JP3822438B2 - Wcdmaシステムにおける送信電力の制御方法 - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、無線システム、特に、WCDMAシステムにおける送信電力の制御方法であって、電力制御ステップによって送信電力を制御する方法に係る。このシステムでは、送信電力変化のステップサイズが、固定ステップサイズを用いて調整されるか、又は可変ステップサイズを用いて動的に調整される。送信電力の許容スレッシュホールド値は、各接続ごとに特有に変化させることができる。
【0002】
【背景技術】
WCDMA(広帯域コード分割多重アクセス)は、送信器によって送信されるデータが周波数レンジに拡散されそしてコードを使用して識別される公知の拡散スペクトル理論に基づく変調及び多重アクセス技術である。WCDMAシステムの電力は、そのオペレーションを最大にするように制御されねばならない。第1に、移動ステーションによって送信される全ての電力は、多経路伝播に関わりなく、ベースステーションにおいてほぼ等しくなければならない。第2に、できるだけ大勢のユーザが同じセルを共用できるように、確実なデータ送信に必要とされる最小電力のみがベースステーション送信器から許される。
【0003】
WCDMAシステムの電力制御は3つの部分に分割することができる。ベースステーションから移動ステーションへのダウンリンク電力制御においては、移動ステーションがより多くの電力を要求するまで、ベースステーションがその出力電力を一定に減少する。従って、ベースステーションの全電力を低く保つことができ、そして1つのセルの容量を、他のセルを妨げることなく、最大にすることができる。
移動ステーションからベースステーションへのアップリンク電力制御は、開ループ電力制御及び閉ループ電力制御より成る。開ループ電力制御では、移動ステーションは、無線チャンネルの信号減衰を推定し、そしてそれに基づいて、その出力電力をおおまかに調整する。
【0004】
ダウンリンク及びアップリンク方向の無線チャンネルは異なる周波数であるから、信号減衰に対する開ループ推定値は、アップリンク方向では必ずしも正確でない。閉ループ電力制御では、ベースステーションは、移動ステーション送信の電力レベルを測定し、そして移動ステーションへコマンドビットを送信し、それに基づいて、移動ステーションは、送信電力を増加又は減少する。
閉ループ電力制御は、固定ステップサイズを用いて実行することもできるし、又は可変ステップサイズを用いて動的に実行することもできる。固定ステップサイズの電力制御では、ベースステーションは、各移動ステーション信号の相対的な電力レベルを測定し、そしてそれをスレッシュホールド値と比較する。電力制御コマンドは、例えば、1.25msの間隔で移動ステーションへ送信され、これに基づいて、移動ステーションは、所定量、例えば、0.5dBだけ送信電力を増加又は減少する。
【0005】
電力制御ステップサイズを一定に維持することは、信号又は干渉レベルが常時ではなく時々変化する状況において問題を引き起こす。無線システムの電力制御が大きな固定ステップサイズを使用して実行される場合には、所望の電力レベルの周りで使用される電力の強い変動が問題を生じさせる。電力制御のステップサイズが小さい場合には、電力制御アルゴリズムが、信号対干渉比の迅速な変化に追従できないおそれがある。
【0006】
「送信電力を制御する方法及び無線システム(A Method for Controlling Transmitting Power and a Radio System)」と題する国際特許出願PCT/WO97/26716号は、公知の動的電力制御の一例である。この特許出願では、多数の次々に受信される電力制御コマンドに基づいて動的な電力制御が行なわれ、2つの次々の発散するコマンドの数が、検討されるべきコマンドの数に比例して、検討されるべき電力制御コマンドから計算され、その計算された割合が1つ以上の所定の基準値と比較され、この比較に基づいてステップサイズが調整される。
この動的な電力制御システムに関する問題は、移動ステーションの送信電力が最適値を越えて、移動ステーションが周囲の移動ステーションを妨げると共に、システムがセルの容量を最大にしないことである。
【0007】
【発明の開示】
本発明の目的は、バランスのとれた無線システム及び改良された容量を達成するようにWCDMAシステムにおいて送信電力を制御する方法、及びこの方法を実施する装置を提供することである。本発明の目的は、独立請求項の特徴部分に記載した動的な電力制御方法及びWCDMAシステムにより達成される。
この動的な電力制御方法及びWCDMAシステムに伴う効果は、第1無線ユニットが移動ステーションである場合に、第1無線ユニットの電力消費が減少され、それ故、第1無線ユニットのバッテリが節電されるとこである。というのは、信号対干渉比(SIR)をベースとする動的な電力制御に基づく方法は、送信電力変化を最適化し、そしてネットワークの状態及び加入者ターミナルのサービスクラスに関わりなく送信電力の最適な電力レベルが達成されるからである。
【0008】
本発明の好ましい実施形態の効果は、本発明がWCDMAシステム及びそれにより提供されるサービスを考慮に入れ、そして不必要なサイクルが除去されるためにシグナリングが減少されることである。更に、本発明の方法は、無線ネットワークの急速な変化に迅速に応答し、融通性があって、且つベースステーションと移動ステーションとの間のエアインターフェイスに付加的なシグナリングを生じさせず、しかも、マルチメディア転送要求を(例えば、サービスクオリティQoS)を考慮している。
【0009】
本発明においては、第1無線ユニット、例えば移動ステーションにより送信されて、第2無線ユニット、例えばベースステーションにより受信された電力が、電力余裕の上限及び下限と比較された後に、電力が電力余裕の上限を越えるか、又は電力が電力余裕の下限より低くなったときに、第1レートで対応的に電力を減少又は増加するコマンドが第1無線ユニットへ発生される。電力制御コマンドは、例えば、1つ又は複数のコマンドビットである。又、第1無線ユニットは、電力制御コマンドを第2無線ユニットへ送信することもできる。
【0010】
本発明の好ましい実施形態では、第2の無線ユニットが、測定された信号強度を最適値と比較し、そして測定された信号強度がその最適値を越えるか又はそれより低くなった場合に、第2無線ユニットは、第1レートより低い第2レートで送信信号の電力を対応的に減少又は増加するコマンドを第1無線ユニットへ発生する。
本発明の別の好ましい実施形態では、第1無線ユニットの送信電力を増加又は減少する電力量を計算するときに、来るべき及び以前の電力制御コマンド並びに以前の電力制御ステップが考慮に入れられる。
【0011】
本発明の更に別の好ましい実施形態では、電力を増加及び減少する一連の電力制御コマンドとして電力制御コマンドが次々に繰り返される場合には電力レベルが変更されない。電力を増加するか又は電力を減少するだけである電力制御コマンドが電力制御シーケンスにおいて繰り返される場合には、電力制御サイクルを遅延することができる。
本発明の更に別の好ましい実施形態では、第1無線ユニットの送信電力を増加又は減少する電力量は、動的な可変ステップ及び予め計算された固定ステップの和として計算される。
【0012】
本発明の更に別の好ましい実施形態によれば、第1無線ユニットの電力制御の設定値に影響するような変化が無線ネットワークに生じるかどうかについて受け入れ制御(AC)及び負荷制御(LC)パラメータ又はデータを比較し、そしてそのような変化が生じたとき、例えば、新たな高速接続が確立されたときに、既存の接続の送信電力に対して理論的に適当なオフセットを決定することができ、このオフセットは、変化したネットワークにおいて新たな接続の動作を開始した後にも送信電力を適切なものとすることができる。AC及びLCデータを比較しそして第1無線ユニットがもし希望すればソフトハンドオーバーを使用することにより、バランスのとれた無線システム及び改善された容量が達成される。
【0013】
本発明によれば、特定サービスクラスの送信電力の許容上限及び下限と、最適な電力レベルは、各接続及びサービスクラスに特有に変化し得る。
又、本発明の技術は、第1無線ユニットが第2無線ユニットの送信電力を制御するように逆に適用することもできるが、第2無線ユニットが第1無線ユニットの送信電力を制御する状態のみについて詳細に説明する。
【0014】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
図1のシステムは、本発明による移動ステーションMS1−2及びベースステーションBS1−36の構造を示す。図1は、ベースステーション1−36が、移動ステーションにより送信された信号をいかに受信して、その受信した信号の強度を、移動ステーションへ電力制御コマンドを送信することにより一定に保持しようとするかを示す。図1において、電力制御コマンドは、ベクトル1−4に組み立てられ、移動ステーションは、それらをコマンドビットレジスタ1−6に登録する。デジタル信号プロセッサDSP1−8は、コマンドビットベクトル1−4を分析し、そしてコントローラ1−10は、計算及び比較を実行する。次いで、制御送信手段1−12、・・1−22が移動ステーションの電力を調整及び制御する。
【0015】
移動ステーションは、フィードバック1−24を使用して、以前の電力制御値及び電力制御ステップを、動的なステップを計算するのに使用するためにコマンドビットレジスタ1−6に記憶する。
ベースステーションブロック1−36には、測定レジスタ1−25及び多数のブランチをもつレーキ(RAKE)受信器1−26を備えた構成が示されている。データは、無線測定値、例えば、電力余裕を計算するためのEb/No(ビットエネルギー対ノイズ比)、SIR(信号対干渉比)及びFER(フレームエラー比)測定値に基づいて、測定レジスタに組み立てられる。レーキ受信器は、受信信号の種々のブランチを接続する。
【0016】
ベースステーションブロックのプロセッサ1−32は、測定量、例えば、受信信号対干渉比、SIR値1−30、及び行先の量、例えば、ビットエネルギー対ノイズ比、即ちEb/No比1−28を比較する。その後、ベースステーション送信器1−34は、電力を増加又は減少するために電力制御コマンドを移動ステーション1−2へ送信する。
図2は、移動ステーションの送信電力レベルが時間に対していかに制御されるかを示すグラフである。本発明のWCDMAシステムでは、一点の電力レベルやスレッシュホールド値の電力レベルではなく、上限値及び下限値をもつ電力余裕を決定することができる。更に、スピーチ、データ及びイメージのような各サービスは、特定の最適な送信電力レベル、即ち移動ステーションが上又は下から接近するところの最適な電力レベルを有する。
【0017】
曲線2−2及び2−8は、サービスクオリティクラスQoS1の最適電力レベルPopt1の、上及び下からの接近を示し、曲線2−4及び2−10は、サービスクオリティクラスQoS2の最適電力レベルPopt2の、上及び下からの接近を示し、そして曲線2−6及び2−12は、サービスクオリティクラスQoS3の最適電力レベルPopt3の、上及び下からの接近を示している。電力余裕の上限値(Pmax)は、2−14で示され、そして電力余裕の下限値(Pmin)は、2−16で示されている。許容電力余裕2−18は、上限値と下限値との間の差によって得られる。
【0018】
図2の電力余裕は、サービスクラス要求、リアルタイム無線測定値、例えば、SIR又はEb/No測定値、並びにAC及びLCパラメータと厳密に協働するネットワークバランスパラメータを使用して決定することができる。公知のシステムとは対照的に、本発明の無線送信器の送信電力を決定する際には、コマンドビットレジスタ1−6に記憶された電力制御ステップの以前の値も考慮に入れられる。レジスタの変化経過は、電力を増加又は減少する最新の電力制御コマンドと、この最新の電力制御コマンドに先行する2ないし8個の、好ましくは8個の電力制御コマンドと、その最新の電力制御コマンドに先行する2ないし8個の、好ましくは8個の電力制御ステップとに関するデータを含む。電力余裕の上限値は、無線ネットワークの負荷及び干渉レベルに依存する。
【0019】
異なる電力制御サービスクラスの最適な電力レベルは、以前の電力制御ステップの平均値、又はAC及びLCパラメータと厳密に協働する信号対干渉比の測定値(SIRreal)と目標値(SIRtarget)との比に基づいて決定することができる。全てのデータモデルが移動ステーションの送信に含まれるかどうか又は移動ステーションの送信がスピーチとデータとで異なるルート及びリソースを使用するかどうかに関するデータも、最適な電力レベルの決定に影響する。従って、異なる電力制御サービスクラスの最適な電力レベルは、ネットワークの状態、容量及び送信信号に関するネゴシエーションの結果として決定され、そして最適な電力レベルという用語が示すように、必ずしも考えられる最低の電力レベルではない。このネゴシエーションは、接続の始めに行なわれるが、もし必要であれば、接続中に再び行うこともできる。
【0020】
送信電力の許容上限値及び下限値、電力余裕、並びに最適な電力レベルは、各接続及びサービスクラスに特有に変化してもよい。
図3Aは、ベースステーション側からの本発明の好ましい実施形態に基づく動的な電力制御アルゴリズムを示すフローチャートである。ステップ3−2において、ベースステーションBSは、移動ステーションMSにより送信された信号を受信し、そしてその後、ステップ3−4において、信号電力(P)が電力余裕2−18の上限値(Pmax)2−14と比較される。受信電力が電力余裕の上限値2−14を越える(P>Pmax)場合には、ベースステーションは、ステップ3−6において移動ステーションへ電力制御コマンドを送信して、送信電力を減少する。受信電力が電力余裕の上限値より低い場合には、プロセスはステップ3−8へ進み、その電力が電力余裕の下限値(Pmin)2−16と比較される。受信電力が電力余裕2−18の下限値2−16より低い(P<Pmin)場合には、ベースステーションは、ステップ3−10において、移動ステーションへ電力制御コマンドを送信して、送信電力を増加する。
【0021】
移動ステーションの送信電力が電力余裕2−18内にあるときには、送信電力は、移動ステーションによって送信されてベースステーションにより受信される電力が最適な電力レベルから所定の距離となるまで移動ステーションが上又は下から接近するところの所望のサービスクラスの最適な電力レベル(Popt)と比較される。
ステップ3−12において、移動ステーションの信号電力は、所望のサービスクラス、例えば、QoS1、QoS2又はQoS3の最適電力レベル(Popt1、Popt2又はPopt3、一般的にはPopt)と比較される。受信電力が所望のサービスクラスの最適電力レベルを越える(P>Popt)場合には、ベースステーションは、ステップ3−6において、移動ステーションへ電力制御コマンドを送信して、送信電力を減少する。受信電力が所望のサービスクラスの最適な電力レベルを越えない場合には、プロセスはステップ3−4へ進む。受信電力が所望のサービスクラスの最適な電力レベルより低い(P<Popt>場合には、ベースステーションは、ステップ3−10において、移動ステーションへ電力制御コマンドを送信して、送信電力を増加する。さもなくば、移動ステーションの送信レベルは、所望のサービスクラスの最適な電力レベルから所定の距離にあり、そしてプロセスは、ステップ3−16へ進む。
【0022】
図3Bは、移動ステーション側からの好ましい実施形態に基づく動的な電力制御アルゴリズムを示すフローチャートである。ステップ3−18において、移動ステーションは、ベースステーションから上記電力制御コマンドを受け取る。ステップ3−22において、移動ステーションは、来るべき電力制御コマンドをコマンドビットレジスタ1−6に登録する。そこには、上記変化経過も記憶することができ、これは、電力を増加又は減少する最新の電力制御コマンドと、この最新の電力制御コマンドに先行する2ないし8個の、好ましくは8個の電力制御コマンドと、その最新の電力制御コマンドに先行する2ないし8個の、好ましくは8個の電力制御ステップとに関するデータを含む。
【0023】
ステップ3−24において、移動ステーションは、その変化経過に含まれた電力制御コマンド値又は電力制御コマンド流を通して進む。電力制御コマンド流が均一であり、即ち電力制御コマンドが、例えば、10101010のように均一に変化する場合には、電力レベルは変更されず、安定に保持され、そしてプロセスは、フローチャートのステップ3−20へ進む。電力制御コマンド流が均一でない場合には、プロセスがステップ3−26へ進み、そこで、電力制御コマンド流が非均一であるかどうか、即ち電力制御コマンドの1つだけが頻繁に繰り返され、好ましくは1行に3回以上繰り返され、例えば、01000010であるかどうかチェックされる。次いで、電力制御は、エアインターフェイスシグナリングを減少する外部の低速電力制御へ切り換えられる。低速電力制御は、フローチャートに示されており、ステップ3−28の遅延より成る。
【0024】
電力制御コマンド流が均一でも非均一でもなく、電力制御コマンドが、01101000のように不規則に繰り返される場合には、プロセスがステップ3−26からステップ3−32へ直接進み、そこで、遅延を伴わない高速電力制御が行なわれる。
高速及び低速の両電力制御は、移動ステーションが移動する速度を考慮する。高速電力制御は、例えば、0.5msの長さであり、そして低速電力制御は、10−20msの長さである。電力制御の間に、低速電力制御から高速電力制御へ又はそれとは逆の移行が生じてもよい。高速電力制御では、AC及びLCデータが考慮されないように電力制御を実行することができる。
【0025】
ステップ3−32では、移動ステーションのステップサイズロジックが、信号対干渉比の測定値と目標値の比、Eb/Eo測定値、及び来るべき電力制御コマンドに基づいて、動的な可変ステップ(Pd)を計算する。計算に使用されるガンマ係数(γ)、例えば、以前の電力制御コマンドで形成されたモデル、即ち電力制御コマンド流、以前の電力制御ステップ、レーキ受信器の形式、及び種々のシステムパラメータが考慮される。ネットワークの状態に基づいて常時変更できる初期値は、ネットワークプランニング段階で係数として決定される。又、この係数は、例えば、種々の電力制御ステップの平均値又はビット流の分布に基づいて直接決定することができる。
【0026】
移動ステーションの電力制御ステップの動的な部分は、次の式(1)を使用して計算される。
【数1】
動的な電力制御ステップのサイズが計算されると、移動ステーションは、ステップ3−34において、低速信号変化により生じる固定値及び電力制御の可変値の合成作用に基づいて、全電力制御の値、即ち電力制御ステップを、次の式(2)により決定する。
DSS=FSS±Pd (2)
【0027】
式(2)において、DSS(動的ステップサイズ)は、全電力制御ステップを示し、FSS(固定ステップサイズ)は、電力制御の固定値を示し、そしてPd(ステップサイズの動的部分)は、電力制御の動的可変値を示す。式(2)のFSS値は、例えば、信号経路上における地域の障害物の影響及び近−遠現象を考慮するものである。FSS値は、ネットワークパラメータに基づいて決定され、そして通常は、例えば、0.5dBである。
式(1)及び(2)を結合することにより、電力制御ステップの値を、次の式(3)を用いて計算することができる。
【数2】
【0028】
電力制御の式に使用されるガンマ係数の値は、常に、ゼロ以上である。ガンマ係数は、移動ステーションが最適レベルになるまで即ち測定値が目標値に等しくなるまでゼロを越える値である。次いで、ガンマ係数は、値ゼロとなる。ガンマ係数が値ゼロになると、電力制御ステップの値は、式(3)に基づきFSSとなる。しかしながら、移動ステーションの電力制御は、同じ安定な状態が頻繁に再発する場合、即ち移動ステーションの電力が最適レベルに保持される場合は、電力を増加する必要がない。
【0029】
式(3)におけるSIR値間の比の符号は、電力を減少するための電力制御コマンドが移動ステーションに送信されるときには、負である。従って、ベースステーションによって受信される移動ステーションの送信電力は、電力余裕の上限値及び所望のサービスクラスの最適な電力レベルに対して高過ぎる。式(3)におけるSIR値間の比の符号は、電力を増加するための電力制御コマンドが移動ステーションへ送信されるときには、正である。従って、ベースステーションにより受信される移動ステーションの送信電力は、電力余裕の下限値及び所望のサービスクラスの最適な電力レベルに対して低過ぎる。
【0030】
バランスのとれた効率的な無線システムを達成するために、移動ステーションは、ステップ3−36、・・3−40において、送信されるべき電力に関してネットワークとネゴシエーションする。ネットワークが、計算された電力制御ステップを許さず、例えば、移動ステーションの電力増加が、他の移動ステーション信号と干渉する場合には、ネットワークは、ステップ3−36において、例えば、ACパラメータに基づいて電力の増加を防止することができる。次いで、プロセスは、ステップ3−38へ進み、電力増加に関するネゴシエーションが開始される。
【0031】
ネットワークがステップ3−40において電力制御の続行を許すか、又はネットワークが計算された電力制御ステップを許す場合には、プロセスは、ステップ3−42へ進む。移動ステーションは、計算された電力を、ステップ3−42においてデフォールトにより他のブランチの電力と比較する。又、移動ステーションが別のセルの境界にあるか、又は特定のベースステーション以外のセルにあって、別のブランチが電力余裕内でより良好な最適電力レベルを有する場合には、移動ステーションは、ステップ3−44においてMEHO(移動評価ハンドオーバー)要求を発して、ステップ3−46においてソフトハンドオーバーを行うことができる。MEHO要求が送信されないか、又は他のブランチの電力レベルが良好でない場合には、移動ステーションは、ステップ3−48において上述したように送信電力を調整する。
【0032】
考えられるMEHO要求の後に、移動ステーションは、ステップ3−46においてダウンリンク方向にAC及びLCパラメータを使用し、そしておそらくハンドオーバーコマンドを移動ステーションへ発生する。ベースステーションコントローラは、AC、LC、HC及びPCパラメータをダウンリンク方向に使用する。アップリンク方向では、ベースステーションとネゴシエーションするために、外部の低速な電力制御へ切り換わることができる。移動ステーションにAC及びPCパラメータが得られる場合には、MEHO要求の間にもし必要であれば上記データを使用することができる。
【0033】
図4は、マクロダイバーシティエリアにおける、即ち移動ステーションが多数のベースステーションの作用下にある状況におけるハンドオーバー状態を示す。移動ステーションが特定セルの境界エリア4−10にあるときには、その移動ステーションが他のセルの境界エリア4−12、4−14において他のセル内に入ることもある。従って、移動ステーションは、特定のベースステーションBS4及びその特定セル付近の他のベースステーションBS6、BS8を聴取する。各セルが特定ブランチの電力を制御するための電力制御コマンドを送信するので、移動ステーションは、送信電力を増加すべきか減少すべきか知らねばならない。
【0034】
ステップ3−34において送信電力を減少した後に、移動ステーションは、ネットワークとネゴシエーションし、そしてハンドオーバーを最適化するために、移動ステーションは、それが電力を増加する電力制御コマンドを受信したか電力を減少する電力制御コマンドを受信したかに関わりなく、AC及びLCパラメータに基づいて電力を増加すべきか減少すべきか判断する。更に、電力制御判断がAC及びLCパラメータに基づいてなされるときには、異なるブランチ間の電力制御競合を排除することができる。
【0035】
図5は、ベースステーションのセル電力の分類を示す。移動ステーションがベースステーションの送信電力を調整するように本発明の技術を逆に適用するときには、移動ステーションMSが電力制御コマンド、例えば、ビットをベースステーションBSに送信して、電力を増加又は減少する。ベースステーションセル5−6は、SIR領域即ちSIRクラス5−8、・・5−14に分割される。次いで、移動ステーションは、移動ステーションにおいてベースステーションの送信信号がどんなSIR比でなければならないかを知る。従って、移動ステーションは、ベースステーション信号を測定し、そしてそれを移動ステーションエリアにおけるSIR値と比較する。ベースステーションの信号値がローカルSIR値より下がるか又はそれを越えた場合には、移動ステーションは、それに対応するコマンドをベースステーションに送信して電力を増加又は減少する。従って、電力レベルの分類は、セルの縮小及び拡大を制御できるようにする。
本発明の基本的な考え方は種々のやり方で実施できることが当業者に明らかであろう。従って、本発明及び好ましい実施形態は、上述した例に限定されるものではなく、請求の範囲内で種々変更し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の移動ステーション/ベースステーションシステムの重要な部分を示す図である。
【図2】 電力レベルが時間に対していかに設定されるかを示すグラフである。
【図3A】 動的な電力制御アルゴリズムをベースステーション側から示したフローチャートである。
【図3B】 動的な電力制御アルゴリズムを移動ステーション側から示したフローチャートである。
【図4】 移動ステーションが多数のベースステーションの作用下にあるハンドオーバー状態を示す図である。
【図5】 ベースステーションセル電力の分類を示す図である。
Claims (13)
- 第2無線ユニットを制御するときに第1無線ユニットの送信電力を調整する方法であって、第1無線ユニットが第2無線ユニットの電力制御コマンドを受信し、そしてそれに基づいて、送信電力を電力制御ステップで調整するような方法において、
第1無線ユニットは、複数の最新の受信電力制御コマンド、及び複数の最新の電力制御ステップより成る経過データを維持し、
第1無線ユニットは、上記経過データに基づいて電力制御ステップを形成し、そして
上記経過データにおける電力制御ステップがアップ方向及びダウン方向に実質的に均一に変化する場合に、第1無線送信器は送信電力を変化させない、
ことを特徴とする方法。 - 上記経過データは、2ないし8の、好ましくは約8の、最新の電力制御コマンド及び電力制御ステップより成る請求項1に記載の方法。
- 上記経過データにおける電力制御ステップが、一方向に頻繁に、好ましくは、逆方向より少なくとも3倍は頻繁に、次々にアップ方向及びダウン方向に変化する場合には、第1無線送信器は、エアインターフェイスシグナリングを減少するように電力制御を遅延する請求項1又は2に記載の方法。
- 上記電力制御ステップは、可変部及び固定部の和として計算される請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。
- 上記電力制御ステップは、信号対干渉比の測定値及び目標値に基づいて計算される請求項1ないし4のいずれかに記載の方法。
- 上記電力制御ステップは、経過データの平均又は分布に基づいて計算される請求項1ないし5のいずれかに記載の方法。
- マルチブランチシステムにおける第1無線ユニットのアクティブなブランチの送信電力を他のブランチの送信電力と比較し、そして他のブランチの送信電力レベルが良好な場合には、第1無線ユニットがハンドオーバー要求を送信する請求項1ないし6のいずれかに記載の方法。
- 上記第1無線ユニットは、移動ステーションに配置され、そして上記第2無線ユニットは、移動ネットワークの固定部に配置される請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。
- 上記第1無線ユニットは、移動ネットワークの固定部に配置され、そして上記第2無線ユニットは、移動ステーションに配置される請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。
- AC(受け入れ制御)及びLC(負荷制御)パラメータが維持され、そしてそれらのパラメータを比較することにより、第1無線ユニットの電力制御の設定値に影響するような変化が無線ネットワークに生じたかどうかのデータが得られ、そしてこのような変化が生じるときには、第1無線ユニットの送信電力を修正するための修正係数が決定される請求項1ないし9のいずれかに記載の方法。
- 移動ステーションは、特定のベースステーションと、特定セルの付近に位置する他のベースステーションとを聴取し、そしてハンドオーバーを最適化するために、移動ステーションは、それが電力を増加するための電力制御コマンドを受信したか電力を減少するための電力制御コマンドを受信したかに関わりなく、ACパラメータに基づいて電力を増加又は減少するように判断する請求項1ないし10のいずれかに記載の方法。
- 少なくとも幾つかのセル(5-6)は、SIR領域又はSIRクラスに分割される請求項1ないし11のいずれかに記載の方法。
- 移動ステーションは、移動ステーションにおけるベースステーション送信信号のSIR比の標準値を知っており、移動ステーションは、現在値を標準値と比較し、ベースステーション信号の値が移動ステーションエリアにおけるSIR値より低いか又はそれを越える場合に、移動ステーションは、それに対応する電力制御コマンドをベースステーションへ送信して、電力を増加又は減少し、セルの縮小又は拡大を制御する請求項12に記載の方法。
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