス情報に対応する教材を閲覧することができる。
また、支援情報作成手段により、入手された閲覧要求に含まれる受講生識別データと受講生用コンピュータからの教材情報へのアクセス状況とに基づく教育支援情報が作成され、外部に出力される。ここで、受講生識別データにより受講生を識別することができるため、教育支援情報は、複数の受講生別に同受講生の教育を支援する情報とされる。すなわち、受講生に対して教材を提供する管理者は、本教育支援装置の利用者となることにより、受講生別とされた教育支援情報を入手することができる。従って、教育支援情報を参考にして受講生別に適切な教材に対応するアドレス情報を入力することにより、受講生別に適切な教材を提供することが可能となる。
【0007】
また、複数の教材情報が情報記憶領域に記憶されており、電子メール情報中のアドレス情報には受講生識別データの他に参照順データも含められる。なお、参照順データは、アドレス情報に対応する複数の教材情報の参照順を表すデータとされている。受講生用コンピュータでは、電子メール情報を入手して表示可能であり、電子メール情報に含まれるアドレス情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付けて参照順データを有するアドレス情報を含む閲覧要求を作成して送出可能である。受講生用コンピュータが同閲覧要求を送出すると、教育支援装置は支援情報作成手段により、教材出力手段にて入手された閲覧要求に含まれる参照順データと受講生識別データと受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて複数の教材情報が参照順に参照されているか否かが判定される。そして、参照順に参照されていないと判定されたとき、閲覧順でない旨の別の電子メール情報が対応する受講生用コンピュータに対して出力される。従って、受講生は、教材を閲覧順に閲覧しなかったときにその旨を知ることができる。
【0008】
請求項2にかかる発明は、複数の受講生が使用するとともに各種情報を入手して表示可能であって同情報に含まれる記憶場所を表すアドレス情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付けて同アドレス情報を含む閲覧要求を作成して送出可能な受講生用コンピュータと双方向通信可能であり、同受講生に対する教材を表示可能とする教材情報を同閲覧要求に応じて同受講生用コンピュータに対して出力する教育支援装置であって、上記教材情報を上記アドレス情報に対応させて記憶した情報記憶領域と、上記アドレス情報の入力を受け付け、入力されたアドレス情報に上記受講生を識別する受講生識別データを含めるとともに、同受講生識別データを有するアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成するメール作成手段と、作成された上記電子メール情報を上記受講生に対応する受講生用コンピュータに対して出力するメール出力手段と、上記受講生用コンピュータから上記受講生識別データを有するアドレス情報を含む上記閲覧要求を入手し、同アドレス情報に対応した教材情報を上記情報記憶領域から取得して同受講生用コンピュータに対して出力する教材出力手段と、入手された上記閲覧要求に含まれる上記受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成して外部に出力する支援情報作成手段とを具備し、上記支援情報作成手段は、上記受講生用コンピュータから上記閲覧要求を入手していないとき、当該閲覧要求に対応する上記電子メール情報が上記受講生用コンピュータに対して出力されてからの経過時間を求め、求めた経過時間が所定期間以上またはより大であるとき、教材の閲覧を促す旨の別の電子メール情報を上記メール作成手段に作成させ、上記メール出力手段は、上記作成された教材の閲覧を促す旨の別の電子メール情報を対応する上記受講生用コンピュータに対 して出力する構成としてある。
【0009】
すなわち、電子メール情報を送信してから所定期間教材情報が参照されていないときに別の電子メール情報が作成されて対応する受講生用コンピュータに対して出力されるので、受講生は電子メールを受け取ってから対応する教材を閲覧していないことを知ることができる。
【0010】
ところで、本教育支援装置と双方向通信可能とされる受講生用コンピュータは、複数の受講生のそれぞれに対応して複数設けられてもよいし、複数の受講生に共有されて使用されるものであってもよい。また、使用環境として種々の態様が考えられ、例えば、各家庭に設置する汎用的なパーソナルコンピュータを用いてもよいし、持ち運びの可能な携帯端末を使用することも可能である。
本教育支援装置に使用されるコンピュータも、使用環境として種々の態様が考えられる。例えば、大容量のハードディスクを備えて高速処理の可能なコンピュータを用いてもよいし、クライアントと同様に汎用的なパーソナルコンピュータを用いることも可能である。さらに、単独のコンピュータをサーバとして教育支援装置を構成してもよいし、複数のコンピュータをサーバとして教育支援装置を構成してもよい。むろん、各種情報を入出力可能な端末を管理者用コンピュータとしてサーバに直接接続したり通信回線を介して接続したりして、同端末からアドレス情報や電子メール情報等の各種情報の入出力を行うようにしてもよい。
なお、本教育支援装置は、単独で実施される場合もあるし、あるシステムに組み込まれた状態で他の方法とともに実施されることもあるなど、発明の思想としては各種の態様を含むものであって、適宜、変更可能である。
【0011】
教育支援情報は、複数の受講生別に同受講生の教育を支援する情報であればよく、様々な態様が考えられる。また、受講生個人別に教育を支援する情報であってもよいし、受講生をグループ化してグループ別に教育を支援する情報であってもよく、この場合でも請求項1、請求項2にかかる発明に含まれる。
教材情報は、受講生に対する教材をコンピュータにて表示可能とする情報であればよく、様々な態様が考えられ、例えば、所定のアドレスに格納されて教材をホームページとして表示可能とするホームページデータとすることができる。
アドレス情報は、各種情報の記憶場所を表す情報であればよく、様々な態様が考えられ、例えば、上記URLの情報とすることができる。
受講生識別データは、受講生を識別可能とするデータであればよく、様々な態様が考えられる。例えば、メールアドレス、氏名に電話番号を組み合わせたもの、教育支援装置が生成する乱数、等とすることができる。
電子メール情報は、電子メールを構成する情報であればよく、様々な態様が考えられる。例えば、テキストデータのみからなる情報、画像情報を含む情報、等とすることができる。
受講生用コンピュータから送出される閲覧要求は、本教育支援装置に教材情報を出力させることが可能な内容の情報であればよく、種々の態様が可能であり、例えば、単に所定のコードを割り当てて、このコードとアドレス情報とを含んだ情報としてもよい。
【0012】
ここで、別の電子メール情報の構成の一例として、請求項3にかかる発明は、上記別の電子メール情報には、上記入力されたアドレス情報に対応する教材情報とは別の教材情報に対応するアドレス情報が含まれるとともに、当該アドレス情報には、上記受講生識別データが含まれる構成としてある。すなわち、受講生別に教材情報へのアクセス状況に応じた別の教材情報を提供可能とするとともに、別の電子メール情報に含まれるアドレス情報に対応する教材情報へのアクセス状況に応じてさらに有用な教育支援情報を作成することが可能となる。
【0013】
ここで、教育支援情報を作成する構成の一例として、請求項4にかかる発明は、上記教材出力手段は、上記受講生用コンピュータに対する上記教材情報の出力開始の日時、同受講生用コンピュータに対する同教材情報の出力終了の日時、のいずれかまたは組み合わせを、同受講生用コンピュータに対応する受講生を識別する上記受講生識別データと対応させて上記情報記憶領域に記憶させ、上記支援情報作成手段は、上記情報記憶領域に蓄積された上記受講生識別データと日時とに基づいて上記受講生別の教育支援情報を作成する構成としてある。
すなわち、情報記憶領域には、受講生用コンピュータに対する教材情報の出力開始の日時、受講生用コンピュータに対する教材情報の出力終了の日時、のいずれかまたは組み合わせが、受講生用コンピュータに対応する受講生を識別する受講生識別データと対応して記憶される。そこで、支援情報作成手段は、情報記憶領域に蓄積された受講生識別データと日時とに基づいて、受講生別の教育支援情報を作成することができる。
【0014】
また、上記支援情報作成手段は、上記受講生用コンピュータからの上記教材情報の参照時間を算出し、算出した参照時間と上記受講生識別データとを対応させて上記受講生別の教育支援情報とする構成としてもよい。すなわち、教育支援情報は受講生用コンピュータからの教材情報の参照時間と識別データとが対応した情報とされるので、本教育支援装置の管理者は受講生用コンピュータからの教材情報の参照時間を受講生別とされた情報として入手することができる。
上記発明によれば、受講生別とされた教材情報の参照時間を参考にして受講生別に適切な教材に対応するアドレス情報を入力することにより、受講生別に適切な教材を提供することが可能となる。
むろん、教材情報の参照時間以外にも、教育支援情報には様々な情報を採用可能である。例えば、受講生別の受講生用コンピュータに対する教材情報の出力開始の日時や出力終了の日時をそのまま教育支援情報としてもよい。
【0015】
さらに、教材情報の参照時間に応じて別の電子メールが受講生宛に送信されると利便性を向上させることができる。そこで、請求項5にかかる発明は、上記支援情報作成手段は、上記受講生別に上記受講生用コンピュータからの上記教材情報の参照時間を算出し、算出した参照時間に応じた別の電子メール情報を上記メール作成手段に作成させ、上記メール出力手段は、上記作成された上記参照時間に応じた別の電子メール情報を対応する上記受講生用コンピュータに対して出力する構成としてある。すなわち、受講生別の教材情報の参照時間に応じた別の電子メールが作成されて受講生宛に送信される。
その際、上記支援情報作成手段は、上記受講生別に上記受講生用コンピュータからの上記教材情報の参照時間を算出し、算出した参照時間が所定時間以上またはより大であるとき、閲覧時間を超過した旨の別の電子メール情報を上記メール作成手段に作成させ、上記メール出力手段は、上記作成された閲覧時間を超過した旨の別の電子メール情報を対応する上記受講生用コンピュータに対して出力する構成としてもよい。すなわち、教材情報の参照時間が所定時間を経過したら別の電子メールが作成されて受講生宛に送信されるので、受講生は教材の閲覧時間が長すぎることを知ることができ、利便性が向上する。
【0016】
また、上記支援情報作成手段は、上記受講生別に上記受講生用コンピュータからの上記教材情報の参照時間を算出するとともに同参照時間の平均時間を算出し、同受講生別の参照時間と同平均時間とを比較し、比較結果に応じた別の電子メール情報を上記メール作成手段に作成させ、上記メール出力手段は、上記作成された別の電子メール情報を対応する上記受講生用コンピュータに対して出力する構成としてもよい。すなわち、受講生別に教材情報の参照時間の相対的な長短に応じた別の電子メールが作成されて受講生宛に送信される。
上記発明によれば、受講生全体の中で教材情報の参照時間の相対的な長短に応じた適切 な電子メールを受講生別に別途自動的に送信することが可能となるので、利便性が向上する。
さらに、教材情報の参照時間の標準偏差と組み合わせて別の電子メール情報を作成するようにしてもよい。すると、よりきめ細やかに受講生全体の中で教材情報の参照時間の相対的な長短に応じた適切な電子メールを受講生別に別途自動的に送信することが可能となるので、利便性が向上する。
【0017】
ところで、メール作成手段は様々な構成が考えられる。その一例として、請求項6にかかる発明は、上記メール作成手段は、上記教材情報を上記情報記憶領域から取得可能であるとともに上記受講生用コンピュータからのアクセス状況に応じた処理を実行可能な処理プログラムの入力を受け付け、入力された処理プログラムを上記アドレス情報に対応させて上記情報記憶領域に記憶させ、上記教材出力手段は、上記入力された処理プログラムの処理により、上記入手した閲覧要求に含まれるアドレス情報に対応した教材情報を上記情報記憶領域から取得して同受講生用コンピュータに対して出力し、上記支援情報作成手段は、上記入力された処理プログラムの処理により、上記入手された閲覧要求に含まれる上記受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成する構成としてある。
【0018】
すなわち、教材情報を情報記憶領域から取得可能であるとともに受講生用コンピュータからのアクセス状況に応じた処理を実行可能な処理プログラムを入力して、アドレス情報と対応させて情報記憶領域に記憶させることができる。この処理プログラムが、コンピュータを教材出力手段の一部と支援情報作成手段として機能させる。従って、本教育支援装置の管理者は、処理プログラムを入力することにより、受講生用コンピュータからのアクセス状況に応じて実行させる処理を自由に決定することができる。
【0019】
また、アクセス状況に応じて実行させる処理を選択させるようにしてもよい。そこで、上記メール作成手段は、上記受講生用コンピュータからのアクセス状況に応じた所定の処理を実行可能な複数の所定プログラムのいずれかの選択入力を受け付け、選択入力された所定プログラムに基づいて上記教材情報を上記情報記憶領域から取得可能であるとともに上記受講生用コンピュータからのアクセス状況に応じた処理を実行可能な処理プログラムを作成して上記情報記憶領域に記憶させ、上記教材出力手段は、上記作成された処理プログラムの処理により、上記入手した閲覧要求に含まれるアドレス情報に対応した教材情報を上記情報記憶領域から取得して同受講生用コンピュータに対して出力し、上記支援情報作成手段は、上記作成された処理プログラムの処理により、上記入手された閲覧要求に含まれる上記受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成する構成としてもよい
【0020】
すなわち、受講生用コンピュータからのアクセス状況に応じた所定の処理を実行可能な複数の所定プログラムのいずれかを選択入力すると、選択入力された所定プログラムに基づいて教材情報を情報記憶領域から取得可能であるとともに受講生用コンピュータからのアクセス状況に応じた処理を実行可能な処理プログラムが作成され、アドレス情報と対応して情報記憶領域に記憶される。作成された処理プログラムが、コンピュータを教材出力手段の一部と支援情報作成手段として機能させる。従って、本教育支援装置の管理者は、所定プログラムを選択することにより、受講生用コンピュータからのアクセス状況に応じて実行させる処理を容易に決定することができる。
上記発明によれば、受講生用コンピュータからのアクセス状況に応じて実行させる処理を容易に決定することができ、さらに利便性が向上する。
【0021】
上述したような処理プログラムを使用することができない外部の情報記憶領域に記憶した教材情報を利用したい場合もありうる。そこで、請求項7にかかる発明は、上記アドレス情報は、上記情報記憶領域における上記処理プログラムを記憶した記憶場所を表す情報とされ、上記メール作成手段は、外部の情報記憶領域に記憶されて上記受講生に対する教材を表示可能とする第二の教材情報を上記アドレス情報に対応させ、当該アドレス情報に上記受講生識別データを含めるとともに同受講生識別データを有するアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成し、上記教材出力手段は、上記受講生用コンピュータから上記受講生識別データを有するアドレス情報を含む上記閲覧要求を入手し、同アドレス情報に対応した第二の教材情報を上記外部の情報記憶領域から取得して同受講生用コンピュータに対して出力し、上記支援情報作成手段は、上記入手された閲覧要求に含まれる上記受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記第二の教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成する構成としてある。
【0022】
すなわち、外部の情報記憶領域に記憶された第二の教材情報は、本教育支援装置内の情報記憶領域における上記処理プログラムを記憶した記憶場所を表すアドレス情報と対応させられ、当該アドレス情報に受講生識別データが含められ、同アドレス情報に対応する教材の閲覧を促す旨の電子メール情報が作成され、対応する受講生用コンピュータに対して出力される。受講生用コンピュータが同アドレス情報を有する閲覧要求を送出すると、同アドレス情報に対応した第二の教材情報が外部の情報記憶領域から取得されて受講生用コンピュータに対して出力される。従って、受講生は、外部の情報記憶領域に記憶された第二の教材情報により表示される教材を閲覧することができる。
また、支援情報作成手段により、入手された閲覧要求に含まれる受講生識別データと受講生用コンピュータからの第二の教材情報へのアクセス状況とに基づく教育支援情報が作成され、外部に出力される。従って、例えば、上記処理プログラムを使用することができない外部の情報記憶領域に記憶した教材情報を利用することが可能となる。
【0023】
さらに、請求項8にかかる発明は、上記メール作成手段は、上記入力されたアドレス情報に上記電子メール情報を識別するメール識別データおよび上記受講生を識別する受講生識別データを暗号化して含めるとともに、同暗号化したメール識別データおよび受講生識別データを有するアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成し、上記支援情報作成手段は、上記入手された閲覧要求に含まれる上記暗号化されたメール識別データおよび受講生識別データを復号化し、復号化したメール識別データおよび受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記電子メール情報別かつ複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成する構成としてある。
すなわち、電子メール情報を識別可能とするメール識別データに基づいて対応する電子メール情報を特定することができるので、複数の電子メール情報別に受講生別の教育支援情報を作成することができる。
【0024】
また、電子メール情報に含まれるメール識別データと受講生識別データとは暗号化されているため、これらの識別データが外部に漏れることがなくなる。また、ユーザ名やパスワードと組み合わせることにより、不正アクセス等の防止が容易となる。
【0025】
ところで、上記複数の受講生は、複数のグループに分類され、上記メール作成手段は、上記複数のグループの中から電子メールを送信するグループの入力を受け付け、上記メール出力手段は、上記入力されたグループの受講生に対応する受講生用コンピュータに対して上記電子メール情報を出力する構成としてもよい。すなわち、電子メール情報を受講生の全員宛に送信する以外にも、受講生の一部宛に送信することも可能となる。
上記発明によれば、電子メールを受講生の一部にのみ送信することが可能となるので、 利便性が向上する。
【0026】
このように、メール作成手段は様々な構成により受講生識別データを有するアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成することができるが、さらに、上記メール作成手段は、上記電子メールの本文の入力を受け付け、入力された本文に上記受講生識別データを有するアドレス情報を含めて上記電子メール情報とする構成としてもよい。すなわち、本教育支援装置の管理者は電子メールの本文を入力することができ、入力された本文に基づいて電子メール情報が作成される。
上記発明によれば、電子メールの本文を入力することができるので、利便性が向上する。
【0027】
なお、情報記憶領域に記憶されている教育情報を更新することができると好適である。そこで、請求項9にかかる発明は、上記教材情報の入力を受け付け、入力された教材情報を上記アドレス情報に対応させて上記情報記憶領域に記憶させる教材入力手段が設けられている構成としてある。すなわち、本教育支援装置の管理者は教材情報を入力することができ、入力した教材情報を参照させる電子メール情報を作成することが可能となる。
【0028】
また、上記情報記憶領域に記憶された情報の入手依頼の入力を受け付け、入力された入手依頼に基づいて同情報記憶領域から対応する情報を取得して外部に出力する記憶情報出力手段を設けてもよい。すなわち、本教育支援装置の管理者は情報記憶領域に蓄積された情報を入手することができるので、利便性が向上する。ここで、入力する入手依頼の情報は教育支援装置に対応する情報を出力させることができる情報であればよく、様々なものを採用することができる。例えば、入手したい情報に含まれるキーワードや、キーワードに論理式を組み合わせたもの等、様々なものを採用することができる。
【0029】
ところで、本発明は、請求項10、請求項11にかかる発明のように、複数の受講生が使用する受講生用コンピュータと、同受講生用コンピュータと双方向通信可能であって同受講生に対する教材を表示可能とする教材情報を同閲覧要求に応じて同受講生用コンピュータに対して出力するサーバとにより構成される教育支援システムとしても適用可能である。すなわち、サーバは、上述した情報記憶領域、メール作成手段、メール出力手段、教材出力手段、支援情報作成手段を具備している。
【0030】
受講生用コンピュータでは、メール表示手段が上記サーバから上記電子メール情報を入手して表示する。すると、閲覧要求送出手段は、上記電子メール情報に含まれる上記アドレス情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付け、上記受講生識別データが付加された同アドレス情報を含む上記閲覧要求を作成して上記サーバに対して送出する。サーバから同アドレス情報に対応する教材情報が出力されるので、教材出力手段は上記サーバから上記教材情報を入手して教材を表示する。従って、受講生別の教育支援情報が作成される際に受講生は特別な操作を行う必要はない。
【0031】
上述したように、教育支援情報を作成する際の手法は、必ずしも実体のある装置やシステムに限られる必要はなく、上述の手段に対応した所定の手順に従って処理を進めていくうえで、その根底にはその手順に発明が存在するということは当然である。従って、本発明は方法としても適用可能であり、請求項12、請求項13にかかる発明においても、基本的には同様の作用となる。すなわち、その方法としても有効であり、請求項3〜請求項11に記載された構成を当該方法に対応させることも可能である。
【0032】
また、教育支援装置や教育支援システムに使用するコンピュータにおいては、上述した手段に対応した所定のプログラムが実行されることがある。そこで、請求項14、請求項15にかかる発明においても、基本的には同様の作用となり、請求項3〜請求項11に記載された構成を当該プログラムに対応させることも可能である。
さらに、本発明を実施しようとする際に当該プログラムが記録された媒体が流通する場合もあるので、本発明は教育支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても適用可能である。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし、光磁気記録媒体であってもよく、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。また、一部がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実現される場合においても本発明の思想において全く異なるものではなく、一部を記録媒体上に記録しておいて必要に応じて適宜読み込む形態のものも含まれる。さらに、一次複製品、二次複製品などの複製段階については全く問う余地なく同等である。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、請求項10、請求項12、請求項14にかかる発明によれば、双方向通信可能なコンピュータに対して教材を表示可能とする教材情報を出力することにより受講生別に適切な教材を提供することが可能となるとともに、受講生は教材を閲覧順に閲覧しなかったときにその旨を知ることができるので、受講生に教材を閲覧順に閲覧するよう促すことが可能となり、利便性を向上させることが可能となる。
請求項2、請求項11、請求項13、請求項15にかかる発明によれば、双方向通信可能なコンピュータに対して教材を表示可能とする教材情報を出力することにより受講生別に適切な教材を提供することが可能となるとともに、受講生は電子メールを受け取ってから対応する教材を閲覧していないことを知ることができ、利便性を向上させることが可能となる。
請求項3にかかる発明によれば、受講生別に教材の閲覧状況に応じた別の教材を提供することが可能となって利便性が向上するとともに、別の電子メール情報に含まれるアドレス情報に対応する教材への閲覧状況に応じて受講生別にさらに適切な教材を提供することが可能となる。
請求項4にかかる発明によれば、簡易な構成で教育支援情報を作成することができる。
【0034】
請求項5にかかる発明によれば、教材情報の参照時間に応じた別の電子メール情報が作成されて対応する受講生用コンピュータに対して出力されるので、受講生別に教材の閲覧時間に応じた適切な電子メールを別途自動的に送信することが可能となり、利便性が向上する
【0035】
請求項6にかかる発明によれば、受講生用コンピュータからのアクセス状況に応じて実行させる処理を自由に決定することができ、利便性が向上する
請求項7にかかる発明によれば、本教育支援装置の管理者以外の第三者が作成した教材を容易に利用して教育支援情報を作成することが可能となり、利便性が向上する。
請求項8にかかる発明によれば、メール識別データに基づいて対応する電子メール情報を特定することができるので、複数の電子メール情報を利用して受講生別にきめ細やかに適切な教材を提供することが可能となるとともに、メール識別データや受講生識別データが外部に漏れることがなくなるので、不正アクセス等の防止を容易にさせることができる。
【0036】
請求項9にかかる発明によれば、教材情報を入力して記憶させることができるともに、入力した教材情報により表示される教材の閲覧を促す電子メール情報を作成することができるので、利便性が向上する。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)教育支援システムの概略:
(2)サーバの構成:
(3)管理者用PCと学生用PCの構成:
(4)情報記憶領域に記憶される各種テーブルの構造:
(5)教育支援システムの動作の概略:
(6)管理者・学生登録時のシステムの動作:
(7)教材登録時のシステムの動作:
(8)電子メール登録時のシステムの動作:
(9)電子メール出力時のシステムの動作:
(10)教材出力時のシステムの動作:
(11)教育支援情報作成時のシステムの動作:
(12)別の電子メール作成時のシステムの動作:
【0038】
(1)教育支援システムの概略:
図1は、本発明の一実施形態にかかる教育支援システム100を含むネットワーク構成を概略図により示している。
本システム100の利用者には、受講生に対して双方向通信可能な電気通信回線であるインターネット網10を介して教材情報を送信することにより教材を提供する複数の管理者と、同管理者のそれぞれに対して教材情報を受信する複数の受講生とがいる。例えば、大学向けの英語の授業を行う場合には、英語を教える先生が管理者となり、英語を学ぶ学生が受講生となる。むろん、管理者と受講生の組み合わせは様々考えられ、例えば、小学校で授業が行われる算数や理科等であればこれらの科目を学ぶ児童が受講生となるし、趣味の講座として設けられる生け花や編み物等であれば講師が管理者となるとともに講座を受講する生徒が受講生となる。さらに、学生を教育する先生以外の者が代わりに管理者となって教材を提供することも可能である。
英語の授業を行う場合を例にとって説明すると、授業を受ける複数の学生は、原則としてそれぞれ別の受講生用コンピュータである複数のパーソナルコンピュータ(PC)60を使用するが、学生の何人かがグループとなって一台の共通のPC60を使用することも可能である。ここで、教材情報は、学生用PC60にて教材をホームページとして表示可能とするホームページデータである。
【0039】
本発明にいう教育支援装置は、サーバを構成するWebサーバ20やデータベースサーバ30、管理者用コンピュータである複数の管理者用PC40,50を備える。同教育支援装置はサーバ20,30と管理者用PC40とにてインターネット網10に接続されるとともに、同インターネット網10に複数の学生用PC60や外部サーバ80が接続されている。従って、本教育支援装置は、学生用PC60や外部サーバ80と双方向通信可能となっている。そして、学生用PC60からの閲覧要求に応じて同学生用PC60に対して教材情報を出力する。
データベースサーバ30は、本発明にいう情報記憶領域を有しており、Webサーバ20に直接LAN(Local Area Network)接続されている。そして、Webサーバ20から送出される各種情報を順次情報記憶領域に蓄積したり、Webサーバ20からの要求に応じて各種情報を出力したりする。むろん、本発明にいう情報記憶領域をWebサーバ20に設けてもよいし、データベースサーバ30をインターネット網10に接続せずにWebサーバ20にLANを介して接続するのみとする構成としてもよく、サーバは様々な構成とすることが可能である。
また、Webサーバ20とデータベースサーバ30とを接続するLANには、管理者用PC50が端末として接続可能となっている。さらに、インターネット網10に直接接続された複数の管理者用PC40も端末とされている。複数の管理者は、同PC40,50を使用して教材用のホームページデータを入力したり、電子メールを構成する情報である電子メール情報を入力したり、学生の教育を支援する教育支援情報を入手したりすることが可能である。例えば、PC40をノート型のパーソナルコンピュータとすると、管理者は様々な場所から各種情報の入出力を行うことができる。
むろん、PC40,50の代わりに、Webサーバ20に直接接続されたキーボードから各種情報の入出力を行うようにしてもよい。
【0040】
なお、本実施形態では、処理効率を向上させるために、サーバをWebサーバ20とデータベースサーバ30とから構成しているが、単一のコンピュータで簡易に構成してもよい。また、サーバ20,30を接続するLAN自体をルーターを介してインターネット網10に接続してもよい。
インターネット網10には種々のコンピュータが接続可能であり、所定のパーソナルコンピュータをローカルサーバにするなどしてLANを接続することも可能である。従って、PC40,50の代わりにLANを接続し、同LAN内の複数のパーソナルコンピュータからインターネット網10にアクセスしてもよい。
【0041】
図2は、本教育支援システム100の基本骨格を構成する手段の概略構成を示す概略構成図である。なお、インターネット網10と通信インタフェースは省略して記載している。
サーバ20,30に備えられる各手段は、データベースサーバ30に設けられたハードディスク(HD)31にアクセスすることが可能となっている。HD31は、各種教材情報や各種アクセス情報を蓄積した情報記憶領域を有している。
【0042】
本システム100の各種手段が行う処理の概略は、以下の通りである。
管理者用PC40,50の管理者側教材入力手段は、教材情報を登録する操作入力を受け付け、入力内容に対応する教材情報をWebサーバ20に対して送出する。上述したように、教材情報は教材を表示可能とする情報であれば様々な形式の情報を採用可能であり、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)形式のデータと画像データとを組み合わせたデータとすることができる。すると、Webサーバ20に設けられたサーバ側教材入力手段が、同教材情報を入手し、同教材情報をURLで表記されるアドレス情報(以下、URL情報と記載)に対応させてデータベースサーバ30の情報記憶領域に記憶させる。実際には、Webサーバは教材情報の登録要求を作成して同教材情報とともにデータベースサーバに対して出力し、データベースサーバが同登録要求と教材情報とをWebサーバから入手してURL情報に対応させてHD31に記憶させている。以後、同様の処理が何度も行われることになるが、単に「情報記憶領域に記憶させる」等と記載する。
【0043】
管理者用PCの管理者側メール作成手段は、URLの操作入力や、サーバに実行させる処理を記述した処理プログラムをソースプログラムとして登録する操作入力や、電子メールの本文の操作入力等を受け付け、入力内容に対応するURLや処理プログラムや電子メール本文等をWebサーバに対して送出する。すると、Webサーバに設けられたサーバ側メール作成手段が、これらのURLや処理プログラムや電子メール本文等を入手し、電子メールを構成する電子メール情報を作成する。その際、学生を識別する学生ID(受講生識別データ)や、電子メール情報を識別するメールID(メール識別データ)や、必要に応じて複数の教材情報の参照順を表す枝番(参照順データ)を暗号化してURL情報に含め、当該URL情報に対応する教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成する。そして、データベースサーバ30に設けられているメール出力手段が、作成された電子メール情報を学生に対応する学生用PC60に対して出力する。
学生用PCでは、メール表示手段がサーバから電子メール情報を入手して表示する。
【0044】
例えば図3に示す各種情報D1が管理者用PCから入力された場合に電子メール情報がどのように作成されるかを説明する。同情報D1には、メールID「e002」、電子メール本文、学生ID、枝番「1」〜「3」、各枝番のそれぞれに対応する管理者用PCから入力された入力URL情報と処理プログラム、が含まれている。なお、入力URL情報中の「chp1-1.htm」、「chp1-2.htm」、「chp1-3.htm」は各枝番に対応する教材情報のファイル名であり、「http://www.xxx.au.jp/eng2/chp1-1.htm」等は教材情報の記憶場所を表している。また、処理プログラムは、教材情報を情報記憶領域から取得可能であるとともに学生用PCからのアクセス状況に応じた処理を実行可能なプログラムとされている。さらに、電子メール情報にURL情報を一つしか含めない時には、枝番を「0」とすることにしている。
【0045】
まず、各入力URL情報を情報記憶領域における処理プログラムを記憶した記憶場所を表す情報に変換する。本実施形態では処理プログラムをASP(Active Server Pages )形式で記述しており、暗号化前の学生ID「0001」に対するURL情報D2中の「chp1-1.asp」、「chp1-2.asp」、「chp1-3.asp」は各枝番に対応する処理プログラムのファイル名とされる。ここで、変換前のURL情報に対応した教材情報は、変換後のURL情報に対応した情報でもある。
図4は、本実施形態で使用するASPファイルの構造を模式的に示している。図に示すように、ASPファイルは概略A,B,Cの3領域に区分される。領域Aでは、URL情報に含まれる暗号化された学生IDやメールIDや枝番を復号化(解読)し、情報記憶領域に記憶されているホームページデータとリンク可能とする。その際、ホームページを開く時にはJava(R)script「onload」を利用して処理を行うことが可能であり、別のホームページを開く時やホームページを閉じる時にJava(R)script「unload」を利用して処理を行うことも可能である。領域Aに続く領域Bでは、実際のコンテンツである教材情報を表示させる処理を行う領域であるが、別のホームページを参照する場合には何も記述しないことになる。領域Bに続く領域Cでは、学生用PCからのアクセス状況を情報記憶領域に記憶させる記述があり、別のホームページを参照する場合はこの部分でジャンプする処理を行うようになっている。
【0046】
次に、各URL情報に学生IDとメールIDと枝番を含める処理を行う。具体的には、URL情報の最後(「?」 で始まるsearch部分)に学生を特定する文字列と電子メールを特定する文字列と枝番を特定する文字列とを付加する。すなわち、暗号化前のURL情報D2中の「u=」以降の情報「0001」が学生IDであり、「m=」以降の情報「e002」はメールIDであり、「-」 以降の情報「1」、「2」、「3」が枝番である。
その後、本実施形態では、学生IDやメールIDや枝番を有するURL情報D2を所定の規則に従って暗号化し、電子メール本文等と併せて電子メール情報D3またはD4とする。すなわち、各URL情報中の「u=」以降の学生IDが暗号化されるとともに、「m=」以降のメールIDおよび枝番が暗号化されている。本実施形態では、電子メール情報D3のように、全ての枝番に対応するURL情報中の暗号化された情報が同じとされているものとして説明する。むろん、電子メール情報D4のように、各枝番のそれぞれに対応するURL情報中の暗号化された情報が全て異なるようにすることも可能である。
【0047】
学生用PCにて電子メール情報が表示されているとき、閲覧要求送出手段は、電子メール中に表記されたURLの表示領域へのクリック操作の入力を受け付ける。すると、電子メール情報に含まれるURL情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付けたことになり、暗号化された学生IDやメールIDや枝番が付加されたURL情報を含む閲覧要求を作成して、Webサーバに対して送出する。Webサーバでは、教材出力手段が、学生用PCから暗号化された学生IDやメールIDや枝番を有するURL情報を含む閲覧要求を入手し、同URL情報に対応した教材情報を情報記憶領域から取得して、同閲覧要求を入手した学生用PCに対して出力する。学生用PCでは、教材表示手段が、電子メール中に表記されたURLに存在する教材情報をWebサーバから入手して教材を表示する。
【0048】
このとき、Webサーバでは、ASPファイルとされた処理プログラムがWebサーバを教材出力手段として機能させており、学生用PCから入手された閲覧要求に含まれる暗号化された学生IDやメールIDや枝番を復号化し、復号化した学生IDやメールIDや枝番と、学生用PCからの教材情報へのアクセス状況とを対応させてデータベースサーバ30の情報記憶領域に蓄積する。また、同処理プログラムはWebサーバを支援情報作成手段としても機能させており、情報記憶領域に蓄積させた情報に基づいて、複数の学生(受講生)別に同学生の教育を支援する教育支援情報を作成して外部に出力する。すると、管理者用PCの支援情報入手手段が教育支援情報を入手して表示等する。
【0049】
例えば図5に示すURL情報D5が閲覧要求に含まれてWebサーバに入力された場合にどのような情報が情報記憶領域に蓄積され、どのような教育支援情報が作成されるかを説明する。同URL情報D5は、学生用PCに対して出力した電子メール情報D3に含まれるURL情報のいずれかである。
まず、暗号化されたメールIDや枝番や学生IDを復号化する。ここで、ASPファイルのファイル名は「chp1-1.asp」であることから、URL情報D5は枝番「1」に対応する情報であると判断する。そして、「u=」以降の情報「4568292743」と「m=」以降の情報「3784791220」を所定の規則に従って復号化し、学生ID「0001」とメールIDおよび枝番「e002-1」を取得する。すると、図3で示した暗号化前のURL情報D2と同じである復号化されたURL情報D6を得ることができる。
【0050】
その後、「http://www.xxx.au.jp/eng2/chp1-1.asp」を記憶場所とするASPファイルを読み出し、同ファイルとされた処理プログラムに従って、閲覧要求を入手した学生用PCに対して「http://www.xxx.au.jp/eng2/chp1-1.htm」を記憶場所とする教材情報を出力するとともに、学生IDやメールIDや枝番と学生用PCからの教材情報へのアクセス状況とを対応させて情報記憶領域に記憶させる。記憶させる内容は、図5に示すように、メールIDおよび枝番、学生ID、電子メール送付日時、ホームページを開いた日時、ホームページを閉じた日時、等であり、Webサーバはこれらの情報を対応させて学生送付確認テーブルに格納して情報記憶領域に記憶させる。
そして、学生送付確認テーブルを参照して、受講生別の教育支援情報D7を作成する。教育支援情報D7は、ホームページを開いた日時、ホームページを閉じた日時、ホームページの閲覧時間、同閲覧時間と学生全体の平均時間との比較結果、等である。
このように、学生IDにより学生を識別することができるため、教育支援情報は、複数の学生別に同学生の教育を支援する情報とされる。すなわち、教務調査を行う際、ダイレクトメールを電子メールにて送信して単にどれくらいの割合で参照したかを導き出すのではなく、いつ誰が何時何分何秒から何時何分何秒まで参照したかを記録することにより、確実に各学生が何時間何分何秒見たか等、今まで以上に有用な情報を入手することができる。従って、管理者は、管理者用PCにて学生別とされた教育支援情報を入手することができ、教育支援情報を参考にして学生別に適切な教材に対応するURL情報や処理プログラムや電子メール本文等を入力したり、新たな教材情報を入力したりすることにより、学生別に適切な教材を提供することが可能となる。また、ホームページの閲覧状況を統計的に処理することにより、今までに全くない生体反応情報を入手することが可能となる。
【0051】
(2)サーバの構成:
図6はWebサーバ20のハードウェアの概略構成を示す概略ブロック図であり、図7はデータベースサーバ30のハードウェアの概略構成を示す概略ブロック図である。なお、サーバ20,30には様々なコンピュータを適用可能であり、汎用のデスクトップ型のパーソナルコンピュータを採用してもよい。
両図において、バス20a,30aに、ハードディスクドライブ(HDDRV)21a,31a、CPU22,32、ROM23,33、RAM24,34、通信インタフェース(通信I/F)25,26,35,36、タイマ回路22a,32a、等が接続されている。また、ハードディスクドライブ21a,31aには、HD21,31が接続されている。通信I/F25,35は、上記LANに接続されており、相手方のサーバにアクセスしたり端末であるPC40との間で各種情報の入出力を行うことが可能である。また、通信I/F26,36は、インターネット網10に接続されており、TCP/IPによってインターネット網10にアクセスして双方向通信を行うことが可能である。そして、ROM23,33やHD21,31に記憶された所定のプログラムに従ってCPU22,32がサーバ20,30全体を集中的に制御する構成となっている。
【0052】
Webサーバ20のHD21には、通信I/F26を介して受信する所定の命令に基づいてHD21にアクセスするためのインタフェースプログラム21b1を有するWebサーバ用教育支援プログラム21bや、教材情報や教育支援情報等の情報をPC40〜60に設けられた所定のブラウザにて視認可能にする図示しないASPファイル等が記憶されている。教育支援プログラム21bは、各種要求に対応するURLから起動されて動作するようになっており、実行時にRAM24に読み出され、PC40〜60にインストールされたブラウザからの要求に応じた処理をWebサーバ20内で実行する。本実施形態の教育支援プログラム21bは、ASP(Active Server Pages )に対応可能となっているが、ASP以外に対応した様々なプログラムを採用可能である。
【0053】
データベースサーバ30のHD31には、インタフェースプログラム31b1を有するデータベースサーバ用教育支援プログラム31b等が記憶されているとともに、情報記憶領域が設けられている。同情報記憶領域には、各種教材情報や各種テーブルや各種ASPファイルがファイル形式で格納されている。むろん、情報記憶領域に情報を記憶させる際には、ファイル形式以外の形式で記憶させるようにしてもよい。また、WebサーバのHD21に情報記憶領域を設け、各種の教材情報やテーブルやASPファイルの一部または全部をWebサーバ側で記憶するようにしてもよい。
【0054】
教育支援プログラム31bは、実行時にRAM34に読み出され、Webサーバ20からの要求を入手し、データベースサーバ30内で入手した要求に応じた処理を実行する。例えば、Webサーバ20からHD31に記憶されている情報を出力させる要求が入力されると、教育支援プログラム31bは、HD31から対応する情報を読み出してWebサーバ20に出力する。また、HD31に記憶されている情報を更新させる要求が入力されると、教育支援プログラム31bは、HD31に記憶されている情報の更新作業を行う。そして、両サーバ20,30の教育支援プログラム21b,31bの処理がサーバ20,30内の上記各種手段を構成することになる。
【0055】
(3)管理者用PCと学生用PCの構成:
図8は、管理者用PC40の概略構成を示す概略ブロック図である。なお、サーバ20,30にLANを介して接続される管理者用PC50や、学生用PC60も管理者用PC40と同様な構成とすることができるため、管理者用PC40を例にとって説明することにする。ここで、管理者用PC50は上記LANに接続するための通信I/Fを備えていればよい。また、持ち運んで使用可能なノート型のPCでは、ディスプレイとして液晶ディスプレイを備えていればよい。
図において、バス40aに、CPU41、HDドライブ42a、ROM43a、RAM43b、通信I/F44、等が接続されている。また、CRTI/Fを介してディスプレイ45や、音声出力I/Fを介して音声出力器46や、入力I/Fを介してマウス47やキーボード48も接続されている。通信I/F44は、CPU41の制御に基づいてTCP/IPによりインターネット網10にアクセスし、双方向通信を行うことができる。HD42には、OSプログラム42b、ブラウザ42cや電子メールプログラム42dやその他のアプリケーションプログラム(APL)、HTMLファイル42e、画像ファイル42f等が記憶されている。OSプログラム42b、ブラウザ42c、電子メールプログラム42d、APLは適宜RAM43bに読み出され、CPU41の制御によって実行される。また、OSプログラム42bの制御に基づき、ディスプレイ45、音声出力器46、マウス47、キーボード48が駆動される。
【0056】
ブラウザ42cや電子メールプログラム42dがRAM43bに読み出されると、通信I/F44を介してWebサーバ20からHTMLファイルや画像ファイルをダウンロードし、ディスプレイ45に所定のページを表示することが可能となる。また、電子メール情報作成用の入力情報等を通信I/F44を介してWebサーバ20に送出することも可能である。その際、マウス47やキーボード48から文字や数字の操作入力を受け付け、入力された各種情報を通信I/F44を介してWebサーバ20に送出する。例えば、ディスプレイに表示されたURLの領域をマウスにてクリック操作するとサーバとデータの送受信を行って同URLに存在するホームページデータを入手して表示する。電子メールプログラム42dは電子メール中に記載されたURLの表示領域がクリック操作されたことを検出すると同URLに存在する教材のホームページデータを入手して表示する機能をコンピュータに実現させる。
【0057】
管理者や学生が本システム100を使用する際、PC40〜60は、まず、Webサーバ20にアクセスして図示しないログイン画面のHTMLデータや画像データを入手し、その内容をディスプレイ45に表示する。このログイン画面では、管理者や学生にパスワードを入力させるようになっている。入力されたパスワードがデータベースサーバ30の情報記憶領域に記憶されたパスワードと一致したときのみ、Webサーバ20からメニュー画面用のHTMLデータや画像データを入手し、その内容をディスプレイ45に表示する。
【0058】
(4)情報記憶領域に記憶される各種テーブルの構造:
以下、データベースサーバ30の情報記憶領域にファイルとして記憶される各種テーブルの構造について説明する。
図9〜図14は、データベースサーバのHD31に設けられた情報記憶領域にファイルとして記憶されるテーブルT1〜T9の構造を示す模式図である。
管理者テーブルT1は、教育支援システム100の管理者に関する情報を格納している。管理者にはそれぞれ管理者を識別する管理者識別データである管理者IDが付与されており、同テーブルT1には、管理者名、ログイン時に本システムの管理者であることを確認するために用いられるパスワード、管理者の所属名、管理者のメールアドレスが、管理者ID別に区分されて格納されるようになっている。
学生情報テーブルT2は、管理者から教材を提供される学生の情報を格納している。学生にはそれぞれ学生を識別する受講生識別データである学生IDが付与されており、同テーブルT2には、学生名、学生の所属するグループ名、学生のメールアドレス、ログイン時に本システムを使用する学生であることを確認するために用いられるパスワード、興味、目的、趣味、備考、管理者IDが、学生ID別に区分されて格納されるようになっている。
【0059】
電子メール分類テーブルT3は、複数の学生を分類する複数のグループに関する情報を格納している。グループにはそれぞれグループを識別するグループ識別データであるグループIDが付与されており、同テーブルT3には、グループ名、送信者名、メールアドレス、備考が、グループID別に区分されて格納されるようになっている。
学生分類テーブルT4は、グループに属する学生の情報を格納している。同テーブルT4には、グループに属する全ての学生に対応する学生IDがグループID別に区分されて格納されるようになっている。
電子教材情報格納テーブルT5は、教材情報の格納場所等に関する情報を格納している。同テーブルT5には、教材情報を格納するフォルダ名、教材情報を記憶させた日である登録日、教材情報のタイトル、教材情報に対応するURL情報が、管理者ID別に区分されて格納されるようになっている。
【0060】
電子メール送付テーブルT6と電子メールURLテーブルT7とは、学生に対して送付する電子メールを構成する電子メール情報に関する情報を格納している。電子メール情報にはそれぞれ電子メール情報を識別するメール識別データであるメールIDが付与されており、電子メール送付テーブルT6には、電子メールの送信日、電子メールのタイトル、電子メールの本文、電子メールを送付するグループに対応するグループID、パスワード、備考が、メールID別に区分されて格納されるようになっている。また、電子メールURLテーブルT7には、教材情報に対応する変換後のURL情報、展開URL情報、URL情報に対応する説明文である文章、処理プログラムが、メールID+枝番別に区分されて格納されるようになっている。ここで、メールID+枝番は、メールIDと枝番とを「-」 で繋いだデータである。展開URL情報は、本システム100の外部の情報記憶領域に記憶されて学生に対する教材を表示可能とする第二の教材情報の記憶場所を表すURL情報であり、同第二の教材情報を参照させる電子メール情報を作成する際に格納されるようになっている。
【0061】
配信スケジュールテーブルT8は、電子メールを配信する日時等の情報を格納している。同テーブルT8は、電子メールの配信日時、同電子メールを配信する管理者に対応する管理者IDが、メールID別に区分されて格納されるようになっている。
学生送付確認テーブルT9は、学生が教材のホームページを閲覧した状況、すなわち、学生用PC60からの教材情報へのアクセス状況に関する情報を格納している。同テーブルT9は、参照される教材情報に対応する変換後のURL情報、同教材情報を参照する学生に対応する学生ID、その学生の学生名、同URL情報を含む電子メール情報を出力した日時である送付日時、同学生がホームページを開いた日時、同ホームページを閉じた日時、その他情報が、メールID+枝番別に区分されて格納されるようになっている。なお、図示の都合上、時刻が示されていないが、各日時には年月日と併せて時分秒の情報も格納されるようになっている。そして、学生送付確認テーブルT9に格納された情報に基づいて、複数の学生別に同学生の教育を支援する教育支援情報が作成されるようになっている。
【0062】
(5)教育支援システムの動作の概略:
本教育支援システム100は、上述した各種テーブルを利用して、電子メール情報を作成して学生用PC60のディスプレイから出力したり、教育支援情報を作成してPC40,50のディスプレイから出力したりする処理を行う。以下、本システム100の動作の概略について説明する。
図15は、Webサーバ20にて実行される処理の概略を示すフローチャートであり、図16は各要求に対応する処理を示す図である。
Webサーバ20は、PC40〜60からのアクセスを常時受け付けている(ステップS100。以下、「ステップ」の記載を省略)。PC40〜60からのアクセスを受け付けると、このアクセスが図16に示す要求かどうかを判断し(S110)、これらの要求であればS120で要求に対応する処理を行い、S100に戻る。図16に示す要求でなければ、S100に戻り、再びPC40〜60からのアクセスを受け付ける。
【0063】
S120では、図16に示すように、要求が管理者用PC40,50からであるか、学生用PC60からであるかに応じて、各種処理を行う。
管理者用PC40,50から、学生登録要求、教材登録要求、メール登録要求、教育支援情報入手要求が入力された場合、それぞれ後述する学生登録処理、教材入力処理、メール登録処理、支援情報作成処理を行う。
学生用PC60から教材出力要求が入力された場合、後述する教材出力処理を行う。
この他、図示していないが、PC40〜60からログイン画面やメニュー画面のHTMLデータや画像データを入手する要求が入力された場合等、対応するHTMLデータや画像データを作成して出力する処理等も行う。
【0064】
また、データベースサーバ30にて実行される処理の概略は、図15で示したフローチャートと同様になる。すなわち、通信I/F35を介してWebサーバ20からのアクセスを常時受け付け(S100に相当)、Webサーバ20からのアクセスを受け付けると、このアクセスがWebサーバ20からの要求かどうかを判断する(S110に相当)。そして、Webサーバ20からの要求であれば同要求に対応する処理を行い(S120に相当)、再びWebサーバ20からのアクセスを受け付ける(S100に相当)。
なお、データベースサーバ30は、タイマ回路32aを利用して所定時間毎(例えば、10分毎)に割込処理も行うようになっている。
【0065】
一方、PC40,60では、概略、図17に示すフローチャートに従って処理が行われる。なお、PC40,60の処理は後述するS240以外にはほとんど同じであるので、まとめて説明する。
図において、まず、通信I/Fを介してWebサーバ20に対しネットワークの接続を開始し(S200)、回線接続が成功したかどうかを判断する(S210)。回線接続が成功しなかったと判断したときには、ディスプレイにエラー表示を行い、S200に戻る。
回線接続が成功したと判断したときには、ディスプレイに表示する図示しないログイン画面のデータを入手するため、HTMLデータ等の送信要求を行う(S220)。HTMLデータ等を入手すると(S230)、図示しないメニュー画面を表示して各種の処理を実行し(S240)、接続を終了する(S250)。
なお、管理者用PC50でも、図17で示したフローチャートと同様になる。すなわち、通信I/Fを介してWebサーバ20に対しLANの接続を開始し、接続が成功したかどうかを判断する(S200〜S210に相当)。接続が成功したと判断したときには、ログイン画面のHTMLデータ等の送信要求を行い、HTMLデータ等を入手する(S220〜S230に相当)。そして、各種の処理を実行し、接続を終了する(S240〜S250に相当)。
【0066】
(6)管理者・学生登録時のシステムの動作:
以下、本教育支援システム100の動作を、適宜表示画面例を示しながら順次説明していく。
学生に教材を提供するにあたり、本システム100の提供者が、データベースサーバ30にネットワーク接続されたPCを利用して、管理者に関する情報を登録するようになっている。このときに行われる処理の概略は、以下の通りである。
PCでは、システム提供者の操作入力により、図示しないメニュー画面に設けられた管理者登録ボタンが選択されると、管理者登録要求を作成してデータベースサーバ30に送出する。データベースサーバ30では、同要求を入手すると、管理者登録画面データを作成してPCに対して出力する。
PCでは、同データを入手して図示しない管理者登録画面を表示する。同画面を表示している状態にて、システム提供者から、管理者ID、管理者名、管理者に使用させるパスワード、管理者の所属名、管理者のメールアドレスの操作入力を受け付ける。そして、入力された内容をデータベースサーバに送出し、処理を終了させる。
データベースサーバでは、入力された内容を取得し、管理者テーブルT1に格納して、処理を終了させる。このようにして管理者に関する情報を登録することができ、また、管理者テーブルT1の内容を修正することにより管理者に関する情報を修正したり、削除したりすることもできるようになっている。
【0067】
管理者から学生に教材を提供するにあたり、本システム100では、管理者が学生に関する情報を登録する操作を行う。むろん、システム提供者が学生に関する情報を登録する操作を行うことも可能である。図18は、管理者用PC40,50が行う学生情報送出処理とWebサーバ20が行う学生登録処理を示すフローチャートである。
管理者用PC40,50は、管理者の操作入力により、上記S240で表示される図示しないメニュー画面に設けられた管理者登録ボタンが選択されると、学生登録要求を作成してインターネット網10を介してWebサーバ20に送出する(S302)。Webサーバ20は、この学生登録要求を入手すると、対応するURLから教育支援プログラム21bを起動する(S322)。ここで、PC40,50は本システム100へのログイン時に管理者を識別する情報である管理者IDの入力を受け付けてWebサーバに送出しており、データベースサーバ30の情報記憶領域に記憶されている学生情報テーブルT2から管理者IDに対応する情報全てを取得して学生に関する情報の一覧を表示可能とする学生登録画面データを作成し、学生登録要求を入手した管理者用PCに対して出力する(S324)。実際には、Webサーバはデータベースサーバ30に学生情報テーブルT2を入手する要求を送出し、データベースサーバ30が同要求を入手してHD31から同テーブルT2を読み出してWebサーバに送出し、Webサーバが同テーブルT2を入手して必要な情報を抽出する処理を行っている。
【0068】
管理者用PCは、上記学生に関する情報の一覧のデータを入手し、ディスプレイに学生登録画面を表示する(S304)。その表示画面例を図19に示している。図は、○○大学の管理者に対応する学生の情報の一覧表示画面であり、学生ID、学生名、グループ名、メールアドレス、パスワード、興味、目的、趣味、備考が一覧表81aとして表示されている。新規ボタン81bがマウスにてクリック操作されると、図示しない学生新規登録画面を表示して、学生ID、学生名、グループ名、メールアドレス、パスワード、興味、目的、趣味、備考の操作入力を受け付ける(S306)。そして、入力された内容をWebサーバに対して送出する(S308)。なお、編集ボタン81cがクリック操作されると、図示しない学生編集画面を表示して、一覧表81aのうち対応する学生についての各項目を修正する操作入力を受け付けて入力内容をWebサーバに送出する。また、削除ボタン81dがクリック操作されると、対応する学生に関する情報全てを削除する旨の情報を入力内容としてWebサーバに送出する。
Webサーバは、管理者用PCから入力された内容を取得し(S326)、データベースサーバ30の学生情報テーブルT2にその内容を格納する(S328)。その後、情報記憶領域に記憶されている電子メール分類テーブルT3と学生分類テーブルT4とから管理者IDに対応する情報全てを取得して学生を分類するグループの一覧を表示可能とする分類登録画面データを作成し、学生登録要求を入手した管理者用PCに対して出力する(S330)。
【0069】
管理者用PCは、上記グループに関する情報の一覧のデータを入手し、図示を省略しているが学生登録画面と同様の分類登録画面を表示する(S310)。同画面では、グループID、グループ名、送信者名、メールアドレス、備考、学生IDが一覧表として表示される。図示しないボタンがクリック操作されると分類登録画面を表示して、グループID、グループ名、送信者名、メールアドレス、備考、学生IDの操作入力を受け付け(S312)、入力内容をWebサーバに送出し(S314)、学生情報送出処理を終了させる。
Webサーバは、管理者用PCから入力された内容を取得し(S332)、データベースサーバ30のテーブルT3,T4にその内容を格納して(S334)、学生登録処理を終了させる。
【0070】
(7)教材登録時のシステムの動作:
図20は、管理者用PC40,50の管理者側教材入力処理とWebサーバ20の教材入力処理を示すフローチャートである。
管理者用PCは、管理者の操作入力により、上記S240で表示される図示しないメニュー画面に設けられた教材登録ボタンが選択されると、図示しないフローにより教材登録要求を作成してWebサーバに送出する。Webサーバは、図示しないフローによりこの教材登録要求を入手すると、対応するURLから教育支援プログラムを起動する。そして、情報記憶領域に記憶されている電子教材情報格納テーブルT5から管理者IDに対応する情報全てを取得して教材に関する情報の一覧を表示可能とする教材入力画面データを作成し、教材登録要求を入手した管理者用PCに対して出力する(S422)。
【0071】
管理者用PCは、上記教材に関する情報の一覧データを入手し、ディスプレイに教材入力画面を表示する(S402)。その表示画面例を図21に示している。図は、○○大学の管理者に対する画面例であり、登録日、タイトル、URL情報が一覧表82aとして表示されている。追加ボタン82bがクリック操作されると、図示しない教材新規登録画面を表示して、教材情報のタイトル、データベースサーバの情報記憶領域において教材情報を格納するフォルダ名の操作入力を受け付ける(S404)。次に、例えば図22に示す設定画面を表示し、転送元の教材情報のファイル名またはフォルダ名の操作入力を受け付ける(S406)。図の例は、HTMLファイルや画像ファイルのファイル名を操作入力するための画面例を示しており、操作入力されたファイル名全てに対応するファイルが情報記憶領域に記憶されることになる。なお、これらのファイルを管理者用PC等で一つのフォルダ内に格納しておけば、図示しない別の設定画面を表示させて同フォルダ名を操作入力することにより、当該フォルダ名のフォルダ内の全てのファイルをFTPにより情報記憶領域に記憶させることが可能となっている。
【0072】
そして、S404〜S406で入力された内容をWebサーバに対して送出する(S408)。なお、図21の教材入力画面において、削除ボタン82cがクリック操作されると、対応する教材に関する情報全てを削除する旨の情報を入力内容としてWebサーバに送出する。Webサーバでは、管理者用PCから入力された内容を取得する(S424)。その際、教材情報を格納するフォルダ名に従って情報記憶領域にフォルダを作成する。その後、教材を登録する場合に、管理者用PCは教材情報をWebサーバに対して送出し(S410)、管理者側教材入力処理を終了させる。
Webサーバは、管理者用PCから教材情報を取得し(S426)、情報記憶領域に作成されたフォルダに教材情報を格納する(S428)。そして、S424で取得した入力内容をデータベースサーバ30の電子教材情報格納テーブルT5に格納して(S430)、教材入力処理を終了させる。
【0073】
例えば、管理者に「www.xxx.au.jp」 という領域が情報記憶領域から付与され、教材情報を格納するフォルダ名として「eng2」が入力され、教材情報のファイル名として「chp1-1.htm」が入力されていると、情報記憶領域に記憶される「chp1-1.htm」という名称とされた教材情報の記憶場所は「http://www.xxx.au.jp/eng2/chp1-1.htm」で表される。本実施形態では、フォルダ「eng2」に所定のASPファイルを付加し、同ASPファイルにアクセスすることにより教材情報を取得するようにしている。その際、ASPファイルのファイル名として例えば「chp1-1.htm」から一義的に決定される「hchp1-1.asp」 を付与し、「chp1-1.htm」の教材情報の記憶場所を「http://www.xxx.au.jp/eng2/hchp1-1.asp」 というURL情報で表して、同URL情報に対応させて「chp1-1.htm」の教材情報を情報記憶領域に記憶させることにしている。
このように、サーバと管理者用PCが行う上記処理は、教材情報を入力してアドレス情報に対応させて情報記憶領域に記憶させる教材入力手段を構成する。そして、管理者は教材情報を管理者用PCから入力することができ、本システムは便利である。
【0074】
(8)電子メール登録時のシステムの動作:
図23は、メール作成手段の一部を構成する管理者用PC40,50の管理者側メール登録処理とWebサーバ20のメール登録処理を示すフローチャートである。
管理者用PC40,50は、管理者の操作入力により、上記S240で表示されるメニュー画面に設けられたメール登録ボタンが選択されると、メール登録要求を作成してWebサーバに送出する。Webサーバは、このメール登録要求を入手すると、対応するURLから教育支援プログラムを起動する。そして、メール作成画面データを作成し、メール登録要求を入手した管理者用PCに対して出力する(S522)。
【0075】
管理者用PCは、上記メール作成画面データを入手し、図24に示すようなメール作成画面をディスプレイに表示する(S502)。画面の上段に表示される入力欄83aでは、電子メールのタイトルや、電子メールの本文や、備考の情報について操作入力可能であるとともに、電子メールを送付するグループや、学生にパスワードを入力させるか否かについて選択入力可能である。
また、画面中段の参照URL数入力欄83bに数字を操作入力すると、操作入力された数の行数を有するURL等入力欄83cを表示する。同URL等入力欄83cでは、教材情報の記憶場所を表すURL情報や、第二の教材情報の記憶場所を表す展開URL情報や、URL情報に対応する説明文や、処理プログラムのソースプログラムを操作入力可能である。ここで、URL情報を操作入力する際には、教材参照ボタン83dをクリック操作して情報記憶領域に記憶されている教材情報のURL情報の一覧を表示させ、同URL情報のいずれかを選択入力することも可能である。また、処理プログラムを操作入力する際には、プログラム選択ボタン83eをクリック操作することにより、学生用PCからのアクセス状況に応じた所定の処理を実行可能な複数の所定プログラムのいずれかを選択入力することも可能である。
【0076】
すなわち、管理者用PCではプログラム選択ボタン83eのクリック操作の入力を受け付けるとその旨の情報をWebサーバに対して送出し、Webサーバではその旨の情報を入手すると所定プログラムのプログラム名の一覧データをHD21から取得して管理者用PCに対して出力する。すると、管理者用PCでは同データを入手して、図25に示す所定プログラムのプログラム名の一覧84aを表示する。例えば、プログラム名が「send_mail」 であるとき、「send_mail」 というコマンドの後ろにメールIDを引数として記述することを前提として、「send_mail」 という名の所定プログラムはメールIDに対応する電子メール情報を出力する処理を実現させるプログラムとされている。ここで、同一覧84aのプログラム名の表示領域をクリック操作することにより、選択入力を行うことが可能である。「send_mail」 が選択されると、さらに引数入力欄84bを表示し、引数の操作入力を受け付ける。そして、一覧84aへの選択入力内容と引数入力欄84bへの操作入力内容に基づいて、教材情報を情報記憶領域から取得可能であるとともに学生用PCからのアクセス状況に応じた処理を実行可能な処理プログラムのソースプログラムを作成し、メール作成画面のURL等入力欄83cに表示する。
【0077】
なお、一覧84aに表示される「set_mail」という名の所定プログラムは、引数に記述される日時にメールIDに対応する電子メール情報を出力する処理を実行可能なプログラムとされている。「check_sequence」プログラムは、複数の教材情報が参照順に参照されていないときに閲覧順でない旨の別の電子メール情報を出力する処理を実行可能なプログラムである。「close_if」プログラムは、教材情報の出力を終了する際に引数の条件に応じた異なる処理を実行可能なプログラムである。「mark」プログラムは、教材がテストであるときに採点を行う処理を実行可能なプログラムである。
【0078】
図24のメール作成画面下部の登録ボタン83fがクリック操作されると、タイトル、本文、グループの選択情報、パスワードの選択情報、備考、URL情報、展開URL情報、説明文、処理プログラムの操作入力を受け付け(S504)、図示しない電子メールイメージ画面を表示する。そして、同画面に設けられたOKボタンがクリック操作されると、入力された内容をWebサーバに対して送出する(S506)。Webサーバでは、管理者用PCから入力された内容を取得する(S524)。次に、電子メール送付テーブルT6に存在しないメールID(例えば、アルファベットと通し番号との組み合わせ)を付与するとともに、URL情報の数に応じて枝番(通し番号または0)を付与する(S526)。さらに、管理者用PCから取得した処理プログラムのソースプログラムに基づいてASPファイルを作成し(S528)、管理者用PCから取得したURL情報に含まれるファイル名をS528で作成したASPファイルのファイル名に変換する(S530)。例えば、管理者用PCから取得したURL情報が「http://www.xxx.au.jp/eng2/hchp1-1.asp」 であり、作成したASPファイルのファイル名として例えば「chp1-1.htm」(教材情報の元ファイルの名称)から一義的に決定される「chp1-1.asp」 を付与するとき、URL情報は「http://www.xxx.au.jp/eng2/chp1-1.asp」に変換される。そして、変換前のURL情報に対応した教材情報は、変換後のURL情報に対応した情報にもなる。
【0079】
なお、展開URL情報についても同様の変換が可能である。例えば図26に示す各種情報D11が管理者用PCから入力された場合に展開URL情報がどのように変換されるかを説明する。ここで、入力展開URL情報中の「http://www.yyy.au.jp」は、第二の教材情報が本システム100外の情報記憶領域に記憶されていることを表している。まず、管理者用PCから取得した展開URL情報に含まれるファイル名をS528で作成したASPファイルのファイル名に変換する。しかし、作成したASPファイルを外部の情報記憶領域に記憶させることができないことが多いため、同ASPファイルを本システム100内の情報記憶領域に記憶させるとともに、その記憶場所に対応した情報となるように展開URL情報を変換する。図26の例では、変換後の展開URL情報D12は、データベースサーバ30の情報記憶領域内の記憶場所であることを表す「http://www.xxx.au.jp/…」 とされていることを表している。
【0080】
その後、付与されたメールIDや枝番、管理者用PCから取得した各種情報、管理者用PCから送信された日を、変換されたURL情報や展開URL情報に対応させて、情報記憶領域内の電子メール送付テーブルT6と電子メールURLテーブルT7とに格納する(S532)。次に、情報記憶領域に記憶されている配信スケジュールテーブルT8等から管理者IDに対応する情報全てを取得して各電子メールの配信日時等の一覧を表示可能とする配信スケジュール画面データを作成し、メール登録要求を入手した管理者用PCに対して出力する(S534)。
管理者用PCは、上記電子メールの配信日時等の一覧のデータを入手し、図示しない配信スケジュール画面を表示する(S508)。同画面では、メールID、電子メール送付テーブルT6に格納されているタイトル、同テーブルT6に格納されているグループIDに対応するグループ名(電子メール分類テーブルT3から取得される)、配信日時が一覧表として表示される。図示しないボタンがクリック操作されると登録画面を表示して、メールID、配信日時の操作入力を受け付け(S510)、入力内容をWebサーバに送出し(S512)、管理者側メール登録処理を終了させる。
Webサーバは、管理者用PCから入力された内容を取得し(S536)、データベースサーバ30の配信スケジュールテーブルT8にその内容を格納して(S538)、メール登録処理を終了させる。
【0081】
(9)電子メール出力時のシステムの動作:
図27は、メール作成手段の一部を含むデータベースサーバ30のメール出力処理を示すフローチャートである。すなわち、電子メール情報はデータベースサーバ30から出力されるようになっている。なお、本フローは所定時間毎に行われるようになっている。
まず、タイマ回路32aから現在の日時を読み込むとともに、配信スケジュールテーブルT8を参照して、配信する電子メールが存在するか否かを判断する(S602)。例えば、前回本フローを実行した日時を記憶しておき、前回の日時以降(前回の日時と一致する場合を除く)かつ現在の日時まで(現在の日時と一致する場合を含む)となっている配信日時に対応するメールIDをテーブルT8から取得することにし、メールIDを取得したときに条件成立と判断することができる。配信する電子メールが存在しない場合、本フローを終了する。
【0082】
配信する電子メールが存在する場合、対応するメールIDを配信スケジュールテーブルT8から取得し、電子メール送付テーブルT6と電子メールURLテーブルT7とから同メールIDに対応する情報を取得する(S604)。次に、取得した各URL情報に、取得した学生IDとメールIDと枝番を含める処理を行う(S606)。すると、図3で示したURL情報D2のように、学生IDとメールIDと枝番を有するURL情報が作成される。なお、電子メールURLテーブルT7にURL情報が格納されていない場合には、展開URL情報に学生ID等を含める処理を行う。すると、図26で示す展開URL情報D13のように、学生IDとメールIDと枝番を有する展開URL情報が作成される。
さらに、学生ID等を有するURL情報(または展開URL情報)を所定の規則に従って暗号化する(S608)。そして、電子メールのタイトル、電子メール本文、学生IDやメールIDや枝番が含まれるURL情報(または展開URL情報)、その説明文と併せて電子メール情報(例えば、図3で示した電子メール情報D3、図26に示す電子メール情報D14)を作成する(S610)。
【0083】
なお、電子メールURLテーブルT7にURL情報と展開URL情報の両方が格納されている場合には、展開URL情報については学生ID等が含まれないことになり、展開URL情報を単に参考資料として対応する第二の教材情報を参照させる情報とすることにしている。また、電子メールURLテーブルT7に展開URL情報のみが格納されている場合、学生ID等が含められた展開URL情報を例えば「このテストを10分で行いなさい」と表示する領域にリンクさせ、この領域がクリック操作されたときに展開URL情報に対応する第二の教材情報が出力されるようにしてもよい。
このようにデータベースサーバが行うS602〜S610の処理と図23で示したサーバと管理者用PCが行う処理は、アドレス情報の入力を受け付け、入力されたアドレス情報に受講生識別データ等を含めるとともに、これらのデータを有するアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成するメール作成手段を構成する。
【0084】
電子メール情報を作成した後、Webサーバは、取得したメールIDに対応するグループIDを電子メールURLテーブルT7から取得するとともに、取得したグループIDに対応する学生IDを学生分類テーブルT4から取得し、さらに同学生IDに対応するメールアドレスを学生情報テーブルT2から取得して、電子メールを送付する学生に対応する学生用PCに対して電子メール情報を出力する(S612)。その後、タイマ回路22aから現在の日時を送付日時として取得するとともに、情報記憶領域に記憶されている学生送付確認テーブルT9に、学生ID別に、メールID+枝番、変換後のURL情報、学生ID、学生名、取得した送付日時を格納する(S614)。そして、取得したメールIDに対応する管理者IDを配信スケジュールテーブルT8から取得し、管理者IDに対応するメールアドレスを管理者テーブルT1から取得し、電子メールを送付した旨の情報を作成して、電子メールを作成した管理者に対応する管理者用PCに対してその旨の情報を出力し(S616)、メール出力処理を終了する。すると、管理者は電子メールが配信されたことを知ることができる。
このように、S612〜S616の処理は、作成された電子メール情報を受講生に対応する受講生用コンピュータに対して出力するメール出力手段を構成する。
【0085】
(10)教材出力時のシステムの動作:
図28は、学生用PC60の教材入手処理とWebサーバ20の教材出力処理を示すフローチャートである。なお、学生用PCの処理は、電子メールプログラム42dとブラウザ42cの機能により実現される。
データベースサーバ30から電子メールが送信された学生用PC60では、電子メールを入手して内容を表示させる操作が行われたとき、電子メール情報を入手して表示する(S702)。すなわち、S702の処理は、メール表示手段を構成する。図29は、同電子メール情報により表示される電子メールの表示画面例を示している。図において、電子メール本文85aを表示するとともに、暗号化された学生IDやメールIDや枝番を有するURL情報85b〜dを対応する説明文とともに表示する。また、展開URL情報が含まれている場合には、展開URL情報85eも表示する。
【0086】
次に、URL情報85b〜d(または展開URL情報85e)の表示領域へのクリック操作を受け付ける(S704)。さらに、電子メール情報にパスワードを確認する情報が含まれているときには、パスワードの操作入力を受け付ける(S706)。この処理は、図24で示したメール作成画面にてパスワードを確認する設定入力がなされたときに行われることになる。操作入力されたパスワードが電子メール送付テーブルT6に格納されているパスワードと一致するときのみ、S708以降の処理を行う。電子メールを見てURL情報の表示領域をクリック操作することにより教材を閲覧しようとする人が送付先の学生本人でないことがありうるが、パスワードを確認することにより、このようななりすましを防止することが可能となる。
その後、学生IDやメールIDや枝番を有するURL情報(または展開URL情報)を含む閲覧要求を作成して、Webサーバに対して送出する(S708)。すると、図5で示したURL情報D5のようなURL情報を含む閲覧要求がWebサーバに入力される。
このように、S704〜S708の処理は、電子メール情報に含まれるアドレス情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付け、受講生識別データ等が付加された同アドレス情報を含む閲覧要求を作成・送出する閲覧要求送出手段を構成する。
【0087】
Webサーバでは、学生用PCから閲覧要求を入手する(S722)。すると、対応するURLから教育支援プログラムを起動するとともに、閲覧要求に含まれるURL情報に対応するASPファイルを読み出し、同ASPファイルの処理プログラムに従って暗号化されたメールIDや枝番や学生IDを所定の規則に従って復号化する(S724)。例えば、図5で示したURL情報D6を得る。次に、詳しくは後述するが、ホームページが開かれた時に対応する処理プログラム別処理(その1)を行う(S726)。さらに、入手したURL情報に対応した教材情報を情報記憶領域から取得する(S728)。そして、閲覧要求を入手した学生用PCに対して同教材情報を出力する(S730)。また、タイマ回路22aから現在の日時を読み込んでホームページを開いた日時(教材情報の出力開始日時)とするとともに、学生送付確認テーブルT9に学生IDとメールIDと枝番と対応させて開いた日時を格納する(S732)。すなわち、同テーブルT9には学生用PCからの教材情報へのアクセス状況の一つである教材情報の出力開始の日時が学生ID別かつメールID別かつ枝番別に格納される。
【0088】
上述した例を用いて説明すると、閲覧要求に含まれるURL情報が「http://www.xxx.au.jp/eng2/chp1-1.asp…」であるとき、「chp1-1.asp」の処理プログラムの処理により「http://www.xxx.au.jp/eng2/chp1-1.htm」の記憶場所に記憶された「chp1-1.htm」ファイルを出力する。
学生用PCでは、Webサーバから教材情報を入手し、ディスプレイに教材のホームページを表示する(S710)。例えば、「chp1-1.htm」ファイルを入手したときには、「chp1-1.htm」に含まれるHTMLデータに従って表示データを作成し、ディスプレイに出力する。従って、学生は、電子メール情報に含まれるURL情報に対応する教材を閲覧することができる。
【0089】
また、終了ボタンのクリック操作を受け付ける等、ホームページを閉じる操作入力を受け付けると、教材閲覧の終了要求を作成し、Webサーバに対して送出して(S712)、教材入力処理を終了する。なお、教材情報が表示されているときに別のホームページを開く操作入力を受け付けたときにも教材閲覧の終了要求を作成して送出し、S706に戻るようになっている。すなわち、S710〜S712の処理は、教材表示手段を構成する。
Webサーバでは、学生用PCから終了要求を入手し(S734)、ASPファイルの処理プログラムに従い、詳しくは後述するが、ホームページが閉じられた時に対応する処理プログラム別処理(その2)を行う(S736)。そして、タイマ回路22aから現在の日時を読み込んでホームページを閉じた日時(教材情報の出力終了日時)とするとともに、学生送付確認テーブルT9に学生IDとメールIDと枝番と対応させて閉じた日時を格納し(S738)、教材出力処理を終了する。すなわち、同テーブルT9には学生用PCからの教材情報へのアクセス状況の一つである教材情報の出力終了の日時が学生ID別かつメールID別かつ枝番別に格納される。
このように、S722〜S724,S728〜S734,S738の処理は、受講生用コンピュータから受講生識別データ等を有するアドレス情報を含む閲覧要求を入手し、処理プログラムの処理により、同アドレス情報に対応した教材情報を情報記憶領域から取得して同受講生用コンピュータに対して出力する教材出力手段を構成する。
【0090】
(11)教育支援情報作成時のシステムの動作:
図30は、支援情報作成手段の一部を構成する管理者用PC40,50の支援情報入手処理とWebサーバ20の支援情報作成処理を示すフローチャートである。
管理者用PCは、管理者の操作入力により、上記S240で表示されるメニュー画面に設けられた教育支援情報入手ボタンが選択されると、教育支援情報入手要求を作成してWebサーバに送出する。Webサーバは、この教育支援情報入手要求を入手すると、対応するURLから教育支援プログラムを起動する。そして、情報記憶領域に記憶されている配信スケジュールテーブルT8から管理者IDに対応するメールIDを取得するとともに、学生送付確認テーブルT9等から同メールIDに対応する情報全てを取得して送信した電子メールに関する情報の一覧を表示可能とする送信メール一覧画面データを作成し、教育支援情報入手要求を入手した管理者用PCに対して出力する(S822)。
【0091】
管理者用PCは、上記電子メールに関する情報の一覧データを入手し、ディスプレイに送信メール一覧画面を表示する(S802)。その表示画面例を図31に示している。画面に表示される一覧表86aでは、メールID、電子メールの送信日、電子メールのタイトル、電子メールを送付したグループについて一覧表形式で表示する。電子メールに関する各情報に対応して参照ボタン86bが設けられており、同ボタン86bへのクリック操作を受け付けることにより、電子メール情報の選択入力を受け付け(S804)、入力された内容、すなわち、選択入力された電子メール情報に対応するメールIDをWebサーバに対して送出する(S806)。Webサーバでは、管理者用PCから入力されたメールIDを取得する(S824)。次に、学生送付確認テーブルT9からメールIDに対応する情報を取得して、複数の学生別に同学生の教育を支援する教育支援情報を作成し、教育支援情報入手要求を入手した管理者用PCに対して出力する(S826)。ここで、学生送付確認テーブルT9には学生用PCからの教材情報へのアクセス状況が学生ID別かつメールID別に格納されているので、メールIDに対応する情報から作成される教育支援情報は学生別とされる。
【0092】
管理者用PCは、上記教育支援情報を入手し、図32に示すような教育支援情報表示画面をディスプレイに表示する(S808)。同画面では、選択された電子メール情報のメールID、送信日、タイトル、グループの一覧表87aを表示するとともに、学生別の教育支援情報87bを一覧表として表示する。同教育支援情報87bは、ホームページを開いた日時(教材情報の出力開始日時)、閉じた日時(教材情報の出力終了日時)等の学生送付確認テーブルT9に格納された情報のうち、選択されたメールIDに対応する情報とされている。
ここで、分析ボタン87cへのクリック操作を受け付けると、図示しない分析項目選択画面を表示する。同画面には複数の分析項目を選択入力可能な選択欄が設けられており、同選択欄への選択入力を受け付けることにより、分析項目の選択入力を受け付ける(S810)。そして、入力された内容、すなわち、選択された分析項目をWebサーバに対して送出する(S812)。
Webサーバは、選択された分析項目を取得し(S828)、同分析項目に対応する分析処理を行う(S830)。そして、分析結果を表示可能とする分析結果表示画面データを作成し、教育支援情報入手要求を入手した管理者用PCに対して同データを出力して(S832)、支援情報作成処理を終了させる。
管理者用PCは、上記分析結果を表示可能とするデータを入手し、分析結果表示画面をディスプレイに表示する(S814)。なお、別の分析項目を選択して分析を実行させるときには図示しないフローによりS810に戻り、別の分析を行わないときには支援情報入手処理を終了させる。
このように、図30で示した処理により、受講生識別データと受講生用コンピュータからの教材情報へのアクセス状況とに基づいて複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成して出力することができる。
【0093】
例えば、分析項目選択画面にて「詳細情報一覧」が選択入力されたとき、管理者用PCでは図33に示すような詳細情報一覧画面が表示される。同画面では、メールID+枝番、学生名、教材情報の参照時間(ホームページの閲覧時間)、相対評価、その他情報からなる一覧表88aを表示する。「その他情報」は学生送付確認テーブルT9に格納されている情報であり、上記処理プログラム別処理(その1、その2)が行われたときに適宜作成されて同テーブルT9に格納された情報である。
【0094】
「参照時間」と「相対評価」については、WebサーバはS830にて図34に示す分析処理を行った結果、表示されるものである。すなわち、選択されたメールIDに対応する「開いた日時」(教材情報の出力開始日時)と「閉じた日時」(教材情報の出力終了日時)を枝番別かつ学生別に学生送付確認テーブルT9から取得する(S842)。次に、「閉じた日時」から「開いた日時」を差し引くことにより、学生別の教材情報の参照時間を算出する(S844)。また、算出した学生別の参照時間の平均時間と標準偏差を算出する(S846)。その後、算出した平均時間と標準偏差に基づいて、参照時間の相対的な長短を表す相対値(相対評価)を算出する(S848)。例えば、参照時間を所定の規則により100点満点の点数に換算し、平均時間と標準偏差を用いて偏差値をS848にいう相対値として算出する。そして、算出した参照時間・相対値と学生IDとを対応させ、同参照時間や相対値を含む詳細情報一覧画面データを分析結果として作成して(S850)、分析処理を終了する。その後、S832にて、分析結果を管理者用PCに対して出力する。このように、簡易な構成にて学生別とされた教育支援情報を作成する別の一例を提供することができる。
その結果、管理者は、学生別とされた教材情報の参照時間を参考にして教材情報を入力したり、学生別に適切な教材に対応するURL情報等の電子メール情報を入力することにより、学生別に適切な教材を提供することが可能となる。例えば、電子メールにて提供される教材の教育分野と学生の閲覧状況とを比較することにより、この学生はどの分野の教材をよく見たといったことがわかり、学生の得意、不得意な分野を推定することが可能となる。また、興味のある学生や解答のよくない学生を特定することが可能となる。従って、教材を作成する教務担当者に学生からのニーズを十分に伝えることが可能となる。
【0095】
また、分析項目選択画面にて「参照時間別度数」が選択入力されたとき、管理者用PCでは図35に示すような参照時間別度数画面が表示される。同画面では、選択されたメールIDに対応する全学生の参照時間の分布を分単位の度数で表す表示欄89aを表示する。この場合、Webサーバは、上述した処理により学生別の参照時間を全学生について算出し、所定範囲で区切った参照時間の各範囲に入る学生についての情報を各範囲別に取得しながら学生数をカウントし、参照時間別度数画面データを分析結果として作成して、管理者用PCに対して出力する処理を行う。参照時間の表示領域89bがクリック操作されると、Webサーバはその時間帯の学生についての情報一覧を表示させる。さらに、参照時間の平均時間や標準偏差を求め、平均時間より短いか、上位何パーセントに入っているかなどの表示も行うとともに、対応する学生についての情報一覧を表示したり管理者用PCに対するダウンロードを実行することもできる。このように、本システム100を用いると、学生用PCからのアクセス状況を表す情報を利用して種々の分析を行って学生別にあるいは全学生を対象として分析結果を取得することができるので、学生に対してより適切な教材を提供することが可能となる。
【0096】
(12)別の電子メール作成時のシステムの動作:
図36は、上記S726の処理プログラム別処理(その1)の一例である参照順チェック処理を示すフローチャートである。本フローは、「check_sequence」プログラムが処理プログラムとして入力されているときに行われる。
まず、上記S724で復号化した枝番(参照順データ)が2以上であるか否かを判断する(S902)。枝番が2よりも小さければ、ホームページの閲覧順に誤りはないので、本フローを終了する。
枝番が2以上のとき、学生送付確認テーブルT9を参照し、S724で復号化した学生IDおよびメールIDに対応するメールID+枝番を取得する(S904)。次に、取得した枝番の中に、S724で復号化した枝番よりも1小さい枝番が存在するか否かを判断する(S906)。条件成立の場合、閲覧順は正しいので、本フローを終了する。
【0097】
条件不成立の場合、閲覧順は正しくないことになるので、メール作成手段により閲覧順でない旨の別の電子メール情報を作成し、メール出力手段によりその電子メール情報をS724で復号化した学生IDに対応する学生用PCに対して出力する(S908)。そして、学生送付確認テーブルT9の学生IDとメールIDと枝番に対応する「その他情報」に別の電子メールを送付した旨の情報を格納し(S910)、本フローを終了する。
例えば、復号化された学生IDが「0001」、メールID+枝番が「e002-3」であり、学生送付確認テーブルT9に学生ID「0001」に対応するメールID+枝番「e002-2」が格納されていなければ、S906にて条件不成立となり、「ホームページを順番に閲覧してください」といった旨の電子メール情報を作成して出力し、テーブルT9に「参照順エラー」といった情報を格納する。
このように、図36で示した処理は、入手された閲覧要求に含まれる参照順データおよび受講生識別データと教材情報へのアクセス状況とに基づいて、複数の教材情報が参照順に参照されているか否かを判定し、参照順に参照されていないと判定したとき、閲覧順でない旨の別の電子メール情報を作成させる意味での支援情報作成手段を構成する。その結果、学生は教材を閲覧順に閲覧しなかったときにその旨を知ることができ、学生は教材を閲覧順に閲覧するよう促されることになるので、本システムは便利である。
【0098】
図37は、上記S736の処理プログラム別処理(その2)の一例である参照時間別メール作成処理を示すフローチャートである。本フローは、「close_if」プログラムが処理プログラムとして入力されているときに行われる。
まず、上記S724で復号化した学生IDとメールIDと枝番全てが一致する情報の中から「開いた日時」(教材情報の出力開始日時)と「閉じた日時」(教材情報の出力終了日時)を取得し、「閉じた日時」から「開いた日時」を差し引くことにより、教材情報を参照した学生用PCからの教材情報の参照時間を算出する(S922)。同参照時間は、S724で復号化した学生IDに対応する学生のホームページの閲覧時間である。次に、算出した参照時間が所定時間より大であるが否かを判断する(S924)。むろん、所定時間以上であるか否かを判断するようにしてもよい。参照時間が所定時間以下のときには、メール作成手段により例えばホームページの閲覧時間が制限時間内であった旨の電子メール情報を作成し、メール出力手段によりその電子メール情報をS724で復号化した学生IDに対応する学生用PCに対して出力し(S926)、本フローを終了する。
【0099】
一方、参照時間が所定時間より大であるとき、メール作成手段により閲覧時間を超過した旨の別の電子メール情報を作成し、メール出力手段によりその電子メール情報をS724で復号化した学生IDに対応する学生用PCに対して出力する(S928)。図38は、その電子メール情報で構成された電子メール91aの一例を示している。図に示すように、別途出力される電子メール情報にも、教材情報に対応するURL情報91bを含めることが可能である。この電子メールを表示可能とする処理を実現させるのは、図24のメール作成画面で入力される処理プログラム(図38の処理プログラム91c)である。そして、図23で示したフローに従ってメール作成画面にて操作入力を行うことにより、図27で示したメール出力処理により学生ID等を有するURL情報を含む別の電子メール情報を作成させることができる。
図38の処理プログラム91cでは、教材情報の参照時間が10分より大きくなった場合にメールID「mailID1」 に対応する電子メール情報を作成して出力することになり、同電子メール情報で構成された電子メール91aが図の上段に示されていることになる。
このように、別の電子メール情報にも、入力されたアドレス情報に対応する教材情報とは別の教材情報に対応するアドレス情報を含めることが可能であるとともに、当該アドレス情報にも、受講生識別データ等を含めることが可能である。その結果、学生別に教材情報へのアクセス状況に応じて適切な別の教材ホームページを紹介することが可能となるので、本システムは便利である。むろん、図37の参照時間別メール作成処理にて作成される別の電子メール情報も同様である。
【0100】
別の電子メール情報を出力した後、学生送付確認テーブルT9の学生IDとメールIDと枝番に対応する「その他情報」に別の電子メールを送付した旨の情報を格納し(S930)、本フローを終了する。
例えば、学生送付確認テーブルT9に格納された「開いた日時」が「2002/04/01 10:22:34」 、「閉じた日時」が「2002/04/01 10:33:34」 であるとき、参照時間は「00:11:00」(時:分:秒)となる。そして、所定時間が10分であるとき、閲覧時間超過となり、図38で示した電子メール91aを構成する電子メール情報を作成して出力し、テーブルT9に「閲覧時間超過」といった情報を格納する。
このように、図37で示した処理は、受講生別に受講生用コンピュータからの教材情報の参照時間を算出し、算出した参照時間に応じた別の電子メール情報を作成させる意味での支援情報作成手段を構成する。その結果、学生は教材の閲覧時間が長すぎることを知ることができるとともに、管理者は例えば学生個人の勉強スピードに応じて次の課題を出すといった学生別に教材の閲覧時間に応じた適切な電子メールを別途自動的に送信させることが可能となるので、本システムは便利である。
【0101】
図39は、上記S736の処理プログラム別処理(その2)の別の一例である相対参照時間別メール作成処理を示すフローチャートである。本フローも、「close_if」プログラムが処理プログラムとして入力されているときに行われる。
まず、上記S724で復号化した学生IDとメールIDと枝番全てが一致する情報の中から「開いた日時」と「閉じた日時」を取得し、「閉じた日時」から「開いた日時」を差し引くことにより、教材情報を参照した学生用PCからの教材情報の参照時間を算出する(S942)。次に、上記メールIDに対応する「開いた日時」と「閉じた日時」を枝番別かつ学生別に学生送付確認テーブルT9から取得し、「閉じた日時」から「開いた日時」を差し引くことにより、同じ電子メールが送付された全学生について学生別の教材情報の参照時間を算出し、同参照時間の平均時間を算出する(S944)。さらに、S942で算出した復号化した学生IDに対する学生についての参照時間と、S944で算出した平均時間とを比較し、比較結果を得る(S946)。その後、メール作成手段により比較結果に応じた別の電子メール情報を作成し、メール出力手段によりその電子メール情報をS724で復号化した学生IDに対応する学生用PCに対して出力する(S948)。そして、学生送付確認テーブルT9の学生IDとメールIDと枝番に対応する「その他情報」に別の電子メールを送付した旨の情報を格納し(S950)、本フローを終了する。
【0102】
例えば、ある学生がある電子メール情報に含まれるURL情報に対応する教材情報を「11分00秒」参照したとする。当該教材情報の参照時間の全学生についての平均時間が「10分00秒」であると算出されたとき、その学生の閲覧時間は平均時間よりも長いことになり、図38で示した電子メール91aと同様の形式で「分かりやすい解説を参照してください」といった旨の電子メール情報を作成して出力し、テーブルT9に「相対的長時間」といった情報を格納する。
このように、図39で示した処理は、受講生別の参照時間と同平均時間とを比較し、比較結果に応じた別の電子メール情報を作成させる意味での支援情報作成手段を構成する。その結果、きめ細やかに学生全体の中で教材情報の参照時間の相対的な長短に応じた適切な電子メールを学生別に別途自動的に送信することが可能となるので、管理者は例えば問題と解くのにかかった時間を抽出することにより次の解説などの詳しさのレベルを調整することができ、本システムは便利である。
【0103】
なお、図40に示すように、教材情報の参照時間の標準偏差と組み合わせて別の電子メール情報を作成するようにしてもよい。ここで、参照時間をHとし、参照時間Hの平均時間をAvgとし、参照時間Hの標準偏差をσとしている。図に示すように、参照時間Hが平均時間Avgに2σを加えた時間よりも長い場合に別の電子メール情報1(例えば、閲覧時間が非常に長い旨の情報)を作成し、参照時間Hが平均時間Avgにσを加えた時間よりも長く2σを加えた時間以下の場合に別の電子メール情報(例えば、閲覧時間がややに長い旨の情報)を作成する等、平均時間と標準偏差とで区分した時間帯域別に電子メール情報を作成することになる。すると、さらにきめ細やかに学生全体の中で教材情報の参照時間の相対的な長短に応じた適切な電子メールを学生別に別途自動的に送信することが可能となる。
【0104】
ところで、電子メールを送付してからの期間に応じて別の電子メールを送付するようにしてもよい。図41は、データベースサーバ30の経過時間別メール出力処理を示すフローチャートである。なお、本フローはタイマ回路32aを利用することにより所定時間毎に行われるようになっている。
まず、学生送付確認テーブルT9から、「開いた日時」が格納されていない情報を取得する(S1002)。ここで、同テーブルT9に「開いた日時」が格納されていないとき、その情報に含まれる学生IDとメールIDと枝番に対応するURL情報の教材を閲覧する閲覧要求を入手していないことになる。次に、タイマ回路32aから現在の日時を読み込むとともに、「開いた日時」が格納されていない情報から「送付日時」を取得し、現在の日時から「開いた日時」の情報を差し引いて経過時間を算出する(S1004)。ここで、「送付日時」は、「開いた日時」が格納されていない情報に対応する電子メール情報が学生用PCに対して出力された日時である。そして、算出した経過時間が所定期間より大(または、以上)であるか否かを判断する(S1006)。経過時間が所定期間以下のときには、別の電子メール情報は作成せず、本フローを終了する。
【0105】
一方、経過時間が所定期間より大であるとき、メール作成手段により教材の閲覧を促す旨の別の電子メール情報を作成し、メール出力手段によりその電子メール情報を対応する学生用PCに対して出力する(S1008)。そして、学生送付確認テーブルT9の学生IDとメールIDと枝番に対応する「その他情報」に別の電子メールを送付した旨の情報を格納し(S1010)、本フローを終了する。
例えば、学生送付確認テーブルT9の「送付日時」が「2002/04/01 01:00:00」である情報中に「開いた日時」が格納されていないとする。現在の日時が「2002/04/08 02:00:00」であり、所定期間が7日であるとき、所定期間が経過していることになり、図38で示した電子メール91aと同様の構成を有する電子メール情報を作成して出力し、テーブルT9に「所定期間経過」といった情報を格納する。
このように、図41で示した処理は、経過時間が所定期間以上またはより大であるとき、教材の閲覧を促す旨の別の電子メール情報を作成させる意味での支援情報作成手段を構成する。その結果、学生は電子メールを受け取ってから対応する教材を閲覧していないことを知ることができるし、管理者は授業の予定進行状況に対して遅れている学生に対して電子メールで催促することができるので、本システムは便利である。
【0106】
以上説明した図36、図37、図39、図41の処理が行われることにより学生送付確認テーブルT9の「その他情報」に格納される情報は、図33で示した管理者用PCの詳細情報一覧画面にて教育支援情報として表示される。すなわち、管理者は、学生別に教材情報へのアクセス状況に応じて作成される種々の教育支援情報を入手することができるので、これらの教育支援情報を参考にしてURL情報を含む電子メール情報の各種情報や、各種教材情報を管理者用PCから入力することにより、学生別に適切な教材をきめ細やかに提供することができる。
なお、本実施形態では行っていないが、例えば学生がホームページを閲覧すると同学生に対して自動的に課金して管理者に支払われる仕組みを本システムに付加してもよい。また、管理者が電子メールを送信すると同管理者に対して自動的に課金してシステム提供者に支払われる仕組みを本システムに付加してもよい。
【0107】
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、受講生用コンピュータから入手される閲覧要求に含まれる受講生識別データ等と受講生用コンピュータからの教材情報へのアクセス状況とに基づいて複数の受講生別に作成される有用な教育支援情報を得ることができ、双方向通信可能なコンピュータに対して教材を表示可能とする教材情報を出力することにより受講生別に適切な教材を提供することが可能となる。また、教材ホームページの閲覧時間や、教材ホームページの閲覧順や、電子メールを送付してからの経過時間等に応じて自動的に適切な別の電子メールを受講生宛に送付することができる等、処理プログラムを入力することにより、電子メール情報に含まれるURL情報の表示領域がクリック操作されたときの処理を自由に決定することができ、本教育支援システムは便利である。受講生宛に電子メールを送付するときには、受講生を分類するグループ単位で送付することができる点でも、本システムは便利である。むろん、受講生個人別に電子メールを送付するように構成しても、受講生別とされた教育支援情報を得て受講生別に適切な教材を提供することが可能であることは言うまでもない。さらに、管理者は展開URL情報を操作入力することにより本システム外の情報記憶領域に記憶されている別の教材情報を受講生に参照させて同教材情報へのアクセス状況に応じた受講生別の教育支援情報を得ることもできる点でも、本システムは便利である。加えて、URL情報に含められる各種識別データは暗号化されて送信されるので、識別データが外部に漏れることがなく、不正アクセス等が防止される。
このように、本発明によって有用な教育支援装置、教育支援システム、教育支援プログラムおよびその媒体を提供することができる。むろん、教育支援方法としても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかる教育支援システムを含むネットワーク構成の概略図である。
【図2】 教育支援システムの基本骨格を構成する手段の概略構成を示す概略構成図である。
【図3】 電子メール情報が作成される様子を示す説明図である。
【図4】 本実施形態で使用するASPファイルの構造を模式的に示す図である。
【図5】 教育支援情報が作成される様子を示す説明図である。
【図6】 Webサーバのハードウェアの概略構成を示す概略ブロック図である。
【図7】 データベースサーバのハードウェアの概略構成を示す概略ブロック図である。
【図8】 管理者用PCの概略構成を示す概略ブロック図である。
【図9】 管理者テーブルと学生情報テーブルの構造を示す模式図である。
【図10】 電子メール分類テーブルと学生分類テーブルの構造を示す模式図である。
【図11】 電子教材情報格納テーブルの構造を示す模式図である。
【図12】 電子メール送付テーブルと電子メールURLテーブルの構造を示す模式図である。
【図13】 配信スケジュールテーブルの構造を示す模式図である。
【図14】 学生送付確認テーブルの構造を示す模式図である。
【図15】 Webサーバにて実行される処理の概略を示すフローチャートである。
【図16】 Webサーバにて実行される各要求に対応する処理を示す図である。
【図17】 管理者用PCと学生用PCにて実行される処理の概略を示すフローチャートである。
【図18】 管理者用PCが行う学生情報送出処理とWebサーバが行う学生登録処理を示すフローチャートである。
【図19】 学生登録画面の表示画面例を示す図である。
【図20】 管理者用PCの管理者側教材入力処理とWebサーバ20の教材入力処理を示すフローチャートである。
【図21】 教材入力画面の表示画面例を示す図である。
【図22】 教材情報入力時の設定画面の表示画面例を示す図である。
【図23】 管理者用PCの管理者側メール登録処理とWebサーバのメール登録処理を示すフローチャートである。
【図24】 メール作成画面の表示画面例を示す図である。
【図25】 所定プログラムのプログラム名の一覧表示画面例を示す図である。
【図26】 展開URL情報が入力されたときに電子メール情報が作成される様子を示す説明図である。
【図27】 メール出力処理を示すフローチャートである。
【図28】 学生用PCの教材入手処理とWebサーバの教材出力処理を示すフローチャートである。
【図29】 電子メールの表示画面例を示す図である。
【図30】 管理者用PCの支援情報入手処理とWebサーバの支援情報作成処理を示すフローチャートである。
【図31】 送信メール一覧画面の表示画面例を示す図である。
【図32】 教育支援情報表示画面の表示画面例を示す図である。
【図33】 詳細情報一覧画面の表示画面例を示す図である。
【図34】 分析処理を示すフローチャートである。
【図35】 参照時間別度数画面の表示画面例を示す図である。
【図36】 参照順チェック処理を示すフローチャートである。
【図37】 参照時間別メール作成処理を示すフローチャートである。
【図38】 電子メールの表示画面例を処理プログラムとともに示す図である。
【図39】 相対参照時間別メール作成処理を示すフローチャートである。
【図40】 参照時間の条件による処理を示す図である。
【図41】 経過時間別メール出力処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…インターネット網
20…Webサーバ
30…データベースサーバ
21,31…ハードディスク
21b,31b…教育支援プログラム
22,32…CPU
23,33…ROM
24,34…RAM
25,26,35,36…通信インタフェース
40,50…管理者用パーソナルコンピュータ
41…CPU
42…ハードディスク
43a…ROM
43b…RAM
44…通信インタフェース
45…ディスプレイ
46…音声出力器
47…マウス
48…キーボード
60…学生用パーソナルコンピュータ
80…外部サーバ
100…教育支援システム
D1,D11…各種情報
D2,D5,D6…URL情報
D3,D4,D14…電子メール情報
D7…教育支援情報
D12,D13…展開URL情報
T1…管理者テーブル
T2…学生情報テーブル
T3…電子メール分類テーブル
T4…学生分類テーブル
T5…電子教材情報格納テーブル
T6…電子メール送付テーブル
T7…電子メールURLテーブル
T8…配信スケジュールテーブル
T9…学生送付確認テーブル

Claims (15)

  1. 複数の受講生が使用するとともに各種情報を入手して表示可能であって同情報に含まれる記憶場所を表すアドレス情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付けて同アドレス情報を含む閲覧要求を作成して送出可能な受講生用コンピュータと双方向通信可能であり、同受講生に対する教材を表示可能とする教材情報を同閲覧要求に応じて同受講生用コンピュータに対して出力する教育支援装置であって、
    複数の上記教材情報をそれぞれ別の上記アドレス情報に対応させて記憶した情報記憶領域と、
    上記複数のアドレス情報の入力を受け付け、入力されたアドレス情報に当該アドレス情報に対応する複数の教材情報の参照順を表す参照順データおよび上記受講生を識別する受講生識別データを含めるとともに、同参照順データおよび同受講生識別データを有する複数のアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する複数の教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成するメール作成手段と、
    作成された上記電子メール情報を上記受講生に対応する受講生用コンピュータに対して出力するメール出力手段と、
    上記受講生用コンピュータから上記受講生識別データを有するアドレス情報を含む上記閲覧要求を入手し、同アドレス情報に対応した教材情報を上記情報記憶領域から取得して同受講生用コンピュータに対して出力する教材出力手段と、
    入手された上記閲覧要求に含まれる上記受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成して外部に出力する支援情報作成手段とを具備し、
    上記支援情報作成手段は、上記教材出力手段にて入手された上記閲覧要求に含まれる上記参照順データおよび受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の教材情報が上記参照順に参照されているか否かを判定し、同参照順に参照されていないと判定したとき、閲覧順でない旨の別の電子メール情報を上記メール作成手段に作成させ、
    上記メール出力手段は、上記作成された閲覧順でない旨の別の電子メール情報を対応する上記受講生用コンピュータに対して出力することを特徴とする教育支援装置。
  2. 複数の受講生が使用するとともに各種情報を入手して表示可能であって同情報に含まれる記憶場所を表すアドレス情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付けて同アドレス情報を含む閲覧要求を作成して送出可能な受講生用コンピュータと双方向通信可能であり、同受講生に対する教材を表示可能とする教材情報を同閲覧要求に応じて同受講生用コンピュータに対して出力する教育支援装置であって、
    上記教材情報を上記アドレス情報に対応させて記憶した情報記憶領域と、
    上記アドレス情報の入力を受け付け、入力されたアドレス情報に上記受講生を識別する受講生識別データを含めるとともに、同受講生識別データを有するアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成するメール作成手段と、
    作成された上記電子メール情報を上記受講生に対応する受講生用コンピュータに対して出力するメール出力手段と、
    上記受講生用コンピュータから上記受講生識別データを有するアドレス情報を含む上記閲覧要求を入手し、同アドレス情報に対応した教材情報を上記情報記憶領域から取得して同受講生用コンピュータに対して出力する教材出力手段と、
    入手された上記閲覧要求に含まれる上記受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成して外部に出力する支援情報作成手段とを具備し、
    上記支援情報作成手段は、上記受講生用コンピュータから上記閲覧要求を入手していな いとき、当該閲覧要求に対応する上記電子メール情報が上記受講生用コンピュータに対して出力されてからの経過時間を求め、求めた経過時間が所定期間以上またはより大であるとき、教材の閲覧を促す旨の別の電子メール情報を上記メール作成手段に作成させ、
    上記メール出力手段は、上記作成された教材の閲覧を促す旨の別の電子メール情報を対応する上記受講生用コンピュータに対して出力することを特徴とする教育支援装置。
  3. 上記別の電子メール情報には、上記入力されたアドレス情報に対応する教材情報とは別の教材情報に対応するアドレス情報が含まれるとともに、当該アドレス情報には、上記受講生識別データが含まれることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の教育支援装置。
  4. 上記教材出力手段は、上記受講生用コンピュータに対する上記教材情報の出力開始の日時、同受講生用コンピュータに対する同教材情報の出力終了の日時、のいずれかまたは組み合わせを、同受講生用コンピュータに対応する受講生を識別する上記受講生識別データと対応させて上記情報記憶領域に記憶させ、
    上記支援情報作成手段は、上記情報記憶領域に蓄積された上記受講生識別データと日時とに基づいて上記受講生別の教育支援情報を作成することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の教育支援装置。
  5. 上記支援情報作成手段は、上記受講生別に上記受講生用コンピュータからの上記教材情報の参照時間を算出し、算出した参照時間に応じた別の電子メール情報を上記メール作成手段に作成させ、
    上記メール出力手段は、上記作成された上記参照時間に応じた別の電子メール情報を対応する上記受講生用コンピュータに対して出力することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の教育支援装置。
  6. 上記メール作成手段は、上記教材情報を上記情報記憶領域から取得可能であるとともに上記受講生用コンピュータからのアクセス状況に応じた処理を実行可能な処理プログラムの入力を受け付け、入力された処理プログラムを上記アドレス情報に対応させて上記情報記憶領域に記憶させ、
    上記教材出力手段は、上記入力された処理プログラムの処理により、上記入手した閲覧要求に含まれるアドレス情報に対応した教材情報を上記情報記憶領域から取得して同受講生用コンピュータに対して出力し、
    上記支援情報作成手段は、上記入力された処理プログラムの処理により、上記入手された閲覧要求に含まれる上記受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の教育支援装置。
  7. 上記アドレス情報は、上記情報記憶領域における上記処理プログラムを記憶した記憶場所を表す情報とされ、
    上記メール作成手段は、外部の情報記憶領域に記憶されて上記受講生に対する教材を表示可能とする第二の教材情報を上記アドレス情報に対応させ、当該アドレス情報に上記受講生識別データを含めるとともに同受講生識別データを有するアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成し、
    上記教材出力手段は、上記受講生用コンピュータから上記受講生識別データを有するアドレス情報を含む上記閲覧要求を入手し、同アドレス情報に対応した第二の教材情報を上記外部の情報記憶領域から取得して同受講生用コンピュータに対して出力し、
    上記支援情報作成手段は、上記入手された閲覧要求に含まれる上記受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記第二の教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成することを特徴とする請求項6に記載の教育支援装置。
  8. 上記メール作成手段は、上記入力されたアドレス情報に上記電子メール情報を識別するメール識別データおよび上記受講生を識別する受講生識別データを暗号化して含めるとともに、同暗号化したメール識別データおよび受講生識別データを有するアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成し、
    上記支援情報作成手段は、上記入手された閲覧要求に含まれる上記暗号化されたメール識別データおよび受講生識別データを復号化し、復号化したメール識別データおよび受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記電子メール情報別かつ複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の教育支援装置。
  9. 上記教材情報の入力を受け付け、入力された教材情報を上記アドレス情報に対応させて上記情報記憶領域に記憶させる教材入力手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項8に記載の教育支援装置。
  10. 複数の受講生が使用する受講生用コンピュータと、同受講生用コンピュータと双方向通信可能であって同受講生に対する教材を表示可能とする教材情報を同閲覧要求に応じて同受講生用コンピュータに対して出力するサーバとにより構成される教育支援システムであって、
    上記サーバは、
    複数の上記教材情報をそれぞれ別の上記アドレス情報に対応させて記憶した情報記憶領域と、
    上記複数のアドレス情報の入力を受け付け、入力されたアドレス情報に当該アドレス情報に対応する複数の教材情報の参照順を表す参照順データおよび上記受講生を識別する受講生識別データを含めるとともに、同参照順データおよび同受講生識別データを有する複数のアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する複数の教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成するメール作成手段と、
    作成された上記電子メール情報を上記受講生に対応する受講生用コンピュータに対して出力するメール出力手段と、
    上記受講生用コンピュータから上記受講生識別データを有するアドレス情報を含む上記閲覧要求を入手し、同アドレス情報に対応した教材情報を上記情報記憶領域から取得して同受講生用コンピュータに対して出力する教材出力手段と、
    入手された上記閲覧要求に含まれる上記受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成して外部に出力する支援情報作成手段とを具備し、
    上記受講生用コンピュータは、
    上記サーバから上記電子メール情報を入手して表示するメール表示手段と、
    上記電子メール情報に含まれる上記アドレス情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付け、上記受講生識別データが付加された同アドレス情報を含む上記閲覧要求を作成して上記サーバに対して送出する閲覧要求送出手段と、
    上記サーバから上記教材情報を入手して教材を表示する教材表示手段とを具備し、
    上記支援情報作成手段は、上記教材出力手段にて入手された上記閲覧要求に含まれる上記参照順データおよび受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の教材情報が上記参照順に参照されているか否かを判定し、同参照順に参照されていないと判定したとき、閲覧順でない旨の別の電子メール情報を上記メール作成手段に作成させ、
    上記メール出力手段は、上記作成された閲覧順でない旨の別の電子メール情報を対応する上記受講生用コンピュータに対して出力することを特徴とする教育支援システム。
  11. 複数の受講生が使用する受講生用コンピュータと、同受講生用コンピュータと双方向通信可能であって同受講生に対する教材を表示可能とする教材情報を同閲覧要求に応じて同受講生用コンピュータに対して出力するサーバとにより構成される教育支援システムであって、
    上記サーバは、
    上記教材情報を上記アドレス情報に対応させて記憶した情報記憶領域と、
    上記アドレス情報の入力を受け付け、入力されたアドレス情報に上記受講生を識別する 受講生識別データを含めるとともに、同受講生識別データを有するアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成するメール作成手段と、
    作成された上記電子メール情報を上記受講生に対応する受講生用コンピュータに対して出力するメール出力手段と、
    上記受講生用コンピュータから上記受講生識別データを有するアドレス情報を含む上記閲覧要求を入手し、同アドレス情報に対応した教材情報を上記情報記憶領域から取得して同受講生用コンピュータに対して出力する教材出力手段と、
    入手された上記閲覧要求に含まれる上記受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成して外部に出力する支援情報作成手段とを具備し、
    上記受講生用コンピュータは、
    上記サーバから上記電子メール情報を入手して表示するメール表示手段と、
    上記電子メール情報に含まれる上記アドレス情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付け、上記受講生識別データが付加された同アドレス情報を含む上記閲覧要求を作成して上記サーバに対して送出する閲覧要求送出手段と、
    上記サーバから上記教材情報を入手して教材を表示する教材表示手段とを具備し、
    上記支援情報作成手段は、上記受講生用コンピュータから上記閲覧要求を入手していないとき、当該閲覧要求に対応する上記電子メール情報が上記受講生用コンピュータに対して出力されてからの経過時間を求め、求めた経過時間が所定期間以上またはより大であるとき、教材の閲覧を促す旨の別の電子メール情報を上記メール作成手段に作成させ、
    上記メール出力手段は、上記作成された教材の閲覧を促す旨の別の電子メール情報を対応する上記受講生用コンピュータに対して出力することを特徴とする教育支援システム。
  12. 複数の受講生が使用するとともに各種情報を入手して表示可能であって同情報に含まれる記憶場所を表すアドレス情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付けて同アドレス情報を含む閲覧要求を作成して送出可能な受講生用コンピュータと双方向通信可能であり、同受講生に対する教材を表示可能とする教材情報を同閲覧要求に応じて同受講生用コンピュータに対して出力する教育支援方法であって、
    複数の上記アドレス情報の入力を受け付け、入力されたアドレス情報に当該アドレス情報に対応する複数の教材情報の参照順を表す参照順データおよび上記受講生を識別する受講生識別データを含めるとともに、同参照順データおよび同受講生識別データを有する複数のアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する複数の教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成するメール作成工程と、
    作成された上記電子メール情報を上記受講生に対応する受講生用コンピュータに対して出力するメール出力工程と、
    上記受講生用コンピュータから上記受講生識別データを有するアドレス情報を含む上記閲覧要求を入手し、複数の上記教材情報をそれぞれ別の上記アドレス情報に対応させて記憶した情報記憶領域から同閲覧要求に含まれるアドレス情報に対応した教材情報を取得して同受講生用コンピュータに対して出力する教材出力工程と、
    入手された上記閲覧要求に含まれる上記受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成して外部に出力する支援情報作成工程とを具備し、
    上記支援情報作成工程では、上記教材出力工程にて入手された上記閲覧要求に含まれる上記参照順データおよび受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の教材情報が上記参照順に参照されているか否かを判定し、同参照順に参照されていないと判定したとき、閲覧順でない旨の別の電子メール情報を上記メール作成工程で作成させ、
    上記メール出力工程では、上記作成された閲覧順でない旨の別の電子メール情報を対応する上記受講生用コンピュータに対して出力することを特徴とする教育支援方法。
  13. 複数の受講生が使用するとともに各種情報を入手して表示可能であ って同情報に含まれる記憶場所を表すアドレス情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付けて同アドレス情報を含む閲覧要求を作成して送出可能な受講生用コンピュータと双方向通信可能であり、同受講生に対する教材を表示可能とする教材情報を同閲覧要求に応じて同受講生用コンピュータに対して出力する教育支援方法であって、
    上記アドレス情報の入力を受け付け、入力されたアドレス情報に上記受講生を識別する受講生識別データを含めるとともに、同受講生識別データを有するアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成するメール作成工程と、
    作成された上記電子メール情報を上記受講生に対応する受講生用コンピュータに対して出力するメール出力工程と、
    上記受講生用コンピュータから上記受講生識別データを有するアドレス情報を含む上記閲覧要求を入手し、上記教材情報を上記アドレス情報に対応させて記憶した情報記憶領域から同閲覧要求に含まれるアドレス情報に対応した教材情報を取得して同受講生用コンピュータに対して出力する教材出力工程と、
    入手された上記閲覧要求に含まれる上記受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成して外部に出力する支援情報作成工程とを具備し、
    上記支援情報作成工程では、上記受講生用コンピュータから上記閲覧要求を入手していないとき、当該閲覧要求に対応する上記電子メール情報が上記受講生用コンピュータに対して出力されてからの経過時間を求め、求めた経過時間が所定期間以上またはより大であるとき、教材の閲覧を促す旨の別の電子メール情報を上記メール作成工程で作成させ、
    上記メール出力工程では、上記作成された教材の閲覧を促す旨の別の電子メール情報を対応する上記受講生用コンピュータに対して出力することを特徴とする教育支援方法。
  14. 複数の受講生が使用するとともに各種情報を入手して表示可能であって同情報に含まれる記憶場所を表すアドレス情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付けて同アドレス情報を含む閲覧要求を作成して送出可能な受講生用コンピュータと双方向通信可能であり、同受講生に対する教材を表示可能とする教材情報を同閲覧要求に応じて同受講生用コンピュータに対して出力する機能をコンピュータに実現させる教育支援プログラムであって、
    複数の上記アドレス情報の入力を受け付け、入力されたアドレス情報に当該アドレス情報に対応する複数の教材情報の参照順を表す参照順データおよび上記受講生を識別する受講生識別データを含めるとともに、同参照順データおよび同受講生識別データを有する複数のアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する複数の教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成するメール作成機能と、
    作成された上記電子メール情報を上記受講生に対応する受講生用コンピュータに対して出力するメール出力機能と、
    上記受講生用コンピュータから上記受講生識別データを有するアドレス情報を含む上記閲覧要求を入手し、複数の上記教材情報をそれぞれ別の上記アドレス情報に対応させて記憶した情報記憶領域から同閲覧要求に含まれるアドレス情報に対応した教材情報を取得して同受講生用コンピュータに対して出力する教材出力機能と、
    入手された上記閲覧要求に含まれる上記受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成して外部に出力する支援情報作成機能とを実現させ
    上記支援情報作成機能は、上記教材出力機能にて入手された上記閲覧要求に含まれる上記参照順データおよび受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の教材情報が上記参照順に参照されているか否かを判定し、同参照順に参照されていないと判定したとき、閲覧順でない旨の別の電子メール情報を上記メール作成機能に作成させる機能とされ、
    上記メール出力機能は、上記作成された閲覧順でない旨の別の電子メール情報を対応する上記受講生用コンピュータに対して出力する機能とされていることを特徴とする教育支援プログラム。
  15. 複数の受講生が使用するとともに各種情報を入手して表示可能であって同情報に含まれる記憶場所を表すアドレス情報に対応する教材を閲覧する操作入力を受け付けて同アドレス情報を含む閲覧要求を作成して送出可能な受講生用コンピュータと双方向通信可能であり、同受講生に対する教材を表示可能とする教材情報を同閲覧要求に応じて同受講生用コンピュータに対して出力する機能をコンピュータに実現させる教育支援プログラムであって、
    上記アドレス情報の入力を受け付け、入力されたアドレス情報に上記受講生を識別する受講生識別データを含めるとともに、同受講生識別データを有するアドレス情報を含めて当該アドレス情報に対応する教材の閲覧を促す旨の電子メール情報を作成するメール作成機能と、
    作成された上記電子メール情報を上記受講生に対応する受講生用コンピュータに対して出力するメール出力機能と、
    上記受講生用コンピュータから上記受講生識別データを有するアドレス情報を含む上記閲覧要求を入手し、上記教材情報を上記アドレス情報に対応させて記憶した情報記憶領域から同閲覧要求に含まれるアドレス情報に対応した教材情報を取得して同受講生用コンピュータに対して出力する教材出力機能と、
    入手された上記閲覧要求に含まれる上記受講生識別データと上記受講生用コンピュータからの上記教材情報へのアクセス状況とに基づいて、上記複数の受講生別に同受講生の教育を支援する教育支援情報を作成して外部に出力する支援情報作成機能とを実現させ、
    上記支援情報作成機能は、上記受講生用コンピュータから上記閲覧要求を入手していないとき、当該閲覧要求に対応する上記電子メール情報が上記受講生用コンピュータに対して出力されてからの経過時間を求め、求めた経過時間が所定期間以上またはより大であるとき、教材の閲覧を促す旨の別の電子メール情報を上記メール作成機能に作成させる機能とされ、
    上記メール出力機能は、上記作成された教材の閲覧を促す旨の別の電子メール情報を対応する上記受講生用コンピュータに対して出力する機能とされていることを特徴とする教育支援プログラム。
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